JPH10255690A - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JPH10255690A
JPH10255690A JP9053298A JP5329897A JPH10255690A JP H10255690 A JPH10255690 A JP H10255690A JP 9053298 A JP9053298 A JP 9053298A JP 5329897 A JP5329897 A JP 5329897A JP H10255690 A JPH10255690 A JP H10255690A
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JP
Japan
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cathode
electrode
electron beam
ray tube
temperature
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JP9053298A
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Yukio Koizumi
幸生 小泉
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源を投入した直後の表示画像のフォーカス
特性を良好にし、電子銃のカソード電極13の電子放射
寿命を低下させない陰極線管を提供する。 【解決手段】 カソード電極13を低膨張金属17及び
高膨張金属18を貼合せ接合したバイメタル材で構成し
たカソード支持構体15によって支持し、カソード電極
13やカソード支持構体15の温度変化に伴い、カソー
ド電極13の電子ビーム放射面を電子銃の軸方向に略垂
直な平面方向に移行させるようにしたもので、例えば、
カソード電極13やカソード支持構体15の温度が規定
動作温度よりも低いとき、電子ビーム放射面の中心を対
向配置された電子ビーム通過孔の中心よりもずれた位置
に置き、カソード電極13やカソード支持構体15の温
度が規定動作温度またはそれに近いとき、電子ビーム放
射面の中心を対向配置された電子ビーム通過孔の中心に
略一致した位置にまで移行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管に係わ
り、特に、陰極線管の動作開始時に、電子銃のカソード
電極やカソード支持構体の温度が規定動作温度よりも低
いとき、電子ビームのフォーカス特性の劣化により、低
画質の画像が表示されるのを防ぐ手段を電子銃に設けた
陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、陰極線管は、略長方形状のフェ
ースプレートを有するパネル部と、細径の長いネック部
と、パネル部とネック部を連接する略漏斗形状のファン
ネル部とからなる真空外囲器(ガラスバルブ)を備えて
いる。パネル部はフェースプレート内面に螢光膜が被着
形成され、ネック部は内部に電子銃が収納され、ファン
ネル部はネック部との接合部分側の外周に偏向ヨークが
装着される。
【0003】ここで、図4は、前記既知の陰極線管に用
いられる電子銃の構成の一例を示す側面図である。
【0004】図4において、40は電子銃、41はカソ
ード電極、42は制御電極(第1グリッド電極;G1電
極)、43は加速電極(第2グリッド電極;G2電
極)、44、45、46は集束電極(第3、第4、第5
グリッド電極;G3、G4、G5電極)、47はアノー
ド電極(第6グリッド電極;G6電極)、48はアノー
ドカップ、49は一対のガラスビード、50はカソード
支持構体、51はステム、52は電子銃40の軸であ
る。
【0005】そして、電子銃40は、ステム51に立設
されているもので、電子銃40の軸52方向に沿ってス
テム51側から順にカソード電極41、第1グリッド電
極42、第2グリッド電極43、第3グリッド電極4
4、第4グリッド電極45、第5グリッド電極46、ア
ノード電極47、アノードカップ48が設けられ、図4
には明白に図示されていないが、これらの電極42乃至
47及びアノードカップ48は、カソード電極41に対
向する位置にそれぞれ電子ビーム通過孔が設けられてい
る。一対のガラスビード49は、電子銃40の軸52方
向に沿い、かつ、電子銃40の周辺部に相対するように
ステム51に立設され、カソード電極41はカソード支
持構体50を介してこの一対のガラスビード49に、他
の各電極42乃至47及びアノードカップ48はそれぞ
れ電極支持構体(図番なし)を介してこの一対のガラス
ビード49に支持されている。
【0006】かかる既知の陰極線管は、その動作時に、
電子銃40から放射された電子ビームが偏向ヨークによ
って適宜偏向され、螢光膜上の画素に射突する。このと
き、電子ビームが射突した画素が発光し、フェースプレ
ートに所要の画像が表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、陰極線管、とり
わけ、カラー陰極線管やディスプレイ管等の画像表示用
陰極線管は、表示すべき情報が多様化したことまたは高
密度化したことに伴い、表示画像の高精細化が一層要求
されるようになってきた。そして、特に、表示画像のフ
ォーカス性能については、通常動作時における表示画像
だけでなく、陰極線管の動作開始直後における表示画
像、即ち、陰極線管に電源が投入された直後の表示画像
や、陰極線管の寿命期間中のいずれの時点の表示画像に
ついても、その高解像度が十分に満たされるような良好
なフォーカス性能が要求されるようになっている。
【0008】ところで、陰極線管においては、陰極線管
内が真空引きされているとしても、管内にいくらかのガ
スが残留している。この残留ガスは、陰極線管が通常動
作を行なっているとき、陰極線管内のゲッター膜やその
他の部分に吸収された状態にあって、陰極線管内にガス
状態で浮遊しているすることが少ない。
【0009】しかしながら、陰極線管に電源を投入した
直後、例えば、電源を投入してから1分乃至2分の間
は、電子銃40のカソード電極41から放射される電子
ビームにより、ゲッター膜やその他の部分に吸収された
状態にあった残留ガスが叩き出され、陰極線管内に多く
浮遊した状態になる。そして、浮遊中の残留ガスの中の
イオン分子は電子銃40が発生する電界によってカソー
ド電極41の近傍に集まり、集まったイオン分子はカソ
ード電極41の電子ビーム放射面の中心に集中して向か
うようになる。この結果、電子ビーム放射面の中心に集
中したイオン分子によってカソード電極41の電子ビー
ム放射面の中心の能力が劣化して放射が妨げられるこ
と、及び、カソード電極41及びカソード支持構体50
の温度が規定動作温度またはその近くの温度に達してい
ないことからその放射量が少ないことにより、専ら電子
ビームは、カソード電極41の広い範囲から放射される
ようになる。このような状態はカソード電極41及びカ
ソード支持構体50の温度が規定動作温度またはその近
くの温度に上昇し、残留ガスが再びゲッター膜に吸収さ
れるまで続き、その後はカソード電極41から放射され
る電子ビームは電子ビーム放射面の中心から放射される
ようになる。
【0010】このように、既知の陰極線管は、陰極線管
に電源を投入した直後の短い期間、電子ビームの放射量
が少ない、及び、カソード電極の電子ビーム放射面の中
心の周辺の広い範囲から放射されるという2つの理由に
よって、電子ビームを螢光膜上で良好に集束させること
ができず、表示画像のフォーカス特性が劣化するという
問題がある。
【0011】かかる問題を解決する手段として、電子銃
40のカソード電極41の動作温度を規定動作温度より
も高い状態で用いればよいことが知られているが、カソ
ード電極41の動作温度を規定動作温度を高い状態で用
いると、カソード電極41からの電子放射物質、例えば
バリウム(Ba)の蒸発量が多くなり、カソード電極4
1の電子放射寿命が短くなるという他の問題がある。
【0012】本発明は、これらの問題点を解決するもの
で、その目的は、陰極線管に電源を投入した直後の表示
画像のフォーカス特性を良好にし、かつ、電子銃のカソ
ード電極の電子放射寿命を低下させることのない陰極線
管を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の陰極線管は、カソード電極を温度依存変形
型のカソード支持構体によって支持し、カソード電極及
びカソード支持構体の温度変化に伴って、カソード電極
の電子ビーム放射面を電子銃の軸方向に略垂直な平面方
向に移行させるもので、例えば、カソード電極及びカソ
ード支持構体の温度が規定動作温度よりも低いとき、電
子ビーム放射面の中心を対向配置された制御電極の電子
ビーム通過孔の中心よりもずれた位置に置き、カソード
電極及びカソード支持構体の温度が規定動作温度または
それに近いとき、電子ビーム放射面の中心を対向配置さ
れた制御電極の電子ビーム通過孔の中心に略一致した位
置に移行させる手段を具備する。
【0014】前記手段によれば、カソード電極を温度依
存変形型のカソード支持構体で支持し、陰極線管に電源
が投入された直後における、電子銃のカソード電極及び
カソード支持構体の温度が規定動作温度よりも低い状態
のとき、カソード電極の電子ビーム放射面の中心を対向
配置された制御電極の電子ビーム通過孔の中心よりもず
れた位置に置き、一方、カソード電極及びカソード支持
構体の温度が規定動作温度またはそれに近い状態になる
と、電子ビーム放射面の中心を対向配置された制御電極
の電子ビーム通過孔の中心に略一致した位置に移行させ
ているので、常時、制御電極の電子ビーム通過孔の中心
をカソード電極の電子ビーム放射面におけるエミッショ
ン機能の正常部分に対向させることができ、陰極線管に
電源が投入された直後においても、表示画像のフォーカ
ス機能が劣化することはない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態において、陰
極線管は、電子ビームを放射するカソード電極と、カソ
ード電極に対向配置された位置にそれぞれ電子ビーム通
過孔を有し、カソード電極から電子銃の軸方向に順に配
置された制御電極、加速電極、集束電極、アノード電極
とからなる電子銃を備え、電子銃から放射された電子ビ
ームをパネル内面に形成した螢光面に射突させ、螢光面
に表示画像を形成するもので、カソード電極を温度依存
変形型のカソード支持構体によって支持し、カソード電
極及びカソード支持構体の温度変化に伴って、カソード
電極の電子ビーム放射面を電子銃の軸方向に略垂直な平
面方向に移行させる場合、例えば、カソード電極及びカ
ソード支持構体の温度が規定動作温度よりも低いとき、
電子ビーム放射面の中心を対向配置された制御電極の電
子ビーム通過孔の中心よりもずれた位置に置き、カソー
ド電極及びカソード支持構体の温度が規定動作温度また
はそれに近いとき、電子ビーム放射面の中心を対向配置
された制御電極の電子ビーム通過孔の中心に略一致した
位置に移行させるものである。
【0016】本発明の実施の形態における第1の例にお
いては、温度依存変形型のカソード支持構体がカソード
電極の側面を保持した状態でガラスビードに支持するビ
ードサポートを有しており、このビードサポートを熱膨
張係数の異なる2種類の金属を接合したバイメタル材で
構成したものである。
【0017】本発明の実施の形態における第2の例にお
いては、温度依存変形型のカソード支持構体がカソード
電極の周側部を包囲するように固定配置された低膨張係
数金属製のアイレットを有し、カソード電極の周側部に
ある高膨張係数金属製構体とアイレットとの複数の溶接
箇所をそれぞれ電子銃の軸方向にずらしているものであ
る。
【0018】本発明の実施の形態によれば、カソード電
極を温度依存変形型のカソード支持構体で支持すること
により、陰極線管に電源が投入された直後における、電
子銃のカソード電極及びカソード支持構体の温度が規定
動作温度よりも低い状態のとき、カソード電極の電子ビ
ーム放射面の中心を対向配置された制御電極の電子ビー
ム通過孔の中心よりもずれた位置に置くようにし、ま
た、カソード電極及びカソード支持構体の温度が規定動
作温度またはそれに近い状態に上昇すると、電子ビーム
放射面の中心を対向配置された制御電極の電子ビーム通
過孔の中心に略一致した位置まで移行させるようにして
いるので、陰極線管が動作している間中、即ち、陰極線
管に電源が投入された直後においても、制御電極の電子
ビーム通過孔の中心をカソード電極の電子ビーム放射面
におけるエミッション機能の正常部分に対向配置させる
ことが可能になり、表示画像のフォーカス機能が劣化す
ることはない。
【0019】また、本発明の実施の形態によれば、カソ
ード電極を規定動作温度以上に高くした状態で用いるも
のではないので、電子銃のカソード電極の電子放射寿命
が短くなることはない。
【0020】この場合、温度依存変形型のカソード支持
構体として、熱膨張係数の異なる2種類の金属を接合し
たバイメタル材で構成したビードサポートを用いれば、
比較的簡単な構成及び機能により、カソード電極の電子
ビーム放射面を移行させることができる。
【0021】さらに、温度依存変形型のカソード支持構
体として、カソード電極の周側部とアイレットとの複数
の溶接箇所をそれぞれ電子銃の軸方向に対してずらすよ
うにすれば、余分な構成部品を用いずに、カソード電極
の電子ビーム放射面を移行させることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0023】図1は、本発明による陰極線管の一実施例
の概略構成を示す断面図であって、陰極線管がカラー陰
極線管である例を示すものである。
【0024】図1において、1はパネル部、1Aはフェ
ースプレート、2はネック部、3はファンネル部、4は
螢光膜、5はシャドウマスク、6は内部磁気シールド、
7は偏向ヨーク、8はピュリテイ調整マグネット、9は
センタービームスタティックコンバーゼンス調整用マグ
ネット、10はサイドビームスタティックコンバーゼン
ス調整用マグネット、11はインライン型電子銃、12
は電子ビームである。
【0025】そして、カラー陰極線管を構成する真空外
囲器(ガラスバルブ)は、略長方形状のフェースプレー
ト1Aを有するパネル部1と、細長い円筒状のネック部
2と、パネル部1及びネック部2を連接する略漏斗形状
のファンネル部3とからなっている。パネル部1は、フ
ェースプレート1Aの内面に螢光膜4が被着形成され、
内側に螢光膜4に対向するようにシャドウマスク5が配
置される。パネル部1からファンネル部3に至る部分は
内側に内部磁気シールド6が配置され、ファンネル部3
のネック部2との結合部分は外周に偏向ヨーク7が装着
される。ネック部2は、内部にインライン型電子銃11
が収納され、外側にピュリテイ調整マグネット8、セン
タービームスタティックコンバーゼンス調整用マグネッ
ト9、サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット10が並設配置される。インライン型電子銃
11から投射された3本の電子ビーム12(図1には1
本だけが図示されている)は、偏向ヨーク7で所定方向
に偏向された後、シャドウマスク5の電子ビーム通過孔
(図示なし)を通して螢光膜4に射突する。
【0026】この場合、本実施例のカラー陰極線管にお
ける画像表示動作は、既知のこの種のカラー陰極線管に
おける画像表示動作と殆んど同じであって、かかる動作
は当該技術分野においてはよく知られていることである
ので、本実施例のカラー陰極線管における画像表示動作
の説明は、省略する。
【0027】次に、図2は、図1に図示のカラー陰極線
管に用いられるインライン型電子銃11におけるカソー
ド電極及びカソード支持構体の部分の構成の第1の例を
示す横断面図である。
【0028】図2において、13−1、13−2、13
−3はカソード電極、14−1、14−2、14−3は
アイレット、15−1、15−2、15−3はビードサ
ポート(温度依存変形型カソード支持構体)、16は一
対のガラスビード、17−1、17−2、17−3は低
膨張金属、例えばアンバー材(36%ニッケル−鉄)、
18−1、18−2、18−3は高膨張金属材、例えば
ステンレス材である。
【0029】そして、左側のカソード電極13−1は、
例えば赤色(R)用の電子ビームを放射するもので、周
囲にアイレット14−1が配置される。中央のカソード
電極13−2は、例えば緑色(G)用の電子ビームを放
射するもので、周囲にアイレット14−2が配置され
る。右側のカソード電極13−3は、例えば青色(B)
用の電子ビームを放射するもので、周囲にアイレット1
4−3が配置される。これら3つのカソード電極13−
1〜13−3は、横方向に一列に配列され、いわゆるイ
ンライン状配列になっている。左側のビードサポート1
5−1は、長さ方向に低膨張金属材17−1と高膨張金
属材18−1とを貼合せ接合したバイメタル材からなる
もので、中間部が左側のカソード電極13−1に、高膨
張金属材18−1が内側になるようにその周囲を半周巻
回した状態で結合され、両端部が一対のガラスビード1
6にそれぞれ結合される。中央のビードサポート15−
2は、長さ方向に低膨張金属材17−2と高膨張金属材
18−2とを貼合せ接合したバイメタル材からなるもの
で、中間部が中央のカソード電極13−2に、高膨張金
属材18−2が内側になるようにその周囲を約1/3周
巻回した状態で結合され、両端部が一対のガラスビード
16にそれぞれ結合される。右側のビードサポート15
−3は、長さ方向に低膨張金属材17−3と高膨張金属
材18−3とを貼合せ接合したバイメタル材からなるも
ので、中間部が右側のカソード電極13−3に、高膨張
金属材18−3が内側になるようにその周囲を半周巻回
した状態で結合され、両端部が一対のガラスビード16
にそれぞれ結合される。
【0030】また、3つのビードサポート15−1乃至
15−3によって支持された3つのカソード電極13−
1乃至13−3の位置は、陰極線管に電源が投入される
前、即ち、3つのカソード電極13−1乃至13−3及
び3つのビードサポート15−1乃至15−3の温度が
常温またはそれに近い状態にあるとき、カソード電極1
3−1乃至13−3の電子ビーム放射面の中心が制御電
極(図2に図示なし)の対向する電子ビーム通過孔の中
心から若干ずれた(例えば約0.3乃至0.4mm程
度)位置になるように設定される。
【0031】前記構成において、陰極線管に電源が投入
されると、3つのカソード電極13−1乃至13−3の
ヒーター(図2に図示なし)が発熱し、3つのカソード
電極13−1乃至13−3及び3つのビードサポート1
5−1乃至15−3の温度を常温から規定動作温度にま
で順次上昇させる。
【0032】かかる動作時に、陰極線管に電源が投入さ
れた直後であって、3つのカソード電極13−1乃至1
3−3及び3つのビードサポート15−1乃至15−3
の温度が未だ規定動作温度よりも低いときから3分また
は4分近く経過して、3つのカソード電極13−1乃至
13−3及び3つのビードサポート15−1乃至15−
3の温度が規定動作温度に近くなるときまで、3つのビ
ードサポート15−1乃至15−3を構成するバイメタ
ル材の温度は徐々に上昇し、バイメタル効果が発揮され
るようになって、2つのカソード電極13−1、13−
2を図2の右側方向に、1つのカソード電極13−3を
図2の左側方向にそれぞれ移行させ、3つのビードサポ
ート15−1乃至15−3によって支持された3つのカ
ソード電極13−1乃至13−3の位置は、カソード電
極13−1乃至13−3の電子ビーム放射面の中心が制
御電極の対向する電子ビーム通過孔の中心に近い位置に
まで移行する。その後、さらに時間が経過して、3つの
カソード電極13−1乃至13−3及び3つのビードサ
ポート15−1乃至15−3の温度が規定動作温度にま
で上昇すると、3つのビードサポート15−1乃至15
−3を構成するバイメタル材の効果がさらに発揮される
ようになり、前の場合と同様に2つのカソード電極13
−1、13−2を図2の右側方向に、1つのカソード電
極13−3を図2の左側方向にそれぞれ最大限、例えば
電、源投入時から0.3乃至0.4mm程度移行させ、
3つのビードサポート15−1乃至15−3によって支
持された3つのカソード電極13−1乃至15−3の位
置は、カソード電極13−1乃至13−3の電子ビーム
放射面の中心が制御電極の対向する電子ビーム通過孔の
中心と一致した位置に移行するものである。
【0033】なお、本例の電子銃は、3つのビードサポ
ート15−1乃至15−3における高膨張金属材18−
1乃至18−3がそれぞれカソード電極13−1乃至1
3−3側になるように構成配置した例を挙げたものであ
るが、これとは逆に、3つのビードサポート15−1乃
至15−3における低膨張金属材17−1乃至17−3
がそれぞれカソード電極13−1乃至13−3側になる
ように構成配置を変更してもよい。ただし、この変更例
においては、3つのビードサポート15−1乃至15−
3を構成するバイメタル材の効果に基づく3つのカソー
ド電極13−1乃至13−3の移行方向が前述の例の移
行方向と逆になるので、陰極線管への電源投入前におけ
る3つのビードサポート15−1乃至15−3によって
支持された3つのカソード電極13−1乃至15−3の
位置を、それに合せて選択する必要がある。
【0034】このように、本例の電子銃によれば、陰極
線管に電源が投入される前または投入された直後であっ
て、電子銃の3つのカソード電極13−1乃至13−3
及び3つのビードサポート15−1乃至15−3の温度
が規定動作温度よりも低い状態にあるとき、3つのカソ
ード電極13−1乃至13−3の電子ビーム放射面の中
心を対向配置された制御電極の電子ビーム通過孔の中心
よりも若干ずれた位置に置き、また、3つのカソード電
極13−1乃至13−3及び3つのビードサポート15
−1乃至15−3の温度が規定動作温度またはそれに近
い状態に上昇すると、電子ビーム放射面の中心を対向配
置された制御電極の電子ビーム通過孔の中心に略一致し
た位置まで移行させているので、陰極線管に電源が投入
された直後を含む陰極線管が動作している間中、制御電
極の電子ビーム通過孔の中心を3つのカソード電極13
−1乃至13−3の電子ビーム放射面におけるエミッシ
ョン機能の正常部分に対向配置させることが可能にな
り、陰極線管に電源が投入された直後における表示画像
のフォーカス機能を劣化が生じない。
【0035】また、本例の電子銃によれば、3つのカソ
ード電極13−1乃至13−3を規定動作温度以上に高
くした状態で用いるものではないので、電子銃の3つの
カソード電極13−1乃至13−3の電子放射寿命が短
くならない。
【0036】さらに、本例の電子銃によれば、温度依存
変形型のカソード支持構体に、熱膨張係数の異なる2種
類の金属を接合したバイメタル材で構成したビードサポ
ート15−1乃至15−3を用いたので、比較的簡単な
構成及び機能によって、カソード電極13−1乃至13
−3の電子ビーム放射面を移行させることが可能にな
る。
【0037】続く、図3は、図1に図示のカラー陰極線
管に用いられるインライン型電子銃11におけるカソー
ド電極及びカソード支持構体の部分の構成の第2の例を
示す縦断面図であって、3つのカソード電極の中の1つ
のカソード電極の部分を表わしているものである。
【0038】図3において、13はカソード電極、13
Aは円筒状金属スリーブ、13Bは帽状金属基体、13
Cは電子ビーム放射面、13Dは高熱膨張金属からなる
二重円筒状外側構体、14は低熱膨張金属からなるアイ
レット(温度依存変形型のカソード支持構体)、15は
ビードサポート、19はヒーター、20はヒーターサポ
ート、21は制御電極(第1グリッド電極;G1電
極)、21Aは制御電極支持構体、21Hは電子ビーム
通過孔であり、その他、図2に図示された構成要素と同
じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0039】そして、カソード電極13は、円筒状金属
スリーブ13Aの一端に帽状金属基体13Bが嵌合さ
れ、帽状金属基体13Bの表面に電子ビーム放射面13
Cが形成される。また、円筒状金属スリーブ13Aは、
他端側に二重円筒状外側構体13Dの径小円筒部が嵌め
込まれ、円筒状金属スリーブ13A内にヒーター19が
収納配置される。ヒーター19は両端がヒーターサポー
ト20に接続保持され、ヒーターサポート20は一対の
ガラスビード16に支持固定される。アイレット14
は、カソード電極13の周囲を包囲するように配置さ
れ、下部が二重円筒状外側構体13Dの径大円筒部の下
部に複数箇所、例えばカソード電極13の中心軸を通る
1つの線上にあって中心軸に対して対称な2箇所A、B
と、同じく中心軸を通りその1つの線に対して直角に延
びる他の1つの線上にあって中心軸に対して対称な2箇
所C、Dとの4箇所で溶接され、カソード電極13を支
持するとともに、一対のビードサポート15によって一
対のガラスビード16に支持固定される。制御電極21
は、帽状金属基体13Bの表面の電子ビーム放射面13
Cに対向した位置に電子ビーム通過孔21Hが設けら
れ、制御電極支持構体21Aによって一対のガラスビー
ド16に支持固定される。
【0040】この場合、図3に示されるように、アイレ
ット14の下部と二重円筒状外側構体13Dの径大円筒
部の下部との間の複数の溶接箇所、例えば4箇所の溶接
箇所A乃至Dの中の1つの溶接箇所Aはアイレット14
及び径大円筒部の最下部の第1の位置であったとすれ
ば、溶接箇所Aに対してカソード電極13の中心軸に対
称な1つの溶接箇所Bはアイレット14及び径大円筒部
の最下部の第1の位置から中心軸に沿って最も上側にあ
る第2の位置であり、また、残りの2つの溶接箇所C、
Dは中心軸に沿って第1の位置と第2の位置の中間の第
3の位置である。
【0041】また、制御電極21の電子ビーム通過孔2
1Hの位置に対するカソード電極13の電子ビーム放射
面13Cの位置は、陰極線管に電源が投入される前、即
ち、二重円筒状外側構体13Dを含むカソード電極13
及びビードサポート15の温度が常温またはそれに近い
状態にあるとき、カソード電極13の電子ビーム放射面
13Cの中心が制御電極21の電子ビーム通過孔21H
の中心から僅かにずれた(例えば約0.1乃至0.2m
m程度)位置になるように設定される。
【0042】前記構成において、陰極線管に電源が投入
されると、カソード電極13のヒーター19が発熱し、
二重円筒状外側構体13Dを含むカソード電極13及び
ビードサポート15の温度を常温から規定動作温度にま
で順次上昇させる。
【0043】このような動作時において、陰極線管に電
源が投入された直後であって、二重円筒状外側構体13
Dを含むカソード電極13及びビードサポート15の温
度が未だ規定動作温度よりも低いとき、高熱膨張金属か
らなる二重円筒状外側構体13Dと低膨張金属からなる
アイレット14との間の金属膨張の差があまりないこと
から、カソード電極13の電子ビーム放射面13Cの位
置は、その中心がそれまでの位置から制御電極21の電
子ビーム通過孔21Hの中心方向(図3における右側方
向に)ほんの僅か移行したとしても、依然としてそれら
の中心が僅かにずれた位置になっている。そして、陰極
線管に電源が投入されてから3分または4分近く経過し
て、二重円筒状外側構体13Dを含むカソード電極13
及びビードサポート15の温度が規定動作温度に近くな
ると、高熱膨張金属からなる二重円筒状外側構体13D
と低膨張金属からなるアイレット14との間の金属膨張
の差がはっきりと表われるようになって、アイレット1
4と二重円筒状外側構体13Dの径大円筒部との複数の
溶接箇所を軸心として、カソード電極13の電子ビーム
放射面13Cの中心を図3の右側方向に若干移行させ、
カソード電極13の電子ビーム放射面13Cの中心の位
置が制御電極21の対向する電子ビーム通過孔21Hの
中心に近い位置にまで移行する。その後、さらに時間が
経過して、二重円筒状外側構体13Dを含むカソード電
極13及びビードサポート15の温度が規定動作温度に
まで上昇すると、高熱膨張金属からなる二重円筒状外側
構体13Dと低膨張金属からなるアイレット14との間
の金属膨張の差がよりはっきり表われるようになり、前
の場合と同様にカソード電極13の電子ビーム放射面1
3Cの中心を図3の右側方向に最大限、例えば0.1乃
至0.2mm程度移行させ、カソード電極13の電子ビ
ーム放射面13Cの中心の位置が制御電極21の対向す
る電子ビーム通過孔21の中心と一致した位置に移行す
る。
【0044】本例においては、インライン型電子銃にお
ける3つのカソード電極の中の1つのカソード電極13
の構成及び動作について説明したが、他の2つのカソー
ド電極における構成及び動作も、前述の本例のカソード
電極13と同じであるので、これらカソード電極におけ
る構成及び動作はその説明を省略する。
【0045】このように、本例の電子銃によれば、前述
の例に比べれば、カソード電極13の移行距離はやや小
さいものの、陰極線管に電源が投入される前または投入
された直後であって、電子銃の二重円筒状外側構体13
Dを含むカソード電極13及びビードサポート15の温
度が規定動作温度よりも低い状態にあるとき、カソード
電極13の電子ビーム放射面13Cの中心を対向配置さ
れた制御電極21の電子ビーム通過孔21Hの中心より
も僅かにずれた位置に置き、また、二重円筒状外側構体
13Dを含むカソード電極13及びビードサポート15
の温度が規定動作温度またはそれに近い状態に上昇する
と、電子ビーム放射面13Cの中心を対向配置された制
御電極21の電子ビーム通過孔21Hの中心に略一致し
た位置まで移行させているので、陰極線管に電源が投入
された直後を含む陰極線管が動作している間中、制御電
極21の電子ビーム通過孔21Hの中心をカソード電極
13の電子ビーム放射面13Cにおけるエミッション機
能の正常部分に対向配置させることが可能になり、陰極
線管に電源が投入された直後における表示画像のフォー
カス機能の劣化が生じない。
【0046】また、本例の電子銃によれば、カソード電
極13を規定動作温度以上に高くした状態で用いるもの
ではないので、電子銃のカソード電極13の電子放射寿
命が短くなることがない。
【0047】さらに、本例の電子銃によれば、温度依存
変形型のカソード支持構体を得る場合に、カソード電極
13の周側部、即ち、二重円筒状外側構体13Dとアイ
レット14との複数の溶接箇所を電子銃の軸方向に対し
てずらすようにしているだけであるので、余分な構成部
品を用いずに、カソード電極の電子ビーム放射面を移行
させることができる。
【0048】なお、前記実施例においては、陰極線管が
インライン型電子銃を備えるカラー陰極線管である例を
挙げて説明したが、本発明による陰極線管はインライン
型電子銃を備えるカラー陰極線管である場合に限られる
ものでなく、他の形式の電子銃を備えるカラー陰極線管
や他の種類の陰極線管について同様に適用できるもので
あることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、カソー
ド電極を温度依存変形型のカソード支持構体で支持する
ことにより、例えば、陰極線管に電源が投入された直後
における、電子銃のカソード電極及びカソード支持構体
の温度が規定動作温度よりも低い状態のとき、カソード
電極の電子ビーム放射面の中心を対向配置された制御電
極の電子ビーム通過孔の中心よりもずれた位置に置くよ
うにし、また、カソード電極及びカソード支持構体の温
度が規定動作温度またはそれに近い状態に上昇すると、
電子ビーム放射面の中心を対向配置された制御電極の電
子ビーム通過孔の中心に略一致した位置まで移行させて
いるので、陰極線管に電源が投入された直後を含む陰極
線管が動作している間中、制御電極の電子ビーム通過孔
の中心をカソード電極の電子ビーム放射面におけるエミ
ッション機能の正常部分に対向配置させることが可能に
なり、表示画像のフォーカス機能が劣化することはない
という効果がある。
【0050】また、本発明によれば、カソード電極を規
定動作温度以上に高くした状態で用いるものではないの
で、電子銃のカソード電極の電子放射寿命が短くなるこ
とはないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による陰極線管の一実施例の概略構成を
示す断面図である。
【図2】図1に図示のカラー陰極線管に用いられるイン
ライン型電子銃におけるカソード電極及びカソード支持
構体の部分の構成の第1の例を示す横断面図である。
【図3】図1に図示のカラー陰極線管に用いられるイン
ライン型電子銃におけるカソード電極及びカソード支持
構体の部分の構成の第2の例を示す縦断面図である。
【図4】既知の陰極線管に用いられる電子銃の構成の一
例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 パネル部 1A フェースプレート 2 ネック部 3 ファンネル部 4 螢光膜 5 シャドウマスク 6 内部磁気シールド 7 偏向ヨーク 8 ピュリテイ調整マグネット 9 センタービームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 10 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 11 インライン型電子銃 12 電子ビーム 13、13−1〜13−3 カソード電極 13A 円筒状金属スリーブ 13B 帽状金属基体 13C 電子ビーム放射面 13D 二重円筒状外側構体(高熱膨張金属製) 14 アイレット(低熱膨張金属製で、温度依存変形型
のカソード支持構体) 14−1〜14−3 アイレット 15、15−1〜15−3 ビードサポート 16 ガラスビード 17−1〜17−3 低膨張金属材 18−1〜18−3 高膨張金属材 19 ヒーター 20 ヒーターサポート 21 制御電極(第1グリッド電極;G1電極) 21A 制御電極支持構体 21H 電子ビーム通過孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームを放射するカソード電極と、
    前記カソード電極に対向配置された位置にそれぞれ電子
    ビーム通過孔を有し、前記カソード電極から電子銃の軸
    方向に順に配置された制御電極、加速電極、集束電極、
    アノード電極とからなる電子銃を備え、前記電子銃から
    放射された電子ビームをパネル内面に形成した螢光面に
    射突させ、前記螢光面に表示画像を形成する陰極線管に
    おいて、前記カソード電極を温度依存変形型のカソード
    支持構体によって支持し、前記カソード電極及び前記カ
    ソード支持構体の温度変化に伴って、前記カソード電極
    の電子ビーム放射面を前記電子銃の軸方向に略垂直な平
    面方向に移行させることを特徴とする陰極線管。
  2. 【請求項2】 前記温度依存変形型のカソード支持構体
    は、前記カソード電極の側面を保持した状態でガラスビ
    ードに支持するビードサポートを有し、前記ビードサポ
    ートを熱膨張係数の異なる2種類の金属を接合したバイ
    メタル材で構成していることを特徴とする請求項1に記
    載の陰極線管。
  3. 【請求項3】 前記温度依存変形型のカソード支持構体
    は、カソード電極の周側部を包囲するように固定配置さ
    れた低膨張係数金属製のアイレットを有し、前記カソー
    ド電極の周側部にある高膨張係数金属製構体と前記アイ
    レットとの複数の溶接箇所をそれぞれ前記電子銃の軸方
    向にずらしていることを特徴とする請求項1に記載の陰
    極線管。
JP9053298A 1997-03-07 1997-03-07 陰極線管 Pending JPH10255690A (ja)

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