JPH10250790A - 伸縮式支柱土砂ホッパー - Google Patents
伸縮式支柱土砂ホッパーInfo
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- JPH10250790A JPH10250790A JP9070865A JP7086597A JPH10250790A JP H10250790 A JPH10250790 A JP H10250790A JP 9070865 A JP9070865 A JP 9070865A JP 7086597 A JP7086597 A JP 7086597A JP H10250790 A JPH10250790 A JP H10250790A
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- sand hopper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防音ハウスの高さを従来に比べて低くするこ
とができるようにした、伸縮式支柱土砂ホッパーを提供
すること。 【解決手段】 掘削土砂を一次ストックするための土砂
ホッパー本体2の土砂排出口直下においてトラック10
の荷台の出入りが可能なように土砂ホッパー本体2を支
えるため地面に立設された複数の支柱を、油圧シリンダ
ー33、43、53、63を備えた伸縮式支柱3〜6と
した。
とができるようにした、伸縮式支柱土砂ホッパーを提供
すること。 【解決手段】 掘削土砂を一次ストックするための土砂
ホッパー本体2の土砂排出口直下においてトラック10
の荷台の出入りが可能なように土砂ホッパー本体2を支
えるため地面に立設された複数の支柱を、油圧シリンダ
ー33、43、53、63を備えた伸縮式支柱3〜6と
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド工事等の
際に生じる掘削土砂を一次ストックするために用いられ
る伸縮式支柱土砂ホッパーに関するものである。
際に生じる掘削土砂を一次ストックするために用いられ
る伸縮式支柱土砂ホッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】地下鉄工事等におけるシールド工事の際
に生じる掘削土砂を一次ストックしておき、ストックさ
れた掘削土砂が一定量となった場合にダンプカーの如き
土砂運搬用車両の荷台に積み込むため、この種の工事現
場においては土砂ホッパーが使用されている。このよう
な目的で使用される土砂ホッパーは、一次ストックされ
た掘削土砂をダンプカーの荷台に直接積み込む必要があ
るため、土砂ホッパー本体を固定式の支柱の上に設置し
て土砂ホッパー本体の直下にダンプカーの荷台を進入さ
せることができるように構成されている。
に生じる掘削土砂を一次ストックしておき、ストックさ
れた掘削土砂が一定量となった場合にダンプカーの如き
土砂運搬用車両の荷台に積み込むため、この種の工事現
場においては土砂ホッパーが使用されている。このよう
な目的で使用される土砂ホッパーは、一次ストックされ
た掘削土砂をダンプカーの荷台に直接積み込む必要があ
るため、土砂ホッパー本体を固定式の支柱の上に設置し
て土砂ホッパー本体の直下にダンプカーの荷台を進入さ
せることができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、土砂ホッパ
ーを設置する場合、土砂ホッパー囲い用の防音ハウスも
一緒に設置されるが、防音ハウスの天井には通常掘削土
砂を土砂ホッパーに積み込むための鋼車を吊り下げるた
めに天井クレーンが設置される。したがって、防音ハウ
ス内の必要高さは、ダンプカーへの積み込みを考慮した
土砂ホッパー本体の地上高に天井クレーンにより運転さ
れる土砂積み入れ用の鋼車の移動のための土砂積み入れ
スペースの高さを加えたものとなり、防音ハウスの高さ
がかなり高いものとなっていた。このため、防音ハウス
の設置に際しては高い空間を確保しなければならない上
に、防音ハウスの設置のためのコストも高くなってしま
うという問題点があった。
ーを設置する場合、土砂ホッパー囲い用の防音ハウスも
一緒に設置されるが、防音ハウスの天井には通常掘削土
砂を土砂ホッパーに積み込むための鋼車を吊り下げるた
めに天井クレーンが設置される。したがって、防音ハウ
ス内の必要高さは、ダンプカーへの積み込みを考慮した
土砂ホッパー本体の地上高に天井クレーンにより運転さ
れる土砂積み入れ用の鋼車の移動のための土砂積み入れ
スペースの高さを加えたものとなり、防音ハウスの高さ
がかなり高いものとなっていた。このため、防音ハウス
の設置に際しては高い空間を確保しなければならない上
に、防音ハウスの設置のためのコストも高くなってしま
うという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、したがって、防音ハウス
内の必要高さを従来に比べて低くすることができるよう
にした、伸縮式支柱土砂ホッパーを提供することにあ
る。
内の必要高さを従来に比べて低くすることができるよう
にした、伸縮式支柱土砂ホッパーを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、掘削土砂を一次ストックするための
土砂ホッパー本体と、該土砂ホッパー本体の土砂排出口
直下において土砂運搬用車両の荷台の出入りが可能なよ
うに該土砂ホッパー本体を支えるため地面に立設された
複数の支柱とを備えて成り、前記支柱のそれぞれに各支
柱の高さ調節用の油圧シリンダーを設けた点にある。
の本発明の特徴は、掘削土砂を一次ストックするための
土砂ホッパー本体と、該土砂ホッパー本体の土砂排出口
直下において土砂運搬用車両の荷台の出入りが可能なよ
うに該土砂ホッパー本体を支えるため地面に立設された
複数の支柱とを備えて成り、前記支柱のそれぞれに各支
柱の高さ調節用の油圧シリンダーを設けた点にある。
【0006】支柱の数は、該土砂ホッパー本体の土砂排
出口直下において土砂運搬用車両の荷台の出入りが可能
なように該土砂ホッパー本体を支えることができればよ
い。したがって、以下に説明される実施の形態において
は支柱の数が4本となっているが、支柱の数はこれに限
定されるものではない。油圧シリンダーはこれらの支柱
の適宜の箇所、例えば中間に挿入され、これらの油圧シ
リンダーを作動させることにより土砂ホッパー本体の地
面からの高さ位置、すなわち土砂ホッパー本体の地上高
を調節することができる。
出口直下において土砂運搬用車両の荷台の出入りが可能
なように該土砂ホッパー本体を支えることができればよ
い。したがって、以下に説明される実施の形態において
は支柱の数が4本となっているが、支柱の数はこれに限
定されるものではない。油圧シリンダーはこれらの支柱
の適宜の箇所、例えば中間に挿入され、これらの油圧シ
リンダーを作動させることにより土砂ホッパー本体の地
面からの高さ位置、すなわち土砂ホッパー本体の地上高
を調節することができる。
【0007】したがって、土砂ホッパー本体に土砂を積
み込むときは、油圧シリンダーを縮めて土砂ホッパー本
体を下降させることにより、鋼車内の土砂を土砂ホッパ
ー本体の上部より投入するのに必要な空間を土砂ホッパ
ー本体と防音ハウスの天井との間に確保する。このとき
は、土砂ホッパー本体が下降していてその地上高が低い
ため土砂運搬用車両の荷台部分を土砂ホッパー本体の下
に入ることはできない。
み込むときは、油圧シリンダーを縮めて土砂ホッパー本
体を下降させることにより、鋼車内の土砂を土砂ホッパ
ー本体の上部より投入するのに必要な空間を土砂ホッパ
ー本体と防音ハウスの天井との間に確保する。このとき
は、土砂ホッパー本体が下降していてその地上高が低い
ため土砂運搬用車両の荷台部分を土砂ホッパー本体の下
に入ることはできない。
【0008】一方、土砂ホッパー本体内の土砂を土砂運
搬用車両の荷台に積み込む時は、各油圧シリンダーを伸
長させることにより土砂ホッパー本体を防音ハウスの天
井近くまで上昇させる。この結果、土砂ホッパー本体下
部に土砂運搬用車両の荷台を侵入させるに必要な空間が
確保される。
搬用車両の荷台に積み込む時は、各油圧シリンダーを伸
長させることにより土砂ホッパー本体を防音ハウスの天
井近くまで上昇させる。この結果、土砂ホッパー本体下
部に土砂運搬用車両の荷台を侵入させるに必要な空間が
確保される。
【0009】このように、支柱に油圧シリンダーを設け
て支柱を伸縮式とし、土砂ホッパー本体へ土砂を積み込
む場合には土砂ホッパー本体を下降させて土砂ホッパー
本体の上部に土砂積み込みのために必要な空間を確保
し、一方土砂ホッパー本体内に1次ストックされた土砂
を土砂運搬用車両の荷台に積み込む場合には土砂ホッパ
ー本体を上昇させて土砂ホッパー本体の下部に土砂運搬
用車両の荷台を入れるのに必要な空間を確保することが
できる。すなわち、土砂運搬用車両の荷台への土砂積み
込み高さ又は土砂ホッパー本体への土砂積み込み高さの
うちの大きい方に土砂ホッパー本体自身の高さを加えた
ものが、防音ハウスの天井高さとなる。この結果、その
時々の土砂積み込み作業に必要な有効高さを土砂ホッパ
ー本体の上下に適宜に確保し、全体的な使用高さを低く
することができるので、防音ハウスの天井高さを低くす
ることが可能となり、防音ハウスの建設コストが安価で
済み、経済的である。
て支柱を伸縮式とし、土砂ホッパー本体へ土砂を積み込
む場合には土砂ホッパー本体を下降させて土砂ホッパー
本体の上部に土砂積み込みのために必要な空間を確保
し、一方土砂ホッパー本体内に1次ストックされた土砂
を土砂運搬用車両の荷台に積み込む場合には土砂ホッパ
ー本体を上昇させて土砂ホッパー本体の下部に土砂運搬
用車両の荷台を入れるのに必要な空間を確保することが
できる。すなわち、土砂運搬用車両の荷台への土砂積み
込み高さ又は土砂ホッパー本体への土砂積み込み高さの
うちの大きい方に土砂ホッパー本体自身の高さを加えた
ものが、防音ハウスの天井高さとなる。この結果、その
時々の土砂積み込み作業に必要な有効高さを土砂ホッパ
ー本体の上下に適宜に確保し、全体的な使用高さを低く
することができるので、防音ハウスの天井高さを低くす
ることが可能となり、防音ハウスの建設コストが安価で
済み、経済的である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
による伸縮式支柱土砂ホッパーの実施の形態の一例を示
す正面図である。図1に示されている土砂ホッパー1は
地下鉄工事等におけるシールド工事の際に生じる掘削土
砂をダンプカー10に積み込むために使用されるもので
あり、土砂ホッパー本体2が4本の伸縮式支柱3〜6に
よって支持されて成っている。図1では2本の伸縮式支
柱3、4のみが見えているが、図2に示されるように伸
縮式支柱3、4の向こう側にもう2本の伸縮式支柱5、
6が設けられている。
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
による伸縮式支柱土砂ホッパーの実施の形態の一例を示
す正面図である。図1に示されている土砂ホッパー1は
地下鉄工事等におけるシールド工事の際に生じる掘削土
砂をダンプカー10に積み込むために使用されるもので
あり、土砂ホッパー本体2が4本の伸縮式支柱3〜6に
よって支持されて成っている。図1では2本の伸縮式支
柱3、4のみが見えているが、図2に示されるように伸
縮式支柱3、4の向こう側にもう2本の伸縮式支柱5、
6が設けられている。
【0011】図1及び図2を参照しながら伸縮式支柱3
〜6の構成について説明する。符号7、8は地面9にコ
ンクリートを打設して形成した土台であり、土台7、8
はそれらの間にダンプカー10が進入できるように適宜
の間隔をあけて平行に配設されている。土台7の上には
伸縮式支柱3、5が、土台8の上には伸縮式支柱4、6
が、それぞれ所要の間隔をあけて立設されている。
〜6の構成について説明する。符号7、8は地面9にコ
ンクリートを打設して形成した土台であり、土台7、8
はそれらの間にダンプカー10が進入できるように適宜
の間隔をあけて平行に配設されている。土台7の上には
伸縮式支柱3、5が、土台8の上には伸縮式支柱4、6
が、それぞれ所要の間隔をあけて立設されている。
【0012】図1を参照して伸縮式支柱3の構成につい
て詳細に説明すると、伸縮式支柱3は下部支柱31と、
上部支柱32とを有し、下部支柱31の下端は土台7に
固定されており、下部支柱31の上端と上部支柱32の
下端との間に油圧シリンダー33が設けられている。本
実施の形態では、油圧シリンダー33のシリンダー部3
3Aが下部支柱31の上端にボルト止めにより固定さ
れ、油圧シリンダー33の可動軸33Bの先端が上部支
柱32の下端にボルト止めにより固定されている。上部
支柱32の上端は土砂ホッパー本体2の下部に同じくボ
ルト止めにより固定されている。
て詳細に説明すると、伸縮式支柱3は下部支柱31と、
上部支柱32とを有し、下部支柱31の下端は土台7に
固定されており、下部支柱31の上端と上部支柱32の
下端との間に油圧シリンダー33が設けられている。本
実施の形態では、油圧シリンダー33のシリンダー部3
3Aが下部支柱31の上端にボルト止めにより固定さ
れ、油圧シリンダー33の可動軸33Bの先端が上部支
柱32の下端にボルト止めにより固定されている。上部
支柱32の上端は土砂ホッパー本体2の下部に同じくボ
ルト止めにより固定されている。
【0013】油圧シリンダー33のシリンダー部33A
に設けられた油圧供給ポート33Cは油圧パイプ11に
よって油圧ユニット20の油圧供給ポート21に連結さ
れており、油圧ユニット20内に設けられた電磁弁(図
示せず)のオン、オフ操作により油圧シリンダー33へ
の油圧供給が制御される。電磁弁が開いているときに油
圧ユニット20から油圧シリンダー33のシリンダー部
33A内に油圧が供給されると油圧シリンダー33が伸
長し、所要のタイミングで電磁弁を閉じると油圧シリン
ダー33のそのときの伸長状態が保持される。一方、電
磁弁が開いているときに油圧の供給がなければ、油圧シ
リンダー33のシリンダー部33Aから作動油が油圧ユ
ニット20へ戻され、油圧シリンダー33は縮小する。
すなわち、油圧ユニット20により油圧シリンダー33
の伸縮が制御され、伸縮式支柱3の全体としての長さを
調節することができる。
に設けられた油圧供給ポート33Cは油圧パイプ11に
よって油圧ユニット20の油圧供給ポート21に連結さ
れており、油圧ユニット20内に設けられた電磁弁(図
示せず)のオン、オフ操作により油圧シリンダー33へ
の油圧供給が制御される。電磁弁が開いているときに油
圧ユニット20から油圧シリンダー33のシリンダー部
33A内に油圧が供給されると油圧シリンダー33が伸
長し、所要のタイミングで電磁弁を閉じると油圧シリン
ダー33のそのときの伸長状態が保持される。一方、電
磁弁が開いているときに油圧の供給がなければ、油圧シ
リンダー33のシリンダー部33Aから作動油が油圧ユ
ニット20へ戻され、油圧シリンダー33は縮小する。
すなわち、油圧ユニット20により油圧シリンダー33
の伸縮が制御され、伸縮式支柱3の全体としての長さを
調節することができる。
【0014】以上、伸縮式支柱3の構成について説明し
たが、図1に示されている伸縮式支柱4も伸縮式支柱3
と同様に、下部支柱41と上部支柱42との間に油圧シ
リンダー43が設けられて成っており、油圧シリンダー
43のシリンダー部43Aの油圧供給ポート43Cは油
圧パイプ12によって油圧ユニット20の油圧供給ポー
ト21と連結されている。この結果、油圧シリンダー3
3の場合と同様にして、油圧シリンダー43の可動軸4
3Bの伸縮が油圧ユニット20により制御され、伸縮式
支柱4の全体としての長さを調節することができる。
たが、図1に示されている伸縮式支柱4も伸縮式支柱3
と同様に、下部支柱41と上部支柱42との間に油圧シ
リンダー43が設けられて成っており、油圧シリンダー
43のシリンダー部43Aの油圧供給ポート43Cは油
圧パイプ12によって油圧ユニット20の油圧供給ポー
ト21と連結されている。この結果、油圧シリンダー3
3の場合と同様にして、油圧シリンダー43の可動軸4
3Bの伸縮が油圧ユニット20により制御され、伸縮式
支柱4の全体としての長さを調節することができる。
【0015】図1には示されていないが、伸縮式支柱
5、6も伸縮式支柱3、4と同様に構成されており、油
圧ユニット20の油圧供給ポート21に連結されている
油圧パイプ13、14により伸縮式支柱5、6の各油圧
シリンダー53、63(図2参照)にも所要の油圧が供
給され、伸縮式支柱5、6の長さ調節が行われるように
なっている。
5、6も伸縮式支柱3、4と同様に構成されており、油
圧ユニット20の油圧供給ポート21に連結されている
油圧パイプ13、14により伸縮式支柱5、6の各油圧
シリンダー53、63(図2参照)にも所要の油圧が供
給され、伸縮式支柱5、6の長さ調節が行われるように
なっている。
【0016】上記説明から判るように、4つの伸縮式支
柱3〜6は油圧ユニット20によって同時に同期して伸
縮制御が行われる。この結果、これらの伸縮式支柱3〜
6によって支持されている土砂ホッパー本体2を上昇ま
たは降下させ、その地上高を調節することができる。こ
の土砂ホッパー1は、伸縮式支柱3〜6が最大伸長状態
となった場合(図1の状態)、土砂ホッパー本体2の直
下にダンプカー10がその荷台を進入させることができ
るように構成されている。したがって、図1に示す状態
において土砂ホッパー本体2の底部にあるスライスゲー
ト(図示せず)を開けることにより、土砂ホッパー本体
2内の土砂をダンプカー10の荷台に積み込むことがで
きる。
柱3〜6は油圧ユニット20によって同時に同期して伸
縮制御が行われる。この結果、これらの伸縮式支柱3〜
6によって支持されている土砂ホッパー本体2を上昇ま
たは降下させ、その地上高を調節することができる。こ
の土砂ホッパー1は、伸縮式支柱3〜6が最大伸長状態
となった場合(図1の状態)、土砂ホッパー本体2の直
下にダンプカー10がその荷台を進入させることができ
るように構成されている。したがって、図1に示す状態
において土砂ホッパー本体2の底部にあるスライスゲー
ト(図示せず)を開けることにより、土砂ホッパー本体
2内の土砂をダンプカー10の荷台に積み込むことがで
きる。
【0017】このとき、土砂ホッパー1を囲う防音ハウ
ス100の天井101に設けられている天井クレーン1
02に取付けられている鋼車103は、土砂ホッパー本
体2をよけた位置に位置しており、土砂ホッパー本体2
の上端21は鋼車103よりも高い位置となっている。
ス100の天井101に設けられている天井クレーン1
02に取付けられている鋼車103は、土砂ホッパー本
体2をよけた位置に位置しており、土砂ホッパー本体2
の上端21は鋼車103よりも高い位置となっている。
【0018】図3には、このようにして土砂ホッパー本
体2内の土砂がダンプカー10の荷台に積み込まれ、ダ
ンプカー10がいなくなった場合に伸縮式支柱3〜6を
最大限に縮小させて土砂ホッパー本体2の地上高を最も
低くした状態が示されている。この状態にあっては、天
井クレーン102によって吊り下げられている鋼車10
3が土砂ホッパー本体2の真上にまで移動することがで
きる。したがって、鋼車103に積み込まれた土砂を天
井クレーン102を使って土砂ホッパー本体2内に積み
込むことができる。
体2内の土砂がダンプカー10の荷台に積み込まれ、ダ
ンプカー10がいなくなった場合に伸縮式支柱3〜6を
最大限に縮小させて土砂ホッパー本体2の地上高を最も
低くした状態が示されている。この状態にあっては、天
井クレーン102によって吊り下げられている鋼車10
3が土砂ホッパー本体2の真上にまで移動することがで
きる。したがって、鋼車103に積み込まれた土砂を天
井クレーン102を使って土砂ホッパー本体2内に積み
込むことができる。
【0019】以上の説明から判るように、土砂ホッパー
1の伸縮式支柱3〜6が各油圧シリンダー33、43、
53、63によって伸縮するので、鋼車103によって
土砂ホッパー本体2に土砂を積み込む場合には伸縮式支
柱3〜6を縮めて土砂ホッパー本体2の上端21と防音
ハウス100に設けられた天井クレーン102との間に
鋼車103が移動できる空間を確保し、一方、土砂ホッ
パー本体2からダンプカー10の荷台に土砂を積み込む
場合には、伸縮式支柱3〜6を伸長させて土砂ホッパー
本体2の下端と地面9との間にダンプカー10の荷台が
進入できる空間を確保し、これにより土砂ホッパー1の
全体的な使用高さを低くすることができる。
1の伸縮式支柱3〜6が各油圧シリンダー33、43、
53、63によって伸縮するので、鋼車103によって
土砂ホッパー本体2に土砂を積み込む場合には伸縮式支
柱3〜6を縮めて土砂ホッパー本体2の上端21と防音
ハウス100に設けられた天井クレーン102との間に
鋼車103が移動できる空間を確保し、一方、土砂ホッ
パー本体2からダンプカー10の荷台に土砂を積み込む
場合には、伸縮式支柱3〜6を伸長させて土砂ホッパー
本体2の下端と地面9との間にダンプカー10の荷台が
進入できる空間を確保し、これにより土砂ホッパー1の
全体的な使用高さを低くすることができる。
【0020】この結果、従来の土砂ホッパーのための防
音ハウスの天井高さは、ダンプカー10への積み込み高
さと、土砂ホッパー本体2の高さと、土砂ホッパー本体
2への積み込み高さとを加えた高さが必要であったが、
本発明の構成による場合には、防音ハウスの天井高さ
は、ダンプカー10への積み込み高さ又は土砂ホッパー
本体2への積み込み高さのうちの大きい方と土砂ホッパ
ー本体2自身の高さを加えた高さで済むことになる。よ
って、防音ハウスの高さを従来に比べて低くすることが
でき、防音ハウスの建設のための空間確保が容易となる
上、建設費も安価となるという利点を得ることができ
る。
音ハウスの天井高さは、ダンプカー10への積み込み高
さと、土砂ホッパー本体2の高さと、土砂ホッパー本体
2への積み込み高さとを加えた高さが必要であったが、
本発明の構成による場合には、防音ハウスの天井高さ
は、ダンプカー10への積み込み高さ又は土砂ホッパー
本体2への積み込み高さのうちの大きい方と土砂ホッパ
ー本体2自身の高さを加えた高さで済むことになる。よ
って、防音ハウスの高さを従来に比べて低くすることが
でき、防音ハウスの建設のための空間確保が容易となる
上、建設費も安価となるという利点を得ることができ
る。
【0021】なお、上記実施の形態では、各伸縮式支柱
3から6を、固定支柱を上下支柱に分け、上下支柱の中
間に油圧シリンダーを挿入して構成した場合の例を説明
した。しかし、本発明の構成はこれに限定されるもので
はなく、油圧シリンダーの挿入箇所は任意に定めること
ができる。例えば、固定支柱を1つにし、その上、又は
下に油圧シリンダーを挿入して伸縮式支柱を構成しても
よい。
3から6を、固定支柱を上下支柱に分け、上下支柱の中
間に油圧シリンダーを挿入して構成した場合の例を説明
した。しかし、本発明の構成はこれに限定されるもので
はなく、油圧シリンダーの挿入箇所は任意に定めること
ができる。例えば、固定支柱を1つにし、その上、又は
下に油圧シリンダーを挿入して伸縮式支柱を構成しても
よい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、防音ハウ
スの天井高さが、土砂運搬用車両への積み込み高さ又は
土砂ホッパー本体への積み込み高さのうちの大きい方と
土砂ホッパー本体自身の高さを加えた高さで済むことに
なるので、防音ハウスの高さを従来に比べて低くするこ
とができ、防音ハウスの建設のための空間確保が容易と
なる上、建設費も安価となるという効果を奏する。
スの天井高さが、土砂運搬用車両への積み込み高さ又は
土砂ホッパー本体への積み込み高さのうちの大きい方と
土砂ホッパー本体自身の高さを加えた高さで済むことに
なるので、防音ハウスの高さを従来に比べて低くするこ
とができ、防音ハウスの建設のための空間確保が容易と
なる上、建設費も安価となるという効果を奏する。
【図1】本発明による土砂ホッパーの実施の形態の一例
を示すものであって、ダンプカーへの土砂の積み込み時
の状態を示す正面図。
を示すものであって、ダンプカーへの土砂の積み込み時
の状態を示す正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1の土砂ホッパーにおいて、土砂ホッパー本
体への土砂の積み込み時の状態を示す正面図。
体への土砂の積み込み時の状態を示す正面図。
1 土砂ホッパー 2 土砂ホッパー本体 3、4、5、6 伸縮式支柱 10 ダンプカー 33、43、53、63 油圧シリンダー
Claims (1)
- 【請求項1】 掘削土砂を一次ストックするための土砂
ホッパー本体と、該土砂ホッパー本体の土砂排出口直下
において土砂運搬用車両の荷台の出入りが可能なように
該土砂ホッパー本体を支えるため地面に立設された複数
の支柱とを備えて成り、前記支柱のそれぞれに各支柱の
高さ調節用の油圧シリンダーを設けたことを特徴とする
伸縮式支柱土砂ホッパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9070865A JPH10250790A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 伸縮式支柱土砂ホッパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9070865A JPH10250790A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 伸縮式支柱土砂ホッパー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10250790A true JPH10250790A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13443893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9070865A Pending JPH10250790A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 伸縮式支柱土砂ホッパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10250790A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19938351C1 (de) * | 1999-08-13 | 2000-12-14 | Lintec Gmbh & Co Kg | Verladesiloanlage |
JP2014014749A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Taisei Corp | 土砂缶詰め装置 |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9070865A patent/JPH10250790A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19938351C1 (de) * | 1999-08-13 | 2000-12-14 | Lintec Gmbh & Co Kg | Verladesiloanlage |
WO2001012529A1 (de) | 1999-08-13 | 2001-02-22 | Lintec Gmbh & Co. Kg | Verladesiloanlage |
JP2014014749A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Taisei Corp | 土砂缶詰め装置 |
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