JPH10247065A - 標識装置及びその製造方法 - Google Patents
標識装置及びその製造方法Info
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- JPH10247065A JPH10247065A JP4928297A JP4928297A JPH10247065A JP H10247065 A JPH10247065 A JP H10247065A JP 4928297 A JP4928297 A JP 4928297A JP 4928297 A JP4928297 A JP 4928297A JP H10247065 A JPH10247065 A JP H10247065A
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-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、暗い場所での視認性、耐候性及び
耐光性を向上させることを目的とするものである。 【解決手段】 基材１１上に蓄光性塗料層１３を設け、
この蓄光性塗料層１３上に、昇華形カラートナー１５が
入り込んで標識が形成されている透明な着色基材層１４
を設けた。
耐光性を向上させることを目的とするものである。 【解決手段】 基材１１上に蓄光性塗料層１３を設け、
この蓄光性塗料層１３上に、昇華形カラートナー１５が
入り込んで標識が形成されている透明な着色基材層１４
を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば屋外の道
路や地下道などに設置される標識装置及びその製造方法
に関するものである。
路や地下道などに設置される標識装置及びその製造方法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図８は従来の標識装置の一例を示す斜視
図、図９は従来の標識装置の他の例を示す正面図、図１
０は図８及び図９の標識装置の断面図である。従来の標
識装置（標識板）では、基材１上に下地塗料層２が塗布
され、その上に着色インク３による標識が形成されてい
る。また、標識は、着色インク３を直接印刷するか、又
は薄いフィルムに着色インク３を印刷した後、そのフィ
ルムを基材１に貼り付けるなどの方法により形成され
る。さらに、着色インク３の印刷は、シルクスクリーン
印刷により行われる。
図、図９は従来の標識装置の他の例を示す正面図、図１
０は図８及び図９の標識装置の断面図である。従来の標
識装置（標識板）では、基材１上に下地塗料層２が塗布
され、その上に着色インク３による標識が形成されてい
る。また、標識は、着色インク３を直接印刷するか、又
は薄いフィルムに着色インク３を印刷した後、そのフィ
ルムを基材１に貼り付けるなどの方法により形成され
る。さらに、着色インク３の印刷は、シルクスクリーン
印刷により行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の標
識装置においては、夜間の暗闇や停電時の地下道など、
外光が十分に当たらないと標識を認識することができな
くなってしまう。また、シルクスクリーン印刷では平板
の基材１のみしか使用できないため、直角方向の行先を
示すような標識では、図８のように２枚に分けるか、又
は図９のような平面的な表示を行わざるを得ない。さら
に、着色インク３が外気や外光に曝されるので、耐候性
及び耐光性が低い。さらにまた、シルクスクリーン印刷
では、表現色の数だけ刷版が必要なため、コストが高
く、かつ印刷に手間がかかり、さらに標識を１つの面に
連続して形成したい場合に一度で印刷することができな
い。特に、道路標識のように１枚のみが必要な場合に
は、コストが高く、不経済であるなどの問題点があっ
た。
識装置においては、夜間の暗闇や停電時の地下道など、
外光が十分に当たらないと標識を認識することができな
くなってしまう。また、シルクスクリーン印刷では平板
の基材１のみしか使用できないため、直角方向の行先を
示すような標識では、図８のように２枚に分けるか、又
は図９のような平面的な表示を行わざるを得ない。さら
に、着色インク３が外気や外光に曝されるので、耐候性
及び耐光性が低い。さらにまた、シルクスクリーン印刷
では、表現色の数だけ刷版が必要なため、コストが高
く、かつ印刷に手間がかかり、さらに標識を１つの面に
連続して形成したい場合に一度で印刷することができな
い。特に、道路標識のように１枚のみが必要な場合に
は、コストが高く、不経済であるなどの問題点があっ
た。
【０００４】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、暗い場所での
視認性、耐候性及び耐光性を向上させることができると
ともに、製造コストを低減することができる標識装置及
びその製造方法を得ることを目的とする。
ることを課題としてなされたものであり、暗い場所での
視認性、耐候性及び耐光性を向上させることができると
ともに、製造コストを低減することができる標識装置及
びその製造方法を得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係る標
識装置は、基材と、この基材上に設けられている蓄光性
塗料層と、この蓄光性塗料層上に設けられ、昇華形着色
材が入り込んで標識が形成されている光透過性の着色基
材層とを備えているものである。
識装置は、基材と、この基材上に設けられている蓄光性
塗料層と、この蓄光性塗料層上に設けられ、昇華形着色
材が入り込んで標識が形成されている光透過性の着色基
材層とを備えているものである。
【０００６】請求項２の発明に係る標識装置は、着色基
材層上に設けられている透明保護膜層を備えたものであ
る。
材層上に設けられている透明保護膜層を備えたものであ
る。
【０００７】請求項３の発明に係る標識装置は、昇華形
着色材による着色密度に変化が付けられているものであ
る。
着色材による着色密度に変化が付けられているものであ
る。
【０００８】請求項４の発明に係る標識装置は、着色基
材層へ向けて近似紫外線を照射する光源を備えたもので
ある。
材層へ向けて近似紫外線を照射する光源を備えたもので
ある。
【０００９】請求項５の発明に係る標識装置は、折曲部
を有する板状の基材を使用し、折曲部を含む基材全面に
蓄光性塗料層及び着色基材層を設けたものである。
を有する板状の基材を使用し、折曲部を含む基材全面に
蓄光性塗料層及び着色基材層を設けたものである。
【００１０】請求項６の発明に係る標識装置は、通電さ
れて発光する発光面を有するエレクトロルミネッセンス
板と、発光面上に設けられ、昇華形着色材が入り込んで
標識が形成されている光透過性の着色基材層と、エレク
トロルミネッセンス板に供給される電力を蓄電する蓄電
装置とを備えたものである。
れて発光する発光面を有するエレクトロルミネッセンス
板と、発光面上に設けられ、昇華形着色材が入り込んで
標識が形成されている光透過性の着色基材層と、エレク
トロルミネッセンス板に供給される電力を蓄電する蓄電
装置とを備えたものである。
【００１１】請求項７の発明に係る標識装置の製造方法
は、基材上に蓄光性塗料層を設ける工程と、蓄光性塗料
層上に光透過性の着色基材層を設ける工程と、昇華形着
色材が塗布された転写シートを着色基材層に重ね合わ
せ、昇華形着色材を昇華させることにより、着色基材層
に昇華形着色材を入り込ませて標識を形成する工程とを
含むものである。
は、基材上に蓄光性塗料層を設ける工程と、蓄光性塗料
層上に光透過性の着色基材層を設ける工程と、昇華形着
色材が塗布された転写シートを着色基材層に重ね合わ
せ、昇華形着色材を昇華させることにより、着色基材層
に昇華形着色材を入り込ませて標識を形成する工程とを
含むものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１による標
識装置の断面図である。図において、例えば鋼板からな
る基材１１の両面には、防錆塗料層１２が塗布されてい
る。基材１１の一方の面の防錆塗料層１２上には、例え
ば無機燐酸蓄光塗料からなる蓄光性塗料層１３が設けら
れている。
について説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１による標
識装置の断面図である。図において、例えば鋼板からな
る基材１１の両面には、防錆塗料層１２が塗布されてい
る。基材１１の一方の面の防錆塗料層１２上には、例え
ば無機燐酸蓄光塗料からなる蓄光性塗料層１３が設けら
れている。
【００１３】この蓄光性塗料層１３上には、透明な着色
基材層１４が設けられている。この着色基材層１４とし
ては、例えばアクリル系塗料、ポリエステル系塗料又は
ウレタン系塗料などが使用される。また、着色基材層１
４には、昇華形着色材としての昇華形カラートナー１５
が入り込んでおり、これにより標識の着色図形や文字が
形成されている。昇華形カラートナー１５としては、例
えば染料をプラスチック粒子に結合させたものが使用さ
れる。
基材層１４が設けられている。この着色基材層１４とし
ては、例えばアクリル系塗料、ポリエステル系塗料又は
ウレタン系塗料などが使用される。また、着色基材層１
４には、昇華形着色材としての昇華形カラートナー１５
が入り込んでおり、これにより標識の着色図形や文字が
形成されている。昇華形カラートナー１５としては、例
えば染料をプラスチック粒子に結合させたものが使用さ
れる。
【００１４】図２は図１の標識装置の製造途中の状態を
示す断面図である。図に示すように、昇華形カラートナ
ー１５による標識は、昇華形カラートナー１５による転
写模様を転写紙１６上に印刷してなる転写シート１７を
着色基材層１４上に重ね合わせ、昇華形カラートナー１
５を熱転写させることにより形成される。この熱転写に
より昇華した昇華形カラートナー１５は、受理層である
着色基材層１４内に入り込んで発色する。
示す断面図である。図に示すように、昇華形カラートナ
ー１５による標識は、昇華形カラートナー１５による転
写模様を転写紙１６上に印刷してなる転写シート１７を
着色基材層１４上に重ね合わせ、昇華形カラートナー１
５を熱転写させることにより形成される。この熱転写に
より昇華した昇華形カラートナー１５は、受理層である
着色基材層１４内に入り込んで発色する。
【００１５】上記のような標識装置では、夜間の暗闇や
停電時の地下道などにおいても、蓄光された昼間の外光
や停電前の照明灯の光を蓄光性塗料層１３が発光し、か
つ透明な着色基材層１４を用いているため、長時間にわ
たり標識を視認することができる。また、昇華形カラー
トナー１５が着色基材層１４に入り込んでいるため、耐
候性及び耐光性が向上する。
停電時の地下道などにおいても、蓄光された昼間の外光
や停電前の照明灯の光を蓄光性塗料層１３が発光し、か
つ透明な着色基材層１４を用いているため、長時間にわ
たり標識を視認することができる。また、昇華形カラー
トナー１５が着色基材層１４に入り込んでいるため、耐
候性及び耐光性が向上する。
【００１６】また、転写シート１７を用いて標識を転写
形成するため、図２のように折曲部１１ａを有する基材
１１にも転写シート１７を重ねて連続した標識を形成す
ることができる。このため、例えば図３に示すように、
通路や道路の曲がり角の標識として、理解し易い標識を
１つの標識装置に形成することができる。
形成するため、図２のように折曲部１１ａを有する基材
１１にも転写シート１７を重ねて連続した標識を形成す
ることができる。このため、例えば図３に示すように、
通路や道路の曲がり角の標識として、理解し易い標識を
１つの標識装置に形成することができる。
【００１７】さらに、転写シート１７への昇華形カラー
トナー１５の印刷は、コンピュータ制御されたトナープ
リンタにより行うことができるため、解像度の高い文字
や図柄を標識として容易に形成することができる。ま
た、従来のシルクスクリーン印刷に比べて、刷版が不要
であり、色数が自由で印刷の手間もコストもかからず、
多種少量生産にも低コストで対応できる。
トナー１５の印刷は、コンピュータ制御されたトナープ
リンタにより行うことができるため、解像度の高い文字
や図柄を標識として容易に形成することができる。ま
た、従来のシルクスクリーン印刷に比べて、刷版が不要
であり、色数が自由で印刷の手間もコストもかからず、
多種少量生産にも低コストで対応できる。
【００１８】実施の形態２．図４はこの発明の実施の形
態２による標識装置の断面図である。この例では、標識
が形成された着色基材層１４上に、透明保護膜層１８が
設けられている。この透明保護膜層１８としては、例え
ばアクリル系塗料、ポリエステル系塗料又はウレタン系
塗料などが使用される。また、透明保護膜層１８は、保
護効果を高めるため、例えば１ｍｍ程度の厚さに厚塗り
されている。
態２による標識装置の断面図である。この例では、標識
が形成された着色基材層１４上に、透明保護膜層１８が
設けられている。この透明保護膜層１８としては、例え
ばアクリル系塗料、ポリエステル系塗料又はウレタン系
塗料などが使用される。また、透明保護膜層１８は、保
護効果を高めるため、例えば１ｍｍ程度の厚さに厚塗り
されている。
【００１９】このように、透明保護膜層１８を設けるこ
とにより、外光の紫外線などによる昇華形カラートナー
１５の退色を防止して、耐候性及び耐光性をさらに向上
させることができる。
とにより、外光の紫外線などによる昇華形カラートナー
１５の退色を防止して、耐候性及び耐光性をさらに向上
させることができる。
【００２０】実施の形態３．次に、図５はこの発明の実
施の形態３による標識装置の断面図である。この例で
は、標識を形成する昇華形カラートナー１５の着色密度
に変化が付けられている。即ち、昇華形カラートナー１
５により塗りつぶされた部分と、昇華形カラートナー１
５の密度が低い部分とが設けられている。これにより、
部分的に蓄光性塗料層１３からの光の漏れが生じ、立体
感やグラディエーションを持たせた分かり易い標識を形
成することができる。
施の形態３による標識装置の断面図である。この例で
は、標識を形成する昇華形カラートナー１５の着色密度
に変化が付けられている。即ち、昇華形カラートナー１
５により塗りつぶされた部分と、昇華形カラートナー１
５の密度が低い部分とが設けられている。これにより、
部分的に蓄光性塗料層１３からの光の漏れが生じ、立体
感やグラディエーションを持たせた分かり易い標識を形
成することができる。
【００２１】実施の形態４．次に、図６はこの発明の実
施の形態４による標識装置を示す正面図、図７は図６の
側面図である。この例では、上記各実施の形態のように
構成された標識装置本体２１の近傍に、近似紫外線を照
射する光源（ブラックライト）２２が配置されている。
光源２２の前面には、遮光板２３が配置されている。
施の形態４による標識装置を示す正面図、図７は図６の
側面図である。この例では、上記各実施の形態のように
構成された標識装置本体２１の近傍に、近似紫外線を照
射する光源（ブラックライト）２２が配置されている。
光源２２の前面には、遮光板２３が配置されている。
【００２２】上記のような光源２２により近似紫外線を
照射することにより、標識がより見易いものとなる。ま
た、停電により光源２２からの照射がなくなっても、長
時間蓄光する蓄光性塗料層１３により機能が継続され
る。
照射することにより、標識がより見易いものとなる。ま
た、停電により光源２２からの照射がなくなっても、長
時間蓄光する蓄光性塗料層１３により機能が継続され
る。
【００２３】なお、上記の例では透明な着色基材層１４
を示したが、半透明のものであってもよい。また、基材
１１の材料は鋼板に限定されるものではなく、その形状
も板状のものに限定されない。
を示したが、半透明のものであってもよい。また、基材
１１の材料は鋼板に限定されるものではなく、その形状
も板状のものに限定されない。
【００２４】実施の形態５．さらに、上記の例では蓄光
性塗料層１３で蓄光された光を発光するものを示した
が、通電されて発光する発光面を有するエレクトロルミ
ネッセンス板（ＥＬ板）を用い、昇華形着色材が入り込
んだ着色基材層を上記の発光面上に設けてもよく、小さ
な消費電力で明瞭な標識を形成することができる。ま
た、エレクトロルミネッセンス板に供給する電力を蓄電
する蓄電装置を設けることにより、停電時にも発光を持
続させることができる。
性塗料層１３で蓄光された光を発光するものを示した
が、通電されて発光する発光面を有するエレクトロルミ
ネッセンス板（ＥＬ板）を用い、昇華形着色材が入り込
んだ着色基材層を上記の発光面上に設けてもよく、小さ
な消費電力で明瞭な標識を形成することができる。ま
た、エレクトロルミネッセンス板に供給する電力を蓄電
する蓄電装置を設けることにより、停電時にも発光を持
続させることができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明の
標識装置は、基材上に蓄光性塗料層を設け、この蓄光性
塗料層上に、昇華形着色材が入り込んで標識が形成され
ている光透過性の着色基材層を設けたので、夜間の暗闇
や停電時の地下道などにおいても、蓄光された昼間の外
光や停電前の照明灯の光を蓄光性塗料層が発光し、長時
間にわたり標識を視認することができる。また、昇華形
着色材が着色基材層に入り込んでいるため、耐候性及び
耐光性が向上する。
標識装置は、基材上に蓄光性塗料層を設け、この蓄光性
塗料層上に、昇華形着色材が入り込んで標識が形成され
ている光透過性の着色基材層を設けたので、夜間の暗闇
や停電時の地下道などにおいても、蓄光された昼間の外
光や停電前の照明灯の光を蓄光性塗料層が発光し、長時
間にわたり標識を視認することができる。また、昇華形
着色材が着色基材層に入り込んでいるため、耐候性及び
耐光性が向上する。
【００２６】請求項２の発明の標識装置は、着色基材層
上に透明保護膜層を設けたので、紫外線による昇華形着
色材の退色を抑制して、耐候性及び耐光性を一層向上さ
せることができる。
上に透明保護膜層を設けたので、紫外線による昇華形着
色材の退色を抑制して、耐候性及び耐光性を一層向上さ
せることができる。
【００２７】請求項３の発明の標識装置は、昇華形着色
材による着色密度に変化を付けたので、立体感やグラデ
ィエーションを持たせた分かり易い標識を形成すること
ができる。
材による着色密度に変化を付けたので、立体感やグラデ
ィエーションを持たせた分かり易い標識を形成すること
ができる。
【００２８】請求項４の発明の標識装置は、着色基材層
へ向けて近似紫外線を照射する光源を設けたので、標識
をより見易いものとすることができる。また、停電によ
り光源からの照射がなくなっても、蓄光性塗料層により
機能が継続される。
へ向けて近似紫外線を照射する光源を設けたので、標識
をより見易いものとすることができる。また、停電によ
り光源からの照射がなくなっても、蓄光性塗料層により
機能が継続される。
【００２９】請求項５の発明の標識装置は、折曲部を有
する板状の基材を使用し、折曲部を含む基材全面に蓄光
性塗料層及び着色基材層を設けたので、立体的で見易い
標識を形成することができる。
する板状の基材を使用し、折曲部を含む基材全面に蓄光
性塗料層及び着色基材層を設けたので、立体的で見易い
標識を形成することができる。
【００３０】請求項６の発明の標識装置は、エレクトロ
ルミネッセンス板の発光面上に着色基材層を設けたの
で、小さな消費電力で明瞭な標識を形成することができ
る。また、エレクトロルミネッセンス板に供給する電力
を蓄電する蓄電装置を設けたので、停電時にも発光を持
続させることができる。
ルミネッセンス板の発光面上に着色基材層を設けたの
で、小さな消費電力で明瞭な標識を形成することができ
る。また、エレクトロルミネッセンス板に供給する電力
を蓄電する蓄電装置を設けたので、停電時にも発光を持
続させることができる。
【００３１】請求項７の発明の標識装置の製造方法は、
転写シートから昇華形着色材を着色基材層に転写させる
ようにしたので、折曲部を有する基材にも転写シートを
重ねて連続した標識を形成することができる。また、解
像度の高い文字や図柄を標識として容易に形成すること
ができる。さらに、刷版が不要であり、色数が自由で印
刷の手間もコストもかからず、多種少量生産にも低コス
トで対応できる。
転写シートから昇華形着色材を着色基材層に転写させる
ようにしたので、折曲部を有する基材にも転写シートを
重ねて連続した標識を形成することができる。また、解
像度の高い文字や図柄を標識として容易に形成すること
ができる。さらに、刷版が不要であり、色数が自由で印
刷の手間もコストもかからず、多種少量生産にも低コス
トで対応できる。
【図１】 この発明の実施の形態１による標識装置の断
面図である。
面図である。
【図２】 図１の標識装置の製造途中の状態を示す断面
図である。
図である。
【図３】 図１の標識装置の外観の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図４】 この発明の実施の形態２による標識装置の断
面図である。
面図である。
【図５】 この発明の実施の形態３による標識装置の断
面図である。
面図である。
【図６】 この発明の実施の形態４による標識装置を示
す正面図である。
す正面図である。
【図７】 図６の側面図である。
【図８】 従来の標識装置の一例を示す斜視図である。
【図９】 従来の標識装置の他の例を示す正面図であ
る。
る。
【図１０】 図８及び図９の標識装置の断面図である。
１１ 基材、１１ａ 折曲部、１３ 蓄光性塗料層、１
４ 着色基材層、１５昇華形カラートナー（昇華形着色
材）、１７ 転写シート、１８ 透明保護膜層、２２
光源。
４ 着色基材層、１５昇華形カラートナー（昇華形着色
材）、１７ 転写シート、１８ 透明保護膜層、２２
光源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅村 尚廣 愛知県名古屋市天白区原一丁目2001番地 株式会社クリエテック内
Claims (7)
- 【請求項１】 基材と、この基材上に設けられている蓄
光性塗料層と、この蓄光性塗料層上に設けられ、昇華形
着色材が入り込んで標識が形成されている光透過性の着
色基材層とを備えていることを特徴とする標識装置。 - 【請求項２】 着色基材層上に設けられている透明保護
膜層を備えていることを特徴とする請求項１記載の標識
装置。 - 【請求項３】 着色基材層は、昇華形着色材による着色
密度に変化が付けられていることを特徴とする請求項１
又は請求項２記載の標識装置。 - 【請求項４】 着色基材層へ向けて近似紫外線を照射す
る光源を備えていることを特徴とする請求項１ないし請
求項３のいずれかに記載の標識装置。 - 【請求項５】 基材は、折曲部を有する板状のものであ
り、上記折曲部を含む全面に蓄光性塗料層及び着色基材
層が設けられていることを特徴とする請求項１ないし請
求項４のいずれかに記載の標識装置。 - 【請求項６】 通電されて発光する発光面を有するエレ
クトロルミネッセンス板と、上記発光面上に設けられ、
昇華形着色材が入り込んで標識が形成されている光透過
性の着色基材層と、上記エレクトロルミネッセンス板に
供給される電力を蓄電する蓄電装置とを備えていること
を特徴とする標識装置。 - 【請求項７】 基材上に蓄光性塗料層を設ける工程と、
上記蓄光性塗料層上に光透過性の着色基材層を設ける工
程と、昇華形着色材が塗布された転写シートを上記着色
基材層に重ね合わせ、上記昇華形着色材を昇華させるこ
とにより、上記着色基材層に上記昇華形着色材を入り込
ませて標識を形成する工程とを含むことを特徴とする標
識装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4928297A JPH10247065A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 標識装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4928297A JPH10247065A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 標識装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10247065A true JPH10247065A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12826531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4928297A Pending JPH10247065A (ja) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | 標識装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10247065A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007017927A1 (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-15 | Masuda, Tsuyomi | 装飾用パネル、装飾用パネルの製造方法、及び装飾用パネルの照明装置 |
| CN111183025A (zh) * | 2017-07-25 | 2020-05-19 | 鹤卷京彦 | 片材构件以及片材构件的制造方法 |
-
1997
- 1997-03-04 JP JP4928297A patent/JPH10247065A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007017927A1 (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-15 | Masuda, Tsuyomi | 装飾用パネル、装飾用パネルの製造方法、及び装飾用パネルの照明装置 |
| CN111183025A (zh) * | 2017-07-25 | 2020-05-19 | 鹤卷京彦 | 片材构件以及片材构件的制造方法 |
| JPWO2019021377A1 (ja) * | 2017-07-25 | 2020-07-27 | 京彦 ▲鶴▼巻 | シート部材及びシート部材の製造方法 |
| US11639072B2 (en) | 2017-07-25 | 2023-05-02 | Takahiko Tsurumaki | Sheet member and production method of sheet member |
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