JPH10253460A - 乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置 - Google Patents

乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置

Info

Publication number
JPH10253460A
JPH10253460A JP9058717A JP5871797A JPH10253460A JP H10253460 A JPH10253460 A JP H10253460A JP 9058717 A JP9058717 A JP 9058717A JP 5871797 A JP5871797 A JP 5871797A JP H10253460 A JPH10253460 A JP H10253460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
engine room
sphere
thermal environment
spherical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9058717A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Shimonosono
均 下野園
Satoru Imabetsupu
悟 今別府
Shizuo Yamamoto
静雄 山元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9058717A priority Critical patent/JPH10253460A/ja
Publication of JPH10253460A publication Critical patent/JPH10253460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少数の測温点によりエンジンルーム内の熱環
境が検知でき、これにより複数の部品温度を計測するこ
となく、見積もることができる乗用車用エンジンルーム
内熱環境モニタ装置の提供。 【解決手段】 エンジンルーム内に、放射率が0に近い
球(白体球)と、放射率が1に近い球(黒体球)とを隣
接して配置し、該両球の温度を計測する手段を有し、白
体球の温度から雰囲気温度を求め、白体球と黒体球との
温度差から排気管など高温熱源からの輻射熱量を評価す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はエンジンルーム内
の熱環境を検知し、エンジンルーム内の部品温度を見積
もることによって、部品熱信頼性を向上させる乗用車用
エンジンルーム内熱環境モニタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 例えば排気ガスの温度あるいは床温を
検知して、それらがある温度以上であれば警報を発し、
運転者に注意を促すものがある。((図14)出典:自
動車技術ハンドブック、設計編)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら上記従
来技術にあっては、検知できるのはセンサーが装着され
ている場所だけであること、および温度が上昇した原因
までは分からず、予防あるいは再発防止ができないとい
う問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 そこで本発明では、エ
ンジンルーム内に、放射率が0に近い球(白体球)と、
放射率が1に近い球(黒体球)とを隣接して配置し、該
両球の温度を計測する手段を有し、白体球の温度から雰
囲気温度を求め、白体球と黒体球との温度差から排気管
など高温熱源からの輻射熱量を評価するようにしたこ
と、さらに前記白体球と黒体球の温度および車速、吸気
圧、水温、エンジン回転速度、外気温、エアコンスイッ
チとの組み合わせと、エンジンルーム内部品の温度とを
あらかじめ関数として相関つけておき、任意の走行条件
において前記両球の温度と運転条件から任意の部品温度
を見積れるようにしたことにより、一部の温度データか
らその周囲の部品温度を判断できるようにした。
【0005】また、エンジン冷却水温、吸気圧、エンジ
ン回転、車速、外気温、エアコンスイッチから、あるべ
き部品温度範囲を予め設定しておき、請求項2記載の乗
用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置により見積ら
れた部品温度と比較し、予め設定された基準温度レベル
よりも高い場合、警報を出すようにし、さらに請求項2
記載の乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置によ
り見積られた部品温度を温度履歴として積算し、該積算
値と経過時間との組み合わせにより部品の寿命を予測
し、前記温度の積算値と経過時間との組み合わせがある
基準値を越えた場合、警報を出すようにした。
【0006】また、前記により求められた雰囲気温度と
評価された輻射熱量とにより、熱環境を悪化させている
要因を予想し、該要因を取り除くためのエンジン制御を
適切に行うように構成することにより、上記問題点を解
決している。
【0007】本発明によれば、少数の測温点によりエン
ジンルーム内の熱環境が検知でき、これにより複数の部
品温度を計測することなく見積もることができる。ま
た、これにより見積もられた部品温度と予め設定された
基準温度とを比較することによって、故障を予見するこ
とができる。さらに、部品温度が上昇する要因を特定す
ることによって、部品温度上昇を回避するようにエンジ
ンを制御することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に基づいて
説明する。まず、乗用車エンジンルーム内に置かれた球
における熱授受の様子を図1に示す。雰囲気温との間の
対流熱伝達、排気管など高温熱源との間の輻射熱交換、
および球自身に蓄熱される顕熱がある。これらの関係を
表す熱収支式を以下に示す。
【数1】 ここで、左辺は球に蓄えられる顕熱、右辺第一項は雰囲
気との対流伝熱、右辺第二項は高温熱源との幅射熱交換
量であり、各記号は以下の通りとなる。 G;部品重量 Cp;部品比熱 T;部品温度
τ;時間 Qconv=α・(Ta−Tm)・Am Qrad=εm・εex・σ・(Tex4 −Tm4 )・
Fme・Am α;熱伝達係数 A;伝熱面積 ε;放射率 F
me;形態係数 添字は、a;雰囲気、m;球、ex;熱源(排気管)を
それぞれ表す。さて、白体球においては、球に於ける放
射率(εm)が0に近いため、輻射熱交換量Qradは
非常に小さい値となる。さらにこの場合、定常状態では
前記熱収支式に於ける左辺が0となるため、Qconv
=0ひいては
【数2】 すなわち球の温度と雰囲気温度が等しくなることにな
る。
【0009】一方、黒体球においては、球に於ける放射
率(εm)が1に近いため、排気管からの輻射熱をほと
んど球の顕熱として蓄え、球の温度を上昇させることに
なる。また、平衡条件においては前記熱収支式の左辺が
同じく0になるため、Qrad=QconvをみたすT
mが球の温度となる。熱収支式を書き換えると、
【数3】 すなわち、周囲の条件が同一であれば、球の温度と雰囲
気温度との温度差は輻射伝熱量の大きさに比例すること
になる。エンジンルーム内の任意の部品においても上記
と同様な熱収支になっており、球に於ける式の各項を明
らかにできれば、エンジンルーム内の周囲の部品熱収支
を代表していると言うことができる。
【0010】図2は本発明による乗用車用エンジンルー
ム内熱環境モニタ装置の概略を示すものである。1が放
射率が0に近い白体球、2が放射率が1に近い黒体球で
あり、それぞれ内部に熱電対を埋め込むことによって各
球の温度(それぞれTwb、Tbb)を検知している。
【0011】ここで材質と放射率との関係を図3(出
典:伝熱工学ハンドブック改訂代版)に示す。放射率が
1に近いものとして粗鋼板がある(図中番号19)。一
方放射率が0に近いものとしてクロム研磨面(図中番号
4)がある。このように、表面を研磨した金属面は放射
率が0に近く、表面に粗さを持たせたものは1に近くな
る。したがって本発明で用いる白体球2、黒体球1は耐
熱性や価格から適切な材質を選び、表面性状を粗面にし
たものを黒体球1、研磨面にしたものを白体球2として
差し支えない。
【0012】さて、上記説明によれば、平衡条件におい
てはTwbが雰囲気温度を示し、Tbb−Twbが輻射
伝熱量の大きさを表すことになる。上記各球1,2の温
度(Twb、Tbb)は演算部に入力され、同じく入力
される車速、エンジン回転速度、吸入負圧、エンジン冷
却水温、外気温、エアコンスイッチなどの情報と組み合
わせて後で説明する処理により、部品温度の算出が行わ
れる。
【0013】図4、図5に上記熱環境モニタ装置をエン
ジンルーム内に装着した様子を示す。エンジン3の側
方、排気管4の近傍に、上記白体球1および黒体球2を
設置している。ここで、輻射を受けるべき黒体球1を輻
射を受けるべきでない白体球2と熱源である排気管4と
の間におき、黒体球1にとっては排気管4からの輻射が
白体球によって阻害されないようにし、白体球2にとっ
ては、黒体球1が排気管4からの幅射を遮るようにし
て、前記輻射の効果が明確に出るようにしている。ま
た、車両の走行方向または冷却ファン5の方向に対して
は白体球1、黒体球2がどちらも前に出ないように配列
し、両者への走行中の風の当たり方が同等となるように
している。また、鉛直上下方向については、排気管4か
らの自然対流が下から上へ流れるため、黒体球1、白体
球2の上下方向高さを略同一にし、いずれも対流熱伝達
係数が同等となるように配慮している。
【0014】次に、上記実施の形態の作用を説明する。
まず、本発明による黒体球1の温度(Tbb)と白体球
2の温度(Twb)とエンジンルーム内部品温度との相
関を図6、図7、図8にもとづいて説明する。同図6〜
8は横軸に白体球2の温度を示し、縦軸に任意の部品温
度を示す。図6は登坂走行中、図7はアイドル時、図8
はキーオフ時の関係を示している。図中の直線群は、予
め計測された、定常状態に於ける白体球2の温度と任意
の部品温度との相関である。
【0015】同直線群のパラメータとなっているTbb
−Twbは、黒体球1と白体球2の温度差を示してお
り、これが0℃の線は輻射伝熱が介在しない条件を示
し、これが大きくなるにしたがって輻射の寄与が大きく
なることを示す。すなわち、実走行あるいは環境実験室
などで、走行条件や外気の環境をパラメータとして実験
を行い、その関係を直線で表したものである。走行条件
によってエンジンルルーム内の流れ形態が異なるので、
登坂走行、アイドル、キーオフそれぞれで直線の傾きが
異なる。すなわちそれぞれ異なった関係式が得られる。
走行条件として、エンジン回転速度、車速を入力してい
るので、それらから現在の運転状況を判断し、適切な関
係式を選定することになる。
【0016】ここで、上記関係は定常状態で成立するも
のであるので、実走行中に定常条件を判断する必要があ
る。しかしながら、実走行中には定常状態はほとんど存
在しない。走行条件としてはある一定時間一定走行をす
ることがあるが、部品には必ず熱容量があり、温度が定
常となるためにはある程度の時間を必要とする。
【0017】そこで本発明では、入力している車速およ
びエンジン回転速度をモニターし、これらがある一定時
間以上変化しない時に白体球2および黒体球1の温度を
ある一定時間間隔入力する。そしてその間の両球1,2
の温度変化から定常状態に於ける平衡温度を予測する。
これは、センサーとして用いている白体球2、黒体球1
の熱容量が既知であるため、前述した熱収支式(一次の
微分方程式)を解くことによって得られる。
【0018】上記モニタは、熱的に厳しくなる条件で実
施する。すなわち、エアコンが作動していることをエア
コンスイッチで判断し、また外気温があるレベル以上の
時とする。ここで外気温によるエンジンルーム内雰囲気
温度の変化が考えられるが、ある範囲内であれば両者は
比例関係にあるので、図6、図7、図8に示す相関を取
得した外気温を基準として、実走行中の外気温との差を
加減する事により補正する。以上のようにして、白体球
2および黒体球1の温度と車両運転条件から任意の部品
温度を見積もることができる。
【0019】見積もられた部品温度から、それが正常か
どうかを判断することにする。そのためには、予めその
車両で起こりうる範囲を決めておき、上記により見積も
られた部品温度が該範囲内に入っているかどうかを判断
することにする。図6、図7、図8中にハッチングで示
しているのがここで説明した起こりうる温度範囲であ
る。すなわち、白体球2の温度はエンジンルーム内の代
表雰囲気温度に相当するが、この上限値(Twb_Ma
x)と、輻射伝熱を表す黒体球1と自体球2の温度差の
上限値(Tbb−Twb_Max)とで囲まれる領域で
ある。上記により見積もられた部品温度が該領域をはず
れた場合、警報を発する。このことは、部品が限界温度
となる前に熱環境の異常を知らせることになり、不具合
を未然に防止することができる。
【0020】部品の寿命は、温度とその持続時間で決定
される。すなわち、高温になることはもちろん良くない
が、比較的低温でも長時間暴露されると、影響が出てく
る。そこで次のようにして対処することにする。すなわ
ち上記のようにして得られた任意の部品温度を、時間と
共に積算する。この積算値はキースイッチが切られても
消えることはなく、部品交換などでリセットされるまで
記憶される。そして、積算された温度と時間の関係で、
部品熱信頼性に影響を及ぼすと判断された場合には、警
報を発し、メンテナンスを促す。
【0021】上記により得られた情報を元にエンジン制
御にフィードバックを行い、部品熱信頼性を確保するた
めの最適の対応策を取ることができる。このことを図9
を用いて説明する。見積もられた部品温度が、予め設定
されている許容領域(図中ハッチング部)から図中Aの
ようにはずれた場合、雰囲気温度上昇が主要因であり、
原因として、エンジン冷却水放熱量の異常、通風系(冷
却ファンなど)の異常、エアコンの異常によるコンデン
サ放熱量増大が考えられる。したがって、この状況が発
生した場合には、前記警報を出すとともに、点火時期が
MBTであることを確認し、空燃比を薄くすることによ
ってエンジン冷却水放熱量を減少させる。図10に点火
時期と冷却水放熱量との関係、図11に空燃比と冷却水
放熱量との関係を示す。点火時期がMBT付近で冷却水
放熱量が最小となり、空燃比を薄くすることにより冷却
水放熱量が減少することを示している。また、電動ファ
ンなど制御可能な通風系を装備している場合、エンジン
冷却水温に関わらず、冷却ファン回転を増大させ、冷却
風量を確保する。
【0022】一方、図中Bのようにはずれた場合、輻射
伝熱が主要因であり、原因として排気管表面温度の上昇
が考えられる。対策として、点火時期を進めることによ
り排気管での放熱量を低減させる。図12に点火時期
と、排気ポートに於ける冷却水放熱量との関係を示す。
点火時期を進めることによって、排気系の放熱量が減少
することを示している。尚、Tbb−Twbの温度差が
あるレベル以上である場合は、失火の可能性があるた
め、理論空燃比、MBTに設定する。
【0023】図中Cのように雰囲気温度も輻射伝熱も異
常であると判断された場合には、エンジン冷却水放熱量
と排気管温度を両立させるために、理論空燃比およびM
BTに設定し、冷却ファンの回転を増大させて対応す
る。
【0024】以上のように、雰囲気温度が異常である場
合と排気管からの輻射が異常である場合とで適切な対応
の仕方が異なっている。従って、上記のように部品温度
上昇の主要因がどこにあるのかを判断した上で対応をと
ることにより確実に部品熱信頼性を確保することができ
る。以上の制御をフローチャートで図13に示す。
【0025】
【発明の効果】 以上の説明で明らかなように本発明に
よる乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置におい
ては、少数の測温点によりエンジンルーム内の熱環境が
検知でき、これにより複数の部品温度を計測することな
く、見積もることができるので、少ないコストで確実に
部品の信頼性を確保できる。また、これにより故障を予
見することにより、実際に不具合が発生する前に修理等
の対策を実施できる。さらに、部品温度が上昇する要因
を特定することによって、部品温度上昇を回避するよう
にエンジンを制御するため、部品熱寿命が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 熱源の近傍に置かれた球における熱収支を示
す説明図である。
【図2】 本発明による乗用車用エンジンルーム内熱環
境モニタ装置の概略図である。
【図3】 材質と放射率との関係を示す図である。
【図4】 本発明による熱環境モニタ装置をエンジンル
ーム内に装着した様子を示す図である。
【図5】 図4のA−A断面図である。
【図6】 本発明による黒体球の温度(Tbb)と白体
球の温度(Twb)とエンジンルーム内部品温度との相
関を示す図である。
【図7】 本発明による黒体球の温度(Tbb)と白体
球の温度(Twb)とエンジンルーム内部品温度との相
関を示す図である。
【図8】 本発明による黒体球の温度(Tbb)と白体
球の温度(Twb)とエンジンルーム内部品温度との相
関を示す図である。
【図9】 部品温度と白体球および黒体球温度との相関
とエンジン制御との関係を示す説明図である。
【図10】 点火時期と冷却水放熱量との関係を示す図
である。
【図11】 空燃比と冷却水放熱量との関係を示す図で
ある。
【図12】 点火時期と排気ポートに於ける冷却水放熱
量との関係を示す図である。
【図13】 本発明の制御を示すフローチャートであ
る。
【図14】 従来技術における床下温度警報装置であ
る。
【符号の説明】
1 白体球 2 黒体球 3 エンジン 4 排気管
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01M 15/00 F02P 5/15 B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンルーム内に、放射率が0に近い
    球(白体球)と、放射率が1に近い球(黒体球)とを隣
    接して配置し、該両球の温度を計測する手段を有し、白
    体球の温度から雰囲気温度を求め、白体球と黒体球との
    温度差から排気管など高温熱源からの輻射熱量を評価す
    るようにしたことを特徴とする乗用車用エンジンルーム
    内熱環境モニタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の乗用車用エンジンルーム
    内熱環境モニタ装置において、前記白体球と黒体球の温
    度および車速、吸気圧、水温、エンジン回転速度、外気
    温、エアコンスイッチとの組み合わせと、エンジンルー
    ム内部品の温度とをあらかじめ関数として相関つけてお
    き、任意の走行条件において前記両球の温度と運転条件
    から任意の部品温度を見積れるようにしたことを特徴と
    する乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の乗用車用エンジンルーム
    内熱環境モニタ装置において、エンジン冷却水温、吸気
    圧、エンジン回転、車速、外気温、エアコンスイッチか
    ら、あるべき部品温度範囲を予め設定しておき、請求項
    2記載の乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置に
    より見積られた部品温度と比較し、予め設定された基準
    温度範囲から外れた場合、警報を出すようにしたことを
    特徴とする乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の乗用車用エンジンルーム
    内熱環境モニタ装置において、請求項2記載の乗用車用
    エンジンルーム内熱環境モニタ装置により見積られた部
    品温度を温度履歴として積算し、該積算値と経過時間と
    の組み合わせにより部品の寿命を予測し、前記温度の積
    算値と経過時間との組み合わせがある基準値を越えた場
    合、警報を出すようにしたことを特徴とする乗用車用エ
    ンジンルーム内熱環境モニタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の乗用車用エンジンルーム
    内熱環境モニタ装置において、請求項1記載の乗用車用
    エンジンルーム内熱環境モニタ装置により求められた雰
    囲気温度と評価された輻射熱量とにより、熱環境を悪化
    させている要因を予想し、該要因を取り除くためのエン
    ジン制御を適切に行うように構成したことを特徴とする
    乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置。
JP9058717A 1997-03-13 1997-03-13 乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置 Pending JPH10253460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9058717A JPH10253460A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9058717A JPH10253460A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10253460A true JPH10253460A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13092259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9058717A Pending JPH10253460A (ja) 1997-03-13 1997-03-13 乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10253460A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008175171A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Honda Motor Co Ltd 冷却ファン駆動制御装置
CN103792089A (zh) * 2014-01-29 2014-05-14 西安航天动力试验技术研究所 发动机热环境试验用可翻转式高辐射热流环境装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008175171A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Honda Motor Co Ltd 冷却ファン駆動制御装置
CN103792089A (zh) * 2014-01-29 2014-05-14 西安航天动力试验技术研究所 发动机热环境试验用可翻转式高辐射热流环境装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7470059B2 (en) Fault diagnostic apparatus
US5263462A (en) System and method for detecting leaks in a vapor handling system
US6286366B1 (en) Method of determining the engine charge temperature for fuel and spark control of an internal combustion engine
JP4661767B2 (ja) エンジン冷却系の故障診断装置
JPH1073047A (ja) 水温センサの故障診断装置
EP3128318B1 (en) Humidity detection device
ES2668804T3 (es) Equipo de ventilación
US9804037B2 (en) Diagnostic apparatus for temperature sensor
US20090259362A1 (en) Method for generating substitute values for measured values in a control unit
JP2019057455A5 (ja)
JP5514308B2 (ja) 車両の性能を改善するためのデバイス及び方法
JPH10253460A (ja) 乗用車用エンジンルーム内熱環境モニタ装置
JP4945515B2 (ja) 温度センサ診断装置
JP2006525462A (ja) ファンの運転延長
JP2007239612A (ja) 異常診断装置
JPS60164240A (ja) 酸素濃度センサ用ヒ−タの制御装置
JP2013002321A (ja) オイル量測定装置
JP2010248918A (ja) 制御装置及び制御方法
KR101007792B1 (ko) 엔진 냉각장치의 서머스탯 고장 판단 장치
JP3141773B2 (ja) 液面検出装置
JP2013234573A (ja) 内燃機関の制御装置
CN109141951A (zh) 汽车空调测试方法及装置
CN114441064B (zh) 一种双膛石灰窑悬挂缸温度监测方法、系统及存储介质
JP4315007B2 (ja) 吸気温センサの異常判定装置
JP4653137B2 (ja) 内燃機関の油温推定装置