JPH10246537A - 冷暖房装置における高低圧気体の流路切換装置 - Google Patents

冷暖房装置における高低圧気体の流路切換装置

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JPH10246537A
JPH10246537A JP9050726A JP5072697A JPH10246537A JP H10246537 A JPH10246537 A JP H10246537A JP 9050726 A JP9050726 A JP 9050726A JP 5072697 A JP5072697 A JP 5072697A JP H10246537 A JPH10246537 A JP H10246537A
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pressure gas
pressure
flow path
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Isamu Toyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は冷暖房装置における四方弁即ち高低圧
気体流路切換装置をロータリー形四方弁とする場合に、
可動弁であるローター(低圧チャンバー)や該ローター
を収容する固定弁である高圧チャンバーをプレス加工に
て容易に形成できるようにすると共に、所期の切換え目
的が的確に達成できるようにした。 【解決手段】高低圧気体の流路切換装置を高圧気体で満
たされる高圧チャンバー2と低圧気体で満たされる低圧
チャンバー1で構成し、高圧チャンバー2を低圧チャン
バー1内に定軸回動可に軸装し、該高圧チャンバー2を
定角回動することにより第1、第2流路切換弁22,2
3を交互に切換え、高圧チャンバー2内の高圧気体を一
方の切換弁を介してコンデンサー3の一端に供給し、コ
ンデンサー他端からの低圧気体を他方の切換弁を介して
低圧チャンバー1内へ導入し、該低圧チャンバー1内の
低圧気体をコンプレッサー4の一端に供給し、該コンプ
レッサー他端からの高圧気体を上記軸線上から高圧チャ
ンバー2内へ供給する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は暖冷媒ガスの流路
を切換える四方弁、即ち冷暖房装置における高低圧気体
の流路切換装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】冷暖房装置における四
方弁として、旧来より実施されて来たスライド形四方弁
に代り、特開平8−82461号や特開平8−1358
12号に代表されるロータリー形四方弁が思考されて来
ているが、これらロータリー形四方弁における可動弁体
(ローター)は何れも無垢の金属ブロックに気体流路を
切削加工する構造を採用しており、これがローターの量
産性とコストダウンの障害となっている。
【0003】そしてこれらローターは何れも非軸対称構
造であり、ローターの回動軸線がこのローターを内蔵す
る固定弁体たるチャンバーの偏心位置に設けられていた
り、ローターの回動軸線がローター自身の偏心位置に設
けられているため、高低圧気体のバランスを欠き、これ
が気密性を損なう問題点を内在している。
【0004】
【課題を解決するための手段】冷暖房装置においては量
産性とコストダウンが強く求められ、それでいて性能の
確実性が求められているが、本発明はこれらの課題に応
える冷暖房装置における四方弁、即ち高低圧気体の流路
切換え装置を提供するものである。
【0005】固定弁体としてコンデンサーから供給され
る低圧気体で満たされる低圧チャンバーを備え、可動弁
体としてコンプレッサーから供給される高圧気体で満た
される高圧チャンバーを備え、該高圧チャンバーを上記
低圧チャンバーに内装して定軸回動可能に支持する。
【0006】そして上記高圧チャンバーと上記低圧チャ
ンバー間に該高圧チャンバーの定軸回動により高圧気体
流路と低圧気体流路とを交互に切換える第1、第2流路
切換弁を形成する。
【0007】上記第1、第2流路切換弁は上記切換えに
よりその何れか一方が高圧チャンバー内の高圧気体を上
記コンデンサーに供給する上記高圧気体流路を形成し、
他方がコンデンサーからの低圧気体を上記低圧チャンバ
ー内へ供給する低圧気体流路を形成する。
【0008】上記低圧チャンバーに該低圧チャンバー内
の低圧気体を上記コンプレッサーに供給する低圧気体導
出口を設け、上記高圧チャンバーと低圧チャンバー間に
上記コンプレッサーからの高圧気体の供給を受ける高圧
気体導入口を設けて上記流路切換え回路を形成する。
【0009】好ましくは上記高圧気体導入口は高圧チャ
ンバーの回動軸線を中心とする位置に配置する。
【0010】又本発明の他例は固定弁体としてコンプレ
ッサーから供給される高圧気体で満たされる高圧チャン
バーを備え、可動弁体としてコンデンサーから供給され
る低圧気体で満たされる低圧チャンバーを備え、該低圧
チャンバーは上記高圧チャンバーに内装して定軸回動可
能に支持する。
【0011】そして上記低圧チャンバーと高圧チャンバ
ー間に該低圧チャンバーの定軸回動により高圧気体流路
と低圧気体流路とを交互に切換える第1、第2流路切換
弁を形成する。
【0012】該第1、第2流路切換弁は上記切換えによ
りその何れか一方が高圧チャンバー内の高圧気体を上記
コンデンサーに供給する高圧気体流路を形成し、他方が
コンデンサーからの低圧気体を上記低圧チャンバー内へ
供給する低圧気体流路を形成する。
【0013】上記低圧チャンバーと高圧チャンバー間に
該低圧チャンバー内の低圧気体を上記コンプレッサーに
供給する低圧気体導出口を設け、上記高圧チャンバーに
上記コンプレッサーからの高圧気体の供給を受ける高圧
気体導入口を設けて上記流路切換回路を形成する。
【0014】好ましくは上記低圧気体導出口は低圧チャ
ンバーの回動軸線上に中心を有する配置にする。
【0015】又上記低圧チャンバーは金属板をプレス加
工して成るカップ形カバーと、該カップ形カバーの開口
面を閉塞する金属板をプレス加工して成るベースプレー
トとから構成する。
【0016】同様に上記高圧チャンバーは金属板をプレ
ス加工して成るカップ形カバーと、該カップ形カバーの
開口面を閉塞する金属板をプレス加工して成るベースプ
レートとから構成する。
【0017】上記四方弁は高圧気体で満たされる高圧チ
ャンバーと低圧気体で満たされる低圧チャンバーで構成
され、外チャンバーと内チャンバーの二重チャンバー構
造であり、内チャンバー内に気体の分岐流路を切削加工
することを要せずに、所要の高低圧気体の流路切換目的
を達成できる切換装置である。
【0018】又上記外チャンバーと内チャンバーは何れ
も高圧気体又は低圧気体を満たす容器であるから、板金
プレス加工にて製造でき、コストダウンと量産性の要請
に適う弁構造である。
【0019】又可動弁たるローター(内チャンバー)の
回動軸線から高圧気体を導入したり、低圧気体を導出し
各チャンバー内を気体で満たす構造を採用することによ
って圧力バランスが容易に図れ、可動弁の安定なる回動
と第1、第2切換弁の気密性の確保が図り易くなり、構
造を簡素化できる。
【0020】
【発明の実施の形態】 第1実施形態例(図1、図2、図5参照) 図1、図2、図5で示す冷暖房装置における高低圧気体
の流路切換装置は、固定弁体としてコンデンサ3から供
給される低圧気体で満たされる低圧チャンバー1を備え
ると共に、可動弁体としてコンプレッサー4から供給さ
れる高圧気体で満たされる高圧チャンバー2を備える。
【0021】上記高圧チャンバー2は上記低圧チャンバ
ー1に内装して定軸回動可に支持し、上記高圧チャンバ
ー2と低圧チャンバー1とは同心に設ける。
【0022】即ち、低圧チャンバー1の中心に高圧チャ
ンバー2の中心を設定し、この中心を高圧チャンバー2
の回動軸線Xとする。
【0023】上記高圧チャンバー2と低圧チャンバー1
とは何れも軸対称形状にする。具体例として低圧チャン
バー1は中空円筒形にし、高圧チャンバー2はこのチャ
ンバー1より小径の中空円筒形又は図示のように、軸線
Xを中心にして軸対称の中空矩形盤形ローター構造にす
る。
【0024】上記低圧チャンバー1は図1Bに示すよう
に、金属板にプレス加工を与えて形成したカップ形カバ
ー5と、該カップ形カバー5の開口面を閉塞する金属板
にプレス加工を与えて形成したベースプレート6とによ
り中空構造にしている。上記ベースプレート6はカバー
5の開口部内周面に嵌合し、嵌合部において環状にろう
付け等することにより気密構造にする。
【0025】同様に、上記高圧チャンバー2も図1B等
に示すように、金属板にプレス加工を与えて形成したカ
ップ形カバー7と、該カップ形カバー7の開口面を閉塞
する金属板にプレス加工を与えて形成したベースプレー
ト8とにより中空構造にしている。上記ベースプレート
8はカバー7の開口部内周面に嵌合し、嵌合部において
環状にろう付け等することにより気密構造にする。
【0026】而して上記低圧チャンバー1内に高圧チャ
ンバー2を内装し、両チャンバー1,2のベースプレー
ト6,8を間隔を置いて平行に対向せしめ、該高圧チャ
ンバー2を駆動軸9により所定回転角を以って往復回動
可能に軸支する。
【0027】上記駆動軸9は回動軸線Xを中心に延ば
し、即ち高低圧チャンバー2,1の中心線上に延ばし、
その一端を低圧チャンバー1のベースプレート6を貫通
して高圧チャンバー2のベースプレート8の中心に結合
し、ベースプレート6の下方へ延出された他端に、駆動
源たる例えばモータ10を設け、該モータ10によって
駆動軸9及び高圧チャンバー2を所定回転角度で往復回
動可能にする。
【0028】上記低圧チャンバー1及び高圧チャンバー
2のカバー5,7の中心(軸線X上)に第1、第2通気
孔11,12をプレスにて打抜き、該通気孔11,12
に高圧気体導入パイプ13を気密的に貫挿し、パイプ端
を高圧チャンバー2内に開口せしめ、このパイプ13又
はその他の連通手段にて上記通気口11,12を連通構
造とすることにより高圧気体導入口14を形成する。
【0029】上記高圧気体導入パイプ13は固定低圧チ
ャンバー1に固定し、このパイプ13を高圧チャンバー
2のカバー7の中心に穿けた第2通気孔12に滑合する
ことにより高圧チャンバー2をパイプ13により軸支
し、パイプ13を中心に高圧チャンバー2が回動できる
ようにする。よって高圧チャンバー2をカバー7の中心
の高圧気体導入口14において軸支すると共に、ベース
プレート8の中心において駆動軸9により軸支して安定
なる定軸回動を保証する。
【0030】上記高圧チャンバー2と上記低圧チャンバ
ー1間に該高圧チャンバー2の定軸回動により高圧気体
流路と低圧気体流路とを交互に切換える第1、第2流路
切換弁22,23を形成する。
【0031】該第1、第2流路切換弁22,23は上記
切換えによりその何れか一方が高圧チャンバー2内の高
圧気体をコンデンサー3に供給する高圧気体流路を形成
し、他方がコンデンサー3からの低圧気体を上記低圧チ
ャンバー1内へ供給する低圧気体流路を形成する。
【0032】詳述すると上記高圧チャンバー2のベース
プレート8に第1、第2切換弁22,23を形成する第
3、第4通気孔15,16をプレスにて打抜き、この第
3、第4通気孔15、16に夫々円筒形のシーリング1
7,18を嵌合取付けし、このシーリング17,18の
端面を低圧チャンバー1のベースプレート6の内面に密
接する。
【0033】他方このシーリング17,18が密接せる
ベースプレート6に、上記第3、第4通気孔15,16
と協働して第1、第2流路切換弁22,23を形成する
第5、第6通気孔19,20をプレスにて打抜く。
【0034】図1A,Bに示すように、第1流路切換弁
22を形成する第3、第5通気孔15,19は、上記高
圧チャンバー2が一方向に定角回動した時に連通状態を
形成して高圧チャンバー2内の高圧気体を該第1流路切
換弁22を通して上記コンデンサー3の一端に供給する
ように配置すると共に、この時第2流路切換弁23を形
成する第4、第6通気孔16,20は非連通状態とな
り、第6通気孔20を低圧チャンバー1内に開放せし
め、コンデンサー3の他端からの低圧気体を低圧チャン
バー1内に導入するように配置する。
【0035】又図2A,Bに示すように、高圧チャンバ
ー2が他方向に定角回動した時に、第2流路切換弁を形
成する第4、第6通気孔16,20が連通状態となって
高圧チャンバー2内の高圧気体を該第2流路切換弁23
を通してコンデンサー3の他端へ供給し、他方第1流路
切換弁22を形成する第3、第5通気孔15,19が非
連通状態となり、第5通気孔19を低圧チャンバー1内
に開放せしめ、コンデンサー3の一端からの低圧気体を
低圧チャンバー1内に導入するように配置する。
【0036】上記第1、第2流路切換弁22,23の動
作を可能にするため、第3乃至第6通気孔15,16,
19,20は軸線Xを中心とする同心円上に配置する。
【0037】加えて第3、第4通気孔15,16の好ま
しい配置態様として、両者を軸線Xを中心に互いに18
0度反対側に対称に配置する。
【0038】更に第5、第6通気孔19,20の好まし
い配置態様として、高圧チャンバー2が90度以内の回
転角で第3、第4通気孔15,16が上記第5、第6通
気孔19,20と交互に連通するように配置する。図示
の例においては高圧チャンバー2の回転角を45〜60
度程度に設定して、上記交互切換えが図られるようにし
ている。
【0039】上記の如く、第5、第6通気孔19,20
は高圧チャンバー2からコンデンサー3への高圧気体の
導出口と、コンデンサー3から低圧チャンバー1内への
低圧気体の導入口として兼用している。
【0040】上記高圧気体の導出兼低圧気体の導入を行
なう配管構造として、図示の例においては上記第5、第
6通気孔19,20に縦パイプ25,26を夫々接続
し、更にこの縦パイプ25,26に横パイプ27,28
を夫々接続し、横パイプ27,28をコンデンサー3の
一端と他端との接続に供している。
【0041】又前記モータ10をハウジング29内に収
容し、該ハウジング29を上記縦パイプ25,26の端
部に一体に取付け吊設する。
【0042】上記の如くして第1、第2流路切換弁2
2,23の何れか一方から低圧チャンバー1内に導入さ
れた低圧気体は、即ち第5、第6通気孔19,20の何
れか一方を通して低圧チャンバー1内に導入された低圧
気体は、低圧チャンバー1に設けた低圧気体導出口32
を通してコンプレッサー4の低圧気体吸入口に供給され
る。
【0043】上記低圧気体導出口32の一適例として、
図1A、図2Aに示すように、低圧チャンバー1のベー
スプレート6に第7通気孔21をプレスにて打抜き、こ
の第7通気孔21を上記低圧気体導出口とする。該第7
通気孔21には縦パイプ30を接続し、更にこの縦パイ
プに横パイプ31を接続して第7通気孔21から導出さ
れる低圧チャンバー1内の低圧気体をコンプレッサー4
の低圧気体吸入口に導き、該コンプレッサー4の高圧気
体吐出口から吐出される高圧気体を前記高圧気体導入口
14を通じて高圧チャンバー2内へ導入し、前記高低圧
気体の切換回路を形成する。
【0044】図1、図2においては低圧チャンバー1と
高圧チャンバー2から成る四方弁の直下にモータ10及
びモータハウジング29を設置している。この四方弁を
形成する低圧チャンバー1とモータハウジング29間に
おいて上記縦パイプ25,26,30と横パイプ27,
28,31によるL字形配管構造を採用し、構造の合理
化を図っている。上記低圧気体導出口32は、適例とし
て上記各通気孔15,16,19,20と同心円上に配
置する。
【0045】以下図1、図2に基き、上記高低圧気体の
流路切換装置の動作を説明し、構成をより明瞭にする。
【0046】[暖房サイクル(図1A,B参照)]図1
A,Bに示すように、高圧チャンバー2が一方向に定角
回動することにより第1流路切換弁22を形成する第
3、第5通気孔15,19の連通状態を形成し、第2流
路切換弁23を形成する第4、第6通気孔16,20を
非連通状態にする。
【0047】即ち、高圧チャンバー2を一方向に定角回
動することによりシーリング17がベースプレート6の
内面に摺接しつつ、第3通気孔15を第5通気孔19に
合致して第3、第5通気孔15,19を連通し、この連
通によって高圧チャンバー2内の高圧気体をコンデンサ
ー3の一端に供給する。
【0048】他方第2流路切換弁23を形成する第4、
第6通気孔16,20は非連通状態となり、第6通気孔
20は低圧チャンバー1内に開放状態となり、第4通気
孔16はシーリング18がベースプレート6の内面に密
接することにより閉鎖状態となる。
【0049】従って上記コンデンサー3の他端からの低
圧気体は第6通気孔20を通して低圧チャンバー1内に
導入され、同チャンバー内を満たす。
【0050】上記低圧チャンバー1内の低圧気体は低圧
気体導出口32を通しコンプレッサー4の低圧気体吸入
口に供給され、このコンプレッサー4の高圧気体吐出口
から吐出される高圧気体は高圧気体導入口14を通じ、
高圧チャンバー2内へ導入され、上記動作を繰り返し、
暖房サイクルが形成される。
【0051】[冷房サイクル(図2A,B参照)]図2
A,Bに示すように、高圧チャンバー2が前記とは逆方
向に定角回動することにより、第2流路切換弁23を形
成する第4、第6通気孔16,20の連通状態を形成
し、第1流路切換弁22を形成する第3、第5通気孔1
5,19を非連通状態にする。
【0052】即ち、高圧チャンバー2を他方向に定角回
動することによりシーリング18がベースプレート6の
内面に摺接しつつ、第4通気孔16を第6通気孔20に
合致して第4、第6通気孔16,20を連通し、この連
通によって高圧チャンバー2内の高圧気体をコンデンサ
ー3の他端に供給する。
【0053】他方第1流路切換弁22を形成する第3、
第5通気孔15,19は非連通状態となり、第5通気孔
19は低圧チャンバー1内に開放状態となり、第3通気
孔15はシーリング17がベースプレート6の内面に密
接することにより閉鎖状態となる。
【0054】従って上記コンデンサー3の一端からの低
圧気体は第5通気孔19を通して低圧チャンバー1内に
導入され、同チャンバー内を満たす。
【0055】上記低圧チャンバー1内の低圧気体は低圧
気体導出口32を通しコンプレッサー4の低圧気体吸入
口に供給され、このコンプレッサー4の高圧気体吐出口
から吐出される高圧気体は高圧気体導入口14を通じ、
高圧チャンバー2内へ導入され、上記動作を繰り返して
冷房サイクルが形成される。
【0056】第2実施形態例(図3、図4、図5参照) 図3、図4、図5で示す冷暖房装置における高低圧気体
の流路切換装置は、可動弁体としてコンデンサ3′から
供給される低圧気体で満たされる低圧チャンバー2′を
備えると共に、固定弁体としてコンプレッサー4′から
供給される高圧気体で満たされる高圧チャンバー1′を
備える。
【0057】上記低圧チャンバー2′は上記高圧チャン
バー1′に内装して定軸回動可に支持し、上記低圧チャ
ンバー2′と高圧チャンバー1′とは同心に設ける。
【0058】即ち、高圧チャンバー1′の中心に低圧チ
ャンバー2′の中心を設定し、この中心を低圧チャンバ
ー2′の回動軸線Xとする。
【0059】上記低圧チャンバー2′と高圧チャンバー
1′とは何れも軸対称形状にする。具体例として高圧チ
ャンバー1′は中空円筒形にし、低圧チャンバー2′は
この高圧チャンバー1′より小径の中空円筒形又は図示
のように、軸線Xを中心にして軸対称の中空矩形盤形ロ
ーター構造にする。
【0060】上記低圧チャンバー2′は図3Bに示すよ
うに、金属板にプレス加工を与えて形成したカップ形カ
バー7′と、該カップ形カバー7′の開口面を閉塞する
金属板にプレス加工を与えて形成したベースプレート
8′とにより中空構造にしている。上記ベースプレート
8′はカバー7′の開口部内周面に嵌合し、嵌合部にお
いて環状にろう付け等することにより気密構造にする。
【0061】同様に、上記高圧チャンバー1′も図3B
等に示すように、金属板にプレス加工を与えて形成した
カップ形カバー5′と、該カップ形カバー5′の開口面
を閉塞する金属板にプレス加工を与えて形成したベース
プレート6′とにより中空構造にしている。上記ベース
プレート6′はカバー5′の開口部内周面に嵌合し、嵌
合部において環状にろう付け等することにより気密構造
にする。
【0062】而して上記高圧チャンバー1′内に低圧チ
ャンバー2′を内装し、両チャンバー1′,2′のベー
スプレート6′,8′を間隔を置いて平行に対向せし
め、該低圧チャンバー2′を駆動軸9′により所定回転
角を以って往復回動可能に軸支する。
【0063】上記駆動軸9′は回動軸線Xを中心に延ば
し、即ち高低圧チャンバー1′,2′の中心線上に延ば
し、その一端を高圧チャンバー1′のベースプレート
6′を貫通して低圧チャンバー2′のベースプレート
8′の中心に結合し、ベースプレート6′の下方へ延出
された他端に、駆動源たる例えばモータ10′を設け、
該モータ10′によって駆動軸9′及び低圧チャンバー
2′を所定回転角度で往復回動可能にする。
【0064】上記高圧チャンバー1′及び低圧チャンバ
ー2′のカバー5′,7′の中心(軸線X上)に第1、
第2通気孔11′,12′をプレスにて打抜き、該通気
孔11′,12′に低圧気体導出パイプ13′を気密的
に貫挿し、パイプ端を低圧チャンバー2′内に開口せし
め、このパイプ13′又はその他の連通手段にて上記通
気口11′,12′を連通することにより低圧気体導出
口14′を形成する。
【0065】上記低圧気体導出パイプ13′は固定高圧
チャンバー1′に固定し、このパイプ13′を低圧チャ
ンバー2′のカバー7′の中心に穿けた第2通気孔1
2′に滑合することにより低圧チャンバー2′をパイプ
13′により軸支し、パイプ13′を中心に低圧チャン
バー2′が回動できるようにする。よって低圧チャンバ
ー2′をカバー7′の中心の低圧気体導出口14′を中
心にして軸支すると共に、ベースプレート8′の中心に
おいて駆動軸9′により軸支して安定なる定軸回動を保
証する。
【0066】上記低圧チャンバー2′と上記高圧チャン
バー1′間に該低圧チャンバー2′の定軸回動により高
圧気体流路と低圧気体流路とを交互に切換える第1、第
2流路切換弁22′,23′を形成する。
【0067】該第1、第2流路切換弁22′,23′は
上記切換えによりその何れか一方が高圧チャンバー1′
内の高圧気体をコンデンサー3′に供給する高圧気体流
路を形成し、他方がコンデンサー3′からの低圧気体を
上記低圧チャンバー2′内へ供給する低圧気体流路を形
成する。
【0068】詳述すると上記低圧チャンバー2′のベー
スプレート8′に第1、第2切換弁22′,23′を形
成する第3、第4通気孔15′,16′をプレスにて打
抜き、この第3、第4通気孔15′、16′に夫々円筒
形のシーリング17′,18′を嵌合取付けし、このシ
ーリング17′,18′の端面を高圧チャンバー1′の
ベースプレート6′の内面に密接する。
【0069】他方このシーリング17′,18′が密接
せるベースプレート6′に、上記第3、第4通気孔1
5′,16′と協働して第1、第2流路切換弁22′,
23′を形成する第5、第6通気孔19′,20′をプ
レスにて打抜く。
【0070】図3A,Bに示すように、第1流路切換弁
22′を形成する第3、第5通気孔15′,19′は、
上記低圧チャンバー2′が一方向に定角回動した時に連
通状態を形成してコンデンサー3′からの低圧気体を該
第1流路切換弁22′を通して上記低圧チャンバー2′
内に供給するように配置すると共に、この時第2流路切
換弁23′を形成する第4、第6通気孔16′,20′
は非連通状態となり、第6通気孔20′を高圧チャンバ
ー1′内に開放せしめ、該高圧チャンバー1′内の高圧
気体をコンデンサー3′の一端へ供給するように配置す
る。
【0071】又図4A,Bに示すように、低圧チャンバ
ー2′が他方向に定角回動した時に、第2流路切換弁を
形成する第4、第6通気孔16′,20′が連通状態と
なってコンデンサー3′からの低圧気体を該第2流路切
換弁23′を通して低圧チャンバー2′内へ供給し、他
方第1流路切換弁22′を形成する第3、第5通気孔1
5′,19′が非連通状態となり、第5通気孔19′を
高圧チャンバー1′内に開放せしめ、該高圧チャンバー
1′内の高圧気体をコンデンサー3′の他端へ供給する
ように配置する。
【0072】上記第1、第2流路切換弁22′,23′
の動作を可能にするため、第3乃至第6通気孔15′,
16′,19′,20′は軸線Xを中心とする同心円上
に配置する。
【0073】加えて第3、第4通気孔15′,16′の
好ましい配置態様として、両者を軸線Xを中心に互いに
180度反対側に対称に配置する。
【0074】更に第5、第6通気孔19′,20′の好
ましい配置態様として、低圧チャンバー2′が90度以
内の回転角で第3、第4通気孔15′,16′が上記第
5、第6通気孔19′,20′と交互に連通するように
配置する。図示の例においては低圧チャンバー2′の回
転角を45〜60度程度に設定して、上記交互切換えが
図られるようにしている。
【0075】上記の如く、第5、第6通気孔19′,2
0′はコンデンサー3′から低圧チャンバー2′内への
低圧気体の導入口と、コンプレッサー4′からの高圧チ
ャンバー1′内の高圧気体をコンデンサー3′へ供給す
る高圧気体導出口として兼用している。
【0076】上記高圧気体の導出兼低圧気体の導入を行
なう配管構造として、図示の例においては上記第5、第
6通気孔19′,20′に縦パイプ25′,26′を夫
々接続し、更にこの縦パイプ25′,26′に横パイプ
27′,28′を夫々接続し、横パイプ27′,28′
をコンデンサー3の一端と他端との接続に供している。
【0077】又前記モータ10′をハウジング29′内
に収容し、該ハウジング29′を上記縦パイプ25′,
26′の端部に一体に取付け吊設する。
【0078】上記の如くして第1、第2流路切換弁2
2′,23′の何れか一方を通しコンデンサー3′へ供
給される高圧チャンバー1′内の高圧気体は、高圧チャ
ンバー1′に設けた高圧気体導入口32′を通してコン
プレッサー4′の高圧気体吐出口から高圧チャンバー
1′内へ供給される。
【0079】上記高圧気体導入口32′の一適例とし
て、図3A、図4Aに示すように、高圧チャンバー1′
のベースプレート6′に第7通気孔21′をプレスにて
打抜き、この第7通気孔21′を上記高圧気体導入口3
2′とする。該第7通気孔21′には縦パイプ30′を
接続し、更にこの縦パイプに横パイプ31′を接続して
第7通気孔21′から導入される高圧チャンバー1′内
の高圧気体をコンデンサー3′の一端に供給し、該コン
デンサー3′の他端からの低圧気体を前記低圧気体導出
口14′を通じてコンプレッサー4′へ導入し、前記高
低圧気体の切換回路を形成する。
【0080】図3、図4においては高圧チャンバー1′
と低圧チャンバー2′から成る四方弁の直下にモータ1
0′及びモータハウジング29′を設置している。この
四方弁を形成する高圧チャンバー1′とモータハウジン
グ29′間において上記縦パイプ25′,26′,3
0′と横パイプ27′,28′,30′,31′による
L字形配管構造を採用し、構造の合理化を図っている。
上記高圧気体導入口32′は、好ましくは他の通気孔1
5,16,19,20と同心円上に配置する。
【0081】以下図3、図4に基き、上記高低圧気体の
流路切換装置の動作を説明し、構成をより明瞭にする。
【0082】[暖房サイクル(図3A,B参照)]図3
A,Bに示すように、低圧チャンバー2′が一方向に定
角回動することにより第1流路切換弁22′を形成する
第3、第5通気孔15′,19′の連通状態を形成し、
第2流路切換弁23′を形成する第4、第6通気孔1
6′,20′を非連通状態にする。
【0083】即ち、低圧チャンバー2′を一方向に定角
回動することによりシーリング17′がベースプレート
6′の内面に摺接しつつ、第3通気孔15′を第5通気
孔19′に合致して第3、第5通気孔15′,19′を
連通し、この連通によってコンデンサー3′からの低圧
気体を低圧チャンバー2′内へ供給する。
【0084】他方第2流路切換弁23′を形成する第
4、第6通気孔16′,20′は非連通状態となり、第
6通気孔20′は高圧チャンバー1′内に開放状態とな
り、第4通気孔16′はシーリング18′がベースプレ
ート6′の内面に密接することにより閉鎖状態となる。
【0085】従って上記コンプレッサー4′からの高圧
気体は第7通気孔21′(高圧気体導入口32′)を通
して高圧チャンバー1内に導入されて同チャンバー内を
満たし、該高圧チャンバー1′内の高圧気体は上記第6
通気孔20′を通しコンデンサー3′の一端に供給さ
れ、このコンデンサー3′の他端から吐出される低圧気
体は第1流路切換弁22′を通じ、低圧チャンバー2′
内へ導入され、この低圧チャンバー2′内の低圧気体を
低圧気体導出口14′を通じてコンプレッサー4′へ環
流する。上記動作を繰り返し、暖房サイクルが形成され
る。
【0086】[冷房サイクル(図4A,B参照)]図4
A,Bに示すように、低圧チャンバー2′が前記とは逆
方向に定角回動することにより、第2流路切換弁23′
を形成する第4、第6通気孔16′,20′の連通状態
を形成し、第1流路切換弁22′を形成する第3、第5
通気孔15′,19′を非連通状態にする。
【0087】即ち、低圧チャンバー2′を他方向に定角
回動することによりシーリング18′がベースプレート
6′の内面に摺接しつつ、第4通気孔16′を第6通気
孔20′に合致して第4、第6通気孔16′,20′を
連通し、この連通によってコンデンサー3′からの低圧
気体を低圧チャンバー2′内へ供給する。
【0088】他方第1流路切換弁22′を形成する第
3、第5通気孔15′,19′は非連通状態となり、第
5通気孔19′は高圧チャンバー1′内に開放状態とな
り、第3通気孔15′はシーリング17′がベースプレ
ート6′の内面に密接することにより閉鎖状態となる。
【0089】従って上記コンプレッサー4′からの高圧
気体は第7通気孔21′(高圧気体導入口32′)を通
して高圧チャンバー1′内に導入されて同チャンバー内
を満たし、該高圧チャンバー1′内の高圧気体は上記第
5通気孔19′を通しコンデンサー3′の他端に供給さ
れ、このコンデンサー3′の一端から供給される低圧気
体は第2流路切換弁23′を通じ、低圧チャンバー2′
内へ導入され、この低圧チャンバー2′内の低圧気体を
低圧気体導出口14′を通じてコンプレッサー4′へ供
給する。上記動作を繰り返して冷房サイクルが形成され
る。
【0090】
【発明の効果】上記高低圧気体の流路切換装置は高圧気
体で満たされる高圧チャンバーと低圧気体で満たされる
低圧チャンバーで構成され、外チャンバーと内チャンバ
ーの二重チャンバー構造であるから、内チャンバー内に
気体の分岐流路を切削加工することを要せずに、所要の
高低圧気体の流路切換目的を達成できる。
【0091】又上記外チャンバーと内チャンバーは何れ
も高圧気体又は低圧気体を満たす容器であるから、板金
プレス加工にて製造でき、コストダウンと量産性の要請
に応えることができる。
【0092】又可動弁たるローター(内チャンバー)の
回動軸線上の中心から高圧気体を導入したり、低圧気体
を導出し各チャンバー内を気体で満たす構造を採用する
ことによって圧力バランスが容易に図れ、可動弁の安定
なる回動と第1、第2切換弁の気密性の確保が図り易く
なり、構造を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A図は本発明の第1実施形態例を暖房サイクル
を以って示すB図の1A−1A線断面図、B図はA図に
おける1B−1B線断面図。
【図2】A図は本発明の第1実施形態例を冷房サイクル
を以って示すB図の2A−2A線断面図、B図はA図に
おける2B−2B線断面図。
【図3】A図は本発明の第2実施形態例を暖房サイクル
を以って示すB図の3A−3A線断面図、B図はA図に
おける3B−3B線断面図。
【図4】A図は本発明の第2実施形態例を冷房サイクル
を以って示すB図の4A−4A線断面図、B図はA図に
おける4B−4B線断面図。
【図5】図1A及び図3Aにおける5−5線断面図。
【符号の説明】 1,2′ 低圧チャンバー 2,1′ 高圧チャンバー 3,3′ コンデンサー 4,4′ コンプレッサー 14 高圧気体導入口 14′ 低圧気体導出口 32 低圧気体導出口 32′ 高圧気体導入口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定弁体としてコンデンサーから供給され
    る低圧気体で満たされる低圧チャンバーを備える;可動
    弁体としてコンプレッサーから供給される高圧気体で満
    たされる高圧チャンバーを備える;該高圧チャンバーを
    上記低圧チャンバーに内装して定軸回動可能に支持す
    る;該高圧チャンバーと上記低圧チャンバー間に該高圧
    チャンバーの定軸回動により高圧気体流路と低圧気体流
    路とを交互に切換える第1、第2流路切換弁を形成す
    る;該第1、第2流路切換弁は上記切換えによりその何
    れか一方が高圧チャンバー内の高圧気体を上記コンデン
    サーに供給する上記高圧気体流路を形成し、他方がコン
    デンサーからの低圧気体を上記低圧チャンバー内へ供給
    する低圧気体流路を形成する;上記低圧チャンバーに該
    低圧チャンバー内の低圧気体を上記コンプレッサーに供
    給する低圧気体導出口を設ける;上記高圧チャンバーと
    低圧チャンバー間に上記コンプレッサーからの高圧気体
    の供給を受ける高圧気体導入口を設けたことを特徴とす
    る冷暖房装置における高低圧気体の流路切換装置
  2. 【請求項2】上記高圧気体導入口は高圧チャンバーの回
    動軸線上に中心を有する配置にしたことを特徴とする請
    求項1記載の冷暖房装置における高低圧気体の流路切換
    装置
  3. 【請求項3】固定弁体としてコンプレッサーから供給さ
    れる高圧気体で満たされる高圧チャンバーを備える;可
    動弁体としてコンデンサーから供給される低圧気体で満
    たされる低圧チャンバーを備える;該低圧チャンバーを
    上記高圧チャンバーに内装して定軸回動可能に支持す
    る;該低圧チャンバーと高圧チャンバー間に該低圧チャ
    ンバーの定軸回動により高圧気体流路と低圧気体流路と
    を交互に切換える第1、第2流路切換弁を形成する;該
    第1、第2流路切換弁は上記切換えによりその何れか一
    方が高圧チャンバー内の高圧気体を上記コンデンサーに
    供給する高圧気体流路を形成し、他方がコンデンサーか
    らの低圧気体を上記低圧チャンバー内へ供給する低圧気
    体流路を形成する;上記低圧チャンバーと高圧チャンバ
    ー間に該低圧チャンバー内の低圧気体を上記コンプレッ
    サーに供給する低圧気体導出口を設ける;上記高圧チャ
    ンバーに上記コンプレッサーからの高圧気体の供給を受
    ける高圧気体導入口を設けたことを特徴とする冷暖房装
    置における高低圧気体の流路切換装置。
  4. 【請求項4】上記低圧気体導出口は低圧チャンバーの回
    動軸線上に中心を有する配置にしたことを特徴とする請
    求項3記載の冷暖房装置における高低圧気体の流路切換
    装置。
  5. 【請求項5】上記低圧チャンバーが金属板をプレス加工
    したカップ形カバーと、該カップ形カバーの開口面を閉
    塞する金属板をプレス加工したベースプレートとから構
    成されていることを特徴とする請求項1又は3記載の冷
    暖房装置における高低圧気体の流路切換装置。
  6. 【請求項6】上記高圧チャンバーが金属板をプレス加工
    したカップ形カバーと、該カップ形カバーの開口面を閉
    塞する金属板をプレス加工したベースプレートとから構
    成されていることを特徴とする請求項1又は3記載の冷
    暖房装置における高低圧気体の流路切換装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0967446A2 (en) * 1998-06-23 1999-12-29 Fuji Injector Corporation Device for changing flow of operating medium in air conditioning system
US6234207B1 (en) 1998-06-23 2001-05-22 Fuji Injector Corporation Device for changing flow of operating medium in air conditioning system
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