JPH10256051A - コイルユニット用コア及びその製造方法 - Google Patents

コイルユニット用コア及びその製造方法

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JPH10256051A
JPH10256051A JP9052907A JP5290797A JPH10256051A JP H10256051 A JPH10256051 A JP H10256051A JP 9052907 A JP9052907 A JP 9052907A JP 5290797 A JP5290797 A JP 5290797A JP H10256051 A JPH10256051 A JP H10256051A
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core
coil unit
flow path
groove
cores
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JP9052907A
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Kunihiko Watanabe
邦彦 渡辺
Toshiro Shimada
俊郎 嶋田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/08Cooling; Ventilating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/24Magnetic cores
    • H01F27/255Magnetic cores made from particles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/14Inductive couplings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度上昇を抑えることができるコイルユニッ
ト用コアとその製造方法を提供する。 【解決手段】 フェライト製の二次コア21は、左右対
称形状の一対のコア構成体25,25を合体させること
により形成されている。コア構成体25,25同士の合
わせ面には溝43が形成され、コア構成体25,25が
合体されると溝43がコア21の内部位置し、コア21
内に冷媒を流すための流路40となる。このように、本
発明によれば、硬度が高くて加工が困難な焼結物に加工
を施すようなことはなく、コア内に流路を形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車を充電す
るためのコイルユニット用コアとその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の磁気結合装置は、外部
電源装置に連なる一次コイルユニットと電気自動車のバ
ッテリに連なる二次コイルユニットの両コイルの間に磁
気回路を構成するためのコアが備えられており、両ユニ
ットを接合させて一次コイルを励磁すると、発生した磁
束によって二次コイルに誘導起電力が生じてバッテリが
充電されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の装
置では磁性材料のヒステリス損等によってコアが発熱す
ることを避け得ず、このため充電時にコアが熱源となっ
て磁気結合装置全体の温度が上昇してしまうという問題
があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされ、その目
的は、温度上昇を抑えることができるコイルユニット用
コアとその製造方法を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】
<請求項1の発明>上記目的を達成するため、請求項1
に係る発明は、外部充電用電源によって電気自動車の蓄
電装置を充電するために、外部充電用電源に連なる一次
コイルユニットと蓄電装置に連なる二次コイルユニット
の両コイル間に磁気回路を構成するためのコイルユニッ
ト用コアであって、相互に合体される複数のコア構成体
よりなるとともに、コア構成体のうち相手側コア構成体
との合わせ面に溝を形成して冷媒を流すための流路を内
部に形成したところに特徴を有する。
【0006】本発明の構成によれば、コアの内部に流路
が設けられているので、コアのうち外気に触れず、熱が
貯まり易い部分を冷却することができ、冷却効率がよ
い。また、コアを製造するにあたり、溝を形成する場所
がコア構成体において露出状態となる合わせ面なのでそ
の溝を容易に形成することができ、その溝をコア構成体
の合体によりコア内部に位置させるだけで流路が形成さ
れる。従って、コアにドリルで孔開け加工する必要がな
く、コイルユニット用コアを容易に製造できる。
【0007】<請求項2の発明>また、請求項2に係る
発明は、上記請求項1記載のコイルユニット用コアにお
いて、流路の内周面に、凹凸状の乱流形成部を設けたと
ころに特徴を有する。
【0008】この構成によれば、流路内で冷媒が乱流と
なるので、流路の内周面に接して温度が上昇した冷媒
と、流路の内周面から離れた低温の冷媒とが混ざり合う
ことができ、温度が上昇した冷媒だけが流路の内周面に
沿って流れるようなことがないので、コアを効率よく冷
却できる。
【0009】<請求項3の発明>また、請求項3に係る
発明は、上記請求項1または請求項2記載のコイルユニ
ット用コアにおいて、一次又は二次コイルユニットは保
護ケースに収容され、その保護ケースに流路を保護ケー
スの外部に連通させるための連通孔を設けたところに特
徴を有する。この構成によれば、保護ケースの外部から
その内部のコイルユニット用コアの流路に冷媒を取り入
れることができるので、保護ケース内に熱をこもらせる
ことなくコイルユニットを保護することができる。 <請求項4の発明>また、請求項4に係る発明は、相互
に合体可能な複数のコア構成体を、そのコア構成体のう
ち相手側との合わせ面に溝を備えた状態で、フェライト
粉末を焼結させて形成してから、そのコア構成体同士を
合体させるところに特徴を有する。
【0010】この発明によれば、フェライト粉末の焼結
品という硬度が高くて加工が困難な材料を用いても、上
記請求項1に記載した内部に流路を備えたコイルユニッ
ト用コアを容易に製作できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した実施形態
について図1ないし図6を参照して説明する。電気自動
車の車体外側面には、外向きに開放する受容部10が形
成されると共にその開放面が蓋11によって開閉可能と
され、内部に二次コイルユニット20が配置されてい
る。そして、図示しない外部充電装置から延びる充電用
電力ケーブルの端部に備えたカプラ13を、図1に示す
矢印A方向に沿って挿入して装着できるようになってい
る。
【0012】二次コイルユニット20は、例えばフェラ
イト粉末を焼結させてなる二次コア21に二次コイル2
2を巻装して構成されており、二次コイル22の出力端
子は、電気自動車の蓄電装置である動力バッテリ(図示
せず)を充電するための充電回路に接続されていて、二
次コイル22に誘導される高周波起電力を整流してその
動力バッテリを充電できる。
【0013】二次コア21は、側面形状が角C字状をな
し、そのC字の縦辺21Aを受容部奥側に配し、その縦
辺21Aの両端から横辺21Bが受容部10の開放面へ
と延びた状態で受容部10の内壁に固定されている。そ
して、縦辺21Aには二次コイル22が巻装され、横辺
21Bの先端面が後述する一次コア31との接合面21
Cとなっている。
【0014】二次コア21の縦辺21Aと横辺21Bは
共に丸管状に形成され、それぞれの内部空間が図2に示
すように連通していて本発明にかかる冷媒を流すための
流路40となっている。縦辺21Aの流路41は、二次
コア21の上下の端面に開放部41Aを備え、この開放
部41Aは、受容部10の内壁に形成した開口10Aを
介して電気自動車の車体内の広い空間10Bに臨んでい
る。これにより、空間10B内の空気が、二次コア21
を冷却する冷媒として流路41内に自由に流れる。ま
た、流路40の内周面には、複数のエンボス50が形成
されている。
【0015】さて、二次コア21は、図3に示すよう
に、縦辺21Aと横辺21Bの軸中心線を含む面を分割
面として左右対称形状をなす一対のコア構成体25,2
5を合体させてなっている。コア構成体25同士の合わ
せ面44には、断面半円形の溝43が形成され、その溝
43が相手側コア構成体25の溝43と合わされて前記
した二次コア21の流路40となる。また溝43の内周
面には、上記した複数のエンボス50が相手側コア構成
体25との合わせ方向に向かって突設されている。二次
コア21は、後述の製造方法で述べるように、コア構成
体25毎に分割形成してから合体させることで、内部に
流路40が容易に形成される。
【0016】カプラ13は受容部10に嵌合挿入可能な
ハウジング14を備え、その内部に一次コイル32及び
一次コア31よりなる一次コイルユニット30を収容し
ている。一次コア31は角筒状に形成され、その角筒内
部の空間が上下両端面に開放して冷媒を流すための流路
45となっている。流路45の上下両端面の開放部45
Aは、ハウジング14に形成した開口14Aを介してハ
ウジング14の外部に臨んでおり、冷媒としての空気が
自由に流路45内に流れるようになっている。また、流
路45の内周面には、複数のエンボス51が形成されて
いる。
【0017】また、一次コア31は、その両端部の前向
き面が上記した二次コア21との接合面31Cをなし、
ハウジング14の嵌合面に形成した挿通孔14B(図1
参照)を介して、上記した二次コア21の接合面21C
と対面可能となっている。そして、その接合面31Cよ
り中央寄りには一次コイル32が巻装され、その一次コ
イル32の端末が上記した外部充電装置から延びる充電
用電力ケーブルに接続されている。
【0018】一次コア31は、図4に示すように、二次
コア21のコア構成体25と対応するように左右対称形
状に分割された一対のコア構成体35,35を合体させ
てなっている。コア構成体35同士の合わせ面47に
は、断面矩形の溝46が形成され、その溝46が相手側
コア構成体35の溝47と合わされて前記した流路45
となる。また、溝46の内周面には、上記した複数のエ
ンボス51が相手側コア構成体35との合わせ方向に向
かって突設されている。また、カプラ13を受容部10
に装着すると、両コア21,31の左側のコア構成体2
5,35同士、右側のコア構成体25,35同士が互い
に接合され、充電時に磁束が左右のコア構成体間を横切
ることがなく、磁気回路が形成される。即ち、各コア2
1,31におけるコア構成体間の合わせ面44,47
は、磁束方向に沿わせた構成となっている。従って、コ
ア21,31がコア構成体に分割されることにより、分
割されていないものに比べて充電効率が変化するような
ことはない。
【0019】さて、コア21,31の製造方法について
以下説明する。コア21,31は、コア構成体ごとフェ
ライト粉末を焼結形成してから、そのコア構成体を合体
させて製造される。焼結工程では、フェライト粉末を型
で圧縮成形してから、それを熱して焼結させる。図5及
び図6には、二次コア21のコア構成体25を圧縮成形
する型60のうちコア構成体25の横辺25B(図3,
図6参照)に対応部分が断面で示されている。型60は
上下に型開き可能な上型61と下型62とを備え、下型
62の型開面にはフェライト粉末の受け入れる凹所63
が設けられるとともに、上型の型開面には凹所63への
突入部65を備えてフェライト粉末(図5、符号F参
照)を圧縮する。凹所63は、コア構成体25の外周面
形状に対応させて断面半円形状をなす平面角C字状に形
成され、突入部65には、両型61,62を閉じた際
(図6参照)に凹所63の断面の半円形と同心をなす断
面半円形の凸条64が形成されている。この凸条64に
よってコア構成体25の合わせ面44に溝43が形成さ
れ、対をなすコア構成体25同士を合体させると、その
合わせ面44の溝43,43同士が一体となって前述し
た流路40となる。また、凸条64には、型開き方向に
延びる複数の有底の孔64Aが所定の配列で設けられ、
これにより流路40の内周面のエンボス50が形成され
る。
【0020】一次コア31のコア構成体35を圧縮成形
する型は、図示していないが、二次コア21の型60と
同様に、一対の型の一方にフェライト粉末を受け入れる
凹所を備えると共に、他方に溝46を形成するための凸
条を備え、かつ、その凸状にエンボス成形用の孔が設け
られた構成となっている。
【0021】型によって圧縮成形されたものを焼結させ
ると、図3及び図4に示すコア構成体25,35が形成
される。そして、対をなすコア構成体同士を合体させた
状態で例えば接着剤で固着させるとコア21,31が完
成され、コア構成体25,35の溝43,46がコア2
1,31の内部を貫通する流路40,45になる。
【0022】このように、本実施形態の製造方法によれ
ば、フェライト粉末を焼結させる段の容易に型取れる段
階で溝43,46を形成し、その溝43,46をコア構
成体25,35を合体させることでコア21,31の内
部に位置させて流路40,45とすることができるの
で、フェライト粉末を焼結させた後の硬度が高い状態で
の加工を要せず、内部に流路を備えたコア21,31を
容易に製造できる。また、流路40,45となる溝4
3,46を形成するコア構成体25,35の合わせ面4
4,47は、コア構成体単体で露出状態となるので所望
の形状に成形できる。従って、例えば、上記コア21,
31のように流路40,45の内周面にエンボス50,
51を備え、流路40,45の開放部40A,45Aか
らの型抜きが不可能な複雑な形状の流路でも容易に成形
できる。
【0023】次に、電気自動車の充電作業について説明
する。カプラ13を受容部10内に挿入すると挿通孔1
4Bを介して二次コア21の横辺21Bがハウジング1
4内に入り、両接合面21C,31Cが突き合わせ状態
となって矩形枠状の磁気回路が形成される(図2参
照)。この状態で外部電源装置により一次コイル22を
励磁すると、発生した磁束が両コア21,31を通り、
電磁誘導によってコイル22に誘導起電力が生じ、これ
に基づき電気自動車の動力用バッテリが充電される。
【0024】バッテリの充電中にはコア21,31内に
大きな磁束が生じ、コア21,31全体が発熱する。と
ころが、コア21,31には流路40,45が形成され
ているため、その流路40,45内の冷媒としての空気
がコア21,31の熱を奪ってコア21,31の温度上
昇を抑えることができる。
【0025】ここで、二次コア21の流路40のうち縦
辺21Aの流路41と,一次コアの流路45は各コア2
1,31の上下方向に沿って延びているので、熱を奪っ
て温度が上昇した結果軽くなった空気は、流路41,4
5に沿って上方へと移動し、上側開放部から流路41,
45外へと排出され、それに伴い流路41,45の下側
開放部から冷たい空気が流路41,45内に流れ込む。
また、流路41,45の内周面にはエンボス50,51
が形成されているため、冷媒との接触面積が大きくなる
と共に冷媒が乱流となる。乱流となることで、流路4
1,45の内周面に接して温度が上昇した冷媒と、流路
40の内周面から離れた低温の冷媒とが混ざり合い、温
度が上昇した冷媒だけが流路41,45の内周面に沿っ
て流れるようなことがなくなり、コア21,31が効率
よく冷却される。
【0026】一方、二次コア21の横辺21Bの流路4
2は、縦辺21Aの流路41と連通しているので、温度
上昇した冷媒が横辺21Bの流路42の上面に沿って縦
辺21Aの流路41側に流出し、下面に沿って縦辺21
A内の冷媒が流入する。これにより、横辺21Bの流路
40内にも冷媒の流れが生じる。かくして、自然対流に
よって各コア21,31の流路40,45に冷媒が流
れ、コア21,31の熱を効率よく除去できる。
【0027】このように本実施形態によれば、コア2
1,31が発熱しても流路40,45内を流れる冷媒と
しての空気によって熱を除去でき、コア21,31の温
度上昇を抑えることができる。しかも、流路40,45
はコア21,31の内部を貫通しているので、外気に触
れ難い内部からコア21,31を冷却することができ、
冷却効率がよい。また、コア21,31の保護ケース
(受容部10の壁部、ハウジング14)に開口10A,
14Aを設けてあるので、その保護ケースの外部から温
度が低い空気を流路40,45内に取り入れることがで
き、保護ケース内に熱をこもらせることなくコイルユニ
ット20,30を保護することができる。更に、その流
路40,45は、コア構成体25,35の合わせ面4
4,47に溝43,46を形成してコア構成体同士を合
体させれるだけで形成されるので、焼結物に加工を施す
ようなことはなく、流路40,45を備えたコア21,
31を容易に製造できる。
【0028】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
【0029】(1)前記第実施形態では流路40が二次
コア21の横辺21Bの先端に開放されていたが、図7
に示すように、横辺21Bの先端面を閉じた状態として
もよい。このようにすれば、両コア21,31の接合面
積が広くなって安定した磁気回路が形成される。
【0030】(2)前記実施形態では、エンボス50,
51が乱流形成用の突部をなしていたが、例えば、流路
の周方向に沿って延びるフィンを冷媒の流れる方向に複
数並べて備えてものや、或いは、流路の周方向に延びる
断面三角の峰を冷媒の流れる方向に複数連続させて配し
たもので乱流を形成してもよい。 (3)前記実施形態では、一対のコア構成体25,25
(35,35)のそれぞれに、溝43,43(46,4
6)を形成した構成となっていたが、例えば、一方のコ
ア構成体の合わせ面にのみ溝を形成し、その相手側のコ
ア構成体には溝を形成しない構成としてもよく、そのよ
うなものでも、両コア構成体の合体により溝を流路とす
ることができる。
【0031】(4)また、図8に示すように、コア21
の外周面からエンボス51内部に陥没するようにディン
プル55を設け、ディンプル55によってコア21の外
表面での熱の放射性を高めるようにしてもよい。
【0032】(5)さらに、流路の内周壁に乱流形成用
の突部を備えないものも本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の充電装置を示す斜視図
【図2】その充電状態を示す側断面図
【図3】二次コアのコア構成体の分離状態を示す斜視図
【図4】一次コアのコア構成体の分離状態を示す斜視図
【図5】二次コアのコア構成体を圧縮成形する型の断面
【図6】その型を閉じた状態を示す断面図
【図7】変形例1を示す斜視図
【図8】変形例2を示す斜視図
【符号の説明】
10A…開口(連通孔) 14…ハウジング(保護ケース) 14A…開口(連通孔) 20…二次コイルユニット 21…コア 22…コイル 25…コア構成体 30…一次コイルユニット 31…一次コア 32…一次コイル 35…コア構成体 40…流路 41…流路 42…流路 43…溝 45…流路 46…溝 50…エンボス(乱流形成部) 51…エンボス(乱流形成部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部充電用電源によって電気自動車の蓄
    電装置を充電するために、前記外部充電用電源に連なる
    一次コイルユニットと前記蓄電装置に連なる二次コイル
    ユニットの両コイル間に磁気回路を構成するためのコイ
    ルユニット用コアであって、 相互に合体される複数のコア構成体よりなるとともに、
    前記コア構成体のうち相手側コア構成体との合わせ面に
    溝を形成して冷媒を流すための流路を内部に形成したこ
    とを特徴とするコイルユニット用コア。
  2. 【請求項2】 前記流路の内周面に、凹凸状の乱流形成
    部を設けたことを特徴とする請求項1記載のコイルユニ
    ット用コア。
  3. 【請求項3】 前記一次又は二次コイルユニットは保護
    ケースに収容され、その保護ケースに前記流路を前記保
    護ケースの外部に連通させるための連通孔を設けたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のコイルユニ
    ット用コア。
  4. 【請求項4】 相互に合体可能な複数のコア構成体を、
    そのコア構成体のうち相手側との合わせ面に溝を備えた
    状態で、フェライト粉末を焼結させて形成してから、そ
    のコア構成体同士を合体させることを特徴とするコイル
    ユニット用コアの製造方法。
JP9052907A 1997-03-07 1997-03-07 コイルユニット用コア及びその製造方法 Pending JPH10256051A (ja)

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