JPH1025366A - 一体ゴムをベースとするタイヤトレッド - Google Patents
一体ゴムをベースとするタイヤトレッドInfo
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- JPH1025366A JPH1025366A JP9079503A JP7950397A JPH1025366A JP H1025366 A JPH1025366 A JP H1025366A JP 9079503 A JP9079503 A JP 9079503A JP 7950397 A JP7950397 A JP 7950397A JP H1025366 A JPH1025366 A JP H1025366A
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Abstract
を示すタイヤトレッドを提供する。 【解決手段】 該タイヤトレッドは、トレッドゴム、殊
にはAB−ブロックコポリマーまたは特殊な高TG−タ
ーポリマーに天然ゴムをブレンドすることを特徴とする
一体ゴムをベースとする。 【効果】 良好な湿潤滑り特性が得られ、ころがり抵抗
は変わらない。
Description
をベースとするタイヤトレッドに関する。
で特別の位置を占める。なかでもこれは、タイヤトレッ
ドが車両と路面の間に狭い接触面を構成することにあ
る。その際、走行の際の車両の特性は、特にタイヤトレ
ッドの種類と品質に依存する。その際、最適なタイヤト
レッドは、広い範囲にわたる要求項目を満たさなければ
ならない。高い耐磨耗性および全天候性、すなわち同時
に良好な冬季特性の他にも、低いころがり抵抗を有しな
ければならない。走行安全性の問題から、滑り抵抗、殊
に湿潤路面に対する滑り抵抗が著しく高い意義を有する
ことになる。これにより、通例のブロックブレーキの他
に、近年次第に著しく改善され、広く使用されているア
ンチロックブレーキシステム(ABS)が新しいタイヤ
トレッドポリマーの開発のために重要となってきてお
り、これは特にASBブレーキにおける特殊な状態に適
合しなければならない。欧州特許出願公開(EP−A)
第0430617号明細書および欧州特許出願公開(E
P−A)第0500338号明細書には、柔軟化剤とし
て通常の芳香族油を用いる改善されたABSブレーキの
ためのタイヤトレッドゴムが記載されている。
ためには、室温弾性率が中心的な重要性を有する。これ
は、これまでエマルションSBRにおける湿潤滑り挙動
の評価の場合に実証されている。
緩衝性、すなわち殊に低い室温弾性率を有するトレッド
ポリマーの使用が必要である。それにより一般にドイツ
特許出願公開(DE−A)第3724871号明細書に
基づき高いガラス転移温度を有するポリマーが製造され
た。すなわち、 ブタジエンをベースとするブロックA (均一に分散されたビニル基含有量8〜60%) 40〜80%、 ブタジエン 60%以下 イソプレン 0〜60%、および スチレン 0〜45% をベースとするブロックB 60〜20% から成り、その際ジエン単位のビニル含有量が75〜9
0%である不飽和のエラストマー性AB−ブロック共重
合体である。
タジエンとスチレンから成るコポリマーも該当する。こ
れらのコポリマー(以下では溶液重合SBRと呼ぶ)
は、ブタジエンとスチレン15〜35%から成り、その
際、ブタジエン単位のビニル含有量(ブタジエンに対
し)は、35〜90%の間にある。
たは溶液重合SBRは、高いガラス転移温度を有する。
デルは、実施例2の表1中に示されているものである。
ベースゴム(実施例1)に対して、8の弾性率を有する
アスファルトおよびコンクリート上のブロックブレーキ
は、101および116である。しかし、全く意外なこ
とには、アスファルト上のABSブレーキの際の低下
は、ベースゴムに対して85%である。これは、一体ゴ
ム分子中に組み込まれた弱い負荷の場合の湿潤滑りポテ
ンシャルは、低速の場合のアスファルト上のABSブレ
ーキに現れるように道路上に転換できないことを意味す
る。
ち、急激な負荷の場合には、標準水準のほとんど98%
の標準水準に達する。
のような高TG−ゴムと天然ゴム(NR)とのブレンド
の製造により、試験データは悪化するけれども、ABS
ブレーキが著しく改善されることを発見した。
転移温度を有し、従って天然ゴムの添加自体では湿潤滑
りの悪化が予想されるので、この結果は意外である。
コポリマーB(実施例3)75phrとのブレンドを製
造すると、室温弾性率が実施例2に対して8から20%
に上昇する。それにもかかわらず、湿潤時のブロックブ
レーキは107%に、またABSブレーキは84%から
104%に上昇する。NR50phrのブレンド(実施
例4)は、実験室の値はさらに悪化するけれども、AB
Sブレーキはベースゴムに対して102%となる。同時
に、転がり抵抗はベースゴムに対して102%に上昇す
る。実施例3および4における0℃におけるショアA硬
度の同時低下は、実施例2に対する冬季性能の改善をも
たらす。
天然ゴムをブレンドすることにより、さらに良好な湿潤
滑り特性がABSブレーキの場合でもブロックブレーキ
の場合でも得られる。すなわち、実施例5の場合に、C
40phr:天然ゴム60phrのブレンド比を有する
ターポリマーCは、ベースゴムに対して113%のAB
Sブレーキとなる。ターポリマーC60phr:天然ゴ
ム40phrの場合には、ベースゴムに対してABSブ
レーキにおいて22%の改善が認められる(実施例
6)。
スチレン、またはブタジエンおよびスチレンをベースと
するAB−ブロックコポリマーおよびABC−ブロック
コポリマーが用いられる。例として以下のものが挙げら
れる: ブタジエンをベースとするブロックA (均一に分散されたビニル基含有量8〜60%) 40〜80%、 ブタジエン 60%以下、 イソプレン 0〜60%および スチレン 0〜45% をベースとするブロックB 60〜20% から成り、その際ジエン単位のビニル含有量が75〜9
0%であるAB−ブロック共重合体。ブロックBのブタ
ジエン含有量は、有利には5〜60%である。
〜90%であるAB−ブロック共重合体から成る単離B
−ブロック(=ターポリマー)。単離B−ブロックの有
利なブタジエン含有量は、5〜60%である。
%であるブタジエンとスチレンとのコポリマーも用いら
れる。
5%の室温弾性率(22℃において)を有する一体ゴ
ム、ならびに通常の添加物質をベースとし、ABSブレ
ーキの際に著しく改善されたころがり抵抗および湿潤滑
り挙動性を有するタイヤトレッドにおいて、トレッドゴ
ムに天然ゴムをブレンドすることを特徴とする。
は、 天然ゴム 10〜60phrおよび ポリマー 90〜40phr の間にあることができる。
における不活性有機溶剤中のモノマーのアニオン重合に
よるAB−ブロック共重合体またはABC−ブロック共
重合体の製造方法は、最初に助触媒が存在しない状態で
ブタジエンの重合によりブロックAを製造することを特
徴とする。その後、場合によりスチレンの存在下で、助
触媒が存在しない状態でブタジエンおよびイソプレンを
重合させるか、または助触媒の存在下でブタジエン重合
を継続させるかのいずれかによりブロックBを製造す
る。引き続き、助触媒の存在下でブタジエンおよびイソ
プレン、場合によりスチレンから成る混合物を重合させ
る(ブロックC)。
始特に、その製造にそれぞれ必要な量のモノマーを反応
槽中に加えることができる。しかし、ブロックAの重合
の開始時点ですでにブタジエンの全量を装入し、ブロッ
クBを助触媒またはイソプレンの添加により開始させて
もよい。イソプレンの添加に関しても同様の考慮が可能
である。ブロックBおよび/またはCのコモノマーとし
てスチレンの添加が有利である。
BC−ブロック共重合体の製造方法を詳しく記載する。
する。炭素原子6〜12個を有する炭化水素、例えばペ
ンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンおよびデカンな
らびにこれらの環状の類似体が殊に好適である。また、
芳香族溶剤、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等も
好適である。上記の溶剤の混合物も使用できることは勿
論である。
ン化アルキルと反応させて容易に製造できるアルキルリ
チウム化合物が使用される。これらのアルキル基は炭素
原子1〜10個を有する。いずれの水素原子もフェニル
基で置換されていてもよい。下記のアルキルリチウム化
合物が特に好適である:メチルリチウム、エチルリチウ
ム、ペンチルリチウム;有利にはn−ブチルリチウムで
ある。
段の重合工程を少量の枝分れ剤、例えばジビニルベンゼ
ン(DVB)の存在下で実施すると有利である。モノマ
ー100部に対してDVB最大0.5部を用いる。重合
後にカプリングが予想される場合には、このような添加
は行わない。
般に、得られるブロック共重合体が下記の性質を有する
ように選択する。
在下で製造される。
−および/または3,4−構造単位を有する重合体が得
られるようにすることが重要である。
する、すなわち、重合の経過の間にできるだけ完全に
1,2−および/または3,4−構造単位が形成される
ように制御するその能力に従って行う。
用できることは勿論である。
チレングリコールおよびジエチレングリコールのジアル
キルエーテルであって、これらのアルキル基はいずれも
炭素原子4個以下を有し、例えばエチレングリコールジ
エチルエーテル(DEE)である。
際に一般式: R1−O−CH2−CH2−O−R2 〔式中、R1およびR2は、メチル、エチル、n−および
イソ−プロピルならびにn−、イソ−、sec−および
t−ブチルのグループからの種々の炭素原子を有するア
ルキル基である〕のエーテルが有利である。有利には、
両方の基R1およびR2の炭素原子の和が5〜7個、殊に
は6個である。殊に好適なエチレングリコールエーテル
は、R1=エチルかつR2=t−ブチルを有する化合物で
ある。グリコールエーテルは、例えばウイリアムソン合
成の法則に従い、ナトリウムアルコラートおよびハロゲ
ン化アルキルから得られる。式: R1−O−CH2−CH2−O−C(CH3)3 のエーテルは、簡単な方法により、相当するアルコー
ル: R1−O−CH2−CH2−OH をイソブテンと一緒に酸性イオン交換体の存在下におけ
る反応により製造できる。
N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,
N’,N’−テトラエチルエチレンジアミンおよびトリ
エチレンジアミンである。
モルホリンおよびN−エチルモルホリンである。
〜30:1、殊には2:1〜15:1の比率で使用され
る。高温においては、希望する微細構造制御を得るため
に一般に大量の助触媒が必要である。反応温度100℃
を越えてはならない。上昇または下降する温度において
操作することも可能である。しかし、この場合には、微
細構造が基本的には変化しないように配慮すべきであ
る。
媒を加えるべきかは、希望するビニル基含有量により左
右される。
製造の場合に、スチレンをコモノマーとして添加する。
好適な手段により、AB−ブロック共重合体中のポリス
チレンブロックの含有量が2質量%を越えないように注
意すること。ポリスチレンブロックの含有量の測定方法
に関しては、標準的参考書のホウベン−ヴァイル著「有
機化学の方法」(Houben-Weyl"MethodenderOrganischenC
hemie、14/1巻(1061)、698ページ)に記載されている。
は、ポリスチレンブロックの形成を抑制する性質を有す
ることが知られている。同様の性質は、ランダム化剤と
呼ばれ、多くの場合、アルコラートのカリウム塩ならび
に有機カルボン酸およびスルホン酸である化合物も有し
ている。
了後に存在する「リビングポリマー」をカプリング剤を
用いて分枝状または星型ブロック共重合体に変換させる
こともできる。
例えばエポキシ化アマニ油、ポリイソシアネート、ポリ
ケトン、例えば1,3,6−ヘキサントリオン、ポリア
ンヒドリド、例えばピロメリチン酸のジアンヒドリド、
およびジカルボン酸エステル、例えばアジピン酸ジメチ
ルエステルである。殊に好適であるのは以下のものであ
る:元素Si、Ge、SnおよびPbのテトラハロゲン
化物、殊にはSiCl4、n=1〜6、殊にはn=1お
よび2である一般式:Rn〔SiHal3〕nの有機化合
物、ここでRはn価の有機基、例えば炭素原子6〜16
個を有する脂肪族、脂環式または芳香族基である。例え
ば1,2,4−トリス(2−トリクロロシリルエチル)
−シクロヘキサン、1,8−ビス(トリクロロシリル)
−オクタンおよび1−(トリクロロシリル)−オクタン
が挙げられる;少なくとも1個の基>SiHal2を有
する有機化合物、例えばジメチルシリルクロリド、3≧
m≧1である一般式Si(H)m(Hal)4-mのハロゲ
ンシラン化水素、ジビニルベンゼンおよびトリビニルベ
ンゼン、例えば1,4−ジビニルベンゼン。
いると有利であることが知られている。
できる。
成る炭化水素混合物が使用される。この水素化C6画分
のその他の成分は、殊にはペンタン、ヘプタンおよびオ
クタンならびにこれらの異性体である。溶剤は、孔の大
きさ0.4nmのモレキュラーシーブ上を通して乾燥し
て水含有量を10ppmに低下させ、引き続きN2を用
いてストリップする。
い限り、ヘキサン中の20重量%溶液の形で使用される
n−ブチルリチウムを用いる。
その使用24時間前に還流させながら水素化カルシウム
上で煮沸、蒸留し、o−フェナントロリンの存在下でn
−ブチルリチウムを用いて滴定により取り出す。
を通して蒸留し、引き続きo−フェナントロリンの存在
下でn−ブチルリチウムを用いて滴定する。
ニルベンゼンおよびp−ジビニルベンゼンの混合物とし
て存在し、ヘキサン中の64%溶液として使用する。変
換率の測定は、溶剤およびモノマーの蒸発除去の後の固
体含有量を測定して行う。
行う。
反応の後に星型構造を有し、未カプリングゴムに対して
著しく高い分子量を特徴とするゴムの比率を採用する。
その測定はGPC分析を用いて行い、その際、溶剤とし
てテトラヒドロフラン、カラム物質としてポリスチレン
を用いる。重合体は、光散乱検出法を用いて特性化す
る。このために、反応器から助触媒添加前および反応終
了時に試料を採取する。デフォー硬度(DH)およびデ
フォー弾性率(DE)は、通常の測定法により測定する
(DIN53514)。
の組み合わせは、下記のようにして特性化できる(これ
に関しては、Kautschuk + Gummi Kunststoffe 39、
No9/86年、816ページ参照)。
で使用できる。すなわち、油量は、活性で強化性の充填
剤の使用量に従ってそれぞれ定まる。
フテン系またはパラフィン系油でも、または上記の仕様
からの任意のブレンドでも使用できる。芳香族またはナ
フテン系油を使用すると有利である。通常の活性カーボ
ンブラックの代わりに、鉱物性充填剤(例えばケイ酸)
またはこれら両者の混合物も使用できる。カーボンブラ
ックまたはケイ酸は、50〜90phrを使用する。両
者の成分から成るブレンドの場合には、ブレンドの量は
同様に50〜90phrである。
hrおよび芳香族油10phrとの一般加硫混合物(実
施例参照)に従って製造され、試験室で試験され、その
際、室温弾性率は22℃で測定される。その際、一体ゴ
ムまたは上記のゴムから成る任意のブレンドであっても
よい。
る場合には、天然ゴムとのブレンドの製造により、AB
Sブレーキを著しく改善できる。
り、ゴム成分と添加物質との混合により行う。通常の添
加物質は、例えばカーボンブラック、ケイ酸、柔軟化
剤、促進剤、老化防止剤およびオゾン劣化防止剤および
樹脂である。混合は、通常の混合装置、例えば混練機お
よびロール機により行う。その際に調整する温度は、公
知のように化合物の組成および混合方法に関連する。
ベースゴムである実施例1に対するもので、100より
大きいすべての値はベースゴムよりも良い。
ル、湿潤時のブロックブレーキ。
BS−ブレーキ。
g/cm3、荷重330kg、温度35℃においてロー
ラー式試験台上で測定。100より大きいすべての値は
ベースゴムよりも良い。
プレンポリマーA(ベースゴム) ブナ・ヒュルス(BUNA(R)HUELS)EM1712は、通常
のスチレン−ブタジエン−ゴムであり、油37.5部を
用いて油展してある。以後に記載する一般加硫混合物と
は異なり、ブナ・ヒュルスEM1712は下記の組成で
加硫する。
ーブ中に、ヘキサン275部、1,3−ブタジエン40
部およびDVB0.03部を装入し、モレキュラーシー
ブ(0.4mm)上で乾燥した後に熱電制御しながらn
−ブチルリチウム(BuLi)を用いて滴定する。重合
は、50℃においてn−ブチルリチウム0.032部を
加えて開始させる。冷却しているにもかかわらず温度は
短時間で最高62℃に上昇する。107分後に、装入し
た1,3−ブタジエンが実質的に完全に転換した後に、
IR−試料を採取し、最終製品のように処理する。
二のV2A攪拌オートクレーブ(40℃)中に入れる。
これにはヘキサン190部中の1,3−ブタジエン15
部、イソプレン30部およびスチレン15部のn−ブチ
ルリチウムで滴定した溶液が入っている。
ーテル2.0部を加える。温度は50℃に一定に保持す
る。開始4時間後に、含水トルエン2部中の2,2−メ
チレン−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)
0.5部の溶液を加えて重合を停止させる。溶剤を水蒸
気を用いて留去し、重合体を24時間、70℃で通風乾
燥機中で乾燥させる。
に、ヘキサン400部、1,3−ブタジエン25部、イ
ソプレン50部、スチレン25部、DVB0.02部お
よびエチレングリコール−t−ブチルエーテル1.0部
から成るモノマー混合物を装入し、モレキュラーシーブ
(0.4mm)上で乾燥した後に熱電制御しながらブチ
ルリチウムを用いて滴定する。重合は、40℃において
n−ブチルリチウム0.054部を加えて開始させる。
軽く冷却して温度は8分後に108℃に達する。この温
度で内容物は30分間後反応できる。50℃に冷却した
後に、含水トルエン2部中の2,2’−メチレン−ビス
−(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)0.5部
の溶液を加えて重合を停止させる。溶剤を水蒸気を用い
て留去し、重合体を24時間、70℃で通風乾燥機中で
乾燥させる。
混合物を製造する(第1表参照)。
20、ヴルカチットCZおよびヴルカチットDZはバイ
エル株式会社、レフェルクーゼン(Bayer AG,Leverkuse
n)、およびコレシンはベー・アー・エス・エフ株式会
社、ルードヴィッヒスハーフェン(BASF AG, Ludwigsha
fen)から入手できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 5から35%の室温弾性率(22℃にお
いて)を有する一体ゴム、ならびに通常の添加物質をベ
ースとし、ABSブレーキの際に著しく改善されたころ
がり抵抗および湿潤滑り挙動性を有するタイヤトレッド
において、トレッドゴムに天然ゴムをブレンドすること
を特徴とするタイヤトレッド。 - 【請求項2】 一体ゴムとして、 ブタジエンをベースとするブロックA (均一に分散されたビニル基含有量8〜60%) 40〜80%、 ブタジエン 60%以下、 イソプレン 0〜60%、および スチレン 0〜45% をベースとするブロックB 60〜20% から成り、その際ジエン単位のビニル含有量が75〜9
0%であるAB−ブロック共重合体を用いる、請求項1
記載のタイヤトレッド。 - 【請求項3】 トレッドゴムとして、 ブタジエン単位およびスチレン単位および/または イソプレン単位から成り、ビニル基含有量ならびに イソプロピル基含有量(V)が15%未満であるブロックA 40〜75%、 ブタジエン単位およびスチレン単位および/または イソプレン単位から成るブロックB(V>70%) 5〜25% または スチレン単位、イソプレン単位および/または 場合によりブタジエン単位から成るブロックB’ (V<15%) 5〜25% および スチレン単位、イソプレン単位および/または 場合によりブタジエン単位から成るブロックC (V>70%) 20〜55% から成るABC−ブロック共重合体を用いる、請求項1
または2に記載のタイヤトレッド。 - 【請求項4】 トレッドゴムが、 ブタジエン 5〜60% イソプレン 0〜60%および スチレン 0〜45% をベースとし、その際ジエン単位のビニル含有量が50
〜90%であるコポリマーおよび天然ゴムから成るブレ
ンドから成り、かつ、5〜35%の室温弾性率(22℃
において)を有する、請求項1記載のタイヤトレッド。 - 【請求項5】 トレッドゴムが、カーボンブラックおよ
び/または鉱物性充填剤を含む芳香族および/またはナ
フテン系および/またはパラフィン系油を含む、請求項
1から4までのいずれか1項記載のタイヤトレッド。 - 【請求項6】 一体ゴムまたはコポリマーの天然ゴムに
対するブレンド比が90:10から40:60にある、
請求項1から5までのいずれか1項記載のタイヤトレッ
ド。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19613193.6 | 1996-04-02 | ||
DE19613193A DE19613193A1 (de) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | Reifenlaufflächen mit geringem Rollwiderstand und verbessertem ABS-Bremsen |
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