JPH10255464A - 半導体集積回路装置及びそのプリチャージ方法 - Google Patents
半導体集積回路装置及びそのプリチャージ方法Info
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- JPH10255464A JPH10255464A JP9079193A JP7919397A JPH10255464A JP H10255464 A JPH10255464 A JP H10255464A JP 9079193 A JP9079193 A JP 9079193A JP 7919397 A JP7919397 A JP 7919397A JP H10255464 A JPH10255464 A JP H10255464A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/22—Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
- H03K17/223—Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied in field-effect transistor switches
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源電圧立ち上げ時に充電をアシストする回
路を付加することによって消費電流は従来と同様に抑制
されながら高速にプリチャージできる半導体集積回路装
置及びそのプリチャージ方法を提供する。 【解決手段】 半導体集積回路装置は、第1の充電手段
5と、充電速度がこの第1の充電手段の充電速度より大
きい第2の充電手段6と、前記第1の充電手段の駆動中
の充電レベルを検知する充電レベル検知手段7と、充電
レベル安定化手段4とを有するプリチャージ回路を具備
している。充電レベル制御手段8をさらに備えていても
良い。従来内部ノードの充電は、高抵抗で駆動能力の低
い充電手段のみで行っていたが、本発明ではこの第1の
充電手段5による充電を検知して駆動能力の高い第2の
充電手段6も合わせて動作させ充電のアシストを行うよ
うに構成することにより機能切り換え回路のプリチャー
ジ時間を短縮できる。
路を付加することによって消費電流は従来と同様に抑制
されながら高速にプリチャージできる半導体集積回路装
置及びそのプリチャージ方法を提供する。 【解決手段】 半導体集積回路装置は、第1の充電手段
5と、充電速度がこの第1の充電手段の充電速度より大
きい第2の充電手段6と、前記第1の充電手段の駆動中
の充電レベルを検知する充電レベル検知手段7と、充電
レベル安定化手段4とを有するプリチャージ回路を具備
している。充電レベル制御手段8をさらに備えていても
良い。従来内部ノードの充電は、高抵抗で駆動能力の低
い充電手段のみで行っていたが、本発明ではこの第1の
充電手段5による充電を検知して駆動能力の高い第2の
充電手段6も合わせて動作させ充電のアシストを行うよ
うに構成することにより機能切り換え回路のプリチャー
ジ時間を短縮できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置の電源立ち上げ時に高速に行うことができるプリチャ
ージに関するものである。
置の電源立ち上げ時に高速に行うことができるプリチャ
ージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路装置のプリチャー
ジ回路を図10を参照しながら説明する。図は、半導体
基板に形成された半導体集積回路装置の構成を回路とブ
ロックで示した回路ブロック図である。半導体基板に
は、半導体集積回路外部から信号を入力する外部端子
(パッド)1が形成されている。さらに、半導体基板に
は、周辺制御回路2が形成されている。周辺制御回路2
は、メモリなどの内部回路(図示せず)に接続されてい
る。半導体基板に形成された集積回路は、この内部回路
と周辺制御回路2から構成されている。パッド1と周辺
制御回路2との間には充電レベル安定化回路4が配置さ
れている。パッド1と充電レベル安定化回路4との間に
は、充電手段3が接続されている。充電レベル安定化回
路4は、CMOS構造のインバータ回路INV1、IN
V2から構成されている。充電手段3は、PチャネルM
OSトランジスタからなり、PチャネルMOSトランジ
スタは、直列に接続されたn個のトランジスタ素子TP
1、TP2、・・・TPnから構成されている。このP
チャネルMOSトランジスタは、ゲートが接地電位VSS
に接続され、ソースが電源電圧VCCに接続され、ドレイ
ンが充電レベル安定化回路4の入力側、すなわち、半導
体集積回路装置の外部から信号が入力されるパッド1の
半導体基板側のノードINに接続されている。充電レベ
ル安定化回路4の出力は、ノードOUTを経て周辺制御
回路2へ入力される。
ジ回路を図10を参照しながら説明する。図は、半導体
基板に形成された半導体集積回路装置の構成を回路とブ
ロックで示した回路ブロック図である。半導体基板に
は、半導体集積回路外部から信号を入力する外部端子
(パッド)1が形成されている。さらに、半導体基板に
は、周辺制御回路2が形成されている。周辺制御回路2
は、メモリなどの内部回路(図示せず)に接続されてい
る。半導体基板に形成された集積回路は、この内部回路
と周辺制御回路2から構成されている。パッド1と周辺
制御回路2との間には充電レベル安定化回路4が配置さ
れている。パッド1と充電レベル安定化回路4との間に
は、充電手段3が接続されている。充電レベル安定化回
路4は、CMOS構造のインバータ回路INV1、IN
V2から構成されている。充電手段3は、PチャネルM
OSトランジスタからなり、PチャネルMOSトランジ
スタは、直列に接続されたn個のトランジスタ素子TP
1、TP2、・・・TPnから構成されている。このP
チャネルMOSトランジスタは、ゲートが接地電位VSS
に接続され、ソースが電源電圧VCCに接続され、ドレイ
ンが充電レベル安定化回路4の入力側、すなわち、半導
体集積回路装置の外部から信号が入力されるパッド1の
半導体基板側のノードINに接続されている。充電レベ
ル安定化回路4の出力は、ノードOUTを経て周辺制御
回路2へ入力される。
【0003】以上の構造を有する回路は、通常半導体メ
モリなどの半導体集積回路装置が内蔵する機能(例え
ば、EDOやFPM)の切り替えを行う際に使用され
(以下、機能切り換え回路という)、電源電圧を立ち上
げると出力のレベルを所望の電圧に設定しノードINを
プリチャージするか、パッド1から直接電源電圧を与え
るかによって出力(ノードOUT)のレベルを設定す
る。つまりデフォルトの状態でチップを動作させたい場
合には、パッド1から電源電圧を供給させずにプリチャ
ージ回路自身がノードINをプリチャージし、半導体集
積回路装置の機能を変更したい場合のみパッドに任意の
電源電圧、例えば、VSSを供給する。
モリなどの半導体集積回路装置が内蔵する機能(例え
ば、EDOやFPM)の切り替えを行う際に使用され
(以下、機能切り換え回路という)、電源電圧を立ち上
げると出力のレベルを所望の電圧に設定しノードINを
プリチャージするか、パッド1から直接電源電圧を与え
るかによって出力(ノードOUT)のレベルを設定す
る。つまりデフォルトの状態でチップを動作させたい場
合には、パッド1から電源電圧を供給させずにプリチャ
ージ回路自身がノードINをプリチャージし、半導体集
積回路装置の機能を変更したい場合のみパッドに任意の
電源電圧、例えば、VSSを供給する。
【0004】次に、図11を参照してパッドから電源電
圧を供給させずに電源電圧を立ち上げた場合の動作につ
いて説明する。図は、機能切り換え回路の各ノードのプ
リチャージ状態を示すタイミング図である。電源電圧V
CCが図11に示す様に立ち上がった場合、充電手段3を
構成するPチャネルMOSトランジスタのトランジスタ
素子TP1、TP2、・・・、TPnによってノードI
Nは、電源電圧VCCに充電を開始する。但し、このPチ
ャネルMOSトランジスタのゲート幅Wとゲート長L
は、このトランジスタを流れる貫通電流の増加を抑制す
るためW<<Lの関係を維持するように設定されてい
る。そして、実効ゲート幅Wを減らすためにこのPチャ
ネルMOSトランジスタは、トランジスタ素子をn個直
列に接続した構造になっている。
圧を供給させずに電源電圧を立ち上げた場合の動作につ
いて説明する。図は、機能切り換え回路の各ノードのプ
リチャージ状態を示すタイミング図である。電源電圧V
CCが図11に示す様に立ち上がった場合、充電手段3を
構成するPチャネルMOSトランジスタのトランジスタ
素子TP1、TP2、・・・、TPnによってノードI
Nは、電源電圧VCCに充電を開始する。但し、このPチ
ャネルMOSトランジスタのゲート幅Wとゲート長L
は、このトランジスタを流れる貫通電流の増加を抑制す
るためW<<Lの関係を維持するように設定されてい
る。そして、実効ゲート幅Wを減らすためにこのPチャ
ネルMOSトランジスタは、トランジスタ素子をn個直
列に接続した構造になっている。
【0005】しかし、このような構造になっているの
で、PチャネルMOSトランジスタは、非常に高抵抗な
状態であり、図11に示すようにゆっくりと充電してい
く。この時インバータ回路INV1、INV2間のノー
ドAは電源電位VCCに、ノードOUTは接地電位となっ
ている。インバータ回路INV1の回路しきい値である
時刻t1までノードINが充電されるとインバータ回路
INV1がオンし、ノードAは接地電位となる。その後
インバータ回路INV2が動作し時刻t2でノードOU
TがVccとなり機能切り替え回路のプリチャージが終了
する。パッド1から直接電源電圧VCCが供給された場合
には、ノードINと同相の信号がノードOUTに出力さ
れ、電源電圧に追従して充電される。
で、PチャネルMOSトランジスタは、非常に高抵抗な
状態であり、図11に示すようにゆっくりと充電してい
く。この時インバータ回路INV1、INV2間のノー
ドAは電源電位VCCに、ノードOUTは接地電位となっ
ている。インバータ回路INV1の回路しきい値である
時刻t1までノードINが充電されるとインバータ回路
INV1がオンし、ノードAは接地電位となる。その後
インバータ回路INV2が動作し時刻t2でノードOU
TがVccとなり機能切り替え回路のプリチャージが終了
する。パッド1から直接電源電圧VCCが供給された場合
には、ノードINと同相の信号がノードOUTに出力さ
れ、電源電圧に追従して充電される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来半導体集積
回路装置の機能(例えばEDO/FPM等)を変更する
際の切り換え回路は、ノードINをVCCにするかVSSに
するかによって機能を切り換えている。そして、外部
(パッド)から供給されるのはVSSであり、VCCは充電
手段によって供給される。すなわち、切り換え回路は、
ノードINをVCCにするかVSSにするかによって機能を
切り換えている。問題はノードINをVCCにするとき
に、前述のように充電手段を使用するが、従来の手段で
は高速に充電できないことにある。貫通電流は、パッド
がVSSに接続されたときに充電回路のVCCとパッド間で
流れるが、これを抑制するために高抵抗にしている。高
抵抗にすれば消費電流は抑制できるが、反面、ノードI
Nを高速にプリチャージできないというデメリットがあ
る。本発明は、このような事情によりなされたものであ
り、電源電圧立ち上げ時に充電をアシストする回路を付
加することによって消費電流は従来と同様に抑制されな
がら高速にプリチャージできる半導体集積回路装置及び
そのプリチャージ方法を提供する。
回路装置の機能(例えばEDO/FPM等)を変更する
際の切り換え回路は、ノードINをVCCにするかVSSに
するかによって機能を切り換えている。そして、外部
(パッド)から供給されるのはVSSであり、VCCは充電
手段によって供給される。すなわち、切り換え回路は、
ノードINをVCCにするかVSSにするかによって機能を
切り換えている。問題はノードINをVCCにするとき
に、前述のように充電手段を使用するが、従来の手段で
は高速に充電できないことにある。貫通電流は、パッド
がVSSに接続されたときに充電回路のVCCとパッド間で
流れるが、これを抑制するために高抵抗にしている。高
抵抗にすれば消費電流は抑制できるが、反面、ノードI
Nを高速にプリチャージできないというデメリットがあ
る。本発明は、このような事情によりなされたものであ
り、電源電圧立ち上げ時に充電をアシストする回路を付
加することによって消費電流は従来と同様に抑制されな
がら高速にプリチャージできる半導体集積回路装置及び
そのプリチャージ方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部からパッ
ドを介して直接電源電圧を供給するか、プリチャージ回
路から電源電圧を半導体集積回路装置に供給するかを選
択する機能切り換え回路において、プリチャージ回路に
従来の技術の充電手段を第1の充電手段として用いると
ともにこれより駆動能力の高い第2の充電手段を使用
し、第2の充電手段は、第1の充電手段の充電レベルを
検知して動作するように構成したことを特徴とする。従
来は切り換え回路の内部ノードの充電は、高抵抗で駆動
能力の低い充電手段のみで行っていたが、本発明ではこ
の第1の充電手段による充電を検知して駆動能力の高い
第2の充電手段も合わせて動作させ充電のアシストを行
うように構成することにより機能切り換え回路のプリチ
ャージ時間を短縮できる。
ドを介して直接電源電圧を供給するか、プリチャージ回
路から電源電圧を半導体集積回路装置に供給するかを選
択する機能切り換え回路において、プリチャージ回路に
従来の技術の充電手段を第1の充電手段として用いると
ともにこれより駆動能力の高い第2の充電手段を使用
し、第2の充電手段は、第1の充電手段の充電レベルを
検知して動作するように構成したことを特徴とする。従
来は切り換え回路の内部ノードの充電は、高抵抗で駆動
能力の低い充電手段のみで行っていたが、本発明ではこ
の第1の充電手段による充電を検知して駆動能力の高い
第2の充電手段も合わせて動作させ充電のアシストを行
うように構成することにより機能切り換え回路のプリチ
ャージ時間を短縮できる。
【0008】すなわち、本発明の半導体集積回路装置
は、第1の充電手段と、充電速度がこの第1の充電手段
の充電速度より大きい第2の充電手段と、前記第1の充
電手段の駆動中の充電レベルを検知する充電レベル検知
手段と、充電レベル安定化手段とを有するプリチャージ
回路を具備していることを第1の特徴とする。充電レベ
ル制御手段をさらに備えているようにしても良い。前記
充電レベル検知手段が前記第1の充電手段の充電レベル
を検知し所定の充電レベル後に前記第2の充電手段を駆
動させるようにしても良い。前記充電レベル制御手段に
よって、前記第2の充電手段の電位上昇速度を遅らせる
ようにしても良い。
は、第1の充電手段と、充電速度がこの第1の充電手段
の充電速度より大きい第2の充電手段と、前記第1の充
電手段の駆動中の充電レベルを検知する充電レベル検知
手段と、充電レベル安定化手段とを有するプリチャージ
回路を具備していることを第1の特徴とする。充電レベ
ル制御手段をさらに備えているようにしても良い。前記
充電レベル検知手段が前記第1の充電手段の充電レベル
を検知し所定の充電レベル後に前記第2の充電手段を駆
動させるようにしても良い。前記充電レベル制御手段に
よって、前記第2の充電手段の電位上昇速度を遅らせる
ようにしても良い。
【0009】また、本発明の半導体集積回路装置は、ゲ
ートが接地電位に接続され、ソースが電源電圧に接続さ
れた第1のPチャネルMOSトランジスタと、前記第1
のPチャネルMOSトランジスタのドレインを入力とし
た第1のCMOSインバータと、前記第1のインバータ
の出力を入力とした第2のインバータと、ゲートが第1
のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され
ソースが電源電圧に接続された第2のPチャネルMOS
トランジスタと、ゲートが前記第1のPチャネルMOS
トランジスタのドレインに接続されドレインが接地電位
に接続されソースが前記第2のPチャネルMOSトラン
ジスタのドレインたNチャネルMOSトランジスタと、
前記NチャネルMOSトランジスタのソースと接地電位
間に接続されたキャパシタンスと、ゲートが前記Nチャ
ネルMOSトランジスタのソースに接続されソースが電
源電圧に接続されドレインが前記第1のPチャネルMO
Sトランジスタのドレインに接続された第3のPチャネ
ルMOSトランジスタで構成されたことを第2の特徴と
する。
ートが接地電位に接続され、ソースが電源電圧に接続さ
れた第1のPチャネルMOSトランジスタと、前記第1
のPチャネルMOSトランジスタのドレインを入力とし
た第1のCMOSインバータと、前記第1のインバータ
の出力を入力とした第2のインバータと、ゲートが第1
のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続され
ソースが電源電圧に接続された第2のPチャネルMOS
トランジスタと、ゲートが前記第1のPチャネルMOS
トランジスタのドレインに接続されドレインが接地電位
に接続されソースが前記第2のPチャネルMOSトラン
ジスタのドレインたNチャネルMOSトランジスタと、
前記NチャネルMOSトランジスタのソースと接地電位
間に接続されたキャパシタンスと、ゲートが前記Nチャ
ネルMOSトランジスタのソースに接続されソースが電
源電圧に接続されドレインが前記第1のPチャネルMO
Sトランジスタのドレインに接続された第3のPチャネ
ルMOSトランジスタで構成されたことを第2の特徴と
する。
【0010】本発明の半導体集積回路装置のプリチャー
ジ方法は、充電速度の遅い第1の充電手段を駆動させる
段階と、充電レベル検知手段により前記第1の充電手段
の充電レベルを検知する段階と、前記レベル検知手段が
所定の電位を検知してから充電速度の速い第2の充電手
段を駆動させる段階とを備えていることを特徴とする。
充電レベル制御手段によって、前記第2の充電手段の電
位の上昇速度を遅くするようにしても良い。外部から供
給されるのはVSSである。VCCが供給されるのであれば
充電手段はとくに必要はなくなる。すなわち、ノードI
NをVCCにするかVSSにするかによって機能を切り換え
ている。問題はノードINをVCCにするときに、充電手
段を使用するが、その手段では高速に充電できなかった
ということである。貫通電流は、パッドがVSSに接続さ
れたときに充電回路のVCCとパッド間で流れる。これを
抑制するために高抵抗にしている。高抵抗にすれば消費
電流は抑制できるが、反面、ノードINを高速にプリチ
ャージできないというデメリットがある。本発明は、消
費電流はそのままで高速に充電できる回路を付加したこ
とに特徴がある。
ジ方法は、充電速度の遅い第1の充電手段を駆動させる
段階と、充電レベル検知手段により前記第1の充電手段
の充電レベルを検知する段階と、前記レベル検知手段が
所定の電位を検知してから充電速度の速い第2の充電手
段を駆動させる段階とを備えていることを特徴とする。
充電レベル制御手段によって、前記第2の充電手段の電
位の上昇速度を遅くするようにしても良い。外部から供
給されるのはVSSである。VCCが供給されるのであれば
充電手段はとくに必要はなくなる。すなわち、ノードI
NをVCCにするかVSSにするかによって機能を切り換え
ている。問題はノードINをVCCにするときに、充電手
段を使用するが、その手段では高速に充電できなかった
ということである。貫通電流は、パッドがVSSに接続さ
れたときに充電回路のVCCとパッド間で流れる。これを
抑制するために高抵抗にしている。高抵抗にすれば消費
電流は抑制できるが、反面、ノードINを高速にプリチ
ャージできないというデメリットがある。本発明は、消
費電流はそのままで高速に充電できる回路を付加したこ
とに特徴がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。まず、図1を参照して本発明の半導
体集積回路装置に形成されたプリチャージ回路を説明す
る。図は、半導体基板に形成された半導体集積回路装置
の構成を回路とブロックで示した回路ブロック図であ
る。半導体基板には、半導体集積回路外部から信号を入
力する外部端子(パッド)1が形成されている。さら
に、半導体基板には、周辺制御回路2が形成されてい
る。周辺制御回路2は、メモリなどの内部回路(図示せ
ず)に接続されている。集積回路は、この内部回路と周
辺制御回路2から構成されている。パッド1と周辺制御
回路2との間には充電レベル安定化回路4が配置されて
いる。パッド1と充電レベル安定化回路4との間には、
第1の充電手段5が接続されている。この充電レベル安
定化回路4は、CMOS構造のインバータ回路INV
1、INV2から構成されている。第1の充電手段5
と、充電レベル安定化回路4との間には、充電速度がこ
の第1の充電手段の充電速度より大きい第2の充電手段
6が接続されている。第1の充電手段5には、第1の充
電手段の駆動中の充電レベルを検知する充電レベル検知
手段7が接続されている。また、必要に応じて第2の充
電手段6の過充電を抑える充電レベル制御手段8がさら
に形成されている。
の形態を説明する。まず、図1を参照して本発明の半導
体集積回路装置に形成されたプリチャージ回路を説明す
る。図は、半導体基板に形成された半導体集積回路装置
の構成を回路とブロックで示した回路ブロック図であ
る。半導体基板には、半導体集積回路外部から信号を入
力する外部端子(パッド)1が形成されている。さら
に、半導体基板には、周辺制御回路2が形成されてい
る。周辺制御回路2は、メモリなどの内部回路(図示せ
ず)に接続されている。集積回路は、この内部回路と周
辺制御回路2から構成されている。パッド1と周辺制御
回路2との間には充電レベル安定化回路4が配置されて
いる。パッド1と充電レベル安定化回路4との間には、
第1の充電手段5が接続されている。この充電レベル安
定化回路4は、CMOS構造のインバータ回路INV
1、INV2から構成されている。第1の充電手段5
と、充電レベル安定化回路4との間には、充電速度がこ
の第1の充電手段の充電速度より大きい第2の充電手段
6が接続されている。第1の充電手段5には、第1の充
電手段の駆動中の充電レベルを検知する充電レベル検知
手段7が接続されている。また、必要に応じて第2の充
電手段6の過充電を抑える充電レベル制御手段8がさら
に形成されている。
【0012】このプリチャージ回路は、次のように動作
する。まず、充電速度の遅い第1の充電手段5を駆動さ
せる。次に、充電レベル検知手段7により駆動中の第1
の充電手段5の充電レベルを検知する。次に、レベル検
知手段7が所定の電位を検知すると充電速度の速い第2
の充電手段6を駆動させる。このような順序により電源
電圧まで従来に比較して短時間で充電することができ
る。第2の充電手段6の電位の上昇速度は、充電レベル
制御手段8によって制御することができる。
する。まず、充電速度の遅い第1の充電手段5を駆動さ
せる。次に、充電レベル検知手段7により駆動中の第1
の充電手段5の充電レベルを検知する。次に、レベル検
知手段7が所定の電位を検知すると充電速度の速い第2
の充電手段6を駆動させる。このような順序により電源
電圧まで従来に比較して短時間で充電することができ
る。第2の充電手段6の電位の上昇速度は、充電レベル
制御手段8によって制御することができる。
【0013】次に、プリチャージ回路の各部分の詳細を
説明する。まず、第1の充電手段5は、第1のPチャネ
ルMOSトランジスタからなり、このPチャネルMOS
トランジスタは、直列に接続されたn個のトランジスタ
素子TP1、TP2、・・・TPnから構成されてい
る。このPチャネルMOSトランジスタは、ゲートが接
地電位VSSに接続され、ソースが電源電圧VCCに接続さ
れ、ドレインが充電レベル安定化回路4の入力側、即
ち、半導体集積回路装置の外部から信号が入力されるパ
ッド1の半導体基板内側のノードINに接続されてい
る。充電レベル安定化回路4の出力は、ノードOUTを
経て周辺制御回路2へ入力される。第2の充電手段6
は、PチャネルMOSトランジスタTPAからなる。こ
のPチャネルMOSトランジスタTPAは、ソースが電
源電圧VCCに接続され、ドレインが第1のPチャネルM
OSトランジスタのドレインに接続されている。
説明する。まず、第1の充電手段5は、第1のPチャネ
ルMOSトランジスタからなり、このPチャネルMOS
トランジスタは、直列に接続されたn個のトランジスタ
素子TP1、TP2、・・・TPnから構成されてい
る。このPチャネルMOSトランジスタは、ゲートが接
地電位VSSに接続され、ソースが電源電圧VCCに接続さ
れ、ドレインが充電レベル安定化回路4の入力側、即
ち、半導体集積回路装置の外部から信号が入力されるパ
ッド1の半導体基板内側のノードINに接続されてい
る。充電レベル安定化回路4の出力は、ノードOUTを
経て周辺制御回路2へ入力される。第2の充電手段6
は、PチャネルMOSトランジスタTPAからなる。こ
のPチャネルMOSトランジスタTPAは、ソースが電
源電圧VCCに接続され、ドレインが第1のPチャネルM
OSトランジスタのドレインに接続されている。
【0014】充電レベル検出手段7は、第2のPチャネ
ルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタ
TNからなり、第2のPチャネルMOSトランジスタ
は、直列に接続されたn個のトランジスタ素子TPB
1、TPB2、・・・、TPBnから構成されている。
第2のPチャネルMOSトランジスタは、ゲートが第1
のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続さ
れ、ソースが電源電圧VCCに接続されている。Nチャネ
ルMOSトランジスタTNは、ゲートが第1のPチャネ
ルMOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが
第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインとPチ
ャネルMOSトランジスタTPAのゲートに接続され、
ドレインが接地電位VSSに接続されている。充電レベル
制御手段8は、NチャネルMOSトランジスタTNのソ
ースと接地電位VSS間に接続されたNチャネルMOSキ
ャパシタCから構成されている。また、NチャネルMO
SトランジスタTNのソースと接続しているキャパシタ
電極は、PチャネルMOSトランジスタTRAのゲート
と接続されている。
ルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタ
TNからなり、第2のPチャネルMOSトランジスタ
は、直列に接続されたn個のトランジスタ素子TPB
1、TPB2、・・・、TPBnから構成されている。
第2のPチャネルMOSトランジスタは、ゲートが第1
のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続さ
れ、ソースが電源電圧VCCに接続されている。Nチャネ
ルMOSトランジスタTNは、ゲートが第1のPチャネ
ルMOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが
第2のPチャネルMOSトランジスタのドレインとPチ
ャネルMOSトランジスタTPAのゲートに接続され、
ドレインが接地電位VSSに接続されている。充電レベル
制御手段8は、NチャネルMOSトランジスタTNのソ
ースと接地電位VSS間に接続されたNチャネルMOSキ
ャパシタCから構成されている。また、NチャネルMO
SトランジスタTNのソースと接続しているキャパシタ
電極は、PチャネルMOSトランジスタTRAのゲート
と接続されている。
【0015】以上の構造を有する回路は、通常半導体メ
モリなどの半導体集積回路装置が内蔵する機能(例え
ば、EDOやFPM)の切り換えを行う際に使用され
(機能切り換え回路)、電源電圧を立ち上げると出力の
レベルを所望の電圧に設定して機能切り換え回路をプリ
チャージするか、もしくはパッドから直接電源電圧を与
えるかによって出力のレベルを設定する。つまりデフォ
ルトの状態でチップを動作させたい場合にはパッドから
電源電圧を供給させずに切り換え回路自身がプリチャー
ジを行い、半導体集積回路装置の機能を変更したい場合
のみパッドに任意の電源電圧を供給する。第1の充電手
段5の第1のPチャネルMOSトランジスタを構成する
n個の素子TP1、TP2、・・・、TPn及び充電レ
ベル検知手段7の第2のPチャネルMOSトランジスタ
を構成するn個の素子TPB1、TPB2、・・・、T
PBnは、トランジスタを流れる貫通電流を抑制するた
めそれぞれW<<Lを満足するようにゲート長(L)及
びゲート幅(W)の値を設定する。これらのMOSトラ
ンジスタは、複数の素子を直列接続して使用するので第
2の充電手段のように1つのトランジスタを用いる場合
より充電速度が遅い。
モリなどの半導体集積回路装置が内蔵する機能(例え
ば、EDOやFPM)の切り換えを行う際に使用され
(機能切り換え回路)、電源電圧を立ち上げると出力の
レベルを所望の電圧に設定して機能切り換え回路をプリ
チャージするか、もしくはパッドから直接電源電圧を与
えるかによって出力のレベルを設定する。つまりデフォ
ルトの状態でチップを動作させたい場合にはパッドから
電源電圧を供給させずに切り換え回路自身がプリチャー
ジを行い、半導体集積回路装置の機能を変更したい場合
のみパッドに任意の電源電圧を供給する。第1の充電手
段5の第1のPチャネルMOSトランジスタを構成する
n個の素子TP1、TP2、・・・、TPn及び充電レ
ベル検知手段7の第2のPチャネルMOSトランジスタ
を構成するn個の素子TPB1、TPB2、・・・、T
PBnは、トランジスタを流れる貫通電流を抑制するた
めそれぞれW<<Lを満足するようにゲート長(L)及
びゲート幅(W)の値を設定する。これらのMOSトラ
ンジスタは、複数の素子を直列接続して使用するので第
2の充電手段のように1つのトランジスタを用いる場合
より充電速度が遅い。
【0016】図2は、第1のPチャネルMOSトランジ
スタのn個の素子の1つの斜視図である。直列に接続さ
れており、電源電圧VCCにソースが接続され、ゲートが
接地電位VSSに接続されている。素子は、ゲート長L及
びゲート幅Wは一様であり、ゲート長Lは、ゲート幅W
より十分大きく(L>>W)、例えば、L=10〜20
W程度である。したがって、貫通電流は、小さく抵抗が
大きいので、充電速度が遅いことが明らかである。通常
16Mメモリの場合、数μAの電流(PMOS部分のみ
で消費される電流)が流れ、例えば、n=5で使用して
いる。これらのトランジスタのゲート長は、周辺制御回
路や内部回路のトランジスタのゲート長より、例えば、
10〜20倍程度大きい。
スタのn個の素子の1つの斜視図である。直列に接続さ
れており、電源電圧VCCにソースが接続され、ゲートが
接地電位VSSに接続されている。素子は、ゲート長L及
びゲート幅Wは一様であり、ゲート長Lは、ゲート幅W
より十分大きく(L>>W)、例えば、L=10〜20
W程度である。したがって、貫通電流は、小さく抵抗が
大きいので、充電速度が遅いことが明らかである。通常
16Mメモリの場合、数μAの電流(PMOS部分のみ
で消費される電流)が流れ、例えば、n=5で使用して
いる。これらのトランジスタのゲート長は、周辺制御回
路や内部回路のトランジスタのゲート長より、例えば、
10〜20倍程度大きい。
【0017】次に、図3を参照してパッドから電源供給
がなされず電源電圧を立ち上げた場合の動作について説
明する。図は、機能切り換え回路の各ノードのプリチャ
ージ状態を示すタイミング図である。ノードとしては、
外部から信号が入力されるパッド1の半導体基板側のノ
ードIN(パッドから充電レベル安定化回路間のノー
ド)、インバータ回路INV1、INV2間のノード
A、PチャネルMOSトランジスタTPAのゲートとN
チャネルMOSトランジスタTNのソースとの間のノー
ドB及び充電レベル安定化回路と周辺制御回路との間の
ノードOUTが示されている。
がなされず電源電圧を立ち上げた場合の動作について説
明する。図は、機能切り換え回路の各ノードのプリチャ
ージ状態を示すタイミング図である。ノードとしては、
外部から信号が入力されるパッド1の半導体基板側のノ
ードIN(パッドから充電レベル安定化回路間のノー
ド)、インバータ回路INV1、INV2間のノード
A、PチャネルMOSトランジスタTPAのゲートとN
チャネルMOSトランジスタTNのソースとの間のノー
ドB及び充電レベル安定化回路と周辺制御回路との間の
ノードOUTが示されている。
【0018】電源電圧VCCが立ち上がった場合、まずゲ
ートがそれぞれ接地電位VSSに直列接続された第1のP
チャネルMOSトランジスタの各素子TP1、TP2、
・・・、TPnによってノードINは、ゆっくりと電源
電圧VCCに充電が開始される。このノードINは、Nチ
ャネルMOSトランジスタTNのしきい値Vthに達する
時刻t1まで充電される。この時刻t1までは第2のP
チャネルMOSトランジスタの各素子TPB1、TPB
2、・・・、TPBnがオンしているためにノードB
は、電源電圧VCCに向かってゆっくりと充電されて行
く。さらに、ノードBにはNチャネルMOSキャパシタ
Cが接続されているため充電スピードが抑えられてい
る。このときノードAは、電源電圧になっており、ノー
ドOUTは、接地電位VSSとなっている。
ートがそれぞれ接地電位VSSに直列接続された第1のP
チャネルMOSトランジスタの各素子TP1、TP2、
・・・、TPnによってノードINは、ゆっくりと電源
電圧VCCに充電が開始される。このノードINは、Nチ
ャネルMOSトランジスタTNのしきい値Vthに達する
時刻t1まで充電される。この時刻t1までは第2のP
チャネルMOSトランジスタの各素子TPB1、TPB
2、・・・、TPBnがオンしているためにノードB
は、電源電圧VCCに向かってゆっくりと充電されて行
く。さらに、ノードBにはNチャネルMOSキャパシタ
Cが接続されているため充電スピードが抑えられてい
る。このときノードAは、電源電圧になっており、ノー
ドOUTは、接地電位VSSとなっている。
【0019】ノードINがNチャネルMOSトランジス
タTNのしきい値Vthを越えると、このトランジスタT
Nは、オンし、時刻t2でノードBは、0ボルト(V)
に放電される。このためPチャネルMOSトランジスタ
TPAがオンする。前述のNチャネルMOSキャパシタ
ンスによってノードBが充電されるスピードを抑えてお
り、結果的にノードBを放電する時間を早められると共
にPチャネルMOSトランジスタTPAを早く活性化で
きる。時刻t2までは第1のPチャネルMOSトランジ
スタによりノードINが充電されていたがPチャネルM
OSトランジスタTPAがオンしたので、ノードINが
電源電圧VCCまで充電される。つまり時刻t2からはノ
ードINは、主にPチャネルMOSトランジスタTPA
の能力で充電される。PチャネルMOSトランジスタT
PAは、第1のPチャネルMOSトランジスタに比べる
と駆動能力が高いためノードINを高速に電源電圧VCC
に充電するため第1のPチャネルMOSトランジスタの
アシスト的な働きを行っている。ノードINは、時刻t
3で電源電圧VCCとなるため、時刻t4でノードAは接
地電位VSSとなり、ついで、時刻t5でノードOUT
は、電源電圧VCCとなって切り換え回路のプリチャージ
は終了する。
タTNのしきい値Vthを越えると、このトランジスタT
Nは、オンし、時刻t2でノードBは、0ボルト(V)
に放電される。このためPチャネルMOSトランジスタ
TPAがオンする。前述のNチャネルMOSキャパシタ
ンスによってノードBが充電されるスピードを抑えてお
り、結果的にノードBを放電する時間を早められると共
にPチャネルMOSトランジスタTPAを早く活性化で
きる。時刻t2までは第1のPチャネルMOSトランジ
スタによりノードINが充電されていたがPチャネルM
OSトランジスタTPAがオンしたので、ノードINが
電源電圧VCCまで充電される。つまり時刻t2からはノ
ードINは、主にPチャネルMOSトランジスタTPA
の能力で充電される。PチャネルMOSトランジスタT
PAは、第1のPチャネルMOSトランジスタに比べる
と駆動能力が高いためノードINを高速に電源電圧VCC
に充電するため第1のPチャネルMOSトランジスタの
アシスト的な働きを行っている。ノードINは、時刻t
3で電源電圧VCCとなるため、時刻t4でノードAは接
地電位VSSとなり、ついで、時刻t5でノードOUT
は、電源電圧VCCとなって切り換え回路のプリチャージ
は終了する。
【0020】図4を参照して外部電源が立ち上がってか
らチップ内のプリチャージが完了するまでのタイミング
について説明する。外部電源VCC(3.3V)及びワー
ドライン(WL)用電源(4.3V)、内部電源VINT
(3.2V)、CORE電源(2.9V)がプリチャー
ジ完了するd点まで数10μs、例えば、約37〜38
μs程度時間がかかる。図1に示す本発明の回路では、
外部電源が立ち上がってからa点で出力する。外部電源
が立ち上がったことはb点で検知される。外部電源が立
ち上がったことを検知する信号は約6μsで動作する。
図10に示す従来の回路では、外部電源が立ち上がって
からc点で出力する(数μs)。本発明の回路の出力
は、前記従来の回路に比較して約3μs高速化されてい
る。充電レベル安定化回路4のインバータ回路INV
1、INV2には、通常第2の充電手段6を構成する第
2のPチャネルMOSトランジスタと同じように外部電
源電圧VCCを印加しているが、内部電源電圧VINT を用
いる場合がある。このような場合に充電レベル安定化回
路4充電レベルを安定化させて出力することができる。
らチップ内のプリチャージが完了するまでのタイミング
について説明する。外部電源VCC(3.3V)及びワー
ドライン(WL)用電源(4.3V)、内部電源VINT
(3.2V)、CORE電源(2.9V)がプリチャー
ジ完了するd点まで数10μs、例えば、約37〜38
μs程度時間がかかる。図1に示す本発明の回路では、
外部電源が立ち上がってからa点で出力する。外部電源
が立ち上がったことはb点で検知される。外部電源が立
ち上がったことを検知する信号は約6μsで動作する。
図10に示す従来の回路では、外部電源が立ち上がって
からc点で出力する(数μs)。本発明の回路の出力
は、前記従来の回路に比較して約3μs高速化されてい
る。充電レベル安定化回路4のインバータ回路INV
1、INV2には、通常第2の充電手段6を構成する第
2のPチャネルMOSトランジスタと同じように外部電
源電圧VCCを印加しているが、内部電源電圧VINT を用
いる場合がある。このような場合に充電レベル安定化回
路4充電レベルを安定化させて出力することができる。
【0021】次に、図5及び図6を参照してパッケージ
ングされた半導体チップに適用した本発明の回路の作用
を説明する。図はいずれもパッケージングされた半導体
チップの平面図である。半導体チップ10には4つのメ
モリ20が搭載されている。その間の縦長方向の中央部
分には、千鳥状に配置されたパッド1が形成されてい
る。また、周辺制御回路2もメモリ20間に配置形成さ
れている。パッケージ11の周辺部には外部接続端子が
形成されている。図の下側には、複数の電源端子(VCC
ピン)12が形成され、電源端子群が配置されている側
(VCCピン側)とは向かい合った側(図の上側)には接
地端子(VSSピン)13が形成されている。このピンと
パッドを接続するにはボンディングワイヤを用いる。V
CCピン112とパッド1とは、ボンディングワイヤ14
を用い、VSSピン13とパッド1とはボンディングワイ
ヤ15を用いる。千鳥状に配置されたパッド1の上側の
パッドとVCCピン側とは向かい合った接地端子群が配置
されている側(VSSピン側)のVSSピン13とがボンデ
ィングワイヤ15で接続される、あるいは、千鳥状に配
置されたパッド1の下側のパッドとVCCピン側のVCCピ
ン12とがボンディングワイヤ14で接続される場合
は、隣接するボンディングワイヤに接触することなしに
ワイヤボンディングを行うには非常に困難を伴う。
ングされた半導体チップに適用した本発明の回路の作用
を説明する。図はいずれもパッケージングされた半導体
チップの平面図である。半導体チップ10には4つのメ
モリ20が搭載されている。その間の縦長方向の中央部
分には、千鳥状に配置されたパッド1が形成されてい
る。また、周辺制御回路2もメモリ20間に配置形成さ
れている。パッケージ11の周辺部には外部接続端子が
形成されている。図の下側には、複数の電源端子(VCC
ピン)12が形成され、電源端子群が配置されている側
(VCCピン側)とは向かい合った側(図の上側)には接
地端子(VSSピン)13が形成されている。このピンと
パッドを接続するにはボンディングワイヤを用いる。V
CCピン112とパッド1とは、ボンディングワイヤ14
を用い、VSSピン13とパッド1とはボンディングワイ
ヤ15を用いる。千鳥状に配置されたパッド1の上側の
パッドとVCCピン側とは向かい合った接地端子群が配置
されている側(VSSピン側)のVSSピン13とがボンデ
ィングワイヤ15で接続される、あるいは、千鳥状に配
置されたパッド1の下側のパッドとVCCピン側のVCCピ
ン12とがボンディングワイヤ14で接続される場合
は、隣接するボンディングワイヤに接触することなしに
ワイヤボンディングを行うには非常に困難を伴う。
【0022】とくに、図6のようにパッド1が半導体チ
ップ10の周辺に形成されている場合に、VCCピン12
に近接したパッド1とVSSピン13とを接続したり、V
SSピン12に近接したパッド1とVCCピン12とを接続
することは事実上不可能である。本発明は、このような
時に活躍する。すなわち、本発明の回路(A)が形成さ
れたパッドは、千鳥状に配置された上側(VSSピン側)
に在りながら電源電圧を供給したい。この場合は、本発
明の回路(A)を活性化させてプリチャージした電源電
圧VCCを用いる。また、本発明の回路(B)が形成され
たパッドは、千鳥状に配置された上側(VSSピン側)に
在り、しかも接地電位VSSに保持したい。この場合は、
このパッドとVSSピン13とをボンディングワイヤ15
で接続して本発明の回路(B)は、駆動させない。
ップ10の周辺に形成されている場合に、VCCピン12
に近接したパッド1とVSSピン13とを接続したり、V
SSピン12に近接したパッド1とVCCピン12とを接続
することは事実上不可能である。本発明は、このような
時に活躍する。すなわち、本発明の回路(A)が形成さ
れたパッドは、千鳥状に配置された上側(VSSピン側)
に在りながら電源電圧を供給したい。この場合は、本発
明の回路(A)を活性化させてプリチャージした電源電
圧VCCを用いる。また、本発明の回路(B)が形成され
たパッドは、千鳥状に配置された上側(VSSピン側)に
在り、しかも接地電位VSSに保持したい。この場合は、
このパッドとVSSピン13とをボンディングワイヤ15
で接続して本発明の回路(B)は、駆動させない。
【0023】次に、図7乃至図9を参照して本発明をメ
モリに用いた例を説明する。図7は、本発明の回路(プ
リチャージ回路)を配置したパッドからI/Oまでの回
路を示すブロック図である。図8は、半導体メモリのE
DO(Extended Date Out;エクステンディットデータア
ウト)のタイミング図、図9は、FPM(First PageMo
de;ファーストページモード)のタイミング図である。
パッドからの電圧あるいは本発明の回路によるプリチャ
ージされた電圧OUTを出力コントロール回路へ入力さ
せる。一方、図8及び図9に示すEDOもしくはFPM
のCAS及びOE系信号を出力コントロール回路に入力
させる。入力電圧及び入力信号は、切り換え回路で選択
されて出力回路から出力され、出力バッファを介してI
/Oへ入力される。
モリに用いた例を説明する。図7は、本発明の回路(プ
リチャージ回路)を配置したパッドからI/Oまでの回
路を示すブロック図である。図8は、半導体メモリのE
DO(Extended Date Out;エクステンディットデータア
ウト)のタイミング図、図9は、FPM(First PageMo
de;ファーストページモード)のタイミング図である。
パッドからの電圧あるいは本発明の回路によるプリチャ
ージされた電圧OUTを出力コントロール回路へ入力さ
せる。一方、図8及び図9に示すEDOもしくはFPM
のCAS及びOE系信号を出力コントロール回路に入力
させる。入力電圧及び入力信号は、切り換え回路で選択
されて出力回路から出力され、出力バッファを介してI
/Oへ入力される。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成により、本
発明ではこのPチャネルMOSトランジスタと充電を補
助するPチャネルMOSトランジスタを動作付加したた
め貫通電流を抑制しながら機能切り換え回路のプリチャ
ージを高速に行え、結果的に半導体集積回路装置のパワ
ーオンを高速に行うことが可能になった。
発明ではこのPチャネルMOSトランジスタと充電を補
助するPチャネルMOSトランジスタを動作付加したた
め貫通電流を抑制しながら機能切り換え回路のプリチャ
ージを高速に行え、結果的に半導体集積回路装置のパワ
ーオンを高速に行うことが可能になった。
【図1】本発明の機能切り換え回路に含まれるプリチャ
ージ回路の回路図。
ージ回路の回路図。
【図2】本発明の第1のPチャネルMOSトランジスタ
の斜視図。
の斜視図。
【図3】図1に示す機能切り換え回路の各ノードのプリ
チャージ状態を説明するタイミング図。
チャージ状態を説明するタイミング図。
【図4】本発明のプリチャージ回路を説明するパワーオ
ンシーケンス図。
ンシーケンス図。
【図5】本発明のパッケージングされた半導体チップの
平面図。
平面図。
【図6】本発明のパッケージングされた半導体チップの
平面図。
平面図。
【図7】本発明の回路が挿入された半導体集積回路装置
の入出力部のブロック図。
の入出力部のブロック図。
【図8】本発明を適用した半導体メモリのタイミング
図。
図。
【図9】本発明を適用した半導体メモリのタイミング
図。
図。
【図10】従来の機能切り換え回路に含まれるプリチャ
ージ回路の回路図。
ージ回路の回路図。
【図11】図10に示す機能切り換え回路の各ノードの
プリチャージ状態を説明するタイミング図。
プリチャージ状態を説明するタイミング図。
1・・・パッド、 2・・・周辺制御回路、 3・
・・充電手段、4・・・充電レベル安定化回路、 5
・・・第1の充電手段、6・・・第2の充電手段、
7・・・充電レベル検出手段、8・・・充電レベル制御
手段、 10・・・半導体チップ、11・・・パッケ
ージ、 12・・・VCCピン、 13・・・VSSピ
ン、14、15・・・ボンディングワイヤ、 20・
・・メモリセル。
・・充電手段、4・・・充電レベル安定化回路、 5
・・・第1の充電手段、6・・・第2の充電手段、
7・・・充電レベル検出手段、8・・・充電レベル制御
手段、 10・・・半導体チップ、11・・・パッケ
ージ、 12・・・VCCピン、 13・・・VSSピ
ン、14、15・・・ボンディングワイヤ、 20・
・・メモリセル。
Claims (7)
- 【請求項1】 第1の充電手段と、 充電速度がこの第1の充電手段の充電速度より大きい第
2の充電手段と、 前記第1の充電手段の駆動中の充電レベルを検知する充
電レベル検知手段と、 充電レベル安定化手段とを有するプリチャージ回路を具
備していることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 充電レベル制御手段をさらに備えている
ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装
置。 - 【請求項3】 前記充電レベル制御手段によって、前記
第2の充電手段の電位上昇速度を遅らせることを特徴と
する請求項2に記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項4】 前記充電レベル検知手段が前記第1の充
電手段の充電レベルを検知し所定の充電レベル後に前記
第2の充電手段を駆動させることを特徴とする請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項5】 ゲートが接地電位に接続され、ソースが
電源電圧に接続された第1のPチャネルMOSトランジ
スタと、 前記第1のPチャネルMOSトランジスタのドレインを
入力とした第1のCMOSインバータと、 前記第1のインバータの出力を入力とした第2のインバ
ータと、 ゲートが第1のPチャネルMOSトランジスタのドレイ
ンに接続されソースが電源電圧に接続された第2のPチ
ャネルMOSトランジスタと、 ゲートが前記第1のPチャネルMOSトランジスタのド
レインに接続されドレインが接地電位に接続されソース
が前記第2のPチャネルMOSトランジスタのドレイン
たNチャネルMOSトランジスタと、 前記NチャネルMOSトランジスタのソースと接地電位
間に接続されたキャパシタンスと、 ゲートが前記NチャネルMOSトランジスタのソースに
接続されソースが電源電圧に接続されドレインが前記第
1のPチャネルMOSトランジスタのドレインに接続さ
れた第3のPチャネルMOSトランジスタで構成された
ことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項6】 充電速度の遅い第1の充電手段を駆動さ
せる段階と、 充電レベル検知手段により前記第1の充電手段の充電レ
ベルを検知する段階と、 前記レベル検知手段が所定の電位を検知してから充電速
度の速い第2の充電手段を駆動させる段階とを備えてい
ることを特徴とする半導体集積回路装置のプリチャージ
方法。 - 【請求項7】 充電レベル制御手段によって、前記第2
の充電手段の電位の上昇速度を遅くすることを特徴とす
る請求項6に記載の半導体集積回路装置のプリチャージ
方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9079193A JPH10255464A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 半導体集積回路装置及びそのプリチャージ方法 |
US09/036,962 US6025748A (en) | 1997-03-14 | 1998-03-09 | Precharge device for semiconductor integrated circuit device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9079193A JPH10255464A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 半導体集積回路装置及びそのプリチャージ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10255464A true JPH10255464A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13683150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9079193A Pending JPH10255464A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | 半導体集積回路装置及びそのプリチャージ方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6025748A (ja) |
JP (1) | JPH10255464A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012084205A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 半導体メモリ |
JP2015136003A (ja) * | 2014-01-16 | 2015-07-27 | 株式会社村田製作所 | パワーオンリセット回路 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5880624A (en) * | 1994-07-08 | 1999-03-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Constant potential generating circuit and semiconductor device using same |
JP3537569B2 (ja) * | 1995-02-27 | 2004-06-14 | 松下電器産業株式会社 | 差動増幅装置 |
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