JPH1024990A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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Publication number
JPH1024990A
JPH1024990A JP18313696A JP18313696A JPH1024990A JP H1024990 A JPH1024990 A JP H1024990A JP 18313696 A JP18313696 A JP 18313696A JP 18313696 A JP18313696 A JP 18313696A JP H1024990 A JPH1024990 A JP H1024990A
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JP
Japan
Prior art keywords
component
supply device
cap
dust
supply container
Prior art date
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Pending
Application number
JP18313696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tokuda
義明 徳田
Kenji Kodera
賢志 小寺
Akinobu Ono
昭宣 小野
Shingo Hirano
真吾 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
House Foods Corp
Original Assignee
House Foods Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by House Foods Corp filed Critical House Foods Corp
Priority to JP18313696A priority Critical patent/JPH1024990A/ja
Publication of JPH1024990A publication Critical patent/JPH1024990A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給容器内で部品から発生した部品カスや外
部から侵入した塵等を該供給容器から効率的に排除し、
かつ供給容器外から塵等の侵入を防いで、部品に該塵等
が付着したまま供給されるおそれの少ない部品供給装置
を提供すること 【解決手段】 複数の部品を収容する供給容器の部品排
出口から、部品を順次排出する部品供給装置において、
上記容器内部を無塵空気によって陽圧を保持する気体供
給装置と、上記供給容器内の底部から脱気する脱気装置
とを備えたことを特徴とする部品供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品供給装置、さ
らに詳しくは、部品を高速で除塵して供給する部品供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のアルミニュウム製あるいは
合成樹脂製のキャップ部品を収容する供給容器の部品排
出口から、かかる部品を一定方向を向けて順次排出する
供給装置には、例えば供給容器内に上記部品排出口への
通路を設け、該通路に一定方向を向いた部品のみが通過
できる機構を設け、さらに部品を上記供給容器から上記
通路に送るために収容されている部品を掻き混ぜる機構
を設けている。また、特公昭58ー20678号公報に
おいては、筒状体内面の除塵装置が開示されている。こ
の装置は、除電装置で除電された圧縮空気を噴射ノズル
を介して筒状体内面に吹きつける構成が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した部品供給装置
においては、部品同志が擦れ合って発生する部品カスや
部品に付着したまま供給容器内に侵入した塵等が、供給
容器の底部に堆積してしまうという問題があった。そこ
で、部品カスを取り除くために、供給容器の底部付近に
脱気装置を取付けたが、供給容器内が負圧となり、供給
容器の周囲の塵等をさらに吸い込んでしまい、部品がこ
れら塵等を付着したまま供給されてしまうという問題が
あった。一方、除電装置は、帯電した物体の電荷の除去
を目的としたイオン発生器であって、帯電物体をその帯
電電荷と逆符号のイオンを発生させた空気中に置き、帯
電物体の電荷を中和するものである。上記特公昭58ー
20678号公報に開示された装置は、帯電電荷と逆符
号のイオンを発生させた圧縮空気をノズルを介して帯電
物体に吹きつける。しかし、部材の帯電符号及び帯電電
位を常に正しく知ることは困難であり、仮に一定イオン
電圧のイオンを含む空気を部材に吹きつけても、除塵効
果を高くすることができない問題がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は従来の部品供給方法及び装置の
上述したような問題に鑑みてなされたものであって、供
給容器内で部品から発生した部品カスや外部から侵入し
た塵等を該供給容器から効率的に排除し、かつ供給容器
外から塵等の侵入を防いで、部品に該塵等が付着したま
ま供給されるおそれの少ない部品供給装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【発明を解決するための手段】第1発明は、複数の部品
を収容する供給容器の部品排出口から、部品を順次排出
する部品供給装置において、上記容器内部を無塵空気に
よって陽圧を保持する気体供給装置と、上記供給容器内
の底部から脱気する脱気装置とを備えたことを特徴とす
る部品供給装置である。第2発明は、上記部品が、合成
樹脂製であることを特徴とする。第3発明は、上記部品
供給装置の下流部に、さらに、上記供給容器から供給さ
れた部品に正負交互にイオン化した無塵気体を吹き付け
るための気体吹付装置を設けたことを特徴とする。第4
発明は、上記部品供給装置が、上記供給容器から部品を
一定方向を向けて供給する整列供給装置を有することを
特徴とする。第5発明は、上記部品供給装置が、キャッ
プであることを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】本願の第1発明によれば、供給容器内で
部品から発生した部品カスや部品に付着して外部から侵
入した塵等を該供給容器から効率的に排除し、かつ供給
容器外から塵等の侵入を防いで、部品に該塵等が付着し
たまま供給される恐れが低い部品供給装置を提供するこ
とができる効果を有する。第2発明および第3発明によ
れば、塵等が静電気によって部品に付着して供給容器か
ら供給された場合においても、塵等を効率的に排除する
ことができる効果を有する。第4発明および第5発明に
よれば、エアをキャップの特に塵等の残留し易い領域に
集中して吹き付けることができ、エア吹き付けによって
塵等を効率的に排除することができる効果を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の部品供給
装置を図に基づいて説明する。合成樹脂性ボトル用のキ
ャップCである合成樹脂部品を供給するための合成樹脂
部品供給装置は、図7に示すように、回転式整列供給装
置1と、その下流側に設けられた除電装置50とを有
し、これらは空圧搬送路2によって連結されている。回
転式整列供給装置1は、図1に示すように、垂直断面が
略円形であって、内部厚さがキャップCの高さにより僅
かに大きい供給容器4を有する。供給容器4は、回転側
壁6と固定側壁10とを有する。回転側壁6は、上記円
形の中心を中心に回転可能であって、図1に示すよう
に、長ピンL及び短ピンSが同一円周上に植設されてい
る。長ピンL及び短ピンSは、それぞれ同一円周上で交
互にキャップCの半径より僅かに大きな間隔を置いて植
設されている。長ピンL及び短ピンSの植設された円周
に対応する固定側壁10の部分には、図2ないし図5に
示すように、断面が変形V字形であって回転側壁6との
間にキャップCが通過できる空間を形成する円周溝14
が形成されている。長ピンLは固定側壁10近くまで延
びている。
【0008】短ピンSは、図2ないし図5に示すよう
に、一定の方向を向いたもののみを選択して通過させる
ためのものである。すなわち、キャップCが、図2に示
すように、頂部を短ピンS側にして円周溝14に入った
場合には、短ピンSがキャップCの円周溝14からの落
下を阻止する。キャップCが、図3ないし図5に示すよ
うに、凹部を短ピンS側にして円周溝14に入った場合
には、短ピンSがキャップCの円周溝14からの落下を
妨げることがない。すなわち、図3はキャップCが円周
溝に入りつつある状態を示し、図4はキャップCが短ピ
ンSの近傍を通過しつつある状態を示し、図5はキャッ
プCが短ピンSの近傍を通過し終わった状態を示す。な
お、図2に示す状態になったキャップCは、回転側壁6
の回転とともに上方に運ばれ、最上部付近から供給容器
4内に落下する。回転式整列供給装置1の底部のキャッ
プC供給部25付近には、図1に示すように、真空装置
(図示せず)に接続された吸引筒26が配置され、回転
式整列供給装置1内の底部に堆積したキャップCのカス
等を吸引して装置外に排出する。一方、回転式整列供給
装置1の上部には、5ミクロン以下のフィルター20を
介してエアポンプ22に連結されたエアノズル24が配
置され、回転式整列供給装置1内は常に陽圧に維持され
ている。回転式整列供給装置1の側部には、容易に円周
溝14に落下しないキャップCに空気を吹き付けること
によってキャップ排出口への通路に落下させて、順次円
周溝14に入れるための第1吹き付け送りノズル30A
が配置されている。さらに、長ピンLおよび短ピンSの
間を通過して円周溝14から落下したキャップCを迅速
にキャップC供給部25へ送るための第2吹き付け送り
ノズル30Bが配置されている。
【0009】除電装置50は、図6に示すように、空圧
搬送路2において凹部を横向きにして搬送されているキ
ャップCを除電して塵等を排除するためのものであっ
て、第1吹き付けチャンバ52と、その下流側の第2吹
き付けチャンバ54とからなる。第1吹き付けチャンバ
52では、コロナ放電によって正負交互にイオン化され
たエアを、第1吹き付けノズル56を介してキャップC
の凹部に直角に吹き付けることによって除電し、キャッ
プCに付着した塵等を取り除く。第2吹き付けチャンバ
52では、エアを、第2吹き付けノズル58を介してキ
ャップCの凹部に斜め後方から吹き付け、キャップCの
塵等を取り除く。塵等を取り除かれたキャップCは、例
えば、搬送下流において、液体製品が充填されたボトル
(図示せず)に取付けられる。これにより衛生性の高い
異物混入の恐れのないボトル入り製品が得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回転式整列供給装置の垂直断
面図である。
【図2】図1に示す回転式整列供給装置の作動を示す説
明図であって、短ピンSがキャップCの落下を阻止して
いる状態を示す。
【図3】図1に示す回転式整列供給装置の作動を示す説
明図であって、キャップCが円周溝に入りつつある状態
を示す。
【図4】図1に示す回転式整列供給装置の作動を示す説
明図であって、キャップCが短ピンSの近傍を通過しつ
つある状態を示す。
【図5】図1に示す回転式整列供給装置の作動を示す説
明図であって、キャップCが短ピンSの近傍を通過し終
わった状態を示す。
【図6】本発明の実施例の除電装置の水平断面図であ
る。
【図7】本発明の実施例の部品供給装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
C キャップ L 長ピン S 短ピン 1 回転式整列供給装置 2 空圧搬送路 4 供給容器 6 回転側壁 10 固定側壁 14 円周溝 20 フィルター 22 エアポンプ 24 エアノズル 25 キャップC供給部 28 排気筒 30A 第1吹き付け送りノズル 30B 第2吹き付け送りノズル 50 除電装置 52 第1吹き付けチャンバ 56 第1吹き付けノズル 58 第2吹き付けノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 真吾 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品を収容する供給容器の部品排
    出口から、部品を順次排出する部品供給装置において、 上記容器内部を無塵空気によって陽圧を保持する気体供
    給装置と、上記供給容器内の底部から脱気する脱気装置
    とを備えたことを特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 上記部品が、合成樹脂製であることを特
    徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 【請求項3】 上記部品供給装置の下流部に、さらに、
    上記供給容器から供給された部品に正負交互にイオン化
    した無塵気体を吹き付けるための気体吹付装置を設けた
    ことを特徴とする請求項2に記載の部品供給装置。
  4. 【請求項4】 上記部品供給装置が、上記供給容器から
    部品を一定方向を向けて供給する整列供給装置を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の部品供給装置。
  5. 【請求項5】 上記部品供給装置が、キャップであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の部
    品供給装置。
JP18313696A 1996-07-12 1996-07-12 部品供給装置 Pending JPH1024990A (ja)

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JP18313696A JPH1024990A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 部品供給装置

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JP18313696A JPH1024990A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 部品供給装置

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JPH1024990A true JPH1024990A (ja) 1998-01-27

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ID=16130437

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JP18313696A Pending JPH1024990A (ja) 1996-07-12 1996-07-12 部品供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104803177A (zh) * 2014-01-24 2015-07-29 合肥中辰轻工机械有限公司 一种理盖料斗

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104803177A (zh) * 2014-01-24 2015-07-29 合肥中辰轻工机械有限公司 一种理盖料斗

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