JPH10241309A - サーボトラックライタおよび磁気ディスク装置 - Google Patents

サーボトラックライタおよび磁気ディスク装置

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JPH10241309A
JPH10241309A JP4215097A JP4215097A JPH10241309A JP H10241309 A JPH10241309 A JP H10241309A JP 4215097 A JP4215097 A JP 4215097A JP 4215097 A JP4215097 A JP 4215097A JP H10241309 A JPH10241309 A JP H10241309A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、サーボトラックライタおよび磁気
ディスク装置に関し、位置決めの精度を高めることを目
的とする。 【解決手段】 磁気記憶媒体に形成されるべき複数のシ
リンダの間隔に対して、その整数分の一のピッチでこれ
らのシリンダに対するヘッドの位置を走査する走査手段
11と、走査手段11によって走査された個々の位置に
ついて、直近のシリンダに対する物理的なオフセットに
対して単調関数で与えられる位相でその直近のシリンダ
を示す識別情報をヘッドを介して磁気記憶媒体に記録す
る位置情報記録手段12と、走査手段11によって走査
された位置の内、予め決められた「1」未満の比率の位
置について、位置情報記録手段12によって記録される
識別情報と共に、その識別情報のワード同期の基準とな
るサーボマークをヘッドを介して磁気記憶媒体に記録す
るサーボマーク記録手段13とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相サーボ方式の
磁気ディスク装置に装着されるべき磁気記憶媒体に、ヘ
ッドの位置の適否の基準である位置情報を書き込むサー
ボトラックライタと、そのサーボトラックライタによっ
て位置情報が書き込まれた磁気記憶媒体に対して書き込
みや読み出しを行う磁気ディスク装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置に搭載されるべき磁気ディスク装置には、記録
密度および信頼性の向上が強く要求されている。また、
ステッピングモータやエンコーダとサーボモータとの組
み合わせに基づいて記憶媒体に対するヘッドの位置を制
御する方式が適用された磁気ディスク装置では、その位
置について熱膨張や回転の偏心に起因して生じる誤差が
上述した記録密度や信頼性にかかわる要求を阻む主な要
因となる。
【0003】したがって、上述したように記録密度や信
頼性の向上が要求される磁気ディスク装置には、例え
ば、セクタサーボ方式、サーボ面サーボ方式等のよう
に、位相サーボ方式に基づいてヘッドの位置が制御され
る方式が多く採用されている。また、このような磁気デ
ィスク装置に装着されるべき磁気記憶媒体(着脱可能、
可搬型のものを含む。)には、上述した位置の基準とな
る位置情報がユーザによってデータが書き込まれるべき
領域とは異なる領域にサーボトラックライタを介して書
き込まれる。
【0004】図7は、従来のサーボトラックライタの構
成例を示す図である。図において、プロセッサ61の出
力ポートはパターン生成回路62、ライトアンプ63お
よびヘッド駆動部64を介してヘッド65-1〜65-Nに
接続され、これらのヘッド65-1〜65-Nに個別に取り
付けられたアクチュエータ(図示されない。)の駆動入
力には、ボイスコイルモータ(VCM)66を介して定
電流回路67の出力が接続される。プロセッサ61の入
出力ポートは干渉計測部68の制御端子に接続され、そ
の干渉計測部68の駆動出力はSTWボイスコイルモー
タ(STWVCM)69の入力に接続される。STWボ
イスコイルモータ69が有するアームには干渉計測部6
8の出射口および入射口に対向した鏡面を有する反射鏡
70が取り付けられ、そのアームは上述したアクチュエ
ータに当接する。
【0005】なお、ヘッド駆動部64、ヘッド65-1〜
65-Nおよびボイスコイルモータ66が収納されるディ
スクエンクロージャ71には、これらのヘッド65-1〜
65-Nと個別に対向する位置に磁気記憶媒体72-1〜7
2-Nがそれぞれ取り付けられる。このような構成の従来
例では、定電流回路67は予め決められた一定の電流を
ボイスコイルモータ66に供給し、そのボイスコイルモ
ータ66はアクチュエータの全てが上述したアームに接
する状態を維持する。
【0006】また、干渉計測部68は、プロセッサ61
の主導の下でレーザ光を出射し、そのレーザ光と反射鏡
70の鏡面を介し得られる反射光とに基づいて干渉計測
を行うことにより、既述のアームに取り付けられたヘッ
ド65-1〜65-Nの位置を精密に計測する。プロセッサ
61は、干渉計測部68を介して上述した位置を監視し
つつ、その位置について予め設定された初期値を目標値
としてSTWボイスコイルモータ69を駆動する。ST
Wボイスコイルモータ69は、このようにして駆動され
ることにより、ボイスコイルモータ66によって上述し
たアームに定常的に与えられる力に抗して、磁気記憶媒
体72-1〜72-Nの最も外側に位置するシリンダの外縁
部にヘッド65-1〜65-Nの位置を設定する(図8
(1))。
【0007】また、プロセッサ61は、図9に示すサー
ボフレームのフォーマットに基づいて、R/Wリカバリ
領域(書き込みに後続する読み出しに先行して生じる過
渡応答の吸収に供される。)、サーボマーク、GAP
(後続するポジション部を含むサーボパターンの基準を
与える。)、ポジション部(シリンダ単位およびセクタ
単位に対応したユニークな識別情報が記録される。)、
GAP、グレイコード(ヘッドおよびシリンダの識別情
報が記録される。)およびGAP(F2)の各フィール
ドについて、書き込まれるべき値を該当するシリンダの
識別情報その他に基づいて生成する(図8(2))。
【0008】さらに、プロセッサ61はこれらの値の列
を図9に示すフォーマットに適応した形式でパターン生
成回路62に与え、そのパターン生成回路62はこのよ
うな値の列をライトアンプ63およびヘッド駆動部64
を介してヘッド65-1〜65-Nの全てに並行して与える
(図8(3))。したがって、該当するシリンダの領域の
内、既述の干渉計測に基づいて設定された領域(ヘッド
65-1〜65-Nが位置する。)には、上述したように生
成された値の列が図9に示すフォーマットに基づいて書
き込まれる。
【0009】また、プロセッサ61は、上述した一連の
処理(図8(1)〜(3)) を完結すると、該当するシリンダ
について同様の処理が4回に亘って反復して行われたか
否かを判別する(図8(4))。さらに、プロセッサ61
は、その判別の結果が「No」である場合には、干渉計測
部68を介してヘッド65-1〜65-Nの位置を監視し、
これらのヘッド65-1〜65-Nの位置が磁気記憶媒体7
2-1〜72-Nの内側に1/4シリンダに相当する距離に
亘って変位する値に上述した目標値を更新する(図8
(5))。
【0010】また、プロセッサ61は、上述したR/W
リカバリ領域およびサーボマーク、GAPのフィールド
については何ら更新しないが、ポジション部、GAP、
グレイコードおよびGAP(F2)の各フィールドにつ
いては、既述の1/4シリンダに対応する遅延(位相遅
れ(予め設定される。))を伴ったビットパターンに置換
する処理を施す(図8(6))と共に、さらに図8(3)、(4)
に示す処理を反復する。
【0011】しかし、上述した判別(図8(4))の結果が
「Yes」である場合には、プロセッサ61は、図8(2)〜
(6)に示す処理が全てのシリンダ(磁気記憶媒体72-1
〜72-Nの寸法その他の仕様に基づいて数が予め決定さ
れる。)について完了したか否かを判別し(図8(7))、
その判別の結果が「No」である場合には、上述した目標
値を同様にして更新する(図8(8))と共に、隣接するシ
リンダについても図8(2)〜(6) に示す一連の処理を反
復する。
【0012】すなわち、図10(1)〜(4)に示すように、
各シリンダは4つに細分され、このようにして細分され
た個々のシリンダには、ポジション部、GAP、グレイ
コードおよびGAP(F2)の各フィールドの位相が異
なるサーボフレームが形成される。したがって、このよ
うなサーボフレームが形成された磁気ディスク装置で
は、上述した位相の相違に基づいてヘッド65-1〜65
-Nの位置がシリンダ方向に精密に設定され、記録密度や
信頼性の向上がはかられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例では、個々のシリンダが4つに細分され、このよ
うにして細分されたシリンダに対してサーボフレームが
4回に亘って重ね書きされていたために、ヘッド65-1
〜65-Nに本来的に生じる磁束の漏洩に起因してサイド
イレーズが発生し、かつサーボマークの読み出しレベル
が著しく低下する可能性があった。
【0014】本発明は、ハードウエアの基本的な構成に
変更を来すことなく、位相サーボ方式による位置決めの
精度が高められるサーボトラックライタと磁気ディスク
装置とを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1〜5に
記載の発明の原理ブロック図である。
【0016】請求項1に記載の発明は、磁気記憶媒体に
形成されるべき複数のシリンダの間隔に対して、その整
数分の一のピッチでこれらのシリンダに対するヘッドの
位置を走査する走査手段11と、走査手段11によって
走査された個々の位置について、直近のシリンダに対す
る物理的なオフセットに対して単調関数で与えられる位
相でその直近のシリンダを示す識別情報をヘッドを介し
て磁気記憶媒体に記録する位置情報記録手段12と、走
査手段11によって走査された位置の内、予め決められ
た「1」未満の比率の位置について、位置情報記録手段
12によって記録される識別情報と共に、その識別情報
のワード同期の基準となるサーボマークをヘッドを介し
て磁気記憶媒体に記録するサーボマーク記録手段13と
を備えたことを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のサーボトラックライタにおいて、走査手段11は、複
数のシリンダの間隔に対して整数分の一のピッチで跳躍
することなくヘッドの位置を走査することを特徴とす
る。請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のサーボ
トラックライタにおいて、走査手段11は、個々のシリ
ンダについて、ヘッドの位置の飛び越し走査を二つの群
に分割して行い、位置情報記録手段12は、2つの群の
内、一方の群について走査手段11によって行われる飛
び越し走査の過程で識別情報を記録し、サーボマーク記
録手段13は、2つの群の内、他方の群について走査手
段11によって行われる飛び越し走査の過程でサーボマ
ークを記録することを特徴とする。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3の何れか1項に記載のサーボトラックライタに
おいて、比率は、シリンダに直交する方向にヘッドによ
ってサイドイレーズが発生し得る領域の幅に対して整数
とピッチとの積がとる比以上であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4の何
れか1項に記載のサーボトラックライタにおいて、サー
ボマーク記録手段13は、サーボマークを一定の密度で
記録することを特徴とする。
【0019】図2は、請求項6に記載の発明の原理ブロ
ック図である。請求項6に記載の発明は、請求項1ない
し請求項5の何れか1項に記載のサーボトラックライタ
によって予め位置情報が記録された磁気記憶媒体21に
対して、その位置情報の読み出しと、情報の書き込みと
読み出しとの何れか一方もしくは双方とにかかわるアク
セスを行うヘッド22-1〜22-nと、ヘッド22-1〜2
2-nを介して磁気記憶媒体21から位置情報を読み取
り、その位置情報を基準としてこれらのヘッド22-1〜
22-nの位置をアクセスの対象となるトラックおよびセ
クタの位置に設定するサーボ制御手段23と、サーボ制
御手段23によって位置が設定されたヘッドを介して磁
気記憶媒体21に、情報の書き込みと読み出しとの何れ
か一方もしくは双方を行うアクセス手段24とを備えた
ことを特徴とする。
【0020】請求項1に記載の発明にかかわるサーボト
ラックライタでは、走査手段11は磁気記憶媒体に形成
されるべき複数のシリンダの間隔に対して、その整数分
の一のピッチでこれらのシリンダに対するヘッドの位置
を走査する。位置情報記録手段12は、このようにして
走査される個々の位置について、直近のシリンダに対す
る物理的なオフセットに対して単調関数で与えられる位
相でその直近のシリンダを示す識別情報をヘッドを介し
て磁気記憶媒体に記録する。また、サーボマーク記録手
段13は、同様にして走査された位置の内、予め決めら
れた「1」未満の比率の位置について、位置情報記録手
段12によって記録される識別情報と共に、その識別情
報のワード同期の基準となるサーボマークをヘッドを介
して磁気記憶媒体に記録する。
【0021】すなわち、シリンダに直交する方向にサー
ボマークが重ね書きされる頻度が従来例に比べて減少す
るので、このような重ね書きの過程でヘッドの周囲に生
じるサイドイレーズに起因するそのサーボマークのセン
スレベルの低下が確実に緩和される。請求項2に記載の
発明にかかわるサーボトラックライタでは、走査手段1
1は、複数のシリンダの間隔に対して整数分の一のピッ
チで跳躍することなくヘッドの位置を走査する。
【0022】すなわち、その位置の更新に伴ってヘッド
が移動する距離の総和が最小限度に抑えられ、かつサー
ボマークについて行われる重ね書きの頻度が請求項1に
記載のサーボトラックライタと同様に設定されると共
に、識別情報が確実にサーボトラックに記録されるの
で、応答性が高められる。請求項3に記載の発明にかか
わるサーボトラックライタでは、走査手段11は、個々
のシリンダについて、ヘッドの位置の飛び越し走査を二
つの群に分割して行う。位置情報記録手段12はこれら
の2つの群の内、一方の群について走査手段11によっ
て行われる飛び越し走査の過程で識別情報を記録し、か
つサーボマーク記録手段13は他方の群について同様に
して走査手段11によって行われる飛び越し走査の過程
でサーボマークを記録する。
【0023】すなわち、各シリンダに沿って記録される
べき情報がサーボマークと識別情報との組み合わせから
なる場合と、その識別情報のみである場合とにおいてそ
れぞれ記録が一括して行われるので、記録の対象となる
情報と語長とについて行われる更新の処理が単純化され
る。請求項4に記載の発明にかかわるサーボトラックラ
イタでは、比率は、シリンダに直交する方向にヘッドに
よってサイドイレーズが発生し得る領域の幅に対して整
数とピッチとの積がとる比以上に設定される。
【0024】すなわち、サイドイレーズが生じ得ない程
度に隔たった位置に対してはサーボマークおよび識別情
報が確実に記録されるので、そのサーボマークのセンス
レベルが無用に低下することが回避される。請求項5に
記載の発明にかかわるサーボトラックライタでは、サー
ボマーク記録手段13は、サーボマークを一定の密度で
記録する。
【0025】すなわち、サーボマーク記録手段13がサ
ーボマークの記録について行う処理が単純な演算の反復
によって実現されるので、構成の簡略化がはかられる。
請求項6に記載の発明にかかわる磁気ディスク装置で
は、磁気記憶媒体21には、請求項1ないし請求項5の
何れか1項に記載のサーボトラックライタによって予め
位置情報が記録される。サーボ制御手段23は、ヘッド
22-1〜22-nを介してその磁気記憶媒体21から上述
した位置情報を読み取り、その位置情報を基準としてヘ
ッド22-1〜22-nの位置をアクセスの対象となるべき
トラックおよびセクタの位置に設定する。
【0026】このような位置は従来例に比べてサイドイ
レーズに起因するセンスレベルの低下が確実に緩和され
た位置情報を基準として設定されるので、アクセス手段
24は、サーボ制御手段23によってその位置に設定さ
れたヘッドを介して磁気記憶媒体21に対して、情報の
書き込みと読み出しとの何れか一方もしくは双方を確度
高く行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。以下に示す実施形態の
構成については、図7に示す従来例と同じであるから、
ここではその説明を省略する。なお、本実施形態と図1
に示すブロック図との対応関係については、プロセッサ
61、ボイスコイルモータ66、定電流回路67、干渉
計測部68、STWボイスコイルモータ69および反射
鏡70は走査手段11に対応し、プロセッサ61、パタ
ーン生成回路62、ライトアンプ63およびヘッド駆動
部64は位置情報記録手段12およびサーボマーク記録
手段13に対応する。
【0028】図3は、請求項1〜5に記載の発明に対応
した実施形態の動作フローチャートである。図におい
て、図8に示す処理と同じ処理については、同じ番号
(1)〜(8)を付与して示し、以下では、その説明を省略す
る。図4は、請求項1〜5に記載の発明に対応した実施
形態の動作を説明する図である。
【0029】以下、図3、図4、図7および図9を参照
して本実施形態の動作を説明する。本実施形態の特徴
は、後述するようにプロセッサ61によって行われる処
理の手順にある。プロセッサ61は、従来例において個
々のシリンダについて行われていた一連の処理(図8
(2)、(3)〜(6))に代えて下記の処理を行う。
【0030】まず、プロセッサ61は、図9に示すサー
ボフレームのフォーマットに基づいて、R/Wリカバリ
領域、サーボマーク、GAP、ポジション部、GAP、
グレイコードおよびGAP(F2)の各フィールドにつ
いて、書き込まれるべき値を該当するシリンダの識別情
報その他に基づいて生成する(図3(2))。また、プロセ
ッサ61はこれらの値の列を図9に示すフォーマットに
適応した形式でパターン生成回路62に与え、そのパタ
ーン生成回路62はこのような値の列をライトアンプ6
3およびヘッド駆動部64を介してヘッド65-1〜65
-Nの全てに並行して与える(図3(3))。
【0031】さらに、プロセッサ61は、干渉計測部6
8を介してヘッド65-1〜65-Nの位置を監視し、これ
らのヘッド65-1〜65-Nの位置が磁気記憶媒体72-1
〜72-Nの内側に1/4シリンダに相当する距離に亘っ
て変位する値に既述の目標値を更新する(図3(5))。ま
た、プロセッサ61は、ポジション部、GAP、グレイ
コードおよびGAP(F2)の各フィールドのみについ
て、既述の1/4シリンダに対応する遅延(位相遅れ
(予め設定される。))を伴ったビットパターンを生成し
(図3(6))、かつパターン生成回路62、ライトアンプ
63、ヘッド駆動部64およびヘッド65-1〜65-Nを
介して磁気記憶媒体72-1〜72-Nに書き込む(図3
(a))。
【0032】さらに、プロセッサ61は、干渉計測部6
8を介してヘッド65-1〜65-Nの位置を監視し、これ
らのヘッド65-1〜65-Nの位置が磁気記憶媒体72-1
〜72-Nの内側に1/4シリンダに相当する距離に亘っ
て変位する値に上述した目標値を更新する(図3(b))と
共に、ポジション部、GAP、グレイコードおよびGA
P(F2)の各フィールドについては、既述の1/4シ
リンダに対応する遅延(位相遅れ(予め設定される。))
を伴ったビットパターンに更新し(図3(c))、かつ図3
(3)、(5)、(6)、(a) にそれぞれ同じ処理(図3(d)〜(g))
を順次反復する。
【0033】このように本実施形態によれば、ポジショ
ン部、GAP、グレイコードおよびGAP(F2)の各
フィールドについては、図3(1)〜(4)に太い実線と破線
とで示すように1/4シリンダの間隔で書き込まれる
が、反対にR/Wリカバリ領域、サーボマークおよびG
APの各フィールドについては、図3に太い実線で示す
ように2/4シリンダの間隔で書き込まれる。
【0034】したがって、サーボマーク、GAPのセン
スレベルについては、従来例に比べてサイドイレーズに
起因した低下が確実に緩和され、ヘッド65-1〜65-N
の位置決めの精度が大幅に高められる。なお、上述した
実施形態では、各シリンダが4つに分割されているが、
このように分割される数は複数であれば如何なる値であ
ってもよく、かつ既述のサイドイレーズに起因するサー
ボマークのセンスレベルの低下が軽減されるならば均等
に分割されなくてもよい。
【0035】また、上述した実施形態では、磁気記憶媒
体72-1〜72-Nの最も外側に位置するシリンダから順
次隣接するシリンダに対してサーボ情報が記録されてい
るが、本発明はこのような記録の順序に限定されず、例
えば、最も内側に位置するシリンダから順次隣接するシ
リンダに対して同様の記録が行われてもよく、サーボマ
ークの重ね書きによるセンスレベルの低下が回避される
ならばランダムに如何なる順序でサーボ情報が書き込ま
れてもよい。
【0036】さらに、上述した実施形態では、磁気記憶
媒体72-1〜72-Nに形成され得る全てのシリンダにつ
いてサーボ情報が書き込まれているが、本発明は、この
ような構成に限定されず、例えば、標準化された磁気記
憶媒体に対して所望の数やピッチで形成されるべきシリ
ンダのみについて同様のサーボ情報が書き込まれる場合
にも同様にして適用可能である。
【0037】また、上述した実施形態では、プロセッサ
61、干渉計測部68、STWボイスコイルモータ69
および反射鏡70が行う連係の下でヘッド65-1〜65
-Nの位置が精密に設定されているが、本発明はこのよう
な構成に限定されず、所望の精度および速度で確実にこ
れらのヘッド65-1〜65-Nの位置が設定されるなら
ば、如何なる方式に基づいてその位置が設定されてもよ
い。
【0038】さらに、上述した実施形態では、4分割さ
れたシリンダの個々について書き込まれるべきポジショ
ン情報等の位相差が具体的に示されていないが、その位
相差については、ヘッドがシリンダに対してオフセット
している位置が所望の精度で検出可能であるならば、如
何なる値に設定されてもよい。また、上述した実施形態
では、サーボマークの書き込みが2/4シリンダ毎の間
隔で行われているが、このような間隔については、例え
ば、ヘッドによってサイドイレーズが行われ得る領域の
幅が大きい場合には、シリンダ方向の分割数の如何にか
かわらず大きい値に設定されればよく、かつ必ずしも一
定の値であることは要求されない。
【0039】さらに、上述した実施形態では、複数の磁
気記憶媒体72-1〜72-Nに対して並行してサーボ情報
が書き込まれているが、本発明は、例えば、これらの磁
気記憶媒体72-1〜72-Nに個別にサーボ情報が書き込
まれる場合にも同様にして適用可能である。図5は、請
求項6に記載の発明に対応した実施形態を示す図であ
る。
【0040】本実施形態にかかわる磁気ディスク装置
は、図5に示すように、ディスクエンクロージャ30
(機械的構造は図6に示す通りである。)と、そのディ
スクエンクロージャ30と対をなすドライブコントロー
ラ31とから構成される。ディスクエンクロージャ30
は、図5に示すように、スピンドルモータ33、ボイス
コイルモータ34、縦属接続されたサーボヘッド35お
よびサーボヘッドIC36に併せて、複数のデータヘッ
ド37-1〜37-(N-1)とこれらのデータヘッド37-1〜
37-(N-1)に直列に接続されたデータヘッドIC38と
からなる電気系と、図6に示すように、スピンドルモー
タ33の回転軸39に軸止された複数の磁気ディスク4
0-1〜40-Nと、ボイスコイルモータ34によって駆動
されて先端部にサーボヘッド35およびデータヘッド3
7-1〜37-(N-1)が取り付けられ、これらのサーボヘッ
ド35およびデータヘッド37-1〜37-(N-1)の回転軸
39の軸心に対する位置を設定するヘッドアクチュエー
タ41とから構成される。
【0041】また、ドライブコントローラ31では、イ
ンフェース回路42は外部に備えられたホストコンピュ
ータと内蔵されたプロセッサ43との間に配置され、そ
のプロセッサ43の第一の出力ポートはバイアス電流制
御回路44を介してデータヘッドIC38のバイアス端
子に接続される。プロセッサ43の第二の出力ポートは
データヘッドIC38の制御入力に接続され、そのプロ
セッサ43の第一の入出力ポートおよび第二の入出力ポ
ートはそれぞれ符号化・復号化回路45およびディジタ
ルシグナルプロセッサ46の入出力端子に接続される。
ディジタルシグナルプロセッサ46の第一の出力ポート
はD/A変換器(DAC)48-Sおよびドライバ49-S
を介してスピンドルモータ33の駆動入力に接続され、
そのディジタルシグナルプロセッサ46の第二の出力ポ
ートはD/A変換器(DAC)48-Vおよびドライバ4
9-Vを介してボイスコイルモータ34の駆動入力に接続
される。サーボヘッドIC36の出力は位置信号生成回
路50およびA/D変換器51(ADC)を介してディ
ジタルシグナルプロセッサ46の入力ポートに接続さ
れ、そのディジタルシグナルプロセッサ46の第三の出
力ポートはD/A変換器48-Vの制御入力に接続され
る。ディジタルシグナルプロセッサ46の第四および第
五の出力ポートは、それぞれ位置信号生成回路50のお
よびA/D変換器51の制御入力に接続される。データ
ヘッドIC38の読み出し出力は復調回路52を介して
符号化・復号化回路45の符号化入力と位置信号生成回
路50の復調入力とに接続され、その符号化・復号化回
路45の復号化出力はデータヘッドICの書き込み入力
に接続される。
【0042】なお、本実施形態と図2に示すブロック図
との対応関係については、磁気ディスク40-1〜40-N
は磁気記憶媒体21に対応し、サーボヘッド35および
データヘッド37-1〜37-(N-1)はヘッド22-1〜22
-nに対応し、サーボヘッドIC36、データヘッドIC
38、復調回路52、位置信号生成回路50、A/D変
換器51、ディジタルシグナルプロセッサ46、D/A
変換器48-V、ドライバ45-V、ボイスコイルモータ3
4およびヘッドアクチュエータ41はサーボ制御手段2
3に対応し、データヘッドIC38、復調回路52、符
号化・復号化回路45、バイアス電流制御回路44、プ
ロセッサ43およびインタフェース回路42はアクセス
手段24に対応する。
【0043】以下、図5および図6を参照して本実施形
態の動作を説明する。磁気ディスク40-1〜40-Nの表
面の内、サーボヘッド35によってアクセスされる表面
には、請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の発
明にかかわるサーボトラックライタによって、全てのシ
リンダについて個別に対応したサーボパターンが予め書
き込まれる。なお、このようなサーボパターンについて
は、正規のシリンダに対する変位が大きいほど一定の方
向に位相(サーボヘッド35を介して得られるセンス出
力について)がシフトする位相パターンを与え、かつサ
ーボ面サーボ方式に適応する。
【0044】さらに、磁気ディスク40-1〜40-Nの表
面の内、データヘッド37-1〜37-(N-1)ヘッドによっ
てアクセスされ、かつデータトラックが分割されてなる
セクタの一部に相当する領域には、サーボトラックライ
タ等によってセクタ単位の位置情報(以下、「セクタサ
ーボパターン」という。)が予め書き込まれる。また、
プロセッサ43は始動と共にバイアス電流制御回路44
を起動し、そのバイアス電流制御回路44はデータヘッ
ドIC38を介してデータヘッド37-1〜37-(N-1)ヘ
ッドに所定のバイアス電流を供給する。なお、サーボヘ
ッド36については、ここでは、簡単のため、サーボヘ
ッドIC36によって同様のバイアス電流が供給される
と仮定する。
【0045】さらに、プロセッサ43は、インタフェー
ス部42を介してホストコンピュータから指令が与えら
れると、スピンドルモータ33の駆動をディジタルシグ
ナルプロセッサ46に要求する。ディジタルシグナルプ
ロセッサ46はD/A変換器48-Sおよびドライバ49
-Sを介してスピンドルモータ33を駆動し、かつ磁気デ
ィスク40-1〜40-Nはそのスピンドルモータ33の回
転軸39と共に回転する。
【0046】また、磁気ディスク40-1〜40-Nが正規
の回転数で回転している状態では、サーボヘッド35お
よびデータヘッド37-1〜37-(N-1)は、磁気ディスク
40-1〜40-Nの表面に生じる空気の流れによって定常
的に浮力を受け、その表面から一定の距離(磁気ディス
クの表面について要求される記録密度や適用されたヘッ
ドの感度等に応じて決定される。)に亘って隔たった位
置を保つことにより、浮上ヘッドとして動作する。
【0047】このような状態では、サーボヘッド35
は、上述したサーボパターンを読み出し、かつサーボヘ
ッドIC36を介して位置信号生成回路50にそのサー
ボパターンを与える。また、データヘッド37-1〜37
-(N-1)は、磁気ディスク40-1〜40-Nの表面に上述し
たように予め記録されたセクタサーボパターンをそれぞ
れ並行して読み取り、データヘッドIC38および復調
回路55を介してこれらのセクタサーボパターンを位置
信号生成回路50に与える。
【0048】プロセッサ43は、インタフェース部42
を介してホストコンピュータからアクセスされるべきシ
リンダ、トラック(以下では、簡単のため、磁気ディス
ク40-1〜40-Nの何れに形成されたものであるかを示
すものと仮定する。)およびセクタの識別情報と、その
アクセスの形態(「書き込み動作」、「読み出し動作」
その他を示す)とが与えられると、これらの識別情報お
よび形態をディジタルシグナルプロセッサ46を介して
位置信号生成回路50に与える。
【0049】位置信号生成回路50は、このようにして
与えられた形態が新たなシリンダに対するシーク動作を
伴うものである場合には、サーボヘッド35およびサー
ボヘッドIC36を介して与えられたサーボパターンに
基づいてヘッドの位置の偏差を示す位置信号を生成す
る。しかし、その形態が先行してシークが行われたシリ
ンダ(トラック)と同一のシリンダ(トラック)に属す
る何れかのトラックおよびセクタを対象とするアクセス
を示す場合には、位置信号生成回路50は、データヘッ
ド37-1〜37-(N-1)の内、そのトラックに対応して設
けられたものからデータヘッドIC38を介して与えら
れたセクタサーボパターンに基づいてヘッドの位置の偏
差を示す位置信号を生成する。
【0050】ディジタルシグナルプロセッサ46は、D
/A変換器48-Vおよびドライバ49-Vを介してこれら
の位置信号で示されるヘッドの位置の偏差が圧縮される
方向にボイスコイルモータ34を駆動する。ボイスコイ
ルモータ34は、このようにして駆動されることによ
り、ヘッドアクチュエータ41を介してサーボヘッド3
5およびデータヘッド37-1〜37-(N-1)の位置を所望
のトラックやセクタの位置に精度よく設定する。
【0051】なお、上述したサーボヘッド35およびデ
ータヘッド37-1〜37-(N-1)の位置決めの過程では、
ディジタルシグナルプロセッサ46は、刻々と変化する
各ヘッドの位置、上述した識別情報および形態に適応し
たアルゴリズムに基づいて論理演算および算術演算を行
い、かつこれらの演算の結果に応じてスピンドルモータ
33およびボイスコイルモータ34を駆動する。
【0052】また、符号化・復号化回路45は、データ
ヘッド37-1〜37-(N-1)によって並行して磁気ディス
ク40-1〜40-Nから読み出された情報の列を示すパル
ス信号を取り込み、これらのパルス信号に同期をとりつ
つ等化処理および復号化処理を施してプロセッサ43に
与える。プロセッサ43は、上述した形態が「読み出し
動作」を示す場合には、このようにして与えられたパル
ス信号の内、その形態と共にホストコンピュータから与
えられた識別情報で示されるシリンダ、トラックおよび
セクタに対応するパルス信号を取り込み、インタフェー
ス回路42を介してホストコンピュータにそのパルス信
号を与える。
【0053】しかし、上述した形態が「書き込み動作」
を示す場合には、プロセッサ43は、ディジタルシグナ
ルプロセッサ46の主導の下で上述した位置決めが完結
したことを認識すると、インタフェース回路42を介し
てホストコンピュータにその旨を通知する。さらに、プ
ロセッサ43は、このような通知に応じてホストコンピ
ュータから転送(例えば、既述のSCSIに適応したD
MA転送)された情報の列をインタフェース回路42を
介して取り込み、かつ符号化・復号化回路45、データ
ヘッドIC38およびデータヘッド37-1〜37-(N-1)
の何れか(上述した識別情報で示される。)を介して、
これらの情報の列を所望のセクタに書き込む。
【0054】このように本実施形態によれば、請求項1
〜5に記載の発明に対応したサーボトラックライタによ
って予め書き込まれたサーボパターンに基づいて位置決
めが行われるので、ハードディスク装置の基本的な構成
に変更が生じることなくそのサーボパターンが高いセン
スレベルで確実に得られ、かつヘッドの位置決めの精度
および安定性が高められて確度高く読み出しや書き込み
が行われる。
【0055】なお、本実施形態では、サーボ面サーボ方
式とセクタサーボ方式とが併用されているが、このよう
な構成に限定されず、これらのサーボ面サーボ方式とセ
クタサーボ方式との何れか一方が適用されてもよい。ま
た、本実施形態では、磁気ディスク40-1〜40-Nの枚
数Nが具体的に示されていないが、このような枚数につ
いては、複数に限定されず、例えば、セクタサーボ方式
のみに基づいて位置決めが行われる場合には、「1」で
あってもよい。
【0056】さらに、本実施形態では、磁気ディスク4
0-1〜40-Nがディスク装置に予め取り付けられている
が、これらの磁気ディスク40-1〜40-Nについては、
着脱可能なものであってもよい。
【0057】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の発明で
は、サイドイレーズに起因して生じるサーボマークのセ
ンスレベルの低下が確実に緩和される。
【0058】また、請求項2に記載の発明では、ヘッド
が位置の更新に伴って移動する距離の総和が最小限度に
抑えられ、かつ識別情報が確実にサーボトラックに記録
されるので、応答性が高められる。さらに、請求項3に
記載の発明では、記録の対象となる情報と語長とが更新
される処理が単純化される。
【0059】また、請求項4に記載の発明では、サイド
イレーズが生じ得ない程度に隔たった位置に対してはサ
ーボマークおよび識別情報が確実に記録されるので、そ
のサーボマークのセンスレベルが無用に低下することが
回避される。さらに、請求項5に記載の発明では、サー
ボマーク記録手段がサーボマークの記録について行う処
理が単純な演算の反復によって実現されるので、構成の
簡略化がはかられる。
【0060】また、請求項6に記載の発明では、従来例
に比べてサイドイレーズに起因するセンスレベルの低下
が確実に緩和された位置情報を基準として位置決めが行
われるので、磁気記憶媒体に対する情報の書き込みと読
み出しとが確度高く、かつ安定に行われる。したがっ
て、これらの発明が適用された磁気ディスク装置では、
コストが大幅に増加することなく特性や機構のバラツキ
に対して大きなマージンが確保され、かつ性能および信
頼性が高く維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜5に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
【図2】請求項6に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】請求項1〜5に記載の発明に対応した実施形態
の動作フローチャートである。
【図4】請求項1〜5に記載の発明に対応した実施形態
の動作を説明する図である。
【図5】請求項6に記載の発明に対応した実施形態を示
す図である。
【図6】ディスクエンクロージャの機械的構造を示す図
である。
【図7】従来のサーボトラックライタの構成例を示す図
である。
【図8】従来例の動作フローチャートである
【図9】サーボフレームのフォーマットの一例を示す図
である。
【図10】従来例の動作を説明する図である。
【符号の説明】
11 走査手段 12 位置情報記録手段 13 サーボマーク記録手段 21,72 磁気記憶媒体 22 ヘッド 23 サーボ制御手段 24 アクセス手段 30,71 ディスクエンクロージャ 31 ドライブコントローラ 33 スピンドルモータ 34 ボイスコイルモータ 35 サーボヘッド 36 サーボヘッドIC 37 データヘッド 38 データヘッドIC 39 回転軸 40 磁気ディスク 41 ヘッドアクチュエータ 42 インタフェース回路 43,61 プロセッサ 44 バイアス電流制御回路 45 符号化・復号化回路 46 ディジタルシグナルプロセッサ 48 D/A変換器(DAC) 49 ドライバ 50 位置信号生成回路 51 A/D変換器(ADC) 52 復調回路 62 パターン生成回路 63 ライトアンプ 64 ヘッド駆動部 65 ヘッド 66 ボイスコイルモータ(VCM) 67 定電流回路 68 干渉計測部 69 STWボイスコイルモータ(STWVCM) 70 反射鏡

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記憶媒体に形成されるべき複数のシ
    リンダの間隔に対して、その整数分の一のピッチでこれ
    らのシリンダに対するヘッドの位置を走査する走査手段
    と、 前記走査手段によって走査された個々の位置について、
    直近のシリンダに対する物理的なオフセットに対して単
    調関数で与えられる位相でその直近のシリンダを示す識
    別情報を前記ヘッドを介して前記磁気記憶媒体に記録す
    る位置情報記録手段と、 前記走査手段によって走査された位置の内、予め決めら
    れた「1」未満の比率の位置について、前記位置情報記
    録手段によって記録される識別情報と共に、その識別情
    報のワード同期の基準となるサーボマークを前記ヘッド
    を介して前記磁気記憶媒体に記録するサーボマーク記録
    手段とを備えたことを特徴とするサーボトラックライ
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサーボトラックライタ
    において、 走査手段は、 複数のシリンダの間隔に対して整数分の一のピッチで跳
    躍することなくヘッドの位置を走査することを特徴とす
    るサーボトラックライタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のサーボトラックライタ
    において、 走査手段は、 個々のシリンダについて、ヘッドの位置の飛び越し走査
    を二つの群に分割して行い、 位置情報記録手段は、 前記2つの群の内、一方の群について前記走査手段によ
    って行われる飛び越し走査の過程で識別情報を記録し、 サーボマーク記録手段は、 前記2つの群の内、他方の群について前記走査手段によ
    って行われる飛び越し走査の過程でサーボマークを記録
    することを特徴とするサーボトラックライタ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れか1項に
    記載のサーボトラックライタにおいて、 比率は、 シリンダに直交する方向にヘッドによってサイドイレー
    ズが発生し得る領域の幅に対して整数とピッチとの積が
    とる比以上であることを特徴とするサーボトラックライ
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の何れか1項に
    記載のサーボトラックライタにおいて、 サーボマーク記録手段は、 サーボマークを一定の密度で記録することを特徴とする
    サーボトラックライタ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れか1項に
    記載のサーボトラックライタによって予め位置情報が記
    録された磁気記憶媒体に対して、その位置情報の読み出
    しと、情報の書き込みと読み出しとの何れか一方もしく
    は双方とにかかわるアクセスを行うヘッドと、 前記ヘッドを介して前記磁気記憶媒体から前記位置情報
    を読み取り、その位置情報を基準としてこれらのヘッド
    の位置を前記アクセスの対象となるトラックおよびセク
    タの位置に設定するサーボ制御手段と、 前記サーボ制御手段によって前記位置が設定されたヘッ
    ドを介して前記磁気記憶媒体に、前記情報の書き込みと
    読み出しとの何れか一方もしくは双方を行うアクセス手
    段とを備えたことを特徴とする磁気ディスク装置。
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US7436612B2 (en) 2005-09-21 2008-10-14 Fujitsu Limited Storage apparatus, storage apparatus control method, and computer product

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