JPH10254633A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH10254633A
JPH10254633A JP9061363A JP6136397A JPH10254633A JP H10254633 A JPH10254633 A JP H10254633A JP 9061363 A JP9061363 A JP 9061363A JP 6136397 A JP6136397 A JP 6136397A JP H10254633 A JPH10254633 A JP H10254633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
backup
recording medium
client
disk
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9061363A
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English (en)
Inventor
Takashi Aoki
青木  隆
Hiroshi Nagai
浩 長井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH10254633A publication Critical patent/JPH10254633A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークに接続された複数のコンピュー
タのデータのバックアップを効率的に行い、簡単にデー
タのリストアを行えるようにする。 【解決手段】 ネットワークケーブル2上にはサーバー
マシン1と複数のクライアントPC11,12,13と
が接続され、サーバーマシン1にはジュークボックス3
が接続されており、ジュークボックス3内には複数の光
磁気ディスク6a,6b,6c,…が収納されてMOド
ライブ5によってデータの記録再生が行われる。各クラ
イアントPCにはそれぞれ別々の光磁気ディスクが対応
づけられてこの対応情報を含むディスク管理情報が管理
テーブル10に登録されている。各クライアントPC1
1,12,13のデータをバックアップする際は、サー
バーマシン1により管理テーブル10のディスク管理情
報に基づいて対応する光磁気ディスクに選択的にバック
アップデータを書き込むようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたコンピュータの記憶装置に格納されているデー
タのバックアップを行う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のコンピュータを相互に
接続してネットワークを構成し、資源やデータを共有し
たり、処理や作業の分散化、分業化により作業効率を向
上させるようなことが行われている。近年では、パーソ
ナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)の発達に伴い、
例えばオフィス等では各人にPCを割り当ててこれらを
ネットワークに接続し、各人のPCで通常の業務を行
い、サーバー上には共有のデータやバックアップデータ
などを保管するような構成が採られている。
【0003】一般に情報処理装置では、コンピュータの
記憶装置に格納されているデータを不慮の事故等による
データ破壊から守るために、後で復元可能なように別の
記録媒体にデータの複製をとっておくバックアップを行
うようにしている。ネットワークに接続された複数のコ
ンピュータにおいて、各ローカルコンピュータに接続さ
れたハードディスクドライブ等の記憶装置のバックアッ
プは、従来ではサーバー等のリモートコンピュータによ
って集中的に行われ、リモートコンピュータに接続され
た磁気テープ装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装
置あるいはこれらの磁気テープ装置、光磁気ディスク等
の記録媒体を複数備えて入れ替えて使用するオートロー
ダ装置などの大容量の記憶装置にバックアップデータが
格納されるようになっていた。
【0004】従来の情報処理装置におけるバックアップ
時のデータの論理構成を図7に模式的に示す。ネットワ
ークに接続された複数のコンピュータ(クライアントP
C)には、それぞれ自身の記憶装置71a,71b,7
1c,…としてハードディスクドライブが接続されてい
る。これらの記憶装置は例えば論理ドライブC:として
ディレクトリ定義されており、符号72a,72b,7
2c,…は各クライアントPCにおける論理ドライブ
C:のルートディレクトリである。これらのクライアン
トPCの論理ドライブC:上のデータをバックアップす
る際には、ネットワーク上のリモートコンピュータであ
るサーバーによって集中的に管理及び制御がなされてバ
ックアップが実行される。
【0005】サーバーに接続されたバックアップ用の記
憶装置73は、各クライアントPCから見ると例えば論
理ドライブD:として認識されており、符号74はサー
バーにおける論理ドライブD:のルートディレクトリで
ある。このサーバーの論理ドライブD:には、ルートデ
ィレクトリ74の下にサブディレクトリとしてクライア
ントPCのバックアップディレクトリ75が設けられ、
ここに複数のクライアントPCのバックアップデータが
格納される。サーバーの記憶装置73を例えば光磁気デ
ィスクのジュークボックス装置とすると、バックアップ
ディレクトリ75に格納されるバックアップデータは複
数のディスク76a,76b,76c,…に記憶される
ことになる。
【0006】複数のクライアントPCのバックアップデ
ータをサーバーの記憶装置の複数のディスクに格納した
場合のデータ格納状態の一例を図8に示す。ディスクi
・76aには、クライアントPCI及びIII のバックア
ップデータとクライアントPCVIのバックアップデータ
の一部が格納され、ディスクii・76bには、クライア
ントPCVIのバックアップデータの残りとクライアント
PCIIのバックアップデータとクライアントPCIVのバ
ックアップデータの一部が格納され、ディスクIII ・7
6cには、クライアントPCIVのバックアップデータの
残りとクライアントPCVのバックアップデータが格納
されている。
【0007】このように従来の装置では、複数のクライ
アントPCのバックアップデータは複数の記録媒体(テ
ープカートリッジ、光磁気ディスク等)にまとめて格納
され、いくつかのコンピュータのバックアップデータは
複数の媒体上にまたがって保存されることがあった。
【0008】特開平5−134863号公報には、記録
媒体を複数のロジカル領域に分割して各ロジカル領域に
それぞれ特定のユーザーがアクセス可能とし、これらの
ロジカル領域に各々ユーザーがデータを記録できるよう
にして、一箇所の記録媒体に複数のユーザーのデータを
分割管理しつつまとめて格納するようにした装置の例が
開示されている。また、特開平8−287659号公報
には、複数枚の記録媒体を一単位として一個のマガジン
に格納し、ホストコンピュータからの指令に応じて各記
録媒体を個別に取り出してドライブ装置に装填して記録
/再生を行うオートチェンジャー(オートローダ装置)
を用いて、このマガジン内の記録媒体の全てを論理的に
一個の記録媒体として取り扱い、記録媒体毎の各種ファ
イル情報などの基礎情報を特定の記録媒体に格納するよ
うにして、複数枚の記録媒体を備えたオートチェンジャ
ーを一つの大容量の記憶装置として容易に扱えるように
した情報管理システムの例が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の情報処理装置では、複数のクライアントPCのバック
アップデータは混在して複数の記録媒体にまとめて格納
され、いくつかのコンピュータのバックアップデータは
複数の媒体上に分散されて保存されることがあり、全て
のバックアップデータを参照しないと目的のデータがど
こに格納されているかを容易に判別できず、また特定の
クライアントPCのバックアップデータのみを取り出す
ことは困難であり、バックアップデータのリストア時に
煩雑な作業を必要としていた。
【0010】あるコンピュータのハードディスクドライ
ブ等の記憶装置がヘッドクラッシュ等で故障し、バック
アップデータをリストアするときには、全てのコンピュ
ータのバックアップデータが入ったテープカートリッジ
や光磁気ディスク等の記録媒体をこのコンピュータにド
ライブ装置を直接接続してマウントさせたり、ネットワ
ークを介してマウントさせて、このコンピュータのバッ
クアップデータを探し出してからリストアしなければな
らない。このため、目的のコンピュータに対応するバッ
クアップデータを探すのに手間がかかるので、リストア
に時間を要し、また、リストアをしている間は他のコン
ピュータのバックアップを取ることもできず、さらに複
数台同時に故障した場合、同じ記録媒体を使用するため
同時にリストアすることができないという問題点があ
る。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ネットワークに接続された複数のコンピュータの記
憶装置上のデータのバックアップを効率的に行い、コン
ピュータの記憶装置の故障の際には簡単にかつ確実にデ
ータのリストアを行うことが可能な情報処理装置を提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による情報処理装
置は、ネットワークに接続された複数のコンピュータに
係るデータのバックアップをこのネットワーク上のリモ
ートコンピュータにて集中的に行う情報処理装置におい
て、前記複数のコンピュータに係るデータを可搬記録媒
体に対して記録再生するデータ記録再生手段と、前記複
数のコンピュータをそれぞれ別々の可搬記録媒体に対応
づけして、この対応情報を含む媒体管理情報に基づい
て、前記データ記録再生手段において取り扱う複数の可
搬記録媒体の管理を行う記録媒体管理手段と、前記各コ
ンピュータに係るデータのバックアップを前記媒体管理
情報に基づいて対応する可搬記録媒体に選択的に行うバ
ックアップ制御手段と、を有し、前記可搬記録媒体に記
録されたバックアップのデータは、各コンピュータに対
応する可搬記録媒体を利用することによりそれぞれ対応
するコンピュータにリストア可能であることを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
情報処理装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【0014】情報処理装置は、バックアップ処理等の制
御を行うサーバーマシン1と、複数のコンピュータとし
てクライアントPCI・11,クライアントPCII・1
2,クライアントPCIII ・13とを有して構成され、
各コンピュータはネットワークケーブル2に接続されて
相互にコマンド及びデータ等をやり取りできるようにな
っている。なお、本実施形態では3つのクライアントP
Cをネットワークに接続した例を示しているが、コンピ
ュータの数はいくつであっても良い。また、ネットワー
クは図示したものに限らず、構内のLAN(local area
network)、遠隔地を結ぶWAN(wide area network
)などであっても、簡単なケーブル接続のみによるも
のであっても良く、複数のコンピュータ間の接続の物理
形態や論理形態はどのようなものでも用いることができ
る。
【0015】サーバーマシン1には、記憶装置として光
磁気ディスクを用いたオートローダ装置である光磁気デ
ィスクジュークボックス装置(以下、ジュークボックス
と呼ぶ)3及びハードディスクドライブ(以下、HDD
と呼ぶ)4がSCSI等のインターフェースケーブルを
介して接続されている。ジュークボックス3は、光磁気
ディスクドライブ装置(以下、MOドライブと呼ぶ)5
を内蔵しており、サーバーマシン1からの指示に従って
装置内に収納した複数の記録媒体としての光磁気ディス
ク6a,6b,6c,…を入れ替えて、複数のディスク
の中から一つをMOドライブ5に装填して記録/再生を
行うようになっている。
【0016】前記複数の記録媒体のうち、ディスクI・
6aにはクライアントPCI・11のバックアップデー
タが記録され、ディスクII・6bにはクライアントPC
II・12のバックアップデータが記録され、ディスクII
I ・6cにはクライアントPCIII ・13のバックアッ
プデータが記録されるようになっており、これらの光磁
気ディスクはジュークボックス3内に収納されている。
【0017】各クライアントPCには記憶装置として、
クライアントPCI・11にはHDDI・7が、クライ
アントPCII・12にはHDDII・8が、クライアント
PCIII ・13にはHDDIII ・9が、それぞれSCS
I等のインターフェースケーブルを介して接続されてお
り、各HDDにはそれぞれローカルのPC上でのデータ
が格納されるようになっている。
【0018】サーバーマシン1に接続されたHDD0・
4には、ジュークボックス3内の複数の光磁気ディスク
6a,6b,6c,…を管理するための管理テーブル1
0が格納され、管理テーブル10においてクライアント
PCと光磁気ディスクとの対応情報などのディスク管理
情報が登録されている。
【0019】なお、バックアップ動作の際にジュークボ
ックス3を制御する制御手段(図1ではサーバーマシン
1)及びディスク管理情報が登録された管理テーブル1
0を格納する記憶手段(図1ではHDD0・4)は、図
1の構成例のようにジュークボックス3と別体であって
も良いし、ジュークボックス3内に一体的に設けられて
いても良い。
【0020】また、バックアップ用の記録媒体として
は、光磁気ディスクに限らず、DATや8mmビデオ等の
磁気テープ、DVD、CD−R、リムーバブルHD、P
Dなど可搬記録媒体であればどのようなものでも用いる
ことができる。記録媒体の容量は、基本的には、(クラ
イアントPCの記憶装置のデータ量)<(バックアップ
用の記録媒体の容量)であるものとする。
【0021】図2は本実施形態の情報処理装置における
バックアップ時のデータの論理構成を模式的に示したも
のである。
【0022】各クライアントPCに接続された記憶装置
であるHDDI・7,HDDII・8,HDDIII ・9
は、それぞれ論理ドライブC:としてディレクトリ定義
されており、符号14,15,16は各クライアントP
Cにおける論理ドライブC:のルートディレクトリであ
る。一方、サーバーマシン1に接続されたバックアップ
用の記憶装置であるジュークボックス3は、内蔵された
複数の光磁気ディスク6a,6b,6c,…を含めて、
サーバーマシン1により各クライアントPCから見ると
論理ドライブD:としてマウントされて認識されてお
り、符号17はサーバーマシンにおける論理ドライブ
D:のルートディレクトリである。
【0023】このサーバーマシンの論理ドライブD:に
は、ルートディレクトリ17の下にサブディレクトリと
してディスクI・6aの論理領域であるディスクIディ
レクトリ18,ディスクII・6bの論理領域であるディ
スクIIディレクトリ19,ディスクIII ・6cの論理領
域であるディスクIII ディレクトリ20,…が設けら
れ、各ディレクトリのデータ、すなわち各クライアント
PCのバックアップデータが対応する光磁気ディスクに
格納される。ここでは、クライアントPC及びバックア
ップ用サブディレクトリと光磁気ディスクとが一対一に
対応してバックアップデータが格納される例を示してい
る。
【0024】前記論理ドライブD:のサブディレクトリ
としてのディスクIディレクトリ18,ディスクIIディ
レクトリ19,ディスクIII ディレクトリ20,…は、
各クライアントPCのユーザからは見えないようにして
も良いし、クライアントPC側では対応するディスクの
ディレクトリのみが認識されてアクセス可能となってい
ても良い。
【0025】上記構成において、クライアントPCI・
11のユーザがHDDI・7上のデータのバックアップ
を行う場合、まずサーバーマシン1によってHDD0・
4に格納されている管理テーブル10にディスク管理情
報としてディスクとPCの対応情報を、すなわちクライ
アントPCI・11に対応する光磁気ディスク(ここで
はディスクI・6a)を登録する。このディスク管理情
報の登録作業は一度だけ行えば後で変更のない限り再度
行う必要はない。他のクライアントPCについても同様
にディスクとPCの対応情報を登録しておく。なお、デ
ィスク管理情報の登録作業は各クライアントPCから直
接行えるようにしても良い。
【0026】そして、クライアントPCI・11のHD
DI・7にインストールされたローカルのバックアップ
用ソフトウェアを使って、サーバーマシン1にデータの
バックアップ要求をネットワークを介しソフトウェア的
に行う。サーバーマシン1はこのバックアップ要求を受
けて、管理テーブル10のディスク管理情報に基づき、
ジュークボックス3内に納められているクライアントP
CI・11用のディスクI・6aをMOドライブ5にロ
ードしてマウントする。その後、サーバーマシン1は、
クライアントPCI・11の論理ドライブC:のルート
ディレクトリ14以下のデータをサーバーマシン1の論
理ドライブD:のルートディレクトリ17の下に設けら
れたサブディレクトリとしてのディスクIディレクトリ
18にバックアップデータとして記録する。これによ
り、クライアントPCI・11のバックアップデータが
ディスクI・6aに格納される。
【0027】図3は上述したバックアップ作業の手順を
示したものである。まずステップS1で、初期化処理と
して、クライアントPCI・11のHDDI・7上のデ
ータをディスクI・6aにバックアップするように、管
理テーブル10にディスクとPCの対応情報を登録して
おく。そしてステップS2で、クライアントPCI・1
1からサーバーマシン1へバックアップ要求を送出する
と、ステップS3で、サーバーマシン1はバックアップ
要求を受けてジュークボックス3へ指令を送り、管理テ
ーブル10のディスク管理情報に基づいてクライアント
PCI・11に対応するディスクI・6aをMOドライ
ブ5にマウントする。次いでステップS4で、サーバー
マシン1はクライアントPCI・11のHDDI・7上
のデータ(論理ドライブC:のルートディレクトリ14
以下のデータ)をディスクI・6aにバックアップす
る。バックアップ完了後、ステップS5で、サーバーマ
シン1はディスクI・6aをMOドライブ5からデマウ
ント(マウント解除)する。
【0028】ここでは、バックアップ作業の開始要求を
クライアントPC側で行った後、実際の作業はサーバー
マシン側で行う例を示したが、クライアントPC側で全
ての作業を行うようにしても良い。このため、ジューク
ボックス3は、MOドライブ5にマウントされていない
ディスクにアクセス要求があった場合に自動的にディス
クの入れ替えを行う構成になっているものとする。
【0029】なお、複数のクライアントPCから同時に
バックアップの要求があった場合に、処理速度を向上さ
せるために、ジュークボックス3に内蔵されているMO
ドライブ5を複数台数用意して並列に処理しても良い。
【0030】次に、クライアントPCI・11のHDD
I・7がヘッドクラッシュ等で故障してデータが全滅し
た場合を例にとり、データのリストアについて説明す
る。
【0031】ユーザは、まずジュークボックス3よりク
ライアントPCI・11に対応するバックアップデータ
が格納されたディスクI・6aを抜き取る。このとき、
ユーザが例えばサーバーマシン1においてリストアしよ
うとするクライアントPCI・11を指定すると、サー
バーマシン1は管理テーブル10のディスク管理情報を
参照して対応するディスクI・6aをジュークボックス
3からイジェクトしたり、モニタにディスク番号を表示
したりして、データ・リストアに必要なディスクをユー
ザに知らせるようにする。
【0032】次に、ユーザはクライアントPCI・11
の故障したHDDI・7を交換し、新たなHDDをクラ
イアントPCIの論理ドライブC:としてフォーマット
を行った上で、クライアントPCI・11に図1の破線
で示すように外付けのMOドライブを接続する。そし
て、このMOドライブにジュークボックス3から抜き取
ったディスクI・6aを挿入し、データ・リストア用の
ソフトウェアがインストールされている別のシステムデ
ィスク(フロッピーディスク等)を使用してクライアン
トPCI・11を起動して、前記ディスクI・6aをマ
ウントする。その後、クライアントPCI・11におい
てデータ・リストア用のソフトウェアを使用してディス
クI・6aに格納されているバックアップデータをクラ
イアントPCI・11のHDDI・7に戻すことによ
り、データのリストアを行う。
【0033】図4は上述したデータ・リストア作業の手
順を示したものである。まずステップS11で、ユーザ
はジュークボックス3からクライアントPCI・11に
対応するディスクI・6aを抜き取る。そしてステップ
S12で、ヘッドクラッシュしたクライアントPCI・
11のHDDI・7を交換し、ステップS13で、交換
したHDDをフォーマットして論理ドライブC:とす
る。次いでステップS14で、クライアントPCI・1
1にMOドライブを接続し、ステップS15で、データ
・リストア用のソフトウェアがインストールされている
別のシステムディスクでクライアントPCI・11を起
動する。そして、ステップS16で、クライアントPC
I・11よりデータ・リストア用のソフトウェアを使用
してディスクI・6a上のデータをHDDI・7にリス
トアする。
【0034】ここでは、ネットワークを使わずにデータ
・リストアを行う例を示したが、ネットワークが使用で
きる状態であればもちろんネットワークを使ってデータ
・リストア作業を行うようにしても良い。
【0035】このデータ・リストア作業中にクライアン
トPCII・12のHDDII・8のバックアップをとりた
い場合は、ジュークボックス3の中にクライアントPC
II・12に対応したディスクII・6bがあるので、前述
したクライアントPCI・11の場合と同じ方法でバッ
クアップ作業を行うことができる。また、クライアント
PCが複数台同時に故障した場合には、それぞれのクラ
イアントPCに対応するディスクを使用して同時にデー
タ・リストア作業を行うことも可能である。
【0036】データ・リストア作業の他の例として、H
DDの故障以外でクライアントPCI・11のHDDI
・7にバックアップデータのリストアのみを行う場合の
手順を説明する。HDDの交換及びフォーマットを省略
した形で他は前述の手順とほぼ同様である。
【0037】ユーザは、まずジュークボックス3よりク
ライアントPCI・11に対応するバックアップデータ
が格納されたディスクI・6aを抜き取り、クライアン
トPCI・11に外付けのMOドライブを接続する。そ
して、このMOドライブにディスクI・6aを挿入し、
データ・リストア用のソフトウェアがインストールされ
ている別のシステムディスクを使用してクライアントP
CI・11を起動してディスクI・6aをマウントす
る。その後、クライアントPCI・11においてデータ
・リストア用のソフトウェアを使用してディスクI・6
aに格納されているバックアップデータをクライアント
PCI・11のHDDI・7に戻すことにより、データ
のリストアを行う。ここでも、ネットワークを使わずに
データ・リストアを行ったが、ネットワークが使用でき
る状態であればもちろんネットワークを使ってデータ・
リストア作業を行うことができる。
【0038】このデータ・リストア作業中にクライアン
トPCIII ・13のHDDIII ・9のバックアップをと
りたい場合は、ジュークボックス3の中にクライアント
PCIII ・13に対応したディスクIII ・6cがあるの
で、前述したクライアントPCI・11の場合と同じ方
法でバックアップ作業を行うことができる。また、複数
のクライアントPCについて同時にデータ・リストアを
行いたい場合には、それぞれのクライアントPCに対応
するディスクを使用して同時にリストアすることも可能
である。
【0039】次に、バックアップのスケジューリングに
ついて説明する。図5ないし図7はバックアップデータ
管理方法の一例であり、記録媒体のデータ記録領域の論
理構成を模式的に示したものである。ここでは、1週間
単位でバックアップを日曜日に開始し、土曜日に終了す
るスケジュールを例に説明する。
【0040】図5に示すように、記録媒体としてのディ
スクのデータ記録領域30には、対応するクライアント
PCのバックアップデータがディスクの初めの領域から
順に格納されていくようになっている。論理領域A31
は、第1週目のバックアップデータ格納領域を示したも
のである。ディスクのデータ記録領域30のうち、論理
領域A31で使用した領域の残り領域は空領域32とな
っている。
【0041】論理領域A31には、図5の下側に示すよ
うに第1週目の各曜日のバックアップデータが格納され
ている。論理領域A31の初めから順番に、日曜日のフ
ルバックアップ・データ領域33、月曜日の差分バック
アップ・データ領域34、火曜日の差分バックアップ・
データ領域35、水曜日の差分バックアップ・データ領
域36、木曜日の差分バックアップ・データ領域37、
金曜日の差分バックアップ・データ領域38、土曜日の
差分バックアップ・データ領域39となっている。
【0042】次の週には、図6の(a)に示すように、
第2週目のバックアップデータ格納領域として、論理領
域A31に続く論理領域B41にバックアップデータが
格納される。この論理領域A31と論理領域B41で使
用した領域の残り領域が空領域32となる。
【0043】さらに次の週には、図6の(b)に示すよ
うに、第1週目のバックアップデータが格納された論理
領域A31が解放され、第3週目のバックアップデータ
格納領域として、論理領域Cパート1・42aと論理領
域Cパート2・42bとにバックアップデータが格納さ
れる。すなわち、第3週目のバックアップデータの格納
途中でディスクの終わりの領域まで達した場合は、最も
古い第1週目のバックアップデータが格納された論理領
域A31を解放して空領域とし、再度ディスクの初めの
領域からバックアップデータの残りを格納する。この論
理領域B41と論理領域Cパート1・42a及び論理領
域Cパート2・42bで使用した領域の残り領域が空領
域32となる。
【0044】第1週目は、日曜日にフルバックアップ
(対象データ全体のバックアップ)を行い、月曜日から
土曜日は差分バックアップを行う。第1週目のバックア
ップデータの格納領域を論理領域A31とする。この時
点で論理領域A31のバックアップデータがデータ・リ
ストアに利用できる。
【0045】差分バックアップは、対象データ全体をバ
ックアップするフルバックアップを行った時点(ここで
は日曜日)を基準日として、この基準日の後からバック
アップを実行する時点までにデータの変更、追加、削除
等があった変化分のみをバックアップするバックアップ
方法である。例えば、日曜日のフルバックアップの後
に、月曜日の差分バックアップでは月曜日の変化分を追
記保存し、火曜日の差分バックアップでは月曜日の変化
分と火曜日の変化分を合わせて追記保存するというよう
に順次バックアップを行っていく。この差分バックアッ
プを用いた場合は、一般にバックアップデータのデータ
量が大きくなるものの、データをリストアする際にはフ
ルバックアップのデータと直前の差分バックアップのデ
ータを利用するだけで復元できるため、データ・リスト
ア作業を容易かつ高速に行うことができるという利点が
ある。
【0046】第2週目も第1週目と同様に、日曜日にフ
ルバックアップを行い、月曜日から土曜日は差分バック
アップを行う。第2週目のバックアップデータの格納領
域を論理領域B41とする。この時点で論理領域A31
と論理領域B41のバックアップデータがデータ・リス
トアに利用できる。
【0047】第3週目も日曜日にフルバックアップを行
い、月曜日から土曜日は差分バックアップを行うが、例
えば火曜日のバックアップが終了した時点でディスクの
データ記録領域30の終わりに到達した場合に、続きは
データ記録領域30の初めから記録する。つまり、水曜
日からのバックアップデータは古い第1週目のバックア
ップデータが格納されている論理領域A31に上書きす
る。第3週目のバックアップデータの格納領域は2つの
領域にまたがるようになり、日曜日から火曜日のデータ
領域を論理領域Cパート1・42aとし、水曜日から土
曜日のデータ領域を論理領域Cパート2・42bとす
る。この時点で論理領域B41と論理領域Cパート1・
42a及び論理領域Cパート2・42bのバックアップ
データがデータ・リストアに利用できる。
【0048】第4週以降も同様に行うが、1週前のデー
タ領域をデータ・リストアに利用することを前提とし
て、少なくとも1週前のバックアップデータを残してお
くようにし、もし1週前のデータ領域に上書きする必要
が生じた場合は、ディスクが一杯になったと判断してバ
ックアップを中止するというような処理をしても良い。
【0049】このように、シーケンシャル構造のデータ
を格納する場合に、ディスクのデータ記録領域をエンド
レス形式に使用して、バックアップデータの格納領域が
ディスクのデータ記録領域の終わりに達したらディスク
の初めに戻って続きを記録するようにし、少なくとも1
週前のバックアップデータを残して古いバックアップデ
ータの格納領域を上書きすることにより、ディスク使用
量を少なくすることができる。
【0050】なお、上述したバックアップ手順では差分
バックアップを使用した例を示したが、よりディスク使
用量を少なくしたい場合は増分バックアップを行うよう
にしても良い。
【0051】増分バックアップは、直前のフルバックア
ップまたは増分バックアップを行った時点を基準日とし
て、この基準日の後からバックアップを実行する時点ま
でにデータの変更、追加、削除等があった変化分のみを
バックアップするバックアップ方法である。例えば、日
曜日のフルバックアップの後に、月曜日の増分バックア
ップでは月曜日の変化分を追記保存し、火曜日の増分バ
ックアップでは火曜日の変化分のみを追記保存するとい
うように順次バックアップを行っていく。この増分バッ
クアップを用いた場合は、差分バックアップに比べてデ
ータ・リストアの際に多少手間がかかるものの、バック
アップデータのデータ量を小さくすることができるとい
う利点がある。
【0052】また、上述したバックアップ手順ではバッ
クアップデータをテープ媒体に記録するのと同様にシー
ケンシャル構造のファイルとしてバックアップ用の記録
媒体に記録する方法を用いたが、HDD上のデータをそ
のまま記録媒体にコピーしたようなランダム構造のファ
イルとして、スケジュール管理機能を持ったランダム方
式のバックアップ用ソフトウェアを使用して記録媒体に
バックアップするという方法を用いることもできる。ラ
ンダム構造のファイルであれば、各クライアントPCか
らバックアップ用ソフトウェアの仲介なしにデータのリ
ード/ライトが直接できるため、リストアなどの際にデ
ータへのアクセスが容易に行えるという利点がある。
【0053】なお、本実施形態では一つのクライアント
PCに対してバックアップデータの記録用に一つのディ
スクを割り当てるようにしているが、クライアントPC
の記憶装置のデータ量が多くて保存しておく必要のある
バックアップデータを全て記録できないなど一つの記録
媒体にバックアップデータが十分に格納できない場合
は、一つのクライアントPCに対してバックアップ用の
記録媒体を複数割り当てるようにしても良い。また、バ
ックアップデータを圧縮して記録することにより、一つ
の記録媒体に記録可能なデータ量を増やすことも可能で
ある。各バックアップ用記録媒体には一つのクライアン
トPCに係るバックアップデータのみが記録されるよう
になっていれば上記と同様の作用効果が得られる。
【0054】以上のように本実施形態によれば、ネット
ワークに接続された複数のコンピュータとこれらに対し
てリモートコンピュータであるサーバーマシンに接続さ
れたジュークボックス内の複数の光磁気ディスク等の可
搬記録媒体とを対応づけて、複数のコンピュータのデー
タをそれぞれのコンピュータごとに対応する記録媒体に
バックアップすることにより、コンピュータのHDD等
の記憶装置の故障等によりデータをリストアする際に、
対応する記録媒体を選択してこの媒体内のバックアップ
データから復元すれば良いため、複数の記録媒体からバ
ックアップデータを探し出す必要がなく、多くの手間や
時間を要することもなく容易にデータ・リストアを行う
ことができる。
【0055】また、データ・リストアの際に目的のコン
ピュータに対応する記録媒体のバックアップデータのみ
を利用するため、リストアをしている間にも他のコンピ
ュータのバックアップを行うことができる。また、コン
ピュータが複数台同時に故障してデータ・リストアを行
う場合にも、それぞれに対応する記録媒体を使用して同
時にリストアすることができる。
【0056】また、バックアップ用の記憶装置としてオ
ートローダ装置を用いることにより、大容量のハードデ
ィスク装置を設けたり、コンピュータごとに光磁気ディ
スク装置を設けたりなど、多くのドライブ装置を設ける
必要がなく、少ない数のドライブ装置で多くのコンピュ
ータのバックアップデータをとることができる。光磁気
ディスク等の可搬記録媒体のみをコンピュータの数に応
じて揃えればよいため、安価に構成でき、コンピュータ
の増減にも容易に対応可能である。
【0057】[付記] (1) ネットワークに接続された複数のコンピュータ
に係るデータのバックアップをこのネットワーク上のリ
モートコンピュータにて集中的に行う情報処理装置にお
いて、前記複数のコンピュータに係るデータを可搬記録
媒体に対して記録再生するデータ記録再生手段と、前記
複数のコンピュータをそれぞれ別々の可搬記録媒体に対
応づけして、この対応情報を含む媒体管理情報に基づい
て、前記データ記録再生手段において取り扱う複数の可
搬記録媒体の管理を行う記録媒体管理手段と、前記各コ
ンピュータに係るデータのバックアップを前記媒体管理
情報に基づいて対応する可搬記録媒体に選択的に行うバ
ックアップ制御手段と、を有し、前記可搬記録媒体に記
録されたバックアップのデータは、各コンピュータに対
応する可搬記録媒体を利用することによりそれぞれ対応
するコンピュータにリストア可能であることを特徴とす
る情報処理装置。
【0058】(2) 前記記録媒体管理手段は、前記バ
ックアップを行う際に、前記媒体管理情報に基づいてバ
ックアップ対象のコンピュータに対応する可搬記録媒体
を選択して前記データ記録再生手段においてデータ書き
込み可能とすることを特徴とする付記1に記載の情報処
理装置。
【0059】(3) 前記記録媒体管理手段は、前記リ
ストアを行う際に、前記媒体管理情報に基づいてリスト
ア対象のコンピュータに対応する可搬記録媒体をデータ
アクセス可能となるように指示することを特徴とする付
記1に記載の情報処理装置。
【0060】(4) 前記可搬記録媒体に記録されたバ
ックアップのデータは、前記各コンピュータに対応する
可搬記録媒体を、それぞれ対応するコンピュータに直接
的に接続される情報記録再生装置または前記ネットワー
クを介して接続される情報記録再生装置においてデータ
にアクセスすることにより、前記対応するコンピュータ
にリストア可能であることを特徴とする付記1に記載の
情報処理装置。
【0061】(5) 前記可搬記録媒体に記録されたバ
ックアップのデータは、複数の媒体の中から各コンピュ
ータに対応する可搬記録媒体をそれぞれ対応するコンピ
ュータに直接的に接続される情報記録再生装置に装填し
てデータにアクセスすることにより、前記対応するコン
ピュータにリストア可能であることを特徴とする付記1
に記載の情報処理装置。
【0062】(6) 前記可搬記録媒体に記録されるバ
ックアップのデータは、シーケンシャル構造であり、前
記バックアップ制御手段は、記録情報が前記可搬記録媒
体の記録領域の最後部に達した際に、前記記録領域の先
頭部に戻って新しいデータを不必要となった古いデータ
上に上書きすることを特徴とする付記1に記載の情報処
理装置。
【0063】(7) 前記可搬記録媒体に記録されるバ
ックアップのデータは、ランダム構造であり、前記可搬
記録媒体の記録領域においてランダムにデータ読み書き
可能であることを特徴とする付記1に記載の情報処理装
置。
【0064】(8) 前記複数のコンピュータと前記可
搬記録媒体とは一対一の対応関係であることを特徴とす
る付記1に記載の情報処理装置。
【0065】(9) 前記複数のコンピュータと前記可
搬記録媒体とは一対複数の対応関係であることを特徴と
する付記1に記載の情報処理装置。
【0066】(10) 前記データ記録再生手段と前記
記録媒体管理手段とを含んで構成され、前記複数の可搬
記録媒体を入れ替えてデータの記録再生を行うオートロ
ーダ装置を有してなることを特徴とする付記1に記載の
情報処理装置。
【0067】(11) ネットワークに接続された複数
のコンピュータに係るデータのバックアップをこのネッ
トワーク上のリモートコンピュータにて集中的に行う情
報処理装置におけるデータのバックアップ方法であっ
て、前記複数のコンピュータをそれぞれ別々の可搬記録
媒体に対応づけして、この対応情報を含む媒体管理情報
に基づいて複数の可搬記録媒体の管理を行い、前記各コ
ンピュータに係るデータのバックアップを対応する可搬
記録媒体に選択的に行うことを特徴とするデータのバッ
クアップ方法。
【0068】(12) ネットワークに接続された複数
のコンピュータに係るデータのバックアップをこのネッ
トワーク上のリモートコンピュータにて集中的に行う情
報処理装置におけるデータのバックアップ及びリストア
方法であって、前記複数のコンピュータをそれぞれ別々
の可搬記録媒体に対応づけして、この対応情報を含む媒
体管理情報に基づいて、前記各コンピュータに係るバッ
クアップのデータを対応する可搬記録媒体に選択的に記
録すると共に、このバックアップのデータが記録された
可搬記録媒体の中から、対象となるコンピュータに対応
する可搬記録媒体を選択してそれぞれ対応するコンピュ
ータに直接的に接続される情報記録再生装置または前記
ネットワークを介して接続される情報記録再生装置にお
いてデータにアクセスすることにより、前記バックアッ
プのデータを前記対応するコンピュータにリストアする
ことを特徴とするデータのバックアップ及びリストア方
法。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワークに接続された複数のコンピュータの記憶装置
上のデータのバックアップを効率的に行い、コンピュー
タの記憶装置の故障の際には簡単にかつ確実にデータの
リストアを行うことが可能な情報処理装置を提供できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る情報処理装置の主要部
の構成を示すブロック図
【図2】本実施形態の情報処理装置におけるバックアッ
プ時のデータの論理構成を示すブロック図
【図3】本実施形態の情報処理装置におけるバックアッ
プ作業の手順を示すフローチャート
【図4】本実施形態の情報処理装置におけるデータ・リ
ストア作業の手順を示すフローチャート
【図5】バックアップデータ管理方法の一例を示したも
ので、第1週目のバックアップデータを示す作用説明図
【図6】バックアップデータ管理方法の一例を示したも
ので、(a)は第2週目のバックアップデータを、
(b)は第3週目のバックアップデータを示す作用説明
【図7】従来の情報処理装置におけるバックアップ時の
データの論理構成を示すブロック図
【図8】複数のクライアントPCのバックアップデータ
を複数のディスクに格納した場合のデータ格納状態の一
例を示す作用説明図
【符号の説明】
1…サーバーマシン 2…ネットワークケーブル 3…光磁気ディスクジュークボックス装置(ジュークボ
ックス) 4…ハードディスクドライブ(HDD0) 5…光磁気ディスクドライブ装置(MOドライブ) 6a,6b,6c…光磁気ディスク 7…ハードディスクドライブ(HDDI) 8…ハードディスクドライブ(HDDII) 9…ハードディスクドライブ(HDDIII ) 10…管理テーブル 11…クライアントPCI 12…クライアントPCII 13…クライアントPCIII

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数のコンピ
    ュータに係るデータのバックアップをこのネットワーク
    上のリモートコンピュータにて集中的に行う情報処理装
    置において、 前記複数のコンピュータに係るデータを可搬記録媒体に
    対して記録再生するデータ記録再生手段と、 前記複数のコンピュータをそれぞれ別々の可搬記録媒体
    に対応づけして、この対応情報を含む媒体管理情報に基
    づいて、前記データ記録再生手段において取り扱う複数
    の可搬記録媒体の管理を行う記録媒体管理手段と、 前記各コンピュータに係るデータのバックアップを前記
    媒体管理情報に基づいて対応する可搬記録媒体に選択的
    に行うバックアップ制御手段と、を有し、 前記可搬記録媒体に記録されたバックアップのデータ
    は、各コンピュータに対応する可搬記録媒体を利用する
    ことによりそれぞれ対応するコンピュータにリストア可
    能であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記可搬記録媒体に記録されたバックア
    ップのデータは、複数の媒体の中から各コンピュータに
    対応する可搬記録媒体をそれぞれ対応するコンピュータ
    に直接的に接続される情報記録再生装置に装填してデー
    タにアクセスすることにより、前記対応するコンピュー
    タにリストア可能であることを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記可搬記録媒体に記録されるバックア
    ップのデータは、シーケンシャル構造であり、前記バッ
    クアップ制御手段は、記録情報が前記可搬記録媒体の記
    録領域の最後部に達した際に、前記記録領域の先頭部に
    戻って新しいデータを不必要となった古いデータ上に上
    書きすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
JP9061363A 1997-03-14 1997-03-14 情報処理装置 Withdrawn JPH10254633A (ja)

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JP9061363A JPH10254633A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 情報処理装置

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Family

ID=13169020

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106923A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Buffalo Inc データ移行システム、クライアント、記録媒体、及びデータ移行方法
WO2008120340A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Fujitsu Limited ストレージ制御プログラム、ストレージ制御方法およびストレージ制御装置

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JP2006106923A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Buffalo Inc データ移行システム、クライアント、記録媒体、及びデータ移行方法
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