JPH10246619A - Ni基又はCo基合金上のコーティング厚さ測定方法 - Google Patents
Ni基又はCo基合金上のコーティング厚さ測定方法Info
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- JPH10246619A JPH10246619A JP4798197A JP4798197A JPH10246619A JP H10246619 A JPH10246619 A JP H10246619A JP 4798197 A JP4798197 A JP 4798197A JP 4798197 A JP4798197 A JP 4798197A JP H10246619 A JPH10246619 A JP H10246619A
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- Japan
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- coating
- thickness
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 Al及びSi含有のコーティングを持つNi
基またはCo基合金製品のコーティング厚さを容易に計
測するコーティング厚さ測定方法をえる。 【解決手段】 表面にAl及びSi含有の耐酸化・耐摩
耗性のコーティングを持つNi基又はCo基合金製品1
に対し蛍光X線分析法でNi及びCoの少くとも一方の
含有量を測定し、予め実験で求めた上記コーティング厚
さと上記測定値との関係曲線から、同測定値に対応する
同コーティング厚さを読みとるNi基又はCo基合金上
のコーティング厚さ測定方法。
基またはCo基合金製品のコーティング厚さを容易に計
測するコーティング厚さ測定方法をえる。 【解決手段】 表面にAl及びSi含有の耐酸化・耐摩
耗性のコーティングを持つNi基又はCo基合金製品1
に対し蛍光X線分析法でNi及びCoの少くとも一方の
含有量を測定し、予め実験で求めた上記コーティング厚
さと上記測定値との関係曲線から、同測定値に対応する
同コーティング厚さを読みとるNi基又はCo基合金上
のコーティング厚さ測定方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光X線分析による
ガスタービン翼等のNi基又はCo基合金上のコーティ
ング厚さ測定方法に関する。
ガスタービン翼等のNi基又はCo基合金上のコーティ
ング厚さ測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Ni基又はCo基合金のガスタービン翼
は高温で長時間使用されるため、翼表面にAl、Si成
分の耐酸化・耐摩耗性のコーティングが施工される場合
がある。
は高温で長時間使用されるため、翼表面にAl、Si成
分の耐酸化・耐摩耗性のコーティングが施工される場合
がある。
【0003】このコーティングは長時間使用中に高温酸
化又は摩耗によって徐々に減耗するので、翼の母(基)
材が健全な状態であることを確認するためには、定期的
に残存コーティング厚さを調べておく必要がある。
化又は摩耗によって徐々に減耗するので、翼の母(基)
材が健全な状態であることを確認するためには、定期的
に残存コーティング厚さを調べておく必要がある。
【0004】一般に母材上の皮膜厚さを非破壊的に測定
する方法としては、電磁式膜厚測定法および、蛍光X線
分析式膜厚測定法がある。
する方法としては、電磁式膜厚測定法および、蛍光X線
分析式膜厚測定法がある。
【0005】電磁式膜厚測定法の原理は、鉄芯入りコイ
ルの先端を表面の非磁性体皮膜に接触させると母材まで
の距離(=皮膜厚さ)がコイル抵抗値として測定され
る。この測定値を予め実験で求めた皮膜厚さと測定値と
の関係曲線から測定値に対応する皮膜厚さを読みとる方
法である。
ルの先端を表面の非磁性体皮膜に接触させると母材まで
の距離(=皮膜厚さ)がコイル抵抗値として測定され
る。この測定値を予め実験で求めた皮膜厚さと測定値と
の関係曲線から測定値に対応する皮膜厚さを読みとる方
法である。
【0006】すなわち、電磁式膜厚測定法は基材が鉄等
のような磁性体上の、塗膜、メッキ等の非磁性皮膜厚さ
を測定する方法であり、基材がNi基又はCo基合金の
ような非磁性のものには適用できない。
のような磁性体上の、塗膜、メッキ等の非磁性皮膜厚さ
を測定する方法であり、基材がNi基又はCo基合金の
ような非磁性のものには適用できない。
【0007】一方、基材が磁性体又は非磁性体上の皮膜
厚さ測定方としては、蛍光X線分析法による皮膜厚さ測
定法があり、すでに特開昭52−44657、特開昭5
2−140355及び特開昭54−29843等が公開
されている。
厚さ測定方としては、蛍光X線分析法による皮膜厚さ測
定法があり、すでに特開昭52−44657、特開昭5
2−140355及び特開昭54−29843等が公開
されている。
【0008】例えば、特開昭52−44657では絶縁
体であるシリコン上の熱酸化膜又はガラス膜の膜厚を測
定する方法であり、特開昭52−140355では金属
上の非磁性皮膜であるメッキ層の膜厚を測定する方法で
ある。また、特開昭54−29843は、鋼板上の錫−
鉛メッキ(非磁性体)のメッキ厚さを測定する方法であ
る。
体であるシリコン上の熱酸化膜又はガラス膜の膜厚を測
定する方法であり、特開昭52−140355では金属
上の非磁性皮膜であるメッキ層の膜厚を測定する方法で
ある。また、特開昭54−29843は、鋼板上の錫−
鉛メッキ(非磁性体)のメッキ厚さを測定する方法であ
る。
【0009】いずれの蛍光X線分析式皮膜厚さ測定法も
皮膜成分の特性X線量を測定して、予め実験で求めた皮
膜さと特性X線量との関係曲線から測定値に対応する皮
膜厚さを読みとる方法である。
皮膜成分の特性X線量を測定して、予め実験で求めた皮
膜さと特性X線量との関係曲線から測定値に対応する皮
膜厚さを読みとる方法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】先に述べたように電磁
式膜厚測定法では磁性基材上の非磁性皮膜の膜厚測定法
であり、Ni基又はCo基合金のような非磁性基材上の
Al、Siコーティングの膜厚を測定することはできな
いという問題点があった。
式膜厚測定法では磁性基材上の非磁性皮膜の膜厚測定法
であり、Ni基又はCo基合金のような非磁性基材上の
Al、Siコーティングの膜厚を測定することはできな
いという問題点があった。
【0011】また、蛍光X線分析測定法の一つとして、
特開昭59−29843のように基材である鋼板上の錫
−鉛メッキの膜厚測定法は、導電体である基材及びメッ
キ層のうちメッキ層の錫及び鉛の特性X線量を測定して
膜厚を求める方法である。蛍光X線分析計はAl、Si
等の軽元素の分析ができないため、基材のNi基合金お
よびCo基合金上の約20〜100μmのAl、Siコ
ーティングの膜厚測定ができないという問題点があっ
た。
特開昭59−29843のように基材である鋼板上の錫
−鉛メッキの膜厚測定法は、導電体である基材及びメッ
キ層のうちメッキ層の錫及び鉛の特性X線量を測定して
膜厚を求める方法である。蛍光X線分析計はAl、Si
等の軽元素の分析ができないため、基材のNi基合金お
よびCo基合金上の約20〜100μmのAl、Siコ
ーティングの膜厚測定ができないという問題点があっ
た。
【0012】本発明は上記問題点を解決することを課題
とする。
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【0014】表面にAl及びSi含有の耐酸化・耐摩耗
性のコーティングを持つNi基又はCo基合金製品に対
し蛍光X線分析法でNi及びCoの少くとも一方の含有
量を測定し、予め実験で求めた上記コーティング厚さと
上記測定の含有量との関係曲線から、同測定の含有量に
対応する同コーティング厚さを読みとるNi基又はCo
基合金上のコーティング厚さ測定方法。
性のコーティングを持つNi基又はCo基合金製品に対
し蛍光X線分析法でNi及びCoの少くとも一方の含有
量を測定し、予め実験で求めた上記コーティング厚さと
上記測定の含有量との関係曲線から、同測定の含有量に
対応する同コーティング厚さを読みとるNi基又はCo
基合金上のコーティング厚さ測定方法。
【0015】以上において、表面にAl及びSi含有の
耐酸化・耐摩耗性のコーティングを持つNi基又はCo
基合金製品のコーティング厚みを計測するとき、この製
品に対し、蛍光X線分析法でNi及び/又はCo含有量
を測定する。そして予め実験で求めたコーティング厚さ
と測定含有量との関係曲線から上記製品のコーティング
厚さがえられる。
耐酸化・耐摩耗性のコーティングを持つNi基又はCo
基合金製品のコーティング厚みを計測するとき、この製
品に対し、蛍光X線分析法でNi及び/又はCo含有量
を測定する。そして予め実験で求めたコーティング厚さ
と測定含有量との関係曲線から上記製品のコーティング
厚さがえられる。
【0016】このようにして、蛍光X線分析法では直接
分析できないAl及びSi含有のコーティングの厚み
が、容易にかつ精度よく計測できる。
分析できないAl及びSi含有のコーティングの厚み
が、容易にかつ精度よく計測できる。
【0017】
【発明の実施の形態】一般に蛍光X線金属分析計では、
皮膜成分の特性X線量を計測してその膜厚を測定する
が、Ni基又はCo基合金上のAl及びSi成分のコー
ティングではAl及びSiが軽元素であるので、大気中
では分析できない。
皮膜成分の特性X線量を計測してその膜厚を測定する
が、Ni基又はCo基合金上のAl及びSi成分のコー
ティングではAl及びSiが軽元素であるので、大気中
では分析できない。
【0018】しかし、蛍光X線金属分析計は、携帯用で
あるため測定場所を選ばず測定が可能であり、かつ、被
測定物の深さ約130μmまでX線が入りその範囲の上
記以外の成分分析ができる。すなわち、Al及びSi成
分のコーティング厚さは約20〜100μmであるの
で、コーティング下約20〜30μmの基材成分も同時
に分析できる。
あるため測定場所を選ばず測定が可能であり、かつ、被
測定物の深さ約130μmまでX線が入りその範囲の上
記以外の成分分析ができる。すなわち、Al及びSi成
分のコーティング厚さは約20〜100μmであるの
で、コーティング下約20〜30μmの基材成分も同時
に分析できる。
【0019】そこで、コーティング成分であるAl又は
Siを分析するのではなく、その直下の基材の約30μ
m範囲のNi及び/又はCoを分析することで膜厚を測
定することに着目した。
Siを分析するのではなく、その直下の基材の約30μ
m範囲のNi及び/又はCoを分析することで膜厚を測
定することに着目した。
【0020】以下本発明の実施の一形態を図1〜図3に
より説明する。図1と図2に示すように計測対象の、N
i基合金又はCo基合金の翼基材5上にAl及びSi含
有のコーティング4を持つタービン動翼1に対し、蛍光
X線分析計本体2につながれたセンサー3を当てる。そ
してNi及び/又はCo含有量を計測する。
より説明する。図1と図2に示すように計測対象の、N
i基合金又はCo基合金の翼基材5上にAl及びSi含
有のコーティング4を持つタービン動翼1に対し、蛍光
X線分析計本体2につながれたセンサー3を当てる。そ
してNi及び/又はCo含有量を計測する。
【0021】すなわち、センサー3からの55Fe又は
109Cdの放射線aがAlおよびSiコーティング4の
表面から照射される。すると、基材5深さ約30μmま
での範囲の各含有成分の特性X線bが発生する。そし
て、この特性X線量がセンサー3中の検知器で検出さ
れ、蛍光X線分析計本体2へ送られ各成分の含有量(百
分率)に変換表示される。しかし、ここで検出された強
度はAl、Si成分コーティングの厚さによって減少し
ている。そこでこの含有量と予め求めたコーティング厚
さtの関係からコーティング厚さが求められる。
109Cdの放射線aがAlおよびSiコーティング4の
表面から照射される。すると、基材5深さ約30μmま
での範囲の各含有成分の特性X線bが発生する。そし
て、この特性X線量がセンサー3中の検知器で検出さ
れ、蛍光X線分析計本体2へ送られ各成分の含有量(百
分率)に変換表示される。しかし、ここで検出された強
度はAl、Si成分コーティングの厚さによって減少し
ている。そこでこの含有量と予め求めたコーティング厚
さtの関係からコーティング厚さが求められる。
【0022】以下に試験片として、Ni基合金(Udi
met520(商品名)、Co:約12%、Ni:約5
5%、Cr:約20%、Mo:約6%、Ti:約3%、
Al:約2%)上にAl、Siコーティングしたものを
使用して、蛍光X線分析を行い、Ni基合金のNi、C
o、Cr及びMoの含有量とコーティング厚さとの関係
をプロットした曲線を図2の(a)〜(d)に示す。
met520(商品名)、Co:約12%、Ni:約5
5%、Cr:約20%、Mo:約6%、Ti:約3%、
Al:約2%)上にAl、Siコーティングしたものを
使用して、蛍光X線分析を行い、Ni基合金のNi、C
o、Cr及びMoの含有量とコーティング厚さとの関係
をプロットした曲線を図2の(a)〜(d)に示す。
【0023】Ni及びCoの含有量とコーティング厚さ
とはほぼ直線関係にあり、Ni及びCoの含有量を測定
すればAl、Siコーティング厚さの測定が可能なこと
が判る。
とはほぼ直線関係にあり、Ni及びCoの含有量を測定
すればAl、Siコーティング厚さの測定が可能なこと
が判る。
【0024】一方、Cr、Moはコーティング厚さとの
間には直線性がみられず、蛍光X線分析計では不適当で
ある。この原因としては、基材にAl、Siコーティン
グを施工後、基材とコーティングとの密着性を持たせる
ための拡散熱処理(885℃±13℃×2H )を行う
が、これが基材のCr、Moをコーティング内へ拡散さ
せ、コーティングと基材との濃度差が少なくなることが
考えられる。
間には直線性がみられず、蛍光X線分析計では不適当で
ある。この原因としては、基材にAl、Siコーティン
グを施工後、基材とコーティングとの密着性を持たせる
ための拡散熱処理(885℃±13℃×2H )を行う
が、これが基材のCr、Moをコーティング内へ拡散さ
せ、コーティングと基材との濃度差が少なくなることが
考えられる。
【0025】以上のようにして、容易にAl、Siコー
ティングの厚さが正確に計測できる。なおここに、用い
た蛍光X線金属分析計は、分析計本体2とセンサー3で
構成され、軽量かつコンパクトな携帯型であることが特
徴である。
ティングの厚さが正確に計測できる。なおここに、用い
た蛍光X線金属分析計は、分析計本体2とセンサー3で
構成され、軽量かつコンパクトな携帯型であることが特
徴である。
【0026】線源は55Fe及び 109Cdを有しており、
分析成分の特性X線量の検出はHgI2 の半導体で行
い、成分含有量(百分率)への変換は分析計本体内でデ
ータ処理されデジタル表示される。
分析成分の特性X線量の検出はHgI2 の半導体で行
い、成分含有量(百分率)への変換は分析計本体内でデ
ータ処理されデジタル表示される。
【0027】本分析計で分析できる元素は、Ti、V、
Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Se、Z
r、Nb、Mo、Ag、Sn、Hf、Ta、W、Pb及
びBiの21元素である。すなわち、Al、Siコーテ
ィングのAl、Siは分析できない。
Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Se、Z
r、Nb、Mo、Ag、Sn、Hf、Ta、W、Pb及
びBiの21元素である。すなわち、Al、Siコーテ
ィングのAl、Siは分析できない。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、コーティング部での減衰を利用することにより、N
i基合金又はCo基合金のような非磁性体の製品表面に
施工したAl、Siコーティング厚さを蛍光X線金属分
析計を用いて容易に測定することが可能になった。
ば、コーティング部での減衰を利用することにより、N
i基合金又はCo基合金のような非磁性体の製品表面に
施工したAl、Siコーティング厚さを蛍光X線金属分
析計を用いて容易に測定することが可能になった。
【図1】本発明の実施の一形態の斜視図である。
【図2】上記一形態の作用説明図である。
【図3】上記一形態の作用説明図である。
1 タービン動翼 2 蛍光X線分析計本体 3 センサー 4 コーティング 5 翼基材
Claims (1)
- 【請求項1】 表面にAl及びSi含有の耐酸化・耐摩
耗性のコーティングを持つNi基又はCo基合金製品に
対し蛍光X線分析法でNi及びCoの少くとも一方の含
有量を測定し、予め実験で求めた上記コーティング厚さ
と上記測定の含有量との関係曲線から、同測定の含有量
に対応する同コーティング厚さを読みとることを特徴と
するNi基又はCo基合金上のコーティング厚さ測定方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4798197A JPH10246619A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | Ni基又はCo基合金上のコーティング厚さ測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4798197A JPH10246619A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | Ni基又はCo基合金上のコーティング厚さ測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10246619A true JPH10246619A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12790503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4798197A Pending JPH10246619A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | Ni基又はCo基合金上のコーティング厚さ測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10246619A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003050115A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Seiko Instruments Inc | X線膜厚計 |
JP2014092112A (ja) * | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Hitachi Ltd | ガスタービン部材の表面検査方法 |
CN115466953A (zh) * | 2022-10-11 | 2022-12-13 | 郑煤机智鼎液压有限公司 | 一种激光熔覆层厚度检测方法 |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP4798197A patent/JPH10246619A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003050115A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Seiko Instruments Inc | X線膜厚計 |
JP2014092112A (ja) * | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Hitachi Ltd | ガスタービン部材の表面検査方法 |
CN115466953A (zh) * | 2022-10-11 | 2022-12-13 | 郑煤机智鼎液压有限公司 | 一种激光熔覆层厚度检测方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020618 |