JPH10248944A - 赤外線治療器 - Google Patents

赤外線治療器

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JPH10248944A
JPH10248944A JP7922997A JP7922997A JPH10248944A JP H10248944 A JPH10248944 A JP H10248944A JP 7922997 A JP7922997 A JP 7922997A JP 7922997 A JP7922997 A JP 7922997A JP H10248944 A JPH10248944 A JP H10248944A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源スイッチを入れたまま放置した場合や、
放置した状態で何らかの負荷により電源スイッチが入っ
ても、手で持たないかぎり赤外線照射部に通電しないよ
うにして、火災や物品の損傷等を防ぐことができる赤外
線治療器を提供する。 【解決手段】 赤外線照射部3及び当該赤外線照射部3
を作動させる電装部を有するとともに前記赤外線照射部
3にグリップ部4が設けられ、このグリップ部4を手で
持って赤外線治療を行えるようにした赤外線治療器であ
って、前記グリップ部4に、隔離する複数の箇所が手で
握られたことを検出する検出手段(電極10a,10
b)を設けるとともに、当該検出手段の検出出力に基づ
き、前記赤外線照射部3への通電を行わせる制御手段を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の患部やいわ
ゆるツボ等の所望部分に、手軽に遠赤外線等の赤外線を
照射して治療に用いる赤外線治療器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の赤外線治療器としては、一般
に、スタンドにフレキシブルアームを介して赤外線照射
部が取り付けられたものが良く知られている。
【0003】また、最近では、上記のようにスタンドに
取り付けた状態で使用できるとともに、ヘアードライヤ
のように手に持って更に手軽に使用できるようにしたも
のが出てきている。これは、赤外線を照射する赤外線照
射部に当該赤外線照射部を作動させる電装部を内蔵した
グリップ部を取り付けた本体と、そのグリップ部を挿入
する挿入部を有して上記本体を着脱自在にセットできる
ようにしたスタンドとから成り、本体のグリップ部を手
でもって患部等に照射するか、あるいは、スタンドに挿
入セットして患部等に照射する2通りの使い方で治療を
行えるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の赤外線治療器は、電源スイッチを入れると、予め
設定されたタイマー時間が経過するか、意識的に電源ス
イッチを切って強制終了させないと電源が切れないよう
になっていた。そのため、正常に使用する場合は何ら問
題はないが、本体単体で使用中に不意の電話や訪問者等
に対する応対のため電源スイッチ9を切るのも忘れて電
源が入ったままその場に放置し、その応対が長引いたよ
うな場合や、放置した状態で何らかの負荷により電源ス
イッチが入った場合等は、火災や物品の損傷等の可能性
があった。
【0005】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたものであり、電源スイッチを入れた
まま放置した場合や、放置した状態で何らかの負荷によ
り電源スイッチが入っても、手で持たないかぎり赤外線
照射部に通電しないようにして、火災や物品の損傷等を
防ぐことができる赤外線治療器を提供することを目的と
するものである。
【0006】さらに、着脱自在なスタンドがある場合
は、手で持つ以外に、スタンドにセットしたときにも赤
外線照射部に通電できる赤外線治療器を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明は、赤外線照射部及び当該赤外線照射部を
作動させる電装部を有するとともに前記赤外線照射部に
グリップ部が設けられ、このグリップ部を手で持って赤
外線治療を行えるようにした赤外線治療器であって、前
記グリップ部に、隔離する複数の箇所が手で握られたこ
とを検出する検出手段を設けるとともに、当該検出手段
の検出出力に基づき、前記赤外線照射部への通電を行わ
せる制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0008】そして、本願発明は、前記の赤外線治療器
において、前記検出手段が複数の常開スイッチからなる
ことを特徴とするものである。
【0009】また、本願発明は、前記の赤外線治療器に
おいて、前記検出手段が複数の電極からなり、当該電極
間の導通を検出することを特徴とするものである。
【0010】一方、本願発明は、赤外線照射部及び当該
赤外線照射部を作動させる電装部を有するとともに前記
赤外線照射部にグリップ部が設けられた本体と、前記本
体のグリップ部を着脱自在に挿入可能な挿入部を有する
スタンドとを備えた赤外線治療器であって、前記本体の
グリップ部に、隔離する複数の箇所が手で握られたこと
を検出する検出手段を設けるとともに、当該検出手段の
検出出力に基づき、前記赤外線照射部への通電を行わせ
る制御手段を備え、かつ前記スタンドの挿入部に、前記
本体のグリップ部に設けられた検出手段を作動させる被
検出手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】そして、本願発明は、前記の赤外線治療器
において、前記検出手段が複数の常開スイッチからな
り、前記被検出手段がスタンドの挿入部側壁からなるこ
とを特徴とするものである。
【0012】また、本願発明は、前記の赤外線治療器に
おいて、前記検出手段が複数の電極からなって、当該電
極間の導通を検出し、前記被検出手段が前記複数の電極
間を導通させる導電板からなることを特徴とするもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本願発明の第1の実施形態による
赤外線治療器の本体1をスタンド2にセットした状態を
示す外観図、図2は本体1の外観図、図3はセット状態
の要部断面図であり、それぞれ(a)は正面図、(b)
は側面図である。
【0015】本体1は、赤外線照射部3にグリップ部4
を一体に取り付けたものである。上記赤外線照射部3
は、筒状ケース5内に例えば遠赤外線放射物質を塗布し
たセラミックヒータや送風ファン等を内蔵したもので、
筒状ケース5の前端には吹出口(照射口)グリル6が、
後端には吸込口グリル7が取り付けられている。
【0016】また、グリップ部4には、前記赤外線照射
部3を作動させる,後述の回路図に示すような電装部が
内蔵されており、下端部からは電源コード8が引き出さ
れている。そして、グリップ部4の前面側中央部には電
源スイッチ9が、また、両側面側には使用者が手で握っ
たことを検出するための検出手段として2枚の縦長の電
極10a,10bが隔離して設けられている。これらの
電極10a,10bはグリップ面よりもやや凸になるよ
うに設けられており、これにより、手で握ったときには
手のひらと、スタンド2にセットしたときには後述する
挿入溝内壁の導電板24a,24bとそれぞれ圧接した
状態で接触するので、接触を確実なものとすることがで
きる。
【0017】一方、前記スタンド2は、円形のドーム状
に形成されたベース部21に支柱部22が立設されたも
のである。上記支柱部22には前記本体1のグリップ部
4が挿入される挿入溝23が形成されており、この挿入
溝23の前方側は本体1がセットされたときにグリップ
部前面の電源スイッチ9が操作可能なように支柱部22
の中程まで開放されており、また、後面側は電源コード
8が取り出せるように下端まで開放されている。
【0018】上記挿入溝23の対向する内壁、すなわち
本体1のグリップ部4側面と接触する嵌合面23a、2
3bの中央部には、この挿入溝23に本体1のグリップ
部4が挿入セットされたときに、グリップ部両側面にあ
る2つの電極10a、10bと接触して、それら間を導
通(短絡)させるための2枚の導電板24a、24bが
被検出手段として取り付けられており、これらの導電板
24a、24bは挿入溝底部またはスタンド内部を通し
て短絡されている。
【0019】図4は上記実施形態の回路構成を示す図で
あり、制御手段としては一般的なマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと略記する)31が用いられている。
このマイコン31の入力側には前述した電極10a,1
0bが接続されており、その一方の電極10aとマイコ
ン31の入力ポート間にはプルアップ抵抗Rが接続され
るとともに、マイコン31の入力ポートを保護するため
のダイオードD1のアノード側とダイオードD2のカソ
ード側が接続されている。上記ダイオードD1のカソー
ド側は直流電源(+5V)に接続され、ダイオードD2
のアノード側はアースされている。
【0020】一般的なマイコンの入力ポートは0〜5V
の電圧しか入力してならないように構成されており、5
Vの直流電源に接続されたダイオードD1は、電極10
aに何らかの要因で5Vを越える電圧がかかったときに
当該電圧がマイコン31の入力ポートに印加されないよ
うに実線矢印方向に電流を流すために設けてある。ま
た、アースに接続されたダイオードD2は、例えば手に
静電気を帯びている状態で触れたときに0V未満,すな
わちマイナス電位の入力がマイコン1の入力ポートに印
加されないように破線方向に電流を流すために設けてあ
る。
【0021】一方、マイコン31の出力側にはリレー3
3のコイル33aが接続されている。上記マイコン31
は電極10b側に所定値以上の電圧が印加されたの検出
すると、リレー33をオンにする。
【0022】上記リレー33は、マイコン31と直流電
源間に接続されたリレーコイル33aとリレー接点33
bとから成っている。そして、リレー接点33bに、交
流100V電源34、過電流防止用のヒューズ35、遠
赤外線放射用のヒータ36、設定温度保持用のサーモス
タット37、送風ファン用のファンモータ38、及び前
述の電源スイッチ9が直列に接続されている。上記電源
スイッチ9として、本実施形態では電源スイッチ投入か
ら設定時間後に自動的に切れるタイマースイッチを用い
ている。上記設定時間としては、一般的に赤外線治療に
必要とされる照射時間が10〜30分であるので、ここ
では、その上限である30分が設定されている。
【0023】従って、電源スイッチ9が投入されている
状態で、電極10a,10bが手で握られて導通する
か、スタンド2の導電板24a,24bに接触して導通
することにより電極10bに発生する所定値以上の電圧
をマイコン31が検出すると、リレー33をオンにし
て、ヒータ36やファンモータ38への通電が開始され
る。そして、電極10a,10bから手や導電板24
a,24bが離れて電極10bに所定値以上の電圧が検
出されなくなることによってリレー33がオフされる
か、または電源スイッチ(タイマースイッチ)9の設定
時間が経過するか、あるいは電源スイッチ9が強制的に
オフ操作されたときに、ヒータ36やファンモータ38
への通電が停止される。なお、図示はしていないが、電
源スイッチ9の投入により交流100V電源34から交
流−直流変換器を介して所定の直流電源がマイコン31
やリレーコイル33aやプルアップ抵抗R等に供給され
るようになっている。
【0024】さて、以上の構成において、本体1を手で
もって使用する場合は、図2に示す本体1のグリップ部
4を手のひらで握るようにすることにより、グリップ部
4の両側面に設けられた2つの電極10a,10bが手
のひらを介して導通した状態となる。前述したように、
上記電極10a,10bはグリップ面よりもやや凸にな
るように設けられているので、手で握ったときに手のひ
らと圧接した状態で接触するため、接触を確実なものと
することができる。このように電極10a、10bが導
通した状態で、電源スイッチ9を投入すると、マイコン
31が電極10bに所定値以上の電圧を検出して、リレ
ー33をオンにするので、ヒータ36やファンモータ3
8に通電して赤外線照射部3が作動し、本体1を手に持
った手軽な赤外線治療が可能となる。
【0025】上記のようにして本体1を手に持った手軽
な赤外線治療が可能となるが、電源スイッチ(タイマー
スイッチ)9の設定時間(ここでは30分)の治療が済
む前に、不意の電話や訪問者等があると、電源スイッチ
9を切るのも忘れて、その場に放置されることがある。
本実施形態によれば、上記のように不意の電話や訪問者
等の応対のため電源スイッチ9を切るのも忘れてその場
の放置し、その応対が長引いたような場合でも、本体1
のグリップ部4から手を離すと同時に、握っていた電極
10a,10b間が導通しなくなるので、マイコン1が
自動的にリレー33をオフし、ヒータ36やファンモー
タ38への通電が停止するため、消し忘れによる火災や
物品の損傷等を確実に防ぐことができる。
【0026】また、本体1をスタンド2にセットして使
用する場合は、図1、図3に示すように、本体1のグリ
ップ部4をスタンド2の挿入溝23に挿入しセットす
る。これにより、本体1のグリップ部4の両側面に設け
られた2つの電極10a,10bが、挿入溝23の対向
する嵌合面23a,23bに設けられた導電板24a,
24bと接触し、それらを介して導通した状態となる。
前述したように、上記電極10a,10bはグリップ面
よりもやや凸になるように設けられているので、挿入溝
23の対向する嵌合面23a,23bに設けられた導電
板24a,24bと圧接した状態で接触するため、ここ
でも接触を確実なものとすることができる。このように
電極10a、10bが導通した状態で、電源スイッチ9
を投入すると、マイコン31が電極10bに所定値以上
の電圧を検出して、リレー33をオンにするので、ヒー
タ36やファンモータ38に通電して赤外線照射部3が
作動し、本体1をスタンド2にセットした状態でのハン
ドフリーな赤外線治療が可能となる。
【0027】なお、本体1を放置した状態で何らかの負
荷により電源スイッチ9が入ったような場合でも、本体
1のグリップ部4を手で握らないかぎりグリップ部4の
両側面に設けられた電極10a,10b間が導通しない
ので、ヒータ36やファンモータ38には通電せず、火
災や物品の損傷等を防ぐことができる。
【0028】図5は、本願発明の第2の実施形態による
赤外線治療器の本体1をスタンド2にセットした状態を
示す外観図、図2はその本体1の外観図であり、それぞ
れ(a)は正面図、(b)は側面図である。
【0029】本実施形態と前記第1の実施形態との違い
は、前記第1の実施形態でグリップ部4の両側面に設け
られていた2つ電極10a,10bの代わりに、2つの
押しボタンスイッチ(常開スイッチ)25a,25bを
設けたものである。これらの押しボタンスイッチ25
a,25bの本体はグリップ部4内に内蔵されており、
それらの押しボタン26a,26bのみがグリップ面か
ら突出するように設けられている。また、スタンド2に
おける挿入溝23の対向する嵌合面23a,23bに
は、前記第1の実施形態のような導電板は設けられてい
ない。その他の構成は前記実施形態と同様である。ここ
で、上記押しボタンスイッチ25a,25bが本願発明
の検出手段に相当し、スタンド挿入溝23の対向する嵌
合面(側壁)23a,23bが本願発明の被検出手段と
して機能する。
【0030】図7はこの第2の実施形態の回路構成を示
す図であり、マイコン31の入力側には前記第1の実施
形態の電極10a,10bに代わって、上記押しボタン
スイッチ(SW1)25a,(SW2)25bが接続さ
れている。これらの押しボタンスイッチ25a,25b
の一端側がマイコン31の入力ポートに接続され、他端
側はアースされている。マイコン31側では、上記2つ
の押しボタンスイッチ25a,25bが共にオンしたと
きのみリレー33をオンにする。このとき電源スイッチ
9が入っていれば、ヒータ36、ファンモータ38に通
電され、赤外線照射部3が作動し、赤外線治療が可能と
なる。
【0031】本実施形態においても、前記第1の実施形
態と同様な作用、効果が得られる。また、本実施形態で
は電極ではなくスイッチを用いているので、マイコン3
1の入力ポートを保護するための構成(前記第1の実施
形態のダイオードD1,D2)は不要となる。また、ス
タンド挿入溝23の側壁(嵌合面23a,23b)が被
検出手段として機能するので、前記第1の実施形態のよ
うな導電板は不要となる。
【0032】なお、上記各実施形態では、本体1のグリ
ップ部4の両側面に2つの電極10a,10b、又は2
つの押しボタンスイッチ25a,25bを設けたものに
ついて説明したが、手のひらに収まる範囲で隔離してい
れば例えば上下など何処でもよく、また2つでも本願の
目的は十分に達成できるが、3つ以上設けて更に確実を
期すようにしても良い。
【0033】また、上記各実施形態では、赤外線照射部
3にグリップ部4を一体に取り付けたものについて示し
たが、赤外線照射部3にグリップ部4を回動可能に取り
付けるようにしてもよい。このようにすれば、本体1を
スタンド2にセットして使用するときに、赤外線照射部
3の照射範囲をある程度可変にすることができる。
【0034】また、上記各実施形態では、電源スイッチ
9にタイマースイッチを用いてタイマー機能を実現して
いるが、マイコン31に通常備えられているタイマー回
路を用いてタイマー機能を実現しても良い。
【0035】また、上記各実施形態では、本願発明を、
赤外線照射部3の筒状ケース6内に送風ファンや遠赤外
線放射物質を塗布したセラミックヒータを内蔵したもの
に適用した場合について説明したが、送風ファンの有無
や赤外線放射体のタイプ(例えば上記各実施形態のもの
や照射口グリル6に遠赤外線塗料を塗布するもの)にか
かわらず、本願発明が適用可能であることは上述してき
た作用、効果の記載から明らかである。例えば、送風フ
ァンを用いない場合は、吸込口(グリル7)は不要であ
るので、赤外線照射部3は筒状ケースとする必要はな
く、より扁平なものにすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、グリッ
プ部に、隔離する複数の箇所が手で握られたことを検出
する検出手段を設けるとともに、当該検出手段の検出出
力に基づき、赤外線照射部への通電を行わせる制御手段
を備えたので、電源スイッチを入れたまま放置した場合
や、放置した状態で何らかの負荷により電源スイッチが
入っても、手で持たないかぎり赤外線照射部に通電しな
いため、火災や物品の損傷等を確実に防ぐことができ
る。上記検出手段としては、複数の常開スイッチを用い
ても良いし、複数の電極を用い、これらの電極間の導通
を検出するようにしても良い。
【0037】さらに、本願発明によれば、着脱自在なス
タンドがある場合に、スタンドの挿入部に、本体のグリ
ップ部に設けられた検出手段を作動させる被検出手段を
備えたので、上記効果に加えて、手で持つ以外に、スタ
ンドにセットしたときにも赤外線照射部に通電できるよ
うになる。上記検出手段として複数の常開スイッチを用
いる場合は、被検出手段として新たに設けることなくス
タンドの挿入部側壁がその機能を果たすが、検出手段と
して複数の電極を用いて当該電極間の導通を検出するよ
うにする場合は、被検出手段として前記複数の電極間を
導通させる導電板をスタンド挿入部側壁に設けると良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態に係る赤外線治療器
の外観図。
【図2】上記実施形態における本体の外観図。
【図3】上記実施形態における要部断面図。
【図4】上記実施形態における回路構成図。
【図5】本願発明の第2の実施形態に係る赤外線治療器
の外観図。
【図6】上記実施形態における本体の外観図。
【図7】上記実施形態における回路構成図。
【符号の説明】
1 本体 2 スタンド 3 赤外線照射部 4 グリップ部 9 電源スイッチ 10a,10b 電極 21 ベース部 22 支柱部 23 挿入溝 23a,23b 嵌合面 24a,24b 導電板 25a,25b 押しボタンスイッチ 26a,26b 押しボタン 31 マイコン 33 リレー 36 ヒータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線照射部及び当該赤外線照射部を作
    動させる電装部を有するとともに前記赤外線照射部にグ
    リップ部が設けられ、このグリップ部を手で持って赤外
    線治療を行えるようにした赤外線治療器であって、 前記グリップ部に、隔離する複数の箇所が手で握られた
    ことを検出する検出手段を設けるとともに、当該検出手
    段の検出出力に基づき、前記赤外線照射部への通電を行
    わせる制御手段を備えたことを特徴とする赤外線治療
    器。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、複数の常開スイッチか
    らなることを特徴とする請求項1記載の赤外線治療器。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、複数の電極からなり、
    当該電極間の導通を検出することを特徴とする請求項1
    記載の赤外線治療器。
  4. 【請求項4】 赤外線照射部及び当該赤外線照射部を作
    動させる電装部を有するとともに前記赤外線照射部にグ
    リップ部が設けられた本体と、この本体のグリップ部を
    着脱自在に挿入可能な挿入部を有するスタンドとを備え
    た赤外線治療器であって、 前記本体のグリップ部に、隔離する複数の箇所が手で握
    られたことを検出する検出手段を設けるとともに、当該
    検出手段の検出出力に基づき、前記赤外線照射部への通
    電を行わせる制御手段を備え、かつ前記スタンドの挿入
    部に、前記本体のグリップ部に設けられた検出手段を作
    動させる被検出手段を備えたことを特徴とする赤外線治
    療器。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、複数の常開スイッチか
    らなり、前記被検出手段は、スタンドの挿入部側壁から
    なることを特徴とする請求項4記載の赤外線治療器。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、複数の電極からなり、
    当該電極間の導通を検出し、前記被検出手段は、前記複
    数の電極間を導通させる導電板からなることを特徴とす
    る請求項4記載の赤外線治療器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11008910B2 (en) 2018-12-26 2021-05-18 Komatsu Ltd. Exhaust gas post-processing device and engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11008910B2 (en) 2018-12-26 2021-05-18 Komatsu Ltd. Exhaust gas post-processing device and engine

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