JPH10245165A - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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JPH10245165A
JPH10245165A JP9050671A JP5067197A JPH10245165A JP H10245165 A JPH10245165 A JP H10245165A JP 9050671 A JP9050671 A JP 9050671A JP 5067197 A JP5067197 A JP 5067197A JP H10245165 A JPH10245165 A JP H10245165A
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elevator
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旧ROMチップをソケットに差し込んでその
中の仕様データを引き続き使用できるようにし、新旧基
板の交換に必要な作業時間を短縮し、エレベータ停止期
間も短くする。 【解決手段】 旧タイプのマイクロコンピュータを搭載
した基板を新タイプのマイクロコンピュータ1を搭載し
た基板に置き換える際、旧タイプの基板で使用していた
仕様データメモリ8を基板から抜き取って新タイプの基
板のソケット7に差し込むことによって、新タイプのマ
イクロコンピュータ1でエレベータ制御を実行する時
に、ソケット7に差し込まれた旧タイプのメモリチップ
8内の仕様データを仕様データ変換部5,6によって新
タイプのシステムに対応したものに変換し、エレベータ
の運行制御に使用するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータ制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータは建物内の縦の交通機関とし
て中高層ビルやマンションだけでなく、3,4階建ての
小規模ビルにも設置されるようになってきている。この
ようなエレベータ制御装置は図4に示すように、エレベ
ータ制御用のマイクロコンピュータ1と、エレベータ制
御プログラムが登録されたROM2と、エレベータ制御
データが保存されるRAM3と、例えば、就役階床数、
階床高さ、不停止階の設定、優先階の設定などの特殊仕
様のようにエレベータ設置場所の状況、特殊性に応じて
設定される仕様データを保存する電気的に消去が可能な
メモリ(EEPROM)4を備え、これらを半導体チッ
プとして1つの基板上に搭載したハードウェア構成であ
る。
【0003】通常、これらの建物に設置されたエレベー
タの耐用年数は20年前後になっているため、エレベー
タの保守部品も最低でも20年前のものが故障しても保
守によって運行できるように準備しておく必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エレベータ
制御装置の中のエレベータ制御用マイクロコンピュータ
1は一般産業分野でも利用されているチップを使用して
いるため、次のような問題点があった。マイクロコンピ
ュータ分野の技術進歩はきわめて速く、8ビット→16
ビット→32ビット→64ビットと処理できるデータバ
ス幅は拡張され、それに伴ってマイクロコンピュータの
処理速度も向上し、同じ処理を実行するときわめて短時
間の内に処理が終了する。
【0005】一方、新しいマイクロコンピュータチップ
が開発されると、旧タイプのマイクロコンピュータは生
産規模が急激に縮小され、あいるは完全に製造が中止さ
れてしまうので、その後の入手が困難となり、コストが
高騰し、また入手が不可能になることも多い。
【0006】このことは、例えば、パーソナルコンピュ
ータの分野で顕著に見られることで、数年前には主流で
あったマイクロコンピュータチップがすでに製造打ち切
りになっていて、旧タイプのマイクロコンピュータチッ
プを入手することはほとんど不可能になっている。この
ような現実に対応するために、パーソナルコンピュータ
分野ではソフトウェアに互換性を持たせて旧タイプのシ
ステムで作成し、保存したデータを新タイプのシステム
でも読み出して利用できるようにしているが、旧タイプ
のマイクロコンピュータチップが入手できなくなると、
パーソナルコンピュータハードそのものを新タイプに交
換する必要がある。
【0007】エレベータ制御の分野においてもこれと同
様で、エレベータ制御用マイクロコンピュータが変更に
なると、マイクロコンピュータ単体の処理速度や容量が
変更されることから、新しい基板や新しい制御用プログ
ラムを新規に設計し、新しいエレベータ制御装置を作成
することになる。そしてこの新タイプのマイクロコンピ
ュータを搭載するエレベータ制御装置では、その新タイ
プのマイクロコンピュータの高いパフォーマンスを活用
し、エレベータ運行制御もより高度のものに変更するこ
とになる。
【0008】このようにしてシステムを新タイプに置き
換える場合でも、上述した仕様データ、エレベータ設置
建物の就役階床数、階床高さ、不停止階、優先階などの
特殊仕様等の基本仕様データは変更されることがなく、
これを基本にして設計がなされるものであるため、置き
換え作業において、旧タイプのエレベータ制御装置のメ
モリから運行制御に関する仕様データを引き出し、新タ
イプに対応したプログラムを再設計して対応することに
なるが、この作業にはかなりの時間を要し、その間、エ
レベータの運行を停止しておかなくてはならず、エレベ
ータ利用者に対して不便をかけることになっていた。
【0009】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、エレベータ制御マイクロコンピュータ
が廃止され、新タイプのマイクロコンピュータを採用す
る必要が生じた場合でも、新タイプのマイクロコンピュ
ータに旧タイプのエレベータ制御プログラムで使用して
いた仕様データをそのまま利用することができるように
して、エレベータ設置現場で短時間の内に作業を終了
し、エレベータ利用者にかける迷惑を少なくすることが
できるエレベータ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のエレベ
ータ制御装置は、エレベータ制御を司るマイクロコンピ
ュータと、エレベータ制御用プログラムを保存している
ROMと、エレベータ仕様データ及びエレベータ制御用
データを保存している書換可能なメモリと、別形式の仕
様データをマイクロコンピュータが取り扱う形式の仕様
データに変換してマイクロコンピュータに与える仕様デ
ータ変換部と、別形式の仕様データが登録されたメモリ
チップを差し込むソケットと、ソケットに差し込まれた
メモリチップのデータを読み込んで仕様データ変換部に
与える別形式仕様データ入力部とを備えたものである。
【0011】この請求項1の発明のエレベータ制御装置
では、旧タイプのエレベータ制御用マイクロコンピュー
タを搭載したシステムを新タイプのマイクロコンピュー
タを搭載したシステムによって置き換える際、旧タイプ
のシステムで使用していたメモリチップを基板から抜き
取って新タイプのシステムの基板のソケットに差し込
む。これによって、新タイプのシステムでエレベータ制
御を実行する時には、ソケットに差し込まれた旧タイプ
のメモリチップ内の仕様データを仕様データ変換部が新
タイプのシステムに対応したものに変換し、新タイプの
システムの仕様データを補完し、エレベータの運行制御
に使用されるようになる。
【0012】したがって、エレベータ制御システムの新
旧交換作業において、従来のように旧タイプのシステム
の基板を設計室に持ち帰ってメモリから運行制御に関す
る情報を引き出し、新タイプに対応したプログラムを再
設計して新タイプの基板のメモリに登録する作業をする
必要がなくなり、エレベータ設置現場で旧基板からメモ
リチップを抜き取って新タイプの基板のソケットへ差し
込む作業だけで旧仕様データの移植ができることにな
る。
【0013】請求項2の発明は、請求項1のエレベータ
制御装置において、マイクロコンピュータがエレベータ
制御用プログラムの実行に必要な仕様データを書換可能
メモリと仕様データ変換部とに同時に要求し、これらの
書換可能メモリまたは仕様データ変換部のどちらか該当
する仕様データを有する方から当該仕様データを読み込
むようにしたものである。
【0014】請求項3の発明は、請求項1のエレベータ
制御装置において、マイクロコンピュータがエレベータ
制御用プログラムの実行に必要な仕様データのうち、書
換可能メモリに保存されているものは当該書換可能メモ
リに要求し、別形式の仕様データのメモリチップに保存
されているものは仕様データ変換部に要求するようにし
たものであり、エレベータ制御に必要な仕様データの読
込み処理が高速化される。
【0015】請求項4の発明は、請求項1のエレベータ
制御装置に置いて、マイクロコンピュータがエレベータ
制御用プログラムの実行に必要な仕様データのうち、書
換可能メモリに保存されているものは当該書換可能メモ
リに要求し、別形式の仕様データのメモリチップに保存
されているものは仕様データ変換部に要求し、これらの
書換可能メモリからの仕様データと仕様データ変換部か
らの仕様データと合成して合成仕様データ保存用メモリ
に保存し、当該合成仕様データ保存メモリに保存された
合成仕様データを参照してエレベータ制御するようにし
たものであり、エレベータ制御において必要となる仕様
データを合成仕様データメモリから読み込むことができ
るようになってエレベータ制御がさらに高速化できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態の
エレベータ制御装置を示しており、エレベータ制御用の
マイクロコンピュータ1と、エレベータ制御プログラム
が登録されたROM2と、エレベータ制御データが保存
されるRAM3と、新仕様データを保存する電気的に消
去が可能なメモリ(EEPROM)4と、さらに情報変
換装置5と、情報入力装置6と、旧ROM用ソケット7
を1つの基板上に搭載した構成である。
【0017】旧ROMソケット7は旧タイプのエレベー
タ制御基板上に搭載されていた仕様データ用のROM8
を差し込むためのものであり、情報入力装置6は情報変
換装置5の指示によりソケット7に差し込まれた旧タイ
プの仕様データROM8から旧タイプのデータ形式で登
録されている仕様データを読み込むためのものであり、
情報変換装置5はマイクロコンピュータ1からの要求に
応答して、情報入力装置6が読み込んだ旧タイプのデー
タ形式の仕様データを新タイプのデータ形式の仕様デー
タに変換してマイクロコンピュータ1に渡すものであ
る。
【0018】次に、上記構成のエレベータ制御装置の動
作について説明する。新規にエレベータを設置する場合
には、このエレベータ制御装置のソケット7には旧タイ
プのROM8を差し込まず、空きのまま設置される。そ
してエレベータを設置する建物の状況に応じた仕様デー
タはEEPROM4に書き込むことになる。
【0019】そして旧タイプの制御基板に置き換えて本
装置を採用する場合、次のように交換作業を行う。新タ
イプのマイクロコンピュータ1を採用することによって
制御機能が高性能化するので、それに応じて可能な範囲
で旧タイプよりも仕様を追加する場合が起こり得るが、
そのために新たに追加される仕様データはEEPROM
4に書き込む。しかし、追加の仕様データがない場合に
はこのEEPROM4には情報を書き込まない。そして
旧基板の仕様データROM8を抜き取って新タイプの基
板のソケット7に差し込む。
【0020】これによって、次のようにしてエレベータ
制御動作することになる。マイクロコンピュータ1はR
OM2に登録されているエレベータ運行制御プログラム
に基づいてエレベータの運行制御を行い、この運行制御
によって入力される制御データ、例えば、かご位置、か
ご速度、かご荷重、乗場呼び、かご呼びなどの情報は発
生の都度RAM3に登録され、また必要に応じてここか
ら読み出す。そしてエレベータ運行制御プログラムの実
行中に必要となった仕様データについては、マイクロコ
ンピュータ1がそのデータの種類を指定してEEPRO
M4と情報変換装置5とに同時に入力要求する。
【0021】そこでEEPROM4は、要求されたデー
タが自分の所にあればその仕様データを出力し、要求さ
れたデータがなければ応答しない。
【0022】一方、情報変換装置5はエレベータの固定
的な仕様データの種類毎にそれが旧ROM8内のどのア
ドレスに登録されているか、そしてそのデータは何ビッ
トのデータであるかを把握していて、マイクロコンピュ
ータ1からの要求に対して該当する仕様データを旧仕様
データROM8の該当するアドレスを指定して情報入力
装置6に読み込み指示を与え、情報入力装置6が旧仕様
データROM8から読み出した仕様データを新タイプの
マイクロコンピュータ1に合ったデータ形式に変換して
マイクロコンピュータ1に渡す。この旧仕様データの新
仕様データへの変換には、例えば、旧ROMの所定のア
ドレスに登録されている階床数、階床高さの読み込み、
これらのデータ形式の8ビットデータから16もしくは
32ビットデータへの変換、特殊仕様データ(例えば、
不停止階の設定有りとその階床番号、優先階の設定有り
とその階床番号)の読み込みとデータ形式の変換をあげ
ることができる。
【0023】マイクロコンピュータ1は自身が要求した
仕様データがEEPROM4または情報変換装置5から
入力されると、この仕様データを使用してエレベータ運
行制御プログラムを実行する。
【0024】このようにしてこの第1の実施の形態のエ
レベータ制御装置によれば、旧タイプのマイクロコンピ
ュータを搭載したエレベータ制御基板を新タイプのマイ
クロコンピュータを搭載した基板に交換する作業が必要
になったとき、旧タイプの基板上の仕様データのROM
チップ8を取り外して新タイプの基板のソケット7に差
し込むだけで従来の仕様データを継続して利用すること
ができるようになり、新タイプの制御基板への交換のた
めに旧タイプの基板から仕様データを取りだして新タイ
プの基板のEEPROMに書き込む作業が必要ではなく
なり、現場作業だけで行えるようになり、それだけエレ
ベータ停止期間を短くすることができてサービスの向上
が図れる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態を図2に
基づいて説明する。この第2の実施の形態の特徴は、エ
レベータ制御用マイクロコンピュータ1が新規に追加さ
れた仕様データを読み込む時にはEEPROM4にアク
セスし、旧タイプから引き継ぐことができる仕様データ
については情報変換装置5に読み込みを要求する制御を
行うことを特徴とするものであり、ハードウェア的な構
成要素は図1の第1の実施の形態と同じであり、同一の
符号を付して示してある。
【0026】新タイプのマイクロコンピュータ1を搭載
したエレベータ制御基板では、エレベータ運行制御に新
機能を追加することが可能であり、そのような場合に新
機能に対応して新たに必要となる仕様データもあり得る
が、新たに必要となった仕様データについてはEEPR
OM4に登録する。そして従来から不変の仕様データに
ついてはソケット7に旧タイプの基板から引き抜いた仕
様データROM8を差し込んで利用する。なお、ROM
2に登録されるエレベータ制御用プログラムは本実施の
形態に対応して、仕様データの読み込み処理に関連して
第1の実施の形態のものとは若干異なった内容となる。
【0027】この第2の実施の形態によれば、第1の実
施の形態とは異なり、マイクロコンピュータ1がエレベ
ータ制御処理上必要となる仕様データを、その種類に応
じてEEPROM4と情報変換装置5のいずれか、あら
かじめ区別してアクセスするので仕様データの読み込み
処理が速くなり、それだけ制御処理も高速化することが
できるようになる。
【0028】次に、本発明の第3の実施の形態を図3に
基づいて説明する。この第3の実施の形態のエレベータ
制御装置は、新タイプのエレベータ制御基板上に新旧の
仕様データを合成して全体を1つの仕様データとして保
持する合成情報保存用RAM9を新たに設けた点にあ
る。この第3の実施の形態において、その他のハードウ
ェア的な構成要素は図2に示した第2の実施の形態と共
通するので、同一の符号を付して説明する。
【0029】この第3の実施の形態ではエレベータ制御
用マイクロコンピュータ1は、ROM2に登録されてい
るスタートアップ処理において、まず仕様データの合成
処理を実行し、その結果を合成情報保存用RAM9に登
録する。
【0030】つまり、新タイプのマイクロコンピュータ
1に対応して新機能が追加されている場合、その新機能
の実行のために新たに必要となる仕様データがあればE
EPROM4に登録することになる。そして従来から引
き継ぐ仕様データについてはソケット7上の仕様データ
ROM8に登録されたものを変換して使用することにな
る。そこで、新タイプのエレベータ制御基板に置き換え
てエレベータの運行制御を開始するに先立って、あるい
は電源投入時ごとに、エレベータ制御用マイクロコンピ
ュータ1は新旧の仕様データを合成して全体を1つの仕
様データとして合成情報保存用RAM9に登録し、エレ
ベータ運行制御において仕様データが必要になればこの
合成情報保存用RAM9にアクセスして該当する仕様デ
ータを読み込むようにするのである。
【0031】これによってマイクロコンピュータ1は仕
様データの読み込みのためには合成情報保存用RAM9
にアクセスするだけで済むことになり、第2の実施の形
態の場合よりもさらに高速化が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上のように請求項1及び請求項2の発
明によれば、旧タイプのエレベータ制御用マイクロコン
ピュータを搭載したシステムを新タイプのマイクロコン
ピュータを搭載したシステムによって置き換える際、旧
タイプのシステムで使用していたメモリチップを基板か
ら抜き取って新タイプのシステムの基板のソケットに差
し込むだけで、新タイプのシステムでエレベータ制御を
実行する時に、旧来の仕様データをエレベータの運行制
御に使用することができ、このため、エレベータ制御シ
ステムの新旧交換作業において、従来のように旧タイプ
のシステムの基板を設計室に持ち帰ってメモリから運行
制御に関する情報を引き出し、新タイプに対応したプロ
グラムを再設計して新タイプの基板のメモリに登録する
作業をする必要がなくなり、エレベータ停止期間を短く
してサービスの向上が図れる。
【0033】さらに請求項3の発明によれば、請求項1
のエレベータ制御装置において、マイクロコンピュータ
がエレベータ制御用プログラムの実行に必要な仕様デー
タのうち、書換可能メモリに保存されているものは当該
書換可能メモリに要求し、別形式の仕様データのメモリ
チップに保存されているものは仕様データ変換部に要求
するようにしたので、請求項1の発明の効果に加えて、
エレベータ制御に必要な仕様データの読込み処理が高速
化できる。
【0034】また請求項4の発明によれば、請求項1の
エレベータ制御装置において、マイクロコンピュータが
エレベータ制御用プログラムの実行に必要な仕様データ
のうち、書換可能メモリに保存されているものは当該書
換可能メモリに要求し、別形式の仕様データのメモリチ
ップに保存されているものは仕様データ変換部に要求
し、これらの書換可能メモリからの仕様データと仕様デ
ータ変換部からの仕様データと合成して合成仕様データ
保存用メモリに保存し、当該合成仕様データ保存メモリ
に保存された合成仕様データを参照してエレベータ制御
するようにしたので、請求項1の発明の効果に加えて、
エレベータ制御において必要となる仕様データを合成仕
様データメモリから読み込むことができるようになっ
て、仕様データの読み込み処理がいっそう高速化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路ブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の回路ブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の回路ブロック図。
【図4】従来例の回路ブロック図。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 ROM 3 RAM 4 EEPROM 5 情報変換装置 6 情報入力装置 7 ソケット 8 仕様データROM 9 合成情報保存用RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ制御を司るマイクロコンピュ
    ータと、 エレベータ制御用プログラムを保存しているROMと、 エレベータ仕様データ及びエレベータ制御用データを保
    存している書換可能なメモリと、 別形式の仕様データを前記マイクロコンピュータが取り
    扱う形式の仕様データに変換して前記マイクロコンピュ
    ータに与える仕様データ変換部と、 別形式の仕様データが登録されたメモリチップを差し込
    むソケットと、 前記ソケットに差し込まれたメモリチップのデータを読
    み込んで前記仕様データ変換部に与える別形式仕様デー
    タ入力部とを備えて成るエレベータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記マイクロコンピュータは、前記エレ
    ベータ制御用プログラムの実行に必要な仕様データを前
    記書換可能メモリと前記仕様データ変換部とに同時に要
    求し、これらの書換可能メモリまたは仕様データ変換部
    のどちらか該当する仕様データを有する方から当該仕様
    データを読み込むことを特徴とする請求項1に記載のエ
    レベータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記マイクロコンピュータは、前記エレ
    ベータ制御用プログラムの実行に必要な仕様データのう
    ち、前記書換可能メモリに保存されているものは当該書
    換可能メモリに要求し、前記別形式の仕様データのメモ
    リチップに保存されているものは前記仕様データ変換部
    に要求することを特徴とする請求項1に記載のエレベー
    タ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記マイクロコンピュータは、前記エレ
    ベータ制御用プログラムの実行に必要な仕様データのう
    ち、前記書換可能メモリに保存されているものは当該書
    換可能メモリに要求し、前記別形式の仕様データのメモ
    リチップに保存されているものは前記仕様データ変換部
    に要求し、これらの書換可能メモリからの仕様データと
    仕様データ変換部からの仕様データと合成して合成仕様
    データ保存用メモリに保存し、当該合成仕様データ保存
    メモリに保存された合成仕様データを参照してエレベー
    タ制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベー
    タ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6212195B1 (ja) * 2016-11-11 2017-10-11 東芝エレベータ株式会社 エレベータの制御装置のリニューアル方法、メインコントローラユニット
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