JPH10243885A

JPH10243885A - 衛生的包丁入れケース

Info

Publication number: JPH10243885A
Application number: JP8988197A
Authority: JP
Inventors: Yoshihide Sakurai; 喜英櫻井
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-03-03
Filing date: 1997-03-03
Publication date: 1998-09-14

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】料理には欠かせない包丁を衛生学上の観点より
考えて、各種の細菌類等の除菌、殺菌、滅菌などを目的
として発明した包丁入れケースである。【解決手段】包丁差し入れ口のゴム３の多層により紫外
線６が外部に漏れないようになっている。収納ケース本
体１１にステンレス板材料１０で反射率アツプが求めら
れる隔壁を設けるので紫外線光線６が保護ゴム３を通過
することは無いが念のために樹脂カラー１４で出来た包
丁キヤビネツトを被せる事で埃落下防止にもなる、包丁
の柄１および包丁の刃４等に水滴がついている場合及び
外部の水が保護ゴム３を通過して落下した水は排水孔８
より蛇腹式ホース９で流し本体の排水パイプに接続され
ているので包丁入れケース本体１１の底に溜まる事は無
い。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は包丁を使用するに当た
り、出し入れを簡単に出来る事と、包丁を絶えず衛生的
に収納出来る事を目的とする為に、包丁入れケースを流
し台付近の外部の側面上に設置した。今までは包丁を収
納する場合、流し台の下部分の扉を明けて収納していた
が今回の発明では流し台の洗い場付近の上から包丁を単
独で収納ケースに直接落とし込む事が可能となったので
包丁の出し入れの簡易化と調理時間の短縮に繋がると同
時に収納された包丁がケース内に設置されている紫外線
球殺菌灯の照射により除菌効果に伴い滅菌効果と殺菌効
果を高める事を可能にした。以上の如く構成された事を
特徴とする請求項１の紫外線球殺菌装置付き衛生的な包
丁入れケースである。

【０００２】

【従来からの技術】従来から包丁立てのケースの改良に
は種々行はれているが、これらの製品に紫外線球殺菌灯
を設けたもの、又はその他、細菌学的に殺菌効果が得ら
れるような有効な設備、装置などを完備して実施してい
る包丁入れケースは皆無である。今日に至るまで使用後
の包丁の収納は、ほとんどの人は簡単に洗剤で洗うだけ
で済ましている、その結果包丁の柄の付け根の部分は常
に湿気及び水滴を残したままで、収納され各種細菌の繁
殖しやすい状態で保管されている、又そのままの包丁で
次回の使用となり、これらを繰り返し反復使用している
のが過半数の家庭での調理場の風景である。又、各メー
カとも包丁の収納場所はほとんどが流し台下の地袋の扉
の内側付近に設置されているので、出し入れには面倒で
あり包丁よりの水滴が下に落ちるので非衛生的であっ
た、本発明ではこのような収納場所を流し台の水槽付近
に上部より出し入れが出来るようにしたので包丁を洗っ
た後すぐにそのまま包丁差しに差し込めば良いので実に
簡単に収納可能となった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は包丁の
柄及び刃などに付着している種々雑菌類を包丁を収納し
ている間に除菌及び滅菌、殺菌消毒を出来るようにした
ものである。本発明は、そのような従来よりの欠点を除
いて、衛生的で清潔な包丁差しのケースを開発したので
ある。紫外線球殺菌灯自体による効果は、空気中の浮遊
菌及び落下菌等の２次汚染にも効果的であり表面殺菌に
は非常に有効である事が立証されている、但しこのよう
な紫外線殺菌灯の照射は包丁の刃物が鉄の場合は酸化す
るので紫外線を照射してはならない、故に包丁収納ケー
ス内部を２ツに仕切る事で解決した。包丁の乾燥を早め
る事は除菌効果を早める事につながるので収納ケース内
部に強制的送風装置を取りいれる事で解決した、包丁の
差し込み口は、紫外線の光線が外部に漏れないように帯
状の保護ゴムパツキンに切り目を施し多層にした、尚そ
のケ所を取り外し可能にした、本発明はこうした使用者
の強い要望に答え上記の目的を達成できる事を見い出し
て本発明を完成したである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いま、その構成を図面と
符号により説明すれば、

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の設置場所一例の斜視図である。

【図２】本発明の本体部分の平面詳細図と断面詳細図
である。

【符号の説明】

（１）包丁の柄である。（２）包丁差し入れ口のゴムとステンレス棒の外枠であ
る。（３）包丁差し入れ口の紫外線漏れ防止の保護ゴムの多
層である。（４）包丁の刃の部分である。（５）紫外線殺菌灯の器具である。（６）紫外線殺菌灯球である。（７）包丁収納ケース内に設置している強制フアンであ
る。（８）包丁収納ケースの排水孔である。（９）流し台水槽の排水パイプに接続する蛇腹式ホース
である。（１０）包丁収納ケースのＡ室とＢ室の隔壁である。（１１）包丁収納ケース本体のステンレス鋼板枠であ
る。（１２）包丁収納ケース本体の空気入流出孔である。（１３）殺菌灯器具の電気コードとフアンの電気コード
である。（１４）包丁の柄部分に被せる樹脂製のカラーキャツプ
である。（１５）紫外線殺菌灯器具のトランス部分である。（１６）包丁を支えるステンレス鋼の丸棒部分である。（１７）包丁入れケースの内部室温度調整のサーモスタ
ットである。

【０００５】

【作用】本発明は以上のような構造である、流し台部
分に設置している手動式スイツチ操作により包丁入れケ
ース内部の紫外線球殺菌灯と電動式フアンが作動して包
丁の柄根元及び刃物部分に紫外線が照射される。但し鉄
の包丁刃物は紫外線を照射されると錆びる欠点があるの
で包丁刃物の種類により区別して収納出来るようにケー
ス内で間仕切りを設け、紫外線が照射されない部分をと
り設ける。包丁を収納するケースは反射率の良いステン
レス板を使用するので清潔でもある、紫外線球殺菌灯は
直管球の場合では紫外線の最高照射率を得る為に設計さ
れた殺菌灯の管内温度は約Ｃ４０度にセツトされている
ので紫外線による照射照度で物体への悪影響即ち包丁の
柄がプラスチツク製品の場合では使用材質による弊害を
注意しなければならないが、基本的には強制フアンとタ
イマー設置により自動的温度調整が可能となったので安
全である、本発明では、種類の違う包丁の刃物にも対応
可能の包丁入れケースであり、包丁の出し入れの簡易化
と包丁の乾燥、除菌、滅菌、殺菌、を目的として開発し
たものである。

【０００６】

【実施例】なお、本発明に当たって次のような事が
できる、即ちシステムキッチンなどの工場生産過程で取
り付ける以外に単品でケースボックスを造れば一般家庭
に即使用可能となるので衛生的な調理を行う事が可能と
なり、国民の健康維持に大いに寄与できるものである。

【０００７】

【発明の効果】（１）包丁に対する基本的衛生観念の正
しい判断がつく。（２）包丁の出し入れが簡単で清潔になった。（３）包丁が自動的に消毒され滅菌、除菌、殺菌されて
いる。（４）包丁を差込むケ所は取り外しが出来るので絶えず
清掃が簡単に出るので衛生的である。（５）紫外線が外部に漏れないので目に対しても安全で
ある。（６）包丁の収納ケースの材質がステンレス鋼板であ
り、取り外しが簡単であるので、より衛生的である。（７）包丁ケースの底に溜まる水滴は流しの排水パイプ
に接続されているので衛生的である。以上の事を主体として発明した紫外線球殺菌装置付き衛
生的包丁入れケースでである。

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成９年５月２３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】発明の詳細な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【発明の詳細な説明】

【００１】

【００２】

【００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は包丁の
柄及び刃などに付着している種々雑菌類を包丁を収納し
ている間に除菌及び滅菌、殺菌消毒を出来るようにした
ものである。本発明は、そのような従来よりの欠点を除
いて、衛生的で清潔な包丁差しのケースを開発したので
ある。紫外線球殺菌灯自体による効果は、空気中の浮遊
菌及び落花菌等の２次汚染にも効果的であり表面殺菌に
は非常に有効である事が立証されている、但しこのよう
な紫外線殺菌灯の照射は包丁の刃物が鉄の場合は酸化す
るので紫外線を照射してはならない、故に包丁収納ケー
ス内部を２ツに仕切る事で解決した。包丁の乾燥を早め
る事は除菌効果を早める事につながるので収納ケース内
部に強制的送風装置を取り入れる事で解決した、包丁の
差し込み口は、紫外線の光線が外部に漏れないように帯
状の保護ゴムパッキンに切り目を施し多層にした、尚そ
のケ所を取り外し可能にした、本発明はこうした使用者
の強い要望に答え上記の目的を達成できる事を見い出し
て本発明を完成したである。

【００４】

【００５】

【作用】本発明は以上のような構造である、流し台部
分に設置している手動式スイッチ操作により包丁入れケ
ース内部の紫外線球殺菌灯と電動式フアンが作動して包
丁の柄根元及び刃物部分に紫外線が照射される。但し鉄
の包丁刃物は紫外線を照射されると錆びる欠点があるの
で包丁刃物の種類により区別して収納出来るようにケー
ス内で間仕切りを設け、紫外線が照射されない部分をと
り設ける。包丁を収納するケースは反射率の良いステン
レス板を使用するので清潔でもある、紫外線球殺菌灯は
直管球の場合では紫外線の最高照射率を得る為に設計さ
れた殺菌灯の管内温度は約Ｃ４０度にセツトされている
ので紫外線による照射照度で物体への悪影響即ち包丁の
柄がプラスチック製品の場合では使用材質による弊害を
注意しなければならないが、基本的には強制フアンとタ
イマー設置により自動的温度調整が可能となったので安
全である、本発明では、種類の違う包丁の刃物にも対応
可能の包丁入れケースであり、包丁の出し入れの簡易化
と包丁の乾燥、除菌、滅菌、殺菌、を目的として開発し
たものである。

【００６】

【実施例】なお、本発明に当たって次のような事ができ
る、即ちシステムキッチンなどの工場生産過程で取り付
ける以外に単品でケースボックスを造れば一般家庭に即
使用可能となるので衛生的な調理を行う事が可能とな
り、国民の健康維持に大いに寄与できるものである。

【００７】

【発明の効果】（１）包丁に対する基本的衛生観念の正
しい判断がつく。（２）包丁の出し入れが簡単で清潔になった。（３）包丁が自動的に消毒され滅菌、除菌、殺菌されて
いる。（４）包丁を差込むケ所は取り外しが出来るので絶えず
清掃が簡単に出来るので衛生的である。（５）紫外線が外部に漏れないので目に対しても安全で
ある。（６）包丁の収納ケースの材質がステンレス鋼板であ
り、取り外しが簡単であるので、より衛生的である。（７）包丁ケースの底に溜まる水滴は流しの排水パイプ
に接続されているので衛生的である。以上の事を主体として発明した紫外線球殺菌装置付き衛
生的包丁入れケースである。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単なな説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の設置場所一例の斜視図である。

【符号の説明】（１）包丁の柄である。（２）包丁差し入れ口のゴムとステンレス棒の外枠であ
る。（３）包丁差し入れ口の紫外線漏れ防止の保護ゴムの多
層である（４）包丁の刃の部分である。（５）紫外線殺菌灯の器具である。（６）紫外線殺菌灯球である。（７）包丁収納ケース内に設置している強制フアンであ
る。（８）包丁収納ケースの排水孔である。（９）流し台水槽の排水パイプに接続する蛇腹式ホース
である。（１０）包丁収納ケースのＡ室とＢ室の隔壁である。（１１）包丁収納ケース本体のステンレス鋼板枠であ
る。（１２）包丁収納ケース本体の空気入流出孔である。（１３）殺菌灯器具の電気コードとフアンの電気コード
である。（１４）包丁の柄部分に被せる樹脂性のカラーキャツプ
である。（１５）紫外線殺菌灯器具のトランス部分である。（１６）包丁を支えるステンレス鋼の丸棒部分である。（１７）包丁入れケースの内部室温度調整のサーモスタ
ットである。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】刃物の種類が異なる包丁を収納する為、ケ
ースの内部を２ツに仕切り一方のケース内には紫外線球
殺菌灯が照射され、他の一方には照射されないようにし
た、紫外線照度が外部に漏れないように帯状の保護ゴム
を多層で設置しケース内部を早く乾燥させる為に電動式
フアンを取り付け、包丁の衛生効果を高める事を目的と
した紫外線球殺菌灯装置付き衛生的包丁入れケースであ
る。