JPH10243051A - データ・ストリーム組み立て方法およびシステム - Google Patents

データ・ストリーム組み立て方法およびシステム

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JPH10243051A
JPH10243051A JP10027638A JP2763898A JPH10243051A JP H10243051 A JPH10243051 A JP H10243051A JP 10027638 A JP10027638 A JP 10027638A JP 2763898 A JP2763898 A JP 2763898A JP H10243051 A JPH10243051 A JP H10243051A
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スコット・アラン・キャンプベル
C Guriyotta Dale
デール・シー・グリョッタ
Douglas Long Lynn
リン・ダグラス・ロング
Menditt Louis
ルイス・メンディット
E Miyake Masashi
マサシ・イー・ミヤケ
Hew Overby Linwood Jr
リンウッド・ヒュー・オーバービー・ジュニア
Raajiraaman Bara
バラ・ラージラーマン
Arthur J Stagg
アーサー・ジェームズ・スタッグ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信システムのパフォーマンスの向上をはか
る、データ・ストリームの形成を管理する方法を提供す
る。 【解決手段】 通信スタックの上位レイヤから受信した
複数のヘッダ・セグメントはデータ・ストリームのデー
タ・ストリーム内ヘッダ領域にコピーされ、ヘッダ・セ
グメントはデータ・ストリーム内ヘッダ領域に順次記憶
される。データ・ストリーム内ヘッダ領域を参照する項
目を備えたデータ・ストリーム・バッファ・リストが生
成される。通信スタックの上位レイヤから受信したデー
タ・セグメントを参照するバッファ・リスト項目はデー
タ・ストリーム・バッファ・リストにも記憶される。通
信スタックによる処理の間、データ・セグメントはデー
タ・ストリームに物理的に移動もされずコピーもされな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信に関
し、より詳細には通信システムにおけるデータの送受信
に関する。
【0002】
【従来の技術】通信システムまたはネットワークは一般
に、相互作用し、ネットワーク上のコンピュータ(すな
わちノード)間でデータを伝送する一群のコンピュータ
またはコンピュータ・システムとして定義される。ノー
ドの機能は、最小のローカル処理能力を備えた端末から
高速ローカル処理能力のある複雑なマルチプロセッサに
までわたっている。ノードは、ネットワーク・インタフ
ェースがネットワーク規格またはアーキテクチャに準拠
していることを保証するのに必要な制御機能のセットを
含んでいる。これらの制御機能は機能に応じてセットに
まとめることができる。例えば、本発明の譲受人である
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ
イション(IBM)が開発したシステム・ネットワーク
体系(SNA)では、SNAはリンクなど現実のネット
ワーク・リソースの動作を制御する物理ユニット(P
U)と、アプリケーションなどの論理ソフトウェアに基
づくエンティティを制御する論理ユニット(LU)を定
義する。その他のネットワーク・アーキテクチャも同様
の機能グループを定義する。
【0003】ノードを相互接続する通信設備も、高速入
出力(I/O)チャネルから低速の2地点間電話回線ま
で多岐にわたる。例を示すと、通信機能を実施するため
の媒体にはサテライト・リンクや広帯域光ファイバが含
まれ得る。
【0004】図1について説明する。同図は、直接接続
環境での2つのノード、この例ではホスト・コンピュー
タを備えたアプリケーション間通信ネットワークのコン
ポーネントを示す高レベルのブロック図を10に示す。
この種のアプリケーション間通信ネットワークの図は
「エンド・ツー・エンド」図と呼ばれることがある。2
つのホスト・コンピュータはそれぞれ12と14に示し
てある。ホスト・コンピュータの例としては、本発明の
譲受人であるインターナショナル・ビジネス・マシーン
ズ・コーポレイション(IBM)が開発したIBM 3
90メインフレーム・コンピュータがある。各ホスト・
コンピュータはネットワークを介してデータを送信する
ための「アウトバウンド」側16と、ネットワーク送信
されたデータを受信するための「インバウンド」側18
を備える。さらに、20および22に示すようなアプリ
ケーションがホスト・コンピュータ上で実行される。ア
プリケーションがデータを処理し、データをネットワー
ク上の他のノードに送信するよう要求すると、送信すべ
きデータはアプリケーションが実行中のノードの通信ス
タック24および26で処理され、システム入出力(I
/O)インタフェース28経由で送信される。システム
I/Oインタフェース28はネットワークを介して送信
されるデータを受信するのを支援する働きをする。
【0005】また、本発明は、例えば図2の10'に示
すものと同様の通信ネットワーク環境にも適用できる。
図2の通信ネットワークでは、2つのホスト・コンピュ
ータを50と52に示す。図のホスト・コンピュータ5
0は、本発明による通信スタック内の比較的大きなデー
タ・オブジェクトを管理する能力を備える。コンピュー
タ54は、単に、ホスト・コンピュータ50で処理さ
れ、ネットワーク60を介して送信されるデータを経路
指定するためのネットワーク内ルータとして使用される
制御装置である。62に示すようなアプリケーションは
ホスト・コンピュータ50で実行される。アプリケーシ
ョンがデータを処理し、データをネットワークの他のノ
ードに送信するよう要求すると、送信すべきデータは通
信スタック64で処理される。
【0006】図1または図2に示すような通信システム
を介した通信は、ネットワーク・アーキテクチャで制御
することができる。図1または図2に示すような通信シ
ステムで実施されるネットワーク・アーキテクチャの1
つは、本発明の譲受人であるインターナショナル・ビジ
ネス・マシーンズ・コーポレイション(IBM)が開発
したシステム・ネットワーク体系(SNA)である。S
NAは、ユーザが通信システム上で自分の私用ネットワ
ークを構築できるようにするためのネットワーク・アー
キテクチャである。SNAネットワークは、マシンまた
はコンピュータ(すなわちノード)の集合体として定義
できる。SNAネットワークには、端末と、端末および
その他の周辺装置の挙動を監視する制御装置と、主中央
演算処理装置の作業を軽減し、データ通信に関連する処
理に割り込むフロントエンド・プロセッサと、主ホスト
・コンピュータなど、数種類のノードがある。SNAは
本来、ノードの接続方法と相互の通信方法を指定する。
さらに、システムはSNAを使って、異なった種類のワ
ークステーションまたは異なるアプリケーションへの通
信リンクを別々に設置する必要をなくし、プログラムと
装置の数を減らすことによってネットワーク・リソース
を共用することができる。
【0007】SNAネットワークにおける通信スタック
の機能は複数のレイヤに編成することができる。図3に
ついて説明する。同図は、SNA体系(通信スタック)
を実施する通信システムの所与のノードにおける階層レ
イヤを図示する1つの方法を全体的に100に示す。S
NA体系で動作する通信ネットワークの各ノードは、一
般に同じ階層ソフトウェア構造を有するため、ノード間
の通信が可能になる。図3では、これらの通信スタック
のレイヤは隣接するノードを物理的かつ電気的に接続し
てマシン間でビットを物理的に移送する物理制御レイヤ
102と、生ビット・ストリームからフレームを組み立
てて隣接ノード間でデータを伝送し、上位レイヤに透過
的な形で伝送エラーを検出して回復するデータリンク制
御レイヤ104と、送信元ノードと宛先ノードの間でデ
ータを経路指定し、ネットワーク内のデータ・トラフィ
ックを制御するパス制御レイヤ106(ネットワーク・
レイヤとも呼ばれる)と、トランスポート接続(すなわ
ちセッション)を生成し、管理し、削除する伝送制御レ
イヤ108(トランスポート・レイヤとも呼ばれる)を
含む。SNAレイヤはまた、セッションのエンド・ポイ
ント間のデータ・フローを同期させて2人のエンド・ユ
ーザ間に会話のためにセッションを確立して制御するデ
ータ・フロー制御レイヤ110(セッション・レイヤと
も呼ばれる)と、データを異なる表示メディア用にフォ
ーマットし、リソースの共用を調整するプレゼンテーシ
ョン・サービス・レイヤ112と、分散データベース・
アクセスや文書交換などのアプリケーション・サービス
を提供するトランザクション・サービス・レイヤ114
と、最後に、2人のエンド・ユーザ間の会話自体に関係
するネットワーク・ユーザまたはアプリケーション・レ
イヤ116を含む。
【0008】物理制御レイヤ102、データ・リンク制
御レイヤ104、パス制御レイヤ106、および伝送制
御レイヤ108は、開放型システム間相互接続参照モデ
ル(OSI)に関係するため、SNAモデルの「下位」
レイヤ120と呼ばれることがある。データ・フロー制
御レイヤ110、プレゼンテーション・サービス・レイ
ヤ112、トランザクション・サービス・レイヤ114
は、アーキテクチャの「上位」レイヤ122と呼ばれる
ことがある。結論として、上位レイヤ122と下位レイ
ヤ120の組み合わせを通信スタック124と考えるこ
とができる。
【0009】ホスト・プロセッサに常駐するアクセス方
式は、SNAネットワークの制御のソースを提供する。
そうしたアクセス方式の1つは、アプリケーション・プ
ログラムとホスト・プロセッサとその他のSNAネット
ワークのリソースの間のインタフェースを提供する仮想
通信アクセス方式(VTAM)がある。本質的にVTA
Mは、同一または異なるSNAノード内の端末とアプリ
ケーション・プログラムの間およびアプリケーション間
の通信を制御するプログラムである。VTAMアプリケ
ーション・プログラムとホストとネットワーク端末の間
の通信は一般的にVTAMを用いてのみ行われる。VT
AMはまた、ネットワークのパフォーマンスを監視し、
潜在的な問題のある場所を切り分け、ネットワーク障害
からの回復を支援する。VTAMは多重仮想記憶(MV
S)、仮想計算機/システム・プロダクト(VM/S
P)、拡張仮想記憶(VSE)オペレーティング・シス
テムなどの仮想オペレーティング・システムの制御下で
動作する。MVS環境で動作する場合、VTAMは独立
したSNAネットワーク相互の通信を可能にする。
【0010】VTAMアプリケーション・プログラムは
他のすべてのプログラムと同様、オペレーティング・シ
ステムの制御下で動作する。ただし、VTAMアプリケ
ーション・プログラムはネットワーク内の端末または他
のアプリケーションと通信する前にVTAMに接続され
るのが通例である。VTAMアプリケーション・プログ
ラムはVTAMマクロ命令を使って端末と通信する。プ
ログラムがネットワークの編成を認識していなくとも、
ネットワーク内のどの位置でも、ホスト・プロセッサ内
のアプリケーション・プログラムを使うことができる。
VTAMの主要な機能は、ネットワークの起動および停
止と、ネットワーク構成の動的変更と、ネットワーク・
リソースの割振りと、入出力処理の制御である。
【0011】図4について説明する。同図に、VTAM
206とTVAMアプリケーション・プログラム204
を格納したホスト・コンピュータ202を含む、VTA
M下で動作する通信システム200の主要コンポーネン
トを示す。ホスト・コンピュータ202は二次記憶装置
(補助記憶装置)208と遠隔通信ネットワーク210
に接続される。遠隔通信ネットワーク210は、SNA
端末環境212と、ローカル3270、BSC、スター
ト・ストップ端末環境214に分割できる。特に、ホス
ト・コンピュータは、ローカル3790端末216やロ
ーカル3270端末218などのローカル端末とローカ
ル・コンピュータに接続される。さらに、VTAMは、
NCPとも呼ばれるローカル通信制御装置220に接続
され、NCPはリモート通信制御装置222、交換回線
上の端末224、および非交換回線上の端末226に接
続される。
【0012】SNAネットワーク体系とVTAMは、
「Systems Network Architecture」、Concepts and Pro
ducts、IBM、GC30-3072-3、「VTAM Concepts」、Indepe
ndentStudy Program、IBM、1982、ならびにタネンバウ
ム(Tanenbaum)著「ComputerNetworks」、Prentice Ha
ll, Inc.(第2版、1988年)と題する教科書の第1
章に詳述されている。VTAMはまた米国特許第458
6134号「ComputerNetwork Systems and Its Use fo
r Information Unit Transmission」と、米国特許第5
027269号「Method and Apparatus for Providing
Continuous Availability of Applications in a Comp
uter Network」にも詳述されている。
【0013】大半の通信システムにおけるデータ移動
は、システムの効率に重大な影響を与える。データ伝送
の回数と頻度が増えるにつれ、メモリ・バスや中央演算
処理装置などプロセッサのコンポーネントの利用度が著
しく増大する。コンポーネントの使用効率が悪いためそ
のコンポーネントの利用度が限界に達する場合、通信シ
ステムでサポートされる全スループットには、厳しい限
界があるおそれがある。
【0014】大きなデータ・オブジェクト伝送がシステ
ム・パフォーマンスに与える影響は以上述べたように甚
大であるにもかかわらず、当業ではできるだけ1回の伝
送動作で通信システム内で大きなオブジェクトを伝送し
ようという傾向が強い。大きなオブジェクトの伝送は、
マルチメディアと、映像と、大容量ファイルを使うアプ
リケーション処理の場合に特に問題となる。アプリケー
ションが通信システムの他のノードへ伝送する比較的大
きなデータ・オブジェクトを指定すると、比較的大きな
データ・オブジェクトは通信スタックによって単一の大
きなバッファとして処理され、通信ネットワーク上で伝
送され、1つまたは複数のネットワーク・パケットを含
む場合がある。複数のネットワーク・パケットに単一の
送信バッファを使用することによって、単一の送信動作
で複数のネットワーク・パケットを伝送することができ
る。
【0015】トランザクション・サービス・レイヤ11
4から物理制御レイヤ102に至る通信スタック(図3
を参照)で比較的大きなデータ・オブジェクトが処理さ
れる際、ネットワークで伝送可能なデータ・サイズに限
度があることから、場合によってはこの比較的大きなデ
ータ・オブジェクトをよりサイズが小さいデータ・オブ
ジェクトにセグメント化する必要がある。さらに、プロ
トコルの固有の情報を含むヘッダが、通信スタックのレ
イヤが変わるたびに比較的大きなデータ・オブジェクト
の伝送とこの比較的小さなデータ・オブジェクトから新
たに作成されたセグメントの両方または一方に追加され
ることもある。それぞれの新たに作成されたヘッダとそ
れに関連付けられたデータ・セグメントは、他のヘッダ
とデータ・セグメントとは別に、通信スタック内の次の
レイヤへ渡される。比較的大きなデータ・オブジェクト
を比較的小さなデータ・オブジェクトとそれに関連付け
られたヘッダにセグメント化する1つの方法が、本発明
と同時にファイルされている米国特許出願第08/80
2597号に詳述されている。このタイトルは「System
s and Methods for Managing the Processing of Relat
ively Large Data Objects in a Communications Stac
k」で、本発明の譲受人であるIBMに譲渡されてい
る。
【0016】大きなデータ・オブジェクト(すなわち、
複数のデータ・セグメントとそれに関連付けられたヘッ
ダ)を通信システムのチャネル経由で伝送するという目
標を達成するために、ヘッダとそれに関連付けられたデ
ータ・セグメントが物理制御レイヤ102(図3を参
照)に到達した時点でこれを大きなデータ・ストリーム
に結合し、通信システムのチャネル経由で伝送すること
が可能である。このためには、ヘッダとそれに関連付け
られたデータ・セグメントを書込み送信バッファに移動
またはコピーし、システム入出力インタフェース28
(図1と図2を参照)使用することによって、書込み送
信バッファの収容能力ぎりぎりまでデータをロードし、
単一の書込みコマンドを使って通信システムのチャネル
経由でできるだけ多くのデータを送信することが必要で
ある。このように、同一の比較的大きなデータ・オブジ
ェクトから構成されるデータ・セグメントとそれに関連
付けられたヘッダに関して、システム・リソースを最大
限利用する目的で単一の書込み送信バッファ内のデータ
を制限することでデータの移動またはコピーが可能にな
る。
【0017】複数のユーザをサポートする場合に、シス
テム・パフォーマンスを向上させる目的でリソース共用
を行うことがもう1つの現在の傾向である。複数のユー
ザをサポートするためのリソース共用はシステム入出力
(I/O)インタフェース28でのデータ・ストリーム
の多重化と多重分離によって実行される(図1と図2を
参照)。システムI/Oインタフェースの例としては、
本発明の譲受人であるIBMが開発したIBM390シ
ステムI/Oインタフェースがある。
【0018】ただし、リソースを共用しようとする結
果、事態は複雑になる。さまざまなソースから受信さ
れ、通信システムのチャネルで送信されるデータは、単
一の書き込み送信バッファまたは入出力動作バッファに
データをコピーすることで結合され、中央処理装置と入
出力設備の両方を効果的に利用できるようになる。これ
は「多重化」技術によって達成される場合が多い。一般
的に、多重化の場合、データを単一のデータ・バッファ
に移動またはコピーし、バッファ内で単一のデータ・ス
トリームを形成してこれを通信システムのチャネルで送
信する必要がある。このデータ移動は「データ・ブロッ
キング」と呼ばれる場合もある。「データ・ブロッキン
グ」においてはデータ移動が頻繁に発生し、通信スタッ
クと通信システムのパフォーマンス・レベルに甚大な影
響を与えることがある。
【0019】大きなデータ・オブジェクトを処理して通
信システムのノード間で伝送するマルチメディア・アプ
リケーションなどのアプリケーションにおいて、パフォ
ーマンスを向上させるには、通信スタックでの処理中
の、また通信システム内のノード間でのデータ移動とコ
ピーを廃止するか、少なくとも大幅に削減する必要があ
る。データ移動とコピーを廃止または少なくとも削減す
る1つの解決策は、それぞれのヘッダとそれに関連付け
られたデータ・セグメントを独立したヘッダとデータ・
セグメントとして通信システムのチャネルで送信する方
法である。同様に、個別のヘッダとデータ・セグメント
を順次データ・ストリームに乗せて移動することでデー
タ・ストリームを形成し、各ヘッダ・セグメントをそれ
に対応するデータ・セグメントに連続して送信する方法
が知られている。ただし、多くの通信システムでは、通
信システムのパフォーマンスを最適化するためにメモリ
・アドレス指定に制限を設けている。
【0020】メモリ・アドレス指定の制限の一例は、ア
ドレス指定の「境界」要件である。例えば、2Kバイト
の境界要件があるとする。この例で、50バイト長のヘ
ッダがアドレス1000に記憶されているとする。20
Kバイト長の対応するデータがアドレス5000に記憶
されている。この場合、ヘッダとデータを参照するのに
別々のバッファ・リスト項目が必要となる。この例に関
して通信システムに適用できる制限は次の通りである。
実際のデータへのポインタのバッファ・リストは、2K
バイトの境界に沿って20Kバイト長のデータ・セグメ
ントが並ぶ、2Kバイト刻みの20Kバイト長のデータ
をポイントする必要がある。この境界要件の唯一の例外
は、最初の項目は2Kバイト長でなくともよく、2Kバ
イトの境界から開始する必要もないが、2Kバイトの境
界で終了する必要がある。また、最後の項目は2Kバイ
ト長でなくともよく、2Kバイトの境界で終了する必要
もないが、2Kバイトの境界から開始する必要がある。
ヘッダがそれに対応するデータ・セグメントから独立し
て記憶される場合、アドレス領域が異なるごとに別のバ
ッファ・リストが必要になるため、ヘッダ・セグメント
には別のバッファ・リストが必要となる。
【0021】上記の例では、通信システム内でそれぞれ
ヘッダとそれに対応するデータからなる2つのセグメン
トを送信する場合に、データ移動を回避して4つの項目
のすべて(すなわち、ヘッダ・セグメントNo.1、デ
ータ・セグメントNo.1、ヘッダ・セグメントNo.
2、データ・セグメントNo.2)を記載する単一のリ
ストを作成すると、原則としてバッファ・リストのアド
レス規則(すなわち、2Kバイト境界制限)に違反する
ことになる。
【0022】従来技術による1つの方法は、すべてのヘ
ッダとデータ・セグメントを単一の送信バッファにコピ
ーして、送信バッファに、ヘッダ・セグメントNo.
1、データ・セグメントNo.1、ヘッダ・セグメント
No.2、データ・セグメントNo.2...ヘッダ・
セグメントNo.n、データ・セグメントNo.n)を
記憶するという方法である。この後、単一の送信バッフ
ァはチャネル上で送信される。
【0023】通信システムのアドレス制限を考慮しなが
らデータ移動を削減する別の方法は、通信システムのチ
ャネルで伝送されるヘッダとそれに関連付けられたデー
タを記憶したセグメントごとにバッファ・リストを作成
する方法である。その結果、データはコピーも移動もさ
れない。ただこの方法ではチャネル上で伝送される記憶
と空間が浪費され、データ・ブロッキングが実行されな
いために入出力手順の頻度が過剰になるおそれがある。
【0024】データを移動またはコピーせず、チャネル
でデータを伝送する用意もせずにデータ・ブロッキング
を実施するさらに別の方法は、ヘッダをそのサイズに関
わらずそれに関連付けられたデータ・セグメントとは別
に切り離して2Kバイトの記憶領域にコピーすることで
ある。その結果、ヘッダを記憶した記憶領域は大きな
「ガーベッジ」データを含むことになる。「ガーベッ
ジ」データをかかえたヘッダはデータ本体とは別個にチ
ャネル上で送信され、境界合せが維持される。
【0025】残念ながら、これらの従来技術による方法
は、通信システムのメモリ制限を守りながらデータのコ
ピーと移動の問題を解決するには至っていない。例え
ば、これらの従来技術による方法では、バッファ・リス
トがさらに必要となり、その結果として書込み動作が増
える可能性がある。さらに、これらの従来の方法では、
アドレス境界の制限に適合した境界合せを維持するため
に、大きな「ガーベッジ」データを送信する必要が生じ
る場合がある。この結果、記憶が浪費される。さらに、
「ガーベッジ」データの送信によって一般にノードと通
信システムのパフォーマンスが低下することが多い。
【0026】これに加え、従来技術では、データ・セグ
メントとヘッダのサイズに関わらず、通信スタックが処
理の間に新しい記憶やバッファを獲得しなければならな
い場合がある。この結果、セグメント・サイズが比較的
大きなデータ・オブジェクトの全体のサイズに関係がな
いことから記憶の浪費となるだけでなく、データ・コピ
ーと移動が頻発するために通信スタックのパフォーマン
スに甚大な影響が生じるおそれがある。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
一目的は、通信システムのパフォーマンスを向上させな
がら、通信システム内における比較的大きなデータ・オ
ブジェクトの伝送を管理するための方法、システム、お
よびコンピュータ・プログラム製品を提供することであ
る。
【0028】本発明の別の目的は、データの移動とコピ
ーを削減しつつ、データ・ブロッキングによって通信シ
ステム内のデータ伝送を行う方法、システム、およびコ
ンピュータ・プログラム製品を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記その他の目的は、本
発明に従って、ノード間での大きなデータ・オブジェク
ト伝送に関する通信システムのパフォーマンスを向上さ
せるシステム、特に、通信システムのチャネル上で伝送
する前に多数のデータ・セグメントを処理する際のパフ
ォーマンスを向上させるシステムによって提供される。
【0030】通信システムのチャネル上で伝送する前の
多数のデータ・セグメント処理の管理は、記憶の浪費を
避けるためにデータ・ブロッキングの実施を続行しなが
ら、制御またはプライマル・データを運ぶために作成中
のデータ・ストリームの一部を指定することによって実
現される。通信スタックのデータ・リンク制御レイヤで
は、制御またはプライマル・データはデータ・ストリー
ム内ヘッダ領域にコピーされ、データ・ストリーム・バ
ッファ内の制御またはプライマル・データを参照するデ
ータ・ストリーム・バッファ・リスト項目が生成され、
アプリケーション・データまたはスタティック・データ
のセグメントを参照するデータ・ストリーム・バッファ
・リスト項目が生成される。アプリケーション・データ
・セグメントは、データ・ストリーム・バッファ・リス
トの項目だけから参照される。したがって、アプリケー
ション・データの移動やコピーは不要である。
【0031】例えば、単一のデータ・ストリーム・バッ
ファ・リストを使ってチャネル上で伝送できる最大デー
タ容量(すなわち、ヘッダとアプリケーション・デー
タ)が64Kバイトとする。64Kバイトのデータ・ス
トリームは4Kバイト長のデータ・ストリーム内ヘッダ
領域と60Kバイト長のデータ・ストリーム内データ領
域に分割できる。データ・ストリーム内ヘッダ領域は通
信スタックが生成した複数のヘッダを含み、データ・ス
トリーム内データ領域はやはり通信スタックが生成した
複数のアプリケーション・データ・セグメントを含んで
いる。それぞれのアプリケーション・データ・セグメン
トは、データ・ストリーム内ヘッダ領域の特定のヘッダ
に対応する。したがって、本発明によってデータ・スト
リーム内ヘッダ領域とデータ・ストリーム内データ領域
を備えたデータ・ストリームを伝送時に作成することが
できる。データ・ストリーム内ヘッダ領域とデータ・ス
トリーム内データ領域は単一の線形ビット・ストリーム
を形成する。このビット・ストリームにはヘッダ・セグ
メントとデータ・セグメントはデータ・ストリームで連
続的に並ぶことはなく、リモート・ノードはこのビット
・ストリームからネットワーク・データ要素を作成する
ことができる。
【0032】本発明は、データ・ストリーム内の記憶を
通信システムのチャネルで伝送する際にその浪費を削減
するためにデータを単一のデータ・ストリームへ結合す
る(ブロックする)必要があるという考え方に立脚して
いる。さらに、通信システムは、メモリ・アドレスとメ
モリ境界がデータ・ブロッキングと矛盾する場合にこれ
を制限する場合があることを理解されたい。さらに、さ
まざまな通信システムの制約を守りながらデータをブロ
ックすると、データの移動とコピーの回数が増えすぎる
おそれがあることも理解されたい。ヘッダとデータ・セ
グメントの移動とコピーの両方または一方を廃止するか
少なくとも削減できれば、パフォーマンスを向上させる
ことができる。
【0033】このように、本発明に従ってデータは通信
スタックで処理されてから、データの移動とコピーを削
減し、メモリ境界の制約を守りながらデータ・ブロッキ
ングを使ってデータ・リンク制御レイヤで「仮想」デー
タ・ストリームを作成することによって、システム入出
力インタフェースによって通信システムのチャネルで伝
送される。複数のデータ・セグメントとそれに対応する
ヘッダ・セグメントが通信スタックの上位レイヤからデ
ータ・リンク制御レイヤに渡される。複数のヘッダ・セ
グメントはデータ・ストリーム内ヘッダ領域にコピーさ
れ、ヘッダ・セグメントは順次データ・ストリーム内ヘ
ッダ領域へ記憶される。データ・ストリーム内ヘッダ領
域内のヘッダ・セグメントを参照する項目を記載したデ
ータ・ストリーム・バッファ・リストが生成される。上
位レイヤから受信したデータ・セグメントを参照するデ
ータ・ストリーム・バッファ・リスト項目もデータ・ス
トリーム・バッファ・リストに記憶される。データ・セ
グメントは伝送される前にデータ・リンク制御レイヤに
あるデータ・ストリーム内データ領域に物理的に移動ま
たはコピーされず、システム入出力インタフェースにあ
る通信システムのチャネルへ直接コピーされる。その結
果、通信スタックによる伝送の前には「仮想」データ・
ストリームが生成されるだけなので、データの物理的な
移動またはコピーは削減される。
【0034】チャネルで実際に伝送されるデータ・スト
リームは、伝送時にシステム入出力インタフェースがデ
ータ・ストリーム・バッファ・リスト項目を使ってデー
タ・ストリーム内ヘッダ領域に記憶されたヘッダ・セグ
メントにアクセスし、これらのヘッダ・セグメントを直
接チャネルに書き込むことによって生成される。データ
・ストリーム・バッファ・リストが参照するすべてのヘ
ッダ・セグメントがチャネルに書き込まれると、データ
・セグメント(以前にコピーされていない)はその元の
記憶場所から通信システムのチャネルへ、対応するデー
タ・ストリーム・バッファ・リスト項目を使って直接書
き込まれ、これによってデータの中間コピーが削減さ
れ、データ・ブロッキングが実施される。この結果、デ
ータ・ストリームは、「アウトオブバンド」ヘッダ(す
なわち、対応するデータ・セグメントとは非連続的にデ
ータ・ストリーム内に存在するヘッダ)を備えることに
なる。
【0035】データ・ストリーム内ヘッダ領域は制御ま
たはプライマル・データだけを含むように構成される。
この制御またはプライマル・データは、「非連続プロト
コル・データ・ユニット・ヘッダ」または「非連続PD
U」と呼ばれることがある。ネットワーク・プロトコル
・ヘッダなどのプライマル・データは、非連続PDUヘ
ッダと連続的でなくてもよいがそれと共に、データ・ス
トリーム内ヘッダ領域に常駐している。どの単一の非連
続PDUヘッダからも必要な回数だけデータ・ストリー
ムを参照することができ、データの関連付けが維持され
ている。このデータの関連付けは、データ・ストリーム
内データ領域の制御に影響が出ない限り、単一ストリー
ムまたは複数ストリームで維持できる。
【0036】データ・ストリーム内データ領域は常にデ
ータ・ストリーム内ヘッダ領域の終点が規定するページ
境界から開始する。この結果、データ・ストリームのデ
ータ部分の開始位置に常にオフセットが設定される。使
用している現在の最大バッファ・サイズを超えない限
り、データ長は自由である。したがって、伝送するデー
タ・メッセージは受信側の最大バッファ・サイズからデ
ータ・ストリーム内ヘッダ領域サイズを減じたサイズま
での任意の容量のデータ・ストリームに乗せることがで
きる。
【0037】結論として、データ・リンク制御レイヤは
また、システム入出力インタフェースを介して、通信シ
ステムのチャネルで伝送される実際のデータ・ストリー
ムを受信し、個々のヘッダとそれに対応するデータ・セ
グメントを再び関連付けるために一旦データ・ストリー
ムを分解する。チャネルで受信したデータ・ストリーム
からヘッダ・セグメントとそれに対応するデータ・セグ
メントが分解されると、ヘッダ・セグメントとそれに対
応するデータ・セグメントは通信スタックの上位レイヤ
の待ち行列に入れられ、処理待ちとなる。この分解処理
は、チャネルで受信されたデータ・ストリーム全体が個
々のヘッダ・セグメントとそれに対応するデータ・セグ
メントに分解され、それぞれのヘッダ・セグメントとそ
れに対応するデータ・セグメントが通信スタックの上位
レイヤの待ち行列に入れられるまで続行する。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明を好ましい実施形態を示し
た添付の図面を参照しながら以下により詳細に説明す
る。ただし、本発明は多くの異なる形式で具体化するこ
とができ、本明細書に記載された実施形態に限定される
と解釈してはならない。むしろ、本実施形態を記載した
目的は、本開示にもれがなく、当業者に本発明の範囲を
伝えることである。明細書では図中の番号をそのまま使
用している。
【0039】本発明は実質的にIBM SNA体系とV
TAMアクセス方法に基づく環境において記述される。
SNA体系環境では、SNAネットワークの各レイヤ1
02〜116は、図5の100'に概略を示す本発明の
トークン化共用記憶マネジャ130と直接通信を行う。
本発明による多数の個々のヘッダ・セグメントとそれに
対応するデータ・セグメントの非連続的データ・ストリ
ームへの処理と、それに対応するデータ・ストリームの
分解処理の管理は、通信スタックのあらゆるレイヤで実
行可能である。好ましい実施形態においては、これらの
動作はデータ・リンク制御レイヤ104(図5を参照)
で実行される。ただし、本発明は上記の例に限らず、比
較的大きなデータ・オブジェクトのセグメント化と、大
きなデータ・オブジェクトが通信スタックの複数のレイ
ヤを通過する際に各データ・セグメントへプロトコル固
有情報を含むヘッダを付加する手順の両方または一方を
必要とする任意の種別のネットワークに適用できる。
【0040】図6と図7について説明する。同図は、本
発明によるマルチパス・チャネル(MPC)データ・ス
トリーム構造を示すブロック図である。同図では特に、
間接アドレス語(IDAW)データ・ストリーム・バッ
ファ・リストとデータ・ストリーム内ヘッダ領域とデー
タ・ストリーム内データ領域を含む非連続的データ・ス
トリームを示す。非連続データ・ストリーム350(す
なわち、MPCデータ・ストリーム)が通信システムの
チャネルで伝送される一方、IDAWバッファ・リスト
302は通信システムのチャネルで伝送されない。さら
に、MPCデータ・ストリーム350はシステム入出力
インタフェース28(図1と図2を参照)によってチャ
ネルで伝送されるMPCデータ・ストリームを示す。こ
こでは、チャネルで伝送される前のホスト・コンピュー
タ上のデータ・ストリーム・コンポーネントの記憶場所
を示してはいない。
【0041】MPCデータ・ストリーム350は2つの
主要なコンポーネント、すなわち、データ・ストリーム
内ヘッダ領域360とデータ・ストリーム内データ領域
380を備える。図6の例では、MPCデータ・ストリ
ーム350には2Kバイトの境界要件がある。その結
果、この例では、データ・ストリーム内ヘッダ領域36
0のプライマル・データとデータ・ストリーム内データ
領域380のスタティック・データは2Kバイトの境界
に整列されることが必要である。
【0042】図7について説明する。同図に示すよう
に、データ・ストリーム内ヘッダ領域360には、MP
Cデータ・ストリーム350全体のブロック・ヘッダ3
61と、362に示す複数のヘッダ・セグメントなどの
いくつかの部分がある。ブロック・ヘッダ361には、
データ・ストリーム長などのMPCデータ・ストリーム
350の全体に関する管理データが含まれる。
【0043】IDAWバッファ・リスト302は実際の
データ(すなわち、ヘッダ・データとアプリケーション
・データ)へのポインタのバッファ・リストである。I
DAWバッファ・リスト302は、2種類のデータへの
ポインタ、すなわち、ヘッダ・セグメントをポイントす
る一般に304で参照されるポインタと、アプリケーシ
ョン・データ・セグメントをポイントする一般に306
で示されるポインタを含む。IDAWバッファ・リスト
302はチャネル・プログラムIDAWポインタ300
によってポイントされる。IDAWバッファ・リストの
ヘッダ部分の最初のポインタ(すなわち、304aのH
DR PTR1)は、MPCデータ・ストリーム350
のブロック・ヘッダ361をポイントする。IDAWバ
ッファ・リスト302のヘッダ部分304の次のそれぞ
れのポインタ(すなわち、HDRPTR 2 304
b)は、データ・ストリーム内ヘッダ領域の別の2Kバ
イト部分の先頭をポイントする。IDAWバッファ・リ
スト302のデータ・ポインタ部分306の各ポインタ
は、MPCデータ・ストリーム350内のデータ・スト
リーム内データ領域の別の2Kバイト部分をポイントす
る。例えば、DATA PTR 1 306aは、MP
Cデータ・ストリーム350内のスタティック・データ
・セグメント380aの先頭をポイントする。
【0044】ヘッダ・セグメント(すなわち、ヘッダ・
セグメント362)が通信スタックから受信されたヘッ
ダとそれに対応するデータ・セグメントの組み合わせご
とに付与され、通信システムのチャネルで伝送される。
各ヘッダ・セグメント(すなわち、ヘッダ・セグメント
362)は、特定のヘッダ・セグメント長に関する管理
データと、MPCデータ・ストリーム350の次の基本
PDUヘッダ(すなわち、次のヘッダ・セグメント36
7)へのオフセット362aを含む基本プロトコル・デ
ータ単位(PDU)ヘッダ(すなわち、BASE PD
U HEADER A 362a)を含んでいる。さら
に、ヘッダ・セグメント362はプライマル・データ・
ヘッダ・セグメント362d.1(すなわち、PRIM
AL DATA A.1)への変位362bと、380
a.1(すなわち、STATICDATA A.1)か
ら開始するそれに対応するスタティック・データ・セグ
メントへの変位362cも含む。プライマル・データは
SNAやTCP/IPヘッダなどのネットワーク・プロ
トコル・ヘッダを参照する制御データである。スタティ
ック・データはアプリケーション・データを参照する。
【0045】プライマル・データ項目362d.1〜3
62d.nの数は関連付けられたスタティック・データ
に対応する必要なプライマル・データのすべてを処理す
るのに必要な数に等しい。さらに、MPCデータ・スト
リーム350のプライマル・データ項目(例えば、PR
IMAL DATA A.1 362d.1)への変位
362bの数は、MPCデータ・ストリーム350のプ
ライマル・データ横目362dの数に等しい。プライマ
ル・データへの各変位は一意に対応するプライマル・デ
ータ項目を参照する。
【0046】同様に、スタティック・データ・セグメン
トの数も通信スタックから受信したデータ・セグメント
を処理するのに必要な数に等しい。それぞれのプライマ
ル・データ変位とプライマル・データ項目の間には一意
的な1対1の対応関係がある。同様に、MPCデータ・
ストリーム350のそれぞれのスタティック・データ変
位とスタティック・データ項目の間には1対1の対応関
係がある。
【0047】図8ないし図12は、本発明による方法、
システム、プログラム・プロダクトのブロック図、流れ
図および制御流れ図である。ブロック図、流れ図および
制御流れ図の各ブロックまたはステップ、ならびにブロ
ック図、流れ図、および制御流れ図のブロックの組み合
わせをコンピュータ・プログラム命令で実施することが
できる。これらのコンピュータ・プログラム命令をコン
ピュータまたは他のプログラマブル装置にロードして、
コンピュータまたは他のプログラマブル装置で実行され
る命令が、ブロック図、流れ図、または制御流れ図の1
つまたは複数のブロックまたはステップで指定した機能
を実施する手段を作成するマシンを製造することができ
る。また、これらのコンピュータ・プログラムを、コン
ピュータまたはその他のプログラマブル装置を特定の方
法で動作させるコンピュータ可読メモリに記憶させ、コ
ンピュータ可読メモリに記憶させた命令で、ブロック
図、流れ図、または制御流れ図の1つまたは複数のブロ
ックまたはステップで指定した機能を実施する手段を含
む製品を製造することができる。また、コンピュータ可
読命令をコンピュータまたはその他のプログラマブル装
置にロードして一連の動作ステップをコンピュータまた
はその他のプログラマブル装置で実行させて、コンピュ
ータまたはその他のプログラマブル装置で実行される命
令がブロック図、流れ図、または制御流れ図の1つまた
は複数のブロックまたはステップで指定した機能を実施
するステップを提供するようなコンピュータ実施処理を
作成することができる。
【0048】以上のように、ブロック図、流れ図、また
は制御流れ図のブロックまたはステップは、特定の機能
を実行する命令の組み合わせと、特定の機能を実行する
ステップの組み合わせと、特定の機能を実行するプログ
ラム命令手段に対応する。ブロック図、流れ図、または
制御流れ図の各ブロックまたは各ステップと、ブロック
図、流れ図、または制御流れ図のブロックまたはステッ
プの組み合わせを、特定の機能またはステップ、または
特定用途のハードウェアとコンピュータ命令を実行する
特定用途のハードウェアベース・コンピュータ・システ
ムによって実施することができる。
【0049】図8について説明する。同図は、データ・
ストリームの伝送の前のデータ・リンク制御レイヤでの
IDAWデータ・ストリーム・バッファ・リストの生成
を含む、ヘッダ・セグメントとそれに対応するデータ・
セグメントの処理を示すブロック図である。IDAWデ
ータ・ストリーム・バッファ・リスト302の生成(図
6を参照)と「仮想」MPCデータ・ストリーム350
(図6を参照)の作成は、通信スタックの上位レイヤか
らのヘッダとそれに対応するデータ・セグメントの受信
によって開始する。複数のヘッダ・セグメントとそれに
対応するデータ・セグメントをデータ・リンク制御レイ
ヤの待ち行列に入れることができる。ヘッダとそれに対
応するデータ・セグメントは、本発明と同時にファイル
されている米国特許出願第08/802597号の記述
にあるように、通信スタックによって生成できる。この
出願のタイトルは「System and Methods for Managing
the Processing of Relatively Large Data Objects in
a Communications Stack」で、本発明の譲受人である
IBMに譲渡されている。
【0050】図8のステップ1で、データ・リンク制御
レイヤはデータ・ストリーム内ヘッダ領域の記憶を獲得
し、データ・ストリーム内ヘッダ領域のアドレス・ポイ
ンタを、一般に402に示すIDAWデータ・ストリー
ム・バッファ・リストの最初の項目402aのポインタ
として記憶する。その後、ステップ2で、データ・リン
ク制御レイヤはIDAWバッファ・リスト402の最初
の項目402aがポイントする位置にデータ・ストリー
ム内ヘッダ領域404の作成を開始する。データ・リン
ク制御レイヤは404aでブロック・ヘッダを、404
bで基本PDUヘッダを作成することによってデータ・
ストリーム内ヘッダ領域を作成する。その後、ステップ
3で、データ・リンク制御レイヤは通信スタックの上位
レイヤから受信したSNAまたはその他のプロトコル・
ヘッダ406をデータ・ストリーム内ヘッダ領域のプラ
イマル・データ部分404cへコピーする。
【0051】データ・リンク制御レイヤは、次にステッ
プ4で、SNAまたはその他のプロトコル・ヘッダ40
6と、通信スタックから受信したSNAヘッダとそれに
対応するデータ・セグメントに対応する通信スタックの
内部バッファ・リストを使って、データ・セグメントの
アドレス・ポインタをIDAWバッファ・リスト402
b〜402nの項目として2Kバイト刻みで記憶する。
その後、図8のステップ5に示すように、データ・リン
ク制御レイヤは、データ・ストリーム内ヘッダ領域のプ
ライマル・データ(すなわち、D1)とデータ・セグメ
ントまたはスタティック・データ(すなわち、D2)へ
の変位を記憶する。通信スタックの内部バッファ・リス
トは、本発明と同時にファイルされている米国特許出願
第08/802597号に記述されている「XBUFL
IST」の形式をとることができる。この出願のタイト
ルは「System and Methods for Managing the Processi
ngof Relatively Large Data Objects in a Communicat
ions Stack」で、本発明の譲受人であるIBMに譲渡さ
れている。
【0052】図9について説明する。同図は、通信シス
テムのチャネルを介して伝送する準備としてデータ・リ
ンク制御レイヤの多数のヘッダ・セグメントとデータ・
セグメントの処理に関する動作を示す流れ図である。つ
まり、図9はIDAWバッファ・リスト302(図6を
参照)と、MPCデータ・ストリームのデータ・ストリ
ーム内ヘッダ領域360(図6を参照)の構成を示す。
図9の500でデータ・リンク制御レイヤは処理を開始
し、502でデータ・ストリーム内ヘッダ領域のIDA
Wバッファ・リストを構成する。データ・ストリーム内
ヘッダ領域のIDAW項目の構成は図8のステップ1に
対応する。次に、データ・リンク制御レイヤは通信スタ
ックから受信したヘッダとそれに対応するデータ・セグ
メントの処理を開始する。特に、504に示すように、
処理は次の3つの条件の1つが満たされるまで続行す
る。(1)通信スタックから受信するデータが終了した
(すなわち、待ち行列にあるデータがゼロ)、(2)M
PCデータ・ストリーム内ヘッダ領域が満たされてい
る、または(3)データ・ストリーム内データ領域が満
たされている。506で、データ・リンク制御レイヤ
は、通信スタックの上位レイヤから処理のために受信し
たメッセージ(すなわち、ヘッダとそれに対応するデー
タ・セグメント)を待ち行列から外す。次に508でデ
ータ・リンク制御レイヤはデータ・ストリーム内ヘッダ
領域に基本PDUヘッダを作成する。このステップは図
8のステップ2に対応する。
【0053】その後、510で、データ・リンク制御レ
イヤが通信スタックの上位レイヤから受信したヘッダと
データ・セグメントの組み合わせの内部バッファ・リス
トがアクセスされる。512で、データ・フロー制御レ
イヤ110から受信した内部バッファ・リストの項目が
プライマル・データであるかどうか判定される。上位レ
イヤから受信した内部バッファ・リストの項目がプライ
マル・データに対応する場合、514で内部バッファ・
リスト項目を使って対応するプライマル・データがアク
セスされ、プライマル・データがデータ・ストリーム内
ヘッダ領域にコピーされる。このプライマル・データの
データ・ストリーム内ヘッダ領域へのコピーは図8のス
テップ3に対応する。512で、上位レイヤから受信し
た内部バッファ・リストの項目がプライマル・データで
ない場合(すなわち、スタティック・データの場合)、
スタティック・データの場所を内部ポイントするIDA
Wバッファ・リストの項目が作成される。516で2K
バイトのスタティック・データごとに個別のIDAWバ
ッファ・リスト項目が構成される。IDAWバッファ・
リスト項目の構成は、図8のステップ4に対応する。
【0054】その後、518で、データがプライマル・
データであれスタティック・データであれ、データへの
変位がMPCデータ・ストリームのデータ・ストリーム
内ヘッダ領域の対応するヘッダ・セグメント部分に記憶
される。データ・ストリーム内ヘッダ領域のデータへの
変位の記憶は、図8のステップ5に対応する。最後に、
520で、通信スタックの上位レイヤから受信した内部
バッファ・リストに項目が残っているか判定がなされ
る。上位レイヤから受信した内部バッファ・リストに項
目が残っている場合、制御はステップ510へ返され、
内部バッファ・リストの追加項目が処理される。上位レ
イヤから受信した内部バッファ・リストに項目が残って
いない場合、制御は504へ返され、待ち行列にデータ
がなくなるか、データ・ストリーム内ヘッダ領域が満た
されるか、データ・ストリーム内データ領域が満たされ
るまで処理が続行する。
【0055】図10について説明する。同図は、通信シ
ステムのチャネルからMPCデータ・ストリームを受信
した後のデータとそれに対応するヘッダの再組み立てを
示すブロック図である。特に、図10は、通信システム
の受信側ノードにおけるデータ・リンク制御レイヤによ
るIDAWバッファ・リストの作成と通信スタックの内
部バッファ・リストの作成を示す。図10は602(す
なわち、CSM DSまたは通信記憶マネジャ・データ
記憶装置)で記憶マネジャが保持するデータ記憶領域を
示す。602に示すデータ記憶領域はデータ・リンク制
御レイヤが記憶マネジャに要求する共用メモリ・バッフ
ァを含む。
【0056】図10のステップ1で、データ・リンク制
御レイヤは、通信システムのチャネルでMPCデータ・
ストリーム350(図6を参照)を受信するためにID
AWバッファ・リスト604の構成を開始する。604
aで、データ・リンク制御レイヤはデータ・ストリーム
のデータ・ストリーム内ヘッダ領域への参照項目をID
AWバッファ・リストに入力してステップ1で2Kバイ
ト刻みでIDAWバッファ・リスト項目の構成を開始す
る。その後、604b〜nで、データ・リンク制御レイ
ヤはデータ・ストリームのMPCデータ・ストリーム内
データ領域部分への参照項目をIDAWバッファ・リス
トに入力して、2Kバイト記憶刻みでIDAWバッファ
・リスト項目の構成を開始する。
【0057】図10のステップ3で、チャネルからデー
タが読み込まれると、データ・リンク制御レイヤは、6
08に示す各々の受信したヘッダとそれに対応するデー
タ・セグメント用に記憶ブロックを予約する。その後、
データ・リンク制御レイヤはMPCデータ・ストリーム
のデータ・ストリーム・ヘッダ領域からプライマル・デ
ータ(すなわち、SNAヘッダ)を獲得し、ステップ4
で、データ・リンク制御レイヤが予約する記憶ブロック
608内の610の記憶ブロックにコピーする。図10
のステップ5で、データ・リンク制御レイヤはチャネル
上で受信して602aに記憶したスタティック・データ
と610に記憶したSNAヘッダに対応する内部バッフ
ァ・リストを生成する。バッファ・リスト項目はスタテ
ィック・データとプライマル・データの両方に関して作
成される。スタティック・データ用のバッファ・リスト
は項目は、一般にステップ6、612でバッファのアド
レスまたはオフセットをスタティック・データを含むバ
ッファに612aで記憶し、スタティック・データ長を
612bで、この例では「TK2」と指定されている一
次トークンまたは二次トークンを612cで、またセグ
メントが「スタティック」であるという表示(例えば、
「S」)を612dでバッファに記憶することによって
作成される。
【0058】プライマル・データ(すなわち、SNAバ
ッファ)614用の内部バッファ・リスト項目も作成さ
れる。ヘッダ610用の内部バッファ・リスト項目は、
他の内部バッファ・リスト項目と同様、ヘッダ610が
内部通信スタック記憶装置608に記憶した場所のアド
レスを614aに記憶する。さらに、通信スタックは内
部バッファ・リスト項目のヘッダ610の長さを614
bに記憶し、内部バッファ・リスト項目の614cにゼ
ロを指定してこのバッファ・リスト項目にはトークンが
ないことを示し、610に記憶されたデータが「プライ
マル」であることを614dで表示する(例えば「P」
の表示を付ける)。内部バッファ・リストが作成される
と、このバッファ・リストを通信スタックの上位レイヤ
の待ち行列に入れて処理することができる。
【0059】図11ないし図12について説明する。同
図は通信システムのチャネルで受信された非連続データ
・ストリーム(すなわち、「アウトオブバンド」ヘッダ
・データ・ストリーム)が個々のヘッダ・セグメントと
それに対応するデータ・セグメントに分解されて通信ス
タックで処理される前述の流れ図である。700で通信
スタックのデータ・リンク制御レイヤは分解処理を開始
し、702でIDAWバッファ・リストとデータ・スト
リーム内ヘッダ領域のための記憶域を要求する。その
後、通信スタックは704で読み出されるデータ・スト
リームのデータ・ストリーム内ヘッダ領域を参照するI
DAWバッファ・リストの部分を作成する。MPCデー
タ・ストリームのデータ・ストリーム内ヘッダ領域を参
照するIDAWバッファ・リスト項目の作成は、図10
のステップ1に対応する。次に706で通信スタックは
入出力機構が停止するまでデータ・ストリーム内の実際
のヘッダ・セグメントの処理を開始する。
【0060】チャネルからデータを読み出す前に、70
8でデータ・リンク制御レイヤは記憶マネジャに共用メ
モリ・バッファを要求する。次に710で通信スタック
はデータ・ストリーム内データ領域(すなわち、スタテ
ィック・データ)を参照するIDAWバッファ・リスト
の部分を作成する。IDAWバッファ・リストのこれら
の項目は共用メモリ・バッファをポイントする。データ
・ストリーム内データ領域を参照するIDAWバッファ
・リストの項目の作成は、図10のステップ2に対応す
る。通信スタックは次に712で入出力機構からデータ
(すなわち、プライマル・データとスタティック・デー
タ)をヘッダとデータ・セグメント領域に読み込む。通
信スタックは次にMPCデータ・ストリームのデータ・
ストリーム内ヘッダ領域から個々のPDUヘッダを処理
する。
【0061】714でMPCデータ・ストリームのデー
タ・ストリーム内ヘッダ領域にPDUヘッダが残ってい
ないと判定されると、制御は706に戻され、他のデー
タ・ストリームの受信待ちになる。そうでない場合、7
16で通信スタックは通信スタック内部バッファ・リス
トを作成するための通信スタック内部の記憶を割り当
て、プロトコル・ヘッダの項目を予約する。716での
通信スタック内部の記憶の割当ては図10のステップ3
に対応する。
【0062】718で、データ・ストリームのPDUヘ
ッダ・セグメントにプライマル・データがあるかどうか
判定される。718でデータ・ストリーム内ヘッダ領域
にプライマル・データがあると判定された場合、720
で通信スタックはプライマル・データを通信スタック内
部の記憶域にコピーする。720でのプライマル・デー
タの通信スタック内部の記憶域へのコピーは、図10の
ステップ4に対応する。その後、通信スタックは722
でアドレスまたはデータへのオフセットと、データ長
と、他の情報を記憶することによって通信スタックの内
部バッファ・リストのバッファ・リスト項目を生成す
る。722での内部バッファ・リスト項目の作成は図1
0のステップ5に対応する。
【0063】724で未処理のPDU要素があるかどう
か判定される。未処理のPDU要素がない場合、726
でデータは通信スタックの次の上位レイヤの待ち行列に
入れられ、制御は714に戻されてデータ・ストリーム
内ヘッダ領域のPDUがさらに処理される。未処理のP
DU要素がある場合、制御は718に戻されてヘッダ・
セグメントのデータがさらに処理される。
【0064】718でデータ・ストリーム内ヘッダ領域
にデータがないと判定されると、728で共用メモリ・
バッファに複数のPDUがあるかどうか判定される。共
用メモリ・バッファに複数のPDUがある場合、730
で通信スタックは記憶マネジャから二次トークンを入手
し、732でこの二次トークンを特定のデータに対応す
る内部バッファ・リストに記憶する。728で共用メモ
リ・バッファにPDUヘッダがないと判定された場合、
732で通信スタックは一次トークンを内部バッファ・
リストに記憶する。732での二次トークンまたは一次
トークンの内部バッファ・リストへの記憶は図10のス
テップ6に対応する。一次トークンと二次トークンと内
部バッファ・リストは、本発明と同時にファイルされて
いる米国特許出願第08/802596号と第08/8
02597号に詳述されている。これらのタイトルはそ
れぞれ「Systems and Methods for Controlling the Tr
ansmission of Relatively Large Data Objects in a C
ommunications System」と、「Systems and Methods fo
r Managing the Processing of Relatively LargeData
Objects in a Communications Stack」で、本発明の譲
受人であるIBMに譲渡されている。
【0065】図面と明細書では、本発明の代表的な好ま
しい実施形態が開示され、特定の用語が使用されている
が、それらは一般的かつ説明のための用語にすぎず、本
発明の範囲は特許請求の範囲に記載する。
【0066】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0067】(1)複数のデータ・セグメントと複数の
ヘッダ・セグメントをネットワーク・チャネルで伝送す
るデータ・ストリームに組み立てる方法であって、前記
各データ・セグメントが前記1つのヘッダ・セグメント
に一意に対応し、前記ネットワーク・チャネルが前記各
データ・セグメントがそれに対応する前記各ヘッダ・セ
グメントと連続していることを一般に要求し、ネットワ
ーク・チャネルでのデータ・セグメントとそれに対応す
るヘッダ・セグメントの効率的な伝送を可能にし、前記
方法は、データ・ストリーム・バッファのデータ・スト
リーム内ヘッダ領域に順次記憶される複数のヘッダ・セ
グメントをデータ・ストリーム・バッファの前記データ
・ストリーム内ヘッダ領域にコピーするステップと、デ
ータ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリーム
内ヘッダ領域に記憶された前記1つのヘッダ・セグメン
トをそれに対応するデータ・セグメントに関連付けるス
テップと、データ・ストリーム・バッファの前記データ
・ストリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントを
参照する項目と前記データ・セグメントを参照する項目
を含むデータ・ストリーム・バッファ・リストを生成す
るステップとを含み、データ・セグメントを物理的に移
動することなく、またデータ・セグメントのコピーを作
成することもなく、データ・ストリーム内ヘッダ領域と
データ・ストリーム内データ領域を備えたデータ・スト
リームを伝送するまで、前記データ・セグメントと、前
記データ・ストリーム・バッファ・リストと、データ・
ストリーム・ヘッダ領域を備えた前記データ・ストリー
ム・バッファを集合的に使ってネットワーク・チャネル
で伝送するデータ・ストリームに形成し、前記データ・
ストリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントがそ
れに対応するデータ・ストリーム内データ領域のデータ
・セグメントとは非連続的な場所に配置され、前記デー
タ・ストリームが前記ネットワーク・チャネル上での前
記データ・ストリームの伝送時に形成されることを特徴
とする方法。 (2)複数のヘッダ・セグメントを備えたデータ・スト
リーム・ヘッダ領域をネットワーク・チャネルで伝送す
るステップと、データ・ストリーム・バッファ・リスト
が参照する複数のデータ・セグメントを獲得するステッ
プと、データ・ストリーム・バッファ・リストが参照す
る、獲得した複数のデータ・セグメントをデータ・スト
リーム内データ領域としてネットワーク・チャネルで伝
送するステップをさらに含み、前記データ・ストリーム
内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントと、前記データ
・ストリーム内データ領域の前記データ・セグメントの
組み合わせがデータ・ストリームを形成し、前記データ
・ストリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントが
それに対応する前記データ・ストリーム内データ領域の
前記データ・セグメントとは非連続的な場所に配置され
ることを特徴とする、上記(1)に記載の方法。 (3)組立てが複数のレイヤを備えた通信スタックで実
行され、前記コピーのステップの前に前記データ・セグ
メントと前記ヘッダ・セグメントを通信スタックの前記
複数のレイヤのうち1つのレイヤから受信するステップ
を実行することを特徴とする、上記(1)に記載の方
法。 (4)前記データ・ストリーム・バッファの前記データ
・ストリーム内ヘッダ領域がブロック・ヘッダ部分を備
え、前記コピーのステップの前にデータ・ストリーム固
有情報を前記ブロック・ヘッダ部分に記憶するステップ
を実行することを特徴とする、上記(1)に記載の方
法。 (5)前記関連付けのステップが、データ・ストリーム
のデータ・ストリーム内ヘッダ領域の前記各ヘッダ・セ
グメントと、前記各ヘッダ・セグメントに対応するデー
タ・ストリーム内データ領域のデータ・セグメントの間
の変位を判定するステップと、判定した変位を、前記1
つのデータ・セグメントに対応する前記1つのヘッダ・
セグメントに関連付けて、前記データ・ストリーム内ヘ
ッダ領域に記憶するステップを含むことを特徴とする、
上記(1)に記載の方法。 (6)前記通信スタックが仮想記憶通信アクセス方式
(VTAM)システムで実施される通信スタックである
ことを特徴とする、上記(3)に記載の方法。 (7)複数のレイヤを備えた通信スタックで、ネットワ
ーク・チャネルで受信した非連続的なデータ・ストリー
ムからヘッダ・セグメントとそれに対応するデータ・セ
グメントを組み立てる方法であって、前記受信した非連
続的なデータ・ストリームが複数のヘッダ・セグメント
を備えたデータ・ストリーム内ヘッダ領域と複数のデー
タ・セグメントを備えたデータ・ストリーム内データ領
域を含み、前記各データ・セグメントが前記各ヘッダ・
セグメントに一意に対応し、前記データ・セグメントが
それに対応する前記ヘッダ・セグメントへ非連続的な関
係で前記データ・ストリーム内に配置され、前記方法
は、前記非連続的データ・ストリーム内の前記ヘッダ・
セグメントの1つを参照するヘッダ項目と、前記ヘッダ
・セグメントの1つに一意に対応する前記非連続的デー
タ・ストリーム内の前記データ・セグメントの1つを参
照するデータ項目を備えたデータ・ストリーム・バッフ
ァ・リストを生成するステップと、前記1つのヘッダ・
セグメントをヘッダ・セグメント・バッファに記憶する
ステップと、前記1つのデータ・セグメントをデータ・
セグメント・バッファに記憶するステップと、関連付け
られた1つの前記ヘッダ・セグメントとは非連続的に第
2のレイヤに渡される前記1つのデータ・セグメント
と、それに一意に対応する前記1つのヘッダ・セグメン
トを、それに関連付けられた前記1つのヘッダ・セグメ
ントとは非連続的に、前記1つのヘッダ・セグメントに
関連付けられた前記1つのデータ・セグメントを物理的
に移動することなく、また前記1つのヘッダ・セグメン
トに関連付けられた前記1つのデータ・セグメントをコ
ピーすることもなく、前記通信スタックの第2のレイヤ
へ渡すステップとを含む方法。 (8)生成ステップが、前記非連続的データ・ストリー
ム内の前記1つのヘッダ・セグメントを識別するステッ
プと、識別された前記1つのヘッダ・セグメントを参照
するヘッダ・ポインタをデータ・ストリーム・バッファ
・リストに記憶するステップと、識別された前記1つの
ヘッダ・セグメントに一意に対応する、前記非連続的デ
ータ・ストリーム内の前記1つのデータ・セグメントを
識別するステップと、識別された前記1つのデータ・セ
グメントを参照するデータ・ポインタをデータ・ストリ
ーム・バッファ・リストに記憶するステップとを含むこ
とを特徴とする、上記(7)に記載の方法。 (9)非連続的に受け渡すステップが、前記1つのデー
タ・セグメントに関して、前記1つのデータ・セグメン
トとそれに関連付けられた前記1つのヘッダ・セグメン
トに一意に関連付けられた通信スタックの内部バッファ
・リストを生成するステップと、前記1つのデータ・セ
グメントが前記通信スタックの上位レイヤへそれに関連
付けられたヘッダ・セグメントとは非連続的に、前記1
つのヘッダ・セグメントに関連付けられた前記1つのデ
ータ・セグメントを物理的に移動することなく、また前
記1つのヘッダ・セグメントに関連付けられた前記1つ
のデータ・セグメントをコピーすることもなく、内部バ
ッファ・リストを前記通信スタックのあるレイヤから上
位レイヤへ渡すステップとを含むことを特徴とする、上
記(7)に記載の方法。 (10)通信スタックの内部バッファ・リストを生成す
るステップが、対応する前記1つのデータ・セグメント
に一意に関連付けられた、前記1つのデータ・セグメン
トを表すトークンを生成するステップと、前記1つのヘ
ッダ・セグメントに対応する前記1つのデータ・セグメ
ントを一意に参照するバッファ・リスト・ヘッダ・ポイ
ンタを生成するステップと、トークンを内部バッファ・
リストに記憶するステップと、バッファ・リスト・ヘッ
ダ・ポインタを内部バッファ・リストに記憶するステッ
プを含むことを特徴とする、上記(9)に記載の方法。 (11)前記通信スタックが仮想記憶通信アクセス方式
(VTAM)システムで実施される通信スタックである
ことを特徴とする、上記(7)に記載の方法。 (12)複数のデータ・セグメントと複数のヘッダ・セ
グメントをネットワーク・チャネルで伝送するデータ・
ストリームに組み立てるシステムであって、前記各デー
タ・セグメントが前記1つのヘッダ・セグメントに一意
に対応し、前記ネットワーク・チャネルが前記各データ
・セグメントがそれに対応する前記各ヘッダ・セグメン
トと連続していることを一般に要求し、ネットワーク・
チャネルでのデータ・セグメントとそれに対応するヘッ
ダ・セグメントの効率的な伝送を可能にし、前記システ
ムは、データ・ストリーム・ヘッダ領域を備えたデータ
・ストリーム・バッファと、データ・ストリーム・バッ
ファのデータ・ストリーム内ヘッダ領域に順次記憶され
る複数のヘッダ・セグメントをデータ・ストリーム・バ
ッファの前記データ・ストリーム内ヘッダ領域にコピー
する手段と、データ・ストリーム・バッファの前記デー
タ・ストリーム内ヘッダ領域に記憶された前記1つのヘ
ッダ・セグメントをそれに対応するデータ・セグメント
に関連付ける手段と、データ・ストリーム・バッファの
前記データ・ストリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セ
グメントを参照する項目と前記データ・セグメントを参
照する項目を含むデータ・ストリーム・バッファ・リス
トを生成する手段とを含み、データ・セグメントを物理
的に移動することなく、またデータ・セグメントのコピ
ーを作成することもなく、データ・ストリーム内ヘッダ
領域とデータ・ストリーム内データ領域を備えたデータ
・ストリームを伝送するまで、前記データ・セグメント
と、前記データ・ストリーム・バッファ・リストと、デ
ータ・ストリーム・ヘッダ領域を備えた前記データ・ス
トリーム・バッファを集合的に使ってネットワーク・チ
ャネルで伝送するデータ・ストリームに形成し、前記デ
ータ・ストリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメン
トがそれに対応するデータ・ストリーム内データ領域の
データ・セグメントとは非連続的な場所に配置され、前
記データ・ストリームが前記ネットワーク・チャネル上
での前記データ・ストリームの伝送時に形成されること
を特徴とするシステム。 (13)複数のヘッダ・セグメントを備えたデータ・ス
トリーム・ヘッダ領域をネットワーク・チャネルで伝送
する手段と、データ・ストリーム・バッファ・リストが
参照する複数のデータ・セグメントを獲得する手段と、
データ・ストリーム・バッファ・リストが参照する、獲
得した複数のデータ・セグメントをデータ・ストリーム
内データ領域としてネットワーク・チャネルで伝送する
手段とをさらに含み、前記データ・ストリーム内ヘッダ
領域の前記ヘッダ・セグメントと、前記データ・ストリ
ーム内データ領域の前記データ・セグメントの組み合わ
せがデータ・ストリームを形成し、前記データ・ストリ
ーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントがそれに対
応する前記データ・ストリーム内データ領域の前記デー
タ・セグメントとは非連続的な場所に配置されることを
特徴とする、上記(12)に記載のシステム。 (14)前記組立てシステムが複数のレイヤを備えた通
信スタックと機能的に結合し、前記データ・セグメント
と前記ヘッダ・セグメントを通信スタックの前記複数の
レイヤのうち1つのレイヤから受信する手段をさらに含
む、上記(12)に記載のシステム。 (15)前記データ・ストリーム・バッファの前記デー
タ・ストリーム内ヘッダ領域がブロック・ヘッダ部分を
備え、組立てシステムが、データ・ストリーム固有情報
を前記ブロック・ヘッダ部分に記憶する手段をさらに含
むことを特徴とする、上記(12)に記載のシステム。 (16)前記関連付け手段が、データ・ストリームのデ
ータ・ストリーム内ヘッダ領域の前記各ヘッダ・セグメ
ントと、前記各ヘッダ・セグメントに対応するデータ・
ストリーム内データ領域のデータ・セグメントの間の変
位を判定する手段と、判定した変位を、前記1つのデー
タ・セグメントに対応する前記1つのヘッダ・セグメン
トに関連付けて、前記データ・ストリーム内ヘッダ領域
に記憶する手段を含むことを特徴とする、上記(12)
に記載のシステム。 (17)前記通信スタックが仮想記憶通信アクセス方式
(VTAM)システムで実施される通信スタックである
ことを特徴とする、上記(14)に記載のシステム。 (18)複数のレイヤを備えた通信スタックで、ネット
ワーク・チャネルで受信した非連続的なデータ・ストリ
ームからヘッダ・セグメントとそれに対応するデータ・
セグメントを組み立てるシステムであって、前記受信し
た非連続的なデータ・ストリームが複数のヘッダ・セグ
メントを備えたデータ・ストリーム内ヘッダ領域と複数
のデータ・セグメントを備えたデータ・ストリーム内デ
ータ領域を含み、前記各データ・セグメントが前記各ヘ
ッダ・セグメントに一意に対応し、前記データ・セグメ
ントがそれに対応する前記ヘッダ・セグメントへ非連続
的な関係で前記データ・ストリーム内に配置され、前記
システムは、前記非連続的データ・ストリーム内の前記
ヘッダ・セグメントの1つを参照するヘッダ項目と、前
記ヘッダ・セグメントの1つに一意に対応する前記非連
続的データ・ストリーム内の前記データ・セグメントの
1つを参照するデータ項目とを備えたデータ・ストリー
ム・バッファ・リストを生成する手段と、ヘッダ・セグ
メント・バッファと、前記1つのヘッダ・セグメントを
ヘッダ・セグメント・バッファに記憶する手段と、デー
タ・セグメント・バッファと、前記1つのデータ・セグ
メントをデータ・セグメント・バッファに記憶する手段
と、関連付けられた1つの前記ヘッダ・セグメントとは
非連続的に第2のレイヤに渡される前記1つのデータ・
セグメントと、それに一意に対応する前記1つのヘッダ
・セグメントを、それに関連付けられた前記1つのヘッ
ダ・セグメントとは非連続的に、前記1つのヘッダ・セ
グメントに関連付けられた前記1つのデータ・セグメン
トを物理的に移動することなく、また前記1つのヘッダ
・セグメントに関連付けられた前記1つのデータ・セグ
メントをコピーすることもなく、前記通信スタックの第
2のレイヤへ渡す手段とを含むシステム。 (19)生成手段が、前記非連続的データ・ストリーム
内の前記1つのヘッダ・セグメントを識別する手段と、
識別された前記1つのヘッダ・セグメントを参照するヘ
ッダ・ポインタをデータ・ストリーム・バッファ・リス
トに記憶する手段と、識別された前記1つのヘッダ・セ
グメントに一意に対応する、前記非連続的データ・スト
リーム内の前記1つのデータ・セグメントを識別する手
段と、識別された前記1つのデータ・セグメントを参照
するデータ・ポインタをデータ・ストリーム・バッファ
・リストに記憶する手段とを含むことを特徴とする、上
記(18)に記載のシステム。 (20)非連続的に受け渡す手段が、前記1つのデータ
・セグメントに関して、前記1つのデータ・セグメント
とそれに関連付けられた前記1つのヘッダ・セグメント
に一意に関連付けられた通信スタックの内部バッファ・
リストを生成する手段と、前記1つのデータ・セグメン
トが前記通信スタックの上位レイヤへそれに関連付けら
れたヘッダ・セグメントとは非連続的に、前記1つのヘ
ッダ・セグメントに関連付けられた前記1つのデータ・
セグメントを物理的に移動することなく、また前記1つ
のヘッダ・セグメントに関連付けられた前記1つのデー
タ・セグメントをコピーすることもなく、内部バッファ
・リストを前記通信スタックのあるレイヤから上位レイ
ヤへ渡す手段とを含むことを特徴とする、上記(18)
に記載のシステム。 (21)内部バッファ・リストを生成する手段が、対応
する前記1つのデータ・セグメントに一意に関連付けら
れた、前記1つのデータ・セグメントを表すトークンを
生成する手段と、前記1つのヘッダ・セグメントに対応
する前記1つのデータ・セグメントを一意に参照するバ
ッファ・リスト・ヘッダ・ポインタを生成する手段と、
トークンを内部バッファ・リストに記憶する手段と、バ
ッファ・リスト・ヘッダ・ポインタを内部バッファ・リ
ストに記憶する手段とを含むことを特徴とする、上記
(20)に記載のシステム。 (22)前記通信スタックが仮想記憶通信アクセス方式
(VTAM)システムで実施される通信スタックである
ことを特徴とする、上記(18)に記載のシステム。 (23)複数のデータ・セグメントと複数のヘッダ・セ
グメントをネットワーク・チャネルで伝送するデータ・
ストリームに組み立てるコンピュータ・プログラム・プ
ロダクトであって、前記各データ・セグメントが前記1
つのヘッダ・セグメントに一意に対応し、前記ネットワ
ーク・チャネルが前記各データ・セグメントがそれに対
応する前記各ヘッダ・セグメントと連続していることを
一般に要求し、ネットワーク・チャネルでのデータ・セ
グメントとそれに対応するヘッダ・セグメントの効率的
な伝送を可能にし、前記コンピュータ・プログラム・プ
ロダクトはコンピュータ可読コード手段を内部に具体化
したコンピュータ可読記憶媒体を含み、前記コンピュー
タ可読コード手段が、データ・ストリーム・バッファの
データ・ストリーム内ヘッダ領域に順次記憶される複数
のヘッダ・セグメントをデータ・ストリーム・バッファ
の前記データ・ストリーム内ヘッダ領域にコピーするコ
ンピュータ命令手段と、データ・ストリーム・バッファ
の前記データ・ストリーム内ヘッダ領域に記憶された前
記1つのヘッダ・セグメントをそれに対応するデータ・
セグメントに関連付けるコンピュータ命令手段と、デー
タ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリーム内
ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントを参照する項目と
前記データ・セグメントを参照する項目を含むデータ・
ストリーム・バッファ・リストを生成するコンピュータ
命令手段とを含み、データ・セグメントを物理的に移動
することなく、またデータ・セグメントのコピーを作成
することもなく、データ・ストリーム内ヘッダ領域とデ
ータ・ストリーム内データ領域を備えたデータ・ストリ
ームを伝送するまで、前記データ・セグメントと、前記
データ・ストリーム・バッファ・リストと、データ・ス
トリーム・ヘッダ領域を備えた前記データ・ストリーム
・バッファを集合的に使ってネットワーク・チャネルで
伝送するデータ・ストリームに形成し、前記データ・ス
トリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントがそれ
に対応するデータ・ストリーム内データ領域のデータ・
セグメントとは非連続的な場所に配置され、前記データ
・ストリームが前記ネットワーク・チャネル上での前記
データ・ストリームの伝送時に形成されることを特徴と
するコンピュータ・プログラム・プロダクト。 (24)前記コンピュータ可読コード手段が、複数のヘ
ッダ・セグメントを備えたデータ・ストリーム・ヘッダ
領域をネットワーク・チャネルで伝送するコンピュータ
命令手段と、データ・ストリーム・バッファ・リストが
参照する複数のデータ・セグメントを獲得するコンピュ
ータ命令手段と、データ・ストリーム・バッファ・リス
トが参照する、獲得した複数のデータ・セグメントをデ
ータ・ストリーム内データ領域としてネットワーク・チ
ャネルで伝送するコンピュータ命令手段とをさらに含
み、前記データ・ストリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ
・セグメントと、前記データ・ストリーム内データ領域
の前記データ・セグメントの組み合わせがデータ・スト
リームを形成し、前記データ・ストリーム内ヘッダ領域
の前記ヘッダ・セグメントがそれに対応する前記データ
・ストリーム内データ領域の前記データ・セグメントと
は非連続的な場所に配置されることを特徴とする、上記
(23)に記載のコンピュータ・プログラム・プロダク
ト。 (25)前記組立てが複数のレイヤを備えた通信スタッ
クで実行され、前記コンピュータ可読コード手段が、前
記データ・セグメントと前記ヘッダ・セグメントを通信
スタックの前記複数のレイヤのうち1つのレイヤから受
信するコンピュータ命令手段をさらに含むことを特徴と
する、上記(23)に記載のコンピュータ・プログラム
・プロダクト。 (26)前記データ・ストリーム・バッファの前記デー
タ・ストリーム内ヘッダ領域がブロック・ヘッダ部分を
備え、前記コンピュータ可読コード手段が、データ・ス
トリーム固有情報を前記ブロック・ヘッダ部分に記憶す
るコンピュータ命令手段をさらに含むことを特徴とす
る、上記(23)に記載のコンピュータ・プログラム・
プロダクト。 (27)前記関連付けコンピュータ命令手段が、データ
・ストリームのデータ・ストリーム内ヘッダ領域の前記
各ヘッダ・セグメントと、前記各ヘッダ・セグメントに
対応するデータ・ストリーム内データ領域のデータ・セ
グメントの間の変位を判定するコンピュータ命令手段
と、判定した変位を、前記1つのデータ・セグメントに
対応する前記1つのヘッダ・セグメントに関連付けて、
前記データ・ストリーム内ヘッダ領域に記憶するコンピ
ュータ命令手段とを含むことを特徴とする、上記(2
3)に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。 (28)前記通信スタックが仮想記憶通信アクセス方式
(VTAM)コンピュータ・プログラム・プロダクトで
実施される通信スタックであることを特徴とする、上記
(25)に記載のコンピュータ・プログラム・プロダク
ト。 (29)複数のレイヤを備えた通信スタックで、ネット
ワーク・チャネルで受信した非連続的なデータ・ストリ
ームからヘッダ・セグメントとそれに対応するデータ・
セグメントを組み立てるコンピュータ・プログラム・プ
ロダクトであって、前記受信した非連続的なデータ・ス
トリームが複数のヘッダ・セグメントを備えたデータ・
ストリーム内ヘッダ領域と複数のデータ・セグメントを
備えたデータ・ストリーム内データ領域を含み、前記各
データ・セグメントが前記各ヘッダ・セグメントに一意
に対応し、前記データ・セグメントがそれに対応する前
記ヘッダ・セグメントへ非連続的な関係で前記データ・
ストリーム内に配置され、前記コンピュータ・プログラ
ム・プロダクトが、コンピュータ可読コード手段を内部
に具体化したコンピュータ可読記憶媒体を含み、前記コ
ンピュータ可読コード手段が、前記非連続的データ・ス
トリーム内の前記ヘッダ・セグメントの1つを参照する
ヘッダ項目と、前記ヘッダ・セグメントの1つに一意に
対応する前記非連続的データ・ストリーム内の前記デー
タ・セグメントの1つを参照するデータ項目とを備えた
データ・ストリーム・バッファ・リストを生成するコン
ピュータ命令手段と、前記1つのヘッダ・セグメントを
ヘッダ・セグメント・バッファに記憶するコンピュータ
命令手段と、前記1つのデータ・セグメントをデータ・
セグメント・バッファに記憶するコンピュータ命令手段
と、関連付けられた1つの前記ヘッダ・セグメントとは
非連続的に第2のレイヤに渡される前記1つのデータ・
セグメントと、それに一意に対応する前記1つのヘッダ
・セグメントを、それに関連付けられた前記1つのヘッ
ダ・セグメントとは非連続的に、前記1つのヘッダ・セ
グメントに関連付けられた前記1つのデータ・セグメン
トを物理的に移動することなく、また前記1つのヘッダ
・セグメントに関連付けられた前記1つのデータ・セグ
メントをコピーすることもなく、前記通信スタックの第
2のレイヤへ渡すコンピュータ命令手段とを含むことを
特徴とするコンピュータ・プログラム・プロダクト。 (30)生成コンピュータ命令手段が、前記非連続的デ
ータ・ストリーム内の前記1つのヘッダ・セグメントを
識別するコンピュータ命令手段と、識別された前記1つ
のヘッダ・セグメントを参照するヘッダ・ポインタをデ
ータ・ストリーム・バッファ・リストに記憶するコンピ
ュータ命令手段と、識別された前記1つのヘッダ・セグ
メントに一意に対応する、前記非連続的データ・ストリ
ーム内の前記1つのデータ・セグメントを識別するコン
ピュータ命令手段と、識別された前記1つのデータ・セ
グメントを参照するデータ・ポインタをデータ・ストリ
ーム・バッファ・リストに記憶するコンピュータ命令手
段とを含むことを特徴とする、上記(29)に記載のコ
ンピュータ・プログラム・プロダクト。 (31)非連続的な受け渡しのコンピュータ命令手段
が、前記1つのデータ・セグメントに関して、前記1つ
のデータ・セグメントとそれに関連付けられた前記1つ
のヘッダ・セグメントに一意に関連付けられた通信スタ
ックの内部バッファ・リストを生成するコンピュータ命
令手段と、前記1つのデータ・セグメントが前記通信ス
タックの上位レイヤへそれに関連付けられたヘッダ・セ
グメントとは非連続的に、前記1つのヘッダ・セグメン
トに関連付けられた前記1つのデータ・セグメントを物
理的に移動することなく、また前記1つのヘッダ・セグ
メントに関連付けられた前記1つのデータ・セグメント
をコピーすることもなく、内部バッファ・リストを前記
通信スタックのあるレイヤから上位レイヤへ渡すコンピ
ュータ命令手段とを含むことを特徴とする、上記(3
0)に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。 (32)内部バッファ・リストの生成のためのコンピュ
ータ命令手段が、対応する前記1つのデータ・セグメン
トに一意に関連付けられた、前記1つのデータ・セグメ
ントを表すトークンを生成するコンピュータ命令手段
と、前記1つのヘッダ・セグメントに対応する前記1つ
のデータ・セグメントを一意に参照するバッファ・リス
ト・ヘッダ・ポインタを生成するコンピュータ命令手段
と、トークンを内部バッファ・リストに記憶するコンピ
ュータ命令手段と、バッファ・リスト・ヘッダ・ポイン
タを内部バッファ・リストに記憶するコンピュータ命令
手段とを含むことを特徴とする、上記(31)に記載の
コンピュータ・プログラム・プロダクト。 (33)前記通信スタックが仮想記憶通信アクセス方式
(VTAM)システムで実施される通信スタックである
ことを特徴とする、上記(29)に記載のコンピュータ
・プログラム・プロダクト。
【図面の簡単な説明】
【図1】直接接続環境で2つのホスト・コンピュータを
有するアプリケーション間通信ネットワークのブロック
図である。
【図2】2つのホスト・コンピュータとネットワーク制
御装置を有するアプリケーション間通信ネットワークの
コンポーネントを示すブロック図である。
【図3】図1に示すアプリケーション間通信ネットワー
ク上の特定のノードで通信システムのシステム・ネット
ワーク体系(SNA)を実施するための、コンピュータ
・ソフトウェア的見地からの通信スタックのネットワー
ク・プロトコル・レイヤを示すブロック図である。
【図4】図3に示すSNA体系を実施することのできる
通信システム用のVTAMシステムの主なコンポーネン
トのブロック図である。
【図5】本発明によるトークン化共用記憶マネジャと通
信するSNA体系のソフトウェア的見地からの通信スタ
ックのネットワーク・プロトコル・レイヤを示す概略ブ
ロック図である。
【図6】本発明によるIDAWデータ・ストリーム・バ
ッファ・リストと、データ・ストリーム内ヘッダ領域と
データ・ストリーム内データ領域を含む非連続データ・
ストリームを示すブロック図である。
【図7】本発明によるIDAWデータ・ストリーム・バ
ッファ・リストと、データ・ストリーム内ヘッダ領域と
データ・ストリーム内データ領域を含む非連続データ・
ストリームを示すブロック図である。
【図8】非連続のヘッダ・セグメントとデータ・セグメ
ントを含むデータ・ストリームを通信システムのチャネ
ルで伝送する前のIDAWデータ・ストリーム・バッフ
ァ・リストの生成などの、本発明によるヘッダ・セグメ
ントとそれに対応するデータ・セグメントの処理を示す
ブロック図である。
【図9】本発明による、通信システムのチャネルで伝送
される多数のヘッダ・セグメントとデータ・セグメント
の処理に関する動作を示す流れ図である。
【図10】本発明による、通信スタックでの処理のため
の、通信システムのチャネルで受信される非連続的デー
タ・ストリームの個々のヘッダ・セグメントとそれに対
応するデータ・セグメントへの分解を示すブロック図で
ある。
【図11】本発明による、通信スタックでの処理のため
の、通信システムのチャネルで受信される非連続的デー
タ・ストリームの個々のヘッダ・セグメントとそれに対
応するデータ・セグメントへの分解に関する動作を示す
流れ図である。
【図12】本発明による、通信スタックでの処理のため
の、通信システムのチャネルで受信される非連続的デー
タ・ストリームの個々のヘッダ・セグメントとそれに対
応するデータ・セグメントへの分解に関する動作を示す
流れ図である。
【符号の説明】
10 高レベル・ブロック図 12 ホスト・コンピュータ 14 ホスト・コンピュータ 16 「アウトバウンド」側 18 「インバウンド」側 20 アプリケーション 22 アプリケーション 24 通信スタック 26 通信スタック 28 システム入出力(I/O)インタフェース 50 ホスト・コンピュータ 52 ホスト・コンピュータ 54 コンピュータ 60 ネットワーク 62 ホスト・コンピュータ 64 通信スタック 102 物理制御レイヤ 104 データリンク制御レイヤ 106 パス制御レイヤ 108 伝送制御レイヤ 110 データ・フロー制御レイヤ 112 プレゼンテーション・サービス・レイヤ 114 トランザクション・サービス・レイヤ 116 ネットワーク・ユーザ(アプリケーション)レ
イヤ 120 下位レイヤ 122 上位レイヤ 124 通信スタック 130 トークン化共用記憶マネジャ 200 通信システム 202 ホスト・コンピュータ 204 VTAMアプリケーション・プログラム 206 VTAM 208 二次記憶装置(補助記憶装置) 210 通信ネットワーク 212 SNA端末環境 214 スタート・ストップ端末環境 216 ローカル3790端末 218 ローカル3270端末 220 ローカル通信制御装置 222 リモート通信制御装置 224 交換回線上の端末 226 非交換回線上の端末 300 チャネル・プログラムIDAWポインタ 302 IDAWバッファ・リスト 304a HDR PTR 304b HDR PTR 2 306 データ・ポインタ部分 306a DATA PTR 1 350 MPCデータ・ストリーム 380a スタティック・データ・セグメント 362 ヘッダ・セグメント 362a 基本PDUヘッダ 362c スタティック・データ・セグメントへの変位 362d.1 PRIMAL DATA A.1 367 次のヘッダ・セグメント 380a.1 STATIC DATA A.1 402 IDAWバッファ・リスト 402a IDAWデータ・ストリーム・バッファ・リ
ストの最初の項目 402b〜402n IDAWバッファ・リスト 404 データ・ストリーム内ヘッダ領域 404a ブロック・ヘッダ 404b 基本PDUヘッダ 404c プライマル・データ部分 406 プロトコル・ヘッダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デール・シー・グリョッタ アメリカ合衆国27613−1345 ノースカロ ライナ州ローリー ラトレッジ・コート 3105 (72)発明者 リン・ダグラス・ロング アメリカ合衆国27516 ノースカロライナ 州チャペル・ヒル ミーチャム・ロード 2911 (72)発明者 ルイス・メンディット アメリカ合衆国27612 ノースカロライナ 州ローリー タングルウッド・ドライブ 4701 (72)発明者 マサシ・イー・ミヤケ アメリカ合衆国12603 ニューヨーク州ポ ーキープシー キャリッジ・ヒル・レーン 34 (72)発明者 リンウッド・ヒュー・オーバービー・ジュ ニア アメリカ合衆国27615 ノースカロライナ 州ローリー ベンズリー・コート 8605 (72)発明者 バラ・ラージラーマン アメリカ合衆国27612 ノースカロライナ 州ローリー ブライアー・オーク・レーン 5611 アパートメント 306 (72)発明者 アーサー・ジェームズ・スタッグ アメリカ合衆国27614 ノースカロライナ 州ローリー ウォーターマン・ドライブ 12613

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータ・セグメントと複数のヘッダ
    ・セグメントをネットワーク・チャネルで伝送するデー
    タ・ストリームに組み立てる方法であって、前記各デー
    タ・セグメントが前記1つのヘッダ・セグメントに一意
    に対応し、前記ネットワーク・チャネルが前記各データ
    ・セグメントがそれに対応する前記各ヘッダ・セグメン
    トと連続していることを一般に要求し、ネットワーク・
    チャネルでのデータ・セグメントとそれに対応するヘッ
    ダ・セグメントの効率的な伝送を可能にし、前記方法
    は、 データ・ストリーム・バッファのデータ・ストリーム内
    ヘッダ領域に順次記憶される複数のヘッダ・セグメント
    をデータ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリ
    ーム内ヘッダ領域にコピーするステップと、 データ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリー
    ム内ヘッダ領域に記憶された前記1つのヘッダ・セグメ
    ントをそれに対応するデータ・セグメントに関連付ける
    ステップと、 データ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリー
    ム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントを参照する項
    目と前記データ・セグメントを参照する項目を含むデー
    タ・ストリーム・バッファ・リストを生成するステップ
    とを含み、 データ・セグメントを物理的に移動することなく、また
    データ・セグメントのコピーを作成することもなく、デ
    ータ・ストリーム内ヘッダ領域とデータ・ストリーム内
    データ領域を備えたデータ・ストリームを伝送するま
    で、前記データ・セグメントと、前記データ・ストリー
    ム・バッファ・リストと、データ・ストリーム・ヘッダ
    領域を備えた前記データ・ストリーム・バッファを集合
    的に使ってネットワーク・チャネルで伝送するデータ・
    ストリームに形成し、前記データ・ストリーム内ヘッダ
    領域の前記ヘッダ・セグメントがそれに対応するデータ
    ・ストリーム内データ領域のデータ・セグメントとは非
    連続的な場所に配置され、前記データ・ストリームが前
    記ネットワーク・チャネル上での前記データ・ストリー
    ムの伝送時に形成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】複数のヘッダ・セグメントを備えたデータ
    ・ストリーム・ヘッダ領域をネットワーク・チャネルで
    伝送するステップと、 データ・ストリーム・バッファ・リストが参照する複数
    のデータ・セグメントを獲得するステップと、 データ・ストリーム・バッファ・リストが参照する、獲
    得した複数のデータ・セグメントをデータ・ストリーム
    内データ領域としてネットワーク・チャネルで伝送する
    ステップをさらに含み、 前記データ・ストリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セ
    グメントと、前記データ・ストリーム内データ領域の前
    記データ・セグメントの組み合わせがデータ・ストリー
    ムを形成し、前記データ・ストリーム内ヘッダ領域の前
    記ヘッダ・セグメントがそれに対応する前記データ・ス
    トリーム内データ領域の前記データ・セグメントとは非
    連続的な場所に配置されることを特徴とする、請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】組立てが複数のレイヤを備えた通信スタッ
    クで実行され、前記コピーのステップの前に前記データ
    ・セグメントと前記ヘッダ・セグメントを通信スタック
    の前記複数のレイヤのうち1つのレイヤから受信するス
    テップを実行することを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】前記データ・ストリーム・バッファの前記
    データ・ストリーム内ヘッダ領域がブロック・ヘッダ部
    分を備え、前記コピーのステップの前にデータ・ストリ
    ーム固有情報を前記ブロック・ヘッダ部分に記憶するス
    テップを実行することを特徴とする、請求項1に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】前記関連付けのステップが、 データ・ストリームのデータ・ストリーム内ヘッダ領域
    の前記各ヘッダ・セグメントと、前記各ヘッダ・セグメ
    ントに対応するデータ・ストリーム内データ領域のデー
    タ・セグメントの間の変位を判定するステップと、 判定した変位を、前記1つのデータ・セグメントに対応
    する前記1つのヘッダ・セグメントに関連付けて、前記
    データ・ストリーム内ヘッダ領域に記憶するステップを
    含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記通信スタックが仮想記憶通信アクセス
    方式(VTAM)システムで実施される通信スタックで
    あることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】複数のレイヤを備えた通信スタックで、ネ
    ットワーク・チャネルで受信した非連続的なデータ・ス
    トリームからヘッダ・セグメントとそれに対応するデー
    タ・セグメントを組み立てる方法であって、 前記受信した非連続的なデータ・ストリームが複数のヘ
    ッダ・セグメントを備えたデータ・ストリーム内ヘッダ
    領域と複数のデータ・セグメントを備えたデータ・スト
    リーム内データ領域を含み、 前記各データ・セグメントが前記各ヘッダ・セグメント
    に一意に対応し、前記データ・セグメントがそれに対応
    する前記ヘッダ・セグメントへ非連続的な関係で前記デ
    ータ・ストリーム内に配置され、前記方法は、 前記非連続的データ・ストリーム内の前記ヘッダ・セグ
    メントの1つを参照するヘッダ項目と、前記ヘッダ・セ
    グメントの1つに一意に対応する前記非連続的データ・
    ストリーム内の前記データ・セグメントの1つを参照す
    るデータ項目を備えたデータ・ストリーム・バッファ・
    リストを生成するステップと、 前記1つのヘッダ・セグメントをヘッダ・セグメント・
    バッファに記憶するステップと、 前記1つのデータ・セグメントをデータ・セグメント・
    バッファに記憶するステップと、 関連付けられた1つの前記ヘッダ・セグメントとは非連
    続的に第2のレイヤに渡される前記1つのデータ・セグ
    メントと、それに一意に対応する前記1つのヘッダ・セ
    グメントを、それに関連付けられた前記1つのヘッダ・
    セグメントとは非連続的に、前記1つのヘッダ・セグメ
    ントに関連付けられた前記1つのデータ・セグメントを
    物理的に移動することなく、また前記1つのヘッダ・セ
    グメントに関連付けられた前記1つのデータ・セグメン
    トをコピーすることもなく、前記通信スタックの第2の
    レイヤへ渡すステップとを含む方法。
  8. 【請求項8】生成ステップが、 前記非連続的データ・ストリーム内の前記1つのヘッダ
    ・セグメントを識別するステップと、 識別された前記1つのヘッダ・セグメントを参照するヘ
    ッダ・ポインタをデータ・ストリーム・バッファ・リス
    トに記憶するステップと、 識別された前記1つのヘッダ・セグメントに一意に対応
    する、前記非連続的データ・ストリーム内の前記1つの
    データ・セグメントを識別するステップと、 識別された前記1つのデータ・セグメントを参照するデ
    ータ・ポインタをデータ・ストリーム・バッファ・リス
    トに記憶するステップとを含むことを特徴とする、請求
    項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】非連続的に受け渡すステップが、 前記1つのデータ・セグメントに関して、前記1つのデ
    ータ・セグメントとそれに関連付けられた前記1つのヘ
    ッダ・セグメントに一意に関連付けられた通信スタック
    の内部バッファ・リストを生成するステップと、 前記1つのデータ・セグメントが前記通信スタックの上
    位レイヤへそれに関連付けられたヘッダ・セグメントと
    は非連続的に、前記1つのヘッダ・セグメントに関連付
    けられた前記1つのデータ・セグメントを物理的に移動
    することなく、また前記1つのヘッダ・セグメントに関
    連付けられた前記1つのデータ・セグメントをコピーす
    ることもなく、内部バッファ・リストを前記通信スタッ
    クのあるレイヤから上位レイヤへ渡すステップとを含む
    ことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】通信スタックの内部バッファ・リストを
    生成するステップが、 対応する前記1つのデータ・セグメントに一意に関連付
    けられた、前記1つのデータ・セグメントを表すトーク
    ンを生成するステップと、 前記1つのヘッダ・セグメントに対応する前記1つのデ
    ータ・セグメントを一意に参照するバッファ・リスト・
    ヘッダ・ポインタを生成するステップと、 トークンを内部バッファ・リストに記憶するステップ
    と、 バッファ・リスト・ヘッダ・ポインタを内部バッファ・
    リストに記憶するステップを含むことを特徴とする、請
    求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記通信スタックが仮想記憶通信アクセ
    ス方式(VTAM)システムで実施される通信スタック
    であることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  12. 【請求項12】複数のデータ・セグメントと複数のヘッ
    ダ・セグメントをネットワーク・チャネルで伝送するデ
    ータ・ストリームに組み立てるシステムであって、前記
    各データ・セグメントが前記1つのヘッダ・セグメント
    に一意に対応し、前記ネットワーク・チャネルが前記各
    データ・セグメントがそれに対応する前記各ヘッダ・セ
    グメントと連続していることを一般に要求し、ネットワ
    ーク・チャネルでのデータ・セグメントとそれに対応す
    るヘッダ・セグメントの効率的な伝送を可能にし、前記
    システムは、 データ・ストリーム・ヘッダ領域を備えたデータ・スト
    リーム・バッファと、 データ・ストリーム・バッファのデータ・ストリーム内
    ヘッダ領域に順次記憶される複数のヘッダ・セグメント
    をデータ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリ
    ーム内ヘッダ領域にコピーする手段と、 データ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリー
    ム内ヘッダ領域に記憶された前記1つのヘッダ・セグメ
    ントをそれに対応するデータ・セグメントに関連付ける
    手段と、 データ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリー
    ム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントを参照する項
    目と前記データ・セグメントを参照する項目を含むデー
    タ・ストリーム・バッファ・リストを生成する手段とを
    含み、 データ・セグメントを物理的に移動することなく、また
    データ・セグメントのコピーを作成することもなく、デ
    ータ・ストリーム内ヘッダ領域とデータ・ストリーム内
    データ領域を備えたデータ・ストリームを伝送するま
    で、前記データ・セグメントと、前記データ・ストリー
    ム・バッファ・リストと、データ・ストリーム・ヘッダ
    領域を備えた前記データ・ストリーム・バッファを集合
    的に使ってネットワーク・チャネルで伝送するデータ・
    ストリームに形成し、前記データ・ストリーム内ヘッダ
    領域の前記ヘッダ・セグメントがそれに対応するデータ
    ・ストリーム内データ領域のデータ・セグメントとは非
    連続的な場所に配置され、前記データ・ストリームが前
    記ネットワーク・チャネル上での前記データ・ストリー
    ムの伝送時に形成されることを特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】複数のヘッダ・セグメントを備えたデー
    タ・ストリーム・ヘッダ領域をネットワーク・チャネル
    で伝送する手段と、 データ・ストリーム・バッファ・リストが参照する複数
    のデータ・セグメントを獲得する手段と、 データ・ストリーム・バッファ・リストが参照する、獲
    得した複数のデータ・セグメントをデータ・ストリーム
    内データ領域としてネットワーク・チャネルで伝送する
    手段とをさらに含み、 前記データ・ストリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セ
    グメントと、前記データ・ストリーム内データ領域の前
    記データ・セグメントの組み合わせがデータ・ストリー
    ムを形成し、前記データ・ストリーム内ヘッダ領域の前
    記ヘッダ・セグメントがそれに対応する前記データ・ス
    トリーム内データ領域の前記データ・セグメントとは非
    連続的な場所に配置されることを特徴とする、請求項1
    2に記載のシステム。
  14. 【請求項14】前記組立てシステムが複数のレイヤを備
    えた通信スタックと機能的に結合し、前記データ・セグ
    メントと前記ヘッダ・セグメントを通信スタックの前記
    複数のレイヤのうち1つのレイヤから受信する手段をさ
    らに含む、請求項12に記載のシステム。
  15. 【請求項15】前記データ・ストリーム・バッファの前
    記データ・ストリーム内ヘッダ領域がブロック・ヘッダ
    部分を備え、組立てシステムが、データ・ストリーム固
    有情報を前記ブロック・ヘッダ部分に記憶する手段をさ
    らに含むことを特徴とする、請求項12に記載のシステ
    ム。
  16. 【請求項16】前記関連付け手段が、データ・ストリー
    ムのデータ・ストリーム内ヘッダ領域の前記各ヘッダ・
    セグメントと、前記各ヘッダ・セグメントに対応するデ
    ータ・ストリーム内データ領域のデータ・セグメントの
    間の変位を判定する手段と、 判定した変位を、前記1つのデータ・セグメントに対応
    する前記1つのヘッダ・セグメントに関連付けて、前記
    データ・ストリーム内ヘッダ領域に記憶する手段を含む
    ことを特徴とする、請求項12に記載のシステム。
  17. 【請求項17】前記通信スタックが仮想記憶通信アクセ
    ス方式(VTAM)システムで実施される通信スタック
    であることを特徴とする、請求項14に記載のシステ
    ム。
  18. 【請求項18】複数のレイヤを備えた通信スタックで、
    ネットワーク・チャネルで受信した非連続的なデータ・
    ストリームからヘッダ・セグメントとそれに対応するデ
    ータ・セグメントを組み立てるシステムであって、前記
    受信した非連続的なデータ・ストリームが複数のヘッダ
    ・セグメントを備えたデータ・ストリーム内ヘッダ領域
    と複数のデータ・セグメントを備えたデータ・ストリー
    ム内データ領域を含み、前記各データ・セグメントが前
    記各ヘッダ・セグメントに一意に対応し、前記データ・
    セグメントがそれに対応する前記ヘッダ・セグメントへ
    非連続的な関係で前記データ・ストリーム内に配置さ
    れ、前記システムは、 前記非連続的データ・ストリーム内の前記ヘッダ・セグ
    メントの1つを参照するヘッダ項目と、前記ヘッダ・セ
    グメントの1つに一意に対応する前記非連続的データ・
    ストリーム内の前記データ・セグメントの1つを参照す
    るデータ項目とを備えたデータ・ストリーム・バッファ
    ・リストを生成する手段と、 ヘッダ・セグメント・バッファと、 前記1つのヘッダ・セグメントをヘッダ・セグメント・
    バッファに記憶する手段と、 データ・セグメント・バッファと、 前記1つのデータ・セグメントをデータ・セグメント・
    バッファに記憶する手段と、 関連付けられた1つの前記ヘッダ・セグメントとは非連
    続的に第2のレイヤに渡される前記1つのデータ・セグ
    メントと、それに一意に対応する前記1つのヘッダ・セ
    グメントを、それに関連付けられた前記1つのヘッダ・
    セグメントとは非連続的に、前記1つのヘッダ・セグメ
    ントに関連付けられた前記1つのデータ・セグメントを
    物理的に移動することなく、また前記1つのヘッダ・セ
    グメントに関連付けられた前記1つのデータ・セグメン
    トをコピーすることもなく、前記通信スタックの第2の
    レイヤへ渡す手段とを含むシステム。
  19. 【請求項19】生成手段が、 前記非連続的データ・ストリーム内の前記1つのヘッダ
    ・セグメントを識別する手段と、 識別された前記1つのヘッダ・セグメントを参照するヘ
    ッダ・ポインタをデータ・ストリーム・バッファ・リス
    トに記憶する手段と、 識別された前記1つのヘッダ・セグメントに一意に対応
    する、前記非連続的データ・ストリーム内の前記1つの
    データ・セグメントを識別する手段と、 識別された前記1つのデータ・セグメントを参照するデ
    ータ・ポインタをデータ・ストリーム・バッファ・リス
    トに記憶する手段とを含むことを特徴とする、請求項1
    8に記載のシステム。
  20. 【請求項20】非連続的に受け渡す手段が、 前記1つのデータ・セグメントに関して、前記1つのデ
    ータ・セグメントとそれに関連付けられた前記1つのヘ
    ッダ・セグメントに一意に関連付けられた通信スタック
    の内部バッファ・リストを生成する手段と、 前記1つのデータ・セグメントが前記通信スタックの上
    位レイヤへそれに関連付けられたヘッダ・セグメントと
    は非連続的に、前記1つのヘッダ・セグメントに関連付
    けられた前記1つのデータ・セグメントを物理的に移動
    することなく、また前記1つのヘッダ・セグメントに関
    連付けられた前記1つのデータ・セグメントをコピーす
    ることもなく、内部バッファ・リストを前記通信スタッ
    クのあるレイヤから上位レイヤへ渡す手段とを含むこと
    を特徴とする、請求項18に記載のシステム。
  21. 【請求項21】内部バッファ・リストを生成する手段
    が、 対応する前記1つのデータ・セグメントに一意に関連付
    けられた、前記1つのデータ・セグメントを表すトーク
    ンを生成する手段と、 前記1つのヘッダ・セグメントに対応する前記1つのデ
    ータ・セグメントを一意に参照するバッファ・リスト・
    ヘッダ・ポインタを生成する手段と、 トークンを内部バッファ・リストに記憶する手段と、 バッファ・リスト・ヘッダ・ポインタを内部バッファ・
    リストに記憶する手段とを含むことを特徴とする、請求
    項20に記載のシステム。
  22. 【請求項22】前記通信スタックが仮想記憶通信アクセ
    ス方式(VTAM)システムで実施される通信スタック
    であることを特徴とする、請求項18に記載のシステ
    ム。
  23. 【請求項23】複数のデータ・セグメントと複数のヘッ
    ダ・セグメントをネットワーク・チャネルで伝送するデ
    ータ・ストリームに組み立てるコンピュータ・プログラ
    ム・プロダクトであって、前記各データ・セグメントが
    前記1つのヘッダ・セグメントに一意に対応し、前記ネ
    ットワーク・チャネルが前記各データ・セグメントがそ
    れに対応する前記各ヘッダ・セグメントと連続している
    ことを一般に要求し、ネットワーク・チャネルでのデー
    タ・セグメントとそれに対応するヘッダ・セグメントの
    効率的な伝送を可能にし、前記コンピュータ・プログラ
    ム・プロダクトはコンピュータ可読コード手段を内部に
    具体化したコンピュータ可読記憶媒体を含み、前記コン
    ピュータ可読コード手段が、 データ・ストリーム・バッファのデータ・ストリーム内
    ヘッダ領域に順次記憶される複数のヘッダ・セグメント
    をデータ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリ
    ーム内ヘッダ領域にコピーするコンピュータ命令手段
    と、 データ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリー
    ム内ヘッダ領域に記憶された前記1つのヘッダ・セグメ
    ントをそれに対応するデータ・セグメントに関連付ける
    コンピュータ命令手段と、 データ・ストリーム・バッファの前記データ・ストリー
    ム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セグメントを参照する項
    目と前記データ・セグメントを参照する項目を含むデー
    タ・ストリーム・バッファ・リストを生成するコンピュ
    ータ命令手段とを含み、 データ・セグメントを物理的に移動することなく、また
    データ・セグメントのコピーを作成することもなく、デ
    ータ・ストリーム内ヘッダ領域とデータ・ストリーム内
    データ領域を備えたデータ・ストリームを伝送するま
    で、前記データ・セグメントと、前記データ・ストリー
    ム・バッファ・リストと、データ・ストリーム・ヘッダ
    領域を備えた前記データ・ストリーム・バッファを集合
    的に使ってネットワーク・チャネルで伝送するデータ・
    ストリームに形成し、前記データ・ストリーム内ヘッダ
    領域の前記ヘッダ・セグメントがそれに対応するデータ
    ・ストリーム内データ領域のデータ・セグメントとは非
    連続的な場所に配置され、前記データ・ストリームが前
    記ネットワーク・チャネル上での前記データ・ストリー
    ムの伝送時に形成されることを特徴とするコンピュータ
    ・プログラム・プロダクト。
  24. 【請求項24】前記コンピュータ可読コード手段が、 複数のヘッダ・セグメントを備えたデータ・ストリーム
    ・ヘッダ領域をネットワーク・チャネルで伝送するコン
    ピュータ命令手段と、 データ・ストリーム・バッファ・リストが参照する複数
    のデータ・セグメントを獲得するコンピュータ命令手段
    と、 データ・ストリーム・バッファ・リストが参照する、獲
    得した複数のデータ・セグメントをデータ・ストリーム
    内データ領域としてネットワーク・チャネルで伝送する
    コンピュータ命令手段とをさらに含み、 前記データ・ストリーム内ヘッダ領域の前記ヘッダ・セ
    グメントと、前記データ・ストリーム内データ領域の前
    記データ・セグメントの組み合わせがデータ・ストリー
    ムを形成し、前記データ・ストリーム内ヘッダ領域の前
    記ヘッダ・セグメントがそれに対応する前記データ・ス
    トリーム内データ領域の前記データ・セグメントとは非
    連続的な場所に配置されることを特徴とする、請求項2
    3に記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
  25. 【請求項25】前記組立てが複数のレイヤを備えた通信
    スタックで実行され、前記コンピュータ可読コード手段
    が、 前記データ・セグメントと前記ヘッダ・セグメントを通
    信スタックの前記複数のレイヤのうち1つのレイヤから
    受信するコンピュータ命令手段をさらに含むことを特徴
    とする、請求項23に記載のコンピュータ・プログラム
    ・プロダクト。
  26. 【請求項26】前記データ・ストリーム・バッファの前
    記データ・ストリーム内ヘッダ領域がブロック・ヘッダ
    部分を備え、前記コンピュータ可読コード手段が、 データ・ストリーム固有情報を前記ブロック・ヘッダ部
    分に記憶するコンピュータ命令手段をさらに含むことを
    特徴とする、請求項23に記載のコンピュータ・プログ
    ラム・プロダクト。
  27. 【請求項27】前記関連付けコンピュータ命令手段が、 データ・ストリームのデータ・ストリーム内ヘッダ領域
    の前記各ヘッダ・セグメントと、前記各ヘッダ・セグメ
    ントに対応するデータ・ストリーム内データ領域のデー
    タ・セグメントの間の変位を判定するコンピュータ命令
    手段と、 判定した変位を、前記1つのデータ・セグメントに対応
    する前記1つのヘッダ・セグメントに関連付けて、前記
    データ・ストリーム内ヘッダ領域に記憶するコンピュー
    タ命令手段とを含むことを特徴とする、請求項23に記
    載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
  28. 【請求項28】前記通信スタックが仮想記憶通信アクセ
    ス方式(VTAM)コンピュータ・プログラム・プロダ
    クトで実施される通信スタックであることを特徴とす
    る、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム・プ
    ロダクト。
  29. 【請求項29】複数のレイヤを備えた通信スタックで、
    ネットワーク・チャネルで受信した非連続的なデータ・
    ストリームからヘッダ・セグメントとそれに対応するデ
    ータ・セグメントを組み立てるコンピュータ・プログラ
    ム・プロダクトであって、 前記受信した非連続的なデータ・ストリームが複数のヘ
    ッダ・セグメントを備えたデータ・ストリーム内ヘッダ
    領域と複数のデータ・セグメントを備えたデータ・スト
    リーム内データ領域を含み、前記各データ・セグメント
    が前記各ヘッダ・セグメントに一意に対応し、前記デー
    タ・セグメントがそれに対応する前記ヘッダ・セグメン
    トへ非連続的な関係で前記データ・ストリーム内に配置
    され、前記コンピュータ・プログラム・プロダクトが、 コンピュータ可読コード手段を内部に具体化したコンピ
    ュータ可読記憶媒体を含み、前記コンピュータ可読コー
    ド手段が、 前記非連続的データ・ストリーム内の前記ヘッダ・セグ
    メントの1つを参照するヘッダ項目と、前記ヘッダ・セ
    グメントの1つに一意に対応する前記非連続的データ・
    ストリーム内の前記データ・セグメントの1つを参照す
    るデータ項目とを備えたデータ・ストリーム・バッファ
    ・リストを生成するコンピュータ命令手段と、 前記1つのヘッダ・セグメントをヘッダ・セグメント・
    バッファに記憶するコンピュータ命令手段と、 前記1つのデータ・セグメントをデータ・セグメント・
    バッファに記憶するコンピュータ命令手段と、 関連付けられた1つの前記ヘッダ・セグメントとは非連
    続的に第2のレイヤに渡される前記1つのデータ・セグ
    メントと、それに一意に対応する前記1つのヘッダ・セ
    グメントを、それに関連付けられた前記1つのヘッダ・
    セグメントとは非連続的に、前記1つのヘッダ・セグメ
    ントに関連付けられた前記1つのデータ・セグメントを
    物理的に移動することなく、また前記1つのヘッダ・セ
    グメントに関連付けられた前記1つのデータ・セグメン
    トをコピーすることもなく、前記通信スタックの第2の
    レイヤへ渡すコンピュータ命令手段とを含むことを特徴
    とするコンピュータ・プログラム・プロダクト。
  30. 【請求項30】生成コンピュータ命令手段が、 前記非連続的データ・ストリーム内の前記1つのヘッダ
    ・セグメントを識別するコンピュータ命令手段と、 識別された前記1つのヘッダ・セグメントを参照するヘ
    ッダ・ポインタをデータ・ストリーム・バッファ・リス
    トに記憶するコンピュータ命令手段と、 識別された前記1つのヘッダ・セグメントに一意に対応
    する、前記非連続的データ・ストリーム内の前記1つの
    データ・セグメントを識別するコンピュータ命令手段
    と、 識別された前記1つのデータ・セグメントを参照するデ
    ータ・ポインタをデータ・ストリーム・バッファ・リス
    トに記憶するコンピュータ命令手段とを含むことを特徴
    とする、請求項29に記載のコンピュータ・プログラム
    ・プロダクト。
  31. 【請求項31】非連続的な受け渡しのコンピュータ命令
    手段が、 前記1つのデータ・セグメントに関して、前記1つのデ
    ータ・セグメントとそれに関連付けられた前記1つのヘ
    ッダ・セグメントに一意に関連付けられた通信スタック
    の内部バッファ・リストを生成するコンピュータ命令手
    段と、 前記1つのデータ・セグメントが前記通信スタックの上
    位レイヤへそれに関連付けられたヘッダ・セグメントと
    は非連続的に、前記1つのヘッダ・セグメントに関連付
    けられた前記1つのデータ・セグメントを物理的に移動
    することなく、また前記1つのヘッダ・セグメントに関
    連付けられた前記1つのデータ・セグメントをコピーす
    ることもなく、内部バッファ・リストを前記通信スタッ
    クのあるレイヤから上位レイヤへ渡すコンピュータ命令
    手段とを含むことを特徴とする、請求項30に記載のコ
    ンピュータ・プログラム・プロダクト。
  32. 【請求項32】内部バッファ・リストの生成のためのコ
    ンピュータ命令手段が、 対応する前記1つのデータ・セグメントに一意に関連付
    けられた、前記1つのデータ・セグメントを表すトーク
    ンを生成するコンピュータ命令手段と、 前記1つのヘッダ・セグメントに対応する前記1つのデ
    ータ・セグメントを一意に参照するバッファ・リスト・
    ヘッダ・ポインタを生成するコンピュータ命令手段と、 トークンを内部バッファ・リストに記憶するコンピュー
    タ命令手段と、 バッファ・リスト・ヘッダ・ポインタを内部バッファ・
    リストに記憶するコンピュータ命令手段とを含むことを
    特徴とする、請求項31に記載のコンピュータ・プログ
    ラム・プロダクト。
  33. 【請求項33】前記通信スタックが仮想記憶通信アクセ
    ス方式(VTAM)システムで実施される通信スタック
    であることを特徴とする、請求項29に記載のコンピュ
    ータ・プログラム・プロダクト。
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