JPH10252612A - 燃料噴射ノズル - Google Patents

燃料噴射ノズル

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JPH10252612A
JPH10252612A JP6903697A JP6903697A JPH10252612A JP H10252612 A JPH10252612 A JP H10252612A JP 6903697 A JP6903697 A JP 6903697A JP 6903697 A JP6903697 A JP 6903697A JP H10252612 A JPH10252612 A JP H10252612A
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JP
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injection hole
nozzle
fuel
tip
injection
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JP6903697A
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Susumu Okuyama
将 奥山
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル先端部に燃料を付着しにくくし、
ノズル先端部に付着した燃料を吹き飛ばしやすくし、ノ
ズル先端部に発生したカーボンデポジットが噴孔部5の
内方に向かって延びることを防止し、さらにノズル先端
部のみを比較的高温に保持して、カーボンデポジットお
よびそのガム化を発生しにくくすることができる燃料噴
射ノズルを提供すること。 【解決手段】 噴孔部5の先端形状を凸形状部21ある
いは凹形状部23にすることに着目したもので、エンジ
ンのシリンダー9内に噴孔部5から燃料を噴射する燃料
噴射ノズルであって、ノズルボディ2にそのボディ先端
端面10からシリンダー9側に突出させた凸形状部21
を形成し、凸形状部21の凸形状部先端端面22に対し
て陥没させた凹形状部23を形成するとともに、凹形状
部23に噴孔部5を開口させて噴孔開口部13としたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料噴射ノズルにか
かるもので、とくに噴孔部分や噴孔部端面へのカーボン
デポジットの堆積を防止することができる燃料噴射ノズ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、燃料噴射ノズルにおいては、
その噴孔部分や噴孔部端面に燃料が付着してカーボンデ
ポジットが生成される問題がある。図5および図6にも
とづき概説する。図5は、従来の燃料噴射ノズル1の先
端要部断面図であって、燃料噴射ノズル1は、ノズルボ
ディ2と、ニードル弁3と、を有する。
【0003】ノズルボディ2には、その中央部に燃料溜
まり室4、およびその先端中央部に燃料の噴孔部5を形
成してある。
【0004】ニードル弁3は、これをコイルスプリング
6の付勢力によってノズルボディ2のシート部7に着座
させ、電磁コイル8により図中上方に上動させることに
よってシート部7からリフトさせ、燃料溜まり室4内の
燃料を噴孔部5を通って、エンジンのシリンダー9内に
噴射させる。
【0005】この燃料噴射ノズル1においては、ノズル
ボディ2のボディ先端端面10からシリンダー9側に突
出するように断面矩形状の凸形状部11を形成し、この
凸形状部11の凸形状部先端端面12に噴孔部5を開口
させて、噴孔開口部13とする。したがって、噴孔開口
部13のまわりに細幅の環状端面14を残すことにな
り、燃料が付着する面積を環状端面14のみと小さく
し、付着燃料を少なくするようにしている。
【0006】さらに、凸形状部11の高さを任意に設計
することにより、ボディ先端端面10に付着する燃料の
噴孔開口部13への回り込みを防止可能であるが、噴孔
開口部13のまわりに環状端面14が残されており、噴
孔部5の最先端部における燃料の付着を完全に防ぐこと
はできないととともに、噴孔部5から噴射される燃料の
圧力で付着燃料を吹き飛ばすことも困難であるという問
題がある。
【0007】図6は、他の燃料噴射ノズル15の先端要
部のみを示した断面図であって、燃料噴射ノズル15に
おいては、燃料噴射ノズル1の場合とは逆に、ノズルボ
ディ2のボディ先端端面10から陥没するように断面矩
形状の凹形状部16を形成し、この凹形状部16に噴孔
部5を開口させて、噴孔開口部13とする。
【0008】こうした構成の燃料噴射ノズル15におい
ては、噴孔部5の噴孔開口部13が凹形状部16に開口
しているので、噴孔開口部16に溜まっている燃料を吹
き飛ばすことができる。
【0009】しかしながら、凹形状部16のまわりの、
より広い面積を有するボディ先端端面10に付着した燃
料によって生成されたカーボンデポジットが凹形状部1
6に回り込んで噴孔開口部13から内方の(上流側の)
噴孔部5に向かって延びるという問題がある。
【0010】さらに、こうした燃料噴射ノズル1、15
においては、その噴孔部5を形成したノズルボディ2
は、金属部材により構成されている。金属部材はその熱
伝導性が良好であるため、このノズルボディ2のボディ
先端端面10およびその周辺(凸形状部11、凹形状部
16)の温度が低下し、凸形状部11あるいは凹形状部
16に付着した燃料がカーボンデポジットとして堆積し
やすいという問題がある。とくに燃料噴射ノズル1、1
5のように、その先端部が燃焼室(シリンダー9)内に
露出しているような場合には、カーボンデポジットの堆
積が顕著になるという問題がある。
【0011】噴孔部5にカーボンデポジットが堆積する
ことにより、燃料噴射量特性が変化してエンジン特性が
変化してしまうという問題がある。さらに、極端な場合
には、カーボンデポジットの堆積がシート部7周辺部へ
の流路に向けて延び、シートリークが悪化するという問
題がある。
【0012】なおカーボンデポジットは、ある温度範囲
で発生することが知られており、この温度範囲の高温あ
るいは低温でも発生しにくい。カーボンデポジット生成
の限界温度は310℃程度であることが知られており、
燃焼室壁面全体の温度をこの温度以上に保とうとする
と、ノッキングやプレイグニッションなどの問題が発生
してしまうという他の問題がある。
【0013】なお、上述のような各種の問題はガソリン
をシリンダー9内に噴射する方式の場合に発生しやす
く、シリンダー9内に高圧燃料を直接噴射するディーゼ
ル噴射方式には、燃料の高圧のため噴孔部5への付着燃
料が吹き飛ばされ、カーボンデポジットの問題は発生し
にくいが、後者の場合であっても無視することができな
い場合がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、ノズル先端部に燃料
を付着しにくくして、燃料がカーボンデポジットになる
ことを防止することができる燃料噴射ノズルを提供する
ことを課題とする。
【0015】また本発明は、ノズル先端部に付着した燃
料を吹き飛ばしやすくした燃料噴射ノズルを提供するこ
とを課題とする。
【0016】また本発明は、ノズル先端部に発生したカ
ーボンデポジットが噴孔部の内方に向かって延びること
を防止することができる燃料噴射ノズルを提供すること
を課題とする。
【0017】また本発明は、ノズル先端部のみを比較的
高温に保持して、カーボンデポジットおよびそのガム化
を発生しにくくすることができる燃料噴射ノズルを提供
することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、噴孔
部の先端形状を凸形状部あるいは凹形状部にすることに
着目したもので、第一の発明は、噴孔部を形成したノズ
ルボディを有し、エンジンのシリンダー内にこの噴孔部
から燃料を噴射する燃料噴射ノズルであって、上記ノズ
ルボディに、そのボディ先端端面から上記シリンダー側
に突出させた凸形状部を形成し、この凸形状部の凸形状
部先端端面に対して陥没させた凹形状部を形成するとと
もに、この凹形状部に上記噴孔部を開口させて噴孔開口
部としたことを特徴とする燃料噴射ノズルである。
【0019】上記シリンダー内に臨む、上記噴孔部をセ
ラミックス材により構成することができる。
【0020】第二の発明は、噴孔部を形成したノズルボ
ディを有し、エンジンのシリンダー内にこの噴孔部から
燃料を噴射するとともに、このシリンダー内に臨む、上
記噴孔部の噴孔端面部材をセラミックス材により構成し
た燃料噴射ノズルであって、上記噴孔部の周囲を凸形状
部としたことを特徴とする燃料噴射ノズルである。
【0021】第三の発明は、噴孔部を形成したノズルボ
ディを有し、エンジンのシリンダー内にこの噴孔部から
燃料を噴射するとともに、このシリンダー内に臨む、上
記噴孔部の噴孔端面部材をセラミックス材により構成し
た燃料噴射ノズルであって、上記噴孔部の周囲を凹形状
部としたことを特徴とする燃料噴射ノズルである。
【0022】本発明による燃料噴射ノズルにおいては、
燃料噴射ノズル(ノズルボディ)の先端部における噴孔
部付近の形状を工夫することにより、燃料が付着しにく
く、かつ付着してもこれを除去しやすくしたものであ
る。
【0023】すなわち、第一の発明によれば、噴孔部の
シリンダー内に臨んだ周囲を凸形状部と凹形状部との組
み合わせとしたので、カーボンデポジットの生成および
成長を効果的に抑制することができる。すなわち、噴孔
開口部が臨む凹形状部を有することにより燃料を吹き飛
ばしやすく、かつ、ノズル外周部(ボディ先端端面)に
付着した燃料によるカーボンデポジットが噴孔部に向か
って延びてゆくことを凸形状部により防止することがで
きる。
【0024】ただし、第一の発明のように、噴孔部の周
囲に凸形状部を形成し、凸形状部のエッジ幅を小さくし
た場合には(噴孔開口部のまわりの環状端面を小さく形
成した場合には)、噴孔部の周辺温度が比較的高温にな
るため、噴孔部内部の燃料の炭化およびガム化によって
カーボンデポジットが堆積する場合がある。
【0025】そこで、第二の発明によれば、第一の発明
における噴孔部の凸形状部を、たとえば熱伝導性の低い
ジルコニアなどのセラミックス材で形成することによ
り、この凸形状部のみを比較的高温として、噴孔部の内
部への熱伝導を防ぐことができる。
【0026】同じく、第三の発明によれば、第一の発明
における噴孔部の凹形状部を、たとえばジルコニアなど
のセラミックス材で形成することにより、この凹形状部
のみを比較的高温として、噴孔部の内部への熱伝導を防
ぐことができる。
【0027】なお、図6で示した凹形状部をたとえばジ
ルコニアなどのセラミックス材で形成することにより、
この凹形状部のみを比較的高温として、外周に付着した
燃料を焼き落とすことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の第1の実施の形態
(第一の発明)による燃料噴射ノズル20を図1にもと
づき説明する。ただし、図5および図6と同様の部分に
は同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。図1
は、燃料噴射ノズル20の先端要部断面図であり、燃料
噴射ノズル20は、噴孔部5の外周部に、前記凸形状部
11(図5)に相当する凸形状部21と、この凸形状部
21の凸形状部先端面22に対して陥没させた前記凹形
状部16(図6)に相当する凹形状部23と、を組み合
わせて形成してある。
【0029】この凹形状部23に噴孔部5を開口させて
噴孔開口部13とし、噴孔開口部13のまわりに細幅の
前記環状端面14を残してある。
【0030】こうした構成の燃料噴射ノズル20におい
て、凸形状部21を形成したことにより燃料が噴孔部5
の先端部分に付着しにくいとともに、カーボンデポジッ
トが堆積しても付着部(環状端面14)の面積が小さい
ために脱落しやすく、かつボディ先端端面10からの凸
形状部21の高さを選択することにより、噴孔部5ない
しその噴孔開口部13へカーボンデポジットが延びるこ
とを防止することができる。
【0031】さらに、凸形状部21の先端部に凹形状部
23を形成したことにより、カーボンデポジットが堆積
しても、噴孔開口部13からの噴射燃料の圧力によりこ
れを吹き飛ばすことができる。
【0032】つぎに図2は、本発明の第2の実施の形態
(第一の発明)による燃料噴射ノズル30の先端要部断
面図であって、燃料噴射ノズル30においては、燃料噴
射ノズル20(図1)の凸形状部21および凹形状部2
3の形状部分、さらには凸形状部21の基盤部31を、
ジルコニア(ZrO2、酸化ジルコニウム)などのセラ
ミックス材で形成した噴孔端面部材32をノズルボディ
2の係合凹部33にはめ込んである。なお噴孔端面部材
32には、噴孔部5に連通するとともに、その噴孔開口
部13を有する噴射孔部34を形成してある。
【0033】こうした構成の燃料噴射ノズル30におい
て、噴孔部5の先端部分(噴孔端面部材32)を、熱伝
導性の低いジルコニアなどのセラミックス材とすること
により、噴孔部5内部への熱伝導を防ぐことができる。
すなわち、ノズルボディ2の他の部分に比較して噴孔端
面部材32のみを高温にすることができるので、噴孔端
面部材32の表面に付着した燃料を焼き落とすことがで
き、カーボンデポジットが堆積しにくい。さらに、噴孔
端面部材32が噴孔部5内部の温度上昇を防止するため
に、噴孔部5内部における燃料の炭化およびガム化が起
きにくい。
【0034】さらに図3は、本発明の第3の実施の形態
(第二の発明)による燃料噴射ノズル40の先端要部断
面図であって、燃料噴射ノズル40においては、燃料噴
射ノズル1(図5)の凸形状部11の形状部分を、ジル
コニアなどのセラミックス材で形成した噴孔端面部材4
1としてある。
【0035】すなわち、凸形状部11に相当する凸形状
部42およびその基盤部43により噴孔端面部材41を
形成し、噴孔端面部材41には噴孔部5に連通する噴射
孔部44を形成するとともに、噴孔端面部材41をノズ
ルボディ2の係合凹部45にはめ込んである。
【0036】こうした構成の燃料噴射ノズル40におい
て、燃料噴射ノズル30(図2)と同様に、噴孔端面部
材41の表面に付着した燃料を焼き落とすことができる
ためにカーボンデポジットが堆積しにくい。また、噴孔
部5内部の温度上昇を防止するために、噴孔部5内部の
燃料の炭化およびガム化が起きにくい。なおまた、噴孔
端面部材41には凸形状部42を形成してあるので、燃
料の付着の程度を低減し、噴孔開口部13にカーボンデ
ポジットが延びることを防止することができる。
【0037】さらに図4は、本発明の第4の実施の形態
(第三の発明)による燃料噴射ノズル50の先端要部断
面図であって、燃料噴射ノズル50においては、燃料噴
射ノズル15(図6)の凹形状部16の形状部分を、ジ
ルコニアなどのセラミックス材で形成した噴孔端面部材
51としてある。
【0038】すなわち、噴孔端面部材51には、燃料噴
射ノズル15(図2)の凹形状部16に相当する凹形状
部52を形成し、この凹形状部52には噴孔部5に連通
する噴射孔部53を開口させるとともに、噴孔端面部材
51をノズルボディ2の係合凹部54にはめ込んであ
る。
【0039】こうした構成の燃料噴射ノズル50におい
て、燃料噴射ノズル30(図2)および燃料噴射ノズル
40(図3)と同様に、噴孔端面部材51の表面に付着
した燃料を焼き落とすことができるためにカーボンデポ
ジットが堆積しにくい。さらに、噴孔部5内部の温度上
昇を防止するために、噴孔部5内部の燃料の炭化および
ガム化が起きにくい。また、噴孔端面部材51には凹形
状部52を形成してあるので、燃料の噴射圧力により、
燃料の付着の程度を低減することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、噴孔部の
先端部分に凸形状部および凹形状部を形成したので、燃
料の付着を防止するとともに、カーボンデポジットが噴
孔部方向に延びることを抑制する。さらに、こうした形
状部分をジルコニアなどのセラミックス材で形成したの
で、噴孔部内方の温度上昇を回避するとともに、付着燃
料を焼き落とすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態(第一の発明)によ
る燃料噴射ノズル20の先端要部断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態(第一の発明)によ
る燃料噴射ノズル30の先端要部断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態(第二の発明)によ
る燃料噴射ノズル40の先端要部断面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態(第三の発明)によ
る燃料噴射ノズル50の先端要部断面図である。
【図5】従来の燃料噴射ノズル1の先端要部断面図であ
る。
【図6】従来の他の燃料噴射ノズル15の先端要部断面
図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射ノズル(図5) 2 ノズルボディ 3 ニードル弁 4 燃料溜まり室 5 噴孔部 6 コイルスプリング 7 シート部 8 電磁コイル 9 エンジンのシリンダー 10 ノズルボディ2のボディ先端端面 11 凸形状部 12 凸形状部11の凸形状部先端端面 13 噴孔部5の噴孔開口部 14 噴孔開口部13のまわりの環状端面 15 燃料噴射ノズル(図6) 16 凹形状部 20 燃料噴射ノズル(第一の発明、第1の実施の形
態、図1) 21 凸形状部 22 凸形状部21の凸形状部先端面 23 凹形状部 30 燃料噴射ノズル(第2の実施の形態、図2) 31 凸形状部21の基盤部 32 噴孔端面部材 33 係合凹部 34 噴射孔部 40 燃料噴射ノズル(第二の発明、第3の実施の形
態、図3) 41 噴孔端面部材 42 凸形状部 43 凸形状部42の基盤部 44 噴射孔部 45 係合凹部 50 燃料噴射ノズル(第三の発明、第3の実施の形
態、図4) 51 噴孔端面部材 52 凹形状部 53 噴射孔部 54 係合凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 61/16 F02M 61/16 M

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴孔部を形成したノズルボディを有
    し、 エンジンのシリンダー内にこの噴孔部から燃料を噴射す
    る燃料噴射ノズルであって、 前記ノズルボディに、そのボディ先端端面から前記シリ
    ンダー側に突出させた凸形状部を形成し、 この凸形状部の凸形状部先端端面に対して陥没させた凹
    形状部を形成するとともに、 この凹形状部に前記噴孔部を開口させて噴孔開口部とし
    たことを特徴とする燃料噴射ノズル。
  2. 【請求項2】 前記シリンダー内に臨む、前記噴孔部
    をセラミックス材により構成したことを特徴とする請求
    項1記載の燃料噴射ノズル。
  3. 【請求項3】 噴孔部を形成したノズルボディを有
    し、 エンジンのシリンダー内にこの噴孔部から燃料を噴射す
    るとともに、 このシリンダー内に臨む、前記噴孔部の噴孔端面部材を
    セラミックス材により構成した燃料噴射ノズルであっ
    て、 前記噴孔部の周囲を凸形状部としたことを特徴とする燃
    料噴射ノズル。
  4. 【請求項4】 噴孔部を形成したノズルボディを有
    し、 エンジンのシリンダー内にこの噴孔部から燃料を噴射す
    るとともに、 このシリンダー内に臨む、前記噴孔部の噴孔端面部材を
    セラミックス材により構成した燃料噴射ノズルであっ
    て、 前記噴孔部の周囲を凹形状部としたことを特徴とする燃
    料噴射ノズル。
JP6903697A 1997-03-07 1997-03-07 燃料噴射ノズル Pending JPH10252612A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001221134A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Siemens Automotive Corp 円錐形の曲がり噴霧を備えた燃料インジェクタ
JP2015518111A (ja) * 2012-06-01 2015-06-25 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 燃料噴射弁
CN105484919A (zh) * 2016-01-14 2016-04-13 江苏大学 一种微扰动外扩型喷孔的喷油嘴
CN115111096A (zh) * 2021-03-22 2022-09-27 日立安斯泰莫株式会社 电磁式燃料喷射阀

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