JPH10243917A - 内視鏡接続装置 - Google Patents
内視鏡接続装置Info
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- JPH10243917A JPH10243917A JP9053365A JP5336597A JPH10243917A JP H10243917 A JPH10243917 A JP H10243917A JP 9053365 A JP9053365 A JP 9053365A JP 5336597 A JP5336597 A JP 5336597A JP H10243917 A JPH10243917 A JP H10243917A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は撮像装置側と内視鏡接眼部との着脱機
構部分を簡素化し、部品点数の削減、組立性、メンテナ
ンス性、洗浄性の向上が図れ、内視鏡接眼部を安定確実
に固定できる内視鏡接続装置を提供することを最も主要
な特徴とする。 【解決手段】硬性鏡1の接眼部2とTVカメラ3との分
離状態から正規の接続位置まで硬性鏡1の接眼部2が移
動する移動軌道内に挿入される受圧部16を設け、硬性
鏡1の接眼部2の接続操作時に硬性鏡1の接眼部2の移
動動作中、硬性鏡1の接眼部2による受圧部16の動作
に連動し、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2を分離
不能な状態にロックするロック機構13を設けたもので
ある。
構部分を簡素化し、部品点数の削減、組立性、メンテナ
ンス性、洗浄性の向上が図れ、内視鏡接眼部を安定確実
に固定できる内視鏡接続装置を提供することを最も主要
な特徴とする。 【解決手段】硬性鏡1の接眼部2とTVカメラ3との分
離状態から正規の接続位置まで硬性鏡1の接眼部2が移
動する移動軌道内に挿入される受圧部16を設け、硬性
鏡1の接眼部2の接続操作時に硬性鏡1の接眼部2の移
動動作中、硬性鏡1の接眼部2による受圧部16の動作
に連動し、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2を分離
不能な状態にロックするロック機構13を設けたもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡接眼部に対
して例えばTVカメラや、各種アダプター等の所定の撮
像装置を着脱可能に連結させる内視鏡接続装置に関す
る。
して例えばTVカメラや、各種アダプター等の所定の撮
像装置を着脱可能に連結させる内視鏡接続装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡、例えば硬性鏡の接眼部
(アイピース)と外付TVカメラとの間を接続するマウ
ント部はワンタッチ着脱が可能で、かつ精度を出す構成
となっている。この種の内視鏡接続装置として、例えば
特開平7−47054号公報には接続装置本体に複数の
弾性爪部を設け、これらの弾性爪部によって硬性鏡の接
眼部を接続装置本体に係脱可能に係止する弾性爪部のみ
の固定構造が示されている。
(アイピース)と外付TVカメラとの間を接続するマウ
ント部はワンタッチ着脱が可能で、かつ精度を出す構成
となっている。この種の内視鏡接続装置として、例えば
特開平7−47054号公報には接続装置本体に複数の
弾性爪部を設け、これらの弾性爪部によって硬性鏡の接
眼部を接続装置本体に係脱可能に係止する弾性爪部のみ
の固定構造が示されている。
【0003】また、同公報には弾性爪部を硬性鏡の接眼
部の係止位置で固定する押え部材を接続装置本体に設け
た構成が示されている。この押え部材は弾性材料ででき
ている。さらに、この押え部材には弾性爪部を内方向に
押圧する複数の押え部が設けられている。そして、この
押え部材は押え部によって弾性爪部を内方向に押圧して
弾性爪部を係止位置で固定する固定位置と、押え部を弾
性爪部から外れた位置まで移動して弾性爪部の固定を解
除する固定解除位置との間で移動可能になっている。
部の係止位置で固定する押え部材を接続装置本体に設け
た構成が示されている。この押え部材は弾性材料ででき
ている。さらに、この押え部材には弾性爪部を内方向に
押圧する複数の押え部が設けられている。そして、この
押え部材は押え部によって弾性爪部を内方向に押圧して
弾性爪部を係止位置で固定する固定位置と、押え部を弾
性爪部から外れた位置まで移動して弾性爪部の固定を解
除する固定解除位置との間で移動可能になっている。
【0004】また、特開昭58−105223号公報に
は接続装置本体に硬性鏡の接眼部を係脱可能に係止する
係止部材を係止位置と係止解除位置との間で移動可能に
保持するとともに、係止部材を係止位置方向に付勢する
ばね部材と、このばね部材の付勢力に抗して係止部材を
係止解除位置方向に移動する係止解除手段とを備えた硬
性鏡の接眼部のロック手段を設けた構成が示されてい
る。
は接続装置本体に硬性鏡の接眼部を係脱可能に係止する
係止部材を係止位置と係止解除位置との間で移動可能に
保持するとともに、係止部材を係止位置方向に付勢する
ばね部材と、このばね部材の付勢力に抗して係止部材を
係止解除位置方向に移動する係止解除手段とを備えた硬
性鏡の接眼部のロック手段を設けた構成が示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−47054号公報のように弾性爪部によって硬性鏡
の接眼部を接続装置本体に係脱可能に係止する弾性爪部
のみの固定構造の場合には弾性爪部が比較的変形しやす
いので、硬性鏡の接眼部の固定が不安定になりやすく、
硬性鏡の接眼部の固定が解除されやすい問題がある。
7−47054号公報のように弾性爪部によって硬性鏡
の接眼部を接続装置本体に係脱可能に係止する弾性爪部
のみの固定構造の場合には弾性爪部が比較的変形しやす
いので、硬性鏡の接眼部の固定が不安定になりやすく、
硬性鏡の接眼部の固定が解除されやすい問題がある。
【0006】また、弾性爪部を硬性鏡の接眼部の係止位
置で固定する押え部材を接続装置本体に設けた場合には
硬性鏡の接眼部の固定を完全にするためには弾性爪部と
押え部材の押え部との間の位置関係を高精度に設定する
必要があるので、設計及び加工が難しくなる問題があ
る。
置で固定する押え部材を接続装置本体に設けた場合には
硬性鏡の接眼部の固定を完全にするためには弾性爪部と
押え部材の押え部との間の位置関係を高精度に設定する
必要があるので、設計及び加工が難しくなる問題があ
る。
【0007】さらに、全ての構成要素が弾性材料ででき
ているため、弾性爪部と押え部材の押え部との間の位置
決め精度が悪い場合には硬性鏡の接眼部の固定が不安定
になり、硬性鏡の接眼部が外れやすい問題がある。
ているため、弾性爪部と押え部材の押え部との間の位置
決め精度が悪い場合には硬性鏡の接眼部の固定が不安定
になり、硬性鏡の接眼部が外れやすい問題がある。
【0008】また、特開昭58−105223号公報の
場合には硬性鏡の接眼部のロック手段にはばね部材が組
み込まれているので、ロック手段の構成が複雑になり、
コスト高になる問題がある。
場合には硬性鏡の接眼部のロック手段にはばね部材が組
み込まれているので、ロック手段の構成が複雑になり、
コスト高になる問題がある。
【0009】さらに、ロック手段内に組み込まれたばね
部材の周囲には洗浄液が流れる隙間が少ないので、消毒
前の洗浄処理に手間がかかり、その作業に時間がかかる
問題がある。
部材の周囲には洗浄液が流れる隙間が少ないので、消毒
前の洗浄処理に手間がかかり、その作業に時間がかかる
問題がある。
【0010】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、撮像装置のマウント部と内視鏡接眼部
との間の着脱機構部分の構造を簡素化することができ、
部品点数の削減、組立性、メンテナンス性、洗浄性の向
上が図れ、かつ内視鏡接眼部を安定確実に固定すること
ができる内視鏡接続装置を提供することにある。
で、その目的は、撮像装置のマウント部と内視鏡接眼部
との間の着脱機構部分の構造を簡素化することができ、
部品点数の削減、組立性、メンテナンス性、洗浄性の向
上が図れ、かつ内視鏡接眼部を安定確実に固定すること
ができる内視鏡接続装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は内視鏡接眼部と
所定の撮像装置との間を着脱可能に接続する内視鏡用接
続装置において、前記内視鏡接眼部と前記撮像装置との
間が分離されている状態から前記内視鏡接眼部の接合面
と前記撮像装置側の接合面とが接合される正規の接続位
置まで前記内視鏡接眼部が移動する移動軌道内に挿脱可
能に挿入される受圧部と、前記内視鏡接眼部の接続操作
時に前記移動軌道に沿って前記内視鏡接眼部が移動する
動作中に、前記内視鏡接眼部によって前記受圧部が前記
移動軌道から外れる位置に押し出される動作に連動し、
前記正規の接続位置で前記内視鏡接眼部を前記撮像装置
側から分離不能な状態にロックするロック手段とを具備
したことを特徴する内視鏡用接続装置である。そして、
内視鏡接眼部と撮像装置との間を接続する接続操作時に
は移動軌道に沿って内視鏡接眼部が移動する動作中に、
内視鏡接眼部によって受圧部が移動軌道から外れる位置
に押し出される動作に連動して正規の接続位置でロック
手段によって内視鏡接眼部を撮像装置側から分離不能な
状態にロックするようにしたものである。
所定の撮像装置との間を着脱可能に接続する内視鏡用接
続装置において、前記内視鏡接眼部と前記撮像装置との
間が分離されている状態から前記内視鏡接眼部の接合面
と前記撮像装置側の接合面とが接合される正規の接続位
置まで前記内視鏡接眼部が移動する移動軌道内に挿脱可
能に挿入される受圧部と、前記内視鏡接眼部の接続操作
時に前記移動軌道に沿って前記内視鏡接眼部が移動する
動作中に、前記内視鏡接眼部によって前記受圧部が前記
移動軌道から外れる位置に押し出される動作に連動し、
前記正規の接続位置で前記内視鏡接眼部を前記撮像装置
側から分離不能な状態にロックするロック手段とを具備
したことを特徴する内視鏡用接続装置である。そして、
内視鏡接眼部と撮像装置との間を接続する接続操作時に
は移動軌道に沿って内視鏡接眼部が移動する動作中に、
内視鏡接眼部によって受圧部が移動軌道から外れる位置
に押し出される動作に連動して正規の接続位置でロック
手段によって内視鏡接眼部を撮像装置側から分離不能な
状態にロックするようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1(A)〜(D)を参照して説明する。図1(A)
は図1(C),(D)に示すように内視鏡、例えば硬性
鏡1の接眼部2に対して所定の撮像装置、例えば外付T
Vカメラ3を着脱可能に連結させる本実施の形態の内視
鏡接続装置4全体の概略構成を示すものである。
を図1(A)〜(D)を参照して説明する。図1(A)
は図1(C),(D)に示すように内視鏡、例えば硬性
鏡1の接眼部2に対して所定の撮像装置、例えば外付T
Vカメラ3を着脱可能に連結させる本実施の形態の内視
鏡接続装置4全体の概略構成を示すものである。
【0013】ここで、硬性鏡1には体内に挿入される細
長い挿入部5の基端部にこの挿入部5よりも大径な接眼
部2が連結されている。この接眼部2の端縁部には挿入
部5よりも大径な接眼レンズ保持部2aが配設されてい
る。この接眼レンズ保持部2aと挿入部5の基端部との
間には接眼レンズ保持部2a側から挿入部5側に向かう
にしたがって外径寸法が徐々に小さくなるテーパ面2b
が形成されている。
長い挿入部5の基端部にこの挿入部5よりも大径な接眼
部2が連結されている。この接眼部2の端縁部には挿入
部5よりも大径な接眼レンズ保持部2aが配設されてい
る。この接眼レンズ保持部2aと挿入部5の基端部との
間には接眼レンズ保持部2a側から挿入部5側に向かう
にしたがって外径寸法が徐々に小さくなるテーパ面2b
が形成されている。
【0014】また、内視鏡接続装置4には接続装置本体
である鏡筒部6が設けられている。この鏡筒部6の基端
部にはTVカメラ3側に着脱可能に連結されるカメラ連
結部7が設けられている。さらに、鏡筒部6の先端部に
は硬性鏡1の接眼部2が着脱可能に連結される内視鏡連
結部8が設けられている。
である鏡筒部6が設けられている。この鏡筒部6の基端
部にはTVカメラ3側に着脱可能に連結されるカメラ連
結部7が設けられている。さらに、鏡筒部6の先端部に
は硬性鏡1の接眼部2が着脱可能に連結される内視鏡連
結部8が設けられている。
【0015】また、内視鏡連結部8には略有底円筒状の
接眼部受け9が設けられている。この接眼部受け9の筒
内には硬性鏡1の接眼部2が挿入されるようになってい
る。さらに、接眼部受け9の底部には硬性鏡1の接眼部
2の端面と接合される内視鏡接合面10が配設されてい
る。この内視鏡接合面10の中央部位にはレンズユニッ
ト11が配設されている。そして、内視鏡連結部8に硬
性鏡1の接眼部2が挿入され、内視鏡接合面10に硬性
鏡1の接眼部2の端面が接合される正規の接続位置で、
内視鏡接合面10の中央のレンズユニット11は接眼部
2の接眼レンズ12と対向配置されるようになってい
る。
接眼部受け9が設けられている。この接眼部受け9の筒
内には硬性鏡1の接眼部2が挿入されるようになってい
る。さらに、接眼部受け9の底部には硬性鏡1の接眼部
2の端面と接合される内視鏡接合面10が配設されてい
る。この内視鏡接合面10の中央部位にはレンズユニッ
ト11が配設されている。そして、内視鏡連結部8に硬
性鏡1の接眼部2が挿入され、内視鏡接合面10に硬性
鏡1の接眼部2の端面が接合される正規の接続位置で、
内視鏡接合面10の中央のレンズユニット11は接眼部
2の接眼レンズ12と対向配置されるようになってい
る。
【0016】また、内視鏡連結部8には正規の接続位置
で硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3から分離不能な状
態にロックするロック機構(ロック手段)13が設けら
れている。このロック機構13には複数、本実施の形態
では3つの弾性爪部14が設けられている。各弾性爪部
14は図1(C)に示すように略C字状に屈曲形成され
ている。
で硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3から分離不能な状
態にロックするロック機構(ロック手段)13が設けら
れている。このロック機構13には複数、本実施の形態
では3つの弾性爪部14が設けられている。各弾性爪部
14は図1(C)に示すように略C字状に屈曲形成され
ている。
【0017】また、内視鏡連結部8の接眼部受け9の周
壁部9aには弾性爪部14と同数、本実施の形態では3
つの爪部挿入穴15が設けられている。ここで、3つの
爪部挿入穴15は接眼部受け9の周壁部9aの周方向に
等間隔に配置されている。そして、この爪部挿入穴15
内に弾性爪部14が挿入されている。
壁部9aには弾性爪部14と同数、本実施の形態では3
つの爪部挿入穴15が設けられている。ここで、3つの
爪部挿入穴15は接眼部受け9の周壁部9aの周方向に
等間隔に配置されている。そして、この爪部挿入穴15
内に弾性爪部14が挿入されている。
【0018】さらに、各弾性爪部14の基端部には受圧
部16が設けられている。この受圧部16は硬性鏡1の
接眼部2とTVカメラ3との間が分離されている状態か
ら硬性鏡1の接眼部2の接合面とTVカメラ3の接合面
とが接合される正規の接続位置まで硬性鏡1の接眼部2
が移動する移動軌道内に挿脱可能に挿入されるようにな
っている。なお、受圧部16には抜け止めピン17が外
向きに突設されている。
部16が設けられている。この受圧部16は硬性鏡1の
接眼部2とTVカメラ3との間が分離されている状態か
ら硬性鏡1の接眼部2の接合面とTVカメラ3の接合面
とが接合される正規の接続位置まで硬性鏡1の接眼部2
が移動する移動軌道内に挿脱可能に挿入されるようにな
っている。なお、受圧部16には抜け止めピン17が外
向きに突設されている。
【0019】また、各弾性爪部14の先端部には硬性鏡
1の接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に挿
入された状態で接眼部2のテーパ面2bに当接する押圧
部18が設けられている。
1の接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に挿
入された状態で接眼部2のテーパ面2bに当接する押圧
部18が設けられている。
【0020】さらに、各弾性爪部14における各爪部挿
入穴15への挿入部19は図1(B)に示すように略台
形状に形成されている。そして、各弾性爪部14の挿入
部19の両側面には先端側(硬性鏡1の接眼部2の挿入
口側)に向かうにしたがって徐々に細くなるテーパ面2
0が形成されている。
入穴15への挿入部19は図1(B)に示すように略台
形状に形成されている。そして、各弾性爪部14の挿入
部19の両側面には先端側(硬性鏡1の接眼部2の挿入
口側)に向かうにしたがって徐々に細くなるテーパ面2
0が形成されている。
【0021】さらに、各爪部挿入穴15には図1(B)
に示すように略台形状の開口部が形成されている。そし
て、各爪部挿入穴15の開口部両側面には先端側(硬性
鏡1の接眼部2の挿入口側)に向かうにしたがって幅寸
法が徐々に小さくなるテーパ面21が形成されている。
に示すように略台形状の開口部が形成されている。そし
て、各爪部挿入穴15の開口部両側面には先端側(硬性
鏡1の接眼部2の挿入口側)に向かうにしたがって幅寸
法が徐々に小さくなるテーパ面21が形成されている。
【0022】ここで、各爪部挿入穴15の開口部の基端
部側の両側面間の距離は各弾性爪部14の幅寸法よりも
充分に大きくなるように設定されている。これにより、
各爪部挿入穴15の開口部の基端部側では図1(C)に
示すように各弾性爪部14を移動自在な状態で保持する
ようになっている。また、各爪部挿入穴15の開口部の
先端部側の両側面間の距離は各弾性爪部14の幅寸法よ
りも小さくなるように設定されている。そして、各爪部
挿入穴15の開口部の先端部側では両側面のテーパ面2
1間に各弾性爪部14の両側面のテーパ面20が圧接さ
れる状態で嵌合され、図1(D)に示すように各弾性爪
部14を移動不能な状態に係止する係止部22が形成さ
れている。
部側の両側面間の距離は各弾性爪部14の幅寸法よりも
充分に大きくなるように設定されている。これにより、
各爪部挿入穴15の開口部の基端部側では図1(C)に
示すように各弾性爪部14を移動自在な状態で保持する
ようになっている。また、各爪部挿入穴15の開口部の
先端部側の両側面間の距離は各弾性爪部14の幅寸法よ
りも小さくなるように設定されている。そして、各爪部
挿入穴15の開口部の先端部側では両側面のテーパ面2
1間に各弾性爪部14の両側面のテーパ面20が圧接さ
れる状態で嵌合され、図1(D)に示すように各弾性爪
部14を移動不能な状態に係止する係止部22が形成さ
れている。
【0023】また、内視鏡連結部8の底部の内視鏡接合
面10には各弾性爪部14の抜け止めピン17が挿入さ
れる3つの穴部23が形成されている。そして、各弾性
爪部14の抜け止めピン17が各穴部23に挿入される
ことにより、内視鏡連結部8の各爪部挿入穴15から各
弾性爪部14が抜け落ちることが防止されている。
面10には各弾性爪部14の抜け止めピン17が挿入さ
れる3つの穴部23が形成されている。そして、各弾性
爪部14の抜け止めピン17が各穴部23に挿入される
ことにより、内視鏡連結部8の各爪部挿入穴15から各
弾性爪部14が抜け落ちることが防止されている。
【0024】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、本実施の形態のロック機構13は硬性鏡1の接眼
部2が内視鏡連結部8に連結されていない非連結状態で
は図1(C)に示すように各弾性爪部14が各爪部挿入
穴15の開口部の基端部側に移動され、各弾性爪部14
の受圧部16が内視鏡連結部8の底部の内視鏡接合面1
0よりも先端側に突出された待機位置で保持される。
まず、本実施の形態のロック機構13は硬性鏡1の接眼
部2が内視鏡連結部8に連結されていない非連結状態で
は図1(C)に示すように各弾性爪部14が各爪部挿入
穴15の開口部の基端部側に移動され、各弾性爪部14
の受圧部16が内視鏡連結部8の底部の内視鏡接合面1
0よりも先端側に突出された待機位置で保持される。
【0025】また、硬性鏡1の接眼部2とTVカメラ3
との間を接続する接続操作時には内視鏡接続装置4のカ
メラ連結部7にTVカメラ3が着脱可能に連結され、内
視鏡接続装置4の内視鏡連結部8に硬性鏡1の接眼部2
が着脱可能に連結される。ここで、硬性鏡1の接眼部2
を内視鏡連結部8に連結する作業時には内視鏡連結部8
の接眼部受け9内に硬性鏡1の接眼部2を光軸方向に沿
って押し込む。このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動
作にともない弾性爪部14の受圧部16が硬性鏡1の接
眼部2の端面によって直接押され、弾性爪部14の受圧
部16が図1(C)中で右方向に移動する。
との間を接続する接続操作時には内視鏡接続装置4のカ
メラ連結部7にTVカメラ3が着脱可能に連結され、内
視鏡接続装置4の内視鏡連結部8に硬性鏡1の接眼部2
が着脱可能に連結される。ここで、硬性鏡1の接眼部2
を内視鏡連結部8に連結する作業時には内視鏡連結部8
の接眼部受け9内に硬性鏡1の接眼部2を光軸方向に沿
って押し込む。このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動
作にともない弾性爪部14の受圧部16が硬性鏡1の接
眼部2の端面によって直接押され、弾性爪部14の受圧
部16が図1(C)中で右方向に移動する。
【0026】さらに、この弾性爪部14の受圧部16の
移動動作にともない弾性爪部14の先端の押圧部18が
硬性鏡1の接眼部2のテーパ面2bに当接される。この
とき、図1(D)に示すように各弾性爪部14は各爪部
挿入穴15の開口部の先端部の係止部22側に移動され
る。これにより、各爪部挿入穴15の開口部の先端部側
両側面のテーパ面21間に各弾性爪部14の両側面のテ
ーパ面20が圧接される状態で嵌合され、各弾性爪部1
4が移動不能な状態に係止される。この状態では各弾性
爪部14にある力を加えない限り、硬性鏡1の接眼部2
は内視鏡連結部8内から外れなくなる。これにより、硬
性鏡1の接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置
に挿入された状態で保持される。
移動動作にともない弾性爪部14の先端の押圧部18が
硬性鏡1の接眼部2のテーパ面2bに当接される。この
とき、図1(D)に示すように各弾性爪部14は各爪部
挿入穴15の開口部の先端部の係止部22側に移動され
る。これにより、各爪部挿入穴15の開口部の先端部側
両側面のテーパ面21間に各弾性爪部14の両側面のテ
ーパ面20が圧接される状態で嵌合され、各弾性爪部1
4が移動不能な状態に係止される。この状態では各弾性
爪部14にある力を加えない限り、硬性鏡1の接眼部2
は内視鏡連結部8内から外れなくなる。これにより、硬
性鏡1の接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置
に挿入された状態で保持される。
【0027】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態では各弾性爪部1
4の挿入部19の両側面に先端側(硬性鏡1の接眼部2
の挿入口側)に向かうにしたがって徐々に細くなるテー
パ面20を形成するとともに、各爪部挿入穴15の開口
部両側面に先端側(硬性鏡1の接眼部2の挿入口側)に
向かうにしたがって幅寸法が徐々に小さくなるテーパ面
21を形成し、硬性鏡1の接眼部2が内視鏡連結部8内
の正規の接続位置に挿入された状態では各弾性爪部14
が各爪部挿入穴15の開口部の先端部の係止部22側に
移動されることにより、各爪部挿入穴15の開口部の先
端部側両側面のテーパ面21間に各弾性爪部14の両側
面のテーパ面20が圧接される状態で嵌合され、各弾性
爪部14が移動不能な状態に係止するロック機構13を
設けた。そのため、本実施の形態では硬性鏡1の接眼部
2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に挿入された状
態で係止するロック機構13は弾性部材同士の係合によ
る硬性鏡1の固定構造ではないため、確実な固定が可能
となる。
果を奏する。すなわち、本実施の形態では各弾性爪部1
4の挿入部19の両側面に先端側(硬性鏡1の接眼部2
の挿入口側)に向かうにしたがって徐々に細くなるテー
パ面20を形成するとともに、各爪部挿入穴15の開口
部両側面に先端側(硬性鏡1の接眼部2の挿入口側)に
向かうにしたがって幅寸法が徐々に小さくなるテーパ面
21を形成し、硬性鏡1の接眼部2が内視鏡連結部8内
の正規の接続位置に挿入された状態では各弾性爪部14
が各爪部挿入穴15の開口部の先端部の係止部22側に
移動されることにより、各爪部挿入穴15の開口部の先
端部側両側面のテーパ面21間に各弾性爪部14の両側
面のテーパ面20が圧接される状態で嵌合され、各弾性
爪部14が移動不能な状態に係止するロック機構13を
設けた。そのため、本実施の形態では硬性鏡1の接眼部
2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に挿入された状
態で係止するロック機構13は弾性部材同士の係合によ
る硬性鏡1の固定構造ではないため、確実な固定が可能
となる。
【0028】また、本実施の形態のロック機構13はば
ね部材などを使用する従来の複雑なロック機構に比べて
構成を簡素化することができるので、部品点数の削減、
組立性、メンテナンス性、洗浄性の向上が図れる。
ね部材などを使用する従来の複雑なロック機構に比べて
構成を簡素化することができるので、部品点数の削減、
組立性、メンテナンス性、洗浄性の向上が図れる。
【0029】さらに、内視鏡接続装置4の内視鏡連結部
8を従来に比べて単純な形状にすることができるので、
洗浄作業を容易にすることができ、かつ内視鏡接続装置
4のコストダウンを図ることができる。
8を従来に比べて単純な形状にすることができるので、
洗浄作業を容易にすることができ、かつ内視鏡接続装置
4のコストダウンを図ることができる。
【0030】また、図2(A),(B)は本発明の第2
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)参照)の3つの弾性爪
部14の外面にそれぞれ図2(B)に示すように止め具
用の係止溝31を設け、硬性鏡1の接眼部2が内視鏡連
結部8内の正規の接続位置に挿入され、第1の実施の形
態のロック機構13によってロックされた状態で、その
係止溝31にリング状の弾性止め具32を引っかける構
成にしたものである。
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)参照)の3つの弾性爪
部14の外面にそれぞれ図2(B)に示すように止め具
用の係止溝31を設け、硬性鏡1の接眼部2が内視鏡連
結部8内の正規の接続位置に挿入され、第1の実施の形
態のロック機構13によってロックされた状態で、その
係止溝31にリング状の弾性止め具32を引っかける構
成にしたものである。
【0031】そこで、上記構成のものにあっては硬性鏡
1の接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に装
着された際に、第1の実施の形態のロック機構13によ
るロックに加えて、弾性止め具32によって3つの弾性
爪部14の開動作を防止できるので、硬性鏡1の接眼部
2と内視鏡連結部8との間の連結を一層確実にすること
ができる。
1の接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に装
着された際に、第1の実施の形態のロック機構13によ
るロックに加えて、弾性止め具32によって3つの弾性
爪部14の開動作を防止できるので、硬性鏡1の接眼部
2と内視鏡連結部8との間の連結を一層確実にすること
ができる。
【0032】また、図3(A)〜(D)は本発明の第3
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)参照)の内視鏡接続装
置4における内視鏡連結部8のロック機構13とは異な
る構成のロック機構41を設けたものである。
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)参照)の内視鏡接続装
置4における内視鏡連結部8のロック機構13とは異な
る構成のロック機構41を設けたものである。
【0033】すなわち、本実施の形態のロック機構41
には複数、本実施の形態では3つの弾性爪部42と、こ
の弾性爪部42を開閉駆動する駆動機構43とが設けら
れている。ここで、弾性爪部42の駆動機構43には硬
性鏡1の接眼部2とTVカメラ3との間が分離されてい
る状態から硬性鏡1の接眼部2の接合面とTVカメラ3
側の内視鏡接合面10とが接合される正規の接続位置ま
で硬性鏡1の接眼部2が移動する移動軌道内に挿脱可能
に挿入される棒状の3つの受圧部44と、各受圧部44
の動作を各弾性爪部42に伝達する3つの連結棒45と
が設けられている。
には複数、本実施の形態では3つの弾性爪部42と、こ
の弾性爪部42を開閉駆動する駆動機構43とが設けら
れている。ここで、弾性爪部42の駆動機構43には硬
性鏡1の接眼部2とTVカメラ3との間が分離されてい
る状態から硬性鏡1の接眼部2の接合面とTVカメラ3
側の内視鏡接合面10とが接合される正規の接続位置ま
で硬性鏡1の接眼部2が移動する移動軌道内に挿脱可能
に挿入される棒状の3つの受圧部44と、各受圧部44
の動作を各弾性爪部42に伝達する3つの連結棒45と
が設けられている。
【0034】また、内視鏡連結部8の内視鏡接合面10
には複数、本実施の形態では3つのガイド穴46が形成
されている。各ガイド穴46内にはそれぞれ受圧部44
が図3(C),(D)中で、上下方向に向けて突没自在
に挿入されている。
には複数、本実施の形態では3つのガイド穴46が形成
されている。各ガイド穴46内にはそれぞれ受圧部44
が図3(C),(D)中で、上下方向に向けて突没自在
に挿入されている。
【0035】さらに、受圧部44の一側面には連結ピン
ガイド溝47が形成されている。この連結ピンガイド溝
47は図3(C),(D)中で、上側の溝端部が外側位
置、下側の溝端部が内側位置にそれぞれ配置される状態
で斜めに形成されている。
ガイド溝47が形成されている。この連結ピンガイド溝
47は図3(C),(D)中で、上側の溝端部が外側位
置、下側の溝端部が内側位置にそれぞれ配置される状態
で斜めに形成されている。
【0036】また、連結棒45の内端部には第1の連結
ピン48の一端部が固定されている。この第1の連結ピ
ン48の他端部は受圧部44の連結ピンガイド溝47に
挿入されている。そして、受圧部44がガイド穴46に
沿って図3(C),(D)中で、上下方向に向けて突没
動作する動作に連動して連結ピンガイド溝47に沿って
第1の連結ピン48がスライド動作し、連結棒45が図
3(C),(D)中で、左右方向にスライドされるよう
になっている。
ピン48の一端部が固定されている。この第1の連結ピ
ン48の他端部は受圧部44の連結ピンガイド溝47に
挿入されている。そして、受圧部44がガイド穴46に
沿って図3(C),(D)中で、上下方向に向けて突没
動作する動作に連動して連結ピンガイド溝47に沿って
第1の連結ピン48がスライド動作し、連結棒45が図
3(C),(D)中で、左右方向にスライドされるよう
になっている。
【0037】さらに、連結棒45の外端部側には弾性爪
部42の下端部が第2の連結ピン49を介して回動自在
に連結されている。ここで、内視鏡連結部8の外周面に
は3箇所の切欠部50が形成されている。そして、各切
欠部50にはそれぞれ連結棒45の外端部側と弾性爪部
42の下端部との連結部が配置されている。したがっ
て、連結棒45が図3(C),(D)中で、左右方向に
スライドされる動作に連動して弾性爪部42が図3
(C)に示す開位置と、図3(D)に示す閉位置との間
で移動操作されるようになっている。
部42の下端部が第2の連結ピン49を介して回動自在
に連結されている。ここで、内視鏡連結部8の外周面に
は3箇所の切欠部50が形成されている。そして、各切
欠部50にはそれぞれ連結棒45の外端部側と弾性爪部
42の下端部との連結部が配置されている。したがっ
て、連結棒45が図3(C),(D)中で、左右方向に
スライドされる動作に連動して弾性爪部42が図3
(C)に示す開位置と、図3(D)に示す閉位置との間
で移動操作されるようになっている。
【0038】また、内視鏡連結部8の上には各弾性爪部
42を係脱可能に係止する回転リング51が回転可能に
連結されている。この回転リング51の内周面には図3
(B)に示すように内方向に突出する3つの凸部52が
突設されている。そして、硬性鏡1の接眼部2が内視鏡
連結部8内の正規の接続位置に連結され、弾性爪部42
が図3(D)に示す閉位置に移動操作された状態で回転
リング51を回転操作し、回転リング51の3つの凸部
52を各弾性爪部42を係止する位置まで移動すること
により、弾性爪部42が図3(D)に示す閉位置でロッ
クされ、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカ
メラ3から分離不能な状態にロックするようになってい
る。
42を係脱可能に係止する回転リング51が回転可能に
連結されている。この回転リング51の内周面には図3
(B)に示すように内方向に突出する3つの凸部52が
突設されている。そして、硬性鏡1の接眼部2が内視鏡
連結部8内の正規の接続位置に連結され、弾性爪部42
が図3(D)に示す閉位置に移動操作された状態で回転
リング51を回転操作し、回転リング51の3つの凸部
52を各弾性爪部42を係止する位置まで移動すること
により、弾性爪部42が図3(D)に示す閉位置でロッ
クされ、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカ
メラ3から分離不能な状態にロックするようになってい
る。
【0039】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、本実施の形態のロック機構41は硬性鏡1の接眼
部2が内視鏡連結部8に連結されていない非連結状態の
待機位置では図3(C)に示すように3つの受圧部44
が内視鏡連結部8の内視鏡接合面10のガイド穴46の
外部に突出された状態で保持される。このとき、各弾性
爪部42は内視鏡接合面10に対して略直角方向に起立
された開位置で保持され、第1の連結ピン48が連結ピ
ンガイド溝47の下端部位置に配置された状態で保持さ
れる。
まず、本実施の形態のロック機構41は硬性鏡1の接眼
部2が内視鏡連結部8に連結されていない非連結状態の
待機位置では図3(C)に示すように3つの受圧部44
が内視鏡連結部8の内視鏡接合面10のガイド穴46の
外部に突出された状態で保持される。このとき、各弾性
爪部42は内視鏡接合面10に対して略直角方向に起立
された開位置で保持され、第1の連結ピン48が連結ピ
ンガイド溝47の下端部位置に配置された状態で保持さ
れる。
【0040】また、硬性鏡1の接眼部2を内視鏡連結部
8に連結する作業時には内視鏡連結部8の接眼部受け9
内に硬性鏡1の接眼部2を光軸方向に沿って押し込む。
このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動作にともない3
つの受圧部44が硬性鏡1の接眼部2の端面によって直
接押圧される。これにより、3つの受圧部44がガイド
穴46に沿って図3(C)中で、下方向に移動する。
8に連結する作業時には内視鏡連結部8の接眼部受け9
内に硬性鏡1の接眼部2を光軸方向に沿って押し込む。
このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動作にともない3
つの受圧部44が硬性鏡1の接眼部2の端面によって直
接押圧される。これにより、3つの受圧部44がガイド
穴46に沿って図3(C)中で、下方向に移動する。
【0041】さらに、このときの3つの受圧部44の下
降動作に連動して連結ピンガイド溝47に沿って第1の
連結ピン48がスライド動作し、連結棒45が図3
(C)中で、外方向にスライド操作される。また、この
連結棒45のスライド動作に連動して弾性爪部42が図
3(C)に示す開位置から図3(D)に示す閉位置に移
動操作される。このとき、第1の連結ピン48は連結ピ
ンガイド溝47の上端部位置に移動され、弾性爪部42
の自由端部(上端部)は硬性鏡1の接眼部2のテーパ面
2bに当接される。
降動作に連動して連結ピンガイド溝47に沿って第1の
連結ピン48がスライド動作し、連結棒45が図3
(C)中で、外方向にスライド操作される。また、この
連結棒45のスライド動作に連動して弾性爪部42が図
3(C)に示す開位置から図3(D)に示す閉位置に移
動操作される。このとき、第1の連結ピン48は連結ピ
ンガイド溝47の上端部位置に移動され、弾性爪部42
の自由端部(上端部)は硬性鏡1の接眼部2のテーパ面
2bに当接される。
【0042】その後、回転リング51が回転操作され
る。そして、この回転リング51の3つの凸部52によ
って各弾性爪部42を係止する位置まで移動することに
より、弾性爪部42が図3(D)に示す閉位置でロック
され、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカメ
ラ3から分離不能な状態にロックされる。
る。そして、この回転リング51の3つの凸部52によ
って各弾性爪部42を係止する位置まで移動することに
より、弾性爪部42が図3(D)に示す閉位置でロック
され、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカメ
ラ3から分離不能な状態にロックされる。
【0043】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態のロック機構41
では回転駆動される回転リング51を設け、硬性鏡1の
接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に挿入さ
れた状態では回転リング51の3つの凸部52によって
各弾性爪部42を係止する位置まで移動することによ
り、弾性爪部42が図3(D)に示す閉位置でロックさ
れ、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ
3から分離不能な状態にロックされるようにしたので、
本実施の形態のロック機構41でも第1の実施の形態の
ロック機構13と同様に弾性部材同士の係合による硬性
鏡1の固定構造ではないため、確実な固定が可能とな
る。
果を奏する。すなわち、本実施の形態のロック機構41
では回転駆動される回転リング51を設け、硬性鏡1の
接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に挿入さ
れた状態では回転リング51の3つの凸部52によって
各弾性爪部42を係止する位置まで移動することによ
り、弾性爪部42が図3(D)に示す閉位置でロックさ
れ、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ
3から分離不能な状態にロックされるようにしたので、
本実施の形態のロック機構41でも第1の実施の形態の
ロック機構13と同様に弾性部材同士の係合による硬性
鏡1の固定構造ではないため、確実な固定が可能とな
る。
【0044】また、本実施の形態のロック機構41はば
ね部材などを使用する従来の複雑なロック機構に比べて
構成を簡素化することができるので、部品点数の削減、
組立性、メンテナンス性、洗浄性の向上が図れる。
ね部材などを使用する従来の複雑なロック機構に比べて
構成を簡素化することができるので、部品点数の削減、
組立性、メンテナンス性、洗浄性の向上が図れる。
【0045】また、図4(A)は本発明の第4の実施の
形態を示すものである。本実施の形態は第3の実施の形
態(図3(A)〜(D)参照)の回転リング51の内周
面の3つの凸部52に代えて、回転リング51の内周面
に3つの凹部61を形成し、硬性鏡1の接眼部2と内視
鏡連結部8との間のロックの解除をする時に回転リング
51を回転させ、弾性爪部42を凹部61に逃がす構成
にしたものである。本実施の形態でも第3の実施の形態
と同様の効果が得られる。
形態を示すものである。本実施の形態は第3の実施の形
態(図3(A)〜(D)参照)の回転リング51の内周
面の3つの凸部52に代えて、回転リング51の内周面
に3つの凹部61を形成し、硬性鏡1の接眼部2と内視
鏡連結部8との間のロックの解除をする時に回転リング
51を回転させ、弾性爪部42を凹部61に逃がす構成
にしたものである。本実施の形態でも第3の実施の形態
と同様の効果が得られる。
【0046】また、図4(B)は本発明の第5の実施の
形態を示すものである。本実施の形態は第3の実施の形
態(図3(A)〜(D)参照)の回転リング51式のロ
ック機構41とは異なる構成のロック機構71を設けた
ものである。
形態を示すものである。本実施の形態は第3の実施の形
態(図3(A)〜(D)参照)の回転リング51式のロ
ック機構41とは異なる構成のロック機構71を設けた
ものである。
【0047】すなわち、本実施の形態のロック機構71
には回転しない内視鏡連結部8の接眼部受け9の周壁部
9aに弾性爪部42と同数、本実施の形態では3つの連
結棒挿入穴72が形成されている。この連結棒挿入穴7
2の開口部両側面には外周面側(図4(B)中で、上
側)に向かうにしたがって幅寸法が徐々に小さくなるテ
ーパ面73が形成されている。さらに、この連結棒挿入
穴72内に挿入される各連結棒45の外端部の両側面に
は外端側(図4(B)中で、上側)に向かうにしたがっ
て徐々に細くなるテーパ面74が形成されている。
には回転しない内視鏡連結部8の接眼部受け9の周壁部
9aに弾性爪部42と同数、本実施の形態では3つの連
結棒挿入穴72が形成されている。この連結棒挿入穴7
2の開口部両側面には外周面側(図4(B)中で、上
側)に向かうにしたがって幅寸法が徐々に小さくなるテ
ーパ面73が形成されている。さらに、この連結棒挿入
穴72内に挿入される各連結棒45の外端部の両側面に
は外端側(図4(B)中で、上側)に向かうにしたがっ
て徐々に細くなるテーパ面74が形成されている。
【0048】そして、本実施の形態では硬性鏡1の接眼
部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に挿入された
場合に、第3の実施の形態と同様に3つの受圧部44の
下降動作に連動して連結棒45が図4(B)中で、上方
向にスライド移動される際に、各連結棒挿入穴72の開
口部の先端部側両側面のテーパ面73間に各連結棒45
の両側面のテーパ面74が圧接される状態で嵌合され、
各連結棒45が移動不能な状態に係止されることによ
り、弾性爪部42が図3(D)に示す閉位置でロックさ
れ、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ
3から分離不能な状態にロックされるようになってい
る。
部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に挿入された
場合に、第3の実施の形態と同様に3つの受圧部44の
下降動作に連動して連結棒45が図4(B)中で、上方
向にスライド移動される際に、各連結棒挿入穴72の開
口部の先端部側両側面のテーパ面73間に各連結棒45
の両側面のテーパ面74が圧接される状態で嵌合され、
各連結棒45が移動不能な状態に係止されることによ
り、弾性爪部42が図3(D)に示す閉位置でロックさ
れ、正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ
3から分離不能な状態にロックされるようになってい
る。
【0049】そこで、本実施の形態では各連結棒挿入穴
72の開口部の先端部側両側面のテーパ面73と各連結
棒45の両側面のテーパ面74との間の嵌合部によって
正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側
から分離不能な状態にロックするロック機構71を設け
たので、第3の実施の形態の回転リング51を省略する
ことができる。そのため、本実施の形態のロック機構7
1は第3の実施の形態のロック機構41に比べて構成部
品数を少なくすることができ、全体のコスト低下を図る
ことができる。
72の開口部の先端部側両側面のテーパ面73と各連結
棒45の両側面のテーパ面74との間の嵌合部によって
正規の接続位置で硬性鏡1の接眼部2をTVカメラ3側
から分離不能な状態にロックするロック機構71を設け
たので、第3の実施の形態の回転リング51を省略する
ことができる。そのため、本実施の形態のロック機構7
1は第3の実施の形態のロック機構41に比べて構成部
品数を少なくすることができ、全体のコスト低下を図る
ことができる。
【0050】また、図5(A),(B)は本発明の第6
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第3の
実施の形態(図3(A)〜(D)参照)の3つの弾性爪
部42の外面にそれぞれ図5(B)に示すように止め具
用の係止溝81を設け、硬性鏡1の接眼部2が内視鏡連
結部8内の正規の接続位置に挿入され、第3の実施の形
態のロック機構41によってロックされた状態で、その
係止溝81にリング状の弾性止め具82を引っかける構
成にしたものである。
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第3の
実施の形態(図3(A)〜(D)参照)の3つの弾性爪
部42の外面にそれぞれ図5(B)に示すように止め具
用の係止溝81を設け、硬性鏡1の接眼部2が内視鏡連
結部8内の正規の接続位置に挿入され、第3の実施の形
態のロック機構41によってロックされた状態で、その
係止溝81にリング状の弾性止め具82を引っかける構
成にしたものである。
【0051】そこで、上記構成のものにあっては硬性鏡
1の接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に装
着された際に、第3の実施の形態のロック機構41によ
るロックに加えて、弾性止め具82によって3つの弾性
爪部42の開動作を防止できるので、硬性鏡1の接眼部
2と内視鏡連結部8との間の連結を一層確実にすること
ができる。
1の接眼部2が内視鏡連結部8内の正規の接続位置に装
着された際に、第3の実施の形態のロック機構41によ
るロックに加えて、弾性止め具82によって3つの弾性
爪部42の開動作を防止できるので、硬性鏡1の接眼部
2と内視鏡連結部8との間の連結を一層確実にすること
ができる。
【0052】また、図6(A),(B)は本発明の第7
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第3の
実施の形態(図3(A)〜(D)参照)の各弾性爪部4
2と各連結棒45とを一体化した変形可能なロック用爪
部91を設けたものである。このロック用爪部91の基
端部には連結ピン92の一端部が固定されている。この
連結ピン92の他端部は第3の実施の形態の受圧部44
の連結ピンガイド溝47に挿入されている。
の実施の形態を示すものである。本実施の形態は第3の
実施の形態(図3(A)〜(D)参照)の各弾性爪部4
2と各連結棒45とを一体化した変形可能なロック用爪
部91を設けたものである。このロック用爪部91の基
端部には連結ピン92の一端部が固定されている。この
連結ピン92の他端部は第3の実施の形態の受圧部44
の連結ピンガイド溝47に挿入されている。
【0053】さらに、ロック用爪部91の先端部側は内
視鏡連結部8の接眼部受け9の内部側に延出されてい
る。また、内視鏡連結部8の接眼部受け9の入口側の開
口部にはロック用爪部91の先端部を内方向にガイドす
る突起部93が内方向に向けて突設されている。
視鏡連結部8の接眼部受け9の内部側に延出されてい
る。また、内視鏡連結部8の接眼部受け9の入口側の開
口部にはロック用爪部91の先端部を内方向にガイドす
る突起部93が内方向に向けて突設されている。
【0054】そして、本実施の形態のロック用爪部91
は受圧部44がガイド穴46に沿って図6(A),
(B)中で、上下方向に向けて突没動作する動作に連動
してロック用爪部91が図6(A)に示すように略J字
状に屈曲されたロック解除時形状と、図6(B)に示す
ように略U字状に屈曲されたロック時形状とに変形され
るようになっている。
は受圧部44がガイド穴46に沿って図6(A),
(B)中で、上下方向に向けて突没動作する動作に連動
してロック用爪部91が図6(A)に示すように略J字
状に屈曲されたロック解除時形状と、図6(B)に示す
ように略U字状に屈曲されたロック時形状とに変形され
るようになっている。
【0055】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、本実施の形態では硬性鏡1の接眼部2が内視鏡連
結部8に連結されていない非連結状態の待機位置では図
6(A)に示すように3つの受圧部44が内視鏡連結部
8の内視鏡接合面10のガイド穴46の外部に突出され
た状態で保持される。このとき、ロック用爪部91は図
6(A)に示すように略J字状に屈曲されたロック解除
時形状で保持され、各ロック用爪部91の先端部は接眼
部受け9の周壁部側に引込められた状態で保持されると
ともに、連結ピン92が連結ピンガイド溝47の下端部
位置に配置された状態で保持される。
まず、本実施の形態では硬性鏡1の接眼部2が内視鏡連
結部8に連結されていない非連結状態の待機位置では図
6(A)に示すように3つの受圧部44が内視鏡連結部
8の内視鏡接合面10のガイド穴46の外部に突出され
た状態で保持される。このとき、ロック用爪部91は図
6(A)に示すように略J字状に屈曲されたロック解除
時形状で保持され、各ロック用爪部91の先端部は接眼
部受け9の周壁部側に引込められた状態で保持されると
ともに、連結ピン92が連結ピンガイド溝47の下端部
位置に配置された状態で保持される。
【0056】また、硬性鏡1の接眼部2を内視鏡連結部
8に連結する作業時には内視鏡連結部8の接眼部受け9
内に硬性鏡1の接眼部2を光軸方向に沿って押し込む。
このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動作にともない3
つの受圧部44が硬性鏡1の接眼部2の端面によって直
接押圧される。これにより、3つの受圧部44がガイド
穴46に沿って図6(A)中で、下方向に移動する。
8に連結する作業時には内視鏡連結部8の接眼部受け9
内に硬性鏡1の接眼部2を光軸方向に沿って押し込む。
このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動作にともない3
つの受圧部44が硬性鏡1の接眼部2の端面によって直
接押圧される。これにより、3つの受圧部44がガイド
穴46に沿って図6(A)中で、下方向に移動する。
【0057】さらに、このときの3つの受圧部44の下
降動作に連動して連結ピンガイド溝47に沿って連結ピ
ン92がスライド動作し、ロック用爪部91の基端部が
外方向に押しだし操作される。また、このロック用爪部
91の基端部の動作に連動してこのロック用爪部91の
先端部が図6(A)に示す開位置から図6(B)に示す
閉位置に移動操作される。このとき、連結ピン92は連
結ピンガイド溝47の上端部位置に移動され、図6
(B)に示すようにロック用爪部91は略U字状に屈曲
されたロック時形状に変形されて、ロック用爪部91の
先端部(上端部)は硬性鏡1の接眼部2のテーパ面2b
に当接される。これにより、正規の接続位置で硬性鏡1
の接眼部2がTVカメラ3から分離不能な状態にロック
される。
降動作に連動して連結ピンガイド溝47に沿って連結ピ
ン92がスライド動作し、ロック用爪部91の基端部が
外方向に押しだし操作される。また、このロック用爪部
91の基端部の動作に連動してこのロック用爪部91の
先端部が図6(A)に示す開位置から図6(B)に示す
閉位置に移動操作される。このとき、連結ピン92は連
結ピンガイド溝47の上端部位置に移動され、図6
(B)に示すようにロック用爪部91は略U字状に屈曲
されたロック時形状に変形されて、ロック用爪部91の
先端部(上端部)は硬性鏡1の接眼部2のテーパ面2b
に当接される。これにより、正規の接続位置で硬性鏡1
の接眼部2がTVカメラ3から分離不能な状態にロック
される。
【0058】そこで、本実施の形態でも第3の実施の形
態と同様の効果が得られる。さらに、本実施の形態では
第3の実施の形態の各弾性爪部42と各連結棒45とを
一体化した変形可能なロック用爪部91を設けたので、
第3の実施の形態のロック機構41に比べて構成部品数
を少なくすることができ、全体のコスト低下を図ること
ができる。
態と同様の効果が得られる。さらに、本実施の形態では
第3の実施の形態の各弾性爪部42と各連結棒45とを
一体化した変形可能なロック用爪部91を設けたので、
第3の実施の形態のロック機構41に比べて構成部品数
を少なくすることができ、全体のコスト低下を図ること
ができる。
【0059】また、図7は本発明の第8の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第3の実施の形態(図
3(A)〜(D)参照)のように硬性鏡1の光軸方向に
沿って移動する3つの受圧部44に代えて、硬性鏡1の
光軸Oの方向と直交する方向に移動する3つの受圧部1
01を設けたものである。
示すものである。本実施の形態は第3の実施の形態(図
3(A)〜(D)参照)のように硬性鏡1の光軸方向に
沿って移動する3つの受圧部44に代えて、硬性鏡1の
光軸Oの方向と直交する方向に移動する3つの受圧部1
01を設けたものである。
【0060】ここで、各受圧部101の内端部には硬性
鏡1の接眼部2が当接される傾斜面102が形成されて
いる。さらに、各受圧部101の外端部には弾性爪部1
03の基端部がピン104を中心に回動可能に連結され
ている。
鏡1の接眼部2が当接される傾斜面102が形成されて
いる。さらに、各受圧部101の外端部には弾性爪部1
03の基端部がピン104を中心に回動可能に連結され
ている。
【0061】そして、本実施の形態では硬性鏡1の接眼
部2が内視鏡連結部8に連結されていない非連結状態の
待機位置では図7に示すように3つの受圧部101が内
視鏡連結部8の内側位置に移動した待機状態で保持され
る。このとき、各弾性爪部103は内視鏡接合面10に
対して略直角方向に起立された開位置で保持される。
部2が内視鏡連結部8に連結されていない非連結状態の
待機位置では図7に示すように3つの受圧部101が内
視鏡連結部8の内側位置に移動した待機状態で保持され
る。このとき、各弾性爪部103は内視鏡接合面10に
対して略直角方向に起立された開位置で保持される。
【0062】また、硬性鏡1の接眼部2を内視鏡連結部
8に連結する作業時には内視鏡連結部8の接眼部受け9
内に硬性鏡1の接眼部2を光軸方向に沿って押し込む。
このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動作にともない3
つの受圧部101の傾斜面102が硬性鏡1の接眼部2
の端面によって直接押圧される。これにより、3つの受
圧部101が図7中で、硬性鏡1の光軸Oの方向と直交
する外側方向に移動する。
8に連結する作業時には内視鏡連結部8の接眼部受け9
内に硬性鏡1の接眼部2を光軸方向に沿って押し込む。
このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動作にともない3
つの受圧部101の傾斜面102が硬性鏡1の接眼部2
の端面によって直接押圧される。これにより、3つの受
圧部101が図7中で、硬性鏡1の光軸Oの方向と直交
する外側方向に移動する。
【0063】さらに、このときの3つの受圧部101の
動作に連動して弾性爪部103が図7に示す開位置から
図示しない閉位置に移動操作され、弾性爪部103の自
由端部(上端部)は硬性鏡1の接眼部2のテーパ面2b
に当接される。
動作に連動して弾性爪部103が図7に示す開位置から
図示しない閉位置に移動操作され、弾性爪部103の自
由端部(上端部)は硬性鏡1の接眼部2のテーパ面2b
に当接される。
【0064】なお、硬性鏡1の接眼部2を内視鏡連結部
8の正規の接続位置にロックする方法としては、第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)参照)のロック機構1
3や、第3の実施の形態(図3(A)〜(D)参照)の
ロック機構41を採用すればよい。これにより、弾性爪
部104が閉位置でロックされ、正規の接続位置で硬性
鏡1の接眼部2をTVカメラ3から分離不能な状態にロ
ックされる。上記構成の本実施の形態でも第3の実施の
形態と同様の効果が得られる。
8の正規の接続位置にロックする方法としては、第1の
実施の形態(図1(A)〜(D)参照)のロック機構1
3や、第3の実施の形態(図3(A)〜(D)参照)の
ロック機構41を採用すればよい。これにより、弾性爪
部104が閉位置でロックされ、正規の接続位置で硬性
鏡1の接眼部2をTVカメラ3から分離不能な状態にロ
ックされる。上記構成の本実施の形態でも第3の実施の
形態と同様の効果が得られる。
【0065】また、図8は本発明の第9の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図
1(A)〜(D)参照)の内視鏡接続装置4における内
視鏡連結部8の接眼部受け9を複数に分割し、そのうち
のいずれかの分割要素を接眼部受け9の内視鏡接合面1
0とともに一体化した接眼部受け9の本体111を形成
するとともに、他の分割要素によって接眼部受け構成体
である可倒式の弾性爪部112を形成したものである。
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図
1(A)〜(D)参照)の内視鏡接続装置4における内
視鏡連結部8の接眼部受け9を複数に分割し、そのうち
のいずれかの分割要素を接眼部受け9の内視鏡接合面1
0とともに一体化した接眼部受け9の本体111を形成
するとともに、他の分割要素によって接眼部受け構成体
である可倒式の弾性爪部112を形成したものである。
【0066】ここで、弾性爪部112は接眼部受け9の
本体111に対してヒンジ部113を介して開閉可能に
連結されている。また、弾性爪部112には接眼部受け
9の内視鏡接合面10の一部を構成する受圧部114が
設けられている。
本体111に対してヒンジ部113を介して開閉可能に
連結されている。また、弾性爪部112には接眼部受け
9の内視鏡接合面10の一部を構成する受圧部114が
設けられている。
【0067】さらに、この弾性爪部112には2つの係
合凸部115,116が突設されている。一方の係合凸
部115は接眼部受け9の本体111における入口側に
配置される係合穴117に係脱可能に係合されるように
なっている。さらに、他方の係合凸部116は受圧部1
14の下面に突設され、接眼部受け9の本体111にお
ける弾性爪部112の受部118に形成された係合穴1
19に係脱可能に係合されるようになっている。
合凸部115,116が突設されている。一方の係合凸
部115は接眼部受け9の本体111における入口側に
配置される係合穴117に係脱可能に係合されるように
なっている。さらに、他方の係合凸部116は受圧部1
14の下面に突設され、接眼部受け9の本体111にお
ける弾性爪部112の受部118に形成された係合穴1
19に係脱可能に係合されるようになっている。
【0068】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、本実施の形態の内視鏡接続装置4の使用時には予
め図8に示すように接眼部受け9の本体111に対して
弾性爪部112をヒンジ部113を介して開操作した状
態で硬性鏡1の接眼部2を接眼部受け9の本体111に
挿入する。このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動作に
ともない弾性爪部112の受圧部114が硬性鏡1の接
眼部2の端面によって直接押圧される。
まず、本実施の形態の内視鏡接続装置4の使用時には予
め図8に示すように接眼部受け9の本体111に対して
弾性爪部112をヒンジ部113を介して開操作した状
態で硬性鏡1の接眼部2を接眼部受け9の本体111に
挿入する。このときの硬性鏡1の接眼部2の移動動作に
ともない弾性爪部112の受圧部114が硬性鏡1の接
眼部2の端面によって直接押圧される。
【0069】これにより、弾性爪部112の受圧部11
4が接眼部受け9の本体111の受部118に接合され
る状態で、弾性爪部112が接眼部受け9の本体111
に連結される。このとき、弾性爪部112の一方の係合
凸部115が接眼部受け9の本体111における入口側
に配置される係合穴117に係合され、かつ他方の係合
凸部116が接眼部受け9の本体111における弾性爪
部112の受部118に形成された係合穴119に係合
されるまで硬性鏡1の接眼部2を弾性爪部112の受圧
部114に強く押し付けることにより、硬性鏡1の接眼
部2を接眼部受け9にワンタッチで接続することができ
る。
4が接眼部受け9の本体111の受部118に接合され
る状態で、弾性爪部112が接眼部受け9の本体111
に連結される。このとき、弾性爪部112の一方の係合
凸部115が接眼部受け9の本体111における入口側
に配置される係合穴117に係合され、かつ他方の係合
凸部116が接眼部受け9の本体111における弾性爪
部112の受部118に形成された係合穴119に係合
されるまで硬性鏡1の接眼部2を弾性爪部112の受圧
部114に強く押し付けることにより、硬性鏡1の接眼
部2を接眼部受け9にワンタッチで接続することができ
る。
【0070】そこで、本実施の形態では固定式の接眼部
受け9の本体111に連結される可倒式の弾性爪部11
2を設けたので、内視鏡接続装置4における内視鏡連結
部8の接眼部受け9の構造を簡素化し、構成部品数を少
なくすることができる。そのため、低コスト化を図るこ
とができるとともに、洗浄作業の手間を軽減することが
できる。
受け9の本体111に連結される可倒式の弾性爪部11
2を設けたので、内視鏡接続装置4における内視鏡連結
部8の接眼部受け9の構造を簡素化し、構成部品数を少
なくすることができる。そのため、低コスト化を図るこ
とができるとともに、洗浄作業の手間を軽減することが
できる。
【0071】また、図9は本発明の第10の実施の形態
を示すものである。本実施の形態は内視鏡接続装置4に
おける内視鏡連結部8の接眼部受け9を複数の構成要素
に分割し、全ての分割要素によって第9の実施の形態
(図8参照)の弾性爪部112と同様の構成の可倒式の
弾性爪部121を形成したものである。ここで、全ての
可倒式の弾性爪部121は接眼部受け9の本体122に
対してヒンジ部123を介して開閉可能に連結されてい
る。また、各弾性爪部121には接眼部受け9の内視鏡
接合面10の一部を構成する受圧部124が設けられて
いる。
を示すものである。本実施の形態は内視鏡接続装置4に
おける内視鏡連結部8の接眼部受け9を複数の構成要素
に分割し、全ての分割要素によって第9の実施の形態
(図8参照)の弾性爪部112と同様の構成の可倒式の
弾性爪部121を形成したものである。ここで、全ての
可倒式の弾性爪部121は接眼部受け9の本体122に
対してヒンジ部123を介して開閉可能に連結されてい
る。また、各弾性爪部121には接眼部受け9の内視鏡
接合面10の一部を構成する受圧部124が設けられて
いる。
【0072】さらに、各弾性爪部121には係合凸部1
25が突設されている。そして、各弾性爪部121の係
合凸部125は受圧部124の下面に突設され、接眼部
受け9の本体122における弾性爪部121の受部12
6に形成された係合穴127に係脱可能に係合されるよ
うになっている。
25が突設されている。そして、各弾性爪部121の係
合凸部125は受圧部124の下面に突設され、接眼部
受け9の本体122における弾性爪部121の受部12
6に形成された係合穴127に係脱可能に係合されるよ
うになっている。
【0073】そこで、本実施の形態では接眼部受け9の
本体122に連結される可倒式の弾性爪部121を設け
たので、内視鏡接続装置4における内視鏡連結部8の接
眼部受け9の構造を簡素化し、構成部品数を少なくする
ことができる。そのため、低コスト化を図ることができ
るとともに、洗浄作業の手間を軽減することができる。
本体122に連結される可倒式の弾性爪部121を設け
たので、内視鏡接続装置4における内視鏡連結部8の接
眼部受け9の構造を簡素化し、構成部品数を少なくする
ことができる。そのため、低コスト化を図ることができ
るとともに、洗浄作業の手間を軽減することができる。
【0074】さらに、本実施の形態では特に内視鏡連結
部8の接眼部受け9を複数の構成要素に分割し、全ての
分割要素によって可倒式の弾性爪部121を形成したの
で、接眼部受け9の本体122に対して全ての弾性爪部
121をヒンジ部123を介して開操作した際に硬性鏡
1の接眼部2を挿入する挿入口の開口面積を広くするこ
とができる。そのため、硬性鏡1の接眼部2を内視鏡連
結部8の接眼部受け9に挿入する挿入操作の操作性を高
めることができる。
部8の接眼部受け9を複数の構成要素に分割し、全ての
分割要素によって可倒式の弾性爪部121を形成したの
で、接眼部受け9の本体122に対して全ての弾性爪部
121をヒンジ部123を介して開操作した際に硬性鏡
1の接眼部2を挿入する挿入口の開口面積を広くするこ
とができる。そのため、硬性鏡1の接眼部2を内視鏡連
結部8の接眼部受け9に挿入する挿入操作の操作性を高
めることができる。
【0075】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
【0076】記 (付記項1) 内視鏡接眼部を所定の光学系に対して接
続可能に構成された接続装置本体を備えた内視鏡用接続
装置において、前記内視鏡接眼部を前記接続装置本体に
当接、固定可能とする固定部材と、前記内視鏡接眼部を
前記接続装置本体に当接、固定した位置で前記固定部材
を位置決め、保持する保持手段と、前記内視鏡接眼部を
前記接続装置本体方向に挿入することにより押圧部が当
接、押圧され、押圧部に連動した前記固定部材を前記内
視鏡接眼部と当接させるように設けられた押圧部とを具
備したことを特徴する内視鏡用接続装置。
続可能に構成された接続装置本体を備えた内視鏡用接続
装置において、前記内視鏡接眼部を前記接続装置本体に
当接、固定可能とする固定部材と、前記内視鏡接眼部を
前記接続装置本体に当接、固定した位置で前記固定部材
を位置決め、保持する保持手段と、前記内視鏡接眼部を
前記接続装置本体方向に挿入することにより押圧部が当
接、押圧され、押圧部に連動した前記固定部材を前記内
視鏡接眼部と当接させるように設けられた押圧部とを具
備したことを特徴する内視鏡用接続装置。
【0077】(付記項2) 前記保持手段は弾性保持爪
とその係合部とからなる付記項1記載の内視鏡用接続装
置。 (付記項3) 前記保持手段はテーパ状の溝部とテーパ
部を有する前記固定部材の嵌合から付記項1記載の内視
鏡用接続装置。
とその係合部とからなる付記項1記載の内視鏡用接続装
置。 (付記項3) 前記保持手段はテーパ状の溝部とテーパ
部を有する前記固定部材の嵌合から付記項1記載の内視
鏡用接続装置。
【0078】(付記項4) スコープを光軸方向に押し
込むことにより移動し、スコープを押えつける弾性爪部
と、スコープを押さえつけた位置で弾性爪部を固定する
機構を有することを特徴とするアダプター。
込むことにより移動し、スコープを押えつける弾性爪部
と、スコープを押さえつけた位置で弾性爪部を固定する
機構を有することを特徴とするアダプター。
【0079】(付記項4の解決しようとする課題) 従
来のアダプターのスコープ取付部は複雑な形状であっ
た。そのため、洗浄に手間がかかるという問題があっ
た。また、コスト面でもコストアップの要因となってい
た。
来のアダプターのスコープ取付部は複雑な形状であっ
た。そのため、洗浄に手間がかかるという問題があっ
た。また、コスト面でもコストアップの要因となってい
た。
【0080】(付記項4の目的) アダプターのスコー
プ取付部を単純な形状にし、洗浄を容易にすると共にコ
ストダウンをはかることを目的とする。 (付記項5) スコープを光軸方向に押し込むことによ
り移動する凸部材と、その凸部材の移動によりスコープ
を押さえつける弾性爪部と、弾性爪部の移動を補助する
作用点をもつ部材と、スコープを押さえつけた位置で弾
性爪部を固定する機構を有することを特徴とするアダプ
ター。
プ取付部を単純な形状にし、洗浄を容易にすると共にコ
ストダウンをはかることを目的とする。 (付記項5) スコープを光軸方向に押し込むことによ
り移動する凸部材と、その凸部材の移動によりスコープ
を押さえつける弾性爪部と、弾性爪部の移動を補助する
作用点をもつ部材と、スコープを押さえつけた位置で弾
性爪部を固定する機構を有することを特徴とするアダプ
ター。
【0081】(付記項5の解決しようとする課題) 従
来のアダプターのスコープ取付部は複雑な形状であっ
た。そのため、洗浄に手間がかかるという問題があっ
た。また、コスト面でもコストアップの要因となってい
た。
来のアダプターのスコープ取付部は複雑な形状であっ
た。そのため、洗浄に手間がかかるという問題があっ
た。また、コスト面でもコストアップの要因となってい
た。
【0082】(付記項5の目的) アダプターのスコー
プ取付部を単純な形状にし、洗浄を容易にすると共に、
コストダウンをはかることを目的とする。 (付記項6) アダプターのスコープ取付け用マウント
部を弾性部材とし、スコープのアイピース付き当て面を
含むスコープホルダー部を可倒式にすることにより、ア
ダプターのスコープ側レンズ光軸と同方向からスコープ
をマウントへ挿入し、前記ホルダー端部に設けたツメが
ロックするまでスコープを前記スコープホルダーのアイ
ピース付き当て面に押し付けることにより、スコープを
ワンタッチで接続できることを特徴とする内視鏡用接続
装置。
プ取付部を単純な形状にし、洗浄を容易にすると共に、
コストダウンをはかることを目的とする。 (付記項6) アダプターのスコープ取付け用マウント
部を弾性部材とし、スコープのアイピース付き当て面を
含むスコープホルダー部を可倒式にすることにより、ア
ダプターのスコープ側レンズ光軸と同方向からスコープ
をマウントへ挿入し、前記ホルダー端部に設けたツメが
ロックするまでスコープを前記スコープホルダーのアイ
ピース付き当て面に押し付けることにより、スコープを
ワンタッチで接続できることを特徴とする内視鏡用接続
装置。
【0083】(付記項6の解決しようとする課題) ス
コープとアダプターをワンタッチで着脱することができ
るが、複雑な構造であるためコストアップの要因とな
り、更にユーザーが洗浄する際に手間の掛かる要因でも
あった。
コープとアダプターをワンタッチで着脱することができ
るが、複雑な構造であるためコストアップの要因とな
り、更にユーザーが洗浄する際に手間の掛かる要因でも
あった。
【0084】(付記項6の目的) スコープとアダプタ
ーとの着脱の容易さを損なう事なく、その接続装置の構
造をシンプルにして低コスト化を図り、ユーザーの洗浄
作業の手間を省く目的とした。
ーとの着脱の容易さを損なう事なく、その接続装置の構
造をシンプルにして低コスト化を図り、ユーザーの洗浄
作業の手間を省く目的とした。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば撮像装置のマウント部と
内視鏡接眼部との間の着脱機構部分の構造を簡素化する
ことができ、部品点数の削減、組立性、メンテナンス
性、洗浄性の向上が図れ、かつ内視鏡接眼部を安定確実
に固定することができる。
内視鏡接眼部との間の着脱機構部分の構造を簡素化する
ことができ、部品点数の削減、組立性、メンテナンス
性、洗浄性の向上が図れ、かつ内視鏡接眼部を安定確実
に固定することができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すもので、
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は弾性爪部
の係止部を示す要部の横断面図、(C)は硬性鏡の接眼
部と接続装置本体との接続前の状態を示す要部の縦断面
図、(D)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体との接続状
態を示す要部の縦断面図。
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は弾性爪部
の係止部を示す要部の横断面図、(C)は硬性鏡の接眼
部と接続装置本体との接続前の状態を示す要部の縦断面
図、(D)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体との接続状
態を示す要部の縦断面図。
【図2】 本発明の第2の実施の形態を示すもので、
(A)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体との接続状態を
示す要部の縦断面図、(B)は弾性止め具と弾性爪部と
の係合部を示す要部の縦断面図。
(A)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体との接続状態を
示す要部の縦断面図、(B)は弾性止め具と弾性爪部と
の係合部を示す要部の縦断面図。
【図3】 本発明の第3の実施の形態を示すもので、
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は回転リン
グの横断面図、(C)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体
との接続前の状態を示す要部の縦断面図、(D)は硬性
鏡の接眼部と接続装置本体との接続状態を示す要部の縦
断面図。
(A)は接続装置本体を示す斜視図、(B)は回転リン
グの横断面図、(C)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体
との接続前の状態を示す要部の縦断面図、(D)は硬性
鏡の接眼部と接続装置本体との接続状態を示す要部の縦
断面図。
【図4】 (A)は本発明の第4の実施の形態を示す回
転リングの横断面図、(B)は本発明の第5の実施の形
態を示す接続装置本体と連結棒との係合部を示す要部の
横断面図。
転リングの横断面図、(B)は本発明の第5の実施の形
態を示す接続装置本体と連結棒との係合部を示す要部の
横断面図。
【図5】 本発明の第6の実施の形態を示すもので、
(A)は弾性止め具と弾性爪部との係合状態を示す斜視
図、(B)は弾性止め具と弾性爪部との係合部を示す要
部の縦断面図。
(A)は弾性止め具と弾性爪部との係合状態を示す斜視
図、(B)は弾性止め具と弾性爪部との係合部を示す要
部の縦断面図。
【図6】 本発明の第7の実施の形態を示すもので、
(A)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体との接続前の状
態を示す要部の縦断面図、(B)は硬性鏡の接眼部と接
続装置本体との接続状態を示す要部の縦断面図。
(A)は硬性鏡の接眼部と接続装置本体との接続前の状
態を示す要部の縦断面図、(B)は硬性鏡の接眼部と接
続装置本体との接続状態を示す要部の縦断面図。
【図7】 本発明の第8の実施の形態を示す要部の縦断
面図。
面図。
【図8】 本発明の第9の実施の形態を示す要部の縦断
面図。
面図。
【図9】 本発明の第10の実施の形態を示す要部の縦
断面図。
断面図。
1 硬性鏡(内視鏡) 2 接眼部 3 外付TVカメラ(撮像装置) 10 内視鏡接合面 13、41、71 ロック機構(ロック手段) 16 受圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 仁 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大町 健二 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字狼山3 番地1 白河オリンパス株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡接眼部と所定の撮像装置との間を
着脱可能に接続する内視鏡用接続装置において、 前記内視鏡接眼部と前記撮像装置との間が分離されてい
る状態から前記内視鏡接眼部の接合面と前記撮像装置側
の接合面とが接合される正規の接続位置まで前記内視鏡
接眼部が移動する移動軌道内に挿脱可能に挿入される受
圧部と、 前記内視鏡接眼部の接続操作時に前記移動軌道に沿って
前記内視鏡接眼部が移動する動作中に、前記内視鏡接眼
部によって前記受圧部が前記移動軌道から外れる位置に
押し出される動作に連動し、前記正規の接続位置で前記
内視鏡接眼部を前記撮像装置側から分離不能な状態にロ
ックするロック手段とを具備したことを特徴する内視鏡
用接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9053365A JPH10243917A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 内視鏡接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9053365A JPH10243917A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 内視鏡接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10243917A true JPH10243917A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12940795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9053365A Withdrawn JPH10243917A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 内視鏡接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10243917A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1533645A1 (de) * | 2003-11-18 | 2005-05-25 | Schindler Endoskopie Technologie GmbH | Kupplung für ein Endoskop |
EP2401953A1 (de) * | 2010-06-29 | 2012-01-04 | Richard Wolf GmbH | Kupplung zum lösbaren Verbinden eines Okulars eines Endoskops mit einer Kamera |
JP2021112286A (ja) * | 2020-01-16 | 2021-08-05 | ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 | カメラヘッド |
CN116019497A (zh) * | 2023-03-16 | 2023-04-28 | 湖南省华芯医疗器械有限公司 | 一种取样盖、样本容器及取样装置 |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP9053365A patent/JPH10243917A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1533645A1 (de) * | 2003-11-18 | 2005-05-25 | Schindler Endoskopie Technologie GmbH | Kupplung für ein Endoskop |
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JP2021112286A (ja) * | 2020-01-16 | 2021-08-05 | ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 | カメラヘッド |
US11889984B2 (en) | 2020-01-16 | 2024-02-06 | Sony Olympus Medical Solutions Inc. | Camera head |
CN116019497A (zh) * | 2023-03-16 | 2023-04-28 | 湖南省华芯医疗器械有限公司 | 一种取样盖、样本容器及取样装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |