JPH10249318A - 可燃性産業廃棄物の処理方法 - Google Patents
可燃性産業廃棄物の処理方法Info
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- JPH10249318A JPH10249318A JP9074397A JP7439797A JPH10249318A JP H10249318 A JPH10249318 A JP H10249318A JP 9074397 A JP9074397 A JP 9074397A JP 7439797 A JP7439797 A JP 7439797A JP H10249318 A JPH10249318 A JP H10249318A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
- Y02A50/2351—Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大気中の燃焼時に発生する多量の煤煙やまた
廃棄物によっては発生する悪臭で有毒なガスによって大
気や環境を汚染することのない可燃性産業廃棄物の処理
方法の提供。 【解決手段】 本発明はこの目的を達成したものでその
要旨は加熱容器に装入した可熱性産業廃棄物を真空引き
しながら温度120℃〜500℃に加熱し燃焼溶融化処
理し、あるいは更に発生する燃焼ガスを洗水浄化して廃
出する可燃性廃棄物の処理方法である。
廃棄物によっては発生する悪臭で有毒なガスによって大
気や環境を汚染することのない可燃性産業廃棄物の処理
方法の提供。 【解決手段】 本発明はこの目的を達成したものでその
要旨は加熱容器に装入した可熱性産業廃棄物を真空引き
しながら温度120℃〜500℃に加熱し燃焼溶融化処
理し、あるいは更に発生する燃焼ガスを洗水浄化して廃
出する可燃性廃棄物の処理方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭や工場から出
るゴム、合成樹脂性などの可燃性産業廃棄物の処理方法
に関するものである。
るゴム、合成樹脂性などの可燃性産業廃棄物の処理方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】使い古した靴、タイヤ、電化製品など多
くの製品に使用されるゴム、合成樹脂性などの可燃性産
業廃棄物は、建築物や公共施設など寿命がきて解体した
時にでる鉄筋や、コンクリートなどの廃材と共に広い山
林や海に埋め立てられていた。ところが地盤沈下で周辺
の地層変化に影響して近くの建築物に亀裂を起こした
り、ガス管や水道管が破裂したり、人が住む環境を脅か
す問題があった。
くの製品に使用されるゴム、合成樹脂性などの可燃性産
業廃棄物は、建築物や公共施設など寿命がきて解体した
時にでる鉄筋や、コンクリートなどの廃材と共に広い山
林や海に埋め立てられていた。ところが地盤沈下で周辺
の地層変化に影響して近くの建築物に亀裂を起こした
り、ガス管や水道管が破裂したり、人が住む環境を脅か
す問題があった。
【0003】こうした問題から最近では可燃性産業廃棄
物を燃焼させる処理方法として、例えば特開平8−94
036号公報のように「シャフト部の下方に上段羽口を
設けた朝顔部と下段羽口を設けた炉床部を取り付けた製
鉄用高炉型炉内に、装入された一般都市ゴミおよび各種
の産業廃棄物などを、上下段の羽口から吹き込まれる空
気と酸素と燃焼支持ガスで熱分解させ溶融する廃棄物溶
融炉」があり、また特開平8−94032号公報のよう
に「廃棄物の熱分解時の燃焼熱を廃棄物乾燥用の熱源と
して利用し、炉床内で使用する純酸素やコークスなどの
副燃料の節減を図った製鉄用高炉型の廃棄物溶融炉」を
提供するものである。
物を燃焼させる処理方法として、例えば特開平8−94
036号公報のように「シャフト部の下方に上段羽口を
設けた朝顔部と下段羽口を設けた炉床部を取り付けた製
鉄用高炉型炉内に、装入された一般都市ゴミおよび各種
の産業廃棄物などを、上下段の羽口から吹き込まれる空
気と酸素と燃焼支持ガスで熱分解させ溶融する廃棄物溶
融炉」があり、また特開平8−94032号公報のよう
に「廃棄物の熱分解時の燃焼熱を廃棄物乾燥用の熱源と
して利用し、炉床内で使用する純酸素やコークスなどの
副燃料の節減を図った製鉄用高炉型の廃棄物溶融炉」を
提供するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各市町村でさらに技術
開発を図って燃焼時の公害問題を改善した可燃性産業廃
棄物処理装置を使用しているとは云え、このような廃棄
物熔融炉は大型構造物であるため、大量の廃棄物が一度
に溶解処理できる特長があるものの、1400℃以上の
高温になるため、耐火構造に構築しなければならずま
た、それに付随する付帯装置も大がかりとなり工場の敷
地も狭くまた資力のない一般企業では使用できない問題
があった。
開発を図って燃焼時の公害問題を改善した可燃性産業廃
棄物処理装置を使用しているとは云え、このような廃棄
物熔融炉は大型構造物であるため、大量の廃棄物が一度
に溶解処理できる特長があるものの、1400℃以上の
高温になるため、耐火構造に構築しなければならずま
た、それに付随する付帯装置も大がかりとなり工場の敷
地も狭くまた資力のない一般企業では使用できない問題
があった。
【0005】本発明はこうした問題を解決し、いかなる
可燃性産業廃棄物の燃焼の際でも煤煙やガスの発生を著
しく低減し地球環境を著しく汚染する事のない可燃焼性
産業廃棄物処理方法を、提供することを目的とするもの
である。
可燃性産業廃棄物の燃焼の際でも煤煙やガスの発生を著
しく低減し地球環境を著しく汚染する事のない可燃焼性
産業廃棄物処理方法を、提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこの目的を達成
したものでその要旨は加熱容器に装入した可燃性産業廃
棄物を真空引きしながら温度120℃〜500℃に加熱
し燃焼熔融化処理し、あるいは更に発生する燃焼ガスを
洗水浄化して廃出する可燃性廃棄物の処理方法である。
したものでその要旨は加熱容器に装入した可燃性産業廃
棄物を真空引きしながら温度120℃〜500℃に加熱
し燃焼熔融化処理し、あるいは更に発生する燃焼ガスを
洗水浄化して廃出する可燃性廃棄物の処理方法である。
【0007】このような本発明は多くの実験と検討結果
から得られたもので、可燃性産業廃棄物を真空中で燃焼
した場合、真空容器内の温度が大気中の液体の沸騰温度
より30%程度低い温度で燃焼すると云う知見を技術思
想にして構成したものである
から得られたもので、可燃性産業廃棄物を真空中で燃焼
した場合、真空容器内の温度が大気中の液体の沸騰温度
より30%程度低い温度で燃焼すると云う知見を技術思
想にして構成したものである
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図は本発明を判り易く説明する
ために提示したゴムや合成樹脂などの可燃性産業廃棄物
処理装置の一例で、1は加熱容器である。加熱容器1は
ゴムや合成樹脂などの可燃性産業廃棄物2を装入し燃焼
させ熔融化を図るものである。加熱容器1の構造は特に
限定されるものでなく、図示するような耐熱性ガラス瓶
3と加熱器4から構成されるもの。炉内に密閉型のイン
ナーチューブを設けその外周に発熱体を設けたマツフル
電気炉や坩堝型電気炉などが使用される。また加熱容器
1には加熱内部が真空引きできるように誘引パイプ5を
介して真空ポンプ6が任意上方位置に設けられている。
7は燃焼ガス浄化水槽で、燃焼ガス廃出パイプ8を介し
て真空ポンプ6に連接されている。
ながら詳細に説明する。図は本発明を判り易く説明する
ために提示したゴムや合成樹脂などの可燃性産業廃棄物
処理装置の一例で、1は加熱容器である。加熱容器1は
ゴムや合成樹脂などの可燃性産業廃棄物2を装入し燃焼
させ熔融化を図るものである。加熱容器1の構造は特に
限定されるものでなく、図示するような耐熱性ガラス瓶
3と加熱器4から構成されるもの。炉内に密閉型のイン
ナーチューブを設けその外周に発熱体を設けたマツフル
電気炉や坩堝型電気炉などが使用される。また加熱容器
1には加熱内部が真空引きできるように誘引パイプ5を
介して真空ポンプ6が任意上方位置に設けられている。
7は燃焼ガス浄化水槽で、燃焼ガス廃出パイプ8を介し
て真空ポンプ6に連接されている。
【0009】9は廃棄物燃焼熔融液集槽で、加熱容器1
の底部に熔融液収集パイプ10を介して接合されてい
る。なお廃棄物燃焼熔融液収集槽9は本発明法において
は必要に応じて設けられるものである。
の底部に熔融液収集パイプ10を介して接合されてい
る。なお廃棄物燃焼熔融液収集槽9は本発明法において
は必要に応じて設けられるものである。
【0010】上記のような可燃性産業廃棄物燃焼装置に
おいて、本発明法は加熱容器1の容量に応じて任意な大
きさに裁断されたゴムや合成樹脂などの可燃性産業廃棄
物2を装入した後真空ポンプ6を稼働させながら加熱容
器1内を真空引きしながら加熱器4で温度120℃〜5
00℃に加熱する。すなわち本発明において120℃〜
500℃の温度範囲に加熱することは産業廃棄物を燃焼
溶融化しかつ疑固後ポーラスな炭化状態にする温度であ
る。120℃未満の低い加熱温度では産業廃棄物を燃焼
させるに必要な熱が不足するため燃焼溶融することもな
く原形のままで残り、本発明の目的を達成するものでは
ない。また500℃を越える過剰な加熱温度では産業廃
棄物は燃焼溶融化して灰となって有毒物化し、廃棄場所
もなく二次公害を引き起す。
おいて、本発明法は加熱容器1の容量に応じて任意な大
きさに裁断されたゴムや合成樹脂などの可燃性産業廃棄
物2を装入した後真空ポンプ6を稼働させながら加熱容
器1内を真空引きしながら加熱器4で温度120℃〜5
00℃に加熱する。すなわち本発明において120℃〜
500℃の温度範囲に加熱することは産業廃棄物を燃焼
溶融化しかつ疑固後ポーラスな炭化状態にする温度であ
る。120℃未満の低い加熱温度では産業廃棄物を燃焼
させるに必要な熱が不足するため燃焼溶融することもな
く原形のままで残り、本発明の目的を達成するものでは
ない。また500℃を越える過剰な加熱温度では産業廃
棄物は燃焼溶融化して灰となって有毒物化し、廃棄場所
もなく二次公害を引き起す。
【0011】また本発明におけるこの温度範囲での加熱
は昇温加熱法でもよく、一定温度の恒温加熱法でもよ
く、昇降温しながら加熱するいずれの方法でもよい。本
発明において真空引きすることは可燃性産業廃棄物2の
沸騰温度を大気中の燃焼温度よりも30%程度も低温化
できる効果を有し、さらに加熱容器1の中の酸素が除去
されるため蒸し焼きされて酸化による煙の発生が防止さ
れる効果がある。なおこの場合の真空引きの程度は特に
限定するものでない。このような温度に加熱された可燃
性産業廃棄物2は悪臭や煤煙が発生することなく燃焼
し、その泥状物は加熱容器1の底または廃棄物9に流積
する。
は昇温加熱法でもよく、一定温度の恒温加熱法でもよ
く、昇降温しながら加熱するいずれの方法でもよい。本
発明において真空引きすることは可燃性産業廃棄物2の
沸騰温度を大気中の燃焼温度よりも30%程度も低温化
できる効果を有し、さらに加熱容器1の中の酸素が除去
されるため蒸し焼きされて酸化による煙の発生が防止さ
れる効果がある。なおこの場合の真空引きの程度は特に
限定するものでない。このような温度に加熱された可燃
性産業廃棄物2は悪臭や煤煙が発生することなく燃焼
し、その泥状物は加熱容器1の底または廃棄物9に流積
する。
【0012】また燃焼の際に発生したガスは真空ポンプ
6で大気中に放出してもよいが燃焼ガスは浄化水槽7を
通過し浄化されて大気中に放出する。このような本発明
法で得られた泥状物の融解物は活性炭としてまた点火燃
料として再利用される。
6で大気中に放出してもよいが燃焼ガスは浄化水槽7を
通過し浄化されて大気中に放出する。このような本発明
法で得られた泥状物の融解物は活性炭としてまた点火燃
料として再利用される。
【0013】次に本発明の実施例について説明する。大
きさ50×50×100cmの加熱容積をもつ密閉式の
電気炉の中にゴムタイヤを長さ10×巾100cmに裁
断した廃棄物を装入した後真空引(−0.08〜0.0
9mmHg)しながら各温度に加熱した、その結果を下
表で示す。 区別 加熱温度 燃焼状況 溶融物の状況 ガスの発生状況 130℃ 完全燃焼 ポーラスな炭化物 全く出ない 本 150 〃 〃 〃 発 200 〃 〃 〃 明 300 〃 〃 〃 法 400 〃 〃 〃 500 〃 〃 〃 比 100 燃焼せず 原形のまま溶融化せ 全く出ない 較 ず 法 800 完全燃焼 灰となり毒物残る 希薄なガスを発生 上記の実験結果から明らかなように、本発明法によれば
ゴムタイヤはポーラス状に完全に炭化物となり燃焼ガス
の発生もなかった。一方本発明法から逸脱する比較法で
は溶融化されないばかりか毒物ガスを発生するなど、本
発明の目的が達成されない結果となった。
きさ50×50×100cmの加熱容積をもつ密閉式の
電気炉の中にゴムタイヤを長さ10×巾100cmに裁
断した廃棄物を装入した後真空引(−0.08〜0.0
9mmHg)しながら各温度に加熱した、その結果を下
表で示す。 区別 加熱温度 燃焼状況 溶融物の状況 ガスの発生状況 130℃ 完全燃焼 ポーラスな炭化物 全く出ない 本 150 〃 〃 〃 発 200 〃 〃 〃 明 300 〃 〃 〃 法 400 〃 〃 〃 500 〃 〃 〃 比 100 燃焼せず 原形のまま溶融化せ 全く出ない 較 ず 法 800 完全燃焼 灰となり毒物残る 希薄なガスを発生 上記の実験結果から明らかなように、本発明法によれば
ゴムタイヤはポーラス状に完全に炭化物となり燃焼ガス
の発生もなかった。一方本発明法から逸脱する比較法で
は溶融化されないばかりか毒物ガスを発生するなど、本
発明の目的が達成されない結果となった。
【0014】
【発明の効果】本発明は自然エネルギーを素直に利用し
環境汚染を減少すると共に、再利用を可能ならしめる、
さらに一例をあげると同性質の廃棄物を選別再生可能な
形にする、特に燃料として再利用できる、又産業廃棄物
の量を減少するなどの効果を奏する。
環境汚染を減少すると共に、再利用を可能ならしめる、
さらに一例をあげると同性質の廃棄物を選別再生可能な
形にする、特に燃料として再利用できる、又産業廃棄物
の量を減少するなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明法を判り易く説明するために提示した実
施例を示す。 1 加熱容器 2 可燃性産業廃棄物 3 耐熱性ガラス瓶 4 加熱器 5 誘引パイプ 6 真空ポンプ 7 燃焼ガス浄化水槽 8 燃焼ガス廃出パイプ 9 溶融液収集槽
施例を示す。 1 加熱容器 2 可燃性産業廃棄物 3 耐熱性ガラス瓶 4 加熱器 5 誘引パイプ 6 真空ポンプ 7 燃焼ガス浄化水槽 8 燃焼ガス廃出パイプ 9 溶融液収集槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23G 5/027 ZAB B09B 3/00 ZAB 302G
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱容器に装入した可燃性産業廃棄物を
真空引きしながら温度120℃〜500℃に加熱し燃焼
溶融化する可燃性産業廃棄物の処理方法。 - 【請求項2】 加熱容器に装入した可燃性産業廃棄物を
真空引きしながら温度120℃〜500℃に加熱し燃焼
溶融化すると共に発生する燃焼ガスを洗水浄化して廃出
することを、特徴とする可燃性産業廃棄物の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9074397A JPH10249318A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 可燃性産業廃棄物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9074397A JPH10249318A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 可燃性産業廃棄物の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10249318A true JPH10249318A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=13546023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9074397A Pending JPH10249318A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 可燃性産業廃棄物の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10249318A (ja) |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9074397A patent/JPH10249318A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050816 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060613 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
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