JPH10248494A - かき氷の製造装置 - Google Patents

かき氷の製造装置

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JPH10248494A
JPH10248494A JP9092703A JP9270397A JPH10248494A JP H10248494 A JPH10248494 A JP H10248494A JP 9092703 A JP9092703 A JP 9092703A JP 9270397 A JP9270397 A JP 9270397A JP H10248494 A JPH10248494 A JP H10248494A
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JP
Japan
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ice
syrup
shredded
shaved
receiving container
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Pending
Application number
JP9092703A
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English (en)
Inventor
Jiro Kawamura
治郎 河村
Toshihiko Yamanaka
敏彦 山中
Toru Ezaki
徹 江崎
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Chubu Corp
Original Assignee
Chubu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水から直接かき氷を製造する装置において、
カップに供給するに必要最少量の原料氷を準備でき、か
き氷を受け容器に均一に盛り、しかもかき氷に対してシ
ロップをより均一にかける手段を提供する。 【解決手段】 本体フレーム(1)と、その本体フレー
ムに取付けられた氷連続製造手段(2)と、その氷連続
製造手段で製造された粒状氷を一時的に貯留する貯留手
段(3)と、その貯留手段から排出された粒状氷を削り
取ってかき氷(22)にする削取り手段(4)とからな
るかき氷製造装置に対して、前記削取り手段からのかき
氷を受ける受け容器(13)が載置されるターンテーブ
ル(14)と、前記受け容器内のかき氷に対してシロッ
プを特定の角度から振りかけるシロップ供給手段(2
1)とを付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水から直接かき氷
を製造する装置、なすわち、水から粒状氷を作る手段
と、その手段で得られた粒状氷を削り取ってかき氷にす
る手段とを同時に具備してなるかき氷の製造装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からかき氷を製造する装置の一例と
して、キュビツク状の氷塊を刃物により削り取って雪状
にする技術が周知である(特公昭62−37310号公
報)。この技術に係る装置は、真夏にかき氷を多量に作
る場合非常に有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置でかき氷を作ろうとする場合、かき氷の原料としての
キュビック状氷塊を別途用意しなければならないという
不便さがある。そこで、本発明者等はかき氷が必要なと
き、水道水から直接その場でかき氷が得られる装置をす
でに提案した(特願平8−188010号)が、その後
この装置においては所定のカップに供給する量のかき氷
を製造するための原料の氷をいかに準備するか、かき氷
を前記カップにいかに均一に盛るか、そしてかき氷に対
してシロップをどのようにかけるかという問題が顕在化
した。従って本発明の課題は、水から直接かき氷を製造
する装置において、カップに供給するに必要最少量の原
料氷を準備でき、前記カップにかき氷を均一に盛ること
ができ、しかもかき氷に対してシロップをより均一にか
けることができる手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、本体フレームと、粒状氷を連続的に製
造するために前記本体フレームに取付けられた氷連続製
造手段と、その氷連続製造手段で製造された粒状氷を一
時的に貯留する貯留手段と、その貯留手段から排出され
た粒状氷を削り取ってかき氷にする削取り手段と、前記
削取り手段から排出されるかき氷の受け容器を載置・回
転させるターンテーブルと、該ターンテーブルの回転中
心と異なる方向から前記受け容器内のかき氷に対してシ
ロップを振りかけるシロップ供給手段とからなるかき氷
の製造装置とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施の
形態を詳述する。本発明に係るかき氷の製造装置は、図
1に示すように、基本的には骨格状フレーム乃至はケー
シング状フレームからなる本体フレーム1と、その本体
フレーム1に取り付けられた氷連続製造手段2と、その
氷連続製造手段2で製造された粒状氷を貯留する貯留手
段3とその貯留手段3から排出される粒状氷を削り取っ
て雪状にする削取り手段4と、その削り取り手段からの
かき氷を受ける容器が載るターンテーブル14とから構
成されている。
【0006】氷連続製造手段2は、水から氷を連続的に
製造して相当直径、すなわち粒状氷の体積と同じ体積の
球状の氷に置き換えて換算したときの直径にして、数1
0〜数100μm程度の粒径を有する氷を製造可能な氷
製造装置である。本発明においてこの装置は、1本の筒
体5と、その筒体5に水道水を所定量ずつ間欠的に供給
する水供給手段6と、前記筒体5の外壁と接触してその
中に内蔵する冷媒とを熱交換する熱交換手段7と、前記
筒体5の内壁で水から変化した氷を切削しながら筒体5
の上方に押し上げて棒状の氷塊にするピストンと、その
氷塊を切削して粒状氷にする切削手段(いずれも図示な
し)とからなっている。
【0007】前記熱交換手段7は、図1の態様では前記
筒体5の周囲に螺旋状に巻かれた循環パイプ8から構成
されており、その循環パイプ8内を流れる液化された冷
媒は筒体5から熱を奪って筒体5内の水を冷却すること
により、循環パイプ8内で気化される。なお、気化され
た冷媒は、図示しない冷媒の圧縮・液化手段に循環され
る。前記氷製造手段2の上部の貯留手段3には、前記氷
を削り取る削取り手段4に供給する排出樋9が設けられ
ている。
【0008】前記削取り手段4は、基本的には円盤状又
は擦り鉢状の氷受けプレート11とその氷受けプレート
11を回転させるモータ及び前記氷受けプレート11に
対してその上面から僅かに刃先が突出するように取り付
けられている切削刃(いずれも図示なし)と、粒状氷が
前記切削刃により削り取られて雪状になったかき氷を氷
受けプレート11から排出するために同プレート11に
形成された排出樋12とからなっている。このような手
段は前記した特公昭62−37310号公報に開示され
ている。
【0009】さらに、本発明に係るかき氷の製造装置に
おいて前記削取り手段4から排出されるかき氷の排出樋
12側にはターンテーブル14が設けられており、その
ターンテーブル14を回転させるためのモータ16が本
体フレーム1に設置されている。そして前記ターンテー
ブル14上には前記かき氷を受ける受け容器13の載置
が可能になっている。
【0010】本発明の装置においては本体フレーム1に
はシロップを貯留するための貯留タンク20が複数個設
置されており、それらのシロップタンク20からシロッ
プ供給手段としての導管21を通じて、ターンテーブル
14の受け容器13に供給されたかき氷22に対して、
シロップを振りかけることが可能になっている。かき氷
に対してシロップを分散した状態で振りかけるために、
図2に示すように、前記導管21の先端をその中心方向
Zがターンテーブル14の回転中心Yと異なるように幾
分傾斜させて受け容器13上に臨ませるとともに、導管
21からシロップが受け容器13に供給されている間に
ターンテーブル14を1回以上回転させる。
【0011】また、前記水供給手段6には水道管18が
接続されており、その途中に通水量を制御する制御弁1
9が設けられている。貯留手段3又はその排出樋9には
粒状氷の排出量を制御するダンパー10が設けられてお
り、同様に、シロップの導管21の途中にもシロップの
流量を制御する制御弁15が設けられている。
【0012】これらの制御弁19、15やダンパー10
の制御信号は電子制御手段17から送信される。なお、
削取り手段4のモータや前記ターンテーブル14の駆動
モータ16は、前記制御弁19、15やダンパー10の
制御に連動して駆動・停止するようになっているが、か
き氷を作りたいときに、ターンテーブル14の近くにお
いて本体フレーム1に設置されているスイッチ24を前
記電子制御手段17の作動状態下でも別個にONにでき
るようになっている。
【0013】上記の構造を有する本発明の装置におい
て、水から雪状のかき氷は次のように製造される。最初
に、電子制御手段17をONにして氷連続製造手段2を
稼動させて水を同手段に供給すると、その筒体5の内面
に氷が析出する。この氷はかき取られて棒状に圧縮され
筒体5の上端に突出するが、そこで削り取られて粒状氷
になり、貯留手段3の中に貯えられる。水を氷連続製造
手段2に供給してから貯留手段3の排出樋9から粒状氷
を排出できるようになるまでの時間は、前記氷連続製造
手段2の製氷能力及び貯留手段3の容積にも依存する
が、例えば、1キログラムのかき氷を作る場合、15分
程度である。
【0014】次いで、ターンテーブル14の上に受け容
器13を載置してから、スイッチ24をONにすると、
貯留手段3のダンパー10が開いて粒状氷が削取り手段
4に供給されるとともに、削取り手段4とターンテーブ
ル14が作動しはじめて粒状氷が雪状のかき氷になって
受け容器13の中に前記受け容器13に供給するに必要
最少量のかき氷が供給される。このときターンテーブル
14は1回以上回転するので、かき氷は受け容器13の
中で均一にして山盛りになる。
【0015】次いで、導管21から受け容器13のかき
氷の上にシロップが所定量供給されるが、導管21の先
端方向Zがターンテーブル14の回転中心Yと相違して
いるので、受け容器13の山盛りのかき氷22の斜面に
供給される。シロップが供給されている間ターンテーブ
ル14が回転し続けるので、シロップは山盛りのかき氷
22の全斜面にシロップが振りかけられることになる。
【0016】なお、本発明の装置においては、キュービ
ック状の氷を別途準備しなくてもよいだけでなく氷製造
装置を別個に設ける必要もなく、僅かな待ち時間で水か
らかき氷をその場で得られるという効果は、本出願人が
既に提案した装置と同様に発揮される。
【0017】本発明は、前記の形態に限定されることな
く、その本質的技術思想を踏襲して発明の効果を著しく
損なうことのない範囲で、部分的に変更することができ
る。例えば、受け容器13に対するかき氷やシロップの
供給量をダンパー10や制御弁15の制御時間を変更す
ることにより任意に変更できる。シロップの供給を圧送
式にしたり導管21の先端部をシャワー式にしたりする
こともできる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、かき氷
を必要とするとき、水道水から直接かき氷をその場で得
ることができるとともに、カップに供給するに必要最少
量の原料氷を準備でき、前記カップにかき氷を均一に盛
ることができ、しかもかき氷に対してシロップをより均
一にかけることができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の構成を示す概略図である。
【図2】かき氷に対するシロップの振りかけ状態を示す
部分側面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 2 氷連続製造手段 3 貯留手段 4 削取り手段 13 受け容器 14 ターンテーブル 21 シロップ供給手段 22 かき氷 Y 回転中心 Z 方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレーム(1)と、粒状氷を連続的
    に製造するために前記本体フレームに取付けられた氷連
    続製造手段(2)と、その氷連続製造手段で製造された
    粒状氷を一時的に貯留する貯留手段(3)と、その貯留
    手段から排出された粒状氷を削り取ってかき氷(22)
    にする削取り手段(4)と、前記削取り手段から排出さ
    れるかき氷の受け容器(13)を載置・回転させるター
    ンテーブル(14)と、該ターンテーブル上で回転する
    前記容器の回転中心(Y)と異なる方向(Z)から前記
    受け容器内のかき氷に対してシロップを振りかけるシロ
    ップ供給手段(21)とからなるかき氷の製造装置。
JP9092703A 1997-03-05 1997-03-05 かき氷の製造装置 Pending JPH10248494A (ja)

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