JPH10252268A - ずり回収方法とその装置 - Google Patents

ずり回収方法とその装置

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JPH10252268A
JPH10252268A JP7672997A JP7672997A JPH10252268A JP H10252268 A JPH10252268 A JP H10252268A JP 7672997 A JP7672997 A JP 7672997A JP 7672997 A JP7672997 A JP 7672997A JP H10252268 A JPH10252268 A JP H10252268A
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concrete joint
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哲也 鶴見
Seiji Yoshimura
清二 吉村
Shoji Maki
祥二 牧
Yoshimi Matsuo
芳美 松尾
Osamu Oya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート打継面からのレイタンス等のず
りの回収作業を、作業員の手作業に依ることなく、機械
的に効率よく短時間で行うことができるようにする。 【解決手段】 本発明は、コンクリート打継面Sに近接
させて噴出ノズル26とずり吸込み口27とを配置して
おき、該噴出ノズル26からコンクリート打継面Sに気
体又は液体を浅い角度で噴射してずりを流動させ、か
つ、該流動するずりをずり吸込み口27から吸い込むよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダム等のコンクリ
ート構造物におけるコンクリート打継面上に滞留してい
るレイタンス等のずりを、該打継面から回収するずり回
収方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レイタンスは、コンクリートの材料分離
によってできるセメント、砂等の微粒が、ブリージング
現象、すなわちまだ固まらないコンクリートの硬化過程
において余剰水が分離上昇するのに伴って、そのコンク
リートの表面に滲出・沈殿した微細な物質であるが、こ
のレイタンスは、硬化しても強度,付着力,水密性が小
さく、弱層を形成するため、特に、水平なコンクリート
打継面においてはこれを完全に除去しなければ当該構造
物の重大な欠陥となる。このため、コンクリート打継面
に対して圧力水を噴射し、あるいは圧力水を噴射すると
ともに該打継面をブラシ等で擦る等の作業を行って、レ
イタンスを除去するようにしている。
【0003】コンクリート打継面から剥離されたレイタ
ンスは、これの剥離に用いた水とともに掻き混ぜられ汚
濁した状態で、該コンクリート打継面上にずりとして滞
留している。このため、従来は、ずりを除去しようとす
る作業現場付近にバキューム車を移動しておき、それの
バキュームホースを作業員が直接操作して、コンクリー
ト打継面上に滞留しているずりを汚濁水とともに吸い取
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ずり回収作業は、次のような欠点がある。作業員がバキ
ュームホースを操作しながらずりの吸取り作業を行って
いるので重労働であり、しかも、バキュームホースの先
端部の狭小な開口部からずり等を吸い取っているために
作業効率が極めて低く、作業時間が冗長となる。
【0005】また、ずりの吸取り作業は、バキューム車
に搭載されているエンジンの駆動力を使用してずり吸取
り用の真空ポンプを駆動しているので、該吸取り作業中
においてはバキューム車を走行させることができない。
従って、停止させているバキューム車を中心としてバキ
ュームホースが届く範囲内のずり吸取り作業が終わる度
に該作業を中断し、該バキューム車をいちいち移動させ
なければならず、作業の遅延原因になるとともに煩雑で
ある。
【0006】バキュームホースでずりを吸い取る際、該
バキュームホースによる空気の吸込み力だけを利用して
いるので吸取り効率が低い。また、該ずりとともに吸い
取った汚濁水によってレシーバタンクがすぐに満杯にな
り、この場合、吸取り作業を中断して、レシーバタンク
内の汚濁水等を所定の廃棄場所に頻繁に搬送して廃棄し
なければならず、作業の遅延を招く原因となる。
【0007】本発明は、コンクリート打継面からのずり
の回収作業を、作業員の手作業に依ることなく、機械的
に効率よく短時間で行うことができるずり回収方法とそ
の装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のずり回収方法
は、コンクリート打継面Sに近接させて噴出ノズル26
とずり吸込み口27とを配置しておき、該噴出ノズル2
6からコンクリート打継面Sに液体又は気体を噴射して
ずりを流動させ、かつ、該流動するずりをずり吸込み口
27から吸い込むようにしたことを内容としている。
【0009】本発明のずり回収装置は、コンクリート打
継面Sに液体又は気体を噴射する噴出ノズル26と、噴
射された液体又は気体により流動するずりを吸い込むず
り吸込み口27とを、該コンクリート打継面Sに近接さ
せて配置した構成にしている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。本発明ずり回収装置は、図1に示
すように、レシーバタンク1を備えたバキューム車2に
搭載装架されており、これの前側に装架したずり回収ユ
ニットA、発電機B、レシーバタンク1内に配設した水
中ポンプC及び該バキューム車2の後側に装架した微速
走行ユニットDを有してなる。また、これらずり回収ユ
ニットA、発電機B、水中ポンプC及び微速走行ユニッ
トDは、バキューム車2に搭載されているエンジンの出
力を利用して駆動されるようになっており、外部電源等
を必要としない構成にしている。
【0011】ずり回収ユニットAの構成は、次の通りで
ある。3は1対の起立枠材4,4の上端部と下端部間に
各々連結部材5,6を横架した正面方形の支持枠体であ
り、これの後面下端部に固着した側面コ字形の取着部材
7,7を介して、車体の前側に配設したフロントバンパ
8に固着されている(図2〜4)。
【0012】支持枠体3の起立枠材4,4の前面4a,
4aには、1対のガイドレール9,9が固着されてお
り、これには、昇降支持台10が、該ガイドレール9,
9に沿う垂直方向で昇降自在に取り付けられている。
【0013】昇降支持台10は、ガイドレール9,9に
摺動自在に嵌合させた摺動ブラケット11,11を後面
に固着した側面台形の取付け枠12,12の下面に、平
面長方形にした水平支持枠体13を固着してなる。ま
た、取付け枠12の起立枠材12a,12aの後面上端
部間には連結部材12bが横架されており、これに固着
した取付け片14, 14に、昇降支持台10のガイド
レール9,9の内側に沿って配設した油圧シリンダ1
5,15の駆動ロッド15a,15aが取り付けられて
いる。すなわち、駆動ロッド15a,15aの伸縮駆動
に従って、昇降支持台10がガイドレール9,9に沿っ
て昇降移動する(図2)。
【0014】水平支持枠体13の下面には、これの四隅
に各々リンク機構16が配設されており、両端部に配設
されている2つのリンク機構16,16毎に器体支持部
材17を支持している。各器体支持部材17には、これ
の前端部と後端部に各々キャスタ18,18が配設され
ており、また、これら2つの器体支持部材17,17に
よって、吸込み用器体19の両端部を支持している。
【0015】水平支持枠体13の両端部に配設した枠材
13a,13aには、器体支持部材17,17を駆動ロ
ッド20a,20aに取り付けた油圧シリンダ20,2
0が各々配設されている。すなわち、油圧シリンダ2
0,20の駆動ロッド20a,20aの伸縮駆動に従っ
て、吸込み用器体19に設けた取込み用ローラ21(後
述する)をコンクリート打継面Sに当接させたずり回収
位置(イ)と、該取込み用ローラ21をコンクリート打
継面Sから離間させるとともに、吸込み用器体19がバ
キューム車2の走行を阻害しない待機位置(ロ)との間
で、該吸込み用器体19を昇降移動させられる。
【0016】吸込み用器体19は下端面を開口した略直
方体形のものであり、これの内部は仕切板19aによ
り、ローラ配設室19′とずり吸込み室19″に二分さ
れている(図5,6)。ローラ配設室19′を区画する
吸込み用器体19の両側板19b,19cには、各々図
示しない軸受が形成されており、これらの間に、ずりを
ずり吸込み室19″に取り込むための取込み用ローラ2
1が、吸込み用器体19の開口部19f辺縁よりも下側
にやや突出するようにして軸22を中心として回転自在
に支持されている。
【0017】従って、取込み用ローラ21をコンクリー
ト打継面Sに当接させた状態では、吸込み用器体19の
開口部19f辺縁と該打継面Sとの間に間隙が生じる
が、4つの側板19b〜19eのうち、側板19bを除
く側板19c〜19eの下端部に、例えばゴム等の弾性
材で形成したスカート23〜25をコンクリート打継面
Sとの間隙を掩蔽するように垂設している。
【0018】換言すると、吸込み用器体19への外気の
流入は、側板19bの下端縁とコンクリート打継面Sと
の間に形成された間隙、すなわち、吸込み用器体19内
に外気を吸い入れるための外気吸入口19b′を介して
のみ行われるようにしている(図6)。
【0019】ずり吸込み室19″を区画する吸込み用器
体19の両側板19b,19cのうちの一方の壁板19
b、すなわち、外気吸入口19b′の上側には、水等の
流体を、所要の圧力で円錐状にして噴出する1対の噴出
ノズル26,26が形成されている。すなわち、噴出ノ
ズル26,26から噴出された水等の流体は、これの一
部がコンクリート打継面Sに対して浅い角度、すなわち
該コンクリート打継面Sにほぼ平行となるように噴射さ
れて、該打継面S上に滞留しているずりを、側壁19c
に設けた、後述するずり吸込み口27に向けて流動させ
るとともに、該吸込み口27にも直接噴射されるように
している(図7)。
【0020】上記噴出ノズル26,26には、導水管2
8を介してレシーバタンク1内に配設した水中ポンプC
が連結されており、これにより、該レシーバタンク1内
に貯留されている水等の流体を噴出するようにしてい
る。
【0021】ずり吸込み室19″を区画する両側板19
b,19cのうちの他方の壁板19cには、該ずり吸引
室19″内を、外気圧よりも低い圧力すなわち負圧状態
になるように内部空気を吸引するためのほぼ円形のずり
吸込み口27が開設されている。
【0022】ずり吸込み口27には、エルボ管29及び
屈曲自在な蛇腹管30を介して、他端をレシーバタンク
1に連結した吸込み用ホース31の一端が連結されてい
る。従って、バキューム車2に搭載されている真空ポン
プ(図示しない)の駆動によって、ずり吸引室19″に
対向する打継面S上のずり及び噴出ノズル26,26か
ら噴射された水等の液体の一部が、ずり吸込み口27か
らレシーバタンク1に送出される。
【0023】レシーバタンク1は、図1に示すように、
ずり吸込み口27から送出された水等の液体やずりが貯
留される後側貯留部1aと、発電機Bに接続された水中
ポンプCを配置した前側貯留部1bとを仕切り板32で
仕切るようにして、後側貯留部1aに貯留されたずりが
前側貯留部1bに流入しないようにしている。従って、
前側貯留部1bには、後側貯留部1aに貯留している水
等の液体だけが流入する。
【0024】取込み用ローラ21は、コンクリート打継
面Sに当接した状態で、バキューム車2の走行に従って
回転するようになっており、所要幅のスポンジ樹脂製の
ローラ材21aとゴム製のローラ材21bとを交互に配
列したものである(図5)。
【0025】微速走行ユニットDは、バキューム車2の
走行タイヤ33…による走行とは別に、コンクリート打
継面S上に滞留しているずりを回収処理する際に、例え
ば歩行程度以下の速度でバキューム車2を走行させるも
のであり、その構成は次の通りである。
【0026】バキューム車2のシャーシ34には、後輪
33,33の内側の位置に1対の車軸ステイ35,35
が垂設されており、これら車軸ステイ35,35の下端
部に、揺動アーム36,36の基端部が、垂直面内で揺
動自在に軸支されている。
【0027】揺動アーム36,36の先端部間には、外
端部に補助タイヤ37,37(一方は図示しない)を取
り付けた1対の車軸38,38が回動自在に取り付けら
れており、該車軸38,38の内端部にはミッションボ
ックス39を介して油圧モータ40が連結されている。
従って、油圧モータ40の駆動に従って、補助タイヤ3
7,37が回転駆動される。
【0028】揺動アーム36,36の中間部間には連結
部材41が横架されており、これには、1対の車軸ステ
イ35,35の内側に配設した油圧シリンダ42,42
の駆動ロッド42a,42aがブラケット43,43を
介して取り付けられている。油圧シリンダ42の駆動ロ
ッド42aの伸縮駆動に従って、補助タイヤ37,37
を、コンクリート打継面Sに対して圧接した走行位置
(ハ)と、該補助タイヤ37,37をコンクリート打継
面Sから離間した待機位置(ニ)との間で昇降移動させ
られる。
【0029】コンクリート打継面S上に滞留しているず
りの回収処理は、次のようにして行う。ずり回収ユニッ
トAの吸込み用器体19と、微速走行ユニットDとを待
機位置(ロ),(ニ)に各々移動させた状態で、バキュ
ーム車2をコンクリート打継面S上の所要の位置に移動
する。
【0030】次に、ずり回収ユニットAを、キャスタ1
8及び取込み用ローラ21をコンクリート打継面Sに当
接するずり回収位置(イ)に下降移動するとともに、微
速走行ユニットDの補助タイヤ37,37をコンクリー
ト打継面Sに圧接させた走行位置(ハ)に下降移動させ
る。
【0031】バキューム車2のエンジン(図示しない)
の駆動系統を、本装置を駆動するように切換え操作する
ことにより、ずり回収ユニットAの噴出ノズル26,2
6から水等の流体が噴出されるとともに、ずり吸込み口
27からの吸込み動作が開始される。これにより、吸込
み用器体19の開口部19fに対向するコンクリート打
継面Sのずりが、該打継面Sに噴射される水等の流体に
よってずり吸込み口27に向けて流動されるととに、該
吸込み口27から吸い込まれる。
【0032】ずり吸込み口27から吸い込まれたずり等
はバキュームホース31を通じてレシーバタンク1内に
搬送されて貯留される。該レシーバタンク1内の前側貯
留部1b内に貯留されている水等の液体の一部は、水中
ポンプCによって吸い出され、導水管28を通じて噴出
ノズル26から吸込み用器体19内に噴出される。
【0033】なお、本発明は前述した実施形態に限るも
のではなく、その要旨の範囲内で様々な変形実施が可能
である。上記においては、噴出ノズルから噴出される流
体として水等の液体を例として説明したが、空気等の気
体を噴出させるようにしてもよい。上記においては、外
気吸入口を側板とコンクリート打継面との間に形成した
ものについて説明したが、噴出ノズルを配設した側板自
体に形成するとともに、該側板の下端辺とコンクリート
打継面との間をスカートで掩蔽するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、噴出ノズルとずり吸込
み口とをコンクリート打継面に近接させて配置してお
き、該噴出ノズルからコンクリート打継面に液体又は気
体を噴射してずりを流動させ、かつ、該流動するずりを
ずり吸込み口から吸い込むようにしているので、コンク
リート打継面からのずりの回収作業を、作業員の手作業
に依ることなく、機械的に効率よく短時間で行うことが
できる。
【0035】噴出ノズルとずり吸込み口とを、コンクリ
ート打継面に対向させて開口部を開設した吸込み用器体
の互いに対向する側板に配設しているので、ずりの処理
効率を向上させることができる。
【0036】レシーバタンク内に貯留されている液体を
噴出ノズルに還流させているので、該レシーバタンクが
液体により満杯になることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ずり回収装置を搭載したバキューム車の
概略側面図である。
【図2】バキューム車の前側に装架したずり回収ユニッ
トの側面図である。
【図3】それの平面図である。
【図4】それの正面図である。
【図5】吸込み用器体の平面図である。
【図6】図5のI−I線における断面図である。
【図7】図5のIIで示す矢視図である。
【図8】微速走行装置の側面図である。
【図9】その背面図である。
【符号の説明】
1 レシーバタンク 19 吸込み用器体 19b,19c 側板 19b′ 外気吸入口 19f 開口部 26 噴出ノズル 27 ずり吸込み口 C 水中ポンプ D 移動手段としての微速走行装置 S コンクリート打継面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 清二 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設株 式会社内 (72)発明者 牧 祥二 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設株 式会社内 (72)発明者 松尾 芳美 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設株 式会社内 (72)発明者 大家 修 高知県高知市朝倉丁865番地1 株式会社 プロジェット内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート打継面上に滞留しているず
    りを該打継面から回収するずり回収方法において、噴出
    ノズルとずり吸込み口とを上記コンクリート打継面に近
    接させて配置しておき、該噴出ノズルからコンクリート
    打継面に液体又は気体を噴射してずりを流動させ、か
    つ、該流動するずりをずり吸込み口から吸い込むように
    したことを特徴とするずり回収方法。
  2. 【請求項2】 コンクリート打継面上に滞留しているず
    りを該打継面から回収するずり回収方法において、上記
    コンクリート打継面に近接させ、かつ、互いに対向させ
    て噴出ノズルとずり吸込み口とを配置しておき、該噴出
    ノズルからコンクリート打継面に液体又は気体を噴射し
    てずりをずり吸込み口に向けて流動させ、かつ、該流動
    するずりをずり吸込み口から吸い込むようにしたことを
    特徴とするずり回収方法。
  3. 【請求項3】 噴出ノズルとずり吸込み口とをコンクリ
    ート打継面に近接させた状態に維持し、かつ、該噴出ノ
    ズルとずり吸込み口の相対位置を保ちながら、それらを
    該コンクリート打継面に沿って移動させる請求項1又は
    2記載のずり回収方法。
  4. 【請求項4】 ずり吸込み口から吸い込んだ液体の一部
    を噴出ノズルに還流する請求項1,2又は3記載のずり
    回収方法。
  5. 【請求項5】 コンクリート打継面上に滞留しているず
    りを該打継面から回収するずり回収装置において、上記
    コンクリート打継面に液体又は気体を噴射する噴出ノズ
    ルと、噴射された液体又は気体により流動するずりを吸
    い込むずり吸込み口とを、該コンクリート打継面に近接
    させて配置したことを特徴とするずり回収装置。
  6. 【請求項6】 コンクリート打継面上に滞留しているず
    りを該打継面から回収するずり回収装置において、上記
    コンクリート打継面に液体又は気体を噴射する噴出ノズ
    ルと、噴射された液体又は気体により流動するずりを吸
    い込むずり吸込み口とを、該コンクリート打継面に近接
    させ、かつ、互いに対向させて配置したことを特徴とす
    るずり回収装置。
  7. 【請求項7】 噴出ノズルとずり吸込み口とをコンクリ
    ート打継面に近接させた状態に維持し、かつ、該噴出ノ
    ズルとずり吸込み口の相対位置を保ちながら、それらを
    該コンクリート打継面に沿って移動させる移動手段を設
    けた請求項1又は2記載のずり回収装置。
  8. 【請求項8】 噴出ノズルとずり吸込み口とが、コンク
    リート打継面に対向させて開口部を開設した吸込み用器
    体の互いに対向する側板に配設されている請求項5,6
    又は7記載のずり回収装置。
  9. 【請求項9】 噴出ノズルの下側に、吸込み用器体内に
    外気を吸い入れるための外気吸入口が形成されている請
    求項8記載のずり回収装置。
  10. 【請求項10】 移動手段は、ずり吸込み口から吸い込
    んだずりを貯留するレシーバタンクを備えたバキューム
    車を、コンクリート打継面に沿って移動させる微速走行
    装置である請求項7,8又は9記載のずり回収装置。
  11. 【請求項11】 レシーバタンク内に水中ポンプを配置
    し、該水中ポンプによりレシーバタンク内に貯留されて
    いる液体を噴出ノズルに還流させている請求項10記載
    のずり回収装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010255262A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Kanematsu Engineering Kk グリーンカット作業車
CN103255919A (zh) * 2012-02-16 2013-08-21 三一重工股份有限公司 车载式配管放置机构及工程车辆

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