JPH10256027A - 超電導磁石システム - Google Patents
超電導磁石システムInfo
- Publication number
- JPH10256027A JPH10256027A JP9054728A JP5472897A JPH10256027A JP H10256027 A JPH10256027 A JP H10256027A JP 9054728 A JP9054728 A JP 9054728A JP 5472897 A JP5472897 A JP 5472897A JP H10256027 A JPH10256027 A JP H10256027A
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- Japan
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- magnetic field
- coil
- superconducting
- superconducting magnet
- field coil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】クエンチ時のガスの放出を無くし、傾斜磁場コ
イルによる発熱と騒音を除去する超電導磁石システムを
提供すること。 【解決手段】酸化物高温超電導線で形成された静磁場コ
イル(2)と傾斜磁場コイル(3)を同一の真空容器
(1)内に配置し冷凍機(5)で直接冷却する。
イルによる発熱と騒音を除去する超電導磁石システムを
提供すること。 【解決手段】酸化物高温超電導線で形成された静磁場コ
イル(2)と傾斜磁場コイル(3)を同一の真空容器
(1)内に配置し冷凍機(5)で直接冷却する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MRI(magn
etic resonance imaging:磁気
共鳴診断装置)等の一様な磁場及び傾斜磁場を発生する
装置に適用される超電導磁石システムに関する。
etic resonance imaging:磁気
共鳴診断装置)等の一様な磁場及び傾斜磁場を発生する
装置に適用される超電導磁石システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のMRI用超電導磁石シス
テムの側断面図である。円筒形をなすクライオスタット
21の内部には液体窒素容器28が設置され、この液体
窒素容器28内に液体窒素27が満たされており、77
Kに保たれている。その内側に液体ヘリウム容器26が
設置され、この液体ヘリウム容器26内に液体ヘリウム
25が満たされており、4Kに保たれている。その内側
に超電導コイル22が浸されている。この超電導コイル
22に電流が流れ、空間的に均一(例えば10ppm/
40cmDSV)で時間的に安定した静磁場(例えば
0.1ppm/以下)が生成される。このような構成を
なすクライオスタット21全体が、一般に超電導磁石と
呼ばれている。
テムの側断面図である。円筒形をなすクライオスタット
21の内部には液体窒素容器28が設置され、この液体
窒素容器28内に液体窒素27が満たされており、77
Kに保たれている。その内側に液体ヘリウム容器26が
設置され、この液体ヘリウム容器26内に液体ヘリウム
25が満たされており、4Kに保たれている。その内側
に超電導コイル22が浸されている。この超電導コイル
22に電流が流れ、空間的に均一(例えば10ppm/
40cmDSV)で時間的に安定した静磁場(例えば
0.1ppm/以下)が生成される。このような構成を
なすクライオスタット21全体が、一般に超電導磁石と
呼ばれている。
【0003】クライオスタット21の中空部である室温
空間内に、筒状の傾斜磁場コイル23が配置されてい
る。この傾斜磁場コイル23にパルス状の電流が流れる
ことで、線形勾配磁場が空間的に3軸(x,y,z)方
向へ独立に生成される。傾斜磁場コイル23の内側には
筒状の高周波コイル(RFコイル)24が設置されてい
る。この高周波コイル24により、該高周波コイル24
の内側に位置する被験体へ高周波磁場が照射され、前記
被験体から放出されるMRIの信号が検出される。
空間内に、筒状の傾斜磁場コイル23が配置されてい
る。この傾斜磁場コイル23にパルス状の電流が流れる
ことで、線形勾配磁場が空間的に3軸(x,y,z)方
向へ独立に生成される。傾斜磁場コイル23の内側には
筒状の高周波コイル(RFコイル)24が設置されてい
る。この高周波コイル24により、該高周波コイル24
の内側に位置する被験体へ高周波磁場が照射され、前記
被験体から放出されるMRIの信号が検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した如き従来のM
RI用超電導磁石では、その動作に液体ヘリウムや液体
窒素等の極低温冷媒が使用されている。したがって、極
低温冷媒収集容器は磁石のクエンチの際圧力サージに耐
えられるよう、圧力容器法規に沿って設計される必要が
ある。また、急激に利かしたガスを放出するための排気
ダクトの設置に注意が必要になるとともに、その際ガス
放出口が人に影響を及ぼさない様、細心の注意が必要に
なる。
RI用超電導磁石では、その動作に液体ヘリウムや液体
窒素等の極低温冷媒が使用されている。したがって、極
低温冷媒収集容器は磁石のクエンチの際圧力サージに耐
えられるよう、圧力容器法規に沿って設計される必要が
ある。また、急激に利かしたガスを放出するための排気
ダクトの設置に注意が必要になるとともに、その際ガス
放出口が人に影響を及ぼさない様、細心の注意が必要に
なる。
【0005】また、パルス磁場を生成する傾斜磁場コイ
ルは常電動コイルから構成されており、強い傾斜磁場を
生成することが年々要求されてつつある。しかし、それ
に伴うコイルでの発熱及びスイッチング時の騒音が患者
に不快感を与えることが問題になりつつある。
ルは常電動コイルから構成されており、強い傾斜磁場を
生成することが年々要求されてつつある。しかし、それ
に伴うコイルでの発熱及びスイッチング時の騒音が患者
に不快感を与えることが問題になりつつある。
【0006】このような事情に鑑みて、最近液体ヘリウ
ムを使用せず冷凍機のみの冷却により超電導磁石を動作
させる手法が試みられている。例えば特開平2−652
04号公報には、NbTi潜在を用いた液体ヘリウムを
使用しない超電導磁石が開示されており、USP541
2363には従来の低温超電導線や酸化物高温超電導線
を用いた冷凍機直冷タイプのMRI用超電導磁石が開示
されている。
ムを使用せず冷凍機のみの冷却により超電導磁石を動作
させる手法が試みられている。例えば特開平2−652
04号公報には、NbTi潜在を用いた液体ヘリウムを
使用しない超電導磁石が開示されており、USP541
2363には従来の低温超電導線や酸化物高温超電導線
を用いた冷凍機直冷タイプのMRI用超電導磁石が開示
されている。
【0007】しかし、これらにおいても傾斜磁場コイル
には従来の常電動コイルが使用されており、前述した発
熱や騒音に係る問題は解決できていない現況である。ま
た、MRIの信号を検出する高周波コイルは常電動線材
で作成されており、線材自身の抵抗損失が有限であり性
能の向上が妨げられている。
には従来の常電動コイルが使用されており、前述した発
熱や騒音に係る問題は解決できていない現況である。ま
た、MRIの信号を検出する高周波コイルは常電動線材
で作成されており、線材自身の抵抗損失が有限であり性
能の向上が妨げられている。
【0008】以上のように従来のMRI用超電導磁石シ
ステムには、クエンチ時の圧力の上昇の問題や、傾斜磁
場コイルに起因する発熱や騒音の問題があるとともに、
高周波コイルにおける抵抗損失の問題がある。
ステムには、クエンチ時の圧力の上昇の問題や、傾斜磁
場コイルに起因する発熱や騒音の問題があるとともに、
高周波コイルにおける抵抗損失の問題がある。
【0009】本発明の目的は下記の超電導磁石システム
を提供することにある。 (1) クエンチ時のガスの放出を無くし、傾斜磁場コイル
による発熱と騒音を除去する超電導磁石システム。 (2) 高周波コイルの抵抗損失を除去する超電導磁石シス
テム。
を提供することにある。 (1) クエンチ時のガスの放出を無くし、傾斜磁場コイル
による発熱と騒音を除去する超電導磁石システム。 (2) 高周波コイルの抵抗損失を除去する超電導磁石シス
テム。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の超電導磁石システムは以下の
如く構成されている。 (1)本発明の超電導磁石システムは、酸化物高温超電
導線で形成された静磁場コイルと傾斜磁場コイルを同一
の真空容器内に配置し冷凍機で直接冷却する。 (2)本発明の超電導磁石システムは、酸化物高温超電
導線で形成された静磁場コイル、傾斜磁場コイル及び高
周波コイルを同一の真空容器内に配置し冷凍機で直接冷
却する。 (3)本発明の超電導磁石システムは上記(1)または
(2)に記載のシステムであり、かつ前記冷凍機により
前記各コイルを20K以上の温度に冷却することで動作
する。 (4)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(3)のいずれかに記載のシステムであり、かつ室温ボ
アが渦電流の発生しない非金属材料で形成される。 (5)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(4)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記静
磁場コイルと所定の超電導リードとの接続及び切り離し
を永久電流スイッチにて行なう。 (6)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(5)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記傾
斜磁場コイルは高温超電導電流リードを介して傾斜磁場
電源と接続される。 (7)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(6)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記傾
斜磁場コイルはシールドタイプで構成される。 (8)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(7)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記真
空容器内にて非金属材の熱輻射シールドまたはスリット
を有する金属材の熱輻射シールドを用いる。
達成するために、本発明の超電導磁石システムは以下の
如く構成されている。 (1)本発明の超電導磁石システムは、酸化物高温超電
導線で形成された静磁場コイルと傾斜磁場コイルを同一
の真空容器内に配置し冷凍機で直接冷却する。 (2)本発明の超電導磁石システムは、酸化物高温超電
導線で形成された静磁場コイル、傾斜磁場コイル及び高
周波コイルを同一の真空容器内に配置し冷凍機で直接冷
却する。 (3)本発明の超電導磁石システムは上記(1)または
(2)に記載のシステムであり、かつ前記冷凍機により
前記各コイルを20K以上の温度に冷却することで動作
する。 (4)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(3)のいずれかに記載のシステムであり、かつ室温ボ
アが渦電流の発生しない非金属材料で形成される。 (5)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(4)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記静
磁場コイルと所定の超電導リードとの接続及び切り離し
を永久電流スイッチにて行なう。 (6)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(5)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記傾
斜磁場コイルは高温超電導電流リードを介して傾斜磁場
電源と接続される。 (7)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(6)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記傾
斜磁場コイルはシールドタイプで構成される。 (8)本発明の超電導磁石システムは上記(1)乃至
(7)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記真
空容器内にて非金属材の熱輻射シールドまたはスリット
を有する金属材の熱輻射シールドを用いる。
【0011】上記手段を講じた結果、それぞれ次のよう
な作用が生じる。 (1)本発明の超電導磁石システムは、酸化物高温超電
導線で形成された静磁場コイルと傾斜磁場コイルを同一
の真空容器内に配置し冷凍機で直接冷却するので、液体
ヘリウムや液体窒素等の極低温冷媒を使用せずに超電導
状態が生成可能になるため、クエンチ時のガスの放出が
無くなり、低温容器の圧力上昇に係る問題が解決され
る。また、高温超電導線を使用することにより、動作温
度が高くなるため比熱が大きくなり、擾乱による発熱に
対してもコイル温度上昇が小さく、クエンチのし難い超
電導磁石システムを実現できる。また、前記傾斜磁場コ
イルを前記真空容器に収めているため、パルス駆動時の
騒音が外部へ漏れなくなり、動作音が静かになる。ま
た、超電導線を使用しているため、前記傾斜磁場コイル
での発熱が無くなる。 (2)本発明の超電導磁石システムは、酸化物高温超電
導線で形成された静磁場コイル、傾斜磁場コイル及び高
周波コイルを同一の真空容器内に配置し冷凍機で直接冷
却するので、前記高周波コイルが高温超伝導線材で形成
されていることで抵抗損失が無くなり、また各コイルが
同一の真空容器内に包含され低温に冷却されるため熱雑
音が低減する。 (3)本発明の超電導磁石システムは、前記冷凍機によ
り前記各コイルを20K以上の温度に冷却することで動
作するので、動作温度が高くなるため比熱が大きくな
り、クエンチがし難くなる。 (4)本発明の超電導磁石システムは、室温ボアが渦電
流の発生しない非金属材料で形成されるので、傾斜磁場
コイルから生成されるパルス磁場による渦電流に起因す
る問題を回避できる。 (5)本発明の超電導磁石システムは、前記静磁場コイ
ルと所定の超電導リードとの接続及び切り離しを永久電
流スイッチにて行なうので、前記接続を動作時に確実に
行なえる。 (6)本発明の超電導磁石システムは、前記傾斜磁場コ
イルは高温超電導電流リードを介して傾斜磁場電源と接
続されるので、前記高温超電導電流リードの電気伝導度
が大きく熱伝導度が悪いため、前記傾斜磁場コイルから
の発熱が無くなる。 (7)本発明の超電導磁石システムは、前記傾斜磁場コ
イルはシールドタイプで構成されるので、前記酸化物高
温超電導コイルや前記真空容器等の金属とのカップリン
グを防ぐことができる。 (8)本発明の超電導磁石システムは、前記真空容器内
にて非金属材の熱輻射シールドまたはスリットを有する
金属材の熱輻射シールドを用いるので、前記傾斜磁場コ
イルから生成されるパルス磁場による渦電流に起因する
問題を回避できる。
な作用が生じる。 (1)本発明の超電導磁石システムは、酸化物高温超電
導線で形成された静磁場コイルと傾斜磁場コイルを同一
の真空容器内に配置し冷凍機で直接冷却するので、液体
ヘリウムや液体窒素等の極低温冷媒を使用せずに超電導
状態が生成可能になるため、クエンチ時のガスの放出が
無くなり、低温容器の圧力上昇に係る問題が解決され
る。また、高温超電導線を使用することにより、動作温
度が高くなるため比熱が大きくなり、擾乱による発熱に
対してもコイル温度上昇が小さく、クエンチのし難い超
電導磁石システムを実現できる。また、前記傾斜磁場コ
イルを前記真空容器に収めているため、パルス駆動時の
騒音が外部へ漏れなくなり、動作音が静かになる。ま
た、超電導線を使用しているため、前記傾斜磁場コイル
での発熱が無くなる。 (2)本発明の超電導磁石システムは、酸化物高温超電
導線で形成された静磁場コイル、傾斜磁場コイル及び高
周波コイルを同一の真空容器内に配置し冷凍機で直接冷
却するので、前記高周波コイルが高温超伝導線材で形成
されていることで抵抗損失が無くなり、また各コイルが
同一の真空容器内に包含され低温に冷却されるため熱雑
音が低減する。 (3)本発明の超電導磁石システムは、前記冷凍機によ
り前記各コイルを20K以上の温度に冷却することで動
作するので、動作温度が高くなるため比熱が大きくな
り、クエンチがし難くなる。 (4)本発明の超電導磁石システムは、室温ボアが渦電
流の発生しない非金属材料で形成されるので、傾斜磁場
コイルから生成されるパルス磁場による渦電流に起因す
る問題を回避できる。 (5)本発明の超電導磁石システムは、前記静磁場コイ
ルと所定の超電導リードとの接続及び切り離しを永久電
流スイッチにて行なうので、前記接続を動作時に確実に
行なえる。 (6)本発明の超電導磁石システムは、前記傾斜磁場コ
イルは高温超電導電流リードを介して傾斜磁場電源と接
続されるので、前記高温超電導電流リードの電気伝導度
が大きく熱伝導度が悪いため、前記傾斜磁場コイルから
の発熱が無くなる。 (7)本発明の超電導磁石システムは、前記傾斜磁場コ
イルはシールドタイプで構成されるので、前記酸化物高
温超電導コイルや前記真空容器等の金属とのカップリン
グを防ぐことができる。 (8)本発明の超電導磁石システムは、前記真空容器内
にて非金属材の熱輻射シールドまたはスリットを有する
金属材の熱輻射シールドを用いるので、前記傾斜磁場コ
イルから生成されるパルス磁場による渦電流に起因する
問題を回避できる。
【0012】
(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るMRI用超電導磁石システムにおける超電導磁
石の側断面図である。なお、当該超電導磁石は円筒形を
なしており、図1は当該超電導磁石のほぼ中央部を軸方
向へ切断した断面図である。
態に係るMRI用超電導磁石システムにおける超電導磁
石の側断面図である。なお、当該超電導磁石は円筒形を
なしており、図1は当該超電導磁石のほぼ中央部を軸方
向へ切断した断面図である。
【0013】真空容器1の内部には、静磁場コイルであ
る酸化物高温超電導コイル2が設置され、この酸化物高
温超電導コイル2の内側に傾斜磁場コイル3が設置され
ている。また真空容器1の外側面には、冷凍機5、フィ
ードスルー6及びフィードスルー7が埋設されている。
る酸化物高温超電導コイル2が設置され、この酸化物高
温超電導コイル2の内側に傾斜磁場コイル3が設置され
ている。また真空容器1の外側面には、冷凍機5、フィ
ードスルー6及びフィードスルー7が埋設されている。
【0014】酸化物高温超電導コイル2は酸化物高温超
電導リード11を介してフィードスルー6に接続されて
いる。なお酸化物高温超電導リード11は、電気伝導度
が大きく熱伝導度が悪いため、室温からの熱の流入を防
止できる。酸化物高温超電導コイル2の一部には図示し
ない永久電流スイッチが設けられており、この永久電流
スイッチにより酸化物高温超電導コイル2と超電導リー
ド11との接続及び切り離しが行なわれる。
電導リード11を介してフィードスルー6に接続されて
いる。なお酸化物高温超電導リード11は、電気伝導度
が大きく熱伝導度が悪いため、室温からの熱の流入を防
止できる。酸化物高温超電導コイル2の一部には図示し
ない永久電流スイッチが設けられており、この永久電流
スイッチにより酸化物高温超電導コイル2と超電導リー
ド11との接続及び切り離しが行なわれる。
【0015】傾斜磁場コイル3も酸化物高温超電導コイ
ル2と同様酸化物高温超電導線材からなり、酸化物高温
超電導リード12を介してフィードスルー7に接続され
ている。フィードスルー7の図示しない室温部は、図示
しない傾斜磁場電源に接続されている。傾斜磁場コイル
3においては、静磁場コイルである酸化物高温超電導コ
イル2との磁気的カップリングや真空容器1等の金属と
のカップリングを防ぐ必要がある。このため、シールド
タイプの傾斜磁場コイル3を形成することが好ましい。
ル2と同様酸化物高温超電導線材からなり、酸化物高温
超電導リード12を介してフィードスルー7に接続され
ている。フィードスルー7の図示しない室温部は、図示
しない傾斜磁場電源に接続されている。傾斜磁場コイル
3においては、静磁場コイルである酸化物高温超電導コ
イル2との磁気的カップリングや真空容器1等の金属と
のカップリングを防ぐ必要がある。このため、シールド
タイプの傾斜磁場コイル3を形成することが好ましい。
【0016】酸化物高温超電導コイル2と傾斜磁場コイ
ル3とは、熱伝導度の良い電熱材10を介して冷凍機5
と熱的に接続されているが、電気的には互いに絶縁され
ている。冷凍機5により、各コイル部は20K以上の温
度に冷やされる。各コイル部に使用されている酸化物超
電導体の転移温度が77K以上である場合、各コイル部
は77K以上の温度に冷やされていればよい。
ル3とは、熱伝導度の良い電熱材10を介して冷凍機5
と熱的に接続されているが、電気的には互いに絶縁され
ている。冷凍機5により、各コイル部は20K以上の温
度に冷やされる。各コイル部に使用されている酸化物超
電導体の転移温度が77K以上である場合、各コイル部
は77K以上の温度に冷やされていればよい。
【0017】構成を簡単にするため、真空容器1内に輻
射シールドを設置しておらず、この構成が傾斜磁場コイ
ル3からのパルス磁場による渦電流を発生させないメリ
ットを与えている。しかし、室温ボアに熱シールド材を
使用する場合、金属でない材質のもの、例えばエポキシ
樹脂等の非金属材料を使用するか、あるいは金属であっ
てもスリットが入ったものを使用することで、傾斜磁場
コイル3から生成されるパルス磁場による渦電流に起因
する問題を回避できる。
射シールドを設置しておらず、この構成が傾斜磁場コイ
ル3からのパルス磁場による渦電流を発生させないメリ
ットを与えている。しかし、室温ボアに熱シールド材を
使用する場合、金属でない材質のもの、例えばエポキシ
樹脂等の非金属材料を使用するか、あるいは金属であっ
てもスリットが入ったものを使用することで、傾斜磁場
コイル3から生成されるパルス磁場による渦電流に起因
する問題を回避できる。
【0018】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態に係るMRI用超電導磁石システムにお
ける超電導磁石の側断面図である。図2において図1と
同一な部分には同一符号を付してある。なお、当該超電
導磁石は円筒形をなしており、図2は当該超電導磁石の
ほぼ中央部を軸方向へ切断した断面図である。
2の実施の形態に係るMRI用超電導磁石システムにお
ける超電導磁石の側断面図である。図2において図1と
同一な部分には同一符号を付してある。なお、当該超電
導磁石は円筒形をなしており、図2は当該超電導磁石の
ほぼ中央部を軸方向へ切断した断面図である。
【0019】真空容器1の内部には、静磁場コイルであ
る酸化物高温超電導コイル2が設置され、この酸化物高
温超電導コイル2の内側に傾斜磁場コイル3が設置され
ている。さらに、傾斜磁場コイル3の内側に高周波コイ
ル(RFコイル)4が設置されている。また真空容器1
の外側面には、冷凍機5、フィードスルー6、フィード
スルー7及び同軸コネクター14が埋設されている。
る酸化物高温超電導コイル2が設置され、この酸化物高
温超電導コイル2の内側に傾斜磁場コイル3が設置され
ている。さらに、傾斜磁場コイル3の内側に高周波コイ
ル(RFコイル)4が設置されている。また真空容器1
の外側面には、冷凍機5、フィードスルー6、フィード
スルー7及び同軸コネクター14が埋設されている。
【0020】酸化物高温超電導コイル2は酸化物高温超
電導リード11を介してフィードスルー6に接続されて
いる。酸化物高温超電導コイル2の一部には図示しない
永久電流スイッチが設けられており、この永久電流スイ
ッチにより酸化物高温超電導コイル2と超電導リード1
1との接続及び切り離しが行なわれる。
電導リード11を介してフィードスルー6に接続されて
いる。酸化物高温超電導コイル2の一部には図示しない
永久電流スイッチが設けられており、この永久電流スイ
ッチにより酸化物高温超電導コイル2と超電導リード1
1との接続及び切り離しが行なわれる。
【0021】傾斜磁場コイル3も酸化物高温超電導コイ
ル2と同様酸化物高温超電導線材からなり、酸化物高温
超電導リード12を介してフィードスルー7に接続され
ている。フィードスルー7の図示しない室温部は、図示
しない傾斜磁場電源に接続されている。傾斜磁場コイル
3においては、静磁場コイルである酸化物高温超電導コ
イル2との磁気的カップリングや真空容器1等の金属と
のカップリングを防ぐ必要がある。このため、シールド
タイプの傾斜磁場コイル3を形成することが好ましい。
ル2と同様酸化物高温超電導線材からなり、酸化物高温
超電導リード12を介してフィードスルー7に接続され
ている。フィードスルー7の図示しない室温部は、図示
しない傾斜磁場電源に接続されている。傾斜磁場コイル
3においては、静磁場コイルである酸化物高温超電導コ
イル2との磁気的カップリングや真空容器1等の金属と
のカップリングを防ぐ必要がある。このため、シールド
タイプの傾斜磁場コイル3を形成することが好ましい。
【0022】酸化物高温超電導コイル2と傾斜磁場コイ
ル3とは、熱伝導度の良い電熱材10を介して冷凍機5
と熱的に接続されているが、電気的には互いに絶縁され
ている。冷凍機5により、各コイル部は20K以上の温
度に冷やされる。各コイル部に使用されている酸化物超
電導体の転移温度が77K以上である場合、各コイル部
は77K以上の温度に冷やされていればよい。
ル3とは、熱伝導度の良い電熱材10を介して冷凍機5
と熱的に接続されているが、電気的には互いに絶縁され
ている。冷凍機5により、各コイル部は20K以上の温
度に冷やされる。各コイル部に使用されている酸化物超
電導体の転移温度が77K以上である場合、各コイル部
は77K以上の温度に冷やされていればよい。
【0023】構成を簡単にするため、真空容器1内に輻
射シールドを設置しておらず、この構成が傾斜磁場コイ
ル3からのパルス磁場による渦電流を発生させないメリ
ットを与えている。しかし、室温ボアに熱シールド材を
使用する場合、金属でない材質のもの、例えばエポキシ
樹脂等の非金属材料を使用するか、あるいは金属であっ
てもスリットが入ったものを使用することで、傾斜磁場
コイル3から生成されるパルス磁場による渦電流に起因
する問題を回避できる。
射シールドを設置しておらず、この構成が傾斜磁場コイ
ル3からのパルス磁場による渦電流を発生させないメリ
ットを与えている。しかし、室温ボアに熱シールド材を
使用する場合、金属でない材質のもの、例えばエポキシ
樹脂等の非金属材料を使用するか、あるいは金属であっ
てもスリットが入ったものを使用することで、傾斜磁場
コイル3から生成されるパルス磁場による渦電流に起因
する問題を回避できる。
【0024】さらに、前述したように真空容器1の内部
における傾斜磁場コイル3の内側に高周波コイル4が設
置されている。この高周波コイル4は高周波電送線13
を介して同軸コネクター14に接続されているととも
に、電熱材10を介して冷凍機5に接続されている。高
周波電送線13は、室温からの熱流入を防ぐため酸化物
高温超電導材で構成されており、特性インピーダンスを
50Ωにするためにスプリットラインを形成するか、あ
るいは同軸ケーブルの形状をなすことが好ましい。な
お、酸化物高温超電導コイル2、傾斜磁場コイル3及び
高周波コイル4は、熱伝導度の良い電熱材10を介して
冷凍機5と熱的に接続されているが、電気的には互いに
絶縁されている。
における傾斜磁場コイル3の内側に高周波コイル4が設
置されている。この高周波コイル4は高周波電送線13
を介して同軸コネクター14に接続されているととも
に、電熱材10を介して冷凍機5に接続されている。高
周波電送線13は、室温からの熱流入を防ぐため酸化物
高温超電導材で構成されており、特性インピーダンスを
50Ωにするためにスプリットラインを形成するか、あ
るいは同軸ケーブルの形状をなすことが好ましい。な
お、酸化物高温超電導コイル2、傾斜磁場コイル3及び
高周波コイル4は、熱伝導度の良い電熱材10を介して
冷凍機5と熱的に接続されているが、電気的には互いに
絶縁されている。
【0025】以上のように、上述した各実施の形態に係
る超電導磁石システムによれば、液体ヘリウムや液体窒
素等の極低温冷媒を使用せずに超電導状態が生成可能に
なるため、クエンチ時におけるガスの放出が無くなり、
低温容器の圧力上昇の問題が解決される。また、超電導
磁石と傾斜磁場コイルを同一の真空容器に収めることが
できるので、容器の構造が簡単になり低コストで構成で
きる。また、傾斜磁場コイルと超電導磁石のメインコイ
ルとの実行スペースが広くなるため、傾斜磁場コイルを
シールドタイプにする場合にシールドコイルと傾斜磁場
コイルとの間のスペースを広くでき、効率の良いシール
ドタイプの傾斜磁場コイルを実現できる。なお、本発明
は上記各実施の形態のみに限定されず、要旨を変更しな
い範囲で適時変形して実施できる。
る超電導磁石システムによれば、液体ヘリウムや液体窒
素等の極低温冷媒を使用せずに超電導状態が生成可能に
なるため、クエンチ時におけるガスの放出が無くなり、
低温容器の圧力上昇の問題が解決される。また、超電導
磁石と傾斜磁場コイルを同一の真空容器に収めることが
できるので、容器の構造が簡単になり低コストで構成で
きる。また、傾斜磁場コイルと超電導磁石のメインコイ
ルとの実行スペースが広くなるため、傾斜磁場コイルを
シールドタイプにする場合にシールドコイルと傾斜磁場
コイルとの間のスペースを広くでき、効率の良いシール
ドタイプの傾斜磁場コイルを実現できる。なお、本発明
は上記各実施の形態のみに限定されず、要旨を変更しな
い範囲で適時変形して実施できる。
【0026】
【発明の効果】本発明の超電導磁石システムによれば、
各コイルを高温超電導線で形成し冷凍機で直冷するた
め、冷媒を必要とせず、また動作温度が高くなるため比
熱が大きくなり、クエンチのし難い超電導磁石を構成で
きる。また、傾斜磁場コイルを真空容器内に収めている
ため、パルス駆動時の騒音が外部へ漏れなくなるととも
に、高温超電導線を使用しているため前記傾斜磁場コイ
ルからの発熱が無くなり、高周波コイルの抵抗損失が無
くなる。また、低温で冷却されるため熱雑音が低減す
る。
各コイルを高温超電導線で形成し冷凍機で直冷するた
め、冷媒を必要とせず、また動作温度が高くなるため比
熱が大きくなり、クエンチのし難い超電導磁石を構成で
きる。また、傾斜磁場コイルを真空容器内に収めている
ため、パルス駆動時の騒音が外部へ漏れなくなるととも
に、高温超電導線を使用しているため前記傾斜磁場コイ
ルからの発熱が無くなり、高周波コイルの抵抗損失が無
くなる。また、低温で冷却されるため熱雑音が低減す
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るMRI用超電
導磁石システムにおける超電導磁石の側断面図。
導磁石システムにおける超電導磁石の側断面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るMRI用超電
導磁石システムにおける超電導磁石の側断面図。
導磁石システムにおける超電導磁石の側断面図。
【図3】従来例き係るMRI用超電導磁石システムの側
断面図。
断面図。
1…真空容器 2…酸化物高温超電導コイル 3…傾斜磁場コイル 4…高周波コイル(RFコイル) 5…冷凍機 6…フィードスルー 7…フィードスルー 10…電熱材 11…酸化物高温超電導リード 12…酸化物高温超電導リード 13…高周波電送線 14…同軸コネクター 21…クライオスタット 22…超電導コイル 23…傾斜磁場コイル 24…高周波コイル(RFコイル) 25…液体ヘリウム 26…液体ヘリウム容器 27…液体窒素 28…液体窒素容器
Claims (8)
- 【請求項1】酸化物高温超電導線で形成された静磁場コ
イルと傾斜磁場コイルを同一の真空容器内に配置し冷凍
機で直接冷却することを特徴とする超電導磁石システ
ム。 - 【請求項2】酸化物高温超電導線で形成された静磁場コ
イル、傾斜磁場コイル及び高周波コイルを同一の真空容
器内に配置し冷凍機で直接冷却することを特徴とする超
電導磁石システム。 - 【請求項3】前記冷凍機により前記各コイルを20K以
上の温度に冷却することで動作することを特徴とする請
求項1または2に記載の超電導磁石システム。 - 【請求項4】室温ボアが渦電流の発生しない非金属材料
で形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
かに記載の超電導磁石システム。 - 【請求項5】前記静磁場コイルと所定の超電導リードと
の接続及び切り離しを永久電流スイッチにて行なうこと
を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の超電導
磁石システム。 - 【請求項6】前記傾斜磁場コイルは高温超電導電流リー
ドを介して傾斜磁場電源と接続されることを特徴とする
請求項1乃至5のいずれかに記載の超電導磁石システ
ム。 - 【請求項7】前記傾斜磁場コイルはシールドタイプで構
成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
記載の超電導磁石システム。 - 【請求項8】前記真空容器内にて非金属材の熱輻射シー
ルドまたはスリットを有する金属材の熱輻射シールドを
用いることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記
載の超電導磁石システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9054728A JPH10256027A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 超電導磁石システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9054728A JPH10256027A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 超電導磁石システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10256027A true JPH10256027A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=12978876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9054728A Pending JPH10256027A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 超電導磁石システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10256027A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136202A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | General Electric Co <Ge> | 冷却の必要性が低い磁気共鳴イメージングシステム |
JP2008000604A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | General Electric Co <Ge> | Mr超伝導マグネットコイルを局所的に遮蔽するための方法及び装置 |
JP2009028259A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Hitachi Medical Corp | 磁気共鳴イメージング装置 |
JP2011031103A (ja) * | 2010-11-24 | 2011-02-17 | Toshiba Corp | 核磁気共鳴イメージング装置 |
JP2012520132A (ja) * | 2009-03-10 | 2012-09-06 | タイム メディカル ホールディングス カンパニー リミテッド | 主超伝導磁石、超伝導グラジエント界磁コイル及び冷却状態のrfコイルを有するmriシステム |
JP2012523902A (ja) * | 2009-04-17 | 2012-10-11 | タイム メディカル ホールディングス カンパニー リミテッド | 磁気共鳴イメージング用極低温冷却超伝導勾配コイルモジュール |
CN107809836A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-03-16 | 合肥中科离子医学技术装备有限公司 | 一种用于超导磁体的拉杆机构 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9054728A patent/JPH10256027A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136202A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | General Electric Co <Ge> | 冷却の必要性が低い磁気共鳴イメージングシステム |
JP2008000604A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | General Electric Co <Ge> | Mr超伝導マグネットコイルを局所的に遮蔽するための方法及び装置 |
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JP2011031103A (ja) * | 2010-11-24 | 2011-02-17 | Toshiba Corp | 核磁気共鳴イメージング装置 |
CN107809836A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-03-16 | 合肥中科离子医学技术装备有限公司 | 一种用于超导磁体的拉杆机构 |
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