JPH10256385A - バルクライブラリ生成装置 - Google Patents

バルクライブラリ生成装置

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JPH10256385A
JPH10256385A JP9063067A JP6306797A JPH10256385A JP H10256385 A JPH10256385 A JP H10256385A JP 9063067 A JP9063067 A JP 9063067A JP 6306797 A JP6306797 A JP 6306797A JP H10256385 A JPH10256385 A JP H10256385A
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JP
Japan
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library
bulk
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Withdrawn
Application number
JP9063067A
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English (en)
Inventor
Kenji Wada
研二 和田
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10256385A publication Critical patent/JPH10256385A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/02Bonding areas ; Manufacturing methods related thereto
    • H01L24/04Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process
    • H01L24/06Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process of a plurality of bonding areas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/14Integrated circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】多様なバルクライブラリの設計工数を低減し得
るバルクライブラリ生成装置を提供する。 【解決手段】サイトライブラリ28には、半導体集積回
路装置のセルを配置するサイトの部品情報が格納され
る。プログラム格納装置23は、サイトの配置情報を生
成するためのプログラムが格納される。入力装置24
は、プログラムを駆動するための入力信号を演算装置2
1に入力する。演算装置21は、入力信号と、サイト部
品情報と、プログラムとに基づいて、サイトの配置情報
及びサイト間の配線情報を生成してバルクライブラリと
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゲートアレイあ
るいはマクロ埋め込み型セルアレイで構成される半導体
集積回路において、入出力パッドやI/Oセル等の周辺
セルが配置されるバルクの設計装置に関するものであ
る。
【0002】近年、半導体集積回路装置はますます高集
積化及び大規模化が進むとともに、多様な機能及び特性
が要求されるようになっている。また、このような半導
体集積回路装置では、そのコストの低減及び納期の短縮
を図るために、設計時間の短縮を図る必要がある。従っ
て、半導体集積回路装置の多様な機能及び特性に対応す
るI/Oセルを効率よく短時間に設計することが必要で
ある。
【0003】
【従来の技術】半導体集積回路装置の設計装置の従来例
を図45に従って説明する。設計装置1は、バルクライ
ブラリ2及びセルライブラリ3にあらかじめ格納されて
いるデータに基づいて、バルクパターンデータ及び配線
パターンデータを生成する機能を備えたCADシステム
である。
【0004】前記設計装置1の周辺セル配置部4は、バ
ルクライブラリ2にあらかじめ格納されているバルク情
報に基づいて、ボンディングパッド及びI/Oセル等の
周辺セルの配置を行う機能を備える。
【0005】電源配線部5は、I/Oセルへの電源供給
配線や、内部セルへの電源供給配線をレイアウトすると
ともに、電源配線を含む周辺セルのバルクパターンデー
タを生成する機能を備える。そして、その電源配線込の
バルクパターンデータは、データライブラリ6に一旦格
納され、後工程の装置に出力される。
【0006】内部セル配置部7は、セルライブラリ3に
格納されている内部セルのレイアウトをレイアウトデー
タベース8に格納されているデータに基づいて行い、配
線部9は、レイアウトされた内部セル間の配線を行う。
【0007】レイアウト検証部10は、レイアウトされ
た内部セルが設計基準を満たしているか否かを検証し、
配線パターン生成部11は、内部セル内及び内部セル間
の配線パターンデータを作成する。そして、配線パター
ン生成部11で生成された配線パターンデータは、デー
タライブラリ12に一旦格納されるとともに、後工程の
装置に出力される。
【0008】上記のようなデータ生成工程では、バルク
パターンデータと配線パターンデータとが分離して生成
され、後工程の装置へのバルクパターンデータの出力
が、配線パターンデータの出力に先立って行われる。従
って、後工程へのバルクパターンデータの入力が早くな
るため、後工程の仕掛かりが早くなって、半導体集積回
路装置の作成時間の短縮が可能となる。また、バルクパ
ターンデータを分離して保存することにより、バルクパ
ターンデータの再利用が容易となる。
【0009】前記バルクライブラリ2には、内部セル
や、ボンディングパッド及びI/Oセル等の周辺セルを
配置する下地であるバルク情報があらかじめ格納されて
いる。周辺セルのバルク情報は、ボンディングパッドや
I/Oセルの数に応じてあらかじめ複数種類の標準ライ
ブラリで構成される。
【0010】例えば、第一の標準ライブラリとして、ボ
ンディングパッド及びI/Oセルが64個、内部セル数
を100Kとしたバルク情報が格納され、第二の標準ラ
イブラリとして、ボンディングパッド及びI/Oセルが
96個、内部セル数を150Kとしたバルク情報が格納
され、第三の標準ライブラリとして、ボンディングパッ
ド及びI/Oセルが128個、内部セル数を200Kと
したバルク情報が格納される。
【0011】このような標準ライブラリは、設計者がほ
ぼ手作業で作成したり、あるいは半自動ライブラリ生成
装置により生成される。そして、新品種の開発の際に
は、ボンディングパッド数及びI/Oセル数と、内部セ
ル数とに基づいて、上記標準ライブラリの中からいずれ
かのライブラリが選択されて使用される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】近年の半導体集積回路
装置の多品種化により、特殊品種の場合には上記のよう
な標準ライブラリを使用してバルクパターンデータを設
計できない場合がある。
【0013】すなわち、PCIバッファ、ユニバーサル
PCIバッファ、アナログバッファ等の特殊な特性のI
/Oセルを使用するために、特殊なI/Oバルクでバル
クパターンデータを生成する場合、あるいはボンディン
グパッド数及びI/Oセル数が標準ライブラリとは大き
く異なる場合、あるいはパッケージとのボンディングを
考慮して、ボンディングパッドの配置位置を最適化する
場合等である。
【0014】従って、上記のような場合には、標準ライ
ブラリを使用することができず、新たに手作業で専用の
バルクライブラリを作成する必要があるため、設計工数
が増大するという問題点がある。
【0015】また、上記設計装置では、作成されたバル
クライブラリに対し、後工程でレイアウト上の不具合が
発生するか否かを検証するための検証機能を具備してい
ない。従って、後工程で不具合が発生した場合には、バ
ルクライブラリを作成し直す必要が生じるため、接続さ
れ設計工数がさらに増大するという問題点がある。
【0016】この発明の目的は、多様なバルクライブラ
リの設計工数を低減し得るバルクライブラリ生成装置を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1の原理説
明図である。すなわち、サイトライブラリ28には、半
導体集積回路装置のセルを配置するサイトの部品情報が
格納される。プログラム格納装置23は、前記サイトの
配置情報を生成するためのプログラムが格納される。入
力装置24は、前記プログラムを駆動するための入力信
号を演算装置21に入力する。演算装置21は、前記入
力信号と、前記サイト部品情報と、前記プログラムとに
基づいて、サイトの配置情報及びサイト間の配線情報を
生成してバルクライブラリとして出力する。
【0018】請求項2では、半導体集積回路装置の周辺
セルを配置するI/Oサイト及びパッドサイトの部品情
報を格納したサイトライブラリと、前記I/Oサイト及
びパッドサイトの配置情報と、サイト間の配線情報とを
生成するためのプログラムを格納したプログラム格納装
置と、前記プログラムを駆動するための入力信号を入力
するための入力装置と、前記入力信号と、前記サイト部
品情報と、前記プログラムとに基づいて、前記I/Oサ
イト及びパッドサイトの配置情報と、サイト間の配線情
報とを生成してバルクライブラリとして出力する演算装
置と、前記演算装置の演算処理にともなうデータを格納
するためのメモリと、前記演算装置の演算処理結果を表
示する表示器とが備えられる。
【0019】請求項3では、前記演算装置は、前記入力
信号と前記プログラムに基づいて、前記サイトライブラ
リからサイト部品情報を読み出し、I/Oサイト及びパ
ッドサイトを初期配置するとともに、I/Oサイトとパ
ッドサイトとを初期配線で結線するサイト初期配置部
と、前記入力信号と前記プログラムに基づいて、前記初
期配置部の処理結果を、所望のサイト配置に編集するサ
イト編集部と、前記入力信号と前記プログラムに基づい
て、前記サイト編集部で編集されたサイト配置に不具合
が存在するか否かを検証するサイト検証部と、前記サイ
ト検証部の検証結果が正常であるとき、前記サイト検証
部で検証されたサイト配置をバルクライブラリとして出
力するサイト出力部とを備える。
【0020】請求項4では、前記サイト初期配置部は、
前記入力装置から入力されたI/Oサイトの個数を備え
た複数のI/Oサイトを、指定された座標に対し正方形
状に初期配置する。
【0021】請求項5では、前記サイト初期配置部は、
初期配置したI/Oサイトに対し、指定された間隔でパ
ッドサイトを初期配置する。請求項6では、前記サイト
初期配置部は、指定されたパッドサイトの間隔で、該パ
ッドサイトを均等間隔で初期配置する。
【0022】請求項7では、前記サイト編集部は、初期
配置された被置換I/Oサイトを入力装置により指定さ
れる置換I/Oサイトに置換する。請求項8では、前記
サイト編集部は、被置換I/Oサイトと置換I/Oサイ
トとのサイト形状の変化に基づいて、該サイト形状の変
化分を補うI/Oサイトの削除、追加、移動、サイト辺
の拡張若しくは縮小の少なくともいずれか一つの処理を
行う。
【0023】請求項9では、前記サイト編集部は、編集
されたI/Oサイトに対応して、初期配置されたパッド
サイトの削除、追加、移動の少なくともいずれか一つの
処理を行う。
【0024】請求項10では、前記サイト編集部は、編
集されたI/Oサイトと対応するパッドサイトとを再結
線する。請求項11では、前記サイト編集部は、初期配
置されたI/Oサイトのうち、指定された範囲の複数の
I/Oサイトを、指定された機能のI/Oサイトに一括
置換して機能ブロックを生成する。
【0025】請求項12では、前記サイト検証部は、前
記サイト編集部で編集されたサイト配置において、各I
/Oサイトに信号配線を接続可能か否かを検証する。請
求項13では、前記サイト検証部は、前記サイト編集部
で編集されたサイト配置において、各I/Oサイトに電
源配線を接続可能か否かを検証する。
【0026】請求項14では、前記サイト検証部は、前
記サイト編集部で生成された機能ブロック内に、指定さ
れた機能を備えたI/Oサイトをすくなくとも一つ以上
備えているか否かを検証する。
【0027】請求項15では、前記サイト出力部は、前
記サイト検証部で正常と判定されたサイト配置をバルク
ライブラリとして出力する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化したバル
クライブラリ生成装置の一実施の形態を示す。
【0029】図2に示すように、バルクライブラリ生成
装置はCPU21と、メモリ22と、磁気ディスク装置
23と、キーボード24と、プリンタ25と、CRT等
の表示器26とが、システムバス27を介して接続され
る。
【0030】前記メモリ22は、前記CPU21が実行
するプログラムと、そのプログラムの実行に必要な各種
データがあらかじめ記憶されるとともに、CPU21に
よる処理結果等が一時記憶される。
【0031】前記キーボード24にはマウスが接続さ
れ、そのマウス及びキーボード24は、メモリ22に記
憶されているプログラムの実行時に必要なデータを入力
したり、前記磁気ディスク装置23、表示器26及びプ
リンタ26を動作させて、処理結果等を出力させる際に
用いられる。
【0032】前記磁気ディスク装置23には、図3に示
すサイトライブラリ28が備えられる。サイトライブラ
リ28には、セルが配置される下地(バルク)であるサ
イトの部品情報が格納されている。ここで、サイトと
は、I/Oサイトにおいては、バルクパターンであり、
パッドサイトにおいては、配線パターンである。
【0033】前記サイトライブラリ28に格納される各
サイトの部品情報は、 ・サイト名、 ・サイト形状(サイトの幅及び高さ)、 ・サイト種類コード(パッドサイト、I/Oサイト、内
部ベーシックセルサイトを区別するコード)、 ・サイト用途コード(I/Oサイトに限り、信号用、電
源VDD用、電源Vss用等の用途を表すコード)、 ・サイト分類コード(I/Oサイトに限り、通常論理回
路用、ユニバーサルPCI用、アナログ用等、用途を分
類するコード)、 ・サイトが持つバルク層図形パターン、等から構成され
る。
【0034】前記CPU21は、前記メモリ22に記憶
された所定のプログラムデータに基づいて動作し、図3
に示すように、データ入力部29、サイト初期配置部3
0、サイト編集部31、サイト検証部32及びサイト出
力部33の各機能を備える。そして、サイト出力部33
から出力される出力ライブラリは、前記バルクライブラ
リ2として格納される。
【0035】前記サイト出力部33から出力される出力
ライブラリは、パッドサイト配置情報と、I/Oサイト
配置情報と、パッドサイトとI/Oサイトとの間の配線
情報とから構成される。
【0036】次に、前記CPU21の各機能について説
明する。 (データ入力部)前記データ入力部29は、前記サイト
ライブラリ28のからパッドサイト及びI/Oサイトの
部品情報を読み出し、図4に示すサイト部品テーブルを
生成して、メモリ22に格納する。 (サイト初期配置部)前記サイト初期配置部30は、前
記キーボード24の操作により指定されるパッドサイト
及びI/Oサイトの個数と、初期配置に使用する標準I
/Oサイトとに基づいて、I/Oサイトの初期配置及び
パッドサイトの初期配置を行う。
【0037】[第一のI/Oサイト初期配置機能]第一
のI/Oサイト初期配置機能は、チップの中心座標を中
心にI/Oサイトを均等に並べる機能である。
【0038】図7に示すように、まずCPU21は図4
に示すサイト部品テーブルからI/Oサイトの情報を抽
出して、表示器26に一覧表示する(ステップ1)。次
いで、CPU21はキーボード24からの入力に基づい
て、一覧表示されたI/Oサイトの情報の中から、初期
配置に使用するI/Oサイトを標準I/Oサイトとして
一つ選択する(ステップ2)。ここで、選択された標準
I/Oサイトは、図4に示すサイト部品テーブルの「I
O280」とし、その幅Wは70μm、高さHは280
μmである。以下、この「IO280」を標準I/Oサ
イト34として説明する。
【0039】次いで、CPU21はキーボード24から
の入力に基づいて、初期配置するI/Oサイトの個数を
指定し(ステップ3)、その個数から一番近くて大きい
8の倍数を補正個数として算出する(ステップ4)。例
えば、初期配置するI/Oサイトの個数が60個に指定
されると、CPU21は「64」の補正個数を算出す
る。
【0040】次いで、CPU21は図5に示す座標中心
P1から上下左右に一定量スライドさせたスライド地点
A〜Dの座標を算出する(ステップ5)。すなわち、各
スライド地点A〜Dのスライド量は、標準I/Oサイト
34の幅W×8+高さHとして算出され、座標中心P1
からそれぞれ840μmの間隔となる。
【0041】従って、スライド地点A〜DのXY座標
は、座標中心P1を(0,0)としたとき、それぞれ
(0,840)(0,−840)(−840,0)(8
40,0)となる。
【0042】次いで、CPU21は図6に示すように、
各スライド地点A,Bから左右に8個ずつの標準I/O
サイト34を配置し、各スライド地点C,Dから上下に
8個ずつの標準I/Oサイト34を配置して、各標準I
/Oサイト34の座標をメモリ22に設定したI/Oサ
イト配置テーブルに格納する(ステップ6)。
【0043】次いで、CPU21は図6に示す初期配置
結果を表示器26に表示して(ステップ7)、初期配置
動作を終了する。 [第二のI/Oサイト初期配置機能]第二のI/Oサイ
ト初期配置機能は、任意の指定座標を起点として、指定
配置方向に標準I/Oサイトを並べる機能である。
【0044】図10に示すように、まずCPU21は図
4に示すサイト部品テーブルからI/Oサイトの情報を
抽出して、表示器26に一覧表示する(ステップ1
1)。次いで、CPU21はキーボード24からの入力
に基づいて、一覧表示されたI/Oサイトの情報の中か
ら、初期配置に使用するI/Oサイトを標準I/Oサイ
トとして一つ選択する(ステップ12)。ここで、選択
された標準I/Oサイトは、上記と同様に図4に示すサ
イト部品テーブルの「IO280」とする。
【0045】次いで、CPU21はキーボード24及び
マウスからの入力に基づいて、初期配置するI/Oサイ
トの個数を指定し(ステップ13)、図8に示すよう
に、サイトの配置起点P2の座標と配置方向、すなわち
例えば同図においては時計周り方向を指定する(ステッ
プ14)。
【0046】次いで、CPU21は指定されたI/Oサ
イトの個数から一番近くて大きい4の倍数を補正個数と
して算出する(ステップ15)。例えば、初期配置する
I/Oサイトの個数が62個に指定されると、CPU2
1は「64」の補正個数を算出する。
【0047】次いで、CPU21は配置起点P2から指
定された配置方向に向かって、補正個数の1/4、すな
わち16個ずつの標準I/Oサイト34を配置して(ス
テップ16)、各I/Oサイト34の座標をメモリ22
内のI/Oサイト配置テーブルに格納する。
【0048】次いで、CPU21は図9に示す初期配置
結果を表示器26に表示して(ステップ17)、初期配
置動作を終了する。 [パッドサイト初期配置機能]パッドサイト初期配置機
能は、上記I/Oサイト初期配置機能で配置されたI/
Oサイトに対し、パッドサイトを初期配置する機能であ
る。
【0049】図16に示すように、まずCPU21はキ
ーボード24からの入力に基づいて、図4に示すサイト
部品テーブルからパッドサイトの情報を抽出する(ステ
ップ21)。すなわち、サイト名「PAD001」の情
報を抽出し、そのパッドサイトは1辺が60μmの正方
形の図形情報である。
【0050】次いで、CPU21はキーボード24から
の入力に基づいて、サイトライブラリ28からパッド配
置パターン入力画面を読み出し、パッドサイトとI/O
サイトとの間隔及びパッドサイト間の間隔を設定して、
メモリ22に格納する(ステップ22)。
【0051】次いで、CPU21はパッドサイト間の間
隔が設定されていれば(ステップ23)、図9に示すよ
うに矩形に配置されるI/Oサイトの1辺の長さと、そ
の周囲に配置されるパッドサイトの1辺の長さを算出す
る(ステップ24)。
【0052】例えば、I/Oサイトの1辺の長さは16
×70μm=1120μmとなり、パッドサイトの1辺
の長さは、パッドサイト間隔が30μmに設定されてい
れば、15×30μm+16×60μm=1410μm
となる。また、パッドサイト間の間隔が設定されていな
ければ、CPU21はステップ25に移行する。
【0053】次いで、CPU21はI/Oサイトの配置
座標と、ステップ22で設定されたパッドサイトとI/
Oサイトとの間隔に基づいて、パッドサイトの垂直方向
の配置を行い、表示器26に表示するとともに、その座
標をメモリ22に格納する(ステップ25)。
【0054】このとき、パッドサイト間の間隔が設定さ
れておらず、かつパッドサイトとI/Oサイトとの間隔
の設定値が例えば10μmの1種類であれば、図11に
示すように、各パッドサイト35は各I/Oサイト34
と一定間隔を隔てて直線状に配置される。
【0055】また、パッドサイト間の間隔が設定されて
おらず、かつパッドサイトとI/Oサイトとの間隔の設
定値が例えば10μmと50μmの2種類であれば、図
12に示すように、各パッドサイト35とI/Oサイト
34との間隔が交互に10μmと50μmとなるように
配置される。
【0056】また、パッドサイト間の間隔が設定されて
おらず、かつパッドサイトとI/Oサイトとの間隔の設
定値が例えば10μm,30μm,50μm,30μm
の4種類であれば、図13に示すように、各パッドサイ
ト35とI/Oサイト34との間隔が上記順番で順次入
れ替わるように配置される。
【0057】次いで、CPU21はパッドサイト間の間
隔が設定されていれば(ステップ26)、I/Oサイト
の配置座標と、ステップ22で設定されたパッドサイト
間の間隔に基づいて、I/Oサイトに対するパッドサイ
トの水平方向の配置を行い、表示器26に表示するとと
もに、その座標をメモリ22に格納する(ステップ2
7)。
【0058】このとき、各I/Oサイト辺の中心座標
と、パッドサイト辺の中心座標が一致するように配置さ
れる。そして、各I/Oサイト34の幅が70μmで、
各パッドサイト35の幅が60μmであるため、パッド
サイトの間隔が10μmに設定されていると、図14に
示すように、各I/Oサイト34の中心線上に各パッド
サイト35の中心が位置するように配置される。また、
パッドサイトの間隔が20μmに設定されていると、図
15に示すように配置される。すなわち、パッドサイト
辺の中心PCがI/Oサイト辺の中心線上に位置するよ
うに配置される。このようなパッドサイト35の配置
が、各辺について同様に行なわれる。
【0059】また、ステップ26でパッドサイト間の間
隔が設定されていなければ、CPU21は各パッドサイ
ト35とI/Oサイト34との中心が同一線上に位置す
るように、各パッドサイトを配置する(ステップ2
8)。
【0060】次いで、CPU21は配置された各I/O
サイト34及び各パッドサイト35の座標に基づいて、
各I/Oサイト34及び各パッドサイト35の中心座標
をそれぞれ算出する(ステップ29)。
【0061】次いで、CPU21は図17に示すように
パッドサイト35と対応するI/Oサイト34との中心
を結線し(ステップ30)、その処理結果をメモリ22
内のパッド−I/O結線テーブルに格納するとともに、
表示器26に表示する(ステップ31)。
【0062】なお、各I/Oサイト34及び各パッドサ
イト35の座標データは、メモリ22に設定されるI/
Oサイト配置テーブル及びパッドサイト配置テーブルに
対し、それぞれ番号とともに格納されていて、対応する
各I/Oサイト34及び各パッドサイト35の座標デー
タは同一番号が付されて格納されている。従って、結線
すべきパッドサイト35とI/Oサイト34とは容易に
対応付けられる。 (サイト編集部)サイト編集部は、前記サイト初期配置
部30で初期配置されたパッドサイト及びI/Oサイト
を編集する機能である。
【0063】図18(a)に示すように、初期配置され
た複数のI/Oサイト34のうち、いずれか一つのI/
Oサイト34aを他の種類のI/Oサイトに置き換える
場合を説明する。
【0064】図23に示すように、置き換えるべきI/
Oサイト34aがマウスによりクリックされると、CP
U21はクリックされた座標が含まれるI/Oサイト3
4aをI/Oサイト配置テーブルの中から検索し、その
配置情報を被置換I/Oサイトとしてメモリ22に格納
する(ステップ31)。
【0065】次いで、CPU21は特定された被置換I
/Oサイト34aに対応するサイト種類及びサイト形状
を、図4に示すサイト部品テーブルの中から抽出し、メ
モリ22に格納する(ステップ32)。
【0066】次いで、CPU21はサイト部品テーブル
の中から、被置換I/Oサイト34aと同一サイト種類
の部品情報を検索し、被置換I/Oサイト34aに換え
て配置する置換I/Oサイトの部品情報を抽出する(ス
テップ33)。
【0067】次いで、CPU21は被置換I/Oサイト
34aと置換I/Oサイトとの形状の差を座標データに
基づいて算出し、その算出結果に基づいて被置換I/O
サイト34aを置換I/Oサイトに置き換え(ステップ
34)、その置換結果を表示器26に表示する(ステッ
プ35)。すると、例えば図18(a)に示す被置換I
/Oサイト34aが、と同図(b)に示す置換I/Oサ
イト34bに置き換えられる。
【0068】ステップ34における置換処理において、
被置換I/Oサイトと置換I/Oサイトとの幅が異なる
場合には、次に示す特殊処理が行なわれる。 [第一の特殊処理]この特殊処理は、図19〜図22に
示すように、被置換I/Oサイトの幅より置換I/Oサ
イトの幅の方が広い場合の特殊処理を示す。
【0069】CPU21は、まずキーボード24からの
入力に基づいて、I/Oサイトの数を増加させるか、減
少させるか否かを選択する(ステップ41)。I/Oサ
イト数の減少が選択されると(ステップ42,43)、
CPU21は置換I/Oサイトへの置換に基づいて、影
響を受ける周囲のI/Oサイトを検出し、そのI/Oサ
イトを削除する(ステップ44,45)。
【0070】すなわち、CPU21は置換I/Oサイト
の座標と、置換を行うI/Oサイト辺を構成する各I/
Oサイトの座標との比較に基づいて、置換I/Oサイト
と重複するI/Oサイトを重複I/Oサイトとして抽出
し、その重複I/Oサイトをサイト配置テーブルから削
除する。
【0071】すると、図19(a)(b)に示すよう
に、被置換I/Oサイト34aを被置換I/Oサイト3
4aの2倍の幅を備えた置換I/Oサイト34cに置換
するとき、被置換I/Oサイト34aの隣の重複I/O
サイト34dが削除され、前記ステップ35に移行す
る。
【0072】ステップ42において、I/Oサイトの増
加が選択されると、CPU21はI/Oサイトの増加に
ともなってI/Oサイト辺を拡張する場合、一辺拡張
か、二辺拡張かをキーボード24からの入力に基づいて
設定する(ステップ47)。
【0073】次いで、CPU21は置換I/Oサイトへ
の置換に基づいて、影響を受ける周囲のI/Oサイトを
検出する(ステップ48)。すなわち、CPU21は置
換I/Oサイトの座標と、置換を行うI/Oサイト辺を
構成する各I/Oサイトの座標との比較に基づいて、置
換I/Oサイトと重複する重複I/Oサイトを検出す
る。
【0074】次いで、CPU21は被置換I/Oサイト
と重複I/Oサイトとの座標に基づいて、重複I/Oサ
イトが被置換I/Oサイトのいずれの側に位置するかを
検出する(ステップ49)。
【0075】図20に示すように、被置換I/Oサイト
34aを置換I/Oサイト34cに置換するとき、重複
I/Oサイト34dは置換I/Oサイト34cの左側に
位置することが検出される。
【0076】次いで、CPU21は同一I/Oサイト辺
上において、重複I/Oサイト34dと同方向に位置す
るすべての移動I/Oサイトを検出する(ステップ5
0)。すると、図20(a)において、重複I/Oサイ
ト34dの左側に位置するI/Oサイトが、移動I/O
サイト34eとして検出される。そして、CPU21は
図20(b)に示すように、置換I/Oサイト34cと
重複I/Oサイト34dとが重複しない位置まで、重複
I/Oサイト34d及び移動I/Oサイト34eを左方
向にスライド移動させる(ステップ51)。
【0077】次いで、CPU21はステップ47におい
て、一辺拡張が選択されていれば(ステップ52)、図
21(a)に示すように、ステップ51で重複I/Oサ
イト34d及び移動I/Oサイト34eが移動された方
向に位置するI/Oサイト辺35aを、移動I/Oサイ
ト34eの移動量分移動させる(ステップ53)。
【0078】また、ステップ47において、二辺拡張が
選択されていれば(ステップ52)、CPU21は前記
サイト辺35aを同様にスライドさせ、さらにスライド
移動させたサイト辺と対向するサイト辺35bもサイト
辺35aと同一の移動量で外側へ移動させる(ステップ
54)。
【0079】すると、図22(a)に示すように、サイ
ト辺35a,35bがそれぞれ同一の移動量で外側へ移
動される。次いで、CPU21はサイト辺の移動にとも
なって発生した空き領域にI/Oサイト及びパッドサイ
トを補充する処理を行う(ステップ55)。
【0080】すなわち、図21(a)に示すようにサイ
ト辺35aを移動させた場合には、サイト辺35aに隣
接するサイト辺のうち、スライド移動を行っていないサ
イト辺35bの左端に空き領域が発生する。すると、C
PU21は、図21(b)に示すように、サイト辺35
bの左端に、同サイト辺35bを構成するI/Oサイト
及びパッドサイトと同一のI/Oサイト36a及びパッ
ドサイト37aを配置する。
【0081】また、図22(a)に示すように、サイト
辺35a,35bを移動させた場合には、サイト辺35
a,35b間と、サイト辺35b,35c間に空き領域
が発生する。
【0082】すると、CPU21は、図22(b)に示
すように、各空き領域にI/Oサイト36b〜36d及
びパッドサイト37b〜37dを配置し、対応するI/
Oサイトとパッドサイトとを結線して、前記ステップ3
5に移行する。
【0083】[第二の特殊処理]この特殊処理は、図2
6に示すように、被置換I/Oサイト38の幅より置換
I/Oサイトの幅の方が狭い場合の置換処理を示す。図
26では、被置換I/Oサイト38の1/2の幅の置換
I/Oサイト39に置き換える場合を説明する。
【0084】図27に示すように、CPU21は、被置
換I/Oサイト38と置換I/Oサイト39の座標に基
づいて、置換後に発生する空き領域の大きさを算出する
(ステップ61)。
【0085】次いで、CPU21は被置換I/Oサイト
38を置換I/Oサイト39に置き換えるとともに、空
き領域に対応する数の標準I/Oサイトを追加I/Oサ
イトとして配置する(ステップ62)。
【0086】すると、図26(b)に示すように、被置
換I/Oサイト38が置換I/Oサイト39と1つの追
加I/Oサイト40とに置換される。次いで、CPU2
1は追加I/Oサイト40に対応するパッドサイトを配
置し、かつ対応するI/Oサイトとパッドサイトとを結
線して(ステップ63)、前記ステップ35に移行す
る。
【0087】図28及び図29は、I/Oサイト及びパ
ッドサイトの移動処理を示す。図27はI/Oサイトと
パッドサイトとを独立して移動させる場合を示し、同図
(a)に示すI/Oサイト41をマウスでつまんで上方
へ任意位置まで移動させ、パッドサイト42をマウスで
つまんで斜め下方へ任意位置まで移動させる。すると、
図28(b)に示す状態で表示器26に表示され、この
ような移動処理によるI/Oサイト41及びパッドサイ
ト42の新たな配置情報に基づいてサイト配置テーブル
が更新される。
【0088】図29は、I/Oサイトの移動にともなっ
てパッドサイトを追尾させる移動処理を示す。同図
(a)に示すI/Oサイト43をマウスでつまんで上方
へ任意位置まで移動させると、同図(b)に示すように
I/Oサイト43に対応するパッドサイト44がI/O
サイト43を追尾して移動する。
【0089】このような動作は、I/Oサイト43に追
尾してパッドサイト44が移動する追尾機能をあらかじ
め選択しておくことにより可能である。図30〜図32
は、パッドサイトの削除処理及び追加処理を示す。図3
0は、パッドサイトの削除処理を示し、同図(a)に示
すパッドサイト45をマウスで選択し、パッドサイト4
5に対応するサイト配置テーブル内の配置情報を削除す
る。すると、表示器26には同図(b)に示すようにパ
ッドサイト45を削除した状態が表示される。
【0090】図31は、パッドサイトの削除に基づい
て、パッドサイトの間隔が不均一となった場合の処理を
示す。すなわち、同図(a)に示すように、パッドサイ
トを削除したことにより、パッドサイト間隔が不均一と
なったとき、キーボード24からの入力に基づいて、均
一化処理が選択されると、CPU21は各パッドサイト
46の水平方向すなわちサイト辺方向の座標が等間隔と
なるようにサイト配置テーブルを更新する。
【0091】そして、CPU21は各パッドサイト46
と対応するI/Oサイトとの結線を更新し、その配置情
報でサイト配置テーブルを更新する。すると、同図
(b)に示すように、表示器26にはパッドサイト46
の間隔が均一化された状態が表示される。
【0092】図32は、パッドサイトの追加処理を示
す。同図(a)に示すI/Oサイト47にパッドサイト
を追加するために、マウスでI/Oサイト47を選択す
ると、CPU21は選択されたI/Oサイト47の配置
情報をサイト配置テーブル内で特定する。そして、I/
Oサイト47に接続するためのパッドサイトを一つ追加
してサイト配置テーブルに新たに設定する。このとき、
新たに設定したパッドサイトの座標は、まず垂直方向す
なわちパッドサイト辺に直交する方向の座標のみを設定
する。
【0093】次いで、CPU21は各パッドサイトの間
隔を均一化し、各I/Oサイトと対応するパッドサイト
とを結線処理する。すなわち、CPU21は各パッドサ
イトの水平方向の間隔が均一となるように座標を調整
し、サイト配置テーブルに格納する。すると、図32
(b)に示すように、I/Oサイト47に2つのパッド
サイト48a,48bが接続され、かつパッドサイト4
8a,48bを含むパッドサイト辺を構成する各パッド
サイトの間隔が同一となり、この状態が表示器26に表
示される。
【0094】図33〜図35は、パッドサイト辺及びI
/Oサイト辺の拡張処理若しくは縮小処理を示す。図3
3は、パッドサイト及びI/Oサイトの数を変更するこ
となく、パッドサイト辺及びI/Oサイト辺を拡張し
て、内部セルを配置する領域を拡大する拡張処理を示
す。
【0095】図33(a)に示すように、対角位置にあ
るI/Oサイト辺の角部F1,F2のいずれか一方をマ
ウスでつまんで外側へ移動させると、CPU21は他方
の角部も反対側へ同一距離移動させる。そして、同図
(b)に示すように、移動された角部F3,F4の新た
な座標を設定する。このとき、角部F3,F4の新たな
座標を直接キーボード24で入力するようにすることも
可能である。
【0096】次いで、CPU21は角部F3,F4の座
標に基づいてそれぞれ4辺のパッドサイト辺及びI/O
サイト辺を設定し、各サイト辺にパッドサイト及びI/
Oサイトをそれぞれ均等に配置する。このとき、接続関
係にあるI/Oサイトとパッドサイトとは、相対座標が
変化しないように配置する。すると、図33(b)に示
すように、各サイト辺が拡張され、表示器26に表示さ
れる。
【0097】図34は、パッドサイト及びI/Oサイト
の数を変更することなく、パッドサイト辺及びI/Oサ
イト辺を縮小して、内部セルを配置する領域を縮小する
拡張処理を示す。
【0098】前記拡張処理の場合と同様な処理により、
対角位置にあるI/Oサイト辺の角部F5,F6を内側
へ移動させて、新たな角部F7,F8を設定する。する
と、CPU21は角部F7,F8の座標に基づいてそれ
ぞれ4辺のパッドサイト辺及びI/Oサイト辺を設定
し、各サイト辺にパッドサイト及びI/Oサイトをそれ
ぞれ均等に配置する。このとき、接続関係にあるI/O
サイトとパッドサイトとは、相対座標が変化しないよう
に配置する。すると、図34(b)に示すように、各サ
イト辺が縮小され、表示器26に表示される。
【0099】図35は、パッドサイト辺及びI/Oサイ
ト辺の縮小に基づいて、パッドサイト及びI/Oサイト
の数を削減する必要が生じる場合の縮小処理動作を示
す。上記縮小処理と同様な処理により、対角位置にある
I/Oサイト辺の角部F5,F6を内側へ移動させて、
新たな角部F9,F10を設定する。
【0100】すると、CPU21は角部F9,F10の
座標に基づいてそれぞれ4辺のパッドサイト辺及びI/
Oサイト辺を設定する。次いで、CPU21は新たに設
定されたサイト辺の幅と、それまで配置されていた各I
/Oサイトの幅の総和とを比較する。そして、新たに設
定されたサイト辺の幅のほうが小さい場合には、CPU
21はまず各サイト辺の両側に位置するI/Oサイト4
9を削除する。次いで、CPU21は削除後の各辺のI
/Oサイトの幅の総和と新たに設定されたサイト辺の幅
とを比較し、新たに設定されたサイト辺の幅のほうが未
だ小さい場合には、両側に位置するI/Oサイト50を
さらに削除し、このような動作を繰り返す。
【0101】そして、例えば各サイト辺から4つずつの
I/Oサイト49,50を削除して、図35(b)に示
すように、角部F9,F10により設定される新たなサ
イト辺にI/Oサイトを配置する。このとき、CPU2
1は削除されたI/Oサイトとともに、当該I/Oサイ
トに対応するパッドサイトを削除する。
【0102】図36〜図38は、初期配置されたI/O
サイトを機能ブロック毎に再配置する処理を示す。この
処理を行うために、図4に示す前記サイト部品テーブル
には、各I/Oサイトに対し、サイト用途及びサイト分
類が設定され、かつ同一サイト用途及びサイト分類のI
/Oサイトに対し複数のサイト形状が設定されている。
【0103】すなわち、図36に示すように、I/Oサ
イトは通常用I/Oサイト51と、ユニバーサルPCI
用I/Oサイト52と、アナログ用I/Oサイト53と
に分類される。また、通常用I/Oサイト51及びユニ
バーサルPCI用I/Oサイト52には複数のサイズが
用意される。
【0104】なお、図36〜図37において、「SIG
NAL」は信号用I/Oサイトであり、「VDD」は電
源VDD用I/Oサイトであり、「VSS」は電源Vss用
I/Oサイトである。
【0105】図37(a)に示すように配置されたサイ
トデータに対し、例えば範囲S1のI/Oサイトをユニ
バーサルPCI用I/Oサイト52に置換する場合に
は、マウスで前記範囲S1を指定する。そして、キーボ
ード24により表示器26に表示された機能ブロック指
定画面でユニバーサルPCIを指定すると、同図(b)
に示すように、範囲S1の各I/Oサイトが同一サイト
用途のユニバーサルPCI用I/Oサイトに置換され
る。
【0106】このとき、サイト形状の大きなユニバーサ
ルPCI用I/Oサイトが自動的に優先されて置換され
る。なお、置換処理動作は図23〜25で示す前記置換
処理動作と同様である。
【0107】また、図38(a)に示すように配置され
たサイトデータに対し、例えば範囲S2のI/Oサイト
をユニバーサルPCI用I/Oサイト52に置換する場
合には、マウスで前記範囲S2を指定する。そして、キ
ーボード24により表示器26に表示された機能ブロッ
ク指定画面でユニバーサルPCIを指定すると、同図
(b)に示すように、範囲S2の各I/Oサイトが同一
サイト用途のユニバーサルPCI用I/Oサイトに置換
される。
【0108】このとき、範囲S2にはI/Oサイト辺の
角部が存在しているため、範囲S2内のI/Oサイトが
すべてサイト形状の大きなユニバーサルPCI用I/O
サイトに置換されると、角部においてユニバーサルPC
I用I/Oサイトがオーバーラップする。
【0109】CPU21は、各ユニバーサルPCI用I
/Oサイトの座標データに基づいて、このオーバーラッ
プを検出すると、オーバーラップ部分のユニバーサルP
CI用I/Oサイトをサイト形状の小さいものに置換す
る。従って、CPU21は図38(b)に示すように置
換を行い、サイト配置テーブルを更新するとともに、表
示器26に表示する。(サイト検証部)前記サイト検証
部32は、メモリ22内のサイト配置テーブルに格納さ
れた配置データに基づいて、次に示すレイアウト検証処
理を行う。
【0110】[コーナー部における信号配線引き出し検
証処理]図39,図40に示すような配置データに基づ
く信号配線引き出し検証動作を説明する。CPU21
は、4辺の各I/Oサイト辺をそれぞれ矩形の図形デー
タとして認識し、その図形データの座標に基づいて、そ
れぞれ隣合う辺の図形データの端部以外の間で間隔が最
も狭い位置を検出する。図39においては、下側及び左
側のI/Oサイト辺54,55間で両I/Oサイト辺5
4,55が接する接点SP1が存在し、図40において
は、下側及び左側のI/Oサイト辺56,57間で両I
/Oサイト辺56,57が近接する近接点SP2が存在
する。
【0111】次いで、CPU21は隣合うI/Oサイト
辺間の最も間隔が狭い位置で、通過可能な配線本数を算
出する。図39の接点SP1では、通過可能な配線本数
は「0」となる。また、図40の近接点SP2では、例
えばその間隔が4μmであって配線のグリッドピッチが
2.6μmであると、通過可能な配線本数は「1」とな
る。
【0112】次いで、CPU21は接点SP1あるいは
近接点SP2を生成する二つのI/Oサイト間に位置す
る信号用I/Oサイトの数を検出する。図39では、接
点SP1を生成するI/Oサイト54a,55a間に
は、1つの信号用I/Oサイト55bが存在するが、接
点SP1では信号用I/Oサイト55bと内部セル領域
とを接続する配線を通過させることができない。
【0113】図40では、近接点SP2を生成するI/
Oサイト56a,57a間には、計2つの信号用I/O
サイト57b,57cが存在するが、近接点SP2では
1本の配線しか通過させることができないため、すべて
の信号用I/Oサイト57b,57cに配線を接続する
ことができない。
【0114】従って、上記のような場合には、CPU2
1は表示画面上のI/Oサイト55b、57b,57c
の表示色を変更したり、あるいは点滅させたりするとと
もに、エラーメッセージを表示して、エラー出力を行
う。
【0115】一方、隣合うI/Oサイト辺間の近接点に
おいて、必要な配線本数を通過させることができれば、
CPU21は上記エラー表示を行わず、4辺のI/Oサ
イト辺の隣合う2辺について、上記検証動作を繰り返
す。
【0116】[I/Oサイト電源供給検証処理]図41
及び図42に示すような配置データに基づく、電源供給
検証動作を示す。各I/Oサイト辺間の内部セル領域に
は、各I/Oサイトに電源を供給するための電源配線5
8が配置される。
【0117】図41に示す配置データでは、複数のI/
Oサイト59上を横切るように電源配線58が配置さ
れ、この電源配線58と各I/Oサイト59とが正常に
接続される。同図に示すI/Oサイト59は、いずれも
電源配線58から正常に電源供給が可能である。
【0118】図42に示す配置データでは、電源配線5
8が複数のI/Oサイト60上を横切るように配置され
て、同電源配線58とI/Oサイト60とが正常に接続
されるが、I/Oサイト61,62には電源配線58を
正常に接続することができない。
【0119】すなわち、I/Oサイト61上には、電源
配線58が直角に折れ曲がるクランク部が位置して、電
源配線58がI/Oサイト61を横切る方向以外にも配
置されるので、電源配線58とI/Oサイト61を構成
するトランジスタの配線パターンとが干渉する。従っ
て、I/Oサイト61には電源配線58を正常に接続す
ることができない。
【0120】また、I/Oサイト62は、I/Oサイト
60と同様にその高さが電源配線58の通過位置に達す
る高さを備えているが、電源配線58のクランク部より
外側に位置するため、電源配線58がI/Oサイト60
上を横切らない。
【0121】従って、I/Oサイト62には電源配線5
8を正常に接続することができない。上記のようなI/
Oサイト61,62を検出するために、CPU21は次
のような動作を行う。
【0122】図41及び図42に示すように、各サイト
辺の端部を結ぶ線、すなわち内部セル領域の対角線Lを
想定し、その対角線Lと各I/Oサイトとの座標に基づ
いて、対角線Lに交差するI/Oサイトを検出する。
【0123】図41では、電源配線58から電源が供給
されるI/Oサイト59は、いずれも対角線Lとは交差
しない。従って、CPU21はI/Oサイト59に対し
エラー表示を行わない。
【0124】図42では、電源配線58から電源が供給
されるI/Oサイト60は、対角線Lとは交差しない
が、I/Oサイト61,62は対角線Lと交差する。従
って、CPU21はI/Oサイト61,62の表示色を
変更したり、あるいは点滅させたりするとともに、エラ
ーメッセージを表示して、エラー出力を行う。
【0125】[機能ブロック内の必須I/Oサイト検証
処理]前記サイト編集部31で設定された機能ブロック
に特定のサイト用途のI/Oサイトが含まれているか否
かを検証する動作を示す。
【0126】図43及び図44に示すように、複数のI
/Oサイトで構成される機能ブロック63,64は、信
号用I/Oサイトと、電源VDD用I/Oサイトと、電源
Vss用I/Oサイトとから構成され、前記サイト編集部
31の処理動作により、各I/Oサイトの情報がメモリ
22内の機能ブロック指定情報テーブルに格納されてい
る。
【0127】例えば、各機能ブロック63,64では、
電源VDD用I/Oサイトと、電源Vss用I/Oサイトと
が少なくとも一つずつ必要であるので、CPU21は各
機能ブロック63,64内に電源VDD用I/Oサイト
と、電源Vss用I/Oサイトとが少なくとも一つずつ存
在するか否かを検証する。
【0128】すなわち、CPU21は機能ブロック指定
情報テーブルから機能ブロック63あるいは同64を構
成するI/Oサイトの情報を順次読み出して、そのサイ
ト用途を検証する。
【0129】図43に示す機能ブロック63では、電源
VDD用I/Oサイトが2つ、電源Vss用I/Oサイトが
1つ存在する。従って、電源VDD用I/Oサイト及び電
源Vss用I/Oサイトが少なくとも一つずつ存在するの
で、機能ブロック63は正常と判定される。
【0130】図44に示す機能ブロック64では、電源
VDD用I/Oサイトは存在せず、電源Vss用I/Oサイ
トが1つ存在する。従って、電源VDD用I/Oサイト及
び電源Vss用I/Oサイトが少なくとも一つずつ存在し
ないので、CPU21は機能ブロック64を異常と判定
し、機能ブロック64の表示色を変更したり、あるいは
点滅させたりするとともに、エラーメッセージを表示し
て、エラー出力を行う。 (サイト出力部)前記サイト出力部33は、前記サイト
検証部32の検証結果が正常であれば、メモリ22内の
I/Oサイト配置テーブル、パッドサイト配置テーブル
及びパッド−I/O結線テーブルに格納されている有効
データを前記バルクライブラリファイル2に書き込む。
【0131】上記のように構成されたバルクライブラリ
生成装置では、次に示す作用効果を得ることができる。 (イ)サイト初期配置部30では、所望のI/Oサイト
の数を指定することにより、チップの中心あるいは任意
に設定される座標に基づいて、標準I/Oサイトを自動
的に初期配置して、I/Oサイト配置テーブルに格納す
ることができる。
【0132】その第一の初期配置機能では、チップの中
心座標の周囲にI/Oサイトを正方形状に容易に配置す
ることができる。第二の初期配置機能では、任意座標を
起点として、I/Oサイトを正方形状に容易に配置する
ことができる。従って、4辺のI/Oサイト辺の中心点
をチップの中心点からずらす場合にも、配置起点の座標
を指定するだけで、I/Oサイトを容易入力初期配置す
ることができる。 (ロ)サイト初期配置部30では、初期配置したI/O
サイトの周囲に、各I/Oサイトに接続するためのパッ
ドサイトを自動的に配置して、パッドサイト配置テーブ
ルに格納することができる。パッドサイトとI/Oサイ
トとの間隔を1種類のみ設定すれば、パッドサイトをI
/Oサイトと並行に直線状に配置することができる。パ
ッドサイトとI/Oサイトとの間隔を複数種類設定すれ
ば、パッドサイトをI/Oサイトに対し複数種類の間隔
で順次配置することができるので、パッドサイトを凹凸
型あるいは階段型に容易に配置することができる。
【0133】また、パッドサイトの間隔が設定されなけ
れば、各パッドサイトの中心がI/Oサイトの中心線上
に位置するように自動的に配置することができ、パッド
サイトの間隔が設定されれば、設定された均等間隔で自
動的に配置することができる。 (ハ)サイト初期配置部30では、配置されたI/Oサ
イトとパッドサイトとの中心を自動的に結線して、その
結線情報をパッド−I/O結線テーブルに格納すること
ができる。 (ニ)サイト編集部31では、サイト初期配置部30で
初期配置された被置換I/Oサイトを形状の異なる置換
I/Oサイトに容易に置換することができる。形状の変
化により、置換I/Oサイトが隣合うI/Oサイトと重
複する場合には、その重複I/Oサイトの削除あるいは
スライド移動を選択することができる。スライド移動を
選択した場合には、そのスライド量に従って他のサイト
辺を拡張することができる。そして、拡張した際に生じ
る空き領域にI/Oサイトを補充することができる。 (ホ)サイト編集部31では、置換I/Oサイトが被置
換I/Oサイトより小さいときには、発生した空き領域
に追加I/Oサイトを配置することができる。 (ヘ)サイト編集部31では、I/Oサイトとパッドサ
イトとをそれぞれ独立して移動させることができる。I
/Oサイトは、I/Oサイト辺と直交する方向に移動さ
せることができる。また、パッドサイトは任意の方向に
移動させることができる。 (ト)サイト編集部31では、I/Oサイトとパッドサ
イトとをI/Oサイト辺と直交する方向に一体に移動さ
せることができる。 (チ)サイト編集部31では、パッドサイトの削除及び
追加を行うことができる。パッドサイトの削除及び追加
により、パッドサイトの間隔が不均一となった場合に
は、均一となるように容易に配置することができる。 (リ)サイト編集部31では、I/Oサイト及びパッド
サイトの数を変更することなく、内部セル領域を拡大あ
るいは縮小することができる。また、内部セル領域を縮
小した場合に、サイト辺が縮小されて、I/Oサイト及
びパッドサイトの数を削減する必要が生じた場合には、
必要数のI/Oサイトを自動的に削減して配置すること
ができる。 (ヌ)サイト編集部31では、初期配置されたI/Oサ
イトを、異なるサイト分類のI/Oサイトに機能ブロッ
ク毎にサイト辺の所望の範囲で一括して置換することが
できる。所望の範囲内にサイト辺の角部が存在して、置
換されたI/Oサイトにオーバーラップが生じる場合に
は、オーバーラップが生じないように、サイト形状の小
さいI/Oサイトに自動的に置換することができる。 (ル)サイト検証部32では、サイト編集部31で置換
されたI/Oサイトに信号配線を接続可能か否かを検証
することができる。 (ヲ)サイト検証部32では、各I/Oサイトに電源配
線から正常に電源が供給可能か否かを検証することがで
きる。 (ワ)サイト検証部32では、機能ブロックとして配置
された複数のI/Oサイト内に少なくとも一つ以上の電
源VDD用I/Oサイト及び電源Vss用I/Oサイトとが
含まれているか否かを検証することができる。 (カ)サイト出力部33では、サイト検証部32でエラ
ーが発見されなかったとき、I/Oサイト配置テーブ
ル、パッドサイト配置テーブルの格納内容をバルクライ
ブラリに出力することができる。 (ヨ)サイト出力部33では、サイト検証部32でエラ
ーが発見されなかったとき、パッド−I/O結線テーブ
ルに格納されている結線情報をバルクライブラリに出力
することができる。
【0134】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は多様な
バルクライブラリの設計工数を低減し得るバルクライブ
ラリ生成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図である。
【図2】 バルクライブラリ生成装置を示すブロック図
である。
【図3】 一実施の形態におけるCPUの機能を示すブ
ロック図である。
【図4】 サイト部品テーブルを示す説明図である。
【図5】 第一のI/Oサイト初期配置機能を示す説明
図である。
【図6】 第一のI/Oサイト初期配置機能を示す説明
図である。
【図7】 第一のI/Oサイト初期配置機能の動作を示
すフローチャート図である。
【図8】 第二のI/Oサイト初期配置機能を示す説明
図である。
【図9】 第二のI/Oサイト初期配置機能を示す説明
図である。
【図10】第二のI/Oサイト初期配置機能の動作を示
すフローチャート図である。
【図11】パッドサイト初期配置機能を示す説明図であ
る。
【図12】パッドサイト初期配置機能を示す説明図であ
る。
【図13】パッドサイト初期配置機能を示す説明図であ
る。
【図14】パッドサイト初期配置機能を示す説明図であ
る。
【図15】パッドサイト初期配置機能を示す説明図であ
る。
【図16】パッドサイト初期配置機能の動作を示すフロ
ーチャート図である。
【図17】パッドサイトとI/Oサイトとの結線を示す
説明図である。
【図18】サイト編集機能を示す説明図である。
【図19】サイト編集機能の第一の特殊処理を示す説明
図である。
【図20】サイト編集機能の第一の特殊処理を示す説明
図である。
【図21】サイト編集機能の第一の特殊処理を示す説明
図である。
【図22】サイト編集機能の第一の特殊処理を示す説明
図である。
【図23】サイト編集機能の動作を示すフローチャート
図である。
【図24】サイト編集機能の第一の特殊処理を示すフロ
ーチャート図である。
【図25】サイト編集機能の第一の特殊処理を示すフロ
ーチャート図である。
【図26】サイト編集機能の第二の特殊処理を示す説明
図である。
【図27】サイト編集機能の第二の特殊処理を示すフロ
ーチャート図である。
【図28】サイト編集機能を示す説明図である。
【図29】サイト編集機能を示す説明図である。
【図30】サイト編集機能を示す説明図である。
【図31】サイト編集機能を示す説明図である。
【図32】サイト編集機能を示す説明図である。
【図33】サイト編集機能を示す説明図である。
【図34】サイト編集機能を示す説明図である。
【図35】サイト編集機能を示す説明図である。
【図36】サイト編集機能を示す説明図である。
【図37】サイト編集機能を示す説明図である。
【図38】サイト編集機能を示す説明図である。
【図39】サイト検証機能を示す説明図である。
【図40】サイト検証機能を示す説明図である。
【図41】サイト検証機能を示す説明図である。
【図42】サイト検証機能を示す説明図である。
【図43】サイト検証機能を示す説明図である。
【図44】サイト検証機能を示す説明図である。
【図45】半導体集積回路装置の設計装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
21 演算装置 23 プログラム格納装置 24 入力装置 28 演算装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路装置のセルを配置するサ
    イトの部品情報を格納したサイトライブラリと、 前記サイトの配置情報を生成するためのプログラムを格
    納したプログラム格納装置と、 前記プログラムを駆動するための入力信号を入力するた
    めの入力装置と、 前記入力信号と、前記サイト部品情報と、前記プログラ
    ムとに基づいて、サイトの配置情報及びサイト間の配線
    情報を生成してバルクライブラリとして出力する演算装
    置とを備えたことを特徴とするバルクライブラリ生成装
    置。
  2. 【請求項2】 半導体集積回路装置の周辺セルを配置す
    るI/Oサイト及びパッドサイトの部品情報を格納した
    サイトライブラリと、 前記I/Oサイト及びパッドサイトの配置情報と、サイ
    ト間の配線情報とを生成するためのプログラムを格納し
    たプログラム格納装置と、 前記プログラムを駆動するための入力信号を入力するた
    めの入力装置と、 前記入力信号と、前記サイト部品情報と、前記プログラ
    ムとに基づいて、前記I/Oサイト及びパッドサイトの
    配置情報と、サイト間の配線情報とを生成してバルクラ
    イブラリとして出力する演算装置と、 前記演算装置の演算処理にともなうデータを格納するた
    めのメモリと、 前記演算装置の演算処理結果を表示する表示器とを備え
    たことを特徴とするバルクライブラリ生成装置。
  3. 【請求項3】 前記演算装置は、 前記入力信号と前記プログラムに基づいて、前記サイト
    ライブラリからサイト部品情報を読み出し、I/Oサイ
    ト及びパッドサイトを初期配置するとともに、I/Oサ
    イトとパッドサイトとを初期配線で結線するサイト初期
    配置部と、 前記入力信号と前記プログラムに基づいて、前記初期配
    置部の処理結果を、所望のサイト配置に編集するサイト
    編集部と、 前記入力信号と前記プログラムに基づいて、前記サイト
    編集部で編集されたサイト配置に不具合が存在するか否
    かを検証するサイト検証部と、 前記サイト検証部の検証結果が正常であるとき、前記サ
    イト検証部で検証されたサイト配置をバルクライブラリ
    として出力するサイト出力部とを備えたことを特徴とす
    る請求項1乃至2のいずれかに記載のバルクライブラリ
    生成装置。
  4. 【請求項4】 前記サイト初期配置部は、前記入力装置
    から入力されたI/Oサイトの個数を備えた複数のI/
    Oサイトを、指定された座標に対し正方形状に初期配置
    することを特徴とする請求項3記載のバルクライブラリ
    生成装置。
  5. 【請求項5】 前記サイト初期配置部は、初期配置した
    I/Oサイトに対し、指定された間隔でパッドサイトを
    初期配置することを特徴とする請求項3記載のバルクラ
    イブラリ生成装置。
  6. 【請求項6】 前記サイト初期配置部は、指定されたパ
    ッドサイトの間隔で、該パッドサイトを均等間隔で初期
    配置することを特徴とする請求項3記載のバルクライブ
    ラリ生成装置。
  7. 【請求項7】 前記サイト編集部は、初期配置された被
    置換I/Oサイトを入力装置により指定される置換I/
    Oサイトに置換することを特徴とする請求項3記載のバ
    ルクライブラリ生成装置。
  8. 【請求項8】 前記サイト編集部は、被置換I/Oサイ
    トと置換I/Oサイトとのサイト形状の変化に基づい
    て、該サイト形状の変化分を補うI/Oサイトの削除、
    追加、移動、サイト辺の拡張若しくは縮小の少なくとも
    いずれか一つの処理を行うことを特徴とする請求項7記
    載のバルクライブラリ生成装置。
  9. 【請求項9】 前記サイト編集部は、編集されたI/O
    サイトに対応して、初期配置されたパッドサイトの削
    除、追加、移動の少なくともいずれか一つの処理を行う
    ことを特徴とする請求項8記載のバルクライブラリ生成
    装置。
  10. 【請求項10】 前記サイト編集部は、編集されたI/
    Oサイトと対応するパッドサイトとを再結線することを
    特徴とする請求項7記載のバルクライブラリ生成装置。
  11. 【請求項11】 前記サイト編集部は、初期配置された
    I/Oサイトのうち、指定された範囲の複数のI/Oサ
    イトを、指定された機能のI/Oサイトに一括置換して
    機能ブロックを生成することを特徴とする請求項7記載
    のバルクライブラリ生成装置。
  12. 【請求項12】 前記サイト検証部は、前記サイト編集
    部で編集されたサイト配置において、各I/Oサイトに
    信号配線を接続可能か否かを検証することを特徴とする
    請求項3記載のバルクライブラリ生成装置。
  13. 【請求項13】 前記サイト検証部は、前記サイト編集
    部で編集されたサイト配置において、各I/Oサイトに
    電源配線を接続可能か否かを検証することを特徴とする
    請求項3記載のバルクライブラリ生成装置。
  14. 【請求項14】 前記サイト検証部は、前記サイト編集
    部で生成された機能ブロック内に、指定された機能を備
    えたI/Oサイトをすくなくとも一つ以上備えているか
    否かを検証することを特徴とする請求項11記載のバル
    クライブラリ生成装置。
  15. 【請求項15】 前記サイト出力部は、前記サイト検証
    部で正常と判定されたサイト配置をバルクライブラリと
    して出力することを特徴とする請求項3記載のバルクラ
    イブラリ生成装置。
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