JPH10252155A - メータボックスユニット及びこれを用いた建築設備ユニット化工法 - Google Patents
メータボックスユニット及びこれを用いた建築設備ユニット化工法Info
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- JPH10252155A JPH10252155A JP5438397A JP5438397A JPH10252155A JP H10252155 A JPH10252155 A JP H10252155A JP 5438397 A JP5438397 A JP 5438397A JP 5438397 A JP5438397 A JP 5438397A JP H10252155 A JPH10252155 A JP H10252155A
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- Japan
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- meter box
- meter
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- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 運搬組立て作業の容易化、品質の向上、及び
コストの低下等を図る。 【解決手段】 給水メータ71、ガスメータ72、ワッ
トメータ73等のメータ類、及びこれらに付属する給水
管81等の配管配線部材等からなる設備構成部材を、複
数区域に分割しておき、これらの分割された設備構成部
材を複数個の固定部材40,50−1,…にそれぞれ取
付け、これらの固定部材間を連結金具61で連結してメ
ータボックスユニットを組立てる。このメータボックス
ユニットを、ボルト62等によってメータボックス内の
床4a、壁4bあるいは天井側等に固定する。
コストの低下等を図る。 【解決手段】 給水メータ71、ガスメータ72、ワッ
トメータ73等のメータ類、及びこれらに付属する給水
管81等の配管配線部材等からなる設備構成部材を、複
数区域に分割しておき、これらの分割された設備構成部
材を複数個の固定部材40,50−1,…にそれぞれ取
付け、これらの固定部材間を連結金具61で連結してメ
ータボックスユニットを組立てる。このメータボックス
ユニットを、ボルト62等によってメータボックス内の
床4a、壁4bあるいは天井側等に固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅等の建築
物のメータボックス内に設置される水道、ガス、電気等
のメータ類及びこれらに付属する配管配線部材を含む設
備構成部材を、量産型にユニット化したメータボックス
ユニットと、これを用いた建築設備ユニット化工法に関
するものである。
物のメータボックス内に設置される水道、ガス、電気等
のメータ類及びこれらに付属する配管配線部材を含む設
備構成部材を、量産型にユニット化したメータボックス
ユニットと、これを用いた建築設備ユニット化工法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の一般的なマンション等の
集合住宅を示す平面断面図である。マンション等の集合
住宅は、複数のフロア空間が層状に形成され、各フロア
空間に、複数の住戸1が設置されている。各住戸1は、
居住部1a及びベランダ1bを有し、隣接する住戸1と
側壁2によって区画されている。複数の住戸1の玄関側
には、共用廊下3が設置されている。各住戸1に対する
水道、ガス、電気のメータ類及びこれらに付属する配管
配線部材からなる設備構成部材は、施工やメンテナンス
等の容易性を考えて、例えば、各住戸1の玄関側に設け
られた縦方向に延びるメータボックス4内に設置され
る。図3は、図2のメータボックス4内の構造例を示す
拡大縦断面図である。メータボックス4は、床4a及び
壁4bによって外部から仕切られている。メータボック
ス4内には、給水管10及び及びガス供給管20等が縦
方向に配設されている。給水管10には、分岐管11、
減圧弁12、及び量水器13等が接続されると共に、他
の分岐管14、減圧器15、及び量水器16等が接続さ
れ、これらの一方の分岐管11、減圧弁12及び量水器
13等と、他方の分岐管14、減圧器15及び量水器1
6等とによって、隣接する2箇所の住戸1に水が供給さ
れるようになっている。ガス供給管20には、分岐管2
1及びガスメータ22等が接続されると共に、他の分岐
管23及びガスメータ24等が接続され、これらの一方
の分岐管21及びガスメータ22等と、他方の分岐管2
3及びガスメータ24等とによって、隣接する2箇所の
住戸1にガスが供給されるようになっている。メータボ
ックス4内に設けられる給水管10及びガス供給管20
等の配管や、ガスメータ22,24等のメータ類等は、
在来工法で施工され、現場において配管の寸法取り、材
料加工、組立、アンカ打込み、配管取付け、メータ等の
取付け作業が行われている。
集合住宅を示す平面断面図である。マンション等の集合
住宅は、複数のフロア空間が層状に形成され、各フロア
空間に、複数の住戸1が設置されている。各住戸1は、
居住部1a及びベランダ1bを有し、隣接する住戸1と
側壁2によって区画されている。複数の住戸1の玄関側
には、共用廊下3が設置されている。各住戸1に対する
水道、ガス、電気のメータ類及びこれらに付属する配管
配線部材からなる設備構成部材は、施工やメンテナンス
等の容易性を考えて、例えば、各住戸1の玄関側に設け
られた縦方向に延びるメータボックス4内に設置され
る。図3は、図2のメータボックス4内の構造例を示す
拡大縦断面図である。メータボックス4は、床4a及び
壁4bによって外部から仕切られている。メータボック
ス4内には、給水管10及び及びガス供給管20等が縦
方向に配設されている。給水管10には、分岐管11、
減圧弁12、及び量水器13等が接続されると共に、他
の分岐管14、減圧器15、及び量水器16等が接続さ
れ、これらの一方の分岐管11、減圧弁12及び量水器
13等と、他方の分岐管14、減圧器15及び量水器1
6等とによって、隣接する2箇所の住戸1に水が供給さ
れるようになっている。ガス供給管20には、分岐管2
1及びガスメータ22等が接続されると共に、他の分岐
管23及びガスメータ24等が接続され、これらの一方
の分岐管21及びガスメータ22等と、他方の分岐管2
3及びガスメータ24等とによって、隣接する2箇所の
住戸1にガスが供給されるようになっている。メータボ
ックス4内に設けられる給水管10及びガス供給管20
等の配管や、ガスメータ22,24等のメータ類等は、
在来工法で施工され、現場において配管の寸法取り、材
料加工、組立、アンカ打込み、配管取付け、メータ等の
取付け作業が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水道、
ガス、電気等のメータ類及びこれらに付属する配管配線
材料からなる設備構成部材を、メータボックス4内に設
置する場合、次の(1),(2)のような課題があっ
た。 (1) 給水管10及びガス供給管20等の配管、及び
ガスメータ22,24等のメータ類は、在来工法で施工
されている。即ち、現場において、配管の寸法取り、材
料加工、組立、アンカ打込み、配管取付け、メータ等の
取付け作業が行われている。このため、作業工程や品質
が不安定になりがちであり、また作業能率が悪く、コス
トアップの原因となっている。 (2) 前記(1)の問題を解決するため、給水メータ
及びこれに付属する配管のユニット製品化の提案がなさ
れている。この提案では、個々の現場毎に、また各住戸
タイプ毎に施工図を作成し、これに基づいて機器メーカ
が製作図を作成し、いわゆる手作りによってユニットを
製造し、メータボックス4内に設置するようになってい
る。しかし、このような給水メータ及びこれに付属する
配管のユニット製品は、個々の現場やメータボックス4
毎に作製しなければならないから、その都度、製作図を
作成しなければならず、またどこの現場やメータボック
ス4にも適用できる製品とはならない。さらにこの場
合、ガスメータ及び配管、電力用メータ等まで含めてユ
ニット化することが、運搬組立の困難さやコストの関係
でほとんど不可能であり、しかも、これらが在来工法で
施工されているから、メータボックス4内の全ての作業
をコスト、品質、工程のトータルで改善するものとはな
らない。そのため、現状では、余程大きな現場でなけれ
ば採用されていないのが実状である。
ガス、電気等のメータ類及びこれらに付属する配管配線
材料からなる設備構成部材を、メータボックス4内に設
置する場合、次の(1),(2)のような課題があっ
た。 (1) 給水管10及びガス供給管20等の配管、及び
ガスメータ22,24等のメータ類は、在来工法で施工
されている。即ち、現場において、配管の寸法取り、材
料加工、組立、アンカ打込み、配管取付け、メータ等の
取付け作業が行われている。このため、作業工程や品質
が不安定になりがちであり、また作業能率が悪く、コス
トアップの原因となっている。 (2) 前記(1)の問題を解決するため、給水メータ
及びこれに付属する配管のユニット製品化の提案がなさ
れている。この提案では、個々の現場毎に、また各住戸
タイプ毎に施工図を作成し、これに基づいて機器メーカ
が製作図を作成し、いわゆる手作りによってユニットを
製造し、メータボックス4内に設置するようになってい
る。しかし、このような給水メータ及びこれに付属する
配管のユニット製品は、個々の現場やメータボックス4
毎に作製しなければならないから、その都度、製作図を
作成しなければならず、またどこの現場やメータボック
ス4にも適用できる製品とはならない。さらにこの場
合、ガスメータ及び配管、電力用メータ等まで含めてユ
ニット化することが、運搬組立の困難さやコストの関係
でほとんど不可能であり、しかも、これらが在来工法で
施工されているから、メータボックス4内の全ての作業
をコスト、品質、工程のトータルで改善するものとはな
らない。そのため、現状では、余程大きな現場でなけれ
ば採用されていないのが実状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの請求項1及び2の発明では、メータ
ボックスユニットにおいて、住宅や事業所等の建築物の
メータボックス内に設置される水道、ガス、電気等の建
築設備用メータ類及びこれらに付属する配管配線部材等
を含む設備構成部材を、平面的な複数区域に分割し、こ
の分割された前記設備構成部材を、パネル、あるいはパ
ネル及びフレームの組合せ等からなる平面的な部材で形
成された複数個の固定部材にそれぞれ取付ける。そし
て、前記複数個の固定部材間を連結手段で連結して前記
メータボックス内の床、壁、天井等に支持固定する構成
にしている。請求項3の発明では、請求項1または2の
メータボックスを用いた建築設備ユニット化工法であっ
て、構成の異なる複数種類の前記メータボックスに対応
して、プレハブ加工によって前記複数個の設備構成部材
及び前記複数個の固定部材を製造しておく。そして、設
置対象となる前記メータボックスに対応して前記複数個
の設置構成部材及び前記複数個の固定部材を選定し、選
定された前記複数個の設備構成部材を前記複数個の固定
部材に取付け、これらの固定部材間を前記連結手段で連
結して設置対象となる前記メータボックス内の床、壁、
天井等に支持固定するようになっている。本発明によれ
ば、以上のようにメータボックスユニット及びこれを用
いた建築設備ユニット化工法を構成したので、例えば、
ある建築物のメータボックス内に水道、ガス、電気等の
メータ類及びこれらに付属する配管配線部材等からなる
設備構成部材を設置する場合、そのメータボックスに対
応した複数個の設置構成部材及び複数個の固定部材を選
ぶ。そして、それらの複数個の設備構成部材を複数個の
固定部材に取付け、これらの固定部材間を連結手段で連
結して前記メータボックス内の床、壁、天井等に支持固
定すれば、前記設備構成部材の設置が簡単に行える。
に、本発明のうちの請求項1及び2の発明では、メータ
ボックスユニットにおいて、住宅や事業所等の建築物の
メータボックス内に設置される水道、ガス、電気等の建
築設備用メータ類及びこれらに付属する配管配線部材等
を含む設備構成部材を、平面的な複数区域に分割し、こ
の分割された前記設備構成部材を、パネル、あるいはパ
ネル及びフレームの組合せ等からなる平面的な部材で形
成された複数個の固定部材にそれぞれ取付ける。そし
て、前記複数個の固定部材間を連結手段で連結して前記
メータボックス内の床、壁、天井等に支持固定する構成
にしている。請求項3の発明では、請求項1または2の
メータボックスを用いた建築設備ユニット化工法であっ
て、構成の異なる複数種類の前記メータボックスに対応
して、プレハブ加工によって前記複数個の設備構成部材
及び前記複数個の固定部材を製造しておく。そして、設
置対象となる前記メータボックスに対応して前記複数個
の設置構成部材及び前記複数個の固定部材を選定し、選
定された前記複数個の設備構成部材を前記複数個の固定
部材に取付け、これらの固定部材間を前記連結手段で連
結して設置対象となる前記メータボックス内の床、壁、
天井等に支持固定するようになっている。本発明によれ
ば、以上のようにメータボックスユニット及びこれを用
いた建築設備ユニット化工法を構成したので、例えば、
ある建築物のメータボックス内に水道、ガス、電気等の
メータ類及びこれらに付属する配管配線部材等からなる
設備構成部材を設置する場合、そのメータボックスに対
応した複数個の設置構成部材及び複数個の固定部材を選
ぶ。そして、それらの複数個の設備構成部材を複数個の
固定部材に取付け、これらの固定部材間を連結手段で連
結して前記メータボックス内の床、壁、天井等に支持固
定すれば、前記設備構成部材の設置が簡単に行える。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示すメ
ータボックスユニットの正面図、図4(a),(b)は
図1中のユニット本体の構造を説明するための正面図と
側面図、図5(a),(b)は図4中のベース固定部材
の構造を説明するための拡大された正面図と縦断面図、
図6(a),(b)は図4中の標準固定部材の構造を説
明するための拡大された正面図と縦断面図、及び図7は
図5のベース固定部材の拡大部分斜視図である。本実施
形態のメータボックスユニットは、例えば、図2及び図
3に示すようなマンション等の集合住宅のメータボック
ス4内の床4a及び壁4bに取付けられるものである。
ータボックスユニットの正面図、図4(a),(b)は
図1中のユニット本体の構造を説明するための正面図と
側面図、図5(a),(b)は図4中のベース固定部材
の構造を説明するための拡大された正面図と縦断面図、
図6(a),(b)は図4中の標準固定部材の構造を説
明するための拡大された正面図と縦断面図、及び図7は
図5のベース固定部材の拡大部分斜視図である。本実施
形態のメータボックスユニットは、例えば、図2及び図
3に示すようなマンション等の集合住宅のメータボック
ス4内の床4a及び壁4bに取付けられるものである。
【0006】図1のメータボックスユニットでは、複数
個の固定部材(例えば、1個のベース固定部材40及び
3個の標準固定部材50−1,50−2,50−3)
が、上下に連結手段(例えば、連結金具61)で連結さ
れたユニット本体を有している。水道、ガス、電気等の
メータ類(例えば、給水メータ71、ガスメータ72、
及びワットメータ(電力計)73)、及びこれらに付属
する配管配線部材(例えば、給水管81、バルブ82,
83,84、コック85等)からなる設備構成部材は、
連結管86等によって、縦方向の平面的な複数区域に分
割され、これらの分割された設備構成部材が、予めプレ
ハブ加工によって製造され、フック等の取付け金具等に
より、各固定部材40,50−1〜50−3に取付けら
れるようになっている。図1のメータボックスユニット
では、給水管81及びバルブ82,83を通して送られ
てきた水が、バルブ84及び給水メータ71を経由して
住戸へ送られる。図示しないガス供給管に接続されたコ
ック85及びガスメータ72を経由して住戸へガスが供
給され、さらに図示しない電源配線に接続されたワット
メータ73を経由して住戸へ電源電力が供給されるよう
になっている。
個の固定部材(例えば、1個のベース固定部材40及び
3個の標準固定部材50−1,50−2,50−3)
が、上下に連結手段(例えば、連結金具61)で連結さ
れたユニット本体を有している。水道、ガス、電気等の
メータ類(例えば、給水メータ71、ガスメータ72、
及びワットメータ(電力計)73)、及びこれらに付属
する配管配線部材(例えば、給水管81、バルブ82,
83,84、コック85等)からなる設備構成部材は、
連結管86等によって、縦方向の平面的な複数区域に分
割され、これらの分割された設備構成部材が、予めプレ
ハブ加工によって製造され、フック等の取付け金具等に
より、各固定部材40,50−1〜50−3に取付けら
れるようになっている。図1のメータボックスユニット
では、給水管81及びバルブ82,83を通して送られ
てきた水が、バルブ84及び給水メータ71を経由して
住戸へ送られる。図示しないガス供給管に接続されたコ
ック85及びガスメータ72を経由して住戸へガスが供
給され、さらに図示しない電源配線に接続されたワット
メータ73を経由して住戸へ電源電力が供給されるよう
になっている。
【0007】図4に示すように、ユニット本体は、1個
のベース固定部材40を有し、この上に同一構造の複数
個の標準固定部材50−1〜50−3が連結金具61に
よって連結されている。連結金具61は、例えば、金属
板を断面L字形に折曲げた形状をなし、ねじ等によって
固定/分離自在にパネル間を連結するものである。ベー
ス固定部材40の下端2箇所は、2本の床固定用ボルト
62によって床4aに固定され、さらに最上部の標準固
定部材50−3の上部2箇所が、2本の壁固定用ボルト
63によって壁4bに固定されている。標準固定部材5
0−1〜50−3の数は、設置現場に応じて選定され
る。例えば、図4の例では、最上部の標準固定部材50
−3にワットメータ73、この下の標準固定部材50−
2に所定の設備構成部材、この下の標準固定部材50−
1にガスメータ72、及び最下部のベース固定部材40
に給水メータ71が、それぞれ取付けられるようになっ
ている。取付け方法としては、例えば、ドリル等で固定
部材40,50−1〜50−3に穴をあけ、フック等の
取付け金具等を用いて、設備構成部材を固定すればよ
い。上部の標準固定部材50−2は、設備構成部材を取
付ける必要がない場合には、ブランク固定部材となる。
のベース固定部材40を有し、この上に同一構造の複数
個の標準固定部材50−1〜50−3が連結金具61に
よって連結されている。連結金具61は、例えば、金属
板を断面L字形に折曲げた形状をなし、ねじ等によって
固定/分離自在にパネル間を連結するものである。ベー
ス固定部材40の下端2箇所は、2本の床固定用ボルト
62によって床4aに固定され、さらに最上部の標準固
定部材50−3の上部2箇所が、2本の壁固定用ボルト
63によって壁4bに固定されている。標準固定部材5
0−1〜50−3の数は、設置現場に応じて選定され
る。例えば、図4の例では、最上部の標準固定部材50
−3にワットメータ73、この下の標準固定部材50−
2に所定の設備構成部材、この下の標準固定部材50−
1にガスメータ72、及び最下部のベース固定部材40
に給水メータ71が、それぞれ取付けられるようになっ
ている。取付け方法としては、例えば、ドリル等で固定
部材40,50−1〜50−3に穴をあけ、フック等の
取付け金具等を用いて、設備構成部材を固定すればよ
い。上部の標準固定部材50−2は、設備構成部材を取
付ける必要がない場合には、ブランク固定部材となる。
【0008】図5及び図7に示すように、ベース固定部
材40は、どのような設置現場にも適用可能なようにミ
ニマム寸法で縦及び横が規格された規格寸法を有する矩
形のパネル41と、このパネル41の裏面周縁部に固着
された断面コ字状のフレーム42と、このフレーム42
の下端両側に固着された2個の下部固定用補強材43と
で、構成されている。パネル41及びフレーム42の上
部両側には、2個のパネル連結用ボルト穴41aが形成
され、さらにこの2個のボルト穴41aの下方向の両側
に、2個の壁固定用ボルト穴41bが形成されている。
2個のボルト穴41bは、該ベース固定部材40が最上
部となるときに使用される。フレーム42の縦方向の両
側上下2箇所、計4箇所には、4個の固定部材連結用ボ
ルト穴42aが形成され、さらに該フレーム42の下端
両側の2個の補強材43箇所に、2個の下部固定用ボル
ト穴42bが形成されている。
材40は、どのような設置現場にも適用可能なようにミ
ニマム寸法で縦及び横が規格された規格寸法を有する矩
形のパネル41と、このパネル41の裏面周縁部に固着
された断面コ字状のフレーム42と、このフレーム42
の下端両側に固着された2個の下部固定用補強材43と
で、構成されている。パネル41及びフレーム42の上
部両側には、2個のパネル連結用ボルト穴41aが形成
され、さらにこの2個のボルト穴41aの下方向の両側
に、2個の壁固定用ボルト穴41bが形成されている。
2個のボルト穴41bは、該ベース固定部材40が最上
部となるときに使用される。フレーム42の縦方向の両
側上下2箇所、計4箇所には、4個の固定部材連結用ボ
ルト穴42aが形成され、さらに該フレーム42の下端
両側の2個の補強材43箇所に、2個の下部固定用ボル
ト穴42bが形成されている。
【0009】図6に示すように、標準固定部材50−1
は、図5のベース固定部材40とほぼ同一の構造のもの
であり、縦及び横が規格寸法で形成された矩形のパネル
51と、このパネル51の裏面周縁部に固着された断面
コ字状のフレーム52とで、構成されている。パネル5
1及びフレーム52の4隅には、4個のパネル連結用ボ
ルト穴51aが形成され、さらに上側の2個のボルト穴
51aの下方向の両側に、2個の壁固定用ボルト穴51
bが形成されている。この2個のボルト穴51bは、最
上部のときに使用される。フレーム52の縦方向の両側
上下2箇所、計4箇所には、4個の固定部材連結用ボル
ト穴52aが形成されている。
は、図5のベース固定部材40とほぼ同一の構造のもの
であり、縦及び横が規格寸法で形成された矩形のパネル
51と、このパネル51の裏面周縁部に固着された断面
コ字状のフレーム52とで、構成されている。パネル5
1及びフレーム52の4隅には、4個のパネル連結用ボ
ルト穴51aが形成され、さらに上側の2個のボルト穴
51aの下方向の両側に、2個の壁固定用ボルト穴51
bが形成されている。この2個のボルト穴51bは、最
上部のときに使用される。フレーム52の縦方向の両側
上下2箇所、計4箇所には、4個の固定部材連結用ボル
ト穴52aが形成されている。
【0010】以上のように構成されるメータボックスユ
ニットを用いた建築設備ユニット化工法について説明す
る。ユニット本体を構成する固定部材40,50−1〜
50−3の数、さらに水道、ガス、電気等のメータ類及
びこれらに付属する配管配線部材からなる設備構成部材
の種類、寸法、数量、取付け位置等が、設置現場に応じ
ていくつかのパターンに整理され、予めプレハブ加工に
よって量産されている。例えば、図1のようなメータボ
ックスユニットを図2の集合住宅のメータボックス4に
設置する場合、予め量産されたいくつかのパターンのメ
ータボックスユニットから、その設置現場で用いるもの
を選択する。ここで、分離されたワットメータ73を、
取付け金具等によって最上部の標準固定部材50−3に
取付け、分離されたガスメータ72と、連結管86によ
って分離された給水管81及びバルブ82とを、取付け
金具等によって下部の標準固定部材50−1に取付けて
おく。さらに、連結管86によって分離されたバルブ8
3,84及び給水メータ71を、最下部のベース固定部
材40に取付けておく。
ニットを用いた建築設備ユニット化工法について説明す
る。ユニット本体を構成する固定部材40,50−1〜
50−3の数、さらに水道、ガス、電気等のメータ類及
びこれらに付属する配管配線部材からなる設備構成部材
の種類、寸法、数量、取付け位置等が、設置現場に応じ
ていくつかのパターンに整理され、予めプレハブ加工に
よって量産されている。例えば、図1のようなメータボ
ックスユニットを図2の集合住宅のメータボックス4に
設置する場合、予め量産されたいくつかのパターンのメ
ータボックスユニットから、その設置現場で用いるもの
を選択する。ここで、分離されたワットメータ73を、
取付け金具等によって最上部の標準固定部材50−3に
取付け、分離されたガスメータ72と、連結管86によ
って分離された給水管81及びバルブ82とを、取付け
金具等によって下部の標準固定部材50−1に取付けて
おく。さらに、連結管86によって分離されたバルブ8
3,84及び給水メータ71を、最下部のベース固定部
材40に取付けておく。
【0011】これらの設備構成部材が取付けられたベー
ス固定部材40及び標準固定部材50−1,50−3
と、ブランク固定部材である標準固定部材50−2と
は、連結金具61により、予め工場で連結するか、ある
いは設置現場まで別個に運搬した後、その設置現場で連
結する。この連結の際に、連結管86等により、各固定
部材40,50−1に取付けられた設備構成部材間を接
続する。組立てられたメータボックスユニットのベース
固定部材40の下端を、2本のボルト62によってメー
タボックス4内の床4aに固定し、最上部の標準固定部
材50−3を、2本のボルト63によって壁4bに固定
する。その後、メータボックス4内の他の配管や配線と
接続すれば、メータボックスユニットの設置が完了す
る。
ス固定部材40及び標準固定部材50−1,50−3
と、ブランク固定部材である標準固定部材50−2と
は、連結金具61により、予め工場で連結するか、ある
いは設置現場まで別個に運搬した後、その設置現場で連
結する。この連結の際に、連結管86等により、各固定
部材40,50−1に取付けられた設備構成部材間を接
続する。組立てられたメータボックスユニットのベース
固定部材40の下端を、2本のボルト62によってメー
タボックス4内の床4aに固定し、最上部の標準固定部
材50−3を、2本のボルト63によって壁4bに固定
する。その後、メータボックス4内の他の配管や配線と
接続すれば、メータボックスユニットの設置が完了す
る。
【0012】このように、本実施形態のメータボックス
ユニットとこれを用いた建築設備ユニット化工法では、
次の(a)〜(f)のような利点がある。 (a) パネル式のメータボックスユニットは、小規模
の集合住宅等でも採用可能な量産型ユニットである。つ
まり、どのような集合住宅等でも、いくつかのパターン
のメータボックスユニットを選択して採用することがで
きる。このため、メータボックスユニットを量産するこ
とができ、ユニット製品として大幅なコストダウンが可
能となる。 (b) 従来のように、メータボックス4内の全ての設
備構成部材を別個に床4aあるいは壁4bに取付ける必
要がなく、それらの設備構成部材が取付けられたユニッ
ト本体をボルト62,63によって床4a及び壁4bに
固定し、立管等と接続するだけで作業を完了できる。し
かも、従来と異なり、給水メータ71に限らず、ガスメ
ータ72、ワットメータ73等のメータ類73、及び配
管配線等のユニット化も可能となるから、全体としてメ
ータボックス4内の設備の現場作業の効率化を図ること
ができる。 (c) 耐久性が尽きたときは、設備構成部材が取付け
られた固定部材40,50−1,…毎に交換することが
できるので、更新性が向上する。 (d) メータボックスユニットはパネル式の薄型ユニ
ットであるから、小さなスペースのメータボックス4に
も適用できる。 (e) 従来のユニットに比べて軽量で運搬が容易であ
るから、重機を使用しないで搬入据付けが可能である。 (f) 固定部材40,50−1,…と配管配線部材等
とを現地組立てとするハーフユニット化も可能である。
ユニットとこれを用いた建築設備ユニット化工法では、
次の(a)〜(f)のような利点がある。 (a) パネル式のメータボックスユニットは、小規模
の集合住宅等でも採用可能な量産型ユニットである。つ
まり、どのような集合住宅等でも、いくつかのパターン
のメータボックスユニットを選択して採用することがで
きる。このため、メータボックスユニットを量産するこ
とができ、ユニット製品として大幅なコストダウンが可
能となる。 (b) 従来のように、メータボックス4内の全ての設
備構成部材を別個に床4aあるいは壁4bに取付ける必
要がなく、それらの設備構成部材が取付けられたユニッ
ト本体をボルト62,63によって床4a及び壁4bに
固定し、立管等と接続するだけで作業を完了できる。し
かも、従来と異なり、給水メータ71に限らず、ガスメ
ータ72、ワットメータ73等のメータ類73、及び配
管配線等のユニット化も可能となるから、全体としてメ
ータボックス4内の設備の現場作業の効率化を図ること
ができる。 (c) 耐久性が尽きたときは、設備構成部材が取付け
られた固定部材40,50−1,…毎に交換することが
できるので、更新性が向上する。 (d) メータボックスユニットはパネル式の薄型ユニ
ットであるから、小さなスペースのメータボックス4に
も適用できる。 (e) 従来のユニットに比べて軽量で運搬が容易であ
るから、重機を使用しないで搬入据付けが可能である。 (f) 固定部材40,50−1,…と配管配線部材等
とを現地組立てとするハーフユニット化も可能である。
【0013】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次のようなものがある。 (i) 図5及び図6の固定部材40,50−1,…の
パネル41,51に、多数の器具取付け用穴を形成して
おいてもよい。この穴を用い、これに取付けたフック等
の取付け金具により、設備構成部材を簡単に固定でき
る。 (ii) 図6の標準固定部材50−1の下端両側に2個
の補強部材43を固定し、そこに2個のボルト穴42b
を形成して、図5のベース固定部材40を製造してもよ
い。このようにすれば、2種類の固定部材40,50−
1,50−2,…を簡単に製造できる。 (iii) 図5のベース固定部材40の下端両側に固定さ
れた2個の補強部材43は、強度的に問題がなければ、
省略してもよい。これにより、標準固定部材50−1,
…と同一構造になり、使い勝手が良くなる。 (iv) 固定部材40,50−1,…は、例えば、図
8、図9(a),(b)あるいは図10のような、他の
形状や構造のものにしてもよい。
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次のようなものがある。 (i) 図5及び図6の固定部材40,50−1,…の
パネル41,51に、多数の器具取付け用穴を形成して
おいてもよい。この穴を用い、これに取付けたフック等
の取付け金具により、設備構成部材を簡単に固定でき
る。 (ii) 図6の標準固定部材50−1の下端両側に2個
の補強部材43を固定し、そこに2個のボルト穴42b
を形成して、図5のベース固定部材40を製造してもよ
い。このようにすれば、2種類の固定部材40,50−
1,50−2,…を簡単に製造できる。 (iii) 図5のベース固定部材40の下端両側に固定さ
れた2個の補強部材43は、強度的に問題がなければ、
省略してもよい。これにより、標準固定部材50−1,
…と同一構造になり、使い勝手が良くなる。 (iv) 固定部材40,50−1,…は、例えば、図
8、図9(a),(b)あるいは図10のような、他の
形状や構造のものにしてもよい。
【0014】図8は、固定部材の他の構造例を示す拡大
部分斜視図である。この固定部材90は、例えば、図5
のパネル41に相当するパネル部91と、図5のフレー
ム42に相当するフレーム部92とを有し、これらのパ
ネル部91及びフレーム部92をプレス等によって一体
形成した構造になっている。このような固定部材90で
は、図5あるいは図6の固定部材40,50−1,…に
比べて構成部材数が少ないので、製造が簡単になって低
コスト化が図れる。なお、強度的に問題があれば、図5
の補強部材43等を適宜固着すればよい。また、パネル
部91に、多数の器具取付け用穴を形成しておけば、こ
の穴を用いて設備構成部材を簡単に固定できる。
部分斜視図である。この固定部材90は、例えば、図5
のパネル41に相当するパネル部91と、図5のフレー
ム42に相当するフレーム部92とを有し、これらのパ
ネル部91及びフレーム部92をプレス等によって一体
形成した構造になっている。このような固定部材90で
は、図5あるいは図6の固定部材40,50−1,…に
比べて構成部材数が少ないので、製造が簡単になって低
コスト化が図れる。なお、強度的に問題があれば、図5
の補強部材43等を適宜固着すればよい。また、パネル
部91に、多数の器具取付け用穴を形成しておけば、こ
の穴を用いて設備構成部材を簡単に固定できる。
【0015】図9(a),(b)は、固定部材の他の構
造例を示す拡大部分斜視図である。図9(a)の固定部
材100は、所定の厚さのパネル部のみで構成されてい
る。このような固定部材100を複数枚、連結金具等の
連結手段を用いて連結すれば、図4のようなユニット本
体を形成できる。この固定部材100は、構造が簡単で
あるから、製造がより簡単になってより低コスト化が図
れる。図9(b)の固定部材110は、所定の厚さのパ
ネル部に、多数の器具取付け用穴111が設けられたい
わゆるパンチングボードによって構成されている。この
ような固定部材110を複数枚、連結金具等の連結手段
を用いて連結すれば、図4のようなユニット本体を形成
でき、しかも、穴111を用いて設備構成部材を簡単に
固定できる。
造例を示す拡大部分斜視図である。図9(a)の固定部
材100は、所定の厚さのパネル部のみで構成されてい
る。このような固定部材100を複数枚、連結金具等の
連結手段を用いて連結すれば、図4のようなユニット本
体を形成できる。この固定部材100は、構造が簡単で
あるから、製造がより簡単になってより低コスト化が図
れる。図9(b)の固定部材110は、所定の厚さのパ
ネル部に、多数の器具取付け用穴111が設けられたい
わゆるパンチングボードによって構成されている。この
ような固定部材110を複数枚、連結金具等の連結手段
を用いて連結すれば、図4のようなユニット本体を形成
でき、しかも、穴111を用いて設備構成部材を簡単に
固定できる。
【0016】図10は、固定部材の他の構造例を示す拡
大部分斜視図である。この固定部材120は、例えば、
図5のフレーム42に相当するフレーム部121と、該
フレーム部121に連結された複数本の支持部122と
で構成されている。このような固定部材120を複数
個、連結金具等の連結手段を用いて連結すれば、図4の
ようなユニット本体を、図5及び図6の固定部材40,
50−1,…を用いたものよりも軽量に形成できる。設
備構成部材は、支持部122に固定される。なお、支持
部122に、多数の器具取付け用穴を形成しておけば、
設備構成部材の取付け作業が容易になる。 (v) ユニット本体は、連結金具61以外の構造の連
結手段(例えば、固定部材40,50−1,…間を嵌合
構造にして連結する手段等)で連結してもよい。図4の
ユニット本体は、上部を天井側に固定したり、あるいは
上部及び下部を壁4b等に固定してもよい。ユニット本
体は、図4のボルト62,63以外の固定手段でメータ
ボックス4内の床4a、壁4b、天井側等に固定しても
よい。また、メータボックス4は、図2及び図3のもの
に限定されず、設置現場に応じて種々の構造のものに、
本発明を適用できる。
大部分斜視図である。この固定部材120は、例えば、
図5のフレーム42に相当するフレーム部121と、該
フレーム部121に連結された複数本の支持部122と
で構成されている。このような固定部材120を複数
個、連結金具等の連結手段を用いて連結すれば、図4の
ようなユニット本体を、図5及び図6の固定部材40,
50−1,…を用いたものよりも軽量に形成できる。設
備構成部材は、支持部122に固定される。なお、支持
部122に、多数の器具取付け用穴を形成しておけば、
設備構成部材の取付け作業が容易になる。 (v) ユニット本体は、連結金具61以外の構造の連
結手段(例えば、固定部材40,50−1,…間を嵌合
構造にして連結する手段等)で連結してもよい。図4の
ユニット本体は、上部を天井側に固定したり、あるいは
上部及び下部を壁4b等に固定してもよい。ユニット本
体は、図4のボルト62,63以外の固定手段でメータ
ボックス4内の床4a、壁4b、天井側等に固定しても
よい。また、メータボックス4は、図2及び図3のもの
に限定されず、設置現場に応じて種々の構造のものに、
本発明を適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のメ
ータボックスユニット及びこれを用いた建築設備ユニッ
ト化工法では、例えば、予めプレハブ加工によって複数
のパターンのメータボックスユニットを量産しておき、
設置現場に応じたメータボックスユニットを選択して組
立てることができる。このため、メータボックスユニッ
トの運搬組立て作業が容易になり、ユニットの品質が向
上し、コストを低減できる等といった顕著な効果を奏す
る。
ータボックスユニット及びこれを用いた建築設備ユニッ
ト化工法では、例えば、予めプレハブ加工によって複数
のパターンのメータボックスユニットを量産しておき、
設置現場に応じたメータボックスユニットを選択して組
立てることができる。このため、メータボックスユニッ
トの運搬組立て作業が容易になり、ユニットの品質が向
上し、コストを低減できる等といった顕著な効果を奏す
る。
【図1】本発明の実施形態を示すメータボックスユニッ
トの正面図である。
トの正面図である。
【図2】従来の一般的な集合住宅の平面断面図である。
【図3】図2のメータボックス内の構造例を示す拡大縦
断面図である。
断面図である。
【図4】図1中のユニット本体の構造を説明するための
図である。
図である。
【図5】図4中のベース固定部材の構造を説明するため
の図である。
の図である。
【図6】図4中の標準固定部材の構造を説明するための
図である。
図である。
【図7】図5のベース固定部材の拡大部分斜視図であ
る。
る。
【図8】固定部材の他の構造例を示す拡大部分斜視図で
ある。
ある。
【図9】固定部材の他の構造例を示す拡大部分斜視図で
ある。
ある。
【図10】固定部材の他の構造例を示す拡大部分斜視図
である。
である。
1 住戸 4 メータボック
ス 4a 床 4b 壁 40 ベース固定部
材 50−1,50−2,50−3 標準固定部材 61 連結金具 62,63 ボルト 71 給水メータ 72 ガスメータ 73 ワットメータ 81 給水管 82,83,84 バルブ 86 連結管 90,100,110,120 固定部材
ス 4a 床 4b 壁 40 ベース固定部
材 50−1,50−2,50−3 標準固定部材 61 連結金具 62,63 ボルト 71 給水メータ 72 ガスメータ 73 ワットメータ 81 給水管 82,83,84 バルブ 86 連結管 90,100,110,120 固定部材
Claims (3)
- 【請求項1】 建築物のメータボックス内に設置される
建築設備用メータ類を含む設備構成部材を、平面的な複
数区域に分割し、 分割された前記設備構成部材を、平面的な部材で形成さ
れた複数個の固定部材にそれぞれ取付け、 前記複数個の固定部材間を連結手段で連結して前記メー
タボックス内に支持固定する構成にしたことを特徴とす
るメータボックスユニット。 - 【請求項2】 設備構成部材は、建築設備用メータ類及
びこれらに付属する配管配線部材を有し、 固定部材は、パネル、あるいはパネル及びフレームの組
合せによって形成されていることを特徴とする請求項1
記載のメータボックスユニット。 - 【請求項3】 請求項1または2のメータボックスを用
いた建築設備ユニット化工法であって、 構成の異なる複数種類の前記メータボックスに対応し
て、プレハブ加工によって前記複数個の設備構成部材及
び前記複数個の固定部材を製造しておき、 設置対象となる前記メータボックスに対応して前記複数
個の設置構成部材及び前記複数個の固定部材を選定し、 選定された前記複数個の設備構成部材を前記複数個の固
定部材に取付け、これらの固定部材間を前記連結手段で
連結して設置対象となる前記メータボックス内に支持固
定することを特徴とする建築設備ユニット化工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5438397A JPH10252155A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | メータボックスユニット及びこれを用いた建築設備ユニット化工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5438397A JPH10252155A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | メータボックスユニット及びこれを用いた建築設備ユニット化工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10252155A true JPH10252155A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=12969173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5438397A Pending JPH10252155A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | メータボックスユニット及びこれを用いた建築設備ユニット化工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10252155A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015510127A (ja) * | 2012-02-17 | 2015-04-02 | ティーティー ガバメント ソリューションズ、インク.Tt Government Solutions, Inc. | 多機能電力量計器アダプタ及び使用方法 |
GB2577761A (en) * | 2019-02-15 | 2020-04-08 | Wolseley Uk Ltd | Enclosures for gas and electricity meters |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP5438397A patent/JPH10252155A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015510127A (ja) * | 2012-02-17 | 2015-04-02 | ティーティー ガバメント ソリューションズ、インク.Tt Government Solutions, Inc. | 多機能電力量計器アダプタ及び使用方法 |
GB2577761A (en) * | 2019-02-15 | 2020-04-08 | Wolseley Uk Ltd | Enclosures for gas and electricity meters |
GB2583017A (en) * | 2019-02-15 | 2020-10-14 | Wolseley Uk Ltd | Enclosures |
GB2577761B (en) * | 2019-02-15 | 2020-10-28 | Wolseley Uk Ltd | Enclosures for gas and electricity meters |
GB2583017B (en) * | 2019-02-15 | 2023-08-09 | Wolseley Uk Ltd | Enclosures |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050711 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |