JPH10244407A - コレットチャック - Google Patents

コレットチャック

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Publication number
JPH10244407A
JPH10244407A JP9063776A JP6377697A JPH10244407A JP H10244407 A JPH10244407 A JP H10244407A JP 9063776 A JP9063776 A JP 9063776A JP 6377697 A JP6377697 A JP 6377697A JP H10244407 A JPH10244407 A JP H10244407A
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JP
Japan
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collet
tool
spindle
diameter
collet chuck
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Application number
JP9063776A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kodama
和夫 小玉
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Komatsu Engineering Corp
Original Assignee
Komatsu Engineering Corp
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Publication date
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Publication of JPH10244407A publication Critical patent/JPH10244407A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q2220/00Machine tool components
    • B23Q2220/002Tool turrets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具の自動交換が可能なコレットチャックを
提供する。 【解決手段】 本体2に回転自在に取着されたスピンド
ル3の先端部軸心近傍に設けられ、かつ、先端側の径が
基端側より小さい逆円錐形状穴の内径部14と、先端部
の外周部に先端側の径が基端側より小さい逆円錐面の外
径部11を有すると共に、軸心部に前記工具40が挿入
される縮径可能なクランプ孔12を有し、かつ、前記ス
ピンドル3の前記内径部14に挿入されて前記外径部1
1を前記内径部14に当接させるコレット10と、前記
スピンドル3の軸心上で、かつ、前記コレット10とス
ピンドル3の前記内径部14の底部との間に、前記コレ
ット10を前記外径部11側に付勢して縮径する弾性部
材8とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転切削工具を把
持するチャックに係わり、特には工具の自動交換を可能
とするコレットチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、工作機械の工具把持用のクラ
ンプ装置としては、円錐形の外径部を有し、かつ、割溝
により分割形成されて縮径可能な工具把持部を有するコ
レットを、クランプ装置のチャック筒に設けた円錐形の
内径部に挿入し、このコレットとナットとを係合させ、
このナットを前記チャック筒に対して回転、螺進させる
ことによりコレットをチャック筒の円錐形の内径部に沿
って摺動させ、縮径させて工具を把持する構成のものが
多い。そして、自動工具交換装置においては、上記のク
ランプ装置をテーパシャンクに組み込み、このテーパシ
ャンクと共に工具を交換するのが一般的である。テーパ
シャンクに組み込まれた工具クランプ装置としては、そ
の一例として、特開平7−51909号公報及び特開平
7−132402号公報により提案されたものがある。
これらはいずれも、テーパシャンクに取着されたチャッ
ク筒にコレットを前方、外側から挿入し、ナットでコレ
ットをチャック筒に締め付けることによりコレットを縮
径させ、工具を把持する構成となっている。
【0003】また、特開平7−314222号公報に
は、コレットの縮径及び拡径を自動的に行って工具等の
自動交換が可能なコレットチャックが開示されている。
このようなコレットチャックを以下に説明すると、クラ
ンプ装置の基体の軸心部に設けた中空孔に軸心方向にス
ライド自在に操作軸が挿入されており、また基体の軸心
部の先端部に設けたテーパ状孔には、外周部に所定間隔
で割溝が形成されて縮径可能なコレットが嵌合して挿入
されている。さらに、基体の軸心部の略中央部には前記
中空孔より径の大きな穴が設けられており、この穴内に
前記操作軸の先端外周部に設けられたネジに螺合する雌
ねじを内径部に有し、かつ、前記コレットの後端部に連
結された筒状部材を配設すると共に、この穴の筒状部材
の外周部に皿バネを配設している。そして、この皿バネ
を穴の底部と上記筒状部材の基端側に設けたバネ受け板
との間に挟み込んで、皿バネの付勢力によってコレット
を引き込み方向(基体の基端側)に常時付勢している。
前記操作軸を先端側に押し込むことによりコレットを拡
径して工具等を取り外し、また基端側に引き込むことに
より前記皿バネの付勢力でコレットが縮径して工具等を
把持することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−51909号公報及び特開平7−132402
号公報に開示されたような工具クランプ装置の構成にお
いては、いずれもテーパシャンクを用いているため外径
が大きくなっており、また、特開平7−314222号
公報に開示されたような工具クランプ装置の構成におい
ては、コレット径より大きな径のクランプ用皿バネが挿
入されている。したがって、例えば眼鏡レンズの外周加
工機のような小さな形状のものの加工機に使用する場合
に、上記工具クランプ装置を保持するスピンドルの外周
部が眼鏡レンズの保持具等と干渉し、機械の構成が不可
能となる。
【0005】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、眼鏡レンズのような小さな形状のものの外周加
工が可能で、かつ、工具の自動交換が可能なコレットチ
ャックを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用および効果】上記の
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、スピ
ンドル3の先端部に、円錐面状の外径部を有する円筒を
割溝により分割成形して縮径可能に構成したコレットを
挿入し、このコレットを円錐面側に付勢することにより
縮径させて工具40をクランプするコレットチャックに
おいて、本体2に回転自在に取着されたスピンドル3の
先端部軸心近傍に設けられ、かつ、先端側の径が基端側
より小さい逆円錐形状穴の内径部14と、先端部の外周
部に先端側の径が基端側より小さい逆円錐面の外径部1
1を有すると共に、軸心部に前記工具40が挿入される
縮径可能なクランプ孔12を有し、かつ、前記スピンド
ル3の前記内径部14に挿入されて前記外径部11を前
記内径部14に当接させるコレット10と、前記スピン
ドル3の軸心上で、かつ、前記コレット10とスピンド
ル3の前記内径部14の底部との間に、前記コレット1
0を前記外径部11側に付勢して縮径する弾性部材8と
を備えた構成としている。
【0007】請求項1に記載の発明によると、スピンド
ルの先端部の軸心近傍に設けた逆円錐形状孔の内径部
と、コレットの先端部の外周部に設けられた逆円錐面状
の外径部とを当接させ、このコレットの基端部を常時弾
性部材によって外径部側に付勢しているので、コレット
の軸心部に設けられたクランプ孔を縮径して工具をクラ
ンプすることができる。また、コレットを前記弾性部材
の付勢力に抗して基端側に移動させることによって、ク
ランプ孔の径を拡げて工具をアンクランプすることが可
能となる。したがって、スピンドル内部に貫通して皿バ
ネの穴を設けなくても良いのでスピンドルの外径を小さ
くすることができると共に、容易に工具自動交換が可能
となる。この結果、眼鏡レンズのような小さな部材を外
周加工する場合に干渉することが無くなる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
コレットチャックにおいて、前記コレット10の下端面
10aで前記クランプ孔12の外側の対向する少なくと
も2点以上に当接するとともに、このコレット10の軸
心方向で、かつ、前記弾性部材8の付勢力に打ち勝つ方
向に前記コレット10を移動させて前記クランプ孔12
の径を拡げ、前記工具40をアンクランプする移動手段
20を備えた構成としている。
【0009】請求項2に記載の発明によると、移動手段
がコレット下端面の対向する少なくとも2点以上に当接
してコレットに偏荷重を加えることなく、コレットを軸
心方向で、かつ、前記弾性部材8の付勢力に打ち勝つ方
向に均一な力で移動させるので、コレットの軸心がクラ
ンプ孔の軸心に対して傾くことがない。したがって、工
具のクランプまたはアンクランプを容易に行え、自動交
換が確実にできる。また、クランプ後に工具の軸心が振
れることがないので、高精度の加工が可能となる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
コレットチャックにおいて、前記移動手段20は、前記
本体2の両側に設けられ、回転駆動される一対のカム2
4,24と、それぞれのカム24に係合し、このカム2
4の回転に伴って上下動される従節部材25と、この従
節部材25に一端が取着された2つのロッド26,26
と、前記各ロッド26の他端に両端部が結合され、中央
部が前記コレット10の下端面10aに対向する少なく
とも2点以上で当接する移動部材27とを備えた構成と
している。
【0011】請求項3に記載の発明によると、対向する
少なくとも2点以上でコレットの下端面に当接する移動
部材を均一な力でコレットの軸心方向に移動できるの
で、コレットの軸心がクランプ孔の軸心に対して傾くこ
とがない。したがって、工具のクランプまたはアンクラ
ンプを容易に行え、自動交換が確実にできる。また、ク
ランプ後に工具の軸心が振れることがないので、高精度
の加工が可能となる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
コレットチャックにおいて、前記スピンドル3の外周部
に面取り用の工具16を設けた構成としている。
【0013】請求項4に記載の発明によると、工具がス
トレート軸で把持されるので、工具交換時に軸方向に取
り付け位置誤差が生じる危険性がある。よって、面取り
用工具のように軸心方向の位置が重要である工具に対し
ては、工具交換が不要な位置に設けている。したがっ
て、面取り用工具の位置は常時一定であり、面取りの精
度を向上させることができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1記載の
コレットチャックにおいて、前記コレット10でクラン
プされる工具40のクランプ軸41の反対側に、位置決
め用の突起部42を設けた構成としている。
【0015】請求項5に記載の発明によると、工具の自
動交換を行う場合、交換工具の保持器に工具を収納する
ときに、コレットのクランプ孔の軸心方向を向いた前記
保持器の位置決め孔に工具の反対側の突起部を挿入して
保持させることにより工具の位置決めがされる。また、
工具のクランプ軸の軸心を所定方向(例えば鉛直方向)
に保つことができる。この結果、工具の把持部がストレ
ート軸であるにもかかわらず安定して位置決めできるの
で、工具交換を容易に、かつ確実に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るコレットチャ
ックの実施形態について、図面を参照して詳述する。
【0017】図1は、コレットチャック1の側面断面図
である。本体2にはスピンドル3のスピンドル本体3a
が軸受4および軸受5により回転自在に取着されてお
り、スピンドル本体3aの基端部(図示で、上端部)に
はベルトプーリ6が取着されている。スピンドル3は、
図示しないモータによってベルトプーリ6を介して回転
駆動されるようになっている。スピンドル本体3aの先
端部で、かつ、軸心部には弾性部材室7が設けられお
り、この弾性部材室7に弾性部材8が収納されている。
なお、弾性部材8は、例えばさらばねであっても、また
はゴムのような弾性体であってもよい。コレット10の
先端部の外周面には先端側の径が基端側より小さい逆円
錐面の外径部11が設けられており、また、内径部には
割溝13を有するクランプ孔12が設けられている。そ
して、このクランプ孔12は割溝13により縮径可能と
なっている。このコレット10の基端側(図示で上側)
は弾性部材室7に挿入され、前記弾性部材8に当接して
いる。また、スピンドル本体3aの先端部にはスピンド
ルヘッド3bがボルト15により取着されており、この
スピンドルヘッド3bの軸心近傍に設けられ、かつ、先
端側の径が基端側より小さい逆円錐形状孔の内径部14
がコレット10の前記外径部11に当接している。すな
わち、この内径部14と前記弾性部材室7とから逆円錐
形状穴が形成されており、この穴にコレット10が挿入
されている。これにより、コレット10は弾性部材8を
圧縮している。したがって、コレット10は常時弾性部
材8によって先端部側に付勢されており、スピンドルヘ
ッド3bの前記内径部14により縮径して工具40のク
ランプ軸41を把持するようになっている。
【0018】コレット10の下端面10aには移動部材
27が当接して配設されており、コレット10はこの移
動部材27を介して後述するコレット移動手段20によ
って上下方向に移動するようになっている。このとき、
移動部材27の上面27aが2点以上の箇所でコレット
10の下端面10aに当接しており、移動部材27から
の力はこの下端面10aに均等に加わるようになってい
る。また、移動部材27の中央部には工具40のクラン
プ軸41が貫通する孔28が設けられており、クランプ
軸41は孔28の中を抜き指し可能となっている。さら
に、スピンドルヘッド3bの外周部には面取り用の工具
16が設けられており、これによって面取りの精度を向
上させることができる。すなわち、本発明においては、
工具がストレート軸で把持されるので、工具交換時に軸
方向に取り付け位置誤差が生じる危険性がある。よっ
て、面取り用工具のように軸心方向の位置が重要である
工具に対しては、工具交換が不要な位置に設けている。
したがって、面取り用工具の位置は常時一定であり、面
取りの精度を向上させることができる。また、面取り工
具を別個に用意する必要はなく、工具の自動交換を行う
場合に構造が簡単になり、よって装置の簡素化が図れる
ようになっている。
【0019】次に、図2〜図4に基づいて、前記移動部
材27を介してコレット10を上下方向に移動させるコ
レット移動手段20について説明する。図2はコレット
チャック1の正面一部断面図であり、また図3は図2の
A−A断面図であり、図4は図2のB−B断面図であ
る。本体2の上部両側には一対のカム軸21,21が配
設されており、このカム軸21,21の各両端は軸受2
2,22により本体2に回転自在に取着されている。各
カム軸21には、第1歯車23が固設されている。ま
た、図2および図3に示すように、各カム軸21にはカ
ム軸21の軸芯X−Xに対して距離δだけ偏心した円形
のカム24が固設されており、このカム24には従節部
材25の係合孔25aが係合している。この係合孔25
aの内面と前記カム24の外周面とは上下方向で接触し
ており、左右方向の両面間には前記距離δより大きい隙
間25aが設けられている。したがって、各従節部材2
5は各カム軸21が180度回転することにより2δだ
け上下動する。各従節部材25にはそれぞれロッド26
の一端が固設されており、各ロッド26の他端は前記移
動部材27の左右両端部に取着されている。そして、各
ロッド26は本体2に設けられた左右の軸受部2a,2
aにより上下方向に摺動自在に支持されている。
【0020】さらに、図4に示すように、第2歯車軸3
0がカム軸21,21に並行して配設されており、本体
2に軸受31,32によって回転自在に支持されてい
る。また、この第2歯車軸30には左右に2個の第2歯
車33,33が取着されており、第2歯車33,33は
それぞれ第1歯車22,22に噛合している。そして、
第2歯車軸30の一端はモータ34の出力軸に連結され
ており、モータ34に取着された角度センサ(図示せ
ず)の角度信号を図示しない制御器が入力し、この制御
器によってモータ34の回転角度が制御されるようにな
っている。
【0021】次に、作動について説明する。通常状態に
おいては、コレット10は弾性部材8によって外径部1
1側に付勢され、クランプ孔12は縮径状態にある。こ
のとき、移動部材27の上面27aはコレット10の下
端面10aに当接しており、カム24,24の中心は軸
芯X−Xより距離δだけ下方にある。
【0022】コレット10に工具等をチャックさせる場
合には、モータ34を回転させ、第2歯車33および第
1歯車23を介してカム軸21を180°回転させる。
この回転に伴ってカム24,24も180°回転して従
節部材25を距離2δだけ上方に移動させ、ロッド26
を介して移動部材27を距離2δだけ上方に移動させ
る。したがって、コレット10が弾性部材8の付勢力に
打ち勝って上方に移動し、クランプ孔12の内径が拡が
る。このとき、移動部材27はその左右両端部を各ロッ
ド26により均一に引き上げられるため水平を保つこと
ができ、よって、コレット10の下端面10aに偏荷重
が加わることはなく、コレット10の軸心はクランプ孔
12の軸心に対して傾くことがない。次に、工具40の
クランプ軸41をクランプ孔12に挿入した後、モータ
34を180°回転させ、移動部材27を距離2δだけ
下方に移動させてコレット10を縮径させ、クランプ孔
12でクランプ軸41をクランプする。
【0023】図5は、工具40をコレット10でクラン
プした状態を示している。同図に示すように、工具40
のクランプ軸41の反対側の先端部には突起部42が設
けられている。上述したような本発明に係るコレットチ
ャック1を用いて工具を自動交換する場合、上記の突起
部42により工具40の正確な位置決めを行うことがで
き、よって工具交換を容易に、かつ、確実に行うことが
できる。すなわち、図6に示すように、工具40の突起
部42を工具保持器43の位置決め孔44に挿入するこ
とにより、工具40は所定位置に収納される。図6はコ
レット10を移動部材27により持ち上げてクランプ孔
12の内径を拡げた状態を示しているが、前述のように
この状態でコレット10の軸心はクランプ孔12の軸心
に対して傾いてない(同図では、鉛直方向を保ってい
る)ので、工具40のクランプ軸41及び突起部42の
軸心も鉛直方向を向いている。したがって、突起部42
の位置決めが容易となり、工具40をコレット10から
外す場合に、突起部42を工具保持器43の位置決め孔
44に容易に、かつ、確実に挿入することができる。
【0024】また、突起部42をこの位置決め孔44に
挿入したのち、工具40の下面45を工具保持器43の
上面46に当接させることによって、工具40のクラン
プ軸41が軸心方向(同図で、鉛直方向)に保持され
る。したがって、工具40をコレットチャック1でクラ
ンプする場合、前述のようにコレット10の軸心方向は
鉛直であるため、コレット10のクランプ孔12に前記
クランプ軸41を挿入することは容易となる。この結
果、コレット10からの工具40の脱着を容易に、か
つ、確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコレットチャックの側面断面図
である。
【図2】本発明に係わるコレットチャックの正面一部断
面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】本発明に係わり、工具をクランプした状態を示
す側面一部断面図である。
【図6】本発明に係わり、工具を工具保持器に保持した
状態を示す。
【符号の説明】
1 コレットチャック 2 本体 3 スピンドル 3a スピンドル本体 3b スピンドルヘッド 7 弾性部材室 8 弾性部材 10 コレット 10a 下端面 11 外径部 12 クランプ孔 13 割溝 14 内径部 16 面取り用工具 20 移動手段 21 カム軸 23 第1歯車 24 カム 25 従節部材 26 ロッド 27 移動部材 30 第2歯車軸 33 第2歯車 34 モータ 40 工具 41 クランプ軸 42 突起部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドル(3) の先端部に、円錐面状の
    外径部を有する円筒を割溝により分割成形して縮径可能
    に構成したコレットを挿入し、このコレットを円錐面側
    に付勢することにより縮径させて工具(40)をクランプす
    るコレットチャックにおいて、 本体(2) に回転自在に取着されたスピンドル(3) の先端
    部軸心近傍に設けられ、かつ、先端側の径が基端側より
    小さい逆円錐形状穴の内径部(14)と、 先端部の外周部に先端側の径が基端側より小さい逆円錐
    面の外径部(11)を有すると共に、軸心部に前記工具(40)
    が挿入される縮径可能なクランプ孔(12)を有し、かつ、
    前記スピンドル(3) の前記内径部(14)に挿入されて前記
    外径部(11)を前記内径部(14)に当接させるコレット(10)
    と、 前記スピンドル(3) の軸心上で、かつ、前記コレット(1
    0)とスピンドル(3) の前記内径部(14)の底部との間に、
    前記コレット(10)を前記外径部(11)側に付勢して縮径す
    る弾性部材(8) とを備えたことを特徴とするコレットチ
    ャック。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコレットチャックにおい
    て、 前記コレット(10)の下端面(10a) で前記クランプ孔(12)
    の外側の対向する少なくとも2点以上に当接するととも
    に、このコレット(10)の軸心方向で、かつ、前記弾性部
    材(8) の付勢力に打ち勝つ方向に前記コレット(10)を移
    動させて前記クランプ孔(12)の径を拡げ、前記工具(40)
    をアンクランプする移動手段(20)を備えたことを特徴と
    するコレットチャック。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコレットチャックにおい
    て、 前記移動手段(20)は、 前記本体(2) の両側に設けられ、回転駆動される一対の
    カム(24),(24)と、 それぞれのカム(24)に係合し、このカム(24)の回転に伴
    って上下動される従節部材(25)と、 この従節部材(25)に一端が取着された2つのロッド(2
    6),(26)と、 前記各ロッド(26)の他端に両端部が結合され、中央部が
    前記コレット(10)の下端面(10a) に対向する少なくとも
    2点以上で当接する移動部材(27)とを備えたことを特徴
    とするコレットチャック。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコレットチャックにおい
    て、 前記スピンドル(3) の外周部に面取り用の工具(16)を設
    けたことを特徴とするコレットチャック。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のコレットチャックにおい
    て、 前記コレット(10)でクランプされる工具(40)のクランプ
    軸(41)の反対側に、位置決め用の突起部(42)を設けたこ
    とを特徴とするコレットチャック。
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