JPH10256970A - 無線通信方式 - Google Patents

無線通信方式

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JPH10256970A
JPH10256970A JP9060958A JP6095897A JPH10256970A JP H10256970 A JPH10256970 A JP H10256970A JP 9060958 A JP9060958 A JP 9060958A JP 6095897 A JP6095897 A JP 6095897A JP H10256970 A JPH10256970 A JP H10256970A
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JP
Japan
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antenna
sector
base station
directional
antennas
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JP9060958A
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Satoshi Kurosaki
聰 黒崎
Satoshi Aikawa
聡 相河
Yuji Nakayama
雄二 中山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のセクタアンテナを備える無線ターミナ
ルとこれに対向する無線ターミナルとが、この複数のセ
クタアンテナの指向性アンテナを切り替えてダイバーシ
チ通信を行う無線通信方式において、適切なダイバーシ
チ切替候補アンテナとなる指向性アンテナを選択する。 【解決手段】 複数のセクタアンテナを備えた一方のタ
ーミナルで各セクタアンテナの指向性アンテナについ
て、順次受信品質を測定して、切替先候補アンテナを選
択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の指向性アン
テナからなるセクタアンテナを用いてアンテナダイバー
シチ通信を行って伝送品質を改善する無線通信方式に関
する。特に直接波以外の反射波を受信することが可能な
ディジタル高速無線通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アンテナダイバーシチを用いたデ
ィジタル無線通信方式では、2または3基程度の指向性
アンテナ数で構成されるセクタアンテナが多く用いられ
てきた。
【0003】しかしながら、多重反射が起こりやすい伝
搬路においても安定した通信品質を確保するには、より
ビームの狭い指向性アンテナを用いることが有効であ
り、電波の到来方向のカバー範囲を広くするためには必
然的に多くの指向性アンテナを備えたセクタアンテナを
用いることが必要である。また、通信路を人や車両など
が遮ることにより発生するシャドウイングが起こり易か
ったり、または大地あるいは天井などからの反射波によ
り発生するハイトパタンが顕著な伝搬路においても安定
した通信品質を確保するためには、シャドウイングやハ
イトパタンによる品質劣化が同時に起こりにくい複数の
伝搬路を用意することが有効であり、二つのターミナル
間で送受信を行う際には、少なくともどちらかのターミ
ナルにおいて空間的に間隔をおいた複数のセクタアンテ
ナを備えることが必要になり、ますます多くの指向性ア
ンテナを備えることが必要となってくる。
【0004】通信中に品質が劣化した場合、指向性アン
テナの数が少ない場合には、全ての指向性アンテナの品
質を測定し、その結果をもとに指向性アンテナの切り替
えを行うことは容易であるが、指向性アンテナの数が多
くなると、指向性アンテナの品質を測定することおよび
その結果に基づいてどの指向性アンテナに切り替えるか
を判断することに時間がかかるという問題がある。この
問題を解決するために、ダイバーシチ切り替え先の候補
となる指向性アンテナをすべての指向性アンテナの中か
ら選択し、選択された指向性アンテナのみの通信品質を
測定することが考えられる。
【0005】出願人は、「ディジタル高速無線装置」
(特願平8−75405)において、このような技術を
提案している。この技術について説明する。このディジ
タル高速無線装置は、図11、図12に示すNr 基(図
11、図12で6基)の指向性アンテナによって構成さ
れる1基の移動局セクタアンテナ11を用いた移動局1
と、各々NC 基(図11、図12で6基)の指向性アン
テナによって構成されるM基(図11では4基)の基地
局セクタアンテナ21、22、23、24を用いた基地
局2との無線通信において、図12に示すように、当該
基地局2の有する各基地局セクタアンテナにおいて、指
向性アンテナを1基ずつ選択して図13、14に示すア
ルゴリズムに基づいて、当該選択された各指向性アンテ
ナをダイバーシチ切替候補アンテナとして、基地局にお
けるダイバーシチ切り替えを行うものである。
【0006】図13、14を参照して基地局のダイバー
シチ切替アルゴリズムについて説明する。基地局2の有
する基地局セクタアンテナ21において最初の通信用ア
ンテナ21eが選択される場合、基地局セクタアンテナ
22におけるダイバーシチ切替候補アンテナは、前記指
向性アンテナ21eに対応する指向性アンテナ、すなわ
ち、指向性アンテナ21eと同一方向を指向する指向性
アンテナ22eに一意に決定される。また、基地局セク
タアンテナ23および24において、ダイバーシチ切替
候補アンテナとして選択される指向性アンテナは、23
d、23e、24d、24e、24fの中から選択さ
れ、しかも基地局セクタアンテナ23、24において選
択されるダイバーシチ切替候補アンテナは互いに対応す
る、すなわち同一方向を指向する指向性アンテナである
制約がある。ダイバーシチ切替候補アンテナの選択の範
囲は、最初の通信用アンテナと同一方向の指向性アンテ
ナおよびそれに隣接した指向性アンテナに限られ、それ
以外の送受信に有用な指向性アンテナがダイバーシチ切
替候補アンテナとして選択される可能性を排除してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、ダイバー
シチ切替候補アンテナとなる指向性アンテナは全て同じ
方向またはその近傍の方向を指向するので、ターミナル
間の送受信に際して最初の通信用指向性アンテナが直接
波に対応している場合には、その他のダイバーシチ切替
候補アンテナも直接波に対応し、最初の通信用指向性ア
ンテナが反射波に対応している場合には、その他のダイ
バーシチ切替候補アンテナも反射波に対応してしまうと
いう問題があった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するもの
で、2台のターミナル間の通信において、少なくとも一
方のターミナルで複数のセクタアンテナを用いてダイバ
ーシチ送受信を行う場合に、より通信に適する品質の通
信経路を選択できる無線通信方式を提供することを目的
とする。また、本発明は、ダイバーシチ切替候補アンテ
ナをあらかじめ選択することでダイバーシチ切替先の判
断時間を短縮して通信経路の特性変動に追随可能である
無線通信方式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
台のターミナルの有する複数のセクタアンテナがそれぞ
れ有する複数の指向性アンテナの中から、通信に用いる
指向性アンテナの切替先の候補となる指向性アンテナを
選択することを最も主な特徴とする。従来技術とは、セ
クタアンテナの有する全ての指向性アンテナが通信に用
いる指向性アンテナの切替先の候補となる可能性があ
り、通信に用いる指向性アンテナの切替先の候補となる
指向性アンテナの選択において選択の範囲が広がった点
が異なる。
【0010】すなわち、本発明の第一の観点は、NC
(NC は自然数)の指向性アンテナで構成されるM基
(Mは複数)のセクタアンテナを備えた無線基地局と、
無線端末とを含み、前記無線基地局は、前記M基のセク
タアンテナのうちの一つのセクタアンテナの一つの指向
性アンテナをダイバーシチ切替先候補として選択し、選
択された指向性アンテナを切り替えて前記無線端末との
間でダイバーシチ通信を行う手段を備えた無線通信方式
において、前記無線基地局は、前記M基のセクタアンテ
ナの中のNC 基の指向性アンテナの一つを通信用に選択
するM個の第一のスイッチと、前記M基のセクタアンテ
ナの中のNC 基の指向性アンテナの一つを受信品質測定
用に選択するM個の第二のスイッチと、前記第一のスイ
ッチの一つを選択し、前記無線端末との通信用にM個の
セクタアンテナの中から一つの指向性アンテナを選択す
る第三のスイッチと、前記第二のスイッチに導かれ前記
無線端末からの受信信号の受信品質を測定するモニタ手
段と、前記モニタ手段の測定結果に基づき前記第一のス
イッチ、前記第二のスイッチ、前記第三のスイッチを切
り替え制御する切替制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】切替制御手段は、第一のスイッチで通信用
指向性アンテナを選択し、第二のスイッチで受信品質を
測定するためにセクタアンテナの指向性アンテナの受信
品質をモニタ手段で測定するように制御する。モニタ手
段の測定結果に基づいて、もっとも受信品質の高い指向
性アンテナを切替先アンテナの候補として決定する。こ
のように構成することにより、セクタアンテナの有する
互いに別々の方向を指向する指向性アンテナをダイバー
シチ切替候補アンテナとして選択することができるた
め、ダイバーシチ送受信に有用な全ての伝送経路を利用
することができる。
【0012】本発明の第二の観点は、前記無線基地局
は、M基のセクタアンテナの中のNC基の指向性アンテ
ナの一つを選択するM個の第四のスイッチと、第四のス
イッチの一つを選択してM個のセクタアンテナの中から
前記無線端末との通信用に一つの指向性アンテナを選択
する第五のスイッチと、前記第五のスイッチに導かれ前
記無線端末からの受信信号の受信品質を測定するモニタ
手段と、前記モニタ手段の測定結果に基づいて前記第一
のスイッチ、前記第二のスイッチ、前記第三のスイッチ
を切り替え制御する切替制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0013】この第二の観点では、第一の観点に比べて
無線基地局のスイッチ数が少なくなり、装置およびその
制御方法が簡易となる。
【0014】さらに、本発明では、前記切替制御手段
は、前記無線端末からの受信信号を前記セクタアンテナ
の指向性アンテナごとに所定のビット数の信号単位で順
次前記モニタ手段に与える制御手段を含み、前記モニタ
手段は、前記与えられる受信信号について、その受信レ
ベルまたはビット誤り率を測定する手段を含むことが好
ましい。これにより、各指向性アンテナについてその受
信品質を測定することができる。
【0015】また、前記切替制御手段は、通信用に使用
しているセクタアンテナを除く前記セクタアンテナ中の
一つの指向性アンテナをダイバーシチ切替先候補アンテ
ナとして選択する選択手段を含み、この選択手段は、前
記モニタ手段の測定結果により受信レベルが最も高くま
たはビット誤り率が低い指向性アンテナを前記ダイバー
シチ切替先候補アンテナとして決定する手段を含むこと
を特徴とする。これにより、送受信に適した指向性を有
する指向性アンテナをダイバーシチ切替候補のアンテナ
に決定できる。
【0016】なお、本発明の無線通信方式は、無線端末
がNr 基(Nr は自然数)の指向性アンテナで構成され
るセクタアンテナを備えてダイーシチ切替を行う方式に
適用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を説明する。なお、この実施形態では、ダ
イバーシチ通信を行う一方を移動局、他方を基地局と表
現しているが、本発明は、二つの無線ターミナル間での
ダイバーシチ通信に適用できるものなので、無線ターミ
ナルの一方が固定の無線ターミナルであってもよく、移
動局であるか否かは問われない。以下の実施例は、一方
の無線ターミナルが移動可能な場合に適用した例として
説明する。
【0018】本発明の実施形態のディジタル高速無線通
信方式は、単数または複数の基地局と、単数または複数
の移動局とによって構成された無線通信方式である。こ
の無線通信方式においては、基地局同士は同期すること
はあっても通信を行うことはなく、移動局同士も通信を
行わない。また、基地局は複数の移動局と同時に通信を
行うことができるが、移動局は同時に複数の基地局と通
信することはできないものとする。
【0019】なお、以下で説明する実施例では、単一の
基地局と単一の移動局との間の通信の例で説明する。単
一の基地局が複数の移動局と同時に通信を行うときは、
単一の基地局と単一の移動局との通信が複数同時に互い
に独立に発生しているものと考える。
【0020】
【実施例1】図1は、本発明の実施例1のディジタル高
速無線通信方式の構成例を示す。この無線通信方式で
は、移動局41と基地局42とが示されている。移動局
41は移動局アンテナ411を備えている。基地局42
は、4基の基地局セクタアンテナ421a、421b、
421c、421dを備え、この基地局セクタアンテナ
は、それぞれ12基の指向性アンテナから構成されてい
るとする。
【0021】すなわち、6基の指向性アンテナで構成さ
れる4基のセクタアンテナを備えた基地局42と、移動
局41とを含み、基地局42は、4基のセクタアンテナ
のうちの一つのセクタアンテナの一つの指向性アンテナ
をダイバーシチ切替先候補として選択し、選択された指
向性アンテナを切り替えて移動局41との間でダイバー
シチ通信を行う手段を備えた無線通信方式において、基
地局42は、4基のセクタアンテナの中の12基の指向
性アンテナの一つを通信用に選択する4個の第一のスイ
ッチである信号送受用の基地局信号送受用セクタスイッ
チ422a、422b、422c、422dと、前記4
基の基地局セクタアンテナ421a〜421dの中の1
2基の指向性アンテナの一つを受信品質測定用に選択す
る4個の第二のスイッチである基地局受信品質測定用セ
クタスイッチ423a、423b、423c、423d
と、基地局信号送受用セクタスイッチ422a〜422
dの一つを選択し、移動局41との通信用に4個の基地
局セクタアンテナ421a〜421dの中から一つの指
向性アンテナを選択する基地局信号送受用アンテナスイ
ッチ424と、前記基地局受信品質測定用セクタスイッ
チ423a〜423dを選択する基地局受信品質測定用
アンテナスイッチ426を介してアンテナに接続され、
移動局41からの受信信号の受信品質を測定するモニタ
手段である基地局受信品質測定器427と、この基地局
受信品質測定器427の測定結果に基づいてこれらのス
イッチの切替を制御するアンテナ/セクタ切替制御部4
28とを備える。
【0022】この実施例1の動作を説明する。基地局セ
クタアンテナ421a、421b、421c、421d
はそれぞれ12基の指向性アンテナを有する。基地局4
2は、アンテナ/セクタ切替制御部428を用いて、基
地局信号送受用セクタスイッチ422a、422b、4
22c、422dを制御することによって、各基地局セ
クタアンテナ421a〜421dについて、12基の指
向性アンテナの中から1基の指向性アンテナを選択し、
選択された指向性アンテナを用いて移動局41とダイバ
ーシチ送受信を行っている。基地局セクタアンテナ42
1a、421b、421c、421dの有する全指向性
アンテナのうち、一つの指向性アンテナにおいて受信さ
れた信号は、基地局信号送受用セクタスイッチ422
a、422b、422c、422dのうちいずれかと、
基地局信号送受用アンテナスイッチ424とを経由し
て、基地局送受信機425によって受信される。
【0023】一方、受信された信号は、基地局セクタア
ンテナ421a、421b、421c、421dの有す
る各指向性アンテナに到達し、その受信品質が基地局受
信品質測定器427によって測定される。アンテナ/セ
クタ切替制御部428は、基地局受信品質測定用セクタ
スイッチ423a、423b、423c、423dおよ
び基地局受信品質測定用アンテナスイッチ426を制御
することによって、基地局セクタアンテナ421a、4
21b、421c、421dの有する指向性アンテナの
うち、どの指向性アンテナの受信した信号の品質を測定
するかを測定する(以下、選択された指向性アンテナを
受信品質測定セクタという)。アンテナ/セクタ切替制
御部428は、基地局受信品質測定器427から出力さ
れる各指向性アンテナの受信した信号の品質測定結果を
もとに、ダイバーシチ切替において、各基地局セクタア
ンテナの通信用アンテナの候補となるセクタ(以下限定
セクタという)を決定し、基地局信号送受用セクタスイ
ッチ422a、422b、422c、422dおよび基
地局信号送受用アンテナスイッチ424とを制御して、
各セクタアンテナの限定セクタを決定する。
【0024】この実施例1では、移動局41との良好な
通信にとって最適な通信用指向性アンテナ(以下通信セ
クタという)の候補となる限定セクタを、各基地局セク
タアンテナ421a、421b、421c、421dに
1基ずつ用意することができるため、良好なダイバーシ
チ送受信を行うことができる。また、各基地局セクタア
ンテナには、それぞれ信号送受信用の基地局信号送受用
セクタスイッチと受信品質測定用の基地局受信品質測定
用セクタスイッチとの両方が接続されているので、通信
セクタの設定と受信品質測定セクタの設定とは、完全に
独立して行うことができる。
【0025】
【実施例2】本発明の実施例2を図2を参照して説明す
る。この図2においては、図1と同じく移動局51と基
地局52を備え、移動局51は移動局セクタアンテナ5
11を備える。基地局51は、基地局セクタアンテナ5
21a、521b、521c、521dを備え、各基地
局セクタアンテナ521a、521b、521c、52
1dは、それぞれハイブリッド523a、523b、5
23c、523dに接続され、このハイブリッド523
a〜523dは基地局信号送受用アンテナスイッチ52
4を介して基地局送受信機525に接続されるととも
に、基地局受信品質測定用アンテナスイッチ526を介
して基地局受信品質測定器527に接続されている。ま
た、この基地局受信品質測定器527の測定結果に基づ
き、基地局セクタアンテナ521a〜521d、基地局
信号送受用アンテナスイッチ524、基地局受信品質測
定用アンテナスイッチ526の切替制御を行うアンテナ
/セクタ切替制御部528を備える。
【0026】この実施例2の動作を説明する。基地局セ
クタアンテナ521a、521b、521c、521d
はそれぞれ12基の指向性アンテナを有し、基地局52
は、アンテナ/セクタ切替制御部528を用いて、各基
地局セクタアンテナ521a〜521dについて、12
基の指向性アンテナの中から1基の指向性アンテナを選
択し、選択された指向性アンテナを用いて移動局41と
ダイバーシチ送受信を行っている。基地局セクタアンテ
ナ521a、521b、521c、521dの有する指
向性アンテナのうちいずれか1基において受信された信
号は、ハイブリッド523a、523b、523c、5
23dのいずれかにおいて分岐され、一方は基地局送受
信機525によって受信され、他方は基地局受信品質測
定用アンテナスイッチ526を経由して、基地局受信品
質測定器527においてその受信品質が測定される。ア
ンテナ/セクタ切替制御部528は、基地局受信品質測
定用アンテナスイッチ526を制御することによって、
基地局セクタアンテナ521a、521b、521c、
521dの有する指向性アンテナのうち、どの指向性ア
ンテナの受信した信号の品質を測定するかを選択する。
アンテナ/セクタ切替制御部528は、基地局受信品質
測定器527から出力された各指向性アンテナの受信し
た信号の品質測定結果をもとに、基地局セクタスイッチ
522a、522b、522c、522dおよび基地局
信号送受用アンテナスイッチ524を制御して、各セク
タアンテナの限定セクタを決定する。
【0027】この実施例2では、以上のように構成され
ており、移動局51との良好な通信にとって最適な通信
セクタの候補となる限定セクタを、各基地局セクタアン
テナ521a、521b、521c、521dに1基ず
つ用意することができ、良好なダイバーシチ送受信を行
うことができる。この実施例2における各基地局セクタ
アンテナに接続されているセクタスイッチは一つずつな
ので、実施例1の場合と比較して、装置と制御方法が簡
易である利点がある。
【0028】
【実施例3】図3は、実施例3における基地局および移
動局の概略構成図を示す。この概略構成図中の基地局に
おいては各指向性アンテナの受信品質を測定するに必要
な構成のみを示す。この図3において、移動局61は移
動局アンテナ611を備え、また基地局62は、基地局
セクタアンテナ621a、621b、621c、621
dと、基地局セクタスイッチ622a、622b、62
2c、622dと、基地局受信レベル測定用アンテナス
イッチ623、基地局受信レベル測定器624と、アン
テナ/セクタ切替制御部625を備える。また、各基地
局セクタアンテナは、それぞれ12基の指向性アンテナ
を備えており、図3では、各基地局セクタアンテナ62
1aについて指向性アンテナ621a1、基地局セクタ
アンテナ621bについて指向性アンテナ621b1、
基地局セクタアンテナ621cについて指向性アンテナ
621c1、基地局セクタアンテナ621dについて指
向性アンテナ621d1が示されている。
【0029】図4を参照して実施例3における各指向性
アンテナの受信レベルの測定動作を説明する。図4は、
移動局から受信した信号部分を示す概念図であり、受信
信号7の一部分である、7a1、7b1、7c1、7d
1は、基地局62において受信した信号7のうち一定の
ビット数をもち、それぞれ、指向性アンテナ621a
1、621b1、621c1、621d1において受信
された受信レベルの測定のために受信された信号を示
す。
【0030】基地局62と移動局61との通信中におい
て、アンテナ/セクタ切替制御部625が、基地局セク
タスイッチ622a、622b、622c、622dお
よび基地局受信レベル測定用アンテナスイッチ623を
適宜制御して、基地局セクタアンテナ621a、621
b、621c、621dの有する各指向性アンテナのう
ち、1基ずつ(例えば図3の指向性アンテナ621a
1、621b1、621c1、621d1)を選択し
て、選択された各指向性アンテナにおいて受信された各
信号7a1、7b1、7c1、7d1の受信レベルを、
基地局受信レベル測定器624において測定する。
【0031】本実施例3では、基地局の各指向性アンテ
ナの受信レベルの測定によって、移動局との通信を用い
られている指向性アンテナ以外の指向性アンテナにおい
て移動局からの信号を受信したときの信号レベルを測定
することができる。
【0032】
【実施例4】次に実施例4として図5を参照して各基地
局セクタアンテナの限定セクタの決定アルゴリズムを説
明する。この図5に示す限定セクタの決定アルゴリズム
では、基地局が基地局セクタアンテナをM基有するもの
とし、移動局から送信され、各基地局セクタアンテナ
(番号1、2、・・・、M)の有する指向性アンテナ
(各NC 基 番号1、2、・・・、NC 以後、同一番号
をもつ指向性アンテナ同士は同一の方向を指向するもの
とする)において受信する信号の受信レベルを基地局セ
クタアンテナの番号順に測定し、それを指向性アンテナ
の番号順に繰り返し、各基地局セクタアンテナにおいて
最も受信レベルの高い指向性アンテナを各基地局セクタ
アンテナにおける限定セクタとする。図5において、i
は各セクタアンテナの有する指向性アンテナの番号(0
≦i≦NC )であり、G(1)、G(2)、・・・、G
(M)は、セクタアンテナ1、2、・・・、Mの限定セ
クタの番号を示す。一つのセクタアンテナ内の複数の指
向性アンテナで受信レベルが同じである場合は、番号の
若い指向性アンテナが優先する。
【0033】このアルゴリズムによって、基地局が移動
局とダイバーシチ送受信を行う際に、各基地局セクタア
ンテナにおいて移動局との送受信に適した指向性をもつ
指向性アンテナをダイバーシチ切替候補のアンテナとす
ることができる。
【0034】
【実施例5】次に実施例5として、図6を参照して各基
地局セクタアンテナの限定セクタの決定アルゴリズムを
説明する。
【0035】この限定セクタ決定アルゴリズムでは、基
地局が基地局セクタアンテナをM基有するものとし、移
動局から送信され、各基地局セクタアンテナ(番号1、
2、・・・、M、ただし通信セクタを含むセクタアンテ
ナを除く)の有する指向性アンテナ(各NC 基)におい
て受信する信号の受信レベルを基地局セクタアンテナの
番号順に測定し、それを指向性アンテナの番号順に繰り
返す。そして、各基地局セクタアンテナにおいてもっと
も受信レベルの高い指向性アンテナを、各基地局セクタ
アンテナにおける限定セクタとする。なお、一つのセク
タアンテナ内の複数の指向性アンテナで受信レベルが同
じである場合は番号の若い指向性アンテナを優先し、通
信セクタを含むセクタアンテナにおいては、通信セクタ
を限定セクタとする。
【0036】この実施例2のアルゴリズムによって、基
地局が移動局とダイバーシチ送受信を行う際に、各基地
局セクタアンテナ(ただし通信セクタを含むセクタアン
テナを除く)において、移動局との送受信に適した指向
性をもつ指向性アンテナをダイバーシチ切替候補のアン
テナとすることができる。
【0037】このアルゴリズムは、実施例2のように、
各基地局セクタアンテナに接続されたセクタスイッチが
それぞれ一つしかなく、通信セクタを含むセクタアンテ
ナにおける受信ビット誤り率測定セクタの設定を回避す
る場合に適する。
【0038】
【実施例6】図7は、実施例6における基地局および移
動局の概略構成図を示す。この概略構成図中の基地局に
おいては各指向性アンテナの受信品質としてのビット誤
り率を測定するに必要な構成のみを示す。この図7にお
いて、移動局101は移動局アンテナ1011を備え、
また基地局102は、基地局セクタアンテナ1021
a、1021b、1021c、1021dと、基地局セ
クタスイッチ1022a、1022b、1022c、1
022dと、基地局受信ビット誤り率測定用アンテナス
イッチ1023、基地局受信ビット誤り率測定器102
4と、アンテナ/セクタ切替制御部1025を備える。
また、各基地局セクタアンテナは、それぞれ12基の指
向性アンテナを備えており、各基地局セクタアンテナ1
021aについて指向性アンテナ1021a1、基地局
セクタアンテナ1021bについて指向性アンテナ10
21b1、基地局セクタアンテナ1021cについて指
向性アンテナ1021c1、基地局セクタアンテナ10
21dについて指向性アンテナ1021d1が示されて
いる。
【0039】図8は、この実施例6の基地局の各指向性
アンテナの受信ビット誤り率測定が行われる信号部分を
示す概念図ある。図8において、信号11は、移動局1
01が送信し、基地局102において受信した信号の一
部分を示す。そして、この信号11のうち、11a1、
11b1、11c1、11d1は、一定のビット数をも
ち、それぞれ図8における指向性アンテナ1021a
1、1021b1、1021c1、1021d1におい
て受信ビット誤り率測定のために受信された信号を示
す。
【0040】基地局102と移動局101との通信中
に、アンテナ/セクタ切替制御部1025が、基地局セ
クタスイッチ1022a、1022b、1022c、1
022dおよび基地局受信ビット誤り率測定用アンテナ
スイッチ1023を適宜制御して、基地局セクタアンテ
ナ1021a、1021b、1021c、1021dの
有する各指向性アンテナのうち、1基ずつ(図7、8の
例では、指向性アンテナ1021a1、1021b1、
1021c1、1021d1)を選択して、選択された
各指向性アンテナにおいて受信された各信号11a1、
11b1、11c1、11d1の受信ビット誤り率を、
基地局受信ビット誤り率測定器1024において測定す
る。
【0041】この基地局の各指向性アンテナの受信ビッ
ト誤り率測定によって、移動局との通信に用いられてい
る指向性アンテナ以外の指向性アンテナにおいて移動局
からの信号を受信したときの信号ビット誤り率を測定で
きる。
【0042】
【実施例7】次に実施例7として、図9を参照して各基
地局セクタアンテナの限定セクタの決定アルゴリズムを
説明する。
【0043】この限定セクタ決定アルゴリズムでは、基
地局が基地局セクタアンテナをM基有するものとし、移
動局から送信され、各基地局セクタアンテナ(番号1、
2、・・・、M)の有する指向性アンテナ(各NC 基)
において受信する信号の受信ビット誤り率を基地局セク
タアンテナの番号順に測定し、それを指向性アンテナの
番号順に繰り返す。そして、各基地局セクタアンテナに
おいてもっとも受信ビット誤り率の低い指向性アンテナ
を、各基地局セクタアンテナにおける限定セクタとす
る。なお、一つのセクタアンテナ内の複数の指向性アン
テナで受信ビット誤り率が同じである場合は番号の若い
指向性アンテナを優先する。
【0044】この実施例7のアルゴリズムによって、基
地局が移動局とダイバーシチ送受信を行う際に、各基地
局セクタアンテナにおいて、移動局との送受信に適した
指向性をもつ指向性アンテナをダイバーシチ切替候補の
アンテナとすることができる。
【0045】
【実施例8】次に実施例8として、図10を参照して各
基地局セクタアンテナの限定セクタの決定アルゴリズム
を説明する。
【0046】この限定セクタ決定アルゴリズムでは、基
地局が基地局セクタアンテナをM基有するものとし、移
動局から送信され、各基地局セクタアンテナ(番号1、
2、・・・、M、ただし通信セクタを含むセクタアンテ
ナを除く)の有する指向性アンテナ(各NC 基)におい
て受信する信号の受信ビット誤り率を基地局セクタアン
テナの番号順に測定し、それを指向性アンテナの番号順
に繰り返す。そして、各基地局セクタアンテナにおいて
もっとも受信ビット誤り率の低い指向性アンテナを、各
基地局セクタアンテナにおける限定セクタとする。な
お、一つのセクタアンテナ内の複数の指向性アンテナで
受信ビット誤り率が同じである場合は番号の若い指向性
アンテナを優先し、通信セクタを含むセクタアンテナに
おいては、通信セクタを限定セクタとする。
【0047】この実施例8のアルゴリズムによって、基
地局が移動局とダイバーシチ送受信を行う際に、各基地
局セクタアンテナ(ただし通信セクタを含むセクタアン
テナを除く)において、移動局との送受信に適した指向
性をもつ指向性アンテナをダイバーシチ切替候補のアン
テナとすることができる。
【0048】このアルゴリズムは、実施例2のように、
各基地局セクタアンテナに接続されたセクタスイッチが
それぞれ一つしかなく、通信セクタを含むセクタアンテ
ナにおける受信ビット誤り率測定セクタの設定を回避す
る場合に適する。
【0049】なお、本発明は、一方の無線ターミナルで
ある基地局側での指向性アンテナの受信品質を測定して
ダイバーシチ切替を行う無線通信方式であるが、図12
に示されるような、他方の無線ターミナルもセクタアン
テナを備えてその指向性アンテナを選択してダイバーシ
チ切替を行う無線通信方式にも適用できる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、このように構成することで、
ダイバーシチ切替先候補となる指向性アンテナをあらか
じめ選択することにより、ターミナルにおける送受信に
用いる指向性アンテナを切り替える際に、ダイバーシチ
切替先となる指向性アンテナを判断するに擁する時間を
節約することができる。このため、高速に変動するシャ
ドウイングやマルチパス特性の変動に追随可能となる。
【0051】また、ターミナルの有するすべての指向性
アンテナによる通信経路の品質を測定することができる
ため、より通信に適する品質の通信経路を選択すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成を示す図。
【図2】本発明の実施例2の構成を示す図。
【図3】本発明の実施例3の構成を示す図。
【図4】各指向性アンテナの受信レベルの測定が行われ
る信号部分を示す概念図。
【図5】実施例4の各基地局セクタアンテナにおける限
定セクタの決定アルゴリズムを示す図。
【図6】実施例5の各基地局セクタアンテナにおける限
定セクタの決定アルゴリズムを示す図。
【図7】実施例6の構成を示す図。
【図8】実施例6の各指向性アンテナの受信ビット誤り
率の測定が行われる信号部分を示す概念図。
【図9】実施例7の各基地局セクタアンテナにおける限
定セクタの決定アルゴリズムを示す図。
【図10】実施例8の各基地局セクタアンテナにおける
限定セクタの決定アルゴリズムを示す図。
【図11】従来例の構成を示す図。
【図12】移動局のアンテナと基地局の有するセクタア
ンテナを示す概念図。
【図13】従来の基地局におけるダイバーシチ切替アル
ゴリズムを示す図。
【図14】従来の基地局におけるダイバーシチ切替アル
ゴリズムを示す図。
【符号の説明】
1、41、51、61、101 移動局 2、42、52、62、102 基地局 11 移動局セクタアンテナ 21、22、23、24 基地局セクタアンテナ 21a〜21f、22a〜22f、23a〜23f、2
4a〜24f 基地局セクタアンテナが有する指向性ア
ンテナ 411 移動局アンテナ 421a〜421d、521a〜521d、621a〜
621d、1021a〜1021d 基地局セクタアン
テナ 422a〜422d 基地局信号送受用セクタスイッチ 423a〜423d、基地局受信品質測定用セクタスイ
ッチ 424、524 基地局信号送受用アンテナスイッチ 425、525 基地局送受信機 426、526 基地局受信品質測定用アンテナスイッ
チ 427、527 基地局受信品質測定器 428、528、625、1025 アンテナ/セクタ
切替制御部 511 移動局セクタアンテナ 522a〜522d、622a〜622d、1022a
〜1022d 基地局セクタスイッチ 623 基地局受信レベル測定用アンテナスイッチ 624 基地局受信レベル測定器 1023 基地局受信ビット誤り率測定用アンテナスイ
ッチ 1024 基地局受信ビット誤り率測定器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC 基(NC は自然数)の指向性アンテ
    ナで構成されるM基(Mは複数)のセクタアンテナを備
    えた無線基地局と、無線端末とを含み、 前記無線基地局は、前記M基のセクタアンテナのうちの
    一つのセクタアンテナの一つの指向性アンテナをダイバ
    ーシチ切替先候補として選択し、選択された指向性アン
    テナを切り替えて前記無線端末との間でダイバーシチ通
    信を行う手段を備えた無線通信方式において、 前記無線基地局は、 前記M基のセクタアンテナの中のNC 基の指向性アンテ
    ナの一つを通信用に選択するM個の第一のスイッチと、 前記M基のセクタアンテナの中のNC 基の指向性アンテ
    ナの一つを受信品質測定用に選択するM個の第二のスイ
    ッチと、 前記第一のスイッチの一つを選択し、前記無線端末との
    通信用にM個のセクタアンテナの中から一つの指向性ア
    ンテナを選択する第三のスイッチと、 前記第二のスイッチに導かれ前記無線端末からの受信信
    号の受信品質を測定するモニタ手段と、 前記モニタ手段の測定結果に基づいて前記第一のスイッ
    チ、前記第二のスイッチ、前記第三のスイッチを切替制
    御する切替制御手段とを備えることを特徴とする無線通
    信方式。
  2. 【請求項2】 NC 基(NC は自然数)の指向性アンテ
    ナで構成されるM基(Mは複数)のセクタアンテナを備
    えた無線基地局と、無線端末とを含み、 前記無線基地局は、前記M基のセクタアンテナのうちの
    一つのセクタアンテナの一つの指向性アンテナをダイバ
    ーシチ切替先候補として選択し、選択された指向性アン
    テナを切り替えて前記無線端末との間でダイバーシチ通
    信を行う手段を備えた無線通信方式において、 前記無線基地局は、 前記M基のセクタアンテナの中のNC 基の指向性アンテ
    ナの一つを選択するM個の第四のスイッチと、 前記第四のスイッチの一つを選択してM個のセクタアン
    テナの中から前記無線端末との通信用に一つの指向性ア
    ンテナを選択する第五のスイッチと、 前記第五のスイッチに導かれ前記無線端末からの受信信
    号の受信品質を測定するモニタ手段と、 前記モニタ手段の測定結果に基づいて前記第一のスイッ
    チ、前記第二のスイッチ、前記第三のスイッチを切替制
    御する切替制御手段とを備えることを特徴とする無線通
    信方式。
  3. 【請求項3】 前記切替制御手段は、前記無線端末から
    の受信信号を前記セクタアンテナの指向性アンテナごと
    に所定のビット数の信号単位で順次前記モニタ手段に与
    える制御手段を含み、 前記モニタ手段は、前記与えられる受信信号について、
    その受信レベルまたはビット誤り率を測定する手段を含
    む請求項1または2記載の無線通信方式。
  4. 【請求項4】 前記切替制御手段は、通信用に使用して
    いるセクタアンテナを除く前記セクタアンテナ中の一つ
    の指向性アンテナをダイバーシチ切替先候補アンテナと
    して選択する選択手段を含み、 この選択手段は、前記モニタ手段の測定結果により受信
    レベルが最も高くまたはビット誤り率が最も低い指向性
    アンテナを前記ダイバーシチ切替先候補アンテナとして
    決定する手段を含むことを特徴とする請求項3記載の無
    線通信方式。
  5. 【請求項5】 前記無線端末はNr 基(Nr は自然数)
    の指向性アンテナで構成されるセクタアンテナを備えた
    請求項1ないし4のいずれか記載の無線通信方式。
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