JPH1025229A - 頭髪用洗浄剤 - Google Patents

頭髪用洗浄剤

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Publication number
JPH1025229A
JPH1025229A JP8182004A JP18200496A JPH1025229A JP H1025229 A JPH1025229 A JP H1025229A JP 8182004 A JP8182004 A JP 8182004A JP 18200496 A JP18200496 A JP 18200496A JP H1025229 A JPH1025229 A JP H1025229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
orange
washing agent
treatment
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8182004A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Ezaki
哲雄 江崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RABEESHITSUKU KK
Original Assignee
RABEESHITSUKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by RABEESHITSUKU KK filed Critical RABEESHITSUKU KK
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Publication of JPH1025229A publication Critical patent/JPH1025229A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚れた頭髪を清浄にすると同時に、薄毛、傷
んだ髪、切れ毛、枝毛等を正常な黒髪にし、頭皮のフ
ケ、痒みを抑制する。業務用に使用しても使用者の手指
の荒れを起こさない。 【解決手段】 本発明の頭髪用洗浄剤は、水分を除いた
洗浄剤成分として、オレンジ油0.5〜10重量%、グ
リセリン2〜8重量%、界面活性剤45〜65重量%を
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、育毛効果、皮膚炎
の抑制効果のあるオレンジ油を含む頭髪用洗浄剤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種のアニオン、カチオン、非イ
オン系界面活性剤を含む頭髪用洗浄剤が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の頭髪用
洗浄剤は、汚れた頭髪の洗浄を主目的とし、薄毛、傷ん
だ髪、切れ毛、枝毛等に対してこれらを改良するもので
はなかった。また頭皮にフケや痒みが発生してもこれを
抑える効果はなかった。更に理髪店における店員のよう
に洗浄剤の使用頻度が高い場合には、洗浄剤の使用によ
って店員の手指の荒れがひどくなり業務に耐えられない
ことがあった。
【0004】本発明の目的は、汚れた頭髪を清浄にする
と同時に、薄毛、傷んだ髪、切れ毛、枝毛等を正常な黒
髪にする頭髪用洗浄剤を提供することにある。本発明の
別の目的は、頭皮のフケ、痒みを抑制する頭髪用洗浄剤
を提供することにある。本発明の更に別の目的は、業務
用に使用しても使用者の手指の荒れを起こさない頭髪用
洗浄剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
水分を除いた洗浄剤成分として、オレンジ油0.5〜1
0重量%、グリセリン2〜8重量%、界面活性剤45〜
65重量%を含むことを特徴とする頭髪用洗浄剤であ
る。オレンジ油を0.5〜10重量%含むことにより、
毛根を含む頭皮の組織を修復し、かつ成長させ、一方荒
れた皮膚を正常化することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のオレンジ油は、ヘンルー
ダ科に属し、スイートオレンジ(Sweet orange)の果皮、
ビターオレンジ(Bitter orange)の果皮、夏柑の果皮等
を原料とし、通常この果皮を圧搾、真空搾油、アルカリ
処理、水蒸気蒸留などの処理を行って製造される。オレ
ンジ油の主成分は、d−リモネンを90重量%以上含
み、残部にn−デシルアルデヒド、シトラール、d−リ
ナロール、n−ノニルアルコール、d−テルピネオール
を含む。
【0007】本発明のオレンジ油の含有量は、0.5〜
10重量%の範囲から、好ましくは1〜5重量%の範囲
から選ばれる。0.5重量%未満ではオレンジ油の含有
効果に乏しく、10重量%を越えると香りが強力になり
すぎ、洗浄力が低下する。グリセリンの含有量は、2〜
8重量%の範囲から、好ましくは4〜6重量%の範囲か
ら選ばれる。2重量%未満では洗浄後の頭髪の保湿性に
劣り、8重量%を越えると洗浄後に頭髪がベトツキ過ぎ
て好ましくない。また界面活性剤の含有量は、45〜6
5重量%の範囲から、好ましくは50〜60重量%の範
囲から選ばれる。45重量%未満では洗浄力が低下し、
65重量%を越えると高頻度の使用時に手指の荒れがひ
どくなる。
【0008】本発明の界面活性剤は、以下に詳述する非
イオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン
系界面活性剤及び両性界面活性剤を単独又はこれらを適
宜混合して使用する。これらの中で非イオン系界面活性
剤が好ましい。 (a) 非イオン系界面活性剤 この非イオン系界面活性剤には、ポリオキシアルキレン
型界面活性剤(ポリオキシアルキレンアルキル又はアル
キルアリールエーテル、ポリオキシアルキレン多価アル
コール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンポリオール、ポリオキシアルキレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシアルキレンアルキルアミンなど)、
アルキロールアミド系界面活性剤及びエステル型非イオ
ン系界面活性剤が例示される。
【0009】(b) アニオン系界面活性剤 このアニオン系界面活性剤には、硫酸エステル塩(アル
キル硫酸塩エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル
エーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキ
ルアリールエーテル硫酸エステル塩など)、スルホン酸
塩(アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン
酸塩、スルホコハク酸エステル塩、ナフタリン又はアル
キルナフタリンスルホン酸塩のホルマリン縮合物な
ど)、カルボン酸塩及びリン酸エステル塩(アルキルリ
ン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルア
リールエーテルリン酸エステル塩など)が例示される。
【0010】(c) カチオン系界面活性剤 このカチオン系界面活性剤には、第4級アンモニウム塩
型界面活性剤(アルキルトリメチルアンモニウム塩、ア
ルキルジメチルベンジルアンモニウム塩など)及びアミ
ン塩が例示される。
【0011】(d) 両性界面活性剤 この両性界面活性剤には、カルボン酸塩型界面活性剤
(アミノ酸型、ベタイン型)及びスルホン酸型両面界面
活性剤が例示される。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに説明す
る。 <実施例1〜5及び比較例1〜4>水分を除いた洗浄剤
成分として、表1に示す実施例1〜5及び比較例1〜4
の頭髪用洗浄剤を用意した。表1において、界面活性剤
A〜Gは、上記(a)〜(d)に記載した各種界面活性剤を意
味する。20才〜53才の薄毛、傷み毛、抜け毛、細い
毛、フケ、痒み、アトピー性皮膚炎のある104人を被
験者とした。104人の内訳は男性24人、女性80人
であった。薄毛、傷み毛、抜け毛、細い毛の人(以下、
第1被験者という)が80人で、頭皮にそれぞれフケ、
痒み、アトピー性皮膚炎がある人(以下、第2被験者と
いう)は24人であった。薬の副作用により脱毛した人
は被験者にいなかった。
【0013】最初に、被験者104人全員に市販の頭髪
用洗浄剤(比較例4)を3カ月間、毎日頭髪の洗浄に使
用して貰った。3カ月経過後、1人の美容外科医が使用
前後被験者の症状を診察した結果、被験者104人全員
について、その症状が改善されたと判定された者は全く
なく、また症状に改善の兆しがあったと判定された者も
いなかった。次いで、80人からなる第1被験者を10
人ずつ分け、24人からなる第2被験者を3人ずつ分
け、13人を1グループとして8グループの被験者が、
実施例1〜5及び比較例1〜3の8種類の頭髪用洗浄剤
をそれぞれ3カ月間毎日頭髪の洗浄に使用した。3カ月
経過後、前記と同一の1人の美容外科医が使用前後の被
験者の症状を診察した。その結果を表2に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】表2において、「頭髪の改良」とは、薄
毛、傷み毛、抜け毛、細い毛が消失し、代わりに正常な
黒髪が生えてくることをいい、「頭皮の改良」とは、フ
ケが発生し易い頭皮、痒みのある頭皮、アトピー性皮膚
炎のある頭皮からこれらの症状が消え去ることをいう。
表2から明らかなように、オレンジ油を0.5〜10重
量%配合した実施例1〜5の頭髪用洗浄剤を使用した被
験者には、改良の効果があった者が60%以上いた。特
にオレンジ油を3重量%配合した実施例3の頭髪用洗浄
剤を使用した者はその改良効果が著しかった。特にグル
ープ1及びグループ2の第2被験者には、アトピー性皮
膚炎の者がそれぞれ1人いたが、いずれもアトピー性皮
膚炎は完治していた。これに対して、オレンジ油を0.
5〜10重量%の範囲外で配合した比較例1〜3の頭髪
用洗浄剤を使用して改良効果が見られた者は、半数に達
しなかった。
【0017】<実施例6>上記比較例4の市販の頭髪用
洗浄剤を理髪店で入店後6カ月間、一日当り合計1時間
程度使用して、手指が荒れたため、業務ができなくなっ
た新人の理髪店員に、その手指が自然治癒した後、理髪
店員として、実施例3の頭髪用洗浄剤を使用して貰っ
た。最初は毎日10分間使用し、1週間経過した時点
で、手指の状態を観察した。手指の荒れが現れないた
め、引き続き従前と同様に一日当り合計1時間程度使用
して貰った。その結果、1カ月経過してもその理髪店員
の手指の荒れは再発せず、その後継続しても、再び手指
が荒れることがなくなり、理髪店員として復帰すること
ができた。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の頭髪用洗浄
剤は、汚れた頭髪を清浄にすると同時に、薄毛、傷んだ
髪、切れ毛、枝毛等を正常な黒髪にし、頭皮のフケ、痒
みを抑制する。また業務用の使用しても使用者の手指の
荒れを起こさない優れた効果を奏する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分を除いた洗浄剤成分として、オレン
    ジ油0.5〜10重量%、グリセリン2〜8重量%、界
    面活性剤45〜65重量%を含むことを特徴とする頭髪
    用洗浄剤。
JP8182004A 1996-07-11 1996-07-11 頭髪用洗浄剤 Pending JPH1025229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8182004A JPH1025229A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 頭髪用洗浄剤

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JP8182004A JPH1025229A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 頭髪用洗浄剤

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Publication Number Publication Date
JPH1025229A true JPH1025229A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16110646

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JP8182004A Pending JPH1025229A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 頭髪用洗浄剤

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JP (1) JPH1025229A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004032516A1 (de) * 2004-07-06 2006-02-09 Jester Friedrichs Mittel zur Anregung von Haarwachstum und zur Behandlung von Haarausfall, Schuppen, Milchschorf, Ekzemen, Flechten, Reitungen und Rötungen
JP2013190413A (ja) * 2011-09-08 2013-09-26 Ntex Kk 手指洗浄用除染石鹸

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004032516A1 (de) * 2004-07-06 2006-02-09 Jester Friedrichs Mittel zur Anregung von Haarwachstum und zur Behandlung von Haarausfall, Schuppen, Milchschorf, Ekzemen, Flechten, Reitungen und Rötungen
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