JPH10249921A - チューブ容器の製造方法 - Google Patents

チューブ容器の製造方法

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Publication number
JPH10249921A
JPH10249921A JP28442597A JP28442597A JPH10249921A JP H10249921 A JPH10249921 A JP H10249921A JP 28442597 A JP28442597 A JP 28442597A JP 28442597 A JP28442597 A JP 28442597A JP H10249921 A JPH10249921 A JP H10249921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parison
container
stretching
molded
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28442597A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiko Tsuno
由紀子 津野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAYAMA KOGYO KK
Original Assignee
NAKAYAMA KOGYO KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP28442597A priority Critical patent/JPH10249921A/ja
Publication of JPH10249921A publication Critical patent/JPH10249921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/08Biaxial stretching during blow-moulding
    • B29C49/10Biaxial stretching during blow-moulding using mechanical means for prestretching
    • B29C49/12Stretching rods
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Landscapes

  • Tubes (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】理想的なチューブ容器の製造方法 【解決手段】ポリエチレンテレフタレート又はオレフィ
ン系樹脂等にて容器の口部1aと胴体1bとを有するパ
リソン1を射出成形した後、このパリソン1をブロー金
型に移し、パリソンを延伸ロッド4でその軸心方向に延
伸させて成形し、エアを吹き込んでパリソンの上記軸心
に直交する方向に延伸させて成形し、さらに上記ブロー
金型3より成形物を取り出した後、胴体1bの底部をカ
ットして内容物8を充填し、その後上記底部をシールす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエチレンテレフ
タレート(以下PETという)又はオレフィン系樹脂等
のチューブ容器の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、化粧品や薬品を充填するための合
成樹脂製チューブ容器は次のような条件を備えるのが望
ましいとされている。 (1) クリア性 容器が透明であれば、内容物を外部から透視できるの
で、商品の購買訴求力を高めることができるとともに、
残量も視認できるというメリットがある。 (2) バリア性 わずかながらでも空気や水蒸気が容器を通過すると、内
容物の品質の劣化が促進されるから、なるべくガスが透
過しにくいものが望ましい。 (3) スクイーズ性 チューブ容器を指で強く摘んで内容物を絞り出した後
に、指を離したときにチューブはその弾性によって元の
形状に復元するが、復元力が強すぎると、キャップを締
める前に口から余分な空気が入って内容物が酸化しやす
くなる。したがって、容器はスクイーズ後に復元しにく
い方が好ましい。 (4) リサイクル性 最近は特に廃棄物による環境汚染の問題が高まってお
り、メーカーはできるだけ単層で再利用ができる容器を
開発する努力を求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バリア
性を高めようとすればラミネート構造になってクリア性
が損なわれる。また、再利用を可能にするためにはPE
Tを使用するのが好ましいが、PETは融点が高く、通
常のヒートシールではシールすることができないから、
チューブ容器の底部を開放して内容物を充填した後に底
部をシールして密封することが困難であるという問題も
あった。
【0004】本発明は上述の問題点を解消し、前記各条
件を満足するとともに、シール性にも優れるチューブ容
器の製造方法を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るチューブ容器の製造方法は、ポリエチ
レンテレフタレート又はオレフィン系樹脂等にて容器の
口部と胴体を有するパリソンを射出成形した後、このパ
リソンをブロー金型に移し、パリソンを延伸ロッドでそ
の軸心方向に延伸させて成形し、エアを吹き込んでパリ
ソンの上記軸心に直交する方向に延伸させて成形し、さ
らにブロー金型より成形物を取り出した後、胴体の底部
をカットして内容物を充填し、その後上記底部をシール
することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図4はチューブ容器の製造
方法の前段階を示すもので、基本的には2軸延伸ブロー
成形を利用する。まず図1のようにPETを材料として
パリソン1を射出成形する。パリソン1には容器の口部
1aと胴体1bとが成形される。このうち口部1aは所
定の大きさに形成されているが、胴体1bは縮小状態に
なっている。
【0007】なお、容器の材料としてPETを使用する
理由は、肉薄状態で十分にクリアであるほか、前述のそ
の他の条件を満足できる物性を備え、PETボトルに見
られるようにリサイクル性にも優れるからである。な
お、同様の理由から、材料はPETに限らず、オレフィ
ン系樹脂等であってもよい。
【0008】次に、上記パリソン1を図2のようにブロ
ー金型3に移す。そして胴体1bを延伸ロッド4とエア
の吹き込みによって延伸させるのであるが、この場合、
図3のようにまず延伸ロッド4を金型3の奥深く挿入し
て胴体1bを延伸ロッド4の軸心方向に十分に延伸させ
る。その後図4のようにエアを吹き込んで胴体1bの幅
方向に延伸させる。
【0009】このように、まず図2のように延伸ロッド
4の先端をブロー金型3の深い位置まで挿入してパリソ
ン1を延伸ロッド4の軸心方向に延伸させ、それから図
3のように延伸ロッド4の先端よりエアを吹き込んでパ
リソン1を上記軸心に直交する方向に延伸させることに
より、従来の2軸延伸ブロー成形に比べて延伸度がはる
かに大きい。しかも、パリソン1は先に金型の先端(底
部)付近まで延伸され、胴体1bが十分にその長さ方向
に延びてパリソン1の先端が金型の先端付近まで届いた
後に図3の点線で示すように底部側から膨らむので、成
形された胴体1bの肉厚も先端側が厚く、口部1a側が
薄くなることが判明した。
【0010】ちなみに、従来は延伸ロッド4をパリソン
1の胴体1b内に進入させながら同時にエアを吹き込ん
でいた。この吹き込み方法の場合はパリソン1の胴体1
bは口部1a側から順に膨らんでいき、その延伸倍率は
2.5倍程度が限度である。これに対し、上記の方法に
よれば約3.2〜3.8倍と飛躍的に増大することが確
認された。
【0011】また、従来の延伸法と本発明の延伸法とで
胴体1bの肉厚がどのように異なるかを実験した。実験
は、従来のように口部1a側から順にエアを吹き込んで
成形された成形物と、底部側からエアを吹き込ん成形さ
れた成形物の各サンプル4個を、図5(a) に示す口部1
aから互いに異なる距離においてそれぞれ同図(b) に示
す位置A、B、C、Dで肉厚を計測することによって行
なった。図6は口部1a側から順にエアを吹き込んだも
のの計測結果を表示したものであり、図7は底部側から
エアを吹き込んだものの計測結果を表示したものであ
る。図6、図7により、底部側からエアを吹き込んだ成
形物の方が、胴体1bの底部側が厚く、口部1a側が薄
くなることを知ることができる。
【0012】次に、ブロー金型3から成形物5を取り出
し、図8(a) のようにその底部側の端部6をカッター7
でカットして開放するとともに、口部1aにキャップ8
を取り付け、この状態で同図(b) のように胴体1b内に
内容物9を充填する。その後、同図(c) のように開放部
分を閉じて超音波シール又はホットエアーにてシール
し、同図(d) のような完成状態となる。PETの融点が
高いため、通常のヒートシールでは溶着できないが、薄
肉になったことにより超音波又はホットエアーでシール
することが可能となった。しかも、胴体1bの肉厚は底
部側の方が口部1a側よりも厚く成形される。したがっ
て、シール時に肉が薄すぎて溶融してしまい、シール不
良が生じるのを防ぐことができる。上記シール工程によ
って内容物9が充填されたチューブ容器11が完成す
る。
【0013】上述のように、チューブ容器はPETにて
パリソン1を射出成形した後、さらにパリソン1を先に
胴体1bの長さ方向に、その後胴体1bの幅方向に延伸
させることによって成形したために延伸度が高く、ダイ
レクトブロー成形法で成形する場合に比べて肉厚を薄く
することができる。したがって、クリアなチューブ容器
が得られる。
【0014】また、二方向に延伸させることにより分子
が2方向に配向し、分子配列がよくなるからガスが透過
しにくく、単層でもバリア性が向上する。
【0015】さらに、チューブを絞った後に手を離した
ときの復元力が小さくてキャップを締める前に余分な空
気が内部に入り込まないのでスクイーズ性にも優れるほ
か、白化現象が発生しにくい。
【0016】しかも、PETを単層で使用しているた
め、リサイクル性も高い。
【0017】また、延伸度が上り、肉薄にできたから、
超音波シール又はホットエアーが可能となり、またダイ
レクトブローに比べて偏肉が出にくいからムラのない良
好なシールが得られる。しかも胴体1bの肉厚は底部側
の方が口部1a側よりもやや厚く成形される。したがっ
て、全体が薄肉になる場合に比べてシール条件が緩やか
になり、シール不良が生じにくくなるので歩留りが向上
する。
【0018】したがって、上記製造方法によれば理想的
なチューブ容器が得られる。なお、オレフィン系樹脂等
を使用しても、同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】射出成形されたパリソンの断面図
【図2】パリソンをブロー金型に移した状態の断面図
【図3】延伸ロッドを挿入した状態の断面図
【図4】エアを吹き込んだ状態を示す断面図
【図5】(a) (b) は実験の計測部位を示す側面図及び正
面図
【図6】口部側から順にエアを吹き込んだときの計測結
果を示すグラフ
【図7】底部側からエアを吹き込んだときの計測結果を
示すグラフ
【図8】(a) (b) (c) (d) は成形後の内容物充填からシ
ールまでの工程図
【符号の説明】
1 パリソン 1a 口部 1b 胴体 3 ブロー金型 4 延伸ロッド 8 内容物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 23:20

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレンテレフタレート又はオレフ
    ィン系樹脂等にて容器の口部と胴体を有するパリソンを
    射出成形した後、このパリソンをブロー金型に移し、パ
    リソンを延伸ロッドでその軸心方向に延伸させて成形
    し、エアを吹き込んでパリソンの上記軸心に直交する方
    向に延伸させて成形し、さらにブロー金型より成形物を
    取り出した後、胴体の底部をカットして内容物を充填
    し、その後上記底部をシールすることを特徴とするチュ
    ーブ容器の製造方法。
JP28442597A 1996-12-20 1997-10-01 チューブ容器の製造方法 Pending JPH10249921A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28442597A JPH10249921A (ja) 1996-12-20 1997-10-01 チューブ容器の製造方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35490296 1996-12-20
JP9-13042 1997-01-08
JP1304297 1997-01-08
JP8-354902 1997-01-08
JP28442597A JPH10249921A (ja) 1996-12-20 1997-10-01 チューブ容器の製造方法

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ID=27280091

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002040364A1 (fr) * 2000-11-16 2002-05-23 Kanebo, Limited Recipient de distribution de savon et procede pour charger le contenu dans ce recipient
KR100615910B1 (ko) * 1998-12-25 2006-08-28 도요 세이칸 가부시키가이샤 플라스틱 병 및 그 제조 방법
KR20230039933A (ko) * 2021-09-15 2023-03-22 한국생산기술연구원 목표 정보 패턴이 전사된 플라스틱 용기 및 이의 제조용 원재료, 그리고 이를 제조하기 위한 성형방법 및 블로우 성형장치

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WO2002040364A1 (fr) * 2000-11-16 2002-05-23 Kanebo, Limited Recipient de distribution de savon et procede pour charger le contenu dans ce recipient
KR20230039933A (ko) * 2021-09-15 2023-03-22 한국생산기술연구원 목표 정보 패턴이 전사된 플라스틱 용기 및 이의 제조용 원재료, 그리고 이를 제조하기 위한 성형방법 및 블로우 성형장치

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