JPH10241855A - 電子レンジ用ドア - Google Patents
電子レンジ用ドアInfo
- Publication number
- JPH10241855A JPH10241855A JP9045043A JP4504397A JPH10241855A JP H10241855 A JPH10241855 A JP H10241855A JP 9045043 A JP9045043 A JP 9045043A JP 4504397 A JP4504397 A JP 4504397A JP H10241855 A JPH10241855 A JP H10241855A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer frame
- door
- opening
- microwave oven
- resin
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/6414—Aspects relating to the door of the microwave heating apparatus
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の電子レンジ用ドアを構成する樹脂性内
枠の強度を保つため、内枠の肉厚を増大させていたが、
これによって前板2と二次シーラ13との間隙が増大
し、二次シーラと前板2との間に形成されるコンデンサ
容量が減少し、漏洩電波に対する減衰効果が減少すると
いう欠点を有していた。 【解決手段】 外周部にチョーク部10を有したドア本
体5と、該ドア本体5を収容すると共に、該チョーク部
10の開口部を塞ぐ樹脂製外枠7を備え、樹脂製外枠7
にドア本体5を挿入する開口を有する開口側面7cを形
成する。
枠の強度を保つため、内枠の肉厚を増大させていたが、
これによって前板2と二次シーラ13との間隙が増大
し、二次シーラと前板2との間に形成されるコンデンサ
容量が減少し、漏洩電波に対する減衰効果が減少すると
いう欠点を有していた。 【解決手段】 外周部にチョーク部10を有したドア本
体5と、該ドア本体5を収容すると共に、該チョーク部
10の開口部を塞ぐ樹脂製外枠7を備え、樹脂製外枠7
にドア本体5を挿入する開口を有する開口側面7cを形
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジにおけ
る加熱室開口部に、開閉自在に取り付けられるドアに関
するものである。
る加熱室開口部に、開閉自在に取り付けられるドアに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジの全体図を図5に示
す。図5において、加熱室1の開口部の前面に設けられ
た前板2に対向してドア3が回動自在に取り付けられて
いる。
す。図5において、加熱室1の開口部の前面に設けられ
た前板2に対向してドア3が回動自在に取り付けられて
いる。
【0003】電子レンジ用ドアの基本構造を説明する。
図6において、電子レンジ用ドア1は、内枠(チョーク
カバー)4、ドア本体5、フロントガラス6、外枠7か
ら構成されている。また、ドア本体5の透視窓8にはリ
アガラス9がシリコンゴム11で接着固定されている。
ドア本体2の外周部に装着される外枠2は樹脂成型品で
ある。外枠3の外面は外観に当たる。艶、色調、質感、
円みをもったデザインなど外観性能を良くするため樹脂
が通常使われる。外枠3の外形は概略四角形の枠であ
る。
図6において、電子レンジ用ドア1は、内枠(チョーク
カバー)4、ドア本体5、フロントガラス6、外枠7か
ら構成されている。また、ドア本体5の透視窓8にはリ
アガラス9がシリコンゴム11で接着固定されている。
ドア本体2の外周部に装着される外枠2は樹脂成型品で
ある。外枠3の外面は外観に当たる。艶、色調、質感、
円みをもったデザインなど外観性能を良くするため樹脂
が通常使われる。外枠3の外形は概略四角形の枠であ
る。
【0004】ドア本体5は図8に示すように、中央部に
パンチング加工の透視窓部8、外周部に電波漏洩防止用
のチョーク部10が設けられた、一枚の銅板で加工され
ている。また、前記銅板は、外観性能、防錆性能を確保
するために、琺瑯や焼付塗装の表面処理が施されてお
り、通常は黒系色調で処理される。
パンチング加工の透視窓部8、外周部に電波漏洩防止用
のチョーク部10が設けられた、一枚の銅板で加工され
ている。また、前記銅板は、外観性能、防錆性能を確保
するために、琺瑯や焼付塗装の表面処理が施されてお
り、通常は黒系色調で処理される。
【0005】ドア本体5のチョーク部10の斜視図を図
9に示す。チョーク部10はコの字状に構成され、その
一部壁面にスリット14が櫛歯状に加工されている。こ
のチョーク部の構造は、特開昭61−160997号公
報,特開昭61−124092号公報,特開昭60−1
31796号公報,特開昭60−198088号公報な
どで既に公知である。前記チョーク部10の櫛歯の幅
は、1/4λ以下であり、ピッチは1/2λ以下であ
る。前記λは電子レンジの発振周波数2450MHzの
基本波長である。
9に示す。チョーク部10はコの字状に構成され、その
一部壁面にスリット14が櫛歯状に加工されている。こ
のチョーク部の構造は、特開昭61−160997号公
報,特開昭61−124092号公報,特開昭60−1
31796号公報,特開昭60−198088号公報な
どで既に公知である。前記チョーク部10の櫛歯の幅
は、1/4λ以下であり、ピッチは1/2λ以下であ
る。前記λは電子レンジの発振周波数2450MHzの
基本波長である。
【0006】従来の電子レンジ用ドアに関しては、実開
昭61−004393号公報、特開平4−351880
号公報に開示されて、図7にも示すように、内枠4は一
つの部品で構成され、図6において外枠7に形成した突
起18より該内枠4が係止されドア3を形成していた。
昭61−004393号公報、特開平4−351880
号公報に開示されて、図7にも示すように、内枠4は一
つの部品で構成され、図6において外枠7に形成した突
起18より該内枠4が係止されドア3を形成していた。
【0007】図10に示すように、チョーク部10はド
ア外周の側面部に凹状溝を加熱室1の前板2に対向して
設けられている。ドア本体5の外周側面15はスリット
14が、電子レンジの電波漏洩を軽減するために設けら
れている。
ア外周の側面部に凹状溝を加熱室1の前板2に対向して
設けられている。ドア本体5の外周側面15はスリット
14が、電子レンジの電波漏洩を軽減するために設けら
れている。
【0008】図11は電気的に見たときの関係図(電波
に関係する金属部のみを表示)である。加熱室1に発生
している高周波の電波は、図11に示すように、ドア3
と前板2との透き間を通って、微小では有るが外部に漏
洩するおそれがある。この透き間は加熱室1の前板2、
ドア3の組み立て時に発生する反り、歪み(ドア3や前
板2の平面度の悪化)、そして、ドア3を加熱室1にヒ
ンジを介し取り付けたときの取り付け方などにより生じ
る。
に関係する金属部のみを表示)である。加熱室1に発生
している高周波の電波は、図11に示すように、ドア3
と前板2との透き間を通って、微小では有るが外部に漏
洩するおそれがある。この透き間は加熱室1の前板2、
ドア3の組み立て時に発生する反り、歪み(ドア3や前
板2の平面度の悪化)、そして、ドア3を加熱室1にヒ
ンジを介し取り付けたときの取り付け方などにより生じ
る。
【0009】前記透き間は図11に示すようにDa,D
bで示されている。これを電気的な等価回路で示したの
が図12である。加熱室1から室外に透き間を介し漏れ
る漏洩電波は、まず一次シーラ12で減衰される。この
部分はコンデンサCaに相当する。次に、チョーク部1
0で漏洩電波がトラップされる。これは電気的にはコン
デンサCとインダクタンスLの並列共振回路に相当し、
その共振周波数は加熱室に発生された周波数(λ:前記
基本波長)と同一になるように設計されている。
bで示されている。これを電気的な等価回路で示したの
が図12である。加熱室1から室外に透き間を介し漏れ
る漏洩電波は、まず一次シーラ12で減衰される。この
部分はコンデンサCaに相当する。次に、チョーク部1
0で漏洩電波がトラップされる。これは電気的にはコン
デンサCとインダクタンスLの並列共振回路に相当し、
その共振周波数は加熱室に発生された周波数(λ:前記
基本波長)と同一になるように設計されている。
【0010】このチョーク部10でかなり漏洩電波が減
衰される。しかし、チョーク部10の加工バラツキや前
記透き間の大きさのバラツキにより、完全に漏洩電波を
ゼロに近づけることは不可能である。そこで、より漏洩
電波を少なくするために二次シーラ13が設けられてい
る。二次シーラ13の電気的効果がコンデンサCbで示
される。
衰される。しかし、チョーク部10の加工バラツキや前
記透き間の大きさのバラツキにより、完全に漏洩電波を
ゼロに近づけることは不可能である。そこで、より漏洩
電波を少なくするために二次シーラ13が設けられてい
る。二次シーラ13の電気的効果がコンデンサCbで示
される。
【0011】また、コンデンサCa,Cbの容量は透き
間Da,Dbが小さいほど大きく、コンデンサ容量が大
きいほどインピーダンスが低下する。図12に示す入射
電波は並列に挿入されたコンデンサCa,Cbで吸収さ
れるが、この時インピーダンスが小さいほど外部に滴れ
る漏洩電波の量が減少する。よって、漏洩電波はこの透
き間Da,Dbと大きな関係が有る。
間Da,Dbが小さいほど大きく、コンデンサ容量が大
きいほどインピーダンスが低下する。図12に示す入射
電波は並列に挿入されたコンデンサCa,Cbで吸収さ
れるが、この時インピーダンスが小さいほど外部に滴れ
る漏洩電波の量が減少する。よって、漏洩電波はこの透
き間Da,Dbと大きな関係が有る。
【0012】内枠4は樹脂成型品であり、図6に示した
ように、内枠4は外枠7に設けられた突起18によって
内枠孔4aが係合され装着される。内枠4の概略の外形
は、断面コ字状の肉厚の薄い四角の枠状である。内枠4
はチョーク部10に埋め込み組立加工する時、または、
ドア3を分解するときに内枠4を外すときの修理分解
時、あるいは内枠4を外注先(部品業者)で製作し管
理、保管、輸送などする時、割れ,クラック,変形など
部品不良が出ないように強度が求められるため、内枠4
の肉厚は3ミリ以上必要である。
ように、内枠4は外枠7に設けられた突起18によって
内枠孔4aが係合され装着される。内枠4の概略の外形
は、断面コ字状の肉厚の薄い四角の枠状である。内枠4
はチョーク部10に埋め込み組立加工する時、または、
ドア3を分解するときに内枠4を外すときの修理分解
時、あるいは内枠4を外注先(部品業者)で製作し管
理、保管、輸送などする時、割れ,クラック,変形など
部品不良が出ないように強度が求められるため、内枠4
の肉厚は3ミリ以上必要である。
【0013】そして、ドア本体5の二次シーラ13は、
内枠4の肉厚を考慮して、一次シーラ12より3ミリ以
上高さを低く設計してある。即ち、これを図11で説明
すると、(Db−Da)の段差を設けている。前板2に
対し(Db−Da)の距離だけ一次シーラ12より、二
次シーラ13が遠ざかることになる。そして、前板2よ
り二次シーラが遠ざかるほどコンデンサCbの容量が減
少し、インピーダンスが高くなり電波の吸収効果が軽減
する。換言すれば漏洩電波が増大することになる。
内枠4の肉厚を考慮して、一次シーラ12より3ミリ以
上高さを低く設計してある。即ち、これを図11で説明
すると、(Db−Da)の段差を設けている。前板2に
対し(Db−Da)の距離だけ一次シーラ12より、二
次シーラ13が遠ざかることになる。そして、前板2よ
り二次シーラが遠ざかるほどコンデンサCbの容量が減
少し、インピーダンスが高くなり電波の吸収効果が軽減
する。換言すれば漏洩電波が増大することになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例では
次の問題点が生じていた。 1.内枠4が単一部品で構成され、断面面積の小さい形
状の割に内枠4の外形が大きく(ドアの外形に匹敵)、
外枠7に係止するための孔4aも必要であり、そのため
に内枠4の肉厚を太くし強度を確保する必要がある。肉
厚の増大により前板2と二次シーラ13との間隙が増大
し、二次シーラ13と前板2との間で形成されるコンデ
ンサ容量が減少し、漏洩電波に対する減衰効果が減少す
る。
次の問題点が生じていた。 1.内枠4が単一部品で構成され、断面面積の小さい形
状の割に内枠4の外形が大きく(ドアの外形に匹敵)、
外枠7に係止するための孔4aも必要であり、そのため
に内枠4の肉厚を太くし強度を確保する必要がある。肉
厚の増大により前板2と二次シーラ13との間隙が増大
し、二次シーラ13と前板2との間で形成されるコンデ
ンサ容量が減少し、漏洩電波に対する減衰効果が減少す
る。
【0015】2.内枠4を別部品としてチョーク部10
に埋め込むため、内枠4と外枠7の間に透き間が生じ
る。この透き間に食品の滓や食品から出た油煙などの塵
芥が溜まり清掃の必要がある。
に埋め込むため、内枠4と外枠7の間に透き間が生じ
る。この透き間に食品の滓や食品から出た油煙などの塵
芥が溜まり清掃の必要がある。
【0016】3.修理、部品交換などのために、ドアを
分解しドア本体を取り出すとき、外枠7に係止している
内枠4をマイナスドライバなどで外す。この作業時、内
枠4が大変割れ易く作業が容易でない。
分解しドア本体を取り出すとき、外枠7に係止している
内枠4をマイナスドライバなどで外す。この作業時、内
枠4が大変割れ易く作業が容易でない。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものであり、請求項1に記載の発明は、外周部にチ
ョーク構造を有したドア本体と、該ドア本体を収容する
と共に、該チョーク構造の開口部を塞ぐ樹脂製外枠を備
え、上記樹脂製外枠に上記ドア本体を挿入する開口を有
する開口側面を形成するものである。
するものであり、請求項1に記載の発明は、外周部にチ
ョーク構造を有したドア本体と、該ドア本体を収容する
と共に、該チョーク構造の開口部を塞ぐ樹脂製外枠を備
え、上記樹脂製外枠に上記ドア本体を挿入する開口を有
する開口側面を形成するものである。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に加えて、上記樹脂製外枠にドアハンドルを一体
成型するものである。
の発明に加えて、上記樹脂製外枠にドアハンドルを一体
成型するものである。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に加えて、上記樹脂製外枠に上記開口側面から挿
入するフロントガラスを保持する溝を形成するものであ
る。
の発明に加えて、上記樹脂製外枠に上記開口側面から挿
入するフロントガラスを保持する溝を形成するものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の電子レンジのドアの実施
形態を、図面に基づき説明する。なお、上記従来例と同
一部分には同一符号を付す。
形態を、図面に基づき説明する。なお、上記従来例と同
一部分には同一符号を付す。
【0021】図1において、外枠7はドア本体5の外周
の前面、側面を覆うように装着される。ドア本体5は長
方形状の中央面に開口部を形成した箱状であり、開口部
の大きさはドア本体5の一次シーラ12の外形寸法と同
じ大きさに開けられている。
の前面、側面を覆うように装着される。ドア本体5は長
方形状の中央面に開口部を形成した箱状であり、開口部
の大きさはドア本体5の一次シーラ12の外形寸法と同
じ大きさに開けられている。
【0022】前記外枠7は、ドアの加熱室側に面するの
内表面7a、閉鎖側面7b,開口側面7c、内表面と対
向する外表面とから構成されている。内表面7aは従来
の内枠に相当する部分であり、四角の枠状である。開口
側面7cはコの字状断面の開口である。外枠7の開口側
面7cがドア本体を挿入する部分となる。
内表面7a、閉鎖側面7b,開口側面7c、内表面と対
向する外表面とから構成されている。内表面7aは従来
の内枠に相当する部分であり、四角の枠状である。開口
側面7cはコの字状断面の開口である。外枠7の開口側
面7cがドア本体を挿入する部分となる。
【0023】ドア3の外表面に形成するリブには、溝1
6がコの字状に全周に亙り設けられており、この溝16
にフロントガラス6を側面より挿入し埋め込む。内枠に
相当する内表面7aの肉厚は3ミリ以下に薄くしてあ
る。これは、二次シーラ12と前板2と間の隙間を出来
る限り少なくし、コンデンサー容量Cbを増大し、漏洩
電波を軽減するためである。また、開口側面7cが内表
面7a、閉鎖側面7b、外表面と一体に形成しているた
め、機械的強度が強くなり開口側面7c部分の肉厚を3
mm以下にしても、破損するといった支障は生じない。
6がコの字状に全周に亙り設けられており、この溝16
にフロントガラス6を側面より挿入し埋め込む。内枠に
相当する内表面7aの肉厚は3ミリ以下に薄くしてあ
る。これは、二次シーラ12と前板2と間の隙間を出来
る限り少なくし、コンデンサー容量Cbを増大し、漏洩
電波を軽減するためである。また、開口側面7cが内表
面7a、閉鎖側面7b、外表面と一体に形成しているた
め、機械的強度が強くなり開口側面7c部分の肉厚を3
mm以下にしても、破損するといった支障は生じない。
【0024】また、開口側面7cの肉厚が薄くなった
分、二次シーラ12が前板2に接近し、漏洩電波も従来
に比べ格段と減少する。また、内枠4と外枠7の接合時
の透き間が無いので、ここに塵芥も溜まらず清掃性も向
上する。
分、二次シーラ12が前板2に接近し、漏洩電波も従来
に比べ格段と減少する。また、内枠4と外枠7の接合時
の透き間が無いので、ここに塵芥も溜まらず清掃性も向
上する。
【0025】そして、上記構造の外枠7に対して、ドア
本体5と上記フロントガラス6とを開口側面7cより挿
入する。実際の組み立て時は、外枠7の開口側面7cを
上にし、ドア本体5を自然落下するような形式で,ドア
本体5を外枠7に落とし込むようにして取り付ける。
本体5と上記フロントガラス6とを開口側面7cより挿
入する。実際の組み立て時は、外枠7の開口側面7cを
上にし、ドア本体5を自然落下するような形式で,ドア
本体5を外枠7に落とし込むようにして取り付ける。
【0026】また、ドア本体5と外枠7との固着方法
は、ネジによる固定、接着剤による固定、別部品取り付
けによる固定など考えられる。その一例を図2、図3に
示す。図2において、ドア外枠7の閉鎖側面7bに座繰
り穴を空け、その穴に対応したドア本体5の側面15に
も穴が予め開けられ、ドア本体5と外枠7を合体後前記
穴をネジ止めすることで固着できる。また、図3におい
て、閉鎖側面7bの内面に粘着両面テープを予め貼り付
けるか、接着剤を予め塗る。次に、ドア本体5を挿入す
ると、ドア本体5の側面15が外枠7の閉鎖側面7bの
内面に接触し接着される。
は、ネジによる固定、接着剤による固定、別部品取り付
けによる固定など考えられる。その一例を図2、図3に
示す。図2において、ドア外枠7の閉鎖側面7bに座繰
り穴を空け、その穴に対応したドア本体5の側面15に
も穴が予め開けられ、ドア本体5と外枠7を合体後前記
穴をネジ止めすることで固着できる。また、図3におい
て、閉鎖側面7bの内面に粘着両面テープを予め貼り付
けるか、接着剤を予め塗る。次に、ドア本体5を挿入す
ると、ドア本体5の側面15が外枠7の閉鎖側面7bの
内面に接触し接着される。
【0027】また、外枠7の開口側面7b(フロントガ
ラス6の挿入面)に別部品19を取り付けて、蓋をする
ように開口側面7bを覆い隠すことによっても、固着が
可能である。前記別部品19にハンドル17の役目もす
るような構造も容易に考えられる。
ラス6の挿入面)に別部品19を取り付けて、蓋をする
ように開口側面7bを覆い隠すことによっても、固着が
可能である。前記別部品19にハンドル17の役目もす
るような構造も容易に考えられる。
【0028】図4にはドアのハンドル17を外枠7と一
体にしたものを示す。開口側面7cにハンドル17を一
体成形することで、ドア開閉のもち手にすることができ
る。
体にしたものを示す。開口側面7cにハンドル17を一
体成形することで、ドア開閉のもち手にすることができ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の電子レンジ用ドアは、上記のよ
うに構成するため、請求項1に記載の発明によれば、従
来に比べて、外枠と内枠が一体化されるため部品点数の
削減ができる。また、そのため透き間がなくなり塵芥が
溜まりにくい構造になる。しかも、樹脂性外枠の強度も
向上する。電子レンジの電波漏れを軽減できる。
うに構成するため、請求項1に記載の発明によれば、従
来に比べて、外枠と内枠が一体化されるため部品点数の
削減ができる。また、そのため透き間がなくなり塵芥が
溜まりにくい構造になる。しかも、樹脂性外枠の強度も
向上する。電子レンジの電波漏れを軽減できる。
【0030】また、請求項2に記載の発明によれば、電
子レンジのドア組み立てが簡略になる。さらに、請求項
3に記載の発明によれば、フロントガラスを容易に固定
でき、ドア組み立てが簡略化できる。
子レンジのドア組み立てが簡略になる。さらに、請求項
3に記載の発明によれば、フロントガラスを容易に固定
でき、ドア組み立てが簡略化できる。
【図1】本発明の電子レンジ用ドアの実施形態を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】図1のドア本体と外枠との固着状態を示す断面
図である。
図である。
【図3】図1のドア本体と外枠との接着状態を示す断面
図である。
図である。
【図4】本発明の電子レンジ用ドアハンドルを備えた一
体型ドアの外枠の斜視図である。
体型ドアの外枠の斜視図である。
【図5】従来の電子レンジの斜視図である。
【図6】従来の電子レンジ用ドアの断面図である。
【図7】図6の内枠の斜視図である。
【図8】図6のドア本体の平面図である。
【図9】従来のチョーク部の斜視図である。
【図10】従来の電子レンジ用ドアと前板との接触状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図11】従来のドアと前板との間の電波漏れの構造を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図12】図11の電波漏れの等価回路図である。
1 加熱室 2 前板 3 ドア 4 内枠 5 ドア本体 6 フロントガラス 7 外枠 7a 内表面 7b 閉鎖側面 7c 開口側面 8 透視窓 9 リアガラス 10 チョーク部 11 シリコンゴム 12 一次シーラ 13 二次シーラ 14 スリット 15 側面 16 溝 17 ハンドル 18 突起
Claims (3)
- 【請求項1】 外周部にチョーク構造を有したドア本体
と、該ドア本体を収容すると共に、該チョーク構造の開
口部を塞ぐ樹脂製外枠を備え、 上記樹脂製外枠に上記ドア本体を挿入する開口を有する
開口側面を形成することを特徴とする電子レンジ用ド
ア。 - 【請求項2】 上記樹脂製外枠にドアハンドルを一体成
型することを特徴とする請求項1記載の電子レンジ用ド
ア。 - 【請求項3】 上記樹脂製外枠に上記開口側面から挿入
するフロントガラスを保持する溝を形成することを特徴
とする請求項1記載の電子レンジ用ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9045043A JPH10241855A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 電子レンジ用ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9045043A JPH10241855A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 電子レンジ用ドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10241855A true JPH10241855A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12708349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9045043A Pending JPH10241855A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | 電子レンジ用ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10241855A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003046288A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電磁波遮蔽装置および電子レンジ |
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KR20030043742A (ko) * | 2001-11-28 | 2003-06-02 | 젬트론 코포레이션 | 구조적 유닛, 특히 사출성형된 프레임을 갖는 도어 |
US6940057B2 (en) | 2003-09-29 | 2005-09-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Microwave oven |
KR100786079B1 (ko) | 2006-02-13 | 2007-12-17 | 엘지전자 주식회사 | 가전 제품용 도어 어셈블리 및 이를 이용한 가열 장치 |
CN100358395C (zh) * | 2002-03-11 | 2007-12-26 | Lg电子株式会社 | 微波炉的门 |
US7698910B2 (en) | 2002-01-09 | 2010-04-20 | Lg Electronics Inc. | Door and a drum type washing machine and a clothes dryer using the same |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9045043A patent/JPH10241855A/ja active Pending
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