JPH10256312A - ボール吸着ヘッド及びボール実装装置 - Google Patents

ボール吸着ヘッド及びボール実装装置

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JPH10256312A
JPH10256312A JP6320997A JP6320997A JPH10256312A JP H10256312 A JPH10256312 A JP H10256312A JP 6320997 A JP6320997 A JP 6320997A JP 6320997 A JP6320997 A JP 6320997A JP H10256312 A JPH10256312 A JP H10256312A
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ball
suction head
positioning plate
suction
plate
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JP6320997A
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Osamu Kamata
修 鎌田
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3478Applying solder preforms; Transferring prefabricated solder patterns

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  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は基板にバンプとなるボールを実装する
再に用いるボール吸着ヘッド及びボール実装装置に関
し、低コストでかつ高い精度を有するボール吸着ヘッド
及びボール実装装置を実現することを課題とする。 【解決手段】ボール13を吸引して基板30の所定位置に実
装するのに用いるボール吸着ヘッドにおいて、このボー
ル吸着ヘッドを位置決めプレート11A と補強プレート12
A とにより構成する。そして、位置決めプレート11A
を、気体の通過抵抗の高い多孔セラミックにより形成す
ると共に、ボール13の吸引位置に位置決め孔14A を形成
する。また、補強プレート12A を気体の通過抵抗の低い
無孔質セラミックにより形成し、かつその下面に位置決
めプレート11A を配設すると共に、上面にボール13を吸
引するための吸引装置を接続する。そして、この補強プ
レート12A により位置決めプレート11A を補強する構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボール吸着ヘッド及
びボール実装装置に係り、特に基板にバンプとなるボー
ルを実装する際に用いるボール吸着ヘッド及びボール実
装装置に関する。近年の半導体装置の高密度実装化に伴
い、パッケージの小型化が要求されている。また、半導
体チップの高集積化に伴い、パッケージング技術の向上
も望まれている。
【0002】上記の各要求を実現するためには、高密度
化されることにより多数の端子を有した半導体チップを
小型のパッケージに収納する必要がある。しかるに、パ
ッケージの側面よりリードを延出された構成のパッケー
ジ構造では、半導体チップの端子の増大に伴いリード数
も増大するため、パッケージの小型化にはリードの配設
面より限界がある。
【0003】そこで近年では、例えば外部接続端子とし
てボール(例えば、半田ボール)を用い、バッケージの
底面(実装基板との対向面)にボールをマトリックス状
に配設することによりバンプ(外部接続端子)を形成
し、これにより半導体チップの高密度化及びパッケージ
の小型化に共に対応できるようにした半導体装置が提供
されている。
【0004】
【従来の技術】一般に、バンプとなるボールを基板(半
導体チップ或いは半導体チップが搭載された回路基板
等)に実装する行程では、ボール吸着ヘッドを用いて実
装処理することが行われている。このボール吸着ヘッド
は、半導体基板の各品種に対応して1ヘッド設けられ、
半導体装置では品種毎に夫々のボール吸着ヘッドを選択
して使用している。
【0005】図8は、従来用いられていたボール吸着ヘ
ッドの一例を示している。同図では、ボール吸着ヘッド
1にボール2が吸着された状態を示している。このボー
ル吸着ヘッド1は、単一素材よりなるヘッド本体3に複
数の微細吸引孔4及びボール接触部5を加工した構成と
されている。ヘッド本体3は単一体であり、その材質と
して気体の通過抵抗の大きい金属,樹脂,ガラス,或い
はセラミック等が用いられている。微細吸引孔3はヘッ
ド本体2を図中上下に貫通するよう形成されており、そ
の形成位置は基板(図示せず)に対するボール2の配設
位置と対応するよう選定されている。
【0006】また、ボール接触部5は、微細吸引孔3の
端部、詳細にはボール2が吸着される側の端部に形成さ
れた円錐台形状の凹部である。このボール接触部5を形
成することにより、微細吸引孔3開口部分の面積を広く
することができるため、ボール2の吸引処理を確実かつ
容易に行うことができ、また円錐台形状であるため吸着
状態におけるボール2の位置決めを確実に行うことがで
きる。
【0007】上記の微細吸引孔4及びボール接触部5を
ヘッド本体3に形成する方法としては、例えばヘッド本
体3の材料が金属である場合には切削加工或いはエッチ
ングにより形成され、またヘッド本体2の材料が樹脂で
ある場合には切削加工或いはレーザ加工により形成さ
れ、更にヘッド本体2の材料がガラスである場合にはエ
ッチングにより形成されていた。
【0008】また、ヘッド本体3の厚さ(図中、矢印H
で示す)に注目すると、この厚さHが小さい(薄い)
と、吸引処理が行われる際に、この吸引力によりヘッド
本体3が変形してしまう。ヘッド本体3が変形すると、
円滑なボール2の吸引処理が困難となり、またボール2
の吸引位置と基板上の所定バンプ実装位置とがずれるお
それがあり、良好なボール2の実装処理が行われない可
能性がある。
【0009】このため、従来のボール吸着ヘッド1で
は、ヘッド本体3の厚さHを大きく(厚く)設定し、こ
れにより機械的強度を向上させることにより、良好なボ
ール2の実装処理を実現する構成とされていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来のボール
吸着ヘッド1では、上記のように吸引時における変形を
防止する点からヘッド本体3の厚さHを大きく(例え
ば、2mm程度)設定する必要があったため、これに伴
い微細吸引孔4を長く形成する必要が生じる。この微細
吸引孔4の径寸法は例えば0.25mmと小径であり、
また一つのヘッド本体3に数十から数百個形成する必要
がある。
【0011】よって、従来のボール吸着ヘッド1を製造
するには、厚さの大なるヘッド本体3を貫通するよう小
径の微細吸引孔4を長く形成せねばならず、その加工が
困難となり、またこれに伴い製造効率が低下し製造コス
トが上昇してしまうという問題点があった。また、ボー
ル2が接触するボール接触部5は、その面粗度が良好で
ないと吸着時にボール2がボール接触部5に食い付きが
発生し、吸引処理を停止してもボール2がボール接触部
5から離間しなくなるおそれがある。このため、ボール
接触部5の表面は精度の高い平滑面とする必要がある
が、例えばこのボール接触部5の加工に切削加工(機械
加工)を用いた場合には、加工によりボール接触部5の
表面にバリ等が発生し、平滑面を形成することが困難で
ある。
【0012】また、バリ等の発生した面を平滑面とする
ためには、別個に仕上げ加工を行う必要があり、製造工
程の複雑化すると共に製造コストが上昇してしまうとい
う問題点がある。更に、機械加工では、微細吸引孔4を
近接して形成するには限度があり、隣接する微細吸引孔
4間のピッチを狭ピッチ化することが難しい。このた
め、従来行われていた機械加工では今後予想されるボー
ル2の狭ピッチ化に対応することができないという問題
点もあった。
【0013】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、低コストでかつ高い精度を有するボール吸着ヘッ
ド及びボール実装装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴と
するものである。請求項1記載の発明では、突起電極と
なるボールを吸引し、基板の所定位置に前記ボールを実
装するのに用いるボール吸着ヘッドにおいて、気体の通
過抵抗の高い材質により形成されており、前記ボールの
吸引位置を規定する位置決め孔を形成してなる位置決め
プレートと、気体の通過抵抗の低い材質により形成され
ており、下面に前記位置決めプレートが配設されると共
に上面に前記ボールを吸引するための吸引力が印加され
る構成とされており、前記位置決めプレートの補強を行
う補強プレートとを具備することを特徴とするものであ
る。
【0015】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載のボール吸着ヘッドにおいて、前記位置決めプ
レートの材質としてセラミックを用いたことを特徴とす
るものである。また、請求項3記載の発明では、前記請
求項1記載のボール吸着ヘッドにおいて、前記位置決め
プレートを、樹脂フィルムにより構成したことを特徴と
するものである。
【0016】また、請求項4記載の発明では、前記請求
項1記載のボール吸着ヘッドにおいて、前記位置決めプ
レートを、前記補強プレートの前記ボールを吸引する側
の面に樹脂を含浸させることにより形成したことを特徴
とするものである。また、請求項5記載の発明では、前
記請求項1乃至4のいずれかに記載のボール吸着ヘッド
において、前記補強プレートを多孔質部材により形成し
たことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項6記載の発明では、前記請求
項5記載のボール吸着ヘッドにおいて、前記多孔質部材
としてセラミックスまたは金属メッシユを用いたことを
特徴とするものである。更に、請求項7記載の発明に係
るボール実装装置では、前記請求項1乃至6のいずれか
に記載のボール吸着ヘッドと、前記ボール吸着ヘッドと
接続されており、前記ボールを吸引する吸引力を発生さ
せる吸引装置と、前記ボール吸着ヘッドを、少なくとも
ボール吸引位置と前記基板にボールを実装する実装位置
との間で移動させるヘッド移動装置とを設けたことを特
徴とするものである。
【0018】上記の各手段は、次のように作用する。請
求項1記載の発明によれば、位置決めプレートは気体の
通過抵抗の高い材質により形成されているため、吸引処
理を行った場合、気体が位置決めプレートを通過するこ
とはない。一方、補強プレートは気体の通過抵抗の低い
材質により形成されているため、その全体において吸引
処理を行うことができる。
【0019】この補強プレートは、その下面に前記位置
決めプレートが配設されると共に、上面にボールを吸引
するための吸引力が印加される構成とされている。この
ため、吸引力は補強プレートを介して位置決めプレート
に印加される。また、位置決めプレートにはボールの吸
引位置を規定する位置決め孔が形成されているため、ボ
ールの吸引処理は位置決め孔の形成位置においてのみ行
われる。よって、ボールはこの位置決め孔に吸引され保
持されることとなる。
【0020】この際、上記のように補強プレートはその
全体において吸引処理を行うため、補強プレートにボー
ルを吸引するための微細吸引孔を形成する必要はなくな
り、よって補強プレートの製造を容易に行うことが可能
となる。また、補強プレートは位置決めプレートの補強
板としての機能も奏するため、ボール吸着ヘッドを位置
決めプレートと補強プレートとにより構成することによ
り、位置決めプレートの薄型化を図ることができる。よ
って、位置決めプレートに対する加工性は良好となり、
位置決め孔を精度よく形成することが可能となる。この
ため、位置決め孔のボールが接触する接触面を平滑面と
することができると共に、狭ピッチ化にも対応すること
ができる。
【0021】また、請求項2記載の発明によれば、位置
決めプレートの材質としてセラミックを用いたことによ
り、セラミックは加工性が良好であるため、位置決め孔
を特に精度よく形成することができる。また、請求項3
記載の発明によれば、位置決めプレートを樹脂フィルム
により構成したことにより、樹脂フィルムは可撓性を有
しているため、位置決め孔を形成の容易な円筒形状とし
ても、吸引時にボールに印加される吸引力により樹脂フ
ィルムはボールの外形に沿った形状に可撓変形する。よ
って、樹脂フィルムを用いることにより、吸引時に確実
にボールを保持することができる。
【0022】また、ボールを基板に実装するために吸引
を停止すると、上記吸引力が解除されるため樹脂フィル
ムは元の状態に弾性復元しようとする。よって、この弾
性復元力はボールを樹脂フィルムから離間させる力とし
て作用するため、ボール実装時にボールが位置決めプレ
ートに残留することを防止することができる。また、請
求項4記載の発明によれば、補強プレートのボールを吸
引する側の面に樹脂を含浸させることにより位置決めプ
レートを形成したことにより、補強プレートと位置決め
プレートとは一体化した構成となる。即ち、位置決めプ
レートの製造と補強プレートとの製造を同一の製造ライ
ンで行うことが可能となり、位置決めプレートを別個形
成する構成に比べて製造工程の簡単化を図ることができ
る。また、位置決めプレートが補強プレートから剥離す
ることを確実に防止することができる。
【0023】また、請求項5及び請求項6記載の発明に
よれば、補強プレートをセラミックスまたは金属メッシ
ユ等の多孔質部材により形成したことにより、これらの
多孔質部材は比較的安価に供給されているものであるた
め製品コストの低減を図ることができる。また、上記の
多孔質部材は比較的機械的強度が強いため、確実に位置
決めプレートを補強することができる。
【0024】更に、請求項7記載の発明によれば、吸引
装置はボールを吸引する吸引力を発生させ、この吸引力
は吸引装置に接続されているボール吸着ヘッドに印加さ
れる。よって、ボール吸着ヘッドはボールを吸引するこ
とが可能となる。また、ヘッド移動装置は少なくともボ
ール吸引位置と基板にボールを実装する実装位置との間
でボール吸着ヘッドを移動させるため、ボール吸引位置
から実装位置へボールを搬送し、基板に実装することが
できる。この際、ボール吸着ヘッドとして前記した請求
項1乃至6のいずれかに記載のボール吸着ヘッドを用い
ているため、確実にボールを基板上に実装することがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面と共に説明する。図1は本発明の第1実施例である
ボール吸着ヘッド10Aを示しており、また図2及び図
3はボール吸着ヘッド10Aを用いたボール実装装置2
0を示している。先ず、ボール吸着ヘッド10Aの説明
に先立ち、図2及び図3を用いてボール吸着ヘッド10
Aを用いたボール実装装置20について説明する。
【0026】ボール実装装置20は、大略するとボール
吸着ヘッド10A,吸引装置21,ヘッド移動装置22
等により構成されている。ボール吸着ヘッド10Aは、
後に詳述するように、位置決めプレート11Aと補強プ
レート12Aとにより構成されており、例えば半田によ
り形成されたボール13を吸引し保持する機能を奏する
ものである。
【0027】このボール吸着ヘッド10Aはチャンバー
23の開口部に装着脱自在な構成とされており、チャン
バー23に取り付けられた状態において、ボール吸着ヘ
ッド10Aとチャンバー23とは気密状態を実現できる
構成とされている。また、ボール吸着ヘッド10Aがチ
ャンバー23に取り付けられた状態において、位置決め
プレート11Aが外側に、補強プレート12Aがチャン
バー23の内部に位置するよう構成されている。
【0028】吸引装置21は例えば真空ポンプであり、
配管24を介してチャンバー23に接続されている。吸
引装置21は駆動することにより吸引力を発生し、この
吸引力は配管24を介してチャンバー23内に印加され
る。従って、ボール吸着ヘッド10Aのチャンバー23
側、即ち補強プレート12Aに上記吸引力は印加され
る。この吸引力により、後に詳述するようにボール吸着
ヘッド10Aはボール13を吸引処理する。
【0029】ヘッド移動装置22は例えば3軸駆動型の
搬送装置であり、駆動装置25及びアーム26等により
構成されている。アーム26の上端部は駆動装置25に
接続されており、またアーム26の下端部はチャンバー
23に接続されている。従って、駆動装置25が作動す
ることによりアーム26は移動し、これに伴いチャンバ
ー23に設けられたボール吸着ヘッド10Aも移動する
構成とされている。尚、29は配管24内の圧力を検出
する圧力センサである。
【0030】続いて、上記構成とさたれボール実装装置
20の動作について説明する。図2は、ボール実装装置
20がボール13を吸引している状態(以下、吸引モー
ドという)を示している。吸引モードでは、ヘッド移動
装置22は駆動装置25及びアーム26を作動させるこ
とにより、ボール吸着ヘッド10Aをバンプトレイ27
と対向する位置まで移動させる。
【0031】このバンプトレイ27には振動発生装置2
8が接続されており、バンプトレイ27を超音波振動し
うる構成とされている。また、このバンプトレイ27に
収納されるボール13は別工程により予め形成されるも
のであり、その各径寸法は等しくなるよう形成されてい
る。上記のようにボール吸着ヘッド10Aがバンプトレ
イ27と対向する位置まで移動されると、続いて吸引装
置21及び振動発生装置28が起動される。吸引装置2
1が駆動することにより発生する吸引力は、配管24及
びチャンバー23を介してボール吸着ヘッド10Aに伝
達され、これによりボール吸着ヘッド10Aはバンプト
レイ27内のボール13を吸引する。
【0032】また、振動発生装置28が駆動することに
よりバンプトレイ27は超音波振動を開始し、これに伴
い収納されているボール13も振動する。このように、
ボール13が超音波振動することにより、ボール13は
バンプトレイ27より飛び上がりやすい状態となってお
り、よってボール吸着ヘッド10Aへのボール13の吸
着処理を容易に行うことができる。
【0033】また、上記のように配管24に圧力センサ
29を設けておくことにより、ボール吸着ヘッド10A
に対するボール13の吸着状態をこの圧力センサ29の
検出結果より判断することができる。即ち、ボール吸着
ヘッド10Aにボール13が吸引されていない状態では
ボール吸着ヘッド10Aは大気と連通するため配管24
内の圧力は大気圧に近づく。
【0034】この配管24内の圧力は、ボール吸着ヘッ
ド10Aにボール13が吸着される程低い圧力となり、
完全にボール13が吸着された状態で管内圧力は最低と
なる。この最低圧力を予め知っておくことにより、圧力
センサ29の検出結果よりボール吸着ヘッド10Aに完
全にボール13が吸着されたかどうかを判断することが
できる。よって、ボール13が完全に吸引されない状態
のままで、後述するボール13の実装処理を行うことを
防止できる。
【0035】図2に示す吸引作業によりボール吸着ヘッ
ド10Aにボール13が吸引されると、このボール吸着
ヘッド10Aにボール13が吸引された状態を維持しつ
つ、ヘッド移動装置22は移動を開始し、図3に示され
るように、ボール吸着ヘッド10Aはボール13を実装
する基板30の上部位置まで移動される。この基板30
は例えばベアチップ状の半導体チップであり、その表面
(ボール13が装着される面)には予めフラックス31
が塗布されている。
【0036】上記のように、ボール吸着ヘッド10Aが
基板30の上部位置まで移動すると、続いてヘッド移動
装置22はボール吸着ヘッド10Aを下動させ、ヘッド
移動装置22に吸着されているボール13を基板30に
押圧する。また、この動作と共に、吸引装置21により
吸引動作は停止される。このように、吸引装置21が停
止されることによりボール13はボール吸着ヘッド10
Aから離脱可能な状態となる。また、基板30の表面に
はフラックス31が塗布されており、このフラックス3
1はある程度の粘性を有しているため、その粘着力によ
りボール13を基板30に保持する機能を奏する。
【0037】上記押圧処理が終了すると、再びヘッド移
動装置22は駆動してボール吸着ヘッド10Aを上方に
向け移動させる。上記のように、ボール吸着ヘッド10
Aが上動する時点において、吸引装置21は停止され、
かつボール13はフラックス31により基板30に粘着
された状態であるため、ボール13は基板30に実装さ
れた状態となる。以上説明した一連の動作をボール実装
装置20が行うことにより、図4に示されるように基板
30にボール13が実装された半導体装置32が製造さ
れる。
【0038】続いて、図1を用いてボール吸着ヘッド1
0Aの詳細について説明する。前記したように、ボール
吸着ヘッド10Aは、位置決めプレート11Aと補強プ
レート12Aとにより構成されている。前記したよう
に、このボール吸着ヘッド10Aは、バンプトレイ27
からボール13を吸引し、基板30の所定位置に吸引し
たボール13を実装する機能を奏するものである。
【0039】位置決めプレート11Aは、気体の通過抵
抗の高い材質により形成されており、具体的には本実施
例ではセラミックにより位置決めプレート11Aを形成
している。また、図示されるように、位置決めプレート
11Aの厚さ(矢印H2で示す。尚、H2≒0.3m
m)は、従来のボール吸着ヘッド1の厚さH(H≒1〜
2mm)に比べて非常に薄くなっている。尚、位置決め
プレート11Aの材質はセラミックに限定されるものて
はなく、気体の通過抵抗の高い材質であれば他の材質
(例えば、ガラス,金属,樹脂等)を用いることも可能
である。
【0040】また、位置決めプレート11Aには複数の
位置決め孔14Aが形成されており、この位置決め孔1
4Aの形成位置はボール13を基板30に実装する実装
位置に対応するよう選定されている。この位置決め孔1
4Aは円錐台形状を有しており、大径側は開口側に、ま
た小径側は補強プレート12Aに開口するよう構成され
ている。このように、位置決め孔14Aを円錐台形状と
することにより、球状のボール13を吸引しやすくなる
と共に、吸引された際にボール13の中心と位置決め孔
14Aの中心を容易に位置決めすることができる。
【0041】上記の位置決め孔14Aは、位置決めプレ
ート11Aを機械加工(切削加工)することにより形成
される。この際、従来のボール接触部5を形成する時に
発生した面粗度の低下が問題となるが(図8参照)、本
実施例では位置決めプレート11Aの材質として加工性
が良好であるセラミックを用いてる。また、位置決めプ
レート11Aの厚さは薄くなっているため、これによっ
ても加工性は向上している。
【0042】よって、位置決め孔14Aの形成を精度良
く行うことが可能となり、位置決め孔14Aの面粗度を
向上させることができる。これにより、ボール13を位
置決めプレート11Aに吸着した際、ボール13が位置
決め孔14Aに食い付き離れなくなることを防止するこ
とができ、実装性を向上させることができる。一方、補
強プレート12Aは、気体の通過抵抗の低い材質により
形成されており、具体的には本実施例では多孔質セラミ
ックが用いられている。
【0043】この補強プレート12Aの下面には、前記
した位置決めプレート11Aが例えば接着により固定さ
れている。但しこの接着に際し、位置決めプレート11
Aに形成された位置決め孔14Aが、接着剤により塞が
れないように接着されている。よって、位置決め孔14
Aは補強プレート12Aと連通した構成となっている。
また、補強プレート12Aの上面は、前記したチャンバ
ー23に開口した構成とされている。
【0044】従って、吸引装置21が作動し、吸引力が
チャンバー23に印加されると、この吸引力は補強プレ
ート12Aを通過して位置決めプレート11Aに印加さ
れる。また、位置決めプレート11Aには位置決め孔1
4Aが形成されているため、他の部位では吸引処理は行
われず、ボール13の吸引処理は位置決め孔14Aの形
成位置においてのみ行われることとなる。よって、ボー
ル13はこの位置決め孔14Aに吸引され保持されるこ
ととなる。また、前記のように位置決め孔14Aの形成
位置は、基板30のバンプ形成位置に対応しているた
め、上記吸着処理が行われた時点でボール13の位置決
め処理も行われたことになる。
【0045】この吸引処理の際、補強プレート12Aは
その全体において吸引処理を行うため、従来必要とされ
たボール13を吸引するための微細吸引孔4(図8参
照)を補強プレート12Aに形成する必要はなくなり、
よって補強プレート12Aの製造を容易に行うことが可
能となる。また、補強プレート12Aの厚さ(図中、矢
印H3で示す)に注目すると、補強プレート12Aの厚
さ寸法H3は位置決めプレート11Aの厚さH2に比べ
て厚く設定されており(H3>H2)、位置決めプレー
ト11Aの厚さH2と補強プレート12Aの厚さH3を
加えて、従来のボール吸着ヘッド1と略同一の厚さとな
るよう構成されている(H=H2+H3)。
【0046】前記したように、補強プレート12Aは多
孔質セラミックであり、その機械的強度は高い。このた
め、補強プレート12Aは位置決めプレート11Aの補
強板としても機能する。よって、ボール吸着ヘッド10
Aを位置決めプレート11Aと補強プレート12Aとに
より構成することにより、位置決めプレート11Aの薄
型化を図ることができる。
【0047】従って、上記したように位置決めプレート
11Aに対する加工性は良好となり、位置決め孔14A
を精度よく形成することが可能となり、位置決め孔14
Aのボール13が接触する接触面を平滑面とすることが
できる。更に、位置決め孔14Aを近接した形成するこ
とが可能となり、狭ピッチ化にも対応することも可能と
なる。更に、強い吸引力がボール吸着ヘッド10Aに印
加されても、薄い位置決めプレート11Aは機械的強度
の高い補強プレート12Aで補強されているため変形が
発生するようなことはなく、ボール13の基板30への
実装を確実に行うことができる。
【0048】尚、上記した実施例では補強プレート12
Aとして多孔質セラミックを用いた例を示したが、補強
プレート12Aの材質は多孔質セラミックに限定される
ものではなく、例えば金属メッシユ素材を用いることも
可能であり、更にフレーム構造とされた補強プレートと
することも可能である。続いて、本発明の第2実施例で
あるボール吸着ヘッドについて説明する。
【0049】図5は、発目本発明の第2実施例であるボ
ール吸着ヘッド10Bを示している。尚、図5におい
て、図1乃至図4を用いて説明した第1実施例に係るボ
ール吸着ヘッド10Aと同一構成については、同一符号
を付してその説明を省略するものとする。本実施例に係
るボール吸着ヘッド10Bも位置決めプレート11Bと
補強プレート12Bとにより構成されており、位置決め
プレート11Bには位置決め孔14Bが形成されてい
る。しかるに本実施例では、位置決めプレート11Bを
形成するに際し、補強プレート12Bのボール13を吸
引する側の面に樹脂を含浸させ、これにより位置決めプ
レート11Bを形成したことを特徴とする。
【0050】具体的なボール吸着ヘッド10Bの形成方
法としては、樹脂を加熱溶融した樹脂槽に、補強プレー
ト12Bとなる多孔質セラミック材を所定の深さ(この
深さは位置決めプレート11Bの厚さに対応する)に浸
漬させ、樹脂を多孔質内に含浸させ、続いてこの樹脂を
冷却して硬化させ含浸樹脂層を形成する。続いて、この
含浸樹脂層を例えば機械加工等を用いて切削加工し、含
浸樹脂層に位置決め孔14Bを形成する。この際、位置
決め孔14Bの形状は、第1実施例で述べた位置決め孔
14Aと同様に円錐台形状とされており、その小径部は
樹脂が含浸されていない位置、即ち補強プレート12B
に開口するよう構成されている。
【0051】上記の処理を行うことにより、位置決めプ
レート11Bと補強プレート12Bとを形成し、これに
よりボール吸着ヘッド10Bは完成する。尚、必要に応
じて、位置決め孔14Bの表面を平滑化させる処理を実
施してもよい。本実施例に係るボール吸着ヘッド10B
では、位置決めプレート11Bと補強プレート12Bと
は一体化した構成となる。これにより、位置決めプレー
ト11Bの製造と補強プレート12Bとの製造を同一の
製造ラインで行うことが可能となり、位置決めプレート
11Bを別個形成する構成に比べて製造工程の簡単化を
図ることができる。
【0052】また、位置決めプレート11Bは、補強プ
レート12B自体に樹脂を含浸させて形成するものであ
るため、位置決めプレート11Bと補強プレート12B
との接合強度は非常に強い。よって、位置決めプレート
11Bが補強プレート12Bから剥離することを確実に
防止することができ、ボール吸着ヘッド10Bの信頼性
を向上させることができる。
【0053】続いて、本発明の第3実施例であるボール
吸着ヘッドについて説明する。図6及び図7は、発目本
発明の第3実施例であるボール吸着ヘッド10Cを示し
ている。尚、図6及び図7において、図1乃至図4を用
いて説明した第1実施例に係るボール吸着ヘッド10A
と同一構成については、同一符号を付してその説明を省
略するものとする。
【0054】図6は、ボール13を吸着処理する前のボ
ール吸着ヘッド10Cを示している。本実施例に係るボ
ール吸着ヘッド10Cは、位置決めプレート11Cを樹
脂フィルムにより構成したことを特徴とするものであ
る。この樹脂フィルムによりなる位置決めプレート11
Cは、例えば接着材を用いて補強プレート12Aに固定
されている。また、位置決めプレート11Cには位置決
め孔14Cが形成されているが、この位置決め孔14C
の形状は円筒形状とされている。
【0055】従って、上記した各実施例のように円錐台
形状の位置決め孔14A,14Bを形成するのに比べ、
容易に位置決め孔14Cを形成することができる。更
に、位置決めプレート11Cを樹脂フィルムであるた
め、孔加工にプレス加工を用いることができ、これによ
っても容易にかつ生産性及び加工性よく位置決め孔14
Cを形成することができる。
【0056】また、図7はボール13を吸着した状態の
ボール吸着ヘッド10Cを示している。前記したよう
に、樹脂フィルムよりなる位置決めプレート11Cは可
撓性を有しているため、位置決め孔14Cを形成の容易
な円筒形状としても、吸引時にボール13に印加される
吸引力により、位置決めプレート11Cはボール13の
外形に沿った形状に可撓変形する。よって、位置決めプ
レート11Cを樹脂フィルムにより構成することによ
り、吸引時にボール13を確実にボール吸着ヘッド10
Cに保持させることができる。
【0057】また、ボール13を基板30に実装した後
に吸引を停止すると、上記吸引力が解除されるため、位
置決めプレート11Cは元の状態(図6に示す状態)に
弾性復元しようとする。よって、この弾性復元力はボー
ル13を位置決めプレート11Cから離間させる力とし
て作用し、これによりボール吸着ヘッド10Cが基板3
0から離間する時にボール13が位置決めプレート11
Cに残留することを防止することができる。従って、ボ
ール吸着ヘッド10Cを用いることにより、ボール13
を確実に基板30に実装することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、補強プレートはその全体において吸引処理
を行うため、補強プレートにボールを吸引するための微
細吸引孔を形成する必要はなくなり、よって補強プレー
トの製造を容易に行うことが可能となる。
【0059】また、補強プレートは位置決めプレートの
補強板としての機能も奏するため位置決めプレートの薄
型化を図ることができ、よって位置決めプレートに対す
る加工性を向上させることができる。よって、位置決め
孔を精度よく形成することが可能となり、これにより位
置決め孔のボールが接触する接触面を平滑面とすること
ができると共に狭ピッチ化に対応することも可能とな
る。
【0060】また、請求項2記載の発明によれば、位置
決めプレートの材質としてセラミックを用いたことによ
り、セラミックは加工性が良好であるため、位置決め孔
を特に精度よく形成することができる。また、請求項3
記載の発明によれば、樹脂フィルムは可撓性を有してい
るため、位置決め孔を形成の容易な円筒形状としても吸
引時にボールが吸引力により当接することにより樹脂フ
ィルムはボールの外形に対応した形状に可撓変形し、よ
って吸引時に確実にボールを保持することができる。
【0061】また、ボールを基板に実装するために吸引
を停止すると、上記吸引力が解除されるため樹脂フィル
ムは元の状態に弾性復元しようとし、この弾性復元力は
ボールを樹脂フィルムから離間させる力として作用する
ため、ボール実装時にボールが位置決めプレートに残留
することを防止することができる。また、請求項4記載
の発明によれば、位置決めプレートの製造と補強プレー
トとの製造を同一の製造ラインで行うことが可能とな
り、位置決めプレートを別個形成する構成に比べて製造
工程の簡単化を図ることができ、更に位置決めプレート
が補強プレートから剥離することを確実に防止すること
ができる。
【0062】また、請求項5及び請求項6記載の発明に
よれば、補強プレートをセラミックスまたは金属メッシ
ユ等の多孔質部材により形成したことにより、これらの
多孔質部材は比較的安価に供給されているものであるた
め製品コストの低減を図ることができる。また、上記の
多孔質部材は比較的機械的強度が強いため、確実に位置
決めプレートを補強することができる。
【0063】更に、請求項7記載の発明によれば、吸引
装置はボール吸着ヘッドとして前記した請求項1乃至6
のいずれかに記載のボール吸着ヘッドを用いているた
め、確実にボールを基板上に実装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であるボール吸着ヘッドを
説明するための図である。
【図2】本発明の一実施例であるボール実装装置を説明
するための概略構成図である(その1)。
【図3】本発明の一実施例であるボール実装装置を説明
するための概略構成図である(その2)。
【図4】実装が行われた基板を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例であるボール吸着ヘッドを
説明するための図である。
【図6】本発明の第3実施例であるボール吸着ヘッドを
説明するための図である(その1)。
【図7】本発明の第3実施例であるボール吸着ヘッドを
説明するための図である(その2)。
【図8】従来のボール吸着ヘッドの一例を説明するため
の図である。
【符号の説明】
10A,10B,10C ボール吸着ヘッド 11A,11B,11C 位置決めプレート 12A,12B 補強プレート 13 ボール 14A,14B,14C 位置決め孔 20 ボール実装装置 21 吸引装置 22 ヘッド移動装置 23 チャンバー 25 駆動装置 27 パンプトレイ 28 振動発生装置 30 基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突起電極となるボールを吸引し、基板の
    所定位置に前記ボールを実装するのに用いるボール吸着
    ヘッドにおいて、 気体の通過抵抗の高い材質により形成されており、前記
    ボールの吸引位置を規定する位置決め孔を形成してなる
    位置決めプレートと、 気体の通過抵抗の低い材質により形成されており、下面
    に前記位置決めプレートが配設されると共に上面に前記
    ボールを吸引するための吸引力が印加される構成とされ
    ており、前記位置決めプレートの補強を行う補強プレー
    トとを具備することを特徴とするボール吸着ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボール吸着ヘッドにおい
    て、前記位置決めプレートの材質としてセラミックを用
    いたことを特徴とするボール吸着ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のボール吸着ヘッドにおい
    て、 前記位置決めプレートを、樹脂フィルムにより構成した
    ことを特徴とするボール吸着ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のボール吸着ヘッドにおい
    て、 前記位置決めプレートを、前記補強プレートの前記ボー
    ルを吸引する側の面に樹脂を含浸させることにより形成
    したことを特徴とするボール吸着ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のボー
    ル吸着ヘッドにおいて、 前記補強プレートを多孔質部材により形成したことを特
    徴とするボール吸着ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のボール吸着ヘッドにおい
    て、 前記多孔質部材としてセラミックスまたは金属メッシユ
    を用いたことを特徴とするボール吸着ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のボー
    ル吸着ヘッドと、前記ボール吸着ヘッドと接続されてお
    り、前記ボールを吸引する吸引力を発生させる吸引装置
    と、 前記ボール吸着ヘッドを、少なくともボール吸引位置と
    前記基板にボールを実装する実装位置との間で移動させ
    るヘッド移動装置とを具備することを特徴とするボール
    実装装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185114A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Nippon Steel Corp 導電性ボールの吸引配列装置及び吸引配列方法
WO2009088123A1 (en) * 2008-01-07 2009-07-16 Secron Co., Ltd. Template for forming solder bumps, method of manufacturing the template and method of inspecting solder bumps using the template
JP2012231015A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Hioki Ee Corp 球状体吸着ヘッド製造方法、球状体吸着ヘッドおよび球状体搭載装置

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Effective date: 20030218