JPH102548A - 温風暖房機の制御装置 - Google Patents
温風暖房機の制御装置Info
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- JPH102548A JPH102548A JP15077696A JP15077696A JPH102548A JP H102548 A JPH102548 A JP H102548A JP 15077696 A JP15077696 A JP 15077696A JP 15077696 A JP15077696 A JP 15077696A JP H102548 A JPH102548 A JP H102548A
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Abstract
の室温変動によっても、使用者の快適性を維持しつつ、
省エネルギー化を図るようにする。 【解決手段】 本発明は、初期制御部14、シフト制御
部15、上下変動制御部16、これらを順に切り替える
室温制御切替部25を備え、室温が設定温度に到達した
後、所定期間は前記室温が前記設定温度を維持した後
に、室温が人が感知できない温度幅だけ低い方向にシフ
トするように制御する。更に、室温をシフトした後に生
じる人の体温の変動周期について、実験によって得られ
た時間を記憶している記憶手段17に基づいた周期の温
度変動パータンを、人が感知できない温度幅で、繰り返
して実行するものである。
Description
下、省エネと称す)化を図った温風暖房機の制御装置に
関する。
る方法としては、室内の温度(室温)をいかに安定し
て、むらなく制御するかという方法が主流であった。
制御装置について図4を用いて説明する。図4におい
て、室温設定手段2により使用者が室内(被暖房空間)
の温度を設定をするとともに、室温検出部1により室内
の温度を検出し、燃焼制御部4は、室温設定手段2の出
力と室温検出部1の出力を入力し、室温検出部1で検出
した室温が室温設定手段2で設定されている温度よりか
なり低いときは、燃焼制御部4内のバーナー5に強燃焼
を指示するとともに対流ファン6を高い回転数で駆動
し、設定温度に近づくにしたがってバーナー5の燃焼量
を弱燃焼に、対流ファン6を低い回転数で駆動するよう
にして、室温が、設定温度になるように制御していた。
装置で、経済的な省エネ効果を得ようとすると、設定温
度を低く設定するなど、一律に室内(被暖房空間)の温
度を低く制御し、対応していた。
来の温風暖房機の制御装置では、設定温度を低くするこ
とで、省エネ効果を高めようとした場合、使用者の皮膚
温度が時間経過と共に変動する事が考慮されていなかっ
たために、使用者の快適性が長時間は維持せず寒く感じ
てしまうという問題点があった。
ある温度変化よりも小さな温度変化を感知できない」と
いう人の温度感覚を利用したもので、使用者は、室温の
低下に気づくことなく、皮膚温の低下が一定の値を超え
ずに保たれ、快適感を維持しながらも、省エネ効果を得
ることができるといったものであった。
り、一定時間経過後は、皮膚温はしだいに低下するた
め、使用者が快適性を維持できなくなる。
気や人の出入り等で、予期せぬ室温変動の要因があり、
そのことによる皮膚温度の変動により、使用者が快適性
を維持できなくなる、といった課題を有していた。
決するために、室温検出部より検出された室温が前記室
温設定手段より設定された設定温度に到達した後、初期
制御部により、所定期間は前記室温が前記設定温度を維
持した後に、シフト制御部により、室温が人が感知でき
ない温度幅だけ低い方向にシフトするように制御する。
更に、上下変動制御部により、室温をシフトした後に生
じる人の体温の変動周期について、実験によって得られ
た時間を記憶している記憶手段に基づいた周期の温度変
動パータンを、人が感知できない温度幅で、繰り返して
実行するものである。
及び、上下変動制御部の切替判断を行う室温制御切替部
は、設定温度が変更されたこととその設定温度の変更幅
を検知し、更に、自動消火タイマー手段の計時時間を初
期値にクリアして燃焼を継続させる延長スイッチを操作
されたことを検知し、そして、設定温度に対する室温の
変動幅を検知するものであり、設定温度の変更及び、延
長スイッチ操作に伴う換気動作及び、それら以外の要因
で発生する室内環境の変化による室温の変動が発生した
ことを検知し、使用者の皮膚温度をいったん新しい環境
に合わせるために省エネ運転を中断して、室温を設定温
度を維持するように初期制御部から動作を再び開始する
ものである。
は一定の値を超えずに保つことができるため、使用者が
快適性を維持する事ができるとともに、動作時の平均室
温は設定温度よりも低く実現できるため、省エネ効果も
得ることができる。
変動し、快適性を損うことが懸念されるような場合は、
使用者の皮膚温度をいったん新しい環境に合わせるため
に、省エネ動作をいったん中断し、初期動作に遷移する
ことで、使用者の快適性を損なうことなく省エネ運転を
継続する事ができる。
する室温検出部と、任意に変更することが可能な室温設
定手段と、前記室温検出部より検出された室温が前記室
温設定手段より設定された設定温度に到達した後、所定
期間は前記室温が前記設定温度を維持するように、前記
燃焼部の燃焼量を制御する初期制御部と、前記室温検出
部より検出された室温が、人が感知できない温度幅だけ
低い方向にシフトするように、燃焼量を制御するシフト
制御部と、室温をシフトした後に生じる人の体温の変動
周期について、実験によって得られた時間を記憶してい
る記憶手段からの情報に基づいて決まる周期になるよう
に、人が感知できない温度幅の温度変動パターンを、繰
り返して実行するよう燃焼量を制御する上下変動制御部
と、前記初期制御部、前記シフト制御部、前記上下変動
制御部を順番に切り替える室温制御切替部を備え、前記
設定温度が変更されても、前記室温制御切替部による切
り替え順には影響を与えないものである。
後、設定温度を人が感知できない幅で低めにシフトし、
人の体温変動周期にマッチした周期で室温を変動させる
制御運転(以下、省エネ運転)を行うので、使用者の快
適性を損なうことなく省エネ化を継続することができ
る。
より、設定温度が変更されたことを検知し、初期制御部
に動作を切り替えることを特徴としたものである。
行われると、使用者の皮膚温度は意図しない変動を起こ
してしまうため、使用者の皮膚温度をいったん新しい環
境に合わせるために省エネ運転を中断して初期動作に戻
すことで、使用者の快適性を損なうことを防ぐことがで
きる。
により、設定温度が変更されたことと、その変更幅を検
知し、この変更幅が所定値未満の場合は、前記室温制御
切替部の動作には影響を与えないが、前記変更幅が所定
値以上の場合は、初期制御部に動作を切り替えることを
特徴としたものである。
の皮膚温度が変動し、快適性を損うことが懸念されない
程度の温度変更であれば、省エネ運転を継続させるとと
もに、快適性を損なう程度の温度変更であれば、省エネ
運転を中断して初期動作に遷移することで、省エネ効果
を損なわず効率的に運転ができる。
停止信号を出す自動消火タイマー手段と、上記自動消火
タイマー手段の計時時間を初期値にクリアして燃焼を継
続させる延長スイッチを備え、この延長スイッチによっ
て燃焼継続されたことを検知し、初期制御部に動作を切
り替える室温制御切替部を備えたものである。
の換気を促すための自動消火タイマー手段を備えたもの
は、燃焼継続させる延長スイッチの操作の前後で使用者
が換気を行っていることが予想されるため、換気による
室内温度の低下から、使用者の皮膚温度の変動が起こる
ため、使用者の皮膚温度をいったん新しい環境に合わせ
るために省エネ運転を中断して初期動作に戻すことで、
使用者の快適性を損なうことを防ぐことができる。
ら検出された室温と、設定温度との比較を行いその温度
差を算出する室温変動検出部を備え、この室温変動検出
部より検出された温度差が、所定値以上であった場合
は、初期制御部に動作を切り替えることを特徴としたも
のである。
操作以外の推測不可能な何らかの要因によって、室温が
変化し、使用者の皮膚温度が変動し、快適性を損うこと
が懸念されるような温度変化があった場合は、使用者の
皮膚温度をいったん新しい環境に合わせるために、省エ
ネ動作をいったん中断し、初期動作に遷移することで、
使用者の快適性を損なうことなく省エネ運転を継続する
事ができる。
て説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の温風暖房機の制
御装置を示すブロック図である。
手段12、室温制御切替部13、初期制御部14、シフ
ト制御部15、上下変動制御部16、燃焼量制御部1
8、燃焼部21から構成される。
り、室温を検出し、燃焼部21は、バーナー19、対流
ファン20から構成され、室温制御切替部13は、室温
変動検出部22、延長スイッチ入力手段23、設定温度
変更検出部24、室温制御切替手段25から構成され
る。
2、延長スイッチ入力手段23、設定温度変更検出部2
4からなり、室温検出部11によって検出された室温
と、室温設定手段12で使用者によって設定された温度
(以下、設定温度)とを比較することにより、初期制御
部14、シフト制御部15、上下変動制御部16のそれ
ぞれの制御部を選んで、室温制御切替手段25によって
切り替える。
段12で設定された設定温度を入力し設定温度の変更幅
を監視する設定温度変更検出部24によって、設定温度
の変更幅が設定温度変更上限値TSmax以上であった場
合、シフト制御部15もしくは上下変動制御部16選択
中であっても初期制御部14を選択するように切り替え
る。具体的には、TSmaxは人が感知できない温度幅を
超えた室温変動を引き起こすことが懸念される設定温度
変更(例えば、3℃以上の変更)である。
ら所定時間後に、燃焼停止信号を出す自動消火タイマー
手段の、自動消火タイマー手段の計時時間を初期値にク
リアして燃焼を継続させる延長スイッチ入力手段23に
より、延長スイッチ操作のあったことを検出した場合
は、その操作の前後に換気動作を促しているため、換気
が行われていることが懸念されるため、シフト制御部1
5もしくは上下変動制御部16選択中であっても初期制
御部14を選択するように切り替える。
部11で検出された室温と、室温設定手段12で設定さ
れた設定温度を入力し、設定温度に対する室温の変動幅
を監視している室温変動検出部22によって、室温が設
定温度を超えて変動上限値以上、もしくは室温が設定温
度に満たず変動下限値以下を検知した場合、シフト制御
部15もしくは上下変動制御部16選択中であっても初
期制御部14を選択するように切り替える。具体的に
は、設定温度T0、室温T、変動上限値Xmax、変動下
限値Xminとすると、T>T0+Xmaxもしくは、T<T
0−Xminを意味し、人が感知できない温度幅を超えた
室温変動を意味する。
出部11によって検出された室温が、設定温度に到達
し、所定時間(△t0、例えば1時間)が経過するまで
の期間に選択され、室温が設定温度を維持するように、
燃焼部21を制御する指示を、燃焼量制御部18に与え
る。
作終了後に選択され、設定温度よりも温度を下げる方向
に、人が感知できない温度及び変化率で室温をシフトす
るように燃焼部21を制御する指示を、燃焼量制御部1
8に与える。ここで、人が感知できない温度幅及び変化
率とは、人が感知できる臨界的な値であり、それらの値
を超えない温度幅及び変化率の温度変化であれば、一般
には人はその変化に気づくことがない。これは、人体の
感覚特性である刺激に対する弁別閾と感覚の相対性を利
用している。即ち、「人は温熱刺激(室温変化)におい
て、ある大きさまでの変化に対しては感知する事はでき
ない」という法則(Weberの法則)を利用したもの
である(武藤真介「計量心理学」朝倉書店,1982参
照)。これらの値は実験及び文献によって既に得られた
ものである。シフト制御部15は、室温制御切替部13
によって、検出温度を監視する事により室温のシフトが
終了したと判断するまで選択されており、室温制御切替
部13によって、室温のシフトが終了したと判断される
と、室温制御切替手段25が、上下変動制御部16に選
択を切り替える。
温度と下限温度とを交互に繰り返して変動するように、
燃焼部21を制御する指示を燃焼制御部18に与える。
上下変動制御部16は、シフト制御部15によるシフト
後の温度(以下、「シフト後温度」という。)を下限温
度とし、その下限温度より高く、かつ、設定温度以下の
温度を上限温度として動作する。
度と室温の変化の動作について、図3によって説明を行
う。
をT1、下限温度をTmin、上限温度をTmaxとすると、
Tmin及びTmaxは、以下の通りに決定される。
1) Tmax=T0−△T2、Tmin=T0−△T1とする。
6によって室温が上限温度と下限温度とを交互に繰り返
して変動するよう制御される際の周期を構成する4つの
時間、すなわち、室温を下限温度から上限温度までシフ
トさせる際に要する第一の時間(△t3)と、上限温度
に達した室温をその温度に維持させておく第二の時間
(△t4)と、室温を上限温度から下限温度までシフト
させる際に要する第三の時間(△t5)と、下限温度に
達した室温をその温度に維持させておく第四の時間(△
t6)とを記憶している。なお、これら4つの時間を合
計した1周期は、予め実験によって得られた温度シフト
における人の体温の変動周期となるように設定されてい
る。すなわち、上下変動制御部16は、室温が前記のと
おり決定した上限温度及び下限温度ならびに、変動周期
記憶部17に記憶された4つの時間によって決定される
1周期の温度変動を繰り返すように燃焼部21を制御す
る指示を、燃焼量制御部18に与える。
を用いて動作を説明する。まず、ステップ30では、燃
焼開始の判定を行い、燃焼開始から以下の動作を実行す
る。燃焼開始指示が発生していれば、ステップ35で
は、室温制御切替部13の判断により、初期動作制御部
14を選択する指示を行い、ステップ36へ進む。そし
て、燃焼開始指示がない場合は、ステップ31に進み燃
焼中の判断を行い、燃焼中でなければステップ30に戻
り燃焼開始指示の待機状態となり、燃焼中であればステ
ップ32へ進む。
御部の切替条件のチェックを行い、ステップ32では、
延長スイッチ入力手段23によって自動消火タイマー手
段の燃焼継続指示を受けたことを判断し、延長スイッチ
操作がされていれば、ステップ35に進んで初期動作制
御部14を選択し、次にステップ33のチェックでは、
室温設定手段12からの入力を監視している設定温度変
更検出部24によって、「設定温度変更幅≦TSmax」
かどうかをチェックし、TSmaxを超えていればステッ
プ35に進んで初期動作制御部14を選択する。次にス
テップ34のチェックでは、室温検出部11で検出され
た室温の変動を監視する室温変動検出部22によって、
「設定温度(T0)−Xmin≦室温(T)≦設定温度(T0)−Xma
x」の範囲を超えていないかを判断し、室温変動によっ
て前記条件を満たさない場合は、ステップ35に進んで
初期動作制御部14を選択する。すなわち、ステップ3
2及びステップ33及びステップ34の条件を満たした
場合は、室温制御部の切替を行わず、ステップ36へ進
む。
よって処理を行う。ステップ36で初期制御部14を選
択中と判断すると、ステップ37へ進み、ステップ43
でシフト制御部15を選択中と判断されるとステップ4
4へ進み、上下変動制御部16が選択されていればステ
ップ49へ進む。
度に到達し、かつその室温を維持し安定させる処理を行
う。ステップ37では室温(T)が設定温度(T0)以
上になったかどうかを判断し、設定温度以上になってい
なければ、そのまま室温を設定温度へ到達させるための
処理として、ステップ40へ進み燃焼部21を制御する
ための目標設定温度(TX)を、設定温度(T0)とす
る。ステップ37で室温が設定温度に到達したと判断さ
れた場合は、ステップ38へ進み、室温到達後の安定時
間の測定を行う。ステップ38では、安定時間(△t
0)の計測中かどうかを判断し、計測が始まっていなけ
れば、ステップ39へ進み安定時間の計測を開始し、室
温(T)を設定温度(T0)で維持する為にステップ4
0へ進む。また、ステップ38で安定時間の計測中であ
ると判断された場合は、ステップ41へ進み、安定時間
が経過したか判断する。ステップ41で安定時間(△t
0)を経過していないと判断された場合は、室温(T)
を設定温度(T0)で維持する為にステップ40へ進
み、安定時間が経過したと判断された場合は、ステップ
42へ進み、室温制御切替部13によってシフト制御部
15を選択し、室温(T)を、シフト後温度になるよう
に燃焼部21を制御するために、目標設定温度(TX)
を、シフト後温度(T1)とする。
て、T0>T1の関係にあるシフト後温度(T1)に室
温を低下させる処理であり、ステップ44では、「室温
(T)≦シフト後温度(T1)」のチェックを行い、室
温(T)がシフト後温度(T1)までシフトしていなけ
れば、シフト後温度になるようにステップ45へ進み、
ステップ44で室温(T)がシフト後温度(T1)以下
であると判断されると、ステップ46へ進み、室温制御
切替部13によって、上下変動制御部16を選択し、ス
テップ47で上下変動パターンの△t3の計測を開始
し、ステップ48では室温(T)を上限温度(T0−△
T2)に制御するため、目標設定温度(TX)に、上限
温度(T0−△T2)を設定する。
は、ステップ49で△t3の計測中であることを判断
し、ステップ50で△t3時間経過していないと判断す
ると、ステップ48へ進み室温(T)を上限温度(T0
−△T2)に制御するため、目標設定温度(TX)に、
上限温度(T0−△T2)を設定する。ステップ50で
△t3経過後であると判断すると、△t4の計測を開始
し、ステップ48へ進む。また、ステップ49で△t3
計測中ではないと判断されると、ステップ52へ進み、
△t4計測中かどうかの判断を行う。ステップ52で△
t4計測中であると判断するとステップ53へ進み、△
t4時間が経過したかどうかを判断する。△t4経過後
でなければ、ステップ48へ進む。ステップ53で△t
4時間経過後であると判断されると、ステップ54で△
t5の計測を開始し、ステップ55で、室温(T)を下
限温度(T0−△T1)に制御するため、目標設定温度
(TX)に、下限温度(T0−△T1)を設定する。
いと判断されると、ステップ56へ進み△t5計測中か
どうか判断を行う。ステップ56で△t5計測中である
と判断するとステップ57へ進み、△t5時間が経過し
たかどうかを判断する。△t5時間経過後でなければ、
ステップ55へ進む。ステップ57で△t5経過後であ
ると判断されると、ステップ58で△t6の計測を開始
し、ステップ55で、室温(T)を下限温度(T0−△
T1)に制御するため、目標設定温度(TX)に、下限
温度(T0−△T1)を設定する。そして、ステップ5
6で△t5計測中でないと判断すると、△t6時間計測
中であるので、ステップ59へ進み△t6時間経過後か
どうか判断を行う。△t6時間経過後であれば、ステッ
プ47へ進み、再び△t3時間の計測から開始する。ま
た、△t6時間経過後でないのであれば、ステップ55
へ進む。
びステップ30へ戻り、一連の動作を繰り返す。
は、一定設定温度に達した後、人が感知できない温度幅
だけ低めにシフトする。
るような上下変動を繰り返し、使用者の体温は、一定の
範囲に維持され、快適性を維持し続けることができる。
の状態を監視することにより、使用者の環境変化によっ
ての体感の変化を推測し、新しい環境状態に慣れるため
の期間を確保するため、換気や人の出入り等の要因によ
って、部屋の環境が変わっても快適性を維持しつつも、
省エネ化を図ることができる。
すブロック図
変化を示すグラフ (b)同温風暖房機の動作中において、目標設定温度の
変化を示すグラフ
Claims (6)
- 【請求項1】燃焼部と、室温を検出する室温検出部と、
任意に変更することが可能な室温設定手段と、前記室温
検出部より検出された室温が前記室温設定手段より設定
された設定温度に到達した後、所定期間は前記室温が前
記設定温度を維持するように、前記燃焼部の燃焼量を制
御する初期制御部と、前記室温検出部より検出された室
温が、人が感知できない温度幅だけ低い方向にシフトす
るように、燃焼量を制御するシフト制御部と、室温をシ
フトした後に生じる人の体温の変動周期について、実験
によって得られた時間を記憶している記憶手段と、この
記憶手段に記憶された周期に基づき定まる温度変動パー
タンを、人が感知できない温度幅で、繰り返して実行す
るよう燃焼量を制御する上下変動制御部と、前記初期制
御部、前記シフト制御部、前記上下変動制御部の順に切
り替える室温制御切替部を備え、前記設定温度が変更さ
れても、前記室温制御切替部による切り替え順には影響
を与えないことを特徴とする温風暖房機の制御装置。 - 【請求項2】室温制御切替部は、前記設定温度が変更さ
れた時点より、前記初期制御部に動作を切り替え、前記
初期制御部、前記シフト制御部、前記上下変動制御部の
順に切替を行うことを特徴とする請求項1記載の温風暖
房機の制御装置。 - 【請求項3】室温制御切替部は、室温設定手段により、
前記設定温度が変更された変更幅を検知し、この変更幅
が所定値未満の場合は、前記室温制御切替部の切替動作
には影響を与えないようにするとともに、前記変更幅が
所定値以上の場合は、前記初期制御部に動作を切り替
え、その時点より、前記初期制御部、前記シフト制御
部、前記上下変動制御部の順に切替を行うことを特徴と
する請求項1記載の温風暖房機の制御装置。 - 【請求項4】燃焼開始から所定時間後に、燃焼停止信号
を出す自動消火タイマー手段と、上記自動消火タイマー
手段の計時時間を初期値にクリアして燃焼を継続させる
延長スイッチと、この延長スイッチによって燃焼が継続
されても前記室温制御切替部の切替動作には影響を与え
ないことを特徴とする請求項1、2または3記載の温風
暖房機の制御装置。 - 【請求項5】前記室温制御切替部は、前記延長スイッチ
によって燃焼継続されたことを検知した場合に、前記初
期制御部に動作を切り替えるとともに、前記延長スイッ
チによって燃焼継続された、その時点より、前記初期制
御部、前記シフト制御部、前記上下変動制御部の順に切
替を行うことを特徴とする請求項4記載の温風暖房機の
制御装置。 - 【請求項6】前記室温制御切替部は、前記室温検出部か
ら検出された室温と、前記設定温度との比較を行い温度
差を算出する室温変動検出部を備え、前記室温制御切替
部は、この室温変動検出部より検出された温度差が、所
定値以上であった場合は、前記初期制御部に動作を切り
替え、その時点より、前記初期制御部、前記シフト制御
部、前記上下変動制御部を順に切り替えていくことを特
徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の温風暖
房機の制御装置。
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JP2015010745A (ja) * | 2013-06-27 | 2015-01-19 | 大阪瓦斯株式会社 | 暖房機器、及びその運転方法 |
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- 1996-06-12 JP JP15077696A patent/JP3635784B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3635784B2 (ja) | 2005-04-06 |
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