JPH10244534A - 木粉入りコンパウンドペレットの製造方法 - Google Patents
木粉入りコンパウンドペレットの製造方法Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸湿木粉あるいは水分を含む木粉の乾燥工程
を省略することができるとともに、木粉入りコンパウン
ドペレットを連続的に製造できるようにする。 【解決手段】 かみ合い型二軸スクリュ式サイドフィー
ダ２０の供給口２３に供給された樹脂成形材料および吸
湿木粉あるいは水分を含む木粉は、かみ合い型二軸スク
リュ式混練押出機１に向けて搬送される間にある程度混
練される。かみ合い型二軸スクリュ式混練押出機１に導
入された樹脂成形材料および吸湿木粉あるいは水分を含
む木粉は、加熱シリンダ２からの伝熱と回転するスクリ
ュ３ａ，３ｂによるせん断発熱により溶融混練されたの
ちダイ９よりストランドとして押出されるが、この溶融
混練中に発生する水分や揮発成分からなるガスは、導入
口５の上流側に設けられたリアーベント口６ａおよび導
入口５の下流側に設けられたベント口６ｂ，６ｃより真
空吸引することにより機外へ放出される。
を省略することができるとともに、木粉入りコンパウン
ドペレットを連続的に製造できるようにする。 【解決手段】 かみ合い型二軸スクリュ式サイドフィー
ダ２０の供給口２３に供給された樹脂成形材料および吸
湿木粉あるいは水分を含む木粉は、かみ合い型二軸スク
リュ式混練押出機１に向けて搬送される間にある程度混
練される。かみ合い型二軸スクリュ式混練押出機１に導
入された樹脂成形材料および吸湿木粉あるいは水分を含
む木粉は、加熱シリンダ２からの伝熱と回転するスクリ
ュ３ａ，３ｂによるせん断発熱により溶融混練されたの
ちダイ９よりストランドとして押出されるが、この溶融
混練中に発生する水分や揮発成分からなるガスは、導入
口５の上流側に設けられたリアーベント口６ａおよび導
入口５の下流側に設けられたベント口６ｂ，６ｃより真
空吸引することにより機外へ放出される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形材料に木
粉を混練分散させた木粉入りコンパウンドペレットの製
造方法に関するものである。
粉を混練分散させた木粉入りコンパウンドペレットの製
造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】省資源、環境汚染防止対策の一環として
廃木材や切片木材を再利用するため、廃木材や切片木材
を粉砕し、得られた吸湿木粉あるいは水分を含む木粉を
乾燥したのち、高速ブレンダーによって樹脂成形材料と
ブレンドして顆粒状の木粉入り樹脂成形材料コンパウン
ドとし、該木粉入り樹脂成形材料コンパウンドから各種
成形品を成形する。
廃木材や切片木材を再利用するため、廃木材や切片木材
を粉砕し、得られた吸湿木粉あるいは水分を含む木粉を
乾燥したのち、高速ブレンダーによって樹脂成形材料と
ブレンドして顆粒状の木粉入り樹脂成形材料コンパウン
ドとし、該木粉入り樹脂成形材料コンパウンドから各種
成形品を成形する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の技術
では、廃木材や切片木材を粉砕して得られた吸湿木粉あ
るいは水分を含む木粉を乾燥機等を用いて乾燥したの
ち、高速ブレンダーによって樹脂成形材料とブレンドし
なければならない。このため、設備費が嵩み、生産性が
低いという問題点があった。
では、廃木材や切片木材を粉砕して得られた吸湿木粉あ
るいは水分を含む木粉を乾燥機等を用いて乾燥したの
ち、高速ブレンダーによって樹脂成形材料とブレンドし
なければならない。このため、設備費が嵩み、生産性が
低いという問題点があった。
【０００４】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、吸湿木粉あるいは水分
を含む木粉の乾燥工程を省略することができるととも
に、木粉入りコンパウンドペレットを連続的に製造する
ことができる木粉入りコンパウンドペレットの製造方法
を実現することを目的とするものである。
に鑑みてなされたものであって、吸湿木粉あるいは水分
を含む木粉の乾燥工程を省略することができるととも
に、木粉入りコンパウンドペレットを連続的に製造する
ことができる木粉入りコンパウンドペレットの製造方法
を実現することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の木粉入りコンパウンドペレットの製造方
法は、加熱シリンダの側面に導入口を設けたスクリュ式
混練押出機と、吐出側が前記導入口に連通されたスクリ
ュ式サイドフィーダを備え、前記加熱シリンダにおける
前記導入口の上流側にリアーベント口を設けるとともに
前記導入口の下流側にベント口を設けたペレット製造装
置を用い、前記スクリュ式サイドフィーダに樹脂成形材
料および吸湿木粉あるいは水分を含む木粉を供給して前
記導入口より前記スクリュ式混練押出機へ導入し、前記
スクリュ式混練押出機による溶融混練中に発生するガス
を前記リアーベント口および前記ベント口より真空吸引
して機外へ放出しつつ溶融混練したのち、ストランド状
に押し出してペレットに切断することを特徴とするもの
である。
めに、本発明の木粉入りコンパウンドペレットの製造方
法は、加熱シリンダの側面に導入口を設けたスクリュ式
混練押出機と、吐出側が前記導入口に連通されたスクリ
ュ式サイドフィーダを備え、前記加熱シリンダにおける
前記導入口の上流側にリアーベント口を設けるとともに
前記導入口の下流側にベント口を設けたペレット製造装
置を用い、前記スクリュ式サイドフィーダに樹脂成形材
料および吸湿木粉あるいは水分を含む木粉を供給して前
記導入口より前記スクリュ式混練押出機へ導入し、前記
スクリュ式混練押出機による溶融混練中に発生するガス
を前記リアーベント口および前記ベント口より真空吸引
して機外へ放出しつつ溶融混練したのち、ストランド状
に押し出してペレットに切断することを特徴とするもの
である。
【０００６】また、スクリュ式混練押出機が、かみ合い
型二軸スクリュ式混練押出機であるとよい。
型二軸スクリュ式混練押出機であるとよい。
【０００７】
【作用】スクリュ式サイドフィーダに供給された樹脂成
形材料および吸湿木粉あるいは水分を含む木粉は、スク
リュ式混練押出機へ向けて搬送される間にある程度混練
されてスクリュ式混練押出機に導入される。スクリュ式
混練押出機に導入された樹脂成形材料および吸湿木粉あ
るいは水分を含む木粉は、加熱シリンダからの伝熱とせ
ん断発熱により溶融混練されるが、この溶融混練中に発
生する水分や揮発成分からなるガスは、導入口の上流側
および下流側にそれぞれ設けられているリアーベント口
およびベロント口から真空吸引することにより機外へ放
出される。このため、スクリュ式混練押出機内における
前記ガスによる圧力の急激な変動が抑制され、安定した
押し出しが可能になる。
形材料および吸湿木粉あるいは水分を含む木粉は、スク
リュ式混練押出機へ向けて搬送される間にある程度混練
されてスクリュ式混練押出機に導入される。スクリュ式
混練押出機に導入された樹脂成形材料および吸湿木粉あ
るいは水分を含む木粉は、加熱シリンダからの伝熱とせ
ん断発熱により溶融混練されるが、この溶融混練中に発
生する水分や揮発成分からなるガスは、導入口の上流側
および下流側にそれぞれ設けられているリアーベント口
およびベロント口から真空吸引することにより機外へ放
出される。このため、スクリュ式混練押出機内における
前記ガスによる圧力の急激な変動が抑制され、安定した
押し出しが可能になる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
１および図２に示すペレット製造装置を用いた場合を例
に挙げて説明する。
１および図２に示すペレット製造装置を用いた場合を例
に挙げて説明する。
【０００９】 かみ合い型二軸スクリュ式混練押出機
１の加熱シリンダ２内に配設された２本のスクリュ３
ａ，３ｂを回転駆動機構４により同方向または逆方向へ
回転させるとともに、加熱手段１３により、加熱シリン
ダ２の側面に設けられた導入口５の上流側のリアー脱気
ゾーンＡ、導入口５側からその下流側に順次設けられた
固体輸送ゾーンＢ、混練ゾーンＣ、脱気ゾーンＤおよび
昇圧ゾーンＥをそれぞれ予め設定された異なる温度に加
熱する。
１の加熱シリンダ２内に配設された２本のスクリュ３
ａ，３ｂを回転駆動機構４により同方向または逆方向へ
回転させるとともに、加熱手段１３により、加熱シリン
ダ２の側面に設けられた導入口５の上流側のリアー脱気
ゾーンＡ、導入口５側からその下流側に順次設けられた
固体輸送ゾーンＢ、混練ゾーンＣ、脱気ゾーンＤおよび
昇圧ゾーンＥをそれぞれ予め設定された異なる温度に加
熱する。
【００１０】また、導入口５に吐出側が連通されている
かみ合い型二軸スクリュ式サイドフィーダ２０のシリン
ダ２１内に配設された２本のスクリュ２２ａ，２２ｂを
サイドフィーダ回転駆動機構２４により同方向または逆
方向へ回転させる。
かみ合い型二軸スクリュ式サイドフィーダ２０のシリン
ダ２１内に配設された２本のスクリュ２２ａ，２２ｂを
サイドフィーダ回転駆動機構２４により同方向または逆
方向へ回転させる。
【００１１】 上記ののち、かみ合い型二軸スクリ
ュ式サイドフィーダ２０内へシリンダ２１に設けられた
供給口２３より樹脂成形材料および吸湿木粉あるいは水
分を含む木粉を所定の割合で供給する。
ュ式サイドフィーダ２０内へシリンダ２１に設けられた
供給口２３より樹脂成形材料および吸湿木粉あるいは水
分を含む木粉を所定の割合で供給する。
【００１２】なお、樹脂成形材料および吸湿木粉あるい
は水分を含む木粉の供給は、図示しない原料供給フィー
ダを用いて定量的に供給口２３へ供給するように変更す
ることができる。
は水分を含む木粉の供給は、図示しない原料供給フィー
ダを用いて定量的に供給口２３へ供給するように変更す
ることができる。
【００１３】 上記によりかみ合い型二軸スクリュ
式サイドフィーダ２０内へ供給された樹脂成形材料およ
び吸湿木粉あるいは水分を含む木粉は、かみ合い型二軸
スクリュ式混練押出機１に向けて搬送される間にある程
度混練されたのち、導入口５より加熱シリンダ２の固体
輸送ゾーンＢへ導入される。
式サイドフィーダ２０内へ供給された樹脂成形材料およ
び吸湿木粉あるいは水分を含む木粉は、かみ合い型二軸
スクリュ式混練押出機１に向けて搬送される間にある程
度混練されたのち、導入口５より加熱シリンダ２の固体
輸送ゾーンＢへ導入される。
【００１４】 上記により加熱シリンダ２の固体輸
送ゾーンＢへ導入された樹脂成形材料および吸湿木粉あ
るいは水分を含む木粉は、回転する２本のスクリュ３
ａ，３ｂによって固体輸送ゾーンＢより混練ゾーンＣへ
向けて搬送される間に混練され、この際に水分や揮発成
分の一部が蒸発してガスとなるが、このガスは導入口５
の上流側、つまりリアー脱気ゾーンＡに設けられたリア
ーベント口６ａにベント管路７を介して接続された真空
ポンプ８によって真空吸引されて機外へ放出される。
送ゾーンＢへ導入された樹脂成形材料および吸湿木粉あ
るいは水分を含む木粉は、回転する２本のスクリュ３
ａ，３ｂによって固体輸送ゾーンＢより混練ゾーンＣへ
向けて搬送される間に混練され、この際に水分や揮発成
分の一部が蒸発してガスとなるが、このガスは導入口５
の上流側、つまりリアー脱気ゾーンＡに設けられたリア
ーベント口６ａにベント管路７を介して接続された真空
ポンプ８によって真空吸引されて機外へ放出される。
【００１５】 上記ののち、混練ゾーンＣに搬送さ
れた樹脂成形材料および吸湿木粉あるいは水分を含む木
粉は、加熱シリンダ２からの伝熱および回転する２本の
スクリュ３ａ，３ｂによるせん断発熱により溶融混練さ
れ、脱気ゾーンＤへ搬送される。
れた樹脂成形材料および吸湿木粉あるいは水分を含む木
粉は、加熱シリンダ２からの伝熱および回転する２本の
スクリュ３ａ，３ｂによるせん断発熱により溶融混練さ
れ、脱気ゾーンＤへ搬送される。
【００１６】 上記ののち、脱気ゾーンＤへ搬送さ
れた溶融混練された樹脂成形材料および吸湿木粉あるい
は水分を含む木粉は、昇圧ゾーンＥへ搬送される間に、
それらから発生する残りの水分や揮発成分からなるガス
が、脱気ゾーンＤの上流側に設けられたベント口６ｂお
よび下流側に設けられたベント口６ｃにそれぞれベント
管路７を介して接続された真空ポンプ８によって真空吸
引されて機外へ放出される。
れた溶融混練された樹脂成形材料および吸湿木粉あるい
は水分を含む木粉は、昇圧ゾーンＥへ搬送される間に、
それらから発生する残りの水分や揮発成分からなるガス
が、脱気ゾーンＤの上流側に設けられたベント口６ｂお
よび下流側に設けられたベント口６ｃにそれぞれベント
管路７を介して接続された真空ポンプ８によって真空吸
引されて機外へ放出される。
【００１７】 上記ののち、溶融混練された樹脂成
形材料および水分が除去された木粉は、昇圧ゾーンＥに
おいてさらに均一に分散されたのちダイ９の複数のノズ
ル９ａよりストランドとして切断装置１０内へ押し出さ
れ、カッタ回転駆動機構１２によって回転されるカッタ
１１により所定の長さのペレットに切断されたのち排出
口１０ａより機外へ排出される。
形材料および水分が除去された木粉は、昇圧ゾーンＥに
おいてさらに均一に分散されたのちダイ９の複数のノズ
ル９ａよりストランドとして切断装置１０内へ押し出さ
れ、カッタ回転駆動機構１２によって回転されるカッタ
１１により所定の長さのペレットに切断されたのち排出
口１０ａより機外へ排出される。
【００１８】なお、本発明において、上述したかみ合い
型二軸スクリュ式混練押出機１のかわりに一軸スクリュ
式混練押出機を用いてもよい。また、かみ合い型二軸ス
クリュ式サイドフィーダ２０のかわりに一軸スクリュ式
サイドフィーダを用いてもよい。
型二軸スクリュ式混練押出機１のかわりに一軸スクリュ
式混練押出機を用いてもよい。また、かみ合い型二軸ス
クリュ式サイドフィーダ２０のかわりに一軸スクリュ式
サイドフィーダを用いてもよい。
【００１９】
（実施例１） 図１および図２に示したものと同様の構
成であって、Ｌ／Ｄ４２、スクリュ口径６９ｍｍ、リア
ーベント口を含めて３個のベント口を有するかみ合い型
二軸スクリュ式混練押出機（日本製鋼所製、商品名「Ｔ
ＥＸ６５α−４２ＡＷ−３Ｖ」）を備えたペレット製造
装置を用い、樹脂成形材料であるメルトインデックス
１．８のポリプロピレン（ＰＰ）ペレット５０重量パー
セントに対し、水分含有率３重量パーセントの吸湿木粉
を５０重量パーセントの割合で供給し、上述した実施の
形態と同様の工程により、ポリプロピレン−木粉コンパ
ウンドペレットを製造した。
成であって、Ｌ／Ｄ４２、スクリュ口径６９ｍｍ、リア
ーベント口を含めて３個のベント口を有するかみ合い型
二軸スクリュ式混練押出機（日本製鋼所製、商品名「Ｔ
ＥＸ６５α−４２ＡＷ−３Ｖ」）を備えたペレット製造
装置を用い、樹脂成形材料であるメルトインデックス
１．８のポリプロピレン（ＰＰ）ペレット５０重量パー
セントに対し、水分含有率３重量パーセントの吸湿木粉
を５０重量パーセントの割合で供給し、上述した実施の
形態と同様の工程により、ポリプロピレン−木粉コンパ
ウンドペレットを製造した。
【００２０】（実施例２） 吸湿木粉の水分含有率が１
０重量パーセントである以外は、実施例１と同様にポリ
プロピレン−木粉コンパウンドペレットを製造した。
０重量パーセントである以外は、実施例１と同様にポリ
プロピレン−木粉コンパウンドペレットを製造した。
【００２１】（実施例３） 吸湿木粉の水分含有率が２
０重量パーセントである以外は、実施例１と同様にポリ
プロピレン−木粉コンパウンドペレットを製造した。
０重量パーセントである以外は、実施例１と同様にポリ
プロピレン−木粉コンパウンドペレットを製造した。
【００２２】（実施例４） 吸湿木粉の水分含有率が３
０重量パーセントである以外は、実施例１と同様にポリ
プロピレン−木粉コンパウンドペレットを製造した。
０重量パーセントである以外は、実施例１と同様にポリ
プロピレン−木粉コンパウンドペレットを製造した。
【００２３】（比較例１） リアーベント口を閉塞した
（リアーベント口を設けていない）以外は、実施例２と
同様の条件でポリプロピレン−木粉コンパウンドペレッ
トを製造した。
（リアーベント口を設けていない）以外は、実施例２と
同様の条件でポリプロピレン−木粉コンパウンドペレッ
トを製造した。
【００２４】（比較例２） かみ合い型二軸スクリュ式
混練押出機の加熱シリンダの上面に導入口を設け（かみ
合い型二軸スクリュ式サイドフィーダは設けていな
い）、該導入口よりポリプロピレンおよび吸湿木粉を投
入した以外は、実施例２と同様の条件でポリプロピレン
−木粉コンパウンドペレットを製造した。
混練押出機の加熱シリンダの上面に導入口を設け（かみ
合い型二軸スクリュ式サイドフィーダは設けていな
い）、該導入口よりポリプロピレンおよび吸湿木粉を投
入した以外は、実施例２と同様の条件でポリプロピレン
−木粉コンパウンドペレットを製造した。
【００２５】上記実施例１〜４、比較例１〜２それぞれ
の評価結果を表１に示す。
の評価結果を表１に示す。
【００２６】
【表１】
【００２７】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載するような効果を奏する。
ので、次に記載するような効果を奏する。
【００２８】吸湿木粉あるいは水分を含む木粉を事前に
乾燥する必要がなく、しかも連続的に木粉入りコンパウ
ンドペレットを製造することができるため、生産性が著
しく向上する。
乾燥する必要がなく、しかも連続的に木粉入りコンパウ
ンドペレットを製造することができるため、生産性が著
しく向上する。
【図１】本発明の実施に用いるスクリュ式混練押出機を
備えたペレット製造装置の一例を示す模式側面図であ
る。
備えたペレット製造装置の一例を示す模式側面図であ
る。
【図２】図１に示すペレット製造装置の主要部を一部断
面で示す模式平面図である。
面で示す模式平面図である。
１ かみ合い型二軸スクリュ式混練押出機 ２ 加熱シリンダ ３ａ，３ｂ，２２ａ，２２ｂ スクリュ ４ 回転駆動機構 ５ 導入口 ６ａ リアーベント口 ６ｂ，６ｃ ベント口 ７ ベント管路 ８ 真空ポンプ ９ ダイ ９ａ ノズル １０ 切断装置 １１ カッタ １２ カッタ回転駆動機構 ２０ かみ合い型二軸スクリュ式サイドフィーダ ２１ シリンダ ２３ 供給口
Claims (2)
- 【請求項１】 加熱シリンダの側面に導入口を設けたス
クリュ式混練押出機と、吐出側が前記導入口に連通され
たスクリュ式サイドフィーダを備え、前記加熱シリンダ
における前記導入口の上流側にリアーベント口を設ける
とともに前記導入口の下流側にベント口を設けたペレッ
ト製造装置を用い、 前記スクリュ式サイドフィーダに樹脂成形材料および吸
湿木粉あるいは水分を含む木粉を供給して前記導入口よ
り前記スクリュ式混練押出機へ導入し、前記スクリュ式
混練押出機による溶融混練中に発生するガスを前記リア
ーベント口および前記ベント口より真空吸引して機外へ
放出しつつ溶融混練したのち、ストランド状に押し出し
てペレットに切断することを特徴とする木粉入りコンパ
ウンドペレットの製造方法。 - 【請求項２】 スクリュ式混練押出機が、かみ合い型二
軸スクリュ式混練押出機であることを特徴とする請求項
１記載の木粉入りコンパウンドペレットの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06744097A JP3154953B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 木粉入りコンパウンドペレットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06744097A JP3154953B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 木粉入りコンパウンドペレットの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10244534A true JPH10244534A (ja) | 1998-09-14 |
| JP3154953B2 JP3154953B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=13344999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06744097A Expired - Fee Related JP3154953B2 (ja) | 1997-03-05 | 1997-03-05 | 木粉入りコンパウンドペレットの製造方法 |
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1997
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