JPH10249181A - 水/油混合乳化剤 - Google Patents
水/油混合乳化剤Info
- Publication number
- JPH10249181A JPH10249181A JP9054703A JP5470397A JPH10249181A JP H10249181 A JPH10249181 A JP H10249181A JP 9054703 A JP9054703 A JP 9054703A JP 5470397 A JP5470397 A JP 5470397A JP H10249181 A JPH10249181 A JP H10249181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- emulsifier
- water
- mixture
- oil mixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水/油混合乳化剤を提供すること。
【解決手段】 (i) 乳化剤の総重量に基づいて下記
組成:C−10:0.0〜1.0重量%;C−12:
1.0〜3.0重量%;C−14:12.0〜16.0
重量%;C−16:16.0〜21.0重量%;C−1
8:11.0〜14.5重量%;C−20:6.0〜1
0.0重量%;C−22:7.0〜11.0重量%;C
−24:2.5〜5.0重量%;C−26:0.5〜
2.5重量%;C−28:0.5〜1.1重量%を有す
るC−10〜C−28のn−脂肪アルコールの混合物
と;(ii)5〜23重量%の量でのC−20〜C−2
4の2−アルキルアルコールの混合物と;(iii)6
〜13重量%の量でのフィトステロールとの混合物を含
む水/油混合乳化剤。
組成:C−10:0.0〜1.0重量%;C−12:
1.0〜3.0重量%;C−14:12.0〜16.0
重量%;C−16:16.0〜21.0重量%;C−1
8:11.0〜14.5重量%;C−20:6.0〜1
0.0重量%;C−22:7.0〜11.0重量%;C
−24:2.5〜5.0重量%;C−26:0.5〜
2.5重量%;C−28:0.5〜1.1重量%を有す
るC−10〜C−28のn−脂肪アルコールの混合物
と;(ii)5〜23重量%の量でのC−20〜C−2
4の2−アルキルアルコールの混合物と;(iii)6
〜13重量%の量でのフィトステロールとの混合物を含
む水/油混合乳化剤。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はC−10〜C−28
脂肪アルコールを含む水/油混合乳化剤と、コスメティ
ック製剤及び薬剤製剤へのその使用とに関する。
脂肪アルコールを含む水/油混合乳化剤と、コスメティ
ック製剤及び薬剤製剤へのその使用とに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば軟膏、クリーム、ローション又は
膏薬のようなコスメティック製剤及び薬剤製剤の製造に
おける唯一の若しくは付加的な乳化剤として、また例え
ばセッケン、シャンプー及びバスローション(bath loti
on)のような、コスメティック的及び薬剤的なクリーニ
ング剤における過脂肪成分(superfatting component)と
しての水/油混合乳化剤の使用は知られている。例え
ば、ドイツ薬局方(DAB)によると、3.0重量%の
ウールワックスアルコール(wool wax alcohol)と0.2
5重量%のセチルステアリルアルコールとに約46重量
%のワセリン及び50重量%の水とを配合して、水性軟
膏を製造することができる。
膏薬のようなコスメティック製剤及び薬剤製剤の製造に
おける唯一の若しくは付加的な乳化剤として、また例え
ばセッケン、シャンプー及びバスローション(bath loti
on)のような、コスメティック的及び薬剤的なクリーニ
ング剤における過脂肪成分(superfatting component)と
しての水/油混合乳化剤の使用は知られている。例え
ば、ドイツ薬局方(DAB)によると、3.0重量%の
ウールワックスアルコール(wool wax alcohol)と0.2
5重量%のセチルステアリルアルコールとに約46重量
%のワセリン及び50重量%の水とを配合して、水性軟
膏を製造することができる。
【0003】ラノリン又はウールワックスアルコールに
基づく水/油乳化剤がウール脂肪から製造され、これは
ステロイド類及びトリテルペンアルコール類の他に直鎖
及び分枝鎖C−12〜C−28アルコールを含む。これ
らの乳化剤の製造は非常に複雑である。さらに、ウール
脂肪アルコールとラノリンの場合には、アレルギー反応
の可能性を除外することが不可能である。このような製
品の品質は動物質材料に基づく乳化剤の原料(origin)の
ために一定ではない。ペンタエリトリトール脂肪酸エス
テル、高級脂肪酸の塩、ソルビタン脂肪酸エステル、フ
ィトステロール、コレステロール等に基づく他の水/油
乳化剤は安定性問題を生じる。
基づく水/油乳化剤がウール脂肪から製造され、これは
ステロイド類及びトリテルペンアルコール類の他に直鎖
及び分枝鎖C−12〜C−28アルコールを含む。これ
らの乳化剤の製造は非常に複雑である。さらに、ウール
脂肪アルコールとラノリンの場合には、アレルギー反応
の可能性を除外することが不可能である。このような製
品の品質は動物質材料に基づく乳化剤の原料(origin)の
ために一定ではない。ペンタエリトリトール脂肪酸エス
テル、高級脂肪酸の塩、ソルビタン脂肪酸エステル、フ
ィトステロール、コレステロール等に基づく他の水/油
乳化剤は安定性問題を生じる。
【0004】フィトステロール類はコスメティックエマ
ルジョン用の乳化剤として用いられている。しかし、こ
れらは比較的高い融点、約136〜140℃を有する。
容易な配合を促進するために、10〜50重量%のフィ
トステロールに50〜90重量%の単一の遊離飽和C−
12〜C−18アルコールが混合される。ドデシルアル
コール、セチルアルコール、ミリスチルアルコール又は
ステアリルアルコールがこのようなアルコール類の例で
ある。乳化剤中へ別の成分を混入し、その後に無機油
(mineral oil )を配合することはこの方法によって容
易になる。しかし、高価なフィトステロール類の含有量
が非常に大きく、乳化特性も不充分である。
ルジョン用の乳化剤として用いられている。しかし、こ
れらは比較的高い融点、約136〜140℃を有する。
容易な配合を促進するために、10〜50重量%のフィ
トステロールに50〜90重量%の単一の遊離飽和C−
12〜C−18アルコールが混合される。ドデシルアル
コール、セチルアルコール、ミリスチルアルコール又は
ステアリルアルコールがこのようなアルコール類の例で
ある。乳化剤中へ別の成分を混入し、その後に無機油
(mineral oil )を配合することはこの方法によって容
易になる。しかし、高価なフィトステロール類の含有量
が非常に大きく、乳化特性も不充分である。
【0005】透明な乳化剤濃縮液の他の製造は、7〜1
5重量%のステロール又はウールワックスアルコールと
85〜93重量%の分枝鎖飽和C−16〜C−20アル
コール(例えば、高級分枝鎖2−ヘキシルデカノール又
は2−オクチルデカノール)との混合物を含む。これら
の水/油乳化剤濃縮物は、標準的なコスメティック製剤
及び薬剤製剤への使用に関して、ウールワックスアルコ
ール又はステロールの比較的大きい割合を有し、費用効
果的でない最終製品を生じる。
5重量%のステロール又はウールワックスアルコールと
85〜93重量%の分枝鎖飽和C−16〜C−20アル
コール(例えば、高級分枝鎖2−ヘキシルデカノール又
は2−オクチルデカノール)との混合物を含む。これら
の水/油乳化剤濃縮物は、標準的なコスメティック製剤
及び薬剤製剤への使用に関して、ウールワックスアルコ
ール又はステロールの比較的大きい割合を有し、費用効
果的でない最終製品を生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えばラノリンのよう
な天然産物に比べて優れた、定常な純度、乳化力及びエ
マルジョン安定性を有し、動物質及び無機質の脂肪及び
油と、例えばラノリンのようなワックスエステルとを含
まない水/油乳化剤であって、ラノリンアルコール乳化
剤の性質に類似した、例えば低い融点範囲と良好な加工
性のような、性質を有する非イオン性で、EOを含まな
い(即ち、エポキシ基を含まない)乳化剤が必要とされ
ている。
な天然産物に比べて優れた、定常な純度、乳化力及びエ
マルジョン安定性を有し、動物質及び無機質の脂肪及び
油と、例えばラノリンのようなワックスエステルとを含
まない水/油乳化剤であって、ラノリンアルコール乳化
剤の性質に類似した、例えば低い融点範囲と良好な加工
性のような、性質を有する非イオン性で、EOを含まな
い(即ち、エポキシ基を含まない)乳化剤が必要とされ
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はC−10〜C−
28脂肪アルコールを含む水/油混合乳化剤と、コスメ
ティック製剤及び薬剤製剤へのその使用とに関する。こ
の乳化剤は、(a)6〜13重量%のフィトステロール
と、(b)5〜23重量%のC−20〜C−24の2−
アルキルアルコールと、(c)下記組成: C−10: 0.0〜 1.0重量% C−12: 1.0〜 3.0重量% C−14:12.0〜16.0重量% C−16:16.0〜21.0重量% C−18:11.0〜14.5重量% C−20: 6.0〜10.0重量% C−22: 7.0〜11.0重量% C−24: 2.5〜 5.0重量% C−26: 0.5〜 2.5重量% C−28: 0.5〜 1.1重量% を有するC−10〜C−28のn−脂肪アルコールの混
合物とを含む。
28脂肪アルコールを含む水/油混合乳化剤と、コスメ
ティック製剤及び薬剤製剤へのその使用とに関する。こ
の乳化剤は、(a)6〜13重量%のフィトステロール
と、(b)5〜23重量%のC−20〜C−24の2−
アルキルアルコールと、(c)下記組成: C−10: 0.0〜 1.0重量% C−12: 1.0〜 3.0重量% C−14:12.0〜16.0重量% C−16:16.0〜21.0重量% C−18:11.0〜14.5重量% C−20: 6.0〜10.0重量% C−22: 7.0〜11.0重量% C−24: 2.5〜 5.0重量% C−26: 0.5〜 2.5重量% C−28: 0.5〜 1.1重量% を有するC−10〜C−28のn−脂肪アルコールの混
合物とを含む。
【0008】驚くべきことに、6〜13重量%のフィト
ステロールと、15〜23重量%のC−20〜C−24
の2−アルキルアルコールと、C−10〜C−28のn
−脂肪アルコールの混合物とを含む乳化剤が乳化性の有
意な増強を示すことが判明する。n−脂肪アルコールの
混合物は下記組成:C−10: 0.0〜 1.0重量
%C−12: 1.0〜 3.0重量%C−14:1
2.0〜16.0重量%C−16:16.0〜21.0
重量%C−18:11.0〜14.5重量%C−20:
6.0〜10.0重量%C−22: 7.0〜11.
0重量%C−24: 2.5〜 5.0重量%C−2
6: 0.5〜 2.5重量%C−28: 0.5〜
1.1重量%を有する。
ステロールと、15〜23重量%のC−20〜C−24
の2−アルキルアルコールと、C−10〜C−28のn
−脂肪アルコールの混合物とを含む乳化剤が乳化性の有
意な増強を示すことが判明する。n−脂肪アルコールの
混合物は下記組成:C−10: 0.0〜 1.0重量
%C−12: 1.0〜 3.0重量%C−14:1
2.0〜16.0重量%C−16:16.0〜21.0
重量%C−18:11.0〜14.5重量%C−20:
6.0〜10.0重量%C−22: 7.0〜11.
0重量%C−24: 2.5〜 5.0重量%C−2
6: 0.5〜 2.5重量%C−28: 0.5〜
1.1重量%を有する。
【0009】乳化剤の成分を例えば撹拌機による混合の
ような慣用的方法によって混合する。成分を完全に混合
するためには、混合物を軽度に加熱する必要があると考
えられる。この乳化剤の全ての成分はHenkelとC
onocoとを含めた周知の会社から商業的に入手可能
である。
ような慣用的方法によって混合する。成分を完全に混合
するためには、混合物を軽度に加熱する必要があると考
えられる。この乳化剤の全ての成分はHenkelとC
onocoとを含めた周知の会社から商業的に入手可能
である。
【0010】商業的に入手可能な鎖純粋な(chain-pure)
C−10〜C−30脂肪アルコールの混合物は充分な乳
化特性を有するが、これらの乳化特性はウールワックス
アルコールの乳化特性ほど良好には到底及ばない。しか
し、C−24〜C−26n−アルコールをC−20〜C
−24の2−アルコール(即ち、イソアルコール)(例
えば、2−オクチルドデカノール及び2−デシルテトラ
デカノール)によって一部置換することによって、乳化
剤としての適当性は有意に改良されるので、乳化剤中の
フィトステロールの割合を減少することができる。本発
明を下記実施例によって説明する。
C−10〜C−30脂肪アルコールの混合物は充分な乳
化特性を有するが、これらの乳化特性はウールワックス
アルコールの乳化特性ほど良好には到底及ばない。しか
し、C−24〜C−26n−アルコールをC−20〜C
−24の2−アルコール(即ち、イソアルコール)(例
えば、2−オクチルドデカノール及び2−デシルテトラ
デカノール)によって一部置換することによって、乳化
剤としての適当性は有意に改良されるので、乳化剤中の
フィトステロールの割合を減少することができる。本発
明を下記実施例によって説明する。
【0011】
【実施例】実施例1 下記組成: C−10: 0.1重量% C−12: 1.6重量% C−14:14.1重量% C−16:18.2重量% C−18:13.1重量% C−20: 8.1重量% C−22: 9.4重量% C−24: 3.5重量% C−26: 1.5重量% C−28: 0.8重量% を有するC−10〜C−28脂肪アルコールの混合物を
含む乳化剤を製造した。
含む乳化剤を製造した。
【0012】次に、2.8重量%のC−20の2−オク
チルドデカノールと17重量%のC−24の2−デシル
テトラデカノールとをC−10〜C−28のn−脂肪ア
ルコールの混合物に加えた。残りの9.8重量%の乳化
剤は下記概略組成:60%のシトステロール、34%の
カンペステロール及び6%のスチグマステロールでのフ
ィトステロールから構成された。
チルドデカノールと17重量%のC−24の2−デシル
テトラデカノールとをC−10〜C−28のn−脂肪ア
ルコールの混合物に加えた。残りの9.8重量%の乳化
剤は下記概略組成:60%のシトステロール、34%の
カンペステロール及び6%のスチグマステロールでのフ
ィトステロールから構成された。
【0013】実施例2 実施例1の水/油混合乳化剤を用いて、下記組成: 実施例1による乳化剤: 2.3重量% パラフィン油: 4.2重量% ワセリン: 27.8重量% 水: 65.7重量% を有するクリームを調合した。乳化剤によって製造され
たクリームは、4〜45℃の貯蔵安定性を有する魅力的
な光沢のある柔軟な白色製剤であった。吸水能は約65
%であった。
たクリームは、4〜45℃の貯蔵安定性を有する魅力的
な光沢のある柔軟な白色製剤であった。吸水能は約65
%であった。
【0014】これに比べて、ウールワックスアルコール
とセチルステアリルアルコールとを含む乳化剤(他の人
々によって最適であると考えられた乳化剤組合せ)を下
記組成を有する製剤に用いた: ウールワックスアルコール: 3.0重量% セチルステアリルアルコール: 0.25重量% ワセリン: 46.75重量% 水: 50.0重量% 得られた軟膏は上記製品に比較したときに低い光沢を有
し、加工の見地からは、この軟膏は非常に多くのワセリ
ン(即ち、上記製品における27.8重量%に比べて4
6.75重量%)を用いる必要があったので、不利であ
り、吸水能は第1製品における65.7重量%から第2
製品における僅か50重量%にまで低下した。
とセチルステアリルアルコールとを含む乳化剤(他の人
々によって最適であると考えられた乳化剤組合せ)を下
記組成を有する製剤に用いた: ウールワックスアルコール: 3.0重量% セチルステアリルアルコール: 0.25重量% ワセリン: 46.75重量% 水: 50.0重量% 得られた軟膏は上記製品に比較したときに低い光沢を有
し、加工の見地からは、この軟膏は非常に多くのワセリ
ン(即ち、上記製品における27.8重量%に比べて4
6.75重量%)を用いる必要があったので、不利であ
り、吸水能は第1製品における65.7重量%から第2
製品における僅か50重量%にまで低下した。
【0015】実施例3 実施例1に相当する水/油混合乳化剤を製造したが、こ
の場合は2−アルキルアルコールの割合を3.0重量%
のC−20の2−オクチルドデカノールと16.8重量
%のC−24の2−デシルテトラデカノールとに変更し
た。得られたクリームはさらに一層白色で、より光沢の
ある構造を有したこと以外は、実施例2のC−10〜C
−28脂肪アルコール含有クリームと同じであった。
の場合は2−アルキルアルコールの割合を3.0重量%
のC−20の2−オクチルドデカノールと16.8重量
%のC−24の2−デシルテトラデカノールとに変更し
た。得られたクリームはさらに一層白色で、より光沢の
ある構造を有したこと以外は、実施例2のC−10〜C
−28脂肪アルコール含有クリームと同じであった。
【0016】実施例4 下記組成: 実施例1による乳化剤: 2.00重量% ステアリン酸Mg: 1.50重量% ステアリン酸Al: 0.75重量% 白色みつろう: 3.00重量% ワセリン、白色(DAB): 5.00重量% イソプロピルミリステート: 5.00重量% ブチルヒドロキシトルエン: 0.01重量% グリセロール: 3.00重量% 硫酸マグネシウム: 0.70重量% 水: 63.00重量% 防腐剤、香料: 1.04重量% を有する水/油エマルジョンを製造した。この製剤はコ
スメティック的に非常に満足できるものであった。
スメティック的に非常に満足できるものであった。
【0017】実施例5 下記組成: 実施例1による乳化剤: 3.40重量% 白色みつろう: 1.00重量% ワセリン、白色(DAB): 3.00重量% ミクロワックス(microwax): 1.00重量% パラフィン油、粘稠(DAB): 3.00重量% イソプロピルミリステート: 10.00重量% セテアリルイソノナノエート −“Cetiol SN”: 8.00重量% グリセロール: 4.00重量% 硫酸マグネシウム: 0.70重量% 水: 64.00重量% 防腐剤、香料: 1.90重量% を有するコスメティッククリームを製造した。このクリ
ームは特に良好なコスメティック特性を有し、例えばナ
イトクリームとして用いることができる。
ームは特に良好なコスメティック特性を有し、例えばナ
イトクリームとして用いることができる。
【0018】実施例6 下記組成: 基剤セッケン: 98.29重量% 実施例1による乳化剤: 0.39重量% 染料: 0.01重量% 酸化防止剤: 0.05重量% 香料: 1.07重量% 二酸化チタン: 0.19重量% を有する過脂肪性の化粧セッケンを製造した。この基剤
セッケンは約20%の水分と約78%のタルク及びやし
油脂肪酸とを含むナトリウムカードセッケンから成るも
のであった。このセッケンは特に微細なフォームと優れ
た皮膚感触とを特徴とした。
セッケンは約20%の水分と約78%のタルク及びやし
油脂肪酸とを含むナトリウムカードセッケンから成るも
のであった。このセッケンは特に微細なフォームと優れ
た皮膚感触とを特徴とした。
【0019】実施例7 下記組成: ラウリルエーテルスルフェート(70%): 40.00重量% オレイン酸ジエタノールアミド: 4.00重量% エチレングリコールステアレート: 4.00重量% 実施例1による乳化剤: 0.50重量% イソプロピルミリステート: 5.00重量% 塩化ナトリウム: 5.00重量% 水: 40.00重量% 防腐剤、香料: 1.50重量% を有するソフトフォーム浴添加剤(soft foam bath addi
tive)(チューブ製品)を製造した。このフォーム浴添
加剤は柔軟で安定なクリーム状製剤であった。これを皮
膚とヘアトリーメントとの両方に適切に用いた場合に、
これはソフトで圧迫感のない皮膚感触を有した。
tive)(チューブ製品)を製造した。このフォーム浴添
加剤は柔軟で安定なクリーム状製剤であった。これを皮
膚とヘアトリーメントとの両方に適切に用いた場合に、
これはソフトで圧迫感のない皮膚感触を有した。
【0020】上記明細書、実施例及びデータは本発明の
組成物の製造と使用とを完全に説明する。本発明の要旨
及び範囲から逸脱せずに本発明の多くの実施態様がなさ
れうるので、本発明は以下の添付請求の範囲によって定
義される。
組成物の製造と使用とを完全に説明する。本発明の要旨
及び範囲から逸脱せずに本発明の多くの実施態様がなさ
れうるので、本発明は以下の添付請求の範囲によって定
義される。
Claims (8)
- 【請求項1】(i) 乳化剤の総重量に基づいて下記組
成: C−10: 0.0〜 1.0重量% C−12: 1.0〜 3.0重量% C−14:12.0〜16.0重量% C−16:16.0〜21.0重量% C−18:11.0〜14.5重量% C−20: 6.0〜10.0重量% C−22: 7.0〜11.0重量% C−24: 2.5〜 5.0重量% C−26: 0.5〜 2.5重量% C−28: 0.5〜 1.1重量% を有するC−10〜C−28のn−脂肪アルコールの混
合物と; (ii)5〜23重量%の量でのC−20〜C−24の
2−アルキルアルコールの混合物と; (iii)6〜13重量%の量でのフィトステロールと の混合物を含む水/油混合乳化剤。 - 【請求項2】 フィトステロールが乳化剤のフィトステ
ロール部分の総重量に基づいて50〜85重量%のシト
ステロールと、6〜40重量%のカンペステロールと、
0.1〜10重量%のシグマステロールとを含む、請求
項1記載の水/油混合乳化剤。 - 【請求項3】 C−20〜C−24の2−アルキルアル
コールの混合物が乳化剤の総重量に基づいて2.0〜
3.5重量%のC−20の2−アルキルアルコールと1
5.0〜19.0重量%のC−24の2−アルキルアル
コールとを含む、請求項1記載の水/油混合乳化剤。 - 【請求項4】 C−20〜C−24の2−アルキルアル
コールの混合物が乳化剤の総重量に基づいて2.8〜
3.0重量%のC−20の2−アルキルアルコールと1
6.9〜18.00重量%のC−24の2−アルキルア
ルコールとを含む、請求項3記載の水/油混合乳化剤。 - 【請求項5】 C−20の2−アルキルアルコールが2
−オクチルドデカノールであり、C−24の2−アルキ
ルアルコールが2−デシルテトラデカノールである、請
求項4記載の水/油混合乳化剤。 - 【請求項6】 C−10〜C−28のn−脂肪アルコー
ルの混合物が乳化剤の総重量に基づいて下記組成: C−10: <1.0重量% C−12: 1.2〜 2.1重量% C−14:13.4〜15.4重量% C−16:17.7〜19.5重量% C−18:12.9〜13.8重量% C−20: 7.6〜 9.0重量% C−22: 8.8〜10.5重量% C−24: 2.9〜 4.3重量% C−26: 1.0〜 2.0重量% C−28: 0.6〜 1.0重量% を包含する、請求項1記載の水/油混合乳化剤。 - 【請求項7】 軟膏、膏薬、クリーム、ローション、セ
ッケン、シャンプー又は浴添加剤として用いるための、
請求項1で定義された水/油混合乳化剤を含む製剤。 - 【請求項8】 請求項1で定義された水/油混合乳化剤
を含む軟膏、膏薬、クリーム、ローション、セッケン、
シャンプー又は浴添加剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9054703A JPH10249181A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 水/油混合乳化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9054703A JPH10249181A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 水/油混合乳化剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10249181A true JPH10249181A (ja) | 1998-09-22 |
Family
ID=12978168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9054703A Pending JPH10249181A (ja) | 1997-03-10 | 1997-03-10 | 水/油混合乳化剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10249181A (ja) |
-
1997
- 1997-03-10 JP JP9054703A patent/JPH10249181A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69320114T2 (de) | Hydroxylierte Milchglyceride | |
US5079003A (en) | Skin lotions and creams | |
KR100417365B1 (ko) | 계면활성제조성물 | |
US20050281851A1 (en) | Cosmetic product including vegetable oil blend | |
JPH08245367A (ja) | 香粧品用脂質組成物、その製造方法 | |
US4323693A (en) | Benzoic acid ester | |
US4035514A (en) | Water washable petrolatum compositions | |
CA1080125A (en) | Phytosterol blends and process of preparing same | |
JPH10510541A (ja) | 常温真珠光沢化濃縮物 | |
US5122533A (en) | Topical pharmaceutical compositions | |
JPH06293614A (ja) | ラノリン脂肪酸エステル類、化粧料及び外用薬 | |
US5869061A (en) | Protective hand lotion of aloe vera gel and vitamin E gel | |
US5725803A (en) | Water/oil mixed emulsifier, as well as the use thereof in cosmetic and pharmaceutical formulations | |
EP0062352B1 (en) | Soap composition | |
JP3891982B2 (ja) | 自己乳化型油性液状化粧料 | |
JPH0520410B2 (ja) | ||
JPH0574566B2 (ja) | ||
JPS6186940A (ja) | 水中油型乳化組成物 | |
JPS6026086B2 (ja) | 化粧料 | |
JPH10249181A (ja) | 水/油混合乳化剤 | |
JPS627162B2 (ja) | ||
JPH09157131A (ja) | 乳化組成物 | |
JP3088938B2 (ja) | 入浴剤組成物 | |
JPH04266812A (ja) | シャンプ−組成物 | |
US5151270A (en) | Self-emulsifiable dermatologic cream |