JPH10252523A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

Info

Publication number
JPH10252523A
JPH10252523A JP9082025A JP8202597A JPH10252523A JP H10252523 A JPH10252523 A JP H10252523A JP 9082025 A JP9082025 A JP 9082025A JP 8202597 A JP8202597 A JP 8202597A JP H10252523 A JPH10252523 A JP H10252523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
injection
exhaust
amount
exhaust gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9082025A
Other languages
English (en)
Inventor
Douou Nakano
道王 中野
Shuichi Kubo
修一 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP9082025A priority Critical patent/JPH10252523A/ja
Publication of JPH10252523A publication Critical patent/JPH10252523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成により、排気中に含まれる窒素酸
化物を低減すること。 【解決手段】 排気管路11中にNOX を低減する触媒
装置2を有するディーゼルエンジンの内燃機関1におい
て、上死点付近においてシリンダ内の各気筒に直接燃料
を噴射する主噴射に先立ち少なくとも1回各気筒に予備
噴射する燃料噴射装置3と、排気中の可燃成分を検出す
る可燃成分検出センサ4と、排気および触媒の温度を検
出する温度センサ5と、運転状態、排気の温度および組
成に応じて前記燃料噴射装置の噴射量および噴射時期を
制御するコントローラ6とから成り、排気中のNOX
元剤として作用する反応中間生成物の量を制御すること
により、排気管路中に放出される排気の組成を変化さ
せ、前記触媒装置2における触媒反応を制御する内燃機
関の排気浄化装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気管路中に窒素
酸化物(NOX )を低減する触媒装置を有する内燃機関
において、運転状態、排気の温度および組成に応じて、
上死点付近においてシリンダ内の各気筒に直接燃料を噴
射する主噴射に先立ち少なくとも1回各気筒に予備噴射
する燃料噴射装置の噴射量および噴射時期を制御するこ
とによって、排気中のNOX 還元剤として作用する反応
中間生成物の量を制御することにより、排気管路中に放
出される排気の組成を変化させ、前記触媒装置における
触媒反応を制御して、排気中に含まれる窒素酸化物を低
減する内燃機関の排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来希薄燃焼を行う内燃機関において、
燃焼に伴い発生するNOX の低減は重要な課題となって
いる。NOX を低減するために排気管路中に設置された
触媒装置を使用する場合、NOX を還元するための還元
剤(主に炭化水素)を供給することが必要であった。
【0003】理論混合気付近で燃焼させガソリンを燃料
とする従来の火花点火式内燃機関では、排気中に燃え残
りの炭化水素(HC)と燃焼に伴い生成されたNOX
共存するため、触媒装置によるNOX 低減が有効に作用
する。
【0004】しかし、希薄燃焼を行うガソリン火花点火
希薄燃焼内燃機関であるリーンバーンエンジンや、軽油
を燃料とする圧縮着火式内燃機関であるディーゼルエン
ジンでは、NOX が生成されるが、燃え残りのHCが少
なく、又、排気中に余剰の酸素が存在するために触媒装
置によるNOX の低減が充分に行われない。
【0005】上記課題を解決するために、従来より排気
中にNOX の還元に必要なHCを残すための手法が提案
されている。
【0006】従来の第1の内燃機関の排気浄化装置(特
開平4−358715,特開平4−358717,特開
平5−113144)は、図15に示されるように燃焼
室Cに配設された噴射装置Vとは別に、吸気管路I中に
希薄な混合気を生成するための第2の噴射装置SVを設
けることが示されている。
【0007】また従来の第2の内燃機関の排気浄化装置
(特開平6−74023)は、図16に示されるように
吸気管路I中の第2の噴射弁SVに加えて排気管路E中
に第3の噴射装置TVを設けることが示されている。
【0008】これら以外にも、排気管路中に噴射弁を設
ける手法が提案されている。上記手法は、いずれも第
2、第3の噴射装置SV、TVから噴射された燃料(H
C)の全部または一部を排気中に残存させ、これをNO
X 低減のために用いるというものである。
【0009】また、NOX を還元する触媒反応におい
て、触媒反応が活発に行われる温度条件は触媒の組成に
よって異なるが、該温度条件の幅(通称温度ウィンド
ウ)は広くない。一方、内燃機関の排気温度は運転条件
により変化し、排気温度は必ずしも触媒装置の温度ウィ
ンドウと一致するわけではないので、仮に還元剤として
HCを供給してもNOX の低減が充分行われない運転条
件が存在することになる。そこで、触媒装置に加熱装置
を付加する等の手法が検討されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の内燃機関の
排気浄化装置において、排気中に還元剤としてのHCを
残すための噴射装置を別に用意する必要があり、システ
ム構成が複雑になるとともに、制御が複雑になるという
問題があった。
【0011】さらに液体燃料を前記排気管路に配設され
た前記噴射装置から供給する内燃機関において、排気温
度が低い条件では十分な気化が行われないという問題が
あった。
【0012】排気管中に配設された触媒装置によるNO
X の低減が活発に行われる温度ウィンドウは、触媒の組
成だけでなく還元剤の組成によっても変化する。そこ
で、触媒装置によるNOX の低減を有効に利用するため
には、排気中の還元剤の組成を制御することが有効であ
る。
【0013】しかし、前記の排気管路中に噴射装置を設
け、排気中にガソリンや軽油などの燃料(HC)を供給
する内燃機関においては、該噴射装置から噴射された燃
料(HC)は高負荷運転時を除いてほとんど反応するこ
となく触媒装置に到達する。また、排気温度が高い等の
理由によって排気中に噴射された燃料HCが反応する場
合でも、その反応の程度(反応中間生成物の量)を制御
することは難しいという問題があった。
【0014】前記吸気管に配設された前記噴射装置から
供給する内燃機関の排気浄化装置において、液体燃料を
噴射する場合には気化を良好にする工夫が必要であり、
特に軽油を用いた場合にはその沸点が高いことから、良
好な気化を得ることが困難であるという問題があった。
【0015】また、吸気管中に噴射する内燃機関におい
ては、排気中に放出される還元剤のもとになる希薄混合
気の空間的な混合比の分布である混合状態は、吸入およ
び圧縮行程における攪拌効果をうけるために積極的な制
御が難しい。
【0016】そのため、吸気管中への噴射量を変えるこ
とで還元剤の量や組成を変化させることはできるが、量
と組成を独立に制御することが容易ではなく、NOX
化に最適な還元剤の量と組成を得ることができない条件
が存在する。そのような条件では、例えば、組成を最適
にした結果として還元剤の量が余剰または不足し、還元
剤の消費量の増加やNOX 低減作用の低下を招くという
問題があった。
【0017】そこで、本発明者らは、排気管路中にNO
X を低減する触媒装置を有する内燃機関において、上死
点到達前の早期に予備的に燃料を噴射して燃焼室内の一
部または全体に所望の希薄な混合気分布を予め形成した
後、上死点付近において燃料を主噴射して、燃焼に寄与
する混合気領域を形成することにより、前記触媒装置に
おける触媒反応を制御するという本発明の第1の技術的
思想に着眼した。
【0018】また、本発明者らは、運転状態、排気の温
度および組成に応じて、上死点付近においてシリンダ内
の各気筒に直接燃料を噴射する主噴射に先立ち少なくと
も1回各気筒に予備噴射する燃料噴射装置の噴射量およ
び噴射時期を制御することによって、排気中においてN
X の還元剤として作用する燃焼可燃成分の量を制御す
ることにより、排気管路中へ放出される排気の組成を変
化させ、前記触媒装置における触媒反応を制御するとい
う本発明の第2の技術的思想に着眼した。
【0019】さらに本発明者らは、本発明の上記第1お
よび第2の技術的思想に基づき、研究開発を重ねた結
果、簡単な構成により、排気中に含まれる窒素酸化物を
低減するという目的を達成する本発明に到達した。
【0020】すなわち本発明は、より簡単なシステム構
成で排気中にHC等の還元剤を残し、還元剤の量を容易
に制御することができる装置を実現することをねらった
ものである。
【0021】また本発明は、排気中の還元剤の量を制御
するだけでなく、還元剤の組成を燃焼反応の利用によっ
て変化させ、還元剤の量と組成を制御することで、触媒
装置によるNOX の低減作用が行われる温度条件を拡大
しつつ、NOX 低減に必要十分な還元剤を供給すること
を可能とする装置を実現するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項に記載さ
れた発明)の内燃機関の排気浄化装置は、排気管路中に
窒素酸化物(NOX )を低減する触媒装置を有する内燃
機関において、上死点付近においてシリンダ内の各気筒
に直接燃料を噴射する主噴射に先立ち少なくとも1回各
気筒に予備噴射する燃料噴射装置と、運転状態、排気の
温度および組成に応じて前記燃料噴射装置の噴射量およ
び噴射時期を制御するコントローラとから成り、排気中
のNOX 還元剤として作用する反応中間生成物の量を制
御することにより、排気管路中に放出される排気の組成
を変化させ、前記触媒装置における触媒反応を制御する
ものである。
【C023】(作用)上記構成より成る本発明の内燃機
関の排気浄化装置は、排気管路中に窒素酸化物(N
X )を低減する触媒装置を有する内燃機関において、
前記コントローラが、運転状態、排気の温度および組成
に応じて前記燃料噴射装置の噴射量および噴射時期を制
御する信号を出力するので、前記燃料噴射装置が、上死
点付近においてシリンダ内の各気筒に直接燃料を噴射す
る主噴射に先立ち少なくとも1回各気筒に予備噴射する
ため、燃焼室内の一部または全体に所望の希薄な混合気
分布を予め形成した後、上死点付近において燃料を主噴
射することにより、排気管路中へ放出される排気の組成
を変化させ、前記触媒装置における触媒反応を制御する
ものである。
【0023】
【発明の効果】上記作用を奏する本発明の内燃機関の排
気浄化装置は、主噴射に先立ち少なくとも1回各気筒に
予備噴射するため、燃焼室内の一部または全体に所望の
希薄な混合気分布を予め形成した後、上死点付近におい
て燃料を主噴射することにより、排気管路中へ放出され
る排気の組成を変化させ、前記触媒装置における触媒反
応を制御するので、排気中に含まれる窒素酸化物を低減
するという効果を奏する。
【0024】本発明の実施の形態について、以下図面を
用いて詳細に説明する。
【0025】(実施形態)本実施形態の内燃機関の排気
浄化装置は、排気管路中にNOX を低減する触媒装置を
有する内燃機関において、シリンダ内に直接燃料を噴射
することが可能で且つ各気筒に対して、1サイクル中に
任意の回数を任意の時期に燃料噴射できる燃料噴射装置
と、機関の運転状態および排気組成に応じて燃料噴射回
数と噴射毎の燃料噴射量を制御するコントローラとから
成り、排気中のNOX 還元剤(主にHC)の量および組
成を制御し該触媒装置における触媒反応(NOX 低減作
用)を制御するものである。
【0026】本実施形態における最大の特徴は、シリン
ダ内の内燃性混合気を、出力に寄与する明確な燃焼およ
び発熱に寄与する部分と、NOX の還元剤(燃料成分や
燃料の反応過程で生成される反応中間生成物)として排
気中に放出される部分が形成されるように燃料を異なっ
たタイミングで供給することにある。以下、この原理に
ついて説明する。
【0027】炭化水素を燃料とする可燃性混合気は、混
合気の混合比(当量比)により、着火遅れ時間が大きく
異なる。図1に示されるように、一般的には理論混合比
付近で最も短い着火遅れ時間をとり、ここから希薄にな
るに従い着火遅れ時間は長くなる。特に当量比0.4よ
り希薄な領域では、急激に着火遅れ時間が長くなる。
【0028】つまり、当量比0.4より希薄な混合気が
シリンダ内に形成されている場合には、シリンダ内で完
全に燃焼しないため、出力に寄与せずに残存して、反応
中間生成物として排気管に排出される可能性がある。
【0029】一方、出力に寄与する明確な発熱を有する
混合気は、ガソリンを用いた火花点火式内燃機関におい
て火炎伝播を行わせるためには、当量比0.5より濃い
混合気でなければならない。よってシリンダ内で当量比
が不均一な状態を形成し、出力は当量比0.5より濃い
混合気の燃焼により取り出し、排気中に放出されるHC
等のNOX 還元剤は、これより薄い混合気が燃え残るこ
とで生成される。
【0030】また軽油を用いた圧縮着火式内燃機関(デ
ィーゼルエンジン)では、出力に寄与する燃焼は、燃焼
室内に噴射された燃料の自着火により行われる。この噴
射による燃料は、シリンダ内の一部の空気を利用して燃
焼し、残りの空気は燃焼に利用されずに残る。この利用
されない空気の領域に当量比の極薄い混合気が存在して
も、この希薄混合気は着火遅れ時間が長いために自着火
することなく排気中に放出される。
【0031】上記のように、図2に示されるように上死
点付近における主噴射に先立ち予備的に噴射することに
より、シリンダ内に燃焼されない程度の希薄な混合気を
予め形成することで、排気中にHC等のNOX 還元剤を
放出できるのであるが、希薄の程度を変えることで、排
気中の還元剤の組成を変化させることも可能となる。
【0032】すなわち、図1を用いて説明した原理を用
いて、後述する図5のようなNOX還元可能な温度範囲
を拡大するために上記図2に示される混合気形成を用い
る。シリンダ内に、主として燃焼を目的とする濃い混合
気部分(図2中では上死点付近で噴射された噴霧)と、
主として排気中にNOX 還元剤として排出するための希
薄な混合気(図2中では上死点前の事前に予備的に形成
された希薄な混合気)を形成するものである。
【0033】すなわち、図3に示されるように非常に薄
い混合気を形成すれば燃料はほとんど反応せず、ほとん
どが燃料成分のままでシリンダから排気される。図4に
示されるようにこれを僅かに濃くすればある程度の反応
が進み、燃料分子より小さいHC等の反応中間生成物が
生成される。これにより、運転条件やNOX 生成量や排
気温度に応じた最適な排気の組成に制御することが可能
となる。
【0034】後述する図5を用いて説明するように、温
度が低い場合には、オレフィン系炭化水素等の反応中間
生成物を排出することで、NOX 還元率を向上させるこ
とができる。一方温度が高い場合には燃料成分のように
未反応の成分を排出することが効果的である。そこで、
本手法において、未反応の燃料成分を多く排出したい場
合には、図3に示されるように希薄な混合気を燃焼室全
体に分布させることが望ましい。
【0035】またオレフィン系炭化水素等の反応中間生
成物を排出したい場合には、図3よりも幾分濃い混合気
を燃焼室の一部または全体に分布させることが望まし
い。希薄な混合気とはいっても燃料の濃度を濃くするに
従い燃焼反応の進行が促進され、反応生成物の量が増え
るからである。
【0036】さらに、図3および図4に示されるように
上記の希薄な混合気のシリンダ内における空間的分布を
変えることで、還元剤の組成を制御しつつ還元剤の量を
変化させることも可能となる。
【0037】上記の燃焼されない希薄な混合気は、各気
筒の吸気行程または圧縮行程において、出力に寄与する
混合気形成のための噴射よりも早い時期に、少量の燃料
を1回以上噴射することによって形成することができ
る。その量や時期を変化させることで、上述のように該
希薄混合気の濃度や空間的な分布を変えることができ
る。
【0038】出力に寄与する燃料の噴射は、前記の噴射
により形成された希薄な混合気の中にさらに燃料を噴射
するかたちで行われる。このように、一つのシリンダに
一つの噴射弁が配設される機関においても、予め希薄な
混合気をシリンダ内に形成した後に、出力に寄与する燃
料を噴射することにより希薄な領域と燃焼可能な領域を
形成することができる。
【0039】また、図5に示されるようにゼオライト系
の触媒を用いて、希薄燃焼により酸素が残存している排
気中種々の還元剤を用いてNOX の浄化率を比較した。
還元剤として軽油を用いた場合には、比較的高い温度に
NOX 還元のピークがある。一方還元剤にオレフィン系
炭化水素を用いた場合には、NOX 還元のピークは低温
側に移動し、NOX 還元の効果も向上する。このように
還元剤の成分を成分を変化させることでNOX を還元で
きる温度範囲を拡大することができる。オレフィン系炭
化水素は反応の中間生成物として排出される物質の一種
である。
【0040】図2ないし図4に示される手法を用いて、
濃い混合気の量と希薄な混合気の量を変化させた場合、
トルクに対して排出可能な未燃炭化水素(HC)の量
は、図6に示されるようになる。図6中の太線は、通常
のディーゼル燃焼の排気中のHC量である。図6から、
本手法を用いることで排気中のHC量を制御できること
が分かる。
【0041】同様に濃い混合気の量と希薄な混合気の量
を変化させた場合、トルクに対して排出可能な中間生成
物の量は、図7に示されるようになる。図7中の太線
は、通常のディーゼル燃焼の排気中の中間生成物の量で
ある。図7から、本手法を用いることで排気中の中間生
成物を制御できることが分かる。
【0042】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を用いて
説明する。
【0043】本実施例の内燃機関の排気浄化装置は、図
12に示されるように排気管路11中にNOX を低減す
る触媒装置2を有するディーゼルエンジンの内燃機関1
において、上死点付近においてシリンダ内の各気筒に直
接燃料を噴射する主噴射に先立ち少なくとも1回各気筒
に予備噴射する燃料噴射装置3と、排気中の可燃成分を
検出する可燃成分検出センサ4と、排気および触媒の温
度を検出する温度センサ5と、運転状態、排気の温度お
よび組成に応じて前記燃料噴射装置の噴射量および噴射
時期を制御するコントローラ6とから成り、排気中にお
いてNOX の還元剤として作用する可燃成分の量を制御
することにより、排気管路中へ放出される排気の組成を
変化させ、前記触媒装置2における触媒反応を制御する
ものである。
【0044】前記可燃成分検出センサ4は、排気管11
に配設され排気中の可燃成分であるHCを検出するHC
センサ42によって代用されている。NOX センサ41
は排気管11に配設される。
【0045】前記温度センサ5は、前記排気管11に配
設されの排気の温度を検出する排気温度センサ51と、
前記触媒装置2に配設され触媒の温度を検出する触媒温
度センサ52とから成る。
【0046】前記内燃機関1の回転数を検出する回転数
センサ71と、アクセル開度またはコントロールレバー
の位置等の該内燃機関1の負荷を検出する負荷センサ7
2を備えている。
【0047】前記コントローラ6は、NOX センサ41
とHCセンサ42と排気温度センサ51と触媒温度セン
サ52と回転数センサ71と負荷センサ72が接続さ
れ、ROMに格納されたプログラムおよびデータに基づ
き、燃料噴射装置3の噴射タイミングおよび噴射量を制
御する制御信号を出力するものである。
【0048】前記ROMに予め格納されるプログラムに
ついて、図13に従い説明する。前記排気管11に配設
された前記触媒装置2が有効に働く温度範囲である温度
ウィンドウは、データとして予め入力され既知である。
【0049】ステップ101において、前記排気温度セ
ンサ51および触媒温度センサ52からの排気温度およ
び触媒温度の少なくとも一方に基づきNOX 還元が可能
な温度条件かどうかを判定する。
【0050】NOX 還元が可能な温度条件の場合には、
ステップ102において、還元剤の組成(C1 、C2
3 )を決定する。すなわち図11におけるC1 線、C
2 線、C3 線のどのラインを用いるかを決定するもので
ある。
【0051】ステップ103において、前記NOX セン
サ41によって検出されたNOX 濃度に基づき、NOX
の還元が必要かどうか判定され、NOX の還元が必要で
ない場合には排気中への還元剤の放出が停止される。
【0052】NOX の還元が必要な場合は、ステップ1
04において、前記ステップ102において組成が決定
された還元剤の量が算出される。NOX の還元が必要で
あれば、NOX 濃度と還元剤の組成および温度条件か
ら、図を用いて後述するように必要な還元剤の量が算出
される。
【0053】ステップ105において、前記HCセンサ
42と回転数センサ71と負荷センサ72から出力され
るHC濃度、エンジン回転数、エンジン負荷に基づき、
早期に予備的に噴射する燃料および主として燃焼に寄与
する主噴射の燃料の量と噴射時期が決定される。
【0054】すなわち必要な還元剤の量と組成とエンジ
ンの負荷と回転数、実際の排気中のHC濃度から、早期
に予備的に噴射する燃料の量と噴射時期および主として
燃焼に寄与する燃料の主噴射の時期と量を決定するもの
である。
【0055】予備噴射および主噴射の燃料の量と噴射時
期が決定されると、ステップ106において、運転条件
が一定かどうか判定され、運転条件が一定の場合は、ス
テップ107において、補正が必要かどうか判定され
る。
【0056】NOX 還元が可能な温度条件でない場合す
なわちNOX 浄化が期待出来ない温度の場合には、ステ
ップ108において、排気中への還元剤の放出が停止さ
れる。
【0057】本実施例においては、希薄な混合気を作る
ために、主燃焼に寄与する上死点付近における燃料の主
噴射の前に、幾らかの燃料を早期に予備的に噴射してシ
リンダ内に供給するものである。
【0058】図8において、その早期噴射の時期および
主燃焼に寄与する燃料噴射量を一定として、早期噴射の
燃料量だけを変化させるもので、つまり希薄な混合気の
濃度を変化させたことになる。
【0059】図8から明かなように、早期噴射を行う
と、燃焼室全体に希薄な混合気が形成されるために、排
気中のHCが増大する。しかし、排気中のHC濃度は、
早期噴射の燃料量をある程度以上を増やすと減少する。
これは、早期噴射により形成される希薄な混合気の濃度
が濃くなり、希薄混合気中でも燃焼反応が進行するため
である。
【0060】希薄な混合気の濃度を濃くするにともない
希薄混合気中での燃焼反応が進行し、排出されるHCが
減少するが、希薄混合気中での燃焼反応が進行すること
で不完全燃焼成分が増大することになる。
【0061】図9に示されるように排出されるHCの総
量が減少した後でも、排出される中間生成物の量はそれ
ほど減少しない。つまり、希薄な混合気中の燃料分子の
一部が反応の進行によって中間生成物に変化しているこ
とを示している。
【0062】上述の説明から明かなように、排気中の還
元剤の成分を変化させる場合において、排気中にHCを
残したい場合は薄い混合気を形成する必要があり、排気
中にできるだけ多くの中間生成物を残したい場合は幾分
濃い混合気を形成する必要がある。
【0063】また還元剤の量を変化させる場合におい
て、多量の還元剤を残したい場合は希薄混合気の量を増
やす必要があり、少量の還元剤を残したい場合は希薄混
合気の量を減らす必要がある。
【0064】そこで、上記の成分と量の任意の組み合わ
せを実現する手法が早期に噴射する燃料の噴射時期とな
る。例えば、少量の燃料であっても上死点に近い時期に
噴射すれば比較的濃い混合気が狭い領域に形成され、一
方比較的多量の燃料であっても充分早く噴射することで
比較的濃い混合気を広い範囲に形成することが出来る。
【0065】上述の特性は、図10に示される。噴射量
を多量(A1 )ないし少量(A4 )の4種類とし、それ
ぞれの条件に対してこれを噴射する時期を変化させて、
排出されるHCの量を比較したものである。
【0066】噴射量A1 では、噴射時期を上死点に近付
けるにともないHC量が減ってゆく。これは、形成され
る希薄混合気が噴射時期を遅らせるに従って狭い領域で
濃くなるためである。HCが減少するにつれ、中間生成
物の量が増加し、図10中斜線領域では比較的多くの中
間生成物が排出されることになる。
【0067】これに対して、噴射量A4 では、噴射時期
を遅らせてもHC量の変化が少ない。これは、噴射量が
少ないために形成される混合気が希薄になりすぎるため
である。しかし噴射量A4 でも噴射時期を充分に遅らせ
ることでHC量が減少する領域を得ることが出来る。
【0068】この特性を利用すると、例えば図10中の
破線で示したような必要なHC量に対して、噴射量A1
で噴射時期を充分遅らせた場合と、噴射量A2 で噴射時
期をあまり遅らせない場合を用いることが出来る。そし
て、前者の噴射量A1 では、中間生成物の量が後者の噴
射量A2 よりも多くなる。つまり、HC全体の量を一定
としながらも、中間生成物の量を制御することができる
ものである。
【0069】これまでに説明した現象を、より広い条件
で検証した結果が、図11に示される。図11は、早期
に予備的に噴射する噴射量とその噴射時期を変化させた
場合について、排出されるHC量が等しい条件を線で結
んだ等HC量線図である。
【0070】図11中斜線で示した領域は、早期に噴射
するHC量を増加させても排出されるHC量が増えない
領域、つまりCOが多く排出される領域を示している。
【0071】例えば中間生成物をあまり排出せずに主に
燃料成分に近い組成のHCを排出したい場合には、図1
1中のC2 線上で制御することが望ましい。また中間生
成物と燃料成分を適度に共存させたい場合には、図11
中のC1 線上で制御すればよい。一方出来るだけ多くの
中間生成物を排出したい場合には、図11中のC3 線上
で制御することが望ましい。
【0072】上述したC1 線、C2 線、C3 線に従った
制御は、使用条件としての一例であり、これにこだわる
ことなく、必要に応じて図11中の全領域を有効に利用
することが出来るものである。
【0073】上記構成より成る本実施例の内燃機関の排
気浄化装置は、コントローラ6において、前記排気温度
センサ51および触媒温度センサ52からの排気温度お
よび触媒温度の少なくとも一方に基づきNOX 還元が可
能な温度条件かどうかを判定し、NOX 還元が可能な温
度条件の場合には、還元剤の組成(C1 、C2 、C3
を決定する。すなわち図11におけるC1 線、C2 線、
3 線のどのラインを用いるかを決定する。
【0074】前記NOX センサ41によって検出された
NOX 濃度に基づき、NOX の還元が必要な場合は、前
記ステップ102において組成が決定された還元剤の量
が算出される。すなわち前記HCセンサ42と回転数セ
ンサ71と負荷センサ72から出力されるHC濃度、エ
ンジン回転数、エンジン負荷に基づき、早期に予備的に
噴射する燃料および主として燃焼に寄与する主噴射の燃
料の量と噴射時期が決定される。
【0075】予備噴射および主噴射の燃料の量と噴射時
期が決定されると、運転条件が一定かどうか判定され、
運転条件が一定の場合は、補正が必要かどうか判定さ
れ、決定された予備噴射および主噴射の燃料の量と噴射
時期を制御する制御信号が前記燃料噴射装置2に出力さ
れる。
【0076】前記燃料噴射装置2が、前記コントローラ
6から出力される予備噴射および主噴射の燃料の量と噴
射時期を制御する制御信号に基づき、予備噴射および主
噴射の燃料の量と噴射時期を制御して、出力に寄与する
燃料を噴射する前に燃料を予備的に噴射することで希薄
な混合気を形成し、この希薄な混合気の一部を排気中に
放出させることにより、前記触媒装置2によるNOX
低減するものである。
【0077】すなわち前記希薄な混合気中の燃料濃度と
空間的な分布を変化させることで排気の組成と還元剤の
量を変化させることが可能であり、これを用いて前記触
媒装置2によるNOX 低減作用を変化させるものであ
る。
【0078】上記作用を奏する本実施例の内燃機関の排
気浄化装置は、主噴射に先立ち1回各気筒に予備噴射す
るため、燃焼室内の一部または全体に所望の希薄な混合
気分布を予め形成した後、上死点付近において主燃料を
噴射することにより、排気管路中へ放出される排気の組
成を変化させ、前記触媒装置2における触媒反応を制御
するので、排気中に含まれる窒素酸化物を低減するとい
う効果を奏する。
【0079】また排気温度が230度および260度の
時を例にとって、本実施例における制御によるNOX
減の効果について、軽油を排気管11に噴射した場合と
比較して、図14を用いて説明する。
【0080】排気温度が230度付近では、排気管11
中に軽油を噴射した場合に比べて4倍程度浄化率が向上
している。これは、低い温度条件では中間生成物などの
不完全燃焼成分がNOX 浄化に有効であり、排気管中に
軽油を噴射した場合ではこれらの成分を触媒に供給する
ことができないためである。
【0081】排気温度が260度付近になると、還元剤
として燃料成分を供給することで充分なNOX 還元作用
が得られる温度条件となるため、排気管中に軽油を噴射
した場合でも本実施例によって制御した場合でも、同程
度のNOX 浄化効果が得られる。
【0082】上述の実施形態および実施例は、説明のた
めに例示したもので、本発明としてはそれらに限定され
るものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明お
よび図面の記載から当業者が認識することができる本発
明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能
である。
【0083】前記実施例において、一例としてNOX
ンサ41、HCセンサ42、排気温度センサ51、およ
び触媒温度センサ52を用いる例について説明したが、
本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、エン
ジンの回転数と負荷からNOX 量と、HC量を推定すれ
ば、前記NOX センサ41およびHCセンサ42を省略
することも出来る。また冷却水温度と回転数から排気温
度を推定することも出来る。さらに排気温度とその変化
から触媒の温度を推定することも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における当量比と着火遅れ時
間との関係を示す線図である。
【図2】本実施形態における混合気形成を説明するため
の断面図である。
【図3】本実施形態における上死点前に燃焼室全体に希
薄な混合気が形成された場合を説明するための断面図で
ある。
【図4】本実施形態における上死点前に燃焼室の一部に
幾分濃い混合気が形成された場合を説明するための断面
図である。
【図5】本実施形態における排気温度とNOX と還元率
との関係を示す線図である。
【図6】本実施形態におけるトルクと排気中のHC濃度
との関係を示す線図である。
【図7】本実施形態におけるトルクと排気中の中間生成
物濃度との関係を示す線図である。
【図8】本発明の実施例における噴射量と排気中のHC
濃度との関係を示す線図である。
【図9】本実施例における噴射量と排気中の中間生成物
の濃度との関係を示す線図である。
【図10】本実施例の各噴射量における噴射時期と排気
中のHCの濃度との関係を示す線図である。
【図11】本実施例における排出されるHC量が等しい
条件を線で結んだ等HC量線図である。
【図12】本実施例の内燃機関の排気浄化装置の概要を
示すブロック図である。
【図13】本実施例装置の制御フローを示すチャート図
である。
【図14】本実施例装置のNOX 低減効果を説明するた
めの線図である。
【図15】従来の第1の内燃機関の排気浄化装置の概要
を示すブロック図である。
【図16】従来の第2の内燃機関の排気浄化装置の概要
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 触媒装置 3 燃料噴射装置 4 可燃成分検出センサ 5 温度センサ 6 コントローラ 11 排気管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 41/38 F02D 41/38 B F02M 45/02 ZAB F02M 45/02 ZAB

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項】 排気管路中に窒素酸化物(NOX )を低減
    する触媒装置を有する内燃機関において、 上死点付近においてシリンダ内の各気筒に直接燃料を噴
    射する主噴射に先立ち少なくとも1回各気筒に予備噴射
    する燃料噴射装置と、 運転状態、排気の温度および組成に応じて前記燃料噴射
    装置の噴射量および噴射時期を制御するコントローラと
    から成り、 排気中のNOX 還元剤として作用する反応中間生成物の
    量を制御することにより、排気管路中に放出される排気
    の組成を変化させ、前記触媒装置における触媒反応を制
    御することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
JP9082025A 1997-03-15 1997-03-15 内燃機関の排気浄化装置 Pending JPH10252523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9082025A JPH10252523A (ja) 1997-03-15 1997-03-15 内燃機関の排気浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9082025A JPH10252523A (ja) 1997-03-15 1997-03-15 内燃機関の排気浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10252523A true JPH10252523A (ja) 1998-09-22

Family

ID=13762997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9082025A Pending JPH10252523A (ja) 1997-03-15 1997-03-15 内燃機関の排気浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10252523A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001207890A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃焼制御装置
US6857421B2 (en) 2000-05-31 2005-02-22 Daimlerchrysler Ag Method for operating a diesel engine, and diesel engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001207890A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃焼制御装置
US6857421B2 (en) 2000-05-31 2005-02-22 Daimlerchrysler Ag Method for operating a diesel engine, and diesel engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3613018B2 (ja) 筒内噴射式エンジンの制御装置
JP4427744B2 (ja) 直接燃料噴射式内燃機関の運転方法
KR100576245B1 (ko) 통내분사식엔진
JP3325230B2 (ja) 筒内噴射式エンジンの触媒暖機方法及び同装置
JP4023115B2 (ja) 直噴火花点火式エンジンの制御装置
JP4099396B2 (ja) スパーク点火直噴内燃機関の排ガス温度を上昇させる方法
JP3325231B2 (ja) 筒内噴射式エンジンの制御装置
JP3325232B2 (ja) 筒内噴射式エンジン
JP3963088B2 (ja) 火花点火式直噴エンジンの制御装置
US6438943B1 (en) In-cylinder injection type internal combustion engine
US20080257304A1 (en) Internal combustion engine and combustion method of the same
JPH11324765A (ja) 直噴火花点火式内燃機関の制御装置
JP2015021389A (ja) 燃料噴射制御装置
JPH10212995A (ja) 排気昇温装置
JP3731403B2 (ja) 直噴火花点火式内燃機関の制御装置
JP3582415B2 (ja) 直噴火花点火式内燃機関の制御装置
JPH10252523A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP3726580B2 (ja) 直噴火花点火式内燃機関の制御装置
JP3755351B2 (ja) 直噴火花点火式内燃機関の制御装置
JP3613020B2 (ja) 筒内噴射式エンジンの制御装置
JP4055292B2 (ja) 直噴火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2006177179A (ja) 筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置
JPH10212986A (ja) 筒内噴射式エンジン
JP4525479B2 (ja) 筒内直接噴射式火花点火内燃機関の制御装置
JPH1073019A (ja) 筒内噴射型内燃機関の排気昇温装置