JPH10253112A - エアナイフを利用した移動式粉塵飛散抑制装置及び方法 - Google Patents
エアナイフを利用した移動式粉塵飛散抑制装置及び方法Info
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- JPH10253112A JPH10253112A JP9095648A JP9564897A JPH10253112A JP H10253112 A JPH10253112 A JP H10253112A JP 9095648 A JP9095648 A JP 9095648A JP 9564897 A JP9564897 A JP 9564897A JP H10253112 A JPH10253112 A JP H10253112A
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- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
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- G21F9/02—Treating gases
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B15/00—Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
- B08B15/02—Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area using chambers or hoods covering the area
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21D—NUCLEAR POWER PLANT
- G21D1/00—Details of nuclear power plant
- G21D1/003—Nuclear facilities decommissioning arrangements
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Prevention Of Fouling (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粉塵の外部への飛散を防止して運転の安定性
を向上させると共に、フィルタ系統での集塵効率を高め
た経済的で移動が便利なエアナイフを利用した粉塵飛散
抑制装置を提供する。 【解決手段】 四角錐枠の四角形の底面の縁部に各々装
着される４個のエアナイフと、前記４個のエアナイフの
側面と連結され圧縮機により圧縮された空気をエアナイ
フに供給する圧縮空気供給管と、前記四角錐枠の上部と
連結され空気及び粉塵を外部に排出する空気排出管と、
前記空気排出管と連結され空気排出管を通して空気を吸
入する空気吸入装置と、前記空気排出管と空気吸入装置
の間に装着され粉塵を除去する浄化装置とで構成される
エアナイフを利用した粉塵飛散抑制装置。
を向上させると共に、フィルタ系統での集塵効率を高め
た経済的で移動が便利なエアナイフを利用した粉塵飛散
抑制装置を提供する。 【解決手段】 四角錐枠の四角形の底面の縁部に各々装
着される４個のエアナイフと、前記４個のエアナイフの
側面と連結され圧縮機により圧縮された空気をエアナイ
フに供給する圧縮空気供給管と、前記四角錐枠の上部と
連結され空気及び粉塵を外部に排出する空気排出管と、
前記空気排出管と連結され空気排出管を通して空気を吸
入する空気吸入装置と、前記空気排出管と空気吸入装置
の間に装着され粉塵を除去する浄化装置とで構成される
エアナイフを利用した粉塵飛散抑制装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、エアナイフ（Ai
r Knife ）を利用した移動式粉塵飛散抑制装置及び方法
に係り、特に原子力施設においてコンクリート（Concre
te）と金属廃棄物の解体作業時に発生する微細な粉塵の
飛散を効果的に抑制し、作業場の汚染された空気と外部
の清潔な空気を隔離して、作業場内に隔離された粉塵を
浄化処理できる移動が容易で作業の効率性を高めたエア
ナイフを利用した移動式粉塵飛散抑制装置及びその方法
に関するものである。
r Knife ）を利用した移動式粉塵飛散抑制装置及び方法
に係り、特に原子力施設においてコンクリート（Concre
te）と金属廃棄物の解体作業時に発生する微細な粉塵の
飛散を効果的に抑制し、作業場の汚染された空気と外部
の清潔な空気を隔離して、作業場内に隔離された粉塵を
浄化処理できる移動が容易で作業の効率性を高めたエア
ナイフを利用した移動式粉塵飛散抑制装置及びその方法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般的に原子力施設でコンクリート及び
金属廃棄物の解体作業場で発生する微細な粉塵は、各種
化学物質になったごみまたは粒子が空気中で浮遊状態で
存在するもので、このような浮遊粒子は直接目で確認で
きるものとできないものに分けられる。
金属廃棄物の解体作業場で発生する微細な粉塵は、各種
化学物質になったごみまたは粒子が空気中で浮遊状態で
存在するもので、このような浮遊粒子は直接目で確認で
きるものとできないものに分けられる。
【０００３】大気中に存在する浮遊粒子の寸法は主に
０．５μｍ〜数百μｍに達し、その中で寸法が５０μｍ
以上あるものは重力により容易に沈降するが、５０μｍ
以下の粒子はゆっくり沈降するか大気中に分散され空気
の流れにより浮遊状態で存在する。これら浮遊粒子が人
体に流入すると、呼吸気管で一部は濾過されるが０．５
２μｍ以下の微細な粒子は濾過されずに肺に吸入され、
人体内に吸収される。前記のような浮遊粒子により周囲
環境と使用者を保護するためには必ず浮遊粒子を浄化処
理する必要がある。
０．５μｍ〜数百μｍに達し、その中で寸法が５０μｍ
以上あるものは重力により容易に沈降するが、５０μｍ
以下の粒子はゆっくり沈降するか大気中に分散され空気
の流れにより浮遊状態で存在する。これら浮遊粒子が人
体に流入すると、呼吸気管で一部は濾過されるが０．５
２μｍ以下の微細な粒子は濾過されずに肺に吸入され、
人体内に吸収される。前記のような浮遊粒子により周囲
環境と使用者を保護するためには必ず浮遊粒子を浄化処
理する必要がある。
【０００４】一般的に浮遊粒子の中で、全体重さの９６
〜９７％を占める径が３μｍ以上の粒子は、空気濾過装
置、例えば、繊維フィルタ（Fibrous Filter) 電気集塵
装置、サイクロン（Cyclone)などを使用して容易に除去
できる。しかし、３μｍ以下の小さい粒子は、重さの割
合が低い反面、数的な面では９９．９９７％以上を占め
ており、一般の空気濾過装置では除去が困難であり、超
高性能フィルタ（ＨＥＰＡ：High Efficiency Particul
ate Air Filter）により除去が可能であった。
〜９７％を占める径が３μｍ以上の粒子は、空気濾過装
置、例えば、繊維フィルタ（Fibrous Filter) 電気集塵
装置、サイクロン（Cyclone)などを使用して容易に除去
できる。しかし、３μｍ以下の小さい粒子は、重さの割
合が低い反面、数的な面では９９．９９７％以上を占め
ており、一般の空気濾過装置では除去が困難であり、超
高性能フィルタ（ＨＥＰＡ：High Efficiency Particul
ate Air Filter）により除去が可能であった。
【０００５】原子力施設のコンクリート及び金属廃棄物
の解体作業時に発生する放射性粉塵を作業場の外部から
隔離することは、作業者の保護及び環境汚染を防止する
ため非常に重要な問題であり、解体装備の効率を決定す
る一つの要因になる。
の解体作業時に発生する放射性粉塵を作業場の外部から
隔離することは、作業者の保護及び環境汚染を防止する
ため非常に重要な問題であり、解体装備の効率を決定す
る一つの要因になる。
【０００６】従って、この様な問題点を解決するため、
従来の原子力施設の解体作業工程では作業区域にビニー
ル製などの遮断膜を設置し、そのビニール遮断膜の内部
空気と外部空気とを遮断する方法が利用されてきた。
従来の原子力施設の解体作業工程では作業区域にビニー
ル製などの遮断膜を設置し、そのビニール遮断膜の内部
空気と外部空気とを遮断する方法が利用されてきた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法は、作業場で使用されたビニールの移動及び解
体作業時ビニール表面についている放射性粉塵が再度飛
散するおそれがあり、作業時ごとビニール遮断膜を設置
及び解体する必要があり、作業能率が低下し、また、使
用されたビニールなどが２次廃棄物として発生して環境
を汚染させる等、各種問題点があった。
来の方法は、作業場で使用されたビニールの移動及び解
体作業時ビニール表面についている放射性粉塵が再度飛
散するおそれがあり、作業時ごとビニール遮断膜を設置
及び解体する必要があり、作業能率が低下し、また、使
用されたビニールなどが２次廃棄物として発生して環境
を汚染させる等、各種問題点があった。
【０００８】従って、本願発明は前記のような問題点を
解決すべくなされたもので、その目的は、従来のビニー
ル遮断膜を使用して粉塵を隔離する方法より解体作業が
容易であり、粉塵の外部飛散を防止して、運転の安定性
を向上させると共にフィルタ系統での集塵効率を高めた
エアナイフを利用した移動式粉塵飛散抑制装置を提供す
ることである。
解決すべくなされたもので、その目的は、従来のビニー
ル遮断膜を使用して粉塵を隔離する方法より解体作業が
容易であり、粉塵の外部飛散を防止して、運転の安定性
を向上させると共にフィルタ系統での集塵効率を高めた
エアナイフを利用した移動式粉塵飛散抑制装置を提供す
ることである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの本願発明の特徴によると、本願発明のエアナイフを
利用した移動式粉塵飛散抑制装置は、四角錐枠の四角形
の底面の縁部に各々装着される４個のエアナイフと、前
記４個のエアナイフの側面と連結され圧縮機により圧縮
された空気をエアナイフに供給する圧縮空気供給管と、
前記四角錐枠の上部と連結され空気及び粉塵を外部に排
出する空気排出管と、前記空気排出管と連結され空気排
出管を通して空気を吸入する空気吸入装置と、前記空気
排出管と空気吸入装置の間に装着され粉塵を除去する浄
化装置とで構成される。
めの本願発明の特徴によると、本願発明のエアナイフを
利用した移動式粉塵飛散抑制装置は、四角錐枠の四角形
の底面の縁部に各々装着される４個のエアナイフと、前
記４個のエアナイフの側面と連結され圧縮機により圧縮
された空気をエアナイフに供給する圧縮空気供給管と、
前記四角錐枠の上部と連結され空気及び粉塵を外部に排
出する空気排出管と、前記空気排出管と連結され空気排
出管を通して空気を吸入する空気吸入装置と、前記空気
排出管と空気吸入装置の間に装着され粉塵を除去する浄
化装置とで構成される。
【００１０】また，本願発明は一般産業においての送
風、乾燥、冷却工程あるいは自動車産業においての車体
塗装の前に表面についているごみとか異物質を除去する
ため利用するエアナイフを四角錐枠の四角形の底面の縁
部に装着して、前記エアナイフを通して少量の圧縮空気
を供給して空気分離膜を形成することにより、外部空気
と作業場の空気が確実に遮断できる。
風、乾燥、冷却工程あるいは自動車産業においての車体
塗装の前に表面についているごみとか異物質を除去する
ため利用するエアナイフを四角錐枠の四角形の底面の縁
部に装着して、前記エアナイフを通して少量の圧縮空気
を供給して空気分離膜を形成することにより、外部空気
と作業場の空気が確実に遮断できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本願発
明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
【００１２】図１は本願発明による粉塵飛散抑制装置の
底面図であり、図２は本願発明による粉塵飛散抑制装置
の側面図である。
底面図であり、図２は本願発明による粉塵飛散抑制装置
の側面図である。
【００１３】図示されるように、本願発明の粉塵飛散抑
制装置１は、四角錐枠２の四角形の底面の縁部に４個の
エアナイフ３が３６０度方向（全周）に装着されてお
り、前記エアナイフ３を通して四角錐枠２の下部から外
部に圧縮空気が噴出するように構成されている。
制装置１は、四角錐枠２の四角形の底面の縁部に４個の
エアナイフ３が３６０度方向（全周）に装着されてお
り、前記エアナイフ３を通して四角錐枠２の下部から外
部に圧縮空気が噴出するように構成されている。
【００１４】前記エアナイフ３の側面には圧縮機（Comp
ressor）などからの圧縮空気が供給するための圧縮空気
流入管４が連結されており、前記圧縮空気流入管４を通
して供給した圧縮空気がエアナイフ３を通して噴出され
る。
ressor）などからの圧縮空気が供給するための圧縮空気
流入管４が連結されており、前記圧縮空気流入管４を通
して供給した圧縮空気がエアナイフ３を通して噴出され
る。
【００１５】また、粉塵飛散抑制装置１の四角錐枠２の
上部には、エアナイフ３から噴出される大量の空気のう
ち、粉塵飛散抑制装置１の外部に噴出されない空気が粉
塵飛散抑制装置１の内部に存在する粉塵６を含んで排出
されるように、空気排出管７とフィルタ８を連結して、
空気排出管７の出口に、空気を円滑に移送できるように
空気吸入装置９を設置して組み立てる。
上部には、エアナイフ３から噴出される大量の空気のう
ち、粉塵飛散抑制装置１の外部に噴出されない空気が粉
塵飛散抑制装置１の内部に存在する粉塵６を含んで排出
されるように、空気排出管７とフィルタ８を連結して、
空気排出管７の出口に、空気を円滑に移送できるように
空気吸入装置９を設置して組み立てる。
【００１６】また、四角錐枠２の四角形の縁部に支持脚
１１を設置して、その支持脚１１の下部にキャスター１
２を設置することにより粉塵飛散抑制装置１を自由に移
動することができる。
１１を設置して、その支持脚１１の下部にキャスター１
２を設置することにより粉塵飛散抑制装置１を自由に移
動することができる。
【００１７】図３は本願発明によるエアナイフの構成を
示す斜視図であり、図４は本願発明によるエアナイフの
正面図及び側面図である。
示す斜視図であり、図４は本願発明によるエアナイフの
正面図及び側面図である。
【００１８】前記エアナイフ３を通して圧縮空気が噴出
されると、噴出される空気、即ち、圧縮機と圧縮空気流
入管４を通してエアナイフ３に供給される圧縮空気の２
０〜３０倍程度になる周囲の空気が微細なすき間１０か
ら圧縮空気と共に移動して噴出される。このようにし
て、粉塵飛散抑制装置１の４側面には空気分離膜５が形
成される。
されると、噴出される空気、即ち、圧縮機と圧縮空気流
入管４を通してエアナイフ３に供給される圧縮空気の２
０〜３０倍程度になる周囲の空気が微細なすき間１０か
ら圧縮空気と共に移動して噴出される。このようにし
て、粉塵飛散抑制装置１の４側面には空気分離膜５が形
成される。
【００１９】図５は本願発明による粉塵飛散抑制装置の
作動状態を示す例示図である。
作動状態を示す例示図である。
【００２０】図５を参照して本願発明のエアナイフを利
用した粉塵飛散抑制装置の動作について説明すると次の
ようである。
用した粉塵飛散抑制装置の動作について説明すると次の
ようである。
【００２１】粉塵飛散抑制装置１の内部空間でコンクリ
ートまたは金属廃棄物の切断及び解体作業が行われる
間、圧縮空気流入管４を通して圧縮空気をエアナイフ３
に供給すると、その圧縮空気はエアナイフ３の微細なす
き間１０がら噴出されて作業場と外部空気との間には空
気分離膜５が形成される。
ートまたは金属廃棄物の切断及び解体作業が行われる
間、圧縮空気流入管４を通して圧縮空気をエアナイフ３
に供給すると、その圧縮空気はエアナイフ３の微細なす
き間１０がら噴出されて作業場と外部空気との間には空
気分離膜５が形成される。
【００２２】前記のように作業場と外部空気との間に空
気分離膜５が形成されると、作業場で発生する粉塵６
は、四角錐枠２の下部に装着されたエアナイフ３から噴
出される空気分離膜５により外部空気と遮断され外部空
気中に飛散することなく、粉塵飛散抑制装置１の内部の
空気と共に四角錐枠２の上部に位置する空気排出管７を
通して、空気排出管７の出口に設置された空気吸入装置
９により吸入される。
気分離膜５が形成されると、作業場で発生する粉塵６
は、四角錐枠２の下部に装着されたエアナイフ３から噴
出される空気分離膜５により外部空気と遮断され外部空
気中に飛散することなく、粉塵飛散抑制装置１の内部の
空気と共に四角錐枠２の上部に位置する空気排出管７を
通して、空気排出管７の出口に設置された空気吸入装置
９により吸入される。
【００２３】前記空気吸入装置９と空気排出管７との間
にはフィルタ８が装着されており、空気吸入装置９によ
り吸入される粉塵６はフィルタ８により除去され、清潔
な空気だけが空気吸入装置９を通して外部に排出され
る。前記フィルタ８としては予備フィルタ、活性炭フィ
ルタ、超高性能フィルタ等が使用できる。
にはフィルタ８が装着されており、空気吸入装置９によ
り吸入される粉塵６はフィルタ８により除去され、清潔
な空気だけが空気吸入装置９を通して外部に排出され
る。前記フィルタ８としては予備フィルタ、活性炭フィ
ルタ、超高性能フィルタ等が使用できる。
【００２４】また、作業場で発生する粉塵６の中で自重
により飛散及び移送されない大きく重い粉塵粒子は、エ
アナイフ３から発生する空気分離膜５により、粉塵飛散
抑制装置１の外部に排出されることなく、作業空間の底
面に残留するようになる。
により飛散及び移送されない大きく重い粉塵粒子は、エ
アナイフ３から発生する空気分離膜５により、粉塵飛散
抑制装置１の外部に排出されることなく、作業空間の底
面に残留するようになる。
【００２５】また、重くて固定されているコンクリート
あるいは金属廃棄物の切断及び解体作業時には、作業の
特性上、移動しながら作業を実行しなければならないた
め、四角錐枠２の四角形の縁部に支持脚１１を装着し、
その支持脚１１の下部にキャスター１２を設置すること
で、コンクリートと金属廃棄物の除染及び解体作業他の
作業地域への移動を容易にした。
あるいは金属廃棄物の切断及び解体作業時には、作業の
特性上、移動しながら作業を実行しなければならないた
め、四角錐枠２の四角形の縁部に支持脚１１を装着し、
その支持脚１１の下部にキャスター１２を設置すること
で、コンクリートと金属廃棄物の除染及び解体作業他の
作業地域への移動を容易にした。
【００２６】また、圧縮空気を噴出するためにエアナイ
フ３を３６０°方向（全周）に装着するようにすれば、
四角錐枠２の代わりに三角錐枠や円錐枠でも一定の作業
空間で粉塵を外部と容易に隔離可能であり、作業場内部
で発生する汚染された粉塵を包含した空気をフィルタ８
を通して浄化し、空気吸入装置９を通して浄化された空
気だけが外部に排出される。
フ３を３６０°方向（全周）に装着するようにすれば、
四角錐枠２の代わりに三角錐枠や円錐枠でも一定の作業
空間で粉塵を外部と容易に隔離可能であり、作業場内部
で発生する汚染された粉塵を包含した空気をフィルタ８
を通して浄化し、空気吸入装置９を通して浄化された空
気だけが外部に排出される。
【００２７】
【発明の効果】以上の説明のように、本願発明によるエ
アナイフを利用した粉塵飛散抑制装置は、エアナイフを
利用して粉塵の飛散を防止することにより、従来のよう
に作業時ごと一定空間を外部と遮断するためのビニール
遮断膜を設置する必要がなく、使用されたビニールによ
る二次廃棄物を発生させるといったこともない環境親和
的かつ作業効率性が向上されたものである。
アナイフを利用した粉塵飛散抑制装置は、エアナイフを
利用して粉塵の飛散を防止することにより、従来のよう
に作業時ごと一定空間を外部と遮断するためのビニール
遮断膜を設置する必要がなく、使用されたビニールによ
る二次廃棄物を発生させるといったこともない環境親和
的かつ作業効率性が向上されたものである。
【００２８】また、原子力施設での解体作業時、作業空
間から外部空気中への粉塵の飛散を効果的に抑制でき、
四角錐枠の四角形の縁部に装着された支持脚の下部にキ
ャスターを設置することにより作業空間内での自由な移
動が可能であるだけではなく、設置及び運転が容易であ
る。
間から外部空気中への粉塵の飛散を効果的に抑制でき、
四角錐枠の四角形の縁部に装着された支持脚の下部にキ
ャスターを設置することにより作業空間内での自由な移
動が可能であるだけではなく、設置及び運転が容易であ
る。
【００２９】また、前記のような粉塵分離装置は、原子
力施設以外に有害ガス除去施設あるいは空気浄化装置内
に設置して局部的に発生して排出される有害ガスが空気
中にむやみに飛散されることが抑制でき、空気排出口に
フィルタを装着する場合、局部的に汚染が発生する地域
での有害ガスの空気中への飛散を抑制すると同時に除去
できるので空気浄化用フィルタの前処理装置として好適
である。
力施設以外に有害ガス除去施設あるいは空気浄化装置内
に設置して局部的に発生して排出される有害ガスが空気
中にむやみに飛散されることが抑制でき、空気排出口に
フィルタを装着する場合、局部的に汚染が発生する地域
での有害ガスの空気中への飛散を抑制すると同時に除去
できるので空気浄化用フィルタの前処理装置として好適
である。
【００３０】また、解体装備は運転が容易で除染効率は
高いが、粉塵除去効率が低いので、本装置を利用すると
相対的に漏出率が減少されて除去効率を高めることがで
きる。
高いが、粉塵除去効率が低いので、本装置を利用すると
相対的に漏出率が減少されて除去効率を高めることがで
きる。
【００３１】また、エアナイフを利用した粉塵飛散抑制
装置は、エアナイフの設置費用が低価であり、駆動部分
がなく、故障が発生しない経済的で半永久的に使用でき
る非常に多益なものである。
装置は、エアナイフの設置費用が低価であり、駆動部分
がなく、故障が発生しない経済的で半永久的に使用でき
る非常に多益なものである。
【図１】本願発明に係る粉塵飛散抑制装置の底面図であ
る。
る。
【図２】本願発明に係る粉塵飛散抑制装置の側面図であ
る。
る。
【図３】本願発明に係るエアナイフの斜視図である。
【図４】本願発明に係るエアナイフの正面図及び側面図
である。
である。
【図５】本願発明に係る粉塵飛散抑制装置の作動状態を
示す例示図である。
示す例示図である。
１…粉塵飛散抑制装置、２…四角錐枠、３…エアナイ
フ、４…圧縮空気流入管、５…空気分離膜、６…粉塵、
７…空気排出管、８…フィルタ
フ、４…圧縮空気流入管、５…空気分離膜、６…粉塵、
７…空気排出管、８…フィルタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年４月２１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００２５
【補正方法】変更
【補正内容】
【００２５】また、重くて固定されているコンクリート
あるいは金属廃棄物の切断及び解体作業時には、作業の
特性上、移動しながら作業を実行しなければならないた
め、四角錐枠２の四角形の縁部に支持脚１１を装着し、
その支持脚１１の下部にキャスター１２を設置すること
で、コンクリートと金属廃棄物の除染及び解体作業後の
他の作業地域への移動を容易にした。
あるいは金属廃棄物の切断及び解体作業時には、作業の
特性上、移動しながら作業を実行しなければならないた
め、四角錐枠２の四角形の縁部に支持脚１１を装着し、
その支持脚１１の下部にキャスター１２を設置すること
で、コンクリートと金属廃棄物の除染及び解体作業後の
他の作業地域への移動を容易にした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朴 根逸 大韓民国大田広域市儒成区魚隠洞（番地な し）ハンビットアパート102−305 (72)発明者 呉 元鎭 大韓民国大田広域市儒成区魚隠洞（番地な し）ハンビットアパート107−104 (72)発明者 朴 賢洙 大韓民国大田広域市儒成区都龍洞（番地な し）ヒュンダイアパート103−1002
Claims (4)
- 【請求項１】 四角錐枠の四角形の底面の縁部に各々装
着される４個のエアナイフと、前記４個のエアナイフの
側面と連結され圧縮機により圧縮された空気をエアナイ
フに供給する圧縮空気供給管と、前記四角錐枠の上部と
連結され空気及び粉塵が排出される空気排出管と、前記
空気排出管と連結され空気排出管を通して空気を吸入す
る空気吸入装置と、前記空気排出管と空気吸入装置の間
に装着され粉塵を除去する浄化装置とから構成されるこ
とを特徴とするエアナイフを利用した移動式粉塵飛散抑
制装置。 - 【請求項２】 前記エアナイフを３６０度方向に装着し
て一定空間内の粉塵を外部と隔離させることを特徴とす
る請求項１記載のエアナイフを利用した移動式粉塵飛散
抑制装置。 - 【請求項３】 前記四角錐枠の四角縁部に支持脚を装着
して、前記支持脚の下部にキャスターを装着して移動を
容易にしたことを特徴とする請求項１記載のエアナイフ
を利用した移動式粉塵飛散抑制装置。 - 【請求項４】 圧縮機により圧縮された空気を圧縮空気
供給管を通してエアナイフに供給し、前記エアナイフに
供給された圧縮空気を周囲の空気と共にエアナイフの微
細なすき間を通して四角錐枠の下部から外部に噴出させ
ることで空気分離膜を形成し、前記エアナイフから噴出
される空気の中で外部に飛散されない一部空気により作
業場内で発生する粉塵が四角錐枠の上部と連結された空
気排出管を通してフィルタに吸入されると同時に、粉塵
が除去された空気が空気吸入装置により外部に排出され
ることを特徴とするエアナイフを利用した移動式粉塵飛
散抑制方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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