JPH10246348A - 圧力調整弁 - Google Patents

圧力調整弁

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JPH10246348A
JPH10246348A JP9051862A JP5186297A JPH10246348A JP H10246348 A JPH10246348 A JP H10246348A JP 9051862 A JP9051862 A JP 9051862A JP 5186297 A JP5186297 A JP 5186297A JP H10246348 A JPH10246348 A JP H10246348A
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JP
Japan
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pressure
chamber
valve
regulating valve
bleed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9051862A
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English (en)
Inventor
Masayuki Imai
正幸 今井
Sadatake Ise
貞武 伊勢
Akinori Fujisawa
明規 藤澤
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Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変容量型揺動板式圧縮機の高速回転におけ
るサージング現象を減少させるための外部ハウジングの
流体逃げ部を改良し、該外部ハウジング部の加工を容易
にして製作コストの低減させることのできる圧力調整弁
を提供する。 【解決手段】 可変容量型揺動板式圧縮機用の収納室内
に収納される圧力調整弁であって、内部に高圧作動部を
有する本体ケースと、内部に低圧作動部を有する外部ハ
ウジングとを備え、前記外部ハウジングの底部の外面に
単数もしくは複数のブリード溝を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力調整弁に関
し、特に、空気調和装置において、冷媒ガスを圧縮して
吐出するために配備されている可変容量型揺動板式圧縮
機に組み込まれるのに好適な圧力調整弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、シリンダ、ピストン、及び、
揺動板等を備えた可変容量型揺動板式圧縮機は、例え
ば、自動車用の空気調和装置の冷媒ガスを圧縮して吐出
するために用いられており、該圧縮機はその揺動板が収
容されたクランク室内の圧力に応じて前記揺動板の傾斜
角を変化させ、その吐出容量を調整するものであって、
一般によく知られているところである。
【0003】かかる可変容量型揺動板式圧縮機は、前記
空気調和装置のコンデンサの入口に接続される、冷媒ガ
ス吐出用の吐出圧室と、前記空気調和装置のエバポレー
タの出口に接続される吸入圧室と、クランク室とを備え
ており、前記クランク室と前記吸入圧室との間には連通
路が設けられ、該連通路に画成された収納室に圧力調整
弁が介装収納されている。
【0004】この圧力調整弁は、前記クランク室から前
記吸入圧室への冷媒ガスの流入を調整するようになって
おり、該圧力調整弁の背面側には前記吐出圧室が連通せ
しめられている。そして、前記圧力調整弁は、前記吐出
圧室内の圧力(吐出圧)、前記吸入圧室内の圧力(吸入
圧)、及び、前記クランク室内圧の各圧力のバランスに
よって該圧力調整弁に形成された弁孔の開度を変化させ
るようになっている。
【0005】言い換えれば、シリンダとピストンとの間
から漏れ出る冷媒ガス(ブローバイガス)によって前記
クランク室内圧が決まるようになっており、前記クラン
ク室内圧は、低圧側である前記圧縮機における吸入圧室
の吸入圧よりも常時高くなるように設定される。前記圧
縮機が高負荷状態、即ち、前記吸入圧が所定設定値以上
になると、前記圧力調整弁が開弁し、前記クランク室内
の冷媒ガス(ブローバイガス)が前記圧力調整弁を介し
て吸入圧室に流出することによって、前記クランク室内
圧が低下し、該クランク室内圧の低下に伴い、前記揺動
板の傾斜角度が大きくなってピストンのストロークが大
きくなり吐出容量が増加するように機能する。
【0006】一方、熱負荷が減少し(中負荷状態)、吸
入圧が低下すると、該吸入圧の低下に伴って前記圧力調
整弁の開度が小さくなって前記クランク室内の冷媒ガス
が吸入圧室内に流出する量が減少するので、クランク室
内圧が上昇し、これに伴い揺動板の傾斜角度が小さくな
りピストンのストロークが小さくなって吐出容量が減少
する方向に変化する。
【0007】また、低負荷状態になり、冷媒の蒸発温度
が低下してエバポレータが凍結してしまう状態になる
と、前記吐出圧及び吸入圧が所定値以下に下がり、前記
圧力調整弁に作用する圧力が更に減少するので、前記ク
ランク室内圧が上昇して前記揺動板の傾斜角度がより小
さくなって吐出容量が減少する。
【0008】このように、可変容量型揺動板式圧縮機の
クランク室と吸入圧室との間の連通路に介装される圧力
調整弁は、クランク室内圧の調整を担うものであるが、
その圧力調整弁自体についても種々の提案がなされてい
る。即ち、従来の圧力調整弁には、特公平2−2871
号公報に開示されたものがあり、さらに、本出願人にお
いても、図5に示すような圧力調整弁を先に提案(特願
平9−8970号)している。以下にこれを簡略化して
説明する。
【0009】前記圧縮機Aのハウジング1は、シリンダ
ブロック2と、該シリンダブロック2の一端面にバルブ
プレート3を介して気密に取り付けられたリヤヘッド4
と、前記シリンダブロック2の他端面(図中右端面)に
気密に取り付けられたフロントヘッド5とからなってお
り、圧力調整弁30は、前記シリンダブロック2、バル
ブプレート3及びリヤヘッド4の収納室16内に配置さ
れ、内部に高圧作動部34を有する本体ケース31と、
内部に低圧作動部35を有する外部ハウジング32とを
備えている。
【0010】前記本体ケース31は、有底の厚肉筒状体
とされ、また、前記外部ハウジング32は、図6に示す
ように、有底で段差のない薄肉筒状体とされており、前
記本体ケース31の底部に前記外部ハウジング32の開
口部32bが外嵌合してハンジング大径部の外周がかし
め固定されている。
【0011】そして、前記外部ハウジング32の底部3
2aに弁孔32cが形成されるとともに、その周側部3
2eに複数の開孔32dが形成されており、前記低圧作
動部35は、有底でハウジング小径部に収納できる大き
さの低圧部ベローズ36、該低圧部ベローズ36の開口
端部を閉鎖すべくそれに取付固定された弁ホルダ37、
該弁ホルダ37に固定される弁押さえ体40aと該弁押
さえ体40aに圧入もしくはかしめで係止保持されて前
記弁孔32cに着座可能なボール弁本体42とからなる
弁体40、前記低圧部ベローズ36内に配置されて前記
弁体40を弁閉鎖方向に付勢する第1低圧部ばね39、
及び、前記第1低圧部ばね39の付勢力に抗して反対方
向に付勢する、前記弁ホルダ37に当接、また、弁押さ
え体40aとは緩いしまりばめ状態で配置される第2低
圧部ばね41を備えている。
【0012】前記有底の低圧部ベローズ36は、その開
口端部に環状鍔部36aが設けられており、該環状鍔部
36aに前記弁ホルダ37の鍔状外周部37aが溶着保
持されている。
【0013】そして、前記可変容量型揺動板式圧縮機A
を自動車に搭載し、該自動車をアウトバーン等の高速道
路で運転し、前記圧縮機Aが高速回転、即ち、概ね50
00〜7000以上に急速に回転を上げると、前記圧縮
機Aの高速回転に基づき吐出圧力Pdが高くなることに
よって、該吐出圧力Pd、吸入圧Ps、クランク室の室
内圧Pwの各圧力が不安定となって、該圧縮機Aが激し
く振動し、結果として騒音を発する、いわゆる、サージ
ング現象が生じ、不安定な運転状態となる。
【0014】前記サージングの防止対策の一つとして、
前記圧力調整弁30の外部ハウジング32の底部32a
に一個のブリード孔70を穿設すること(前記特願平9
−8970号は、該ブリード孔の記載及び図示は省略さ
れている)が一般におこなわれている。これは、外部ハ
ウジング32の底部32aにブリード孔70を穿設する
ことによって、該ブリード孔70を介してクランク室の
冷媒ガスを前記圧力調整弁30の収納室16(吸入圧
室)に常時流出するようにして置くこと、即ち、クラン
ク室の室内圧Pwを前記収納室16(吸入圧室)の吸入
圧Ps側に常時逃がす構成とすることによって、前記の
如く圧縮機Aの回転数が急速に高くなっても、クランク
室の室内圧Pwを穏やかに変化させ、前記サージングの
発生を生じずらくしたものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ブリー
ド孔70は、その直径が0.2〜0.35mmで、そのブ
リード量は、0.67〜2l/min程度のものであるの
で、その孔径は小さく、該ブリード孔70を穿設するに
は、切削ドリルを使用するが、該切削に当たっては、1
0,000rpm程度の回転数で行う必要があることから、
特殊なボール盤を必要としている。そのために、加工タ
クトが長く、前記切削ドリルの消耗が早いとのドリル加
工上の問題があった。即ち、前記外部ハウジング32が
例えば板厚が0.8mmで、材料が真鍮製である場合は、
前記ブリード孔70のドリル加工に概略12秒/1個の
時間を要し、概ね500個に1本の割りでドリルの交換
を必要としている。
【0016】また、ドリル加工は、その加工によって前
記外部ハウジング32の底部32aの外側と内側との両
面にバリあるいはカエリ等が生じ、そのドリル加工後
に、前記バリあるいはカエリ等を除去するための後処理
加工を必要とするとの不具合を生じていた。特に、前記
外部ハウジングの内側に生じるバリの除去には、機械加
工が難しく、人手により一個一個加工処理することが必
要となり、加工のための工数が多くなると共に、コスト
高になるとの問題があった。
【0017】更にまた、前記ブリード孔70は、その直
径が0.2〜0.35mm程度の小さい細孔であるため加
工者が目視による識別確認がし難いとの不具合があり、
その加工あるいは加工後の取扱いに問題があった。
【0018】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、特に、可変
容量型揺動板式圧縮機の高速回転におけるサージング現
象を減少させるための外部ハウジングの流体逃げ部を改
良し、該外部ハウジング部の加工を容易にして製作コス
トの低減させることのできる可変容量型揺動板式圧縮機
用の圧力調整弁を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る圧力調整弁は、基本的には、クランク室
と、シリンダ室と、吐出室と、吸入圧室と、収納室とを
備えた可変容量型揺動板式圧縮機用で、前記収納室内に
収納され、前記クランク室から吸入圧室への流体の流入
を調整するものであって、内部に高圧作動部を有する本
体ケースと、内部に低圧作動部を有する外部ハウジング
とを備え、前記外部ハウジングの底部の外面に単数もし
くは複数のブリード溝を備えたことを特徴としている。
【0020】また、本発明の具体的な好ましい態様とし
ては、前記ブリード溝が、前記底部の中心に穿設された
弁孔の周囲に間隔を置いて放射状に、かつ、V字状に形
成されており、プレスもしくは切削加工によって形成さ
れていることを特徴としている。
【0021】前述の如く構成された本発明に係る圧力調
整弁は、外部ハウジングの底部外面にV字状のブリード
溝を設けたことで、可変容量型揺動板式圧縮機のクラン
ク室と収納室(吸入圧室)とを該ブリード溝によって常
時連通し、前記クランク室内の冷媒ガスを前記収納室
(吸入圧室)内に小量ずつ流出すべく導き、前記クラン
ク室内の室内圧が低下する方向に穏やかに圧力変化させ
るべくしたので、前記圧縮機が高速回転することで、吐
出圧力が高くなることによって、前記クランク室の室内
圧等が不安定となって、該圧縮機が振動し、結果として
騒音を発する、いわゆる、サージング現象の発生を防止
することができる。
【0022】そして、前記V字状のブリード溝は、前記
外部ハウジングを一枚の板からプレスによる絞り加工に
よって成形するとき、一緒にプレス加工によって形成す
ることができるので、生産性が向上して製作コストを低
くすることができる。また、前記V字状のブリード溝を
放射状に複数形成した場合には、異物、あるいは、バリ
屑等で一つのブリード溝が塞がれても、他のブリード溝
が連通しているので、全体としてブリーフ機能が損なわ
れることがない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態について説明する。図1は、本実施形態の圧力調整
弁30が収納配置された可変容量型揺動板式圧縮機Aの
断面図であり、前記圧縮機Aのハウジング1は、シリン
ダブロック2と、該シリンダブロック2の一端面(図中
左端面)にバルブプレート3を介して気密に取り付けら
れたリヤヘッド4と、前記シリンダブロック2の他端面
(図中右端面)に気密に取り付けられたフロントヘッド
5とからなる。前記ハウジング1の内部には前記シリン
ダブロック2の前記フロントヘッド5の内周面及び内端
面によってクランク室6が画成されている。前記シリン
ダブロック2には、前記ハウジング1の略中心線上にに
沿って配設された駆動軸7を中心として、且つ、その軸
線を該駆動軸7のそれと平行にして、周方向に所定間隔
を存して複数個のシリンダ8が配設され、これらの各シ
リンダ8内にはピストン9がそれぞれ摺動自在に嵌挿さ
れている。
【0024】前記リヤヘッド4の一端面(図中左端面)
には圧縮された冷媒ガスが吐出する吐出口4aが穿設さ
れている。前記リヤヘッド4の内部の略中央部には吐出
圧室10が形成され、該吐出圧室10は隔壁11により
第1室101と第2室102とに仕切られ、該隔壁11に
穿設された絞り孔11aによりこれら第1室101と第
2室102とが連通している。
【0025】従って、前記バルブプレート3の吐出ポー
ト3aは、前記第1室101、絞り孔11a及び第2室
102を順次介して前記リヤヘッド4の吐出口4aと連
通している。前記吐出ポート3aは吐出弁12にて開閉
されるもので、該吐出弁12は吐出弁止め13ととも
に、前記バルブプレート3のリヤヘッド4側に止めねじ
14により取り付けられ、止めねじ14は前記バルブプ
レート3の孔3cに気密にOリング3eを介して前記シ
リンダブロック2のねじ孔2aに螺合している。前記吐
出圧室10の外周側には吸入圧室15が形成され、該吸
入圧室15は前記バルブプレート3に穿設された吸入ポ
ート3bを介して前記シリンダ8に連通されている。前
記吸入ポート3bは吸入弁12’にて開閉されるもの
で、該吸入弁12’は、前記バルブプレート3のシリン
ダブロック2側に取付られている。
【0026】前記吸入圧室15は、図示しない吸入口を
介して空気調和装置のエバポレータの出口に、また、前
記吐出圧室は、前記吐出口4aを介して図示しないコン
デンサの入り口にそれぞれ接続されている。
【0027】前記シリンダブロック2と前記バルブプレ
ート3及び前記リヤヘッド4とに渡って収納室16が形
成され、該収納室16は、前記シリンダブロック2に穿
設された連通路2bを介して前記クランク室6と連通し
ている。また、前記収納室16は前記バルブプレート3
に穿設された孔3dを介して前記吸入圧室15と連通し
ている。前記収納室16内には前記圧力調整弁30(詳
細後述)が収納されている。
【0028】前記駆動軸7は、前記リヤヘッド4側端部
が前記シリンダブロック2の中心孔49に軸受け49’
を介して回転自在に支承され、且つ、前記フロントヘッ
ド5側側端部は、該フロントヘッド5の中心孔50に軸
受51を介して回転自在に支承されている。
【0029】前記駆動軸7の前記フロントヘッド5側外
周面には、前記駆動軸7の回転を揺動板取付部材52に
伝達する回転保持部材53が嵌着され、該回転保持部材
53は、スラスト軸受54を介して前記フロントヘッド
5に支承されている。前記回転保持部53と前記揺動板
取付部材52の互いの対向面の下側部相互間は、リンク
アーム55を介して回動自在に結合されている。
【0030】前記揺動板取付部材52には、ラジアル軸
受63、スラスト軸受64、65を介して揺動板66が
回転自在に設けられ、これらスラスト軸受64、65は
軸受押さえ板67によって前記揺動板取付部材52に固
定されている。前記揺動板66の前記ピストン9と対向
する先端部66aと該ピストン9とは両端部にボール6
8a、68bをそれぞれ有するピストンロッド68によ
って回動自在に連結され、前記ピストン9は、前記揺動
板66の揺動運動に伴い前記ピストンロッド68によっ
て前記シリンダ8内を軸方向に往復摺動し、冷媒ガスの
吸入、圧縮作用を行うようになっている。
【0031】前記揺動板66には、スリッパ70を回転
自在に支持したリストラントピン69が固定され、該ス
リッパ70は、前記フロントヘッド5内周面に前記駆動
軸7の軸方向と平行に配置された2枚の案内板71の相
互間に形成される溝内を移動するようになっている。こ
のため、前記揺動板66は前記案内板71によって前記
駆動軸7の回転方向の動きを拘束され、該駆動軸7の軸
方向と平行な方向にヒンジボール58を支点として揺動
運動を行うようになっている。
【0032】次に、本実施形態の圧力調整弁30につい
て詳細に説明する。図2は、前記圧力調整弁30の拡大
断面図を示し、該圧力調整弁30は、円筒状の本体ケー
ス31と外部ハウジング32とを備えている。該外部ハ
ウジング32は、ステンレス製の薄板を素材としてプレ
ス加工により段差のない有底の円筒状に形成されてお
り、該外部ハウジング32の底部32aは、前記収納室
16の前記区画室16b内に配置されたスプリング17
の付勢力によってシート部材33を介して前記収納室1
6のシリンダブロック2の部分16aの内端面に当設せ
しめられている。
【0033】図3に示されているように、前記底部32
aにはその中心に弁孔32cが穿設され、該底部32a
に近接した筒状部の周側部32eには複数の開孔32d
が穿設されている。また、前記底部32aの外面には、
中心部の前記弁孔32cから適宜間隔を置いて、放射方
向にV字状のブリード溝71が六本等間隔に形成されて
いる。該ブリード溝71は、前記シート部材33を介し
て前記収納室16のシリンダブロック2の部分16aの
内端面に前記底部32aが当接せしめられた状態にあっ
ても、前記クランク室6内の冷媒ガスが前記収納室16
内に該ブリード溝71を介して流れるような構成になっ
ている。即ち、前記底部32aがシリンダブロック2の
部分16aの内端面に当接した状態でも、そのブリード
溝71の両端の各々が前記クランク室6側もしくは収納
室16側に接続されている。
【0034】一方、前記外部ハウジング32の他端の開
口側端部32bは、前記本体ケース31の筒状底部に形
成された環状溝31eに外嵌合してかしめ固定されてい
る。ここでは、図4に示される如くに、前記本体ケース
31の外径Dより前記外部ハウジング32の外径Eの方
が小さくされ、概略本体ケース31の外形Dが21.2
mmであるのに対して、前記外部ハウジング32の外径
Eが20、8mmとされている。また、概略前記弁孔3
2cの孔径Fが3.5mmで、前記ブリード溝71の内
端間の径Gが6mmで、外端間の径Hが15.8mmに
設定されている。また、前記ブリード溝71は、次の表
1に示されているような形状をしており、概略その溝幅
Aが0.2〜0.32mmとされ、90度の直角V溝で
溝底部と溝境界部とがアールが形成され、冷媒ガスのブ
リード量が0.63〜1.96l/minとなってい
る。
【0035】
【表1】
【0036】前記本体ケース31は、厚肉筒状体であ
り、その外周中間部を前記収納室16のバルブプレート
3の部分にOリング20を介して挿通され、該バルブプ
レート3に対して気密保持され、前記収納室16のリヤ
ヘッド4の部分16cの内周面に当接した状態で前記収
納室16内に収納保持されている。しかし、前記外部ハ
ウジング32は、前記収納室16のシリンダブロック2
の部分16aと特定間隔を存して配置されている。
【0037】前記外部ハウジング32の前記弁孔32c
は、前記シート部材33の孔33cを介して前記シリン
ダブロック2の連通路2bに連通せしめられ、前記本体
ケース31の開放端部が面する前記収納室16の前記リ
ヤヘッド4内の区画室16bは前記リヤヘッド4に穿設
した連通路21を介して前記吐出室10の第2室102
に連通されている。
【0038】前記本体ケース31の内部は、高圧作動部
34として機能し、前記外部ハウジング32の内部は、
低圧作動部35として機能する。該低圧作動部35は、
蛇腹状の伸縮可能な有底カップ状の低圧部ベローズ36
と、該低圧部ベローズ36の一端の開口部に取付られた
弁ホルダ37と、前記低圧部ベローズ36の底部36a
に配置されたストッパ38と、前記弁ホルダ37を閉弁
方向に押圧するコイル状の第1低圧部ばね39と、前記
弁ホルダ37に嵌合固定支持される弁体40とからなる
低圧部ベローズ組立体を構成し、該低圧部ベローズ組立
体のリフト勾配は約1mm/kgf/cm2 以上に設定
されおり、かつ、前記弁体40を開弁方向に付勢するコ
イル状の第2低圧部ばね41を備えている。
【0039】前記弁体40は、弁抑え体40aと該弁抑
え体40aに圧入もしくはかしめによって係止保持され
たボール弁本体42から成っている。前記円錐コイルば
ねからなる第2低圧部ばね41は、その小径側が前記弁
体40の弁押さえ体40aに緩いしまりばめ状態で外嵌
されている。また、前記低圧部ベローズ36の一端の開
口部36aには、前記弁ホルダ37の外周部37aが係
合せしめられ、電子ビーム等で該係合部を溶着してい
る。
【0040】前記弁体40を含む前記低圧作動部35の
各部材は、第1低圧部ばね39と該第1低圧部ばね39
の付勢方向に対抗して反対方向に付勢する第2低圧部ば
ね41とによって弾性的に保持されている。前記弁体4
0は、前記低圧部ベローズ36の伸縮によって移動可能
であり、前記外部ハウジング32の前記底部32aに穿
設した前記弁孔32cのシート部に着座可能に配置され
ている。前記低圧部ベローズ36内の空間は真空とされ
ている為、温度影響を受けて所定設定値が変化すること
なく、吸入圧Psのみの変化により所定設定値は変化す
る。
【0041】前記本体ケース31は、内部が高圧作動部
34として機能し、底部31aを有する筒状体で構成さ
れ、前記底部31aには、貫通孔43が穿設されてお
り、該貫通孔43には密封Oリング44を介して可動ス
テム45の小径押圧部45aが摺動可能に嵌挿されてい
る。前記本体ケース31の前記底部31aと反対側の開
口部31bには、ネジ付の調節ねじ46が螺合されてお
り、該調節ねじ46の区画室16b側には、回動調節溝
46aが刻設され、前記低圧作動部35側には、有底の
ステム摺動孔46bが開口され、該ステム摺動孔46b
には前記可動ステム45の大径部45bが密封Oリング
47を介して摺動可能に嵌挿されている。
【0042】ここで、可動ステム45の有効受圧面積S
は、その小径押圧部45aの直径をα、その大径部45
bの直径をβとすれば、次式、S=π/4・(β2 −α
2 )で求められるが、本実施形態においては、前記可動
ステム45の有効受圧面積Sが例えば0.3cm2
0.5cm2 の範囲内に設定されている。
【0043】前記可動ステム45の前記大径部45b側
には、ばね支持孔45cが穿設され、該ばね支持孔45
cには高圧部ばね48が配置され、該高圧部ばね48に
よって前記可動ステム45を低圧作動部35側に押圧し
ている。該押圧によって、前記可動ステム45の前記小
径押圧部45aの自由端45a1が、前記低圧部ベロー
ズ36の底部外面36aに常時接触する状態とされてい
る。前記可動ステム45の前記小径押圧部45aには、
ばね支持孔45cから伸びる貫通孔45dが穿設され、
前記低圧作動部35に連通している。
【0044】前記本体ケース31内の該本体ケース31
の前記底部31aの内面と前記調節ねじ46の内面との
間には、作動室31bが画成されるとともに、前記調節
ねじ46には、前記作動室31bと前記区画室16bと
を連通させるべくその背面側から軸線方向に沿って1本
以上の連通孔49,49が穿設されており、前記作動室
31bに吐出圧室の冷媒ガスが導かれ、該作動室を吐出
圧Pdとしている。
【0045】次に、前述の如く構成された本実施例の圧
力調整弁30の作動を前記可変容量型揺動板式圧縮機A
の作動とともに説明する。自動車のエンジン等によって
前記圧縮機Aの駆動軸7を回転させると、該駆動軸7の
回転によって揺動板取付部材52が回転する。該揺動板
取付部材52の回転に基づく位置変更により、前記揺動
板66が前記駆動軸7の周りの円周方向の傾斜位置を変
更する。前記揺動板66の傾斜位置の変更によって、該
円周方向に複数配置された複数の前記ピストン9が往復
動して冷媒ガスの圧縮を行う。
【0046】また、前記揺動板66の傾斜角は、前記ク
ランク室6の室内圧Pwに依存し、該クランク室6の室
内圧Pwが減少するときは、揺動板66の傾斜角が増加
し、前記ピストン9のストローク量が増加して圧縮機A
の吐出量が増加し、前記クランク室6の室内圧Pwが増
加すると、前記揺動板66の傾斜角が減少し、前記ピス
トン9のストローク量が少なくなり、前記圧縮機Aの吐
出量が減少すべく作動する。
【0047】前記圧縮機Aの吐出圧室10の吐出冷媒ガ
スは、前記連通路21を介して前記収納室16の前記区
画室16b、更に、前記作動室31bに導かれ、吐出圧
Pdとして前記圧力調整弁30の前記高圧作動部34の
圧力として作用するとともにし、前記吸入圧室15の吸
入冷媒ガスは、前記バルブプレート3の孔3dを介して
吸入圧Psとして前記収納室16に導かれ、更に、前記
外部ハウジング32の前記開口32dから前記低圧作動
部35に導かれて作用する。
【0048】そして、前記圧縮機Aの吐出圧Pd、及
び、吸入圧Psが所定設定値以上の高負荷状態において
は、前記吐出圧Pdが前記高圧部ばね48のばね力より
も大となることにより、前記可動ステム45が前記高圧
部ばね48の付勢力に抗して前記リヤヘッド4側に移動
し、前記可動ステム45の自由端45a1を前記低圧作
動部32から引っ込めた状態となる。また、前記吸入圧
室15内の冷媒ガスの吸入圧Psが前記低圧作動部35
の前記低圧部ベローズ36に作用することによって、該
低圧部ベローズ36が前記低圧部ばね39の付勢力に抗
して前記リヤヘッド4側に収縮移動し、前記弁体40を
前記リヤヘッド4側に移動させ、前記弁体40の前記ボ
ール弁本体42が前記弁孔32cのシート部から離れ
て、開弁状態とする。かかる状態においては、前記クラ
ンク室6の冷媒ガスの室内圧Pwが前記吸入圧Psより
常に高くなるように設定されているので、該クランク室
6内の冷媒ガスが、前記連通路2b、前記弁孔32c、
開孔32d、前記収納室16のシリンダブロック2の部
分16a、及び、バルブプレート3の孔3dを順次介し
て吸入圧室15に流入することによって、前記クランク
室6の室内圧Pwが大きく低下する。該クランク室6の
室内圧Pwの低下によって、前記揺動板66の傾斜角は
最大になり、これに伴い前記ピストン9のストローク量
も最大となって、前記圧縮機Aの吐出量が最大となる。
【0049】次に、前記吐出圧Pd、及び、吸入圧Ps
が所定値の中負荷状態においては、前記吐出圧Pdが前
記高圧部ばね48の付勢力よりもまだ強い状態にあるの
で、前記可動ステム45は前記リヤヘッド4側に移動し
た状態にあり、該可動ステム45の自由端45a1が前
記低圧作動部32から引っ込んだ状態となっていて、前
記低圧部ベローズ36に対する押圧力は作用しない。そ
して、前記高負荷状態よりも前記吸入圧Psが低下する
ことにより、前記弁体40が弁閉鎖方向に前記低圧部ば
ね39の付勢力により移動し、該弁体40の前記ボール
弁本体42で前記弁孔32cの開口度を中開度位置に絞
った状態とする。これは、前記クランク室6の冷媒ガス
が前記弁孔32cで絞られて、前記収納室16に流入す
ることとなるので、前記クランク室6の室内圧Pwは高
負荷状態よりも上昇し、該上昇に伴い前記揺動板66は
最大傾斜角と最小傾斜角との中間の傾斜角となり、前記
ピストン9のストローク量も中間状態となって前記圧縮
機Aの吐出容量は中程度の容量となる。
【0050】更に、吐出圧Pd、及び、吸入圧Psが所
定設定値以下の低負荷状態においては、前記吐出圧Pd
及び前記吸入圧Psが中負荷状態よりも低圧状態にある
ので、高圧作動部34の前記高圧部ばね48の付勢力に
よって、前記可動ステム45が前記低圧作動部35方向
に移動し、該可動ステム45の自由端45a1で前記低
圧作動部36の前記低圧部ベローズ36を押圧し、前記
低圧作動部35の全体の部材を前記弁体40の閉鎖方向
に移動させる。また、前記吸入圧Psも低くなるので、
前記弁体40が弁閉鎖方向に前記低圧部ばね39の付勢
力により更に移動し、前記弁体40の前記ボール弁本体
42によって前記弁孔32cを絞り、開口量を更に小さ
くする。前記開口量が小さくなることによって、前記ク
ランク室の冷媒ガスの室内圧Pwが更に上昇し、これに
伴い前記揺動板66の傾斜角が中負荷よりも更に小さく
なり、前記ピストンのストローク量が小さくなって、圧
縮機Aの吐出容量が更に減少する。
【0051】上述の如く構成された本実施形態の圧力調
整弁は、外部ハウジングの底部外面に複数のV字状のブ
リード溝を設け、該ブリード溝によって、前記クランク
室と前記収納室(吸入圧室)とを常時連通し、前記クラ
ンク室内の冷媒ガスを前記収納室内に小量ずつ流出すべ
く導き、前記クランク室内の室内圧Pwを低下する方向
に穏やかに圧力変化させるべく構成したので、前記圧縮
機が高速回転することで、吐出圧力Pdが高くなること
によって、クランク室の室内圧Pwの各圧力が不安定と
なって、該圧縮機が振動し、結果として騒音を発する、
いわゆる、サージング現象の発生を防止できる。
【0052】そして、前記V字状のブリード溝は、前記
外部ハウジングを一枚の板からプレスによる絞り加工に
よって成形するとき、一緒にプレス加工によって形成す
ることができるので、形成が容易で、従来のブリード孔
に比べて生産性が向上して製作コストを低くすることが
できる。即ち、プレス金型に凸部を形成し、該金型を外
部ハウジングの底部外面にプレス打ちすることで、簡単
に形成でき、バリ等の発生もないので、バリ等を取るた
めの後処理加工の必要がない。
【0053】また、前記V字状のブリード溝は、外部ハ
ウジングの底部外表面に線条に形成されるので、目視に
よる識別認識が容易で、ブリード溝の形成の有無を容易
にチェックでき、製品の検査が容易で検査時間も短縮で
きて、品質の安定化が図れる。
【0054】更に、前記V字状のブリード溝は、放射状
に複数形成されているので、異物、あるいは、バリ屑等
で一つのブリード溝が塞がれても、他のブリード溝が連
通しているので、全体としてブリーフ機能が損なわれる
ことがない。前記実施形態においては、ブリード溝をプ
レス加工によって形成した例を示したが、該ブリード溝
は、機械切削加工でも形成できるものである。また、前
記ブリード溝は複数形成することとして示したが、溝面
積を大きくすることで、単数のブリード溝であっても良
いものである。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の圧力調整弁は、外部ハウジングの底部外面にV字状
のブリード溝を設けたことによって、前記クランク室と
前記収納室(吸入圧室)とを常時連通し、前記クランク
室内の室内圧を低下する方向に穏やかに圧力変化させる
べくして、前記圧縮機が高速回転することで、クランク
室の室内圧の各圧力が不安定となって、該圧縮機が振動
し、結果として騒音を発するサージング現象の発生を防
止できる。また、該ブリード溝をプレス加工で簡単に形
成できるので、生産性が向上して製作コストを低くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧力調整弁の一実施例が装置され
た可変容量型揺動板式圧縮機の断面図。
【図2】図1の圧力調整弁の拡大詳細断面図。
【図3】図2の圧力調整弁の外部ハウジングの斜視図。
【図4】図2の圧力調整弁の組立工程の説明に供される
図。
【図5】先行技術の圧力調整弁の断面図。
【図6】図5の圧力調整弁の外部ハウジングの斜視図。
【符号の説明】
6 クランク室 8 シリンダ室 10 吐出室 15 吸入圧室 16 収納室 30 圧力調整弁 31 本体ケース 32 外部ハウジング 32a 底部 32c 弁孔 34 高圧作動部 35 低圧作動部 71 ブリード溝 A 可変容量型揺動板式圧縮機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に高圧作動部34を有する本体ケー
    ス31と、内部に低圧作動部35を有する外部ハウジン
    グ32とを備えた圧力調整弁において、 前記外部ハウジング32の底部32aの外面に単数もし
    くは複数のブリード溝71を備えたことを特徴とする圧
    力調整弁。
  2. 【請求項2】 クランク室6と、シリンダ室8と、吐出
    室10と、吸入圧室15と、収納室16とを備えた可変
    容量型揺動板式圧縮機A用であって、内部に高圧作動部
    34を有する本体ケース31と、内部に低圧作動部35
    を有する外部ハウジング32とを備え、前記収納室16
    内に収納され、前記クランク室6から吸入圧室15への
    流体の流入を調整する圧力調整弁において、 前記外部ハウジング32の底部32aの外面に単数もし
    くは複数のブリード溝71を備え、該ブリード溝71に
    よって前記クランク室6と前記収納室16とを連通した
    ことを特徴とする圧力調整弁。
  3. 【請求項3】 前記ブリード溝71は、前記底部32a
    の中心に穿設された弁孔32cの周囲に間隔を置いて放
    射状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の圧力調整弁。
  4. 【請求項4】 前記ブリード溝71は、V字状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力
    調整弁。
  5. 【請求項5】 前記ブリード溝71は、プレスもしくは
    切削加工によって形成されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の圧力調整弁。
JP9051862A 1997-03-06 1997-03-06 圧力調整弁 Pending JPH10246348A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103062465A (zh) * 2011-10-18 2013-04-24 大金工业株式会社 压力调节螺钉机构及压力控制阀

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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