JPH10243969A - 簡易便器構造を備えたベット - Google Patents
簡易便器構造を備えたベットInfo
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- JPH10243969A JPH10243969A JP8860397A JP8860397A JPH10243969A JP H10243969 A JPH10243969 A JP H10243969A JP 8860397 A JP8860397 A JP 8860397A JP 8860397 A JP8860397 A JP 8860397A JP H10243969 A JPH10243969 A JP H10243969A
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Abstract
はである椅子に座った時の状態とすることができかつ、
付添人や看護婦の負担を頗る軽減させることができる。 【構成】 ベット本体と、該ベット本体に載置されたマ
ット本体とよりなり、マット本体は人が臥した状態の時
その腰に当る部分に対して、頭及び背中に当る部分を上
方に折曲げることができ、かつ足に当る部分は腰に当る
部分に対して摺動できるようにすると共に、上記腰に当
る部分には人の尻の巾より小さい貫通孔を設けたこと。
Description
上で楽な姿勢で排泄行為を行うための排泄装置に関する
ものである。
排泄を希望する時に付添又は看護婦等を呼び、尿瓶や便
器を尻に宛てがってもらう通常である。しかしこの姿勢
は排泄行為には不向きである。また、上記、尿瓶や便器
を宛てがう時、また用済み後の後始末をして貰うのに、
その都度老人や病人を持上げる必要があり、これは老人
や病人にとっても付添又は看護婦にとって多大な負担と
なっているばかりか、不自然な体位で力を入れるため腰
痛の原因となっていた。
件発明者は長年の研究の結果、人が排泄行為をするとき
の姿勢は椅子に座った時の状態が、最も好ましい事を見
出した。即ち、この姿勢は直腸が上となり、肛門が下を
向くため腹筋および横隔膜作用による「いきみ」動作
と、下肢の「ふんばり」と殿部の支えによって、容易な
楽な排泄行為ができるようにしたものである。また付添
人や看護婦の負担を頗る軽減させることができたのであ
る。
本体と、該ベット本体に載置されたマット本体とよりな
り、マット本体は人が臥した状態の時その腰に当る部分
に対して、頭及び背中に当る部分を上方に折曲げること
ができ、かつ足に当る部分は腰に当る部分に対して摺動
できるようにすると共に、上記腰に当る部分には人の尻
巾より小さい貫通孔を設けたことである。
設けられた貫通孔の下方に、例えば洗面器やオマルのよ
うな汚物収容容器を置いておく。排出行為をなす時はま
ず、マット本体の頭及び背中に当る部分を適宜の手段で
垂直方向に持上げ、しかる後マット本体の足に当る部分
をベットの外方向に摺動させる。この場合足の部分を摺
動させてから、頭及び背中に当る部分を持上げても、同
時にこの操作を行っても差し支えない。
排泄行為ができる丁度椅子に座った状態となるのであ
る。なお、この状態にある人は上記マット本体の腰に当
る部分の貫通孔に尻の部分が位置しており、排泄物はこ
の貫通孔から収容容器に落下する。さらにこの発明の簡
易便器構造を備えたベットを使用すれば、排泄行為の都
度患者,老人などの体を持上げる必要がなくなり、付添
人や看護婦の負担を頗る軽減させることができたのであ
る。
する長梁と短梁とで構成された矩形状水平枠とこの水平
枠の四隅を支える支柱で構成されたベット本体と、この
ベット本体の何れか一方或いは双方梁は、上記マット本
体の腰に当る部分の先端からの足に当る部分方向に、少
なくとも人が通れる長さで切除し通路としたことも特徴
の1つである。
るのに付添人や看護婦さんはベット本体の一方の梁を跨
がらなければならなかったが、上記通路を設けたことに
より付添人や看護婦の収容容器交換作業が容易となった
のである。
人や患者の局部に宛てがわれ、寝たきりの老人や患者自
身が、寝た儘の状態で排泄できる装置を発明(平成7年
特許願第177918号)し、多大な好評を得た。本発
明はこの発明と併用することで、さらに多大な効果があ
る。
ことができる正面が開放された垂直断面略「L」字形の
便器本体と、この容器本体設けられバキューム装置と連
なる汚物吸い込み口と、昇降させる機構をもった便器本
体を、上記マット本体の貫通孔の真下に載置したもの
で、ことことも本発明の特徴である。
腰に当る部分に設けた貫通孔の真下に配置されるもので
あり、この便器本体を使用するには例えば遠隔スイッチ
で機構を駆動させ便器本体貫通孔上に上昇させ、続いて
便器本体の垂直部分を使用する者の股部に挟み、水平部
分は股部から尻の下方に当てがって排泄行為を行うもの
である。
に密に装着されるので使用中に排泄物が便器本体外に洩
れる虞はまずない。今排泄行為後の使用者の股部を洗浄
する場合、別途用意した給湯装置などからの洗滌水をシ
ャワー状に、または洗面器からの水を直接使用者の股部
にかけても、これら洗滌水は逐次バキューム装置の作用
で吸い込み口から吸引されるので、洗浄水は便器本体外
に洩れ出す虞がなくいつでも清潔に保てるようになった
のである。
(2)は該ベット本体(1)に載置されたマット本体で
ある。このマット本体(2)は、人が臥した状態の時そ
の腰に当る部分(3)と、頭及び背中に当る部分(4)
と、足に当る部分(5)からなる。
に対して、頭及び背中に当る部分(4)は、連結されて
いるも上方に折曲げることができる。この折り曲げる手
段或いは操作方法は、現在の病院ベットの殆どがそのよ
うに構成されているので割愛する。
(3)に対して、切り離された状態となっており、固定
された腰に当る部分(3)と同一線上でベット本体
(1)の外方向に摺動できる。この摺動させる手段或い
は操作方法は、例えば図示のようにベット本体(1)を
構成する対向枠(6)の対向面をレール(7)状とし、
これにマット本体(2)の足に当る部分(5)の両側端
辺を嵌合させ、摺動は手動であるいは電動で行うように
する。
腰に当る部分(3)に設けた貫通孔である。この貫通孔
(8)に位置は、患者や老人の尻に当る位置で、その大
きさは人の尻の巾より小さいものであることが肝要であ
る。また、貫通孔(8)の形状は図示のように横倒
「U」字型で、前方が開放(9)されてものとすること
が好ましい。さらに、図示してないがこの貫通孔(8)
と同じ外郭形状,同じ厚さの蓋が用意され、不使用時は
この蓋をしておく。
である。この容器(10)は、上記貫通孔(8)と同じ
外径の円筒形状で、上端部に外方向の鍔部(11)があ
る。而して、この鍔部(11)を上記貫通孔(8)に嵌
合させ、ベット本体(1)の表面部とマット本体(2)
の間に介在させる。なお、(12)はこの汚物の収容容
器(10)の蓋体である。
をなす時はまず、マット本体の頭及び背中に当る部分
(4)を適宜の手段で垂直方向に持上げ、しかる後マッ
ト本体(1)の足に当る部分(5)をベット本体(1)
の外方向に摺動させる。この結果、ベット本体(1)上
の人は、楽に排泄行為ができる丁度「椅子」に座ったの
と同じ状態となるのである。またこの時、この人は上記
貫通孔(8)に尻の部分が位置しており、排泄物はこの
貫通孔(8)から収容容器(10)に落下する。
たっきりの老人でも、看護婦さん等に排泄の都度付添い
を委ねることがなく、自分自身でも楽排泄行為が行える
のである。また付添人や看護婦さんも適当な時に、収容
容器(10)を新たなものとすればよく、その負担は従
来の手段との比において頗る軽減させることができたの
である。
体(2)を載置する為の夫々対向する長梁(13)と短
梁(14)とで構成された矩形状水平枠(15)と、こ
の水平枠(15)の四隅を支える支柱(16)で構成さ
れている。図3は、上記ベット本体(1)の改良例であ
る。
(13)は、上記マット本体(2)の腰に当る部分
(3)先端からの足に当る部分(5)方向に、少なくと
も人が通れるさで切除し、通路(17)としたものであ
る。
(13)切除した該切除部分の下方に設けた副支柱であ
る。なおこの実施例の場合マット本体(2)の足に当る
部分(5)は、キャスター(19)付きのテーブル状の
副ベット体(20)に載置されるようになすことが良
い。この場合このマット本体(2)を載置した副ベット
(20)の高さは、マット本体(2)を載置したベット
本体(1)の高さと同一であること勿論である。
0)を交換するのに、付添人や看護婦さんはベット本体
(1)の一方の梁(13)を跨がらなければならない
が、この実施例では図3の説明図で解る通り、上記通路
(17)を設けたから付添人や看護婦さんの収容容器
(10)を交換する作業が容易となったのである。
や布団で当該身体の排出部分を「所謂ジャブジュブ洗い
たい」という老人や患者の欲望を十分満たす装置発明し
多大な好評を得ている。
いるもので、本願発明とこの便器本体(21)を兼用す
るとより一層の効果を発揮する。即ちこの便器(21)
は、垂直部分を使用する者の股部に挟むことができる正
面が開放された垂直断面略「L」字形の便器本体(2
2)と、図示しないバキューム装置と連なる吸い込み口
(23)と、この便器本体(21)を昇降させる機構
(24)と、この機構(24)を駆動させる遠隔スイッ
チ(25)で構成されている。
ト本体(2)の腰に当る部分(3)に設けた貫通孔
(8)の真下に配置される。この便器本体(22)を使
用するには、遠隔スイッチ(25)で機構(24)を駆
動させ便器本体(22)貫通孔(8)上に上昇させる。
用する者の股部に挟み、水平部分は股部から尻の下方に
当てがうものであり、この場合便器本体(22)の上部
は、使用者の股部に密に装着されるので使用中に排泄物
が便器本体(22)外に洩れる虞はまずないが、図のよ
うに便器本体(22)の下方に受け皿(26)を設けて
おけば、仮令排泄物が便器本体(22)外に零れても、
該受け皿(26)で受け止めることができる。
合、別途用意した給湯装置などからの洗滌水をシャワー
状に、または洗面器からの水を直接使用者の股部にかけ
ても、これら洗滌水は逐次バキューム装置の作用で吸い
込み口(23)から吸引されるので、洗浄水は便器本体
(22)外に洩れ出す虞がなくいつでも清潔に保てるよ
うになったのである。
とき、もっとも楽な姿勢はである椅子に座った時の状態
とすることができかつ、付添人や看護婦の負担を頗る軽
減させることができたのである。
明図。
図。
明図。
明図。
明図。 1,ベット本体 2,マット本体 3,腰に当る部分 4,頭及び背中に当る部分 5,足に当る部分 6,対向枠 7,対向面をレール 8,貫通孔 9,開放 10,収容容器 17,通路
Claims (3)
- 【請求項1】 ベット本体と、該ベット本体に載置され
たマット本体とよりなり、マット本体は人が臥した状態
の時その腰に当る部分に対して、頭及び背中に当る部分
を上方に折曲げることができ、かつ足に当る部分は腰に
当る部分に対して摺動できるようにすると共に、上記腰
に当る部分には人の尻の巾より小さい貫通孔を設けたこ
とがことが特徴の簡易便器構造を備えたベット。 - 【請求項2】 マット本体を載置する為の夫々対向する
長梁と短梁とで構成された矩形状水平枠とこの水平枠の
四隅を支える支柱で構成されたベット本体と、このベッ
ト本体の何れか一方或いは双方の長梁は、上記マット本
体の腰に当る部分の先端からの足に当る部分方向に少な
くとも人が通れるさで切除し、通路としたことが特徴の
請求項1に示す簡易便器構造を備えたベット。 - 【請求項3】 垂直部分を使用する者の股部に挟むこと
ができる正面が開放された垂直断面略「L」字形の便器
本体と、この容器本体設けられバキューム装置と連なる
汚物吸い込み口と、昇降させる機構をもった便器本体
を、上記マット本体の貫通孔の真下に載置した請求項1
あるいは/もしくは2示す簡易便器構造を備えたベッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8860397A JPH10243969A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 簡易便器構造を備えたベット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8860397A JPH10243969A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 簡易便器構造を備えたベット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243969A true JPH10243969A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13947406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8860397A Ceased JPH10243969A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 簡易便器構造を備えたベット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10243969A (ja) |
-
1997
- 1997-03-03 JP JP8860397A patent/JPH10243969A/ja not_active Ceased
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