JPH10254008A - アクチュエータおよび光軸角可変装置におけるレンズ駆動装置 - Google Patents

アクチュエータおよび光軸角可変装置におけるレンズ駆動装置

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JPH10254008A
JPH10254008A JP5801997A JP5801997A JPH10254008A JP H10254008 A JPH10254008 A JP H10254008A JP 5801997 A JP5801997 A JP 5801997A JP 5801997 A JP5801997 A JP 5801997A JP H10254008 A JPH10254008 A JP H10254008A
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JP
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yoke
optical axis
lens
actuator
magnetic flux
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JP5801997A
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Kazuto Kawamata
和人 川又
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化、重量化を抑えながら、外部に対する
漏れ磁束の影響を抑えることができるようにする。 【解決手段】 光軸角可変装置11におけるレンズ4
1,42を駆動するアクチュエータ50,60は、所定
の間隔を開けて対向するように配置された複数個のマグ
ネット52と、このマグネット52から発生される磁束
の通路を形成するヨーク51と、対向するマグネット5
2間において移動可能に配置され、レンズ41,42に
連結されるコイル53aと、ヨーク51の周囲のうち、
外装43に最も近い外周側の部分についてのみ、ヨーク
51と一体的に設けられ、ヨーク51からの漏れ磁束の
発生を抑制するためのシールド部材55とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネット、ヨー
クおよびコイルを有するアクチュエータ、およびレンズ
を駆動することによって入射側の光軸に対して出射側の
光軸がなす角度(本出願において透過光軸角と言う。)
を変えることの可能な光軸角可変装置において、レンズ
を駆動するための光軸角可変装置におけるレンズ駆動装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラとVTR(ビデオテ
ープレコーダ)とを一体化したカメラ一体型VTR等の
撮像装置では、撮像装置を手で持ったり、肩に乗せて撮
影するときに、操作者の手振れ等の振動に起因する画像
振れを補正するための画像振れ補正装置が実用化されて
いる。従来、画像振れ補正装置としては、撮像光学系に
おける光軸を屈曲させる光学式のものと、撮像された画
像を電気的に補正する電気式のものとが知られている。
このうち、光学式の画像振れ補正装置は、高画質を得る
ことができると共に、望遠側で高い補正精度を得ること
ができるため、家庭用のビデオカメラの上位機種に採用
されることが多く、また、近年では放送業務用のビデオ
カメラにも採用され始めている。
【0003】光学式の画像振れ補正装置では、一般に、
撮像装置内に、ジャイロセンサ等、撮像装置の振れを検
出するための振れ検出装置を設けると共に、撮像光学系
内に、透過光軸角を変えることの可能な光軸角可変装置
を設け、サーボ回路によって、振れ検出装置の出力に基
づいて光軸角可変装置を制御して透過光軸角を制御する
ようになっている。
【0004】光軸角可変装置としては、プリズムの頂角
を変えることによって透過光軸角を変える装置や、アフ
ォーカル光学系を用いた装置が知られている。
【0005】プリズムの頂角を変える光軸角可変装置と
しては、次のような2種類の装置が知られている。第1
の種類の装置は、例えば特開昭61−269572号公
報に示されるように、一対のガラス基板を回動自在に支
持すると共に、この一対のガラス基板間に液体を封入す
ることによって頂角可変プリズムを形成し、一対のガラ
ス基板のなす角度、すなわち頂角可変プリズムの頂角を
変えることにより、透過光軸角を変える装置である。第
2の種類の装置は、例えば特開昭57−25803号、
特開平6−070220号、特開平6−281889号
の各公報に示されるように、球面曲率が近似した平凹レ
ンズと平凸レンズとを球面同士が対向するように回動自
在に支持することによって頂角可変プリズムを形成し、
各レンズを回動することによって、2つのレンズの平面
同士がなす角度、すなわち頂角可変プリズムの頂角を変
えることにより、透過光軸角を変える装置である。
【0006】一方、アフォーカル光学系を用いた光軸角
可変装置としては、例えば特開平6−118471号、
特開平7−168235号の各公報に示されるように、
1つの凹レンズと1つの凸レンズとを組み合わせてアフ
ォーカル光学系を構成し、各レンズを光軸に垂直で且つ
互いに直交する方向に移動させることにより、透過光軸
角を変える装置が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レンズを駆
動することによって入射側の光軸に対して出射側の光軸
がなす角度を変えることの可能な光軸角可変装置を、既
存のビデオカメラに取り付けるアダプタ装置とする場合
には、光軸角可変装置が、ビデオカメラのレンズの先端
部に取り付けられるため、光軸角可変装置のレンズが大
きくなり易い。従って、光軸角可変装置においてレンズ
を駆動するアクチュエータも、大きなレンズを動かすた
めに大型化し、且つ重量も大きくなってしまう。その結
果、光軸角可変装置全体の重量が大きくなり、光軸角可
変装置を含むビデオカメラに加わるモーメントが大きく
なり、カメラマンに対して大きな負荷となってしまう。
【0008】そのため、光軸角可変装置の小型化、軽量
化が望まれる。ここで、レンズの大きさは、光学設計に
よって決まるので、光軸角可変装置の小型化、軽量化の
ためには、レンズの駆動装置の小型化が重要になる。
【0009】レンズの駆動装置としてボイスコイルモー
タ(以下、VCMと記す。)型リニアアクチュエータを
使用する場合、ヨークは、磁束の飽和が生じない程度の
厚さに設定するのが一般的である。しかし、ヨークを十
分な厚さに設定すると、ヨークの体積が増加し、光軸角
可変装置の大型化、重量化をまねくという問題点があ
る。
【0010】一方、VCM型リニアアクチュエータから
発生する漏れ磁束は、光軸各可変装置の外装の周辺の機
器(ビデオテープ、磁気カード等)に影響を与えたり、
塵芥を吸い寄せたりするため、極力抑える必要がある。
この漏れ磁束を抑えるため、従来は、VCM型リニアア
クチュエータを、漏れ磁束の影響を防止すべき部分、例
えば外装から遠ざけるようにしていた。そのため、光軸
角可変装置の設計上の制約や、外装内の無駄な空隙が生
じるという問題点があった。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、大型化、重量化を抑えながら、外部
に対する漏れ磁束の影響を抑えることができるようにし
たアクチュエータおよび光軸角可変装置におけるレンズ
駆動装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のアクチュエータ
は、所定の間隔を開けて対向するように配置されたマグ
ネットと、このマグネットから発生される磁束の通路を
形成するヨークと、対向するマグネット間において移動
可能に配置され、被駆動部に連結されるコイルと、ヨー
クの周囲のうち所定の一部についてのみ、ヨークと一体
的に設けられ、ヨークからの漏れ磁束の発生を抑制する
ための磁気遮蔽部とを備えたものである。
【0013】本発明の光軸角可変装置におけるレンズ駆
動装置は、レンズを駆動することによって入射側の光軸
に対して出射側の光軸がなす角度を変えることの可能な
光軸角可変装置に用いられ、所定の間隔を開けて対向す
るように配置されたマグネットと、このマグネットから
発生される磁束の通路を形成するヨークと、対向するマ
グネット間において移動可能に配置され、レンズに連結
されるコイルと、ヨークの周囲のうち所定の一部につい
てのみ、ヨークと一体的に設けられ、ヨークからの漏れ
磁束の発生を抑制するための磁気遮蔽部とを備えたもの
である。
【0014】本発明のアクチュエータおよび光軸角可変
装置におけるレンズ駆動装置では、ヨークの周囲のう
ち、ヨークからの漏れ磁束の発生を抑制する必要のある
部分についてのみ、ヨークと一体的に、磁気遮蔽部を設
けることにより、ヨークを小さくしながら、ヨークから
の漏れ磁束の発生を抑制することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。始めに、図8を参照
して、本実施の形態に係る光軸角可変装置におけるレン
ズ駆動装置(アクチュエータ)が適用されるカメラ一体
型VTRについて説明する。このカメラ一体型VTR1
は、カメラレンズ部2を有し、光軸角可変装置を含む画
像振れ補正装置10は、カメラレンズ部2の先端部に着
脱自在に装着されるアダプタとして構成されている。画
像振れ補正装置10に対する電力は、ケーブル3を介し
て、カメラ一体型VTR1側の電源より供給されるよう
になっている。
【0016】図9は、画像振れ補正装置10の回路構成
を示すブロック図である。画像振れ補正装置10は、電
力の供給を受けてレンズを電気的に駆動することによっ
て、入射側の光軸に対して出射側の光軸がなす角度であ
る透過光軸角を変えることの可能な光軸角可変装置11
と、この光軸角可変装置11のレンズの位置を検出する
ためのレンズ位置検出器12と、カメラ一体型VTR1
の水平方向および垂直方向の振れを検出するための振れ
検出器14とを備えている。振れ検出器14には、例え
ば、それぞれ水平方向,垂直方向の振れの角速度を検出
する2つのジャイロセンサが用いられる。
【0017】画像振れ補正装置10は、更に、光軸角可
変装置11を駆動する光軸角可変装置駆動回路15と、
振れ検出器14およびレンズ位置検出器12の各出力信
号を入力すると共に、光軸角可変装置駆動回路15を制
御する制御部17と、この制御部17に対する電力供給
を制御する電源制御部18と、この電源制御部18に接
続され、画像振れ補正装置10の動作のオン,オフを指
示するためのパワースイッチ19とを備えている。電源
制御部18は主電源入力端子30に接続され、この主電
源入力端子30は、図8に示したケーブル3に接続され
るようになっている。
【0018】制御部17は、振れ検出器14およびレン
ズ位置検出器12の出力信号に基づいて、画像振れを補
正するように光軸角可変装置駆動回路15を制御するよ
うになっている。電源制御部18は、ケーブル3を介し
てカメラ一体型VTR1側より供給される電力または内
蔵した2次電源の電力を制御部17に供給するようにな
っている。図9における光軸角可変装置駆動回路15、
制御部17および電源制御部18は、基板5上に形成さ
れている。
【0019】ここで、図9に示した画像振れ補正装置1
0における基本的な動作について説明する。電源制御部
18は、ケーブル3を介してカメラ一体型VTR1側よ
り供給される電力または内蔵した2次電源の電力を制御
部17に供給する。制御部17は、振れ検出器14の出
力信号を、例えば、ハイパスフィルタを通した後、積分
して角度信号を生成し、この角度信号とレンズ位置検出
器12の出力信号とを比較して、両者の差に対応する角
度エラー信号を生成し、この角度エラー信号を光軸角可
変装置駆動回路15に送る。光軸角可変装置駆動回路1
5は、この角度エラー信号に基づいて、光軸角可変装置
11のアクチュエータを駆動する。これにより、手振れ
等に起因する画像振れが補正される。
【0020】図1は、本実施の形態における光軸角可変
装置11を示す斜視図、図2は図1に示した光軸角可変
装置11の正面図、図3は図2のA−A′線断面図であ
る。これらの図に示したように、光軸角可変装置11
は、光軸方向に沿って配設され、球面曲率が近似した球
面同士が対向し、且つ平面同士がなす角度が変化し得る
ように回動自在に支持された平凹レンズ41および平凸
レンズ42と、これらレンズ41,42を収納する外装
43とを備えている。正面から見た平凹レンズ41の右
側端部には軸受44が取り付けられ、この軸受44は、
外装43に固定された軸45に対して回動自在に装着さ
れている。軸45は、平凹レンズ41の凹面の曲率中心
を通る直線上に配置されている。平凸レンズ42の上端
部には軸受46が取り付けられ、この軸受46は、外装
43に固定された軸47に対して回動自在に装着されて
いる。軸47は、平凸レンズ42の凸面の曲率中心を通
る直線上に配置されている。なお、図3において、符号
48は、光軸角可変装置11における入射側の光軸、4
9は、光軸角可変装置11における出射側の光軸を表し
ている。
【0021】光軸角可変装置11は、更に、正面から見
た平凹レンズ41の左側に設けられ、平凹レンズ41を
上下方向に回動するためのVCM型リニアアクチュエー
タ50と、平凸レンズ42の下側に設けられ、平凸レン
ズ42を左右方向に回動するためのVCM型リニアアク
チュエータ60とを備えている。アクチュエータ50,
60が本実施の形態に係るレンズ駆動装置に対応する。
【0022】ここで、図4および図5を参照して、アク
チュエータ50の構成について詳しく説明する。なお、
図4は一部を省略して示すアクチュエータ50の正面
図、図5は図4のB−B′線断面図である。これらの図
に示したように、アクチュエータ50は、所定の間隔を
開けて対向するように配置された複数個のマグネット5
2と、このマグネット52から発生される磁束の通路を
形成するヨーク51と、対向するマグネット52間にお
いて移動可能に配置され、被駆動部である平凹レンズ4
1に連結されるコイル53aと、ヨーク51の周囲のう
ち、外装43に最も近い外周側の部分についてのみ、ヨ
ーク51と一体的に設けられ、ヨーク51からの漏れ磁
束の発生を抑制するための磁気遮蔽部としてのシールド
部材55とを備えている。
【0023】ヨーク51は、上下方向に延びる板状部分
とこの板状部分の上下各端部より前方に向けて屈曲する
ように形成された上端部分および下端部分とを有する下
ヨーク51aと、上下方向に延びる板状に形成され、下
ヨーク51aの上端部分および下端部分の前端部に接合
された上ヨーク51bとで構成されている。図6は、上
ヨーク51bを省略して表している。なお、ヨーク51
の全体形状は、回動するコイル53aの軌跡に沿って湾
曲した形状に形成されている。なお、ヨーク51は、鉄
系の材料で形成されている。
【0024】マグネット52は、下ヨーク51aおよび
上ヨーク51bの互いに対向する面に、長手方向に沿っ
て2個ずつ固着されている。
【0025】下ヨーク51aに固着された1個のマグネ
ット52と上ヨーク51bに固着された1個のマグネッ
ト52の組は、図5に示したように所定のギャップを介
して対向し、且つN極とS極(図3において、それぞれ
N,Sと記す。)が向かい合うように配置されている。
同様に、下ヨーク51aに固着された他の1個のマグネ
ット52と上ヨーク51bに固着された他の1個のマグ
ネット52の組も、所定のギャップを介して対向し、且
つN極とS極が向かい合うように配置されている。な
お、一方の組における極の配置と、他方の組における極
の配置は、互いに逆になっている。マグネット52は、
例えば、Nd−Fe−B(ネオジム−鉄−ボロン)系希
土類磁石である。
【0026】コイル53aは、コイルホルダ54aによ
って保持され、対向するマグネット52間のギャップ内
において、ヨーク51の長手方向に沿って移動可能に配
置されている。コイルホルダ54aは、平凹レンズ51
の左端部に連結されている。従って、コイル53aおよ
びコイルホルダ54aがヨーク51の長手方向に移動す
ることによって、平凹レンズ41が、軸45を中心にし
て上下方向に回動するようになっている。なお、コイル
53aおよびコイルホルダ54aは、軸45に対して垂
直な平面に沿って移動するようになっている。
【0027】シールド部材55は、板状に形成され、外
装43に最も近いヨーク51の外周側の端部に接合され
ている。図2から分かるように、本実施の形態では、外
装43内において、レンズ41,42の光軸方向につい
ては、アクチュエータ50,60の配置の自由度は大き
く、外装43から離して配置することが可能である。し
かし、径方向については、外装43の外径をあまり大き
くすることができないことから、アクチュエータ50,
60と外装43とを大きく離すことは困難であり、その
ため、アクチュエータ50,60の漏れ磁束の影響を最
も受け易い。そこで、本実施の形態では、シールド部材
55を、ヨーク51の外周側の端部に設けている。な
お、シールド部材55は、鉄系の材料、例えば炭素鋼に
よって形成されている。
【0028】アクチュエータ60は、アクチュエータ5
0と同様の構成である。ただし、アクチュエータ60に
おけるコイルホルダ54aは、平凸レンズ42の下端部
に連結されている。従って、アクチュエータ60では、
コイル53aおよびコイルホルダ54aがヨーク51の
長手方向に移動することによって、平凸レンズ42が、
軸47を中心にして左右方向に回動するようになってい
る。なお、アクチュエータ60におけるコイル53aお
よびコイルホルダ54aは、軸47に対して垂直な平面
に沿って移動するようになっている。
【0029】次に、光軸角可変装置11の動作について
説明する。光軸角可変装置11のアクチュエータ50,
60では、異極が向かい合うように対向する2組のマグ
ネット52間に、互いに逆向きの磁束が生じ、対向する
マグネット52間に配設されたコイル53aに電流を流
すことにより、その電流の向きと大きさに応じてコイル
53aがヨーク51の長手方向に沿って移動する。アク
チュエータ50のコイル53aが移動すると、コイル5
3aに対してコイルホルダ54aを介して連結された平
凹レンズ41が、軸45を中心にして回動する。同様
に、アクチュエータ60のコイル53aが移動すると、
コイル53aに対してコイルホルダ54aを介して連結
された平凸レンズ42が、軸47を中心にして回動す
る。
【0030】光軸角可変装置11では、平凹レンズ41
が回動すると、入射側の光軸48に対して出射側の光軸
49がなす垂直方向の角度が変化し、平凸レンズ42が
回動すると、入射側の光軸48に対して出射側の光軸4
9がなす水平方向の角度が変化する。
【0031】次に、図6および図7に示した比較例も参
照して、本実施の形態におけるアクチュエータ50,6
0の作用および効果について説明する。図6は、比較例
のアクチュエータの一部を省略して示す正面図、図7は
図6のC−C′線断面図である。この比較例のアクチュ
エータ150は、シールド部材55を設けないものであ
る。このアクチュエータ150では、シールド部材55
が存在しない分、コイル53bおよびコイルホルダ54
bの大きさは、アクチュエータ50におけるコイル53
aおよびコイルホルダ54aの大きさと異なっている。
アクチュエータ150のその他の構成はアクチュエータ
50と略同様である。
【0032】まず、本実施の形態では、平凹レンズ4
1,平凸レンズ42を駆動するアクチュエータ50,6
0を小型化するために、レンズ41,42の回動の中心
となる軸45,47に対して垂直な平面に沿って移動す
るように配置している。すなわち、このような配置によ
り、対向するマグネット52間のギャップを狭めること
ができ、ギャップ磁束密度が向上し、アクチュエータ5
0,60の小型化が可能となる。
【0033】異極が向かい合うように対向するマグネッ
ト52間には、ギャップ側の面同士の間に垂直な方向の
磁束が生じると共に、ギャップとは反対側の面同士の間
にも、大きなループを描いた磁束が生じる。このギャッ
プとは反対側の磁束は、大部分はヨーク51内を通るた
め、ヨーク51に十分な体積があれば、漏れ磁束は生じ
ず、マグネット52の残留磁束を効率良く利用すること
ができる。しかし、ヨーク51の体積が大きくなると、
アクチュエータの大型化および重量化をまねくという問
題点がある。
【0034】ところで、一般的な磁気回路計算および実
験により、アクチュエータの体積を一定とした場合、ヨ
ークの体積を大きくするよりもマグネットの体積を大き
くした方が、ギャップ磁束密度が大きくなることが分か
った。しかし、単にマグネットの体積を大きくしただけ
では、ヨークにおいて磁束が飽和し、漏れ磁束が発生す
るという問題点がある。例えば、図6および図7に示し
たような比較例のアクチュエータ150の場合では、ヨ
ーク51において磁束が飽和すると、ヨーク51から漏
れ磁束が発生し、このアクチュエータ150を、図1な
いし図3に示したような光軸角可変装置に使用すると、
外装43の外側に悪影響を与える。
【0035】このように、従来は、アクチュエータの小
型化と漏れ磁束の影響の防止とは、両立が困難であっ
た。
【0036】これに対し、本実施の形態では、所定のア
クチュエータの体積の制約内で、ヨーク51を大きくせ
ずにマグネット52を大きくすることで、ギャップ磁束
密度を大きくしてアクチュエータ50,60の小型化を
図っている。その結果、ヨーク51において磁束が飽和
することとなるが、これに対しては、ヨーク51の周囲
のうち漏れ磁束の影響を防止すべき一部(本実施の形態
では、外装43に最も近い外周側の部分)についての
み、ヨーク51と一体的にシールド部材55を設けるこ
とによって、漏れ磁束が外装43の外側に悪影響を与え
るのを防止している。すなわち、ヨーク51の外周側に
シールド部材55を一体的に設けることにより、ヨーク
51の外周側では磁束がシールド部材55内を通過する
ため、漏れ磁束の発生が防止される。
【0037】ここで、図4に示した本実施の形態におけ
るアクチュエータ50と図6に示した比較例のアクチュ
エータ150とでは、投影面積は等しいとする。する
と、本実施の形態におけるアクチュエータ50は、シー
ルド部材55が存在する分、移動方向に垂直な方向につ
いてのコイル53aの外形の長さL2 が、アクチュエー
タ150におけるコイル53bの外形の長さL1 よりも
短くなる。
【0038】一般的なモータの計算式において、モータ
の推力Fは以下の式で表される。
【0039】F=N・I・L・Bg
【0040】上式において、Nはコイル53aの巻数、
Iはコイル53aに流れる電流、Lはコイル53aの長
さ、Bg はギャップ磁束密度である。上式から、コイル
53aの長さLが短くなると、推力Fが低下する。しか
し、適切な条件の下でシールド部材55の厚さを設定す
れば、ヨーク51とシールド部材55とを合わせた磁束
の通路の体積は増加するため、ギャップ磁束密度Bg
増加し、結果的には推力は維持される。
【0041】以上説明したように、本実施の形態におけ
るアクチュエータによれば、ヨーク51を大きくせずに
マグネット52を大きくすることで、ギャップ磁束密度
を大きくしてアクチュエータ50,60の小型化、軽量
化を図り、且つ、外装43に最も近い外周側の部分につ
いてのみ、ヨーク51と一体的にシールド部材55を設
けることによって、アクチュエータ全体の大きさをあま
り大きくすることなく、漏れ磁束が外装43の外側に悪
影響を与えるのを防止するようにしたので、アクチュエ
ータ50,60の小型化と漏れ磁束の影響の防止とを両
立させることができる。また、本実施の形態によれば、
外装43の近くにアクチュエータ50,60を配置する
ことができるので、光軸角可変装置11全体の高密度
化、小型化が可能となる。
【0042】更に、本実施の形態では、シールド部材5
5をヨーク51と一体的に設けたので、シールド部材5
5は、外装43外に対する漏れ磁束の影響を低減するこ
とができるだけでなく、ヨーク51と同様に磁束の通路
として機能し、その結果、ギャップ密度を向上させるこ
とから、アクチュエータ50,60の小型化、軽量化に
も寄与する。なお、外装43外に対する漏れ磁束の影響
を低減する手段としては、アクチュエータと外装43内
壁との間に、アクチュエータとは別個にシールドを設け
ることも考えられが、この場合には、アクチュエータに
おけるギャップ密度の向上は望めない。
【0043】図10ないし図12は本発明の第2の実施
の形態に係り、図10は本実施の形態におけるアクチュ
エータについて上ヨークを省略して示す正面図、図11
は図10の底面図、図12は本実施の形態におけるアク
チュエータを示す斜視図である。本実施の形態における
アクチュエータ71は、筐体90によって囲まれてい
る。アクチュエータ71における下ヨーク51aの長手
方向の両端部には、雌ねじを有する固定部80が形成さ
れ、この固定部80の雌ねじと筐体90とに雄ねじ81
を螺入することによって、アクチュエータ71が筐体9
0に固定されている。
【0044】本実施の形態では、ヨーク51の長手方向
の両端部は、固定部80が存在することから、筐体90
との間に空隙が生じるが、ヨーク51の外周側は、筐体
90に近付けられる。従って、ヨーク51の外周側にお
ける漏れ磁束の発生を防止する必要がある。そこで、本
実施の形態では、第1の実施の形態のようにヨーク51
の外周側にシールド部材55を設ける代わりに、ヨーク
51の外周側に、下ヨーク51aを延長して、下ヨーク
51aと一体の磁気遮蔽部75を形成している。本実施
の形態では、特に、磁気遮蔽部75の厚みW1 を、ヨー
ク51の他の部分の厚みよりも大きくして、ヨーク51
の外周側における漏れ磁束の発生防止の効果を高めてい
る。
【0045】本実施の形態によれば、ヨーク51の外周
側では磁束が磁気遮蔽部75内を通過するため、漏れ磁
束の発生が防止され、筐体90外に対する漏れ磁束の影
響を防止することができる。また、本実施の形態によれ
ばヨーク51を延長して磁気遮蔽部75を形成したの
で、第1の実施の形態に比べて、アクチュエータ71の
製造が容易になる。本実施の形態におけるその他の構
成、作用および効果は、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0046】図13ないし図15は本発明の第3の実施
の形態に係り、図13は本実施の形態におけるアクチュ
エータについて上ヨークを省略して示す正面図、図14
は図13の底面図、図15は本実施の形態におけるアク
チュエータを示す斜視図である。なお、本実施の形態に
おけるアクチュエータ72による被駆動部は、第1の実
施の形態におけるレンズ41,42のように回動するも
のではなく、直線的に移動するものとする。従って、ア
クチュエータ72におけるコイル53aは直線的に移動
し、ヨーク52の全体形状は、第1および第2の実施の
形態のように湾曲しておらず、コイル53aの移動の軌
跡に沿った直線的な形状になっている。
【0047】本実施の形態におけるアクチュエータ72
は、第2の実施の形態と同様に、筐体90によって囲ま
れている。アクチュエータ72における下ヨーク51a
の外周側(筐体90側)の端部の2箇所には、雌ねじを
有する固定部80が形成され、この固定部80の雌ねじ
と筐体90とに雄ねじ81を螺入することによって、ア
クチュエータ71が筐体90に固定されている。
【0048】本実施の形態では、ヨーク51の外周側
は、固定部80が存在することから、筐体90との間に
空隙が生じる。また、図13におけるヨーク51の下方
側の端部の近傍には筐体90の壁面が存在しないが、ヨ
ーク51の上方側の端部の近傍に筐体90の壁面が存在
する。従って、本実施の形態では、ヨーク51の上方側
における漏れ磁束の発生を防止する必要がある。そこ
で、本実施の形態では、下ヨーク51aの上方側の端部
の厚みW2 を、ヨーク51の他の部分の厚みよりも大き
くすることによって、ヨーク51の上方側の端部に磁気
遮蔽部75を形成している。
【0049】本実施の形態によれば、ヨーク51の上方
側の端部では磁束が磁気遮蔽部75内を通過するため、
漏れ磁束の発生が防止され、筐体90外に対する漏れ磁
束の影響を防止することができる。本実施の形態におけ
るその他の構成、作用および効果は、第2の実施の形態
と同様である。
【0050】図16ないし図18は本発明の第4の実施
の形態に係り、図16は本実施の形態におけるアクチュ
エータについて上ヨークを省略して示す正面図、図17
は図16の底面図、図18は本実施の形態におけるアク
チュエータを示す斜視図である。第3の実施の形態と同
様に、本実施の形態におけるアクチュエータ73による
被駆動部は、直線的に移動するものとする。従って、ア
クチュエータ73におけるコイル53aは直線的に移動
し、ヨーク52の全体形状は、第1および第2の実施の
形態のように湾曲しておらず、コイル53aの移動の軌
跡に沿った直線的な形状になっている。
【0051】本実施の形態におけるアクチュエータ73
は、第3の実施の形態と同様に、筐体90によって囲ま
れている。アクチュエータ71における下ヨーク51a
の外周側(筐体90側)の端部の2箇所には、雌ねじを
有する固定部80が形成され、この固定部80の雌ねじ
と筐体90とに雄ねじ81を螺入することによって、ア
クチュエータ71が筐体90に固定されている。
【0052】本実施の形態では、ヨーク51の外周側
は、固定部80が存在することから、筐体90との間に
空隙が生じる。また、本実施の形態では、図16におけ
るヨーク51の下方側の端部には筐体90の壁面が存在
せず、ヨーク51の上方側には筐体90の壁面が存在す
るが、ヨーク51と筐体90の壁面との間をある程度離
すことができるものとする。しかしなから、本実施の形
態では、図17に示したように、上ヨーク51bの近傍
に筐体90の壁面が存在するものとする。従って、本実
施の形態では、上ヨーク51b側における漏れ磁束の発
生を防止する必要がある。そこで、本実施の形態では、
上ヨーク51bの厚みW3 を、ヨーク51の他の部分の
厚みよりも大きくすることによって、磁気遮蔽部75を
形成している。
【0053】本実施の形態によれば、上ヨーク51b側
では磁束が磁気遮蔽部75(上ヨーク51b)内を通過
するため、漏れ磁束の発生が防止され、筐体90外に対
する漏れ磁束の影響を防止することができる。本実施の
形態におけるその他の構成、作用および効果は、第3の
実施の形態と同様である。
【0054】なお、本発明のアクチュエータは、第1の
実施の形態で挙げた平凹レンズ41と平凸レンズ42を
用いた光軸角可変装置のレンズ駆動装置に限らず、光デ
ィスク装置(再生専用型,追記型,記録・消去可能型の
いずれも含む。)やハードディスク装置におけるピック
アップ駆動装置等の種々の装置に適用することができ
る。特に、本発明のアクチュエータは、所定の方向の漏
れ磁束の影響を防止することができるので、記録や再生
に磁気を利用する光磁気ディスク装置やハードディスク
装置等に使用する場合に有用となる。
【0055】また、本発明が適用される光軸角可変装置
は、第1の実施の形態で挙げたようなアダプタ型のもの
に限らず、ビデオカメラ等に一体的に組み込まれたもの
や、カメラレンズと一体化されたものでも良い。また、
本発明が適用される光軸角可変装置は、ビデオカメラに
限らず、スチールカメラや、映画用フィルムを用いる撮
影機等の他の種類の撮像装置にも適用することができ、
更には、画像を投写する映写機や、単に画像を形成する
だけの望遠鏡のような光学システムにも適用することが
できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載のアク
チュエータによれば、ヨークの周囲のうち、ヨークから
の漏れ磁束の発生を抑制する必要のある部分についての
み、ヨークと一体的に、磁気遮蔽部を設けることによ
り、ヨークを小さくしながら、ヨークからの漏れ磁束の
発生を抑制することが可能となり、大型化、重量化を抑
えながら、外部に対する漏れ磁束の影響を抑えることが
できるという効果を奏する。
【0057】また、請求項2ないし4のいずれかに記載
の光軸角可変装置におけるレンズ駆動装置によれば、ヨ
ークの周囲のうち、ヨークからの漏れ磁束の発生を抑制
する必要のある部分についてのみ、ヨークと一体的に、
磁気遮蔽部を設けることにより、ヨークを小さくしなが
ら、ヨークからの漏れ磁束の発生を抑制することが可能
となり、大型化、重量化を抑えながら、外部に対する漏
れ磁束の影響を抑えることができ、その結果、レンズ駆
動装置の小型化、軽量化を可能とするという効果を奏す
る。
【0058】また、請求項3記載の光軸角可変装置にお
けるレンズ駆動装置によれば、磁気遮蔽部が、ヨークの
周囲のうち、光軸角可変装置の外装に最も近い箇所を含
む部分に設けられているので、請求項2記載の光軸角可
変装置におけるレンズ駆動装置の効果に加え、漏れ磁束
が外装の外側に悪影響を与えるのを防止することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエー
タが適用される光軸角可変装置を示す斜視図である。
【図2】図1に示した光軸角可変装置の正面図である。
【図3】図2のA−A′線断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエー
タの正面図である。
【図5】図4のB−B′線断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るアクチュエー
タと比較するためのアクチュエータの正面図である。
【図7】図6のC−C′線断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る光軸角可変装
置におけるレンズ駆動装置が適用されるカメラ一体型V
TRの外観を示す側面図である。
【図9】図1における画像振れ補正装置の回路構成を示
すブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るアクチュエ
ータを示す正面図である。
【図11】図10に示したアクチュエータの底面図であ
る。
【図12】図10に示したアクチュエータの斜視図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るアクチュエ
ータを示す正面図である。
【図14】図13に示したアクチュエータの底面図であ
る。
【図15】図13に示したアクチュエータの斜視図であ
る。
【図16】本発明の第4の実施の形態に係るアクチュエ
ータを示す正面図である。
【図17】図16に示したアクチュエータの底面図であ
る。
【図18】図16に示したアクチュエータの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…カメラ一体型VTR、10…画像振れ補正装置、1
1…光軸角可変装置、50,60…アクチュエータ、4
1…平凹レンズ、42…平凸レンズ、51…ヨーク、5
2…マグネット、53a,53b…コイル、54a,5
4b…コイルホルダ、55…シールド部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔を開けて対向するように配置
    されたマグネットと、 このマグネットから発生される磁束の通路を形成するヨ
    ークと、 対向する前記マグネット間において移動可能に配置され
    たコイルと、 前記ヨークの周囲のうち所定の一部についてのみ、前記
    ヨークと一体的に設けられ、前記ヨークからの漏れ磁束
    の発生を抑制するための磁気遮蔽部とを備えたことを特
    徴とするアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 レンズを駆動することによって入射側の
    光軸に対して出射側の光軸がなす角度を変えることの可
    能な光軸角可変装置に用いられ、 所定の間隔を開けて対向するように配置されたマグネッ
    トと、 このマグネットから発生される磁束の通路を形成するヨ
    ークと、 対向する前記マグネット間において移動可能に配置さ
    れ、前記レンズに連結されるコイルと、 前記ヨークの周囲のうち所定の一部についてのみ、前記
    ヨークと一体的に設けられ、前記ヨークからの漏れ磁束
    の発生を抑制するための磁気遮蔽部とを備えたことを特
    徴とする光軸角可変装置におけるレンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気遮蔽部は、前記ヨークの周囲の
    うち、前記光軸角可変装置の外装に最も近い箇所を含む
    部分に設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    光軸角可変装置におけるレンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記光軸角可変装置は、光軸方向に沿っ
    て配設され、球面同士が対向し、且つ平面同士がなす角
    度が変化し得るように、それぞれ、各球面の曲率中心を
    通る直線に沿った回転軸を中心にして回動自在に支持さ
    れた平凹レンズおよび平凸レンズとを有し、 前記マグネット、ヨーク、コイルおよび磁気遮蔽部は、
    各レンズに対応して設けられ、且つ各レンズに対応する
    コイルは、各レンズの回転軸に対して垂直な面に沿って
    移動可能となっていることを特徴とする請求項2記載の
    光軸角可変装置におけるレンズ駆動装置。
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