JPH10241290A - 情報再生方法及び装置 - Google Patents

情報再生方法及び装置

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JPH10241290A
JPH10241290A JP9055518A JP5551897A JPH10241290A JP H10241290 A JPH10241290 A JP H10241290A JP 9055518 A JP9055518 A JP 9055518A JP 5551897 A JP5551897 A JP 5551897A JP H10241290 A JPH10241290 A JP H10241290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セキュリティの低下を招くことなく、暗号鍵
の管理を簡略化して使い勝手の向上を図ることができる
情報再生方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 最初にディスク10が再生されるとき
に、鍵入力要求部24によって暗号鍵の入力が要求され
る。利用者は、入力部26で暗号鍵を入力する。鍵判定
部22によって正しい暗号鍵であると判定されたとき
は、鍵記憶制御部28によって暗号鍵が鍵記憶部30に
記憶される。次の再生時には、鍵判別部22でディスク
に対応した暗号鍵が鍵記憶部30に記憶されていると判
別されると、再生制御部16では、鍵記憶部30から記
憶されている暗号鍵が自動的に読み出され、鍵判別部2
2でその暗号鍵が正しいかどうかが判別される。暗号鍵
が正しい場合には、対応する情報の再生が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、暗号鍵を利用し
た情報再生方法及びその装置にかかり、更に具体的に
は、その暗号鍵の管理技術の改良に関する。
【0002】
【背景技術】よく知られているように、CDなどのディ
スクパッケージメディアでは、ディスクに含まれる情報
が全てディスク所有者に開示される。従って、ディスク
所有者は、そのディスクを入手した時点でディスクに含
まれる全ての情報を利用することができる。このため、
ディスクの価格は、そのディスクに含まれている全ての
情報に対して設定され、消費者は設定された価格を支払
ってディスクを購入するという流通形態となっている。
これは、ディスクに含まれる情報の「所有」に対して対
価を支払うという考え方である。
【0003】一般的に、ディスクそのものは極めて安価
に製造できる。このため、ディスクに対して支払われる
価格は、ほとんどディスクに含まれている情報の質と量
に対するものであると考えることができる。「所有」に
対価を支払う流通システムでは、ディスク内の情報の全
てを必要としない場合にも、そのディスクを入手するた
めにはディスクに含まれる全ての情報に対して料金を支
払わなくてはならない。別言すれば、価格にふさわしい
情報の質と量を満たすためには、様々な消費者の要求を
満たすように、情報の内容を若干変えただけの多種多様
なディスクを製造しなければならない。このような流通
システムは、消費者にとって不都合なだけではなく、生
産者にとってもコストアップや流通の複雑さを生む要因
となる。
【0004】これに対し、情報の「所有」ではなく、情
報の「利用」に対して対価を支払う流通形態として「超
流通システム」が考えられている。このシステムによれ
ば、消費者は、利用した情報に対してのみ対価を支払え
ばよく、上述した情報の「所有」に料金を支払う流通シ
ステムの不都合を解消でき、より合理的なシステムであ
ると考えられる。この超流通システムでは、情報の利用
状況や利用制限情報が、通信ネットワークを介して管理
システムと授受される。
【0005】図6には、そのような超流通システムの一
例が示されている。この例は、ゲームソフトに適用した
例である。ゲームソフトが記録されたディスク900
は、例えばゲーム雑誌902に付録として添付されてい
る。ゲームソフトの利用者は、ゲーム雑誌902を購入
することでディスク900を入手する(矢印FA参
照)。
【0006】ディスク900には、ディスク毎の固有の
IDが記録されている。例えば、米国特許第54003
19号には、光ディスクの作製後に、光ディスク本来の
記録密度よりはるかに低密度の情報を情報記録面上に記
録する方法が開示されている。低密度情報の記録は、強
力なレーザ光線などを照射して光ディスク基板や基板上
の反射膜を永久変形させることで行われる。
【0007】一方、ディスク900が再生されるパソコ
ン(あるいはプレーヤ)904には、コネクタや通信ポ
ートが設けられており、それぞれICカード906やモ
デム908が接続されている。ICカード906には、
ゲームソフトの再生限度額データが予め記憶されてお
り、このデータはゲームソフトの再生毎に減額される。
モデム908は通信路を通じてゲームソフト供給者の管
理用コンピュータ910に接続される。管理用コンピュ
ータ910では、再生枠の設定や再生料金の回収が行わ
れる。
【0008】例えば、使用者は、パソコン904にディ
スク900をセットする。そして、ディスクのIDや
ドライブNO.,再生したいゲームソフトのID,再
生装置であるパソコンのID,ICカードのIDなど
の情報がパソコン904によって管理用コンピュータ9
10に送られる(矢印FB参照)。管理用コンピュータ
910では、転送された情報を組み合わせて、暗号鍵
(ないしは暗証番号)を生成転送する(矢印FC参
照)。最も簡単な例を示すと、ディスクのIDが「12
3」,ドライブ番号が「122」,使用したいゲームソ
フトのタイトルキーが「666」の場合、暗号鍵を「4
21」とする。パソコン904では、ディスクのID
「123」,ドライブ番号「122」と使用者が入力す
る暗号鍵「421」が加算される。すると、合計が「6
66」となり、これが再生すべきタイトルキーである。
パソコン904では、このタイトルキー「666」のゲ
ームソフトが再生されるという具合である。
【0009】このように、使用者は、ディスクの再生前
に一度ソフト供給側に連絡し、必要とする情報を利用す
るための暗号鍵を入手する。そして、この暗号鍵を利用
して情報を利用する。本例では、ディスク900に格納
されている多数のゲームソフトのうち、暗号鍵に該当す
るものが再生される。情報利用の対価は、ICカード9
06に予め記憶されている金額から減算される。利用者
は、ICカード906の再生限度額の範囲で、ゲームソ
フトを楽しむことができる。
【0010】このようなシステムによれば、ディスクが
あっても暗号鍵がなければその情報を利用することがで
きないので、ディスクの不正コピー自体が意味を持たな
くなり、その防止を図ることができる。また、暗号鍵の
生成にディスク固有のIDを利用しているため、ディス
ク毎の暗号鍵を設定することができ、暗号鍵の使い回し
といった不正も不可能になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手法によれば、ディスク一枚毎に異なる暗号鍵が設定
されるため、利用者側ではそれらの暗号鍵の管理が必要
となる。特に、ディスクが多数存在するような場合に
は、その管理に相当の手数がかかる。すなわち、ディス
クを再生する度に暗号鍵を入力しなければならない。ま
た、ディスクを交換したときは、異なる暗号鍵を入力し
なければならない。暗号鍵を忘れてしまったような場合
には、その付与のための手続を再度行わなければならな
い。従って、情報提供者からみると、その不正に対する
セキュリティが高まって非常に好都合であるが、情報利
用者からみると情報を利用する度に暗号鍵が必要とな
り、必ずしも使い勝手がよいとは言えない。
【0012】この発明は、以上の点に着目したもので、
セキュリティの低下を招くことなく、その管理を簡略化
して使い勝手の向上を図ることができる情報再生方法及
びその装置を提供することを、その目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明の情報再生方法は、暗号鍵が入力されたと
きに、その暗号鍵に基づいて対応する媒体の情報を再生
する情報再生方法において、入力された正しい暗号鍵を
記憶するステップ(S18,S20,S22,S24,S26,S26);情報
再生の際に、前記記憶された暗号鍵に基づいて対応する
情報を再生するステップ(S16,S30,S32,S28);を備え
たことを特徴とする。これに対応する情報再生装置は、
暗号鍵が入力されたときに、その暗号鍵に基づいて対応
する媒体の情報を再生する情報再生装置において、鍵情
報を入力する入力手段(24,26);媒体の情報を再生す
る再生手段(14,20);前記入力手段によって入力され
た正しい暗号鍵を記憶する記憶手段(22,30,28);情報
再生の際に、前記記憶手段に記憶された暗号鍵に基づい
て、対応する情報を前記再生手段で再生する再生制御手
段(22);を備えたことを特徴とする。
【0014】他の情報再生方法は、入力された正しい暗
号鍵を記憶するステップ;暗号鍵を呼び出すための呼出
鍵を設定して記憶するステップ(S40,S42,S44,S46);
情報再生の際に、前記記憶された呼出鍵が入力されたと
きは、前記記憶されている暗号鍵に基づいて対応する情
報を再生するステップ(S48,S50,S52,S54,S56,S30,S32,
S28);を備えたことを特徴とする。対応する情報再生
装置は、鍵情報を入力する入力手段;媒体の情報を再生
する再生手段;前記入力手段で入力された正しい暗号鍵
を記憶する第1の記憶手段(28,30);暗号鍵を呼び出
すための呼出鍵を設定する呼出鍵設定手段(24,26,2
8);これによって設定された呼出鍵を記憶する第2の
記憶手段(28,30);情報再生の際に、前記第2の記憶
手段に記憶された呼出鍵が前記入力手段によって入力さ
れたときは、前記第1の記憶手段に記憶されている暗号
鍵に基づいて、対応する情報を前記再生手段で再生する
再生制御手段(16,22);を備えたことを特徴とする。
【0015】更に他の情報再生方法は、入力された正し
い暗号鍵を記憶するステップ;正しい暗号鍵を簡略化し
て簡略鍵を生成し記憶するステップ(S60,S62,S64,S66,
S68,S70);情報再生の際に、前記記憶された簡略鍵が
入力されたときは、前記記憶されている暗号鍵に基づい
て対応する情報を再生するステップ(S48A,S50A,S52A,S
54A,S56A,S30,S32,S28);を備えたことを特徴とする。
対応する情報再生装置は、鍵情報を入力する入力手段;
媒体の情報を再生する再生手段;前記入力手段で入力さ
れた正しい暗号鍵を記憶する第1の記憶手段;暗号鍵を
簡略化して簡略鍵を生成する簡略鍵生成手段(32);こ
れによって生成された簡略鍵を記憶する第2の記憶手段
(28,30);情報再生の際に、前記第2の記憶手段に記
憶された簡略鍵が前記入力手段によって入力されたとき
は、前記第1の記憶手段に記憶されている暗号鍵に基づ
いて、対応する情報を前記再生手段で再生する再生制御
手段(16,22);を備えたことを特徴とする。
【0016】主要な形態の一つは、情報が記録された記
録媒体から情報を読み出す際、特定のアルゴリズムに基
づいて生成された暗号の入力を要求する情報再生方法に
おいて、情報が記録された記録媒体(10)を他の記録媒
体から識別する固有の情報を、前記記録媒体から読み出
すステップ(S10,S14)と、前記暗号が入力された際
に、それが正しいものであった場合には前記記録媒体固
有の情報と組み合わせて再生装置に記憶するステップ
(S16,S18,S20,S22,S24,S26)と、前記暗号入力要求動
作移行時に、前記記録媒体固有の情報と組み合わせて再
生装置に記憶された前記暗号が存在するか否かを判別す
るステップ(S16)とを有し、前記記録媒体固有の情報
と組み合わせて再生装置に記憶された前記暗号が存在す
る場合には、前記暗号入力要求動作をスキップして前記
記憶された暗号が正しいものかどうかを判断するステッ
プ(S16,S30,S32)に移行することを特徴とする。
【0017】他の形態の情報再生方法は、情報が記録さ
れた記録媒体をほかの記録媒体から識別する前記記録媒
体固有の情報を、前記記録媒体から読み出すステップ
と、前記暗号が入力された際に、それが正しいものであ
った場合には前記記録媒体固有の情報と組み合わせて再
生装置に記憶するステップと、前記暗号入力要求動作移
行時に、前記記録媒体固有の情報と組み合わせて再生装
置に記憶された前記暗号が存在するか否かを判別するス
テップと、前記記録媒体固有の情報と組み合わせて再生
装置に記憶された前記暗号が存在する場合には、前記再
生装置に記憶された暗号を読み出すための別の識別文入
力を要求するステップ(S18)とを有し、前記別の識別
文が正しいものであった場合には前記再生装置に記憶さ
れた暗号を読み出し、前記暗号入力要求動作をスキップ
して前記記憶された暗号が正しいものかどうかを判断す
るステップ(S48,S50,S52,S54,S56,S30,S32)に移行す
ることを特徴とする。
【0018】更に他の形態の情報再生方法は、情報が記
録された記録媒体をほかの記録媒体から識別する前記記
録媒体固有の情報を、前記記録媒体から読み出すステッ
プと、前記暗号が入力された際にそれが正しいものであ
った場合には、前記暗号を所定のアルゴリズムで簡略化
した暗号情報に変換するステップ(S40,S42,S44)と、
前記記録媒体固有の情報と前記暗号情報と前記簡略化さ
れた暗号情報を組み合わせて再生装置に記憶するステッ
プ(S46)と、前記暗号入力要求動作移行時に、前記記
録媒体固有の情報と組み合わせて再生装置に記憶された
前記暗号が存在するか否かを判別するステップとを有
し、前記記録媒体固有の情報と組み合わせて再生装置に
記憶された前記暗号が存在する場合には、それらと組み
合わせて再生装置に記憶された前記簡略化された暗号情
報を基に情報再生の制御を行うことを特徴とする。
【0019】更に他の形態によれば、前記媒体は、BC
A(Burst Cutting Area)にディスクIDが記録された
DVDであり、前記暗号鍵は、前記ディスクIDに対応
して設定されたことを特徴とする。
【0020】この発明の前記及び他の目的,特徴,利点
は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、実施例を参照しながら詳細に説明する。
【実施例1】まず、図1及び図2を参照して本発明の実
施例1を説明する。図1には実施例1の情報再生方法が
フローチャートとして示されており、図2には実施例1
の情報再生装置の構成がブロック図として示されてい
る。これらの図において、光ディスク10は、例えばD
VD規格に対応したディスクであり、映画やゲームソフ
トなどの主情報が記録されている領域とは異なる固有情
報領域12に各種の情報が記録されている。例えば、デ
ィスクID,暗号鍵情報,再生制限情報,使用者の個人
情報などの情報再生の制御に用いられる情報のうちの一
つ以上が記録されている。これらの再生制御情報は、デ
ィスク毎に異なる。
【0022】なお、ディスク10に記録されている主情
報には、暗号鍵なしで再生可能な情報と、暗号鍵がなけ
れば再生不可能な情報が記録されているものとする。ま
た、初期状態(暗号鍵入力前の状態)で再生制限されて
いる主情報の再生に必要な暗号鍵は、ソフト供給者に対
する所定の手続によって予め取得されているものとす
る。前記固有情報領域12は、例えば、ディスク10の
情報記録面上,再生読出面上,あるいはそれらに隣接す
る場所に設定されている。そして、ディスク本来の主情
報の記録密度の1/10から1/1000の線記録密度
の低密度の情報として、固有情報が記録されている。
【0023】(1)最初の再生動作 ディスク10が再生部14にセットされると、再生制御
部16によってその固有情報領域12が再生される。そ
して、記録判別部18で固有情報がないと判別さたとき
は(図1ステップS10のN)、再生にあたって暗号鍵
が必要とされないディスクであると判断し、再生部14
によって通常の再生が行われる(ステップS12)。再
生情報は、出力部20において再生出力される。
【0024】他方、記録判別部18で、固有情報領域1
2に固有情報が記録されていると判別されたときは(ス
テップS10のY)、ディスク固有情報,すなわち、暗
号鍵情報,ディスク識別情報,再生許可タイトル,個人
情報などが読み取られる(ステップS14)。そして、
これらの固有情報中に、そのディスクに対応した暗号鍵
が記憶されているかどうかが、鍵判定部22で判定され
る(ステップS16)。ディスク10を初めて再生する
ときは、上述したように暗号鍵は利用者が入力する。従
って、暗号鍵は、固有情報として記憶されていない。こ
のため、鍵判定部22では、暗号鍵がないと判定され
(ステップS16のN)、暗号鍵の入力要求が行われる
(ステップS18,ステップS20のN)。すなわち、
鍵入力要求部24によって、その旨が出力部20に音声
あるいは映像として出力される。なお、このとき、ディ
スク10の非制限情報を再生してもよい(ステップS1
7)。利用者が暗号鍵の入力をキャンセルしたときも同
様である(ステップS21)。
【0025】利用者が、入力要求に基づいて入力部26
により暗号鍵を入力したとすると(ステップS20の
Y)、鍵判定部22でその適否が判定される(ステップ
S22)。その結果、暗号鍵が適切なものであると判定
されたときは(ステップS22のY)、その記憶の有無
が利用者に問われる(ステップS24)。すなわち、鍵
記憶制御部28によってその旨が出力部20に音声ある
いは映像として出力される。利用者が、入力部26によ
り暗号鍵の記憶を要求する旨を通知したときは(ステッ
プS24のY)、鍵記憶部30にディスク10の固有情
報と組み合わせて暗号鍵を記憶する(ステップS2
6)。そして、その後、入力された暗号鍵に対応する主
情報が再生される(ステップS28)。なお、利用者が
暗号鍵の記憶を要求しなかったときには(ステップS2
4のN)、そのまま主情報が再生される(ステップS2
8)。
【0026】(2)2回目以降の再生動作 次に、以上のようにして暗号鍵が記憶された再生装置
で、ディスクを再生する場合の動作について説明する。
再生装置では、上述したようにしてディスク10の固有
情報領域12から固有の情報が読み出される(ステップ
S14)。次に、ステップS16において、鍵判別部2
2でディスクに対応した暗号鍵が記憶されていると判別
される(ステップS16のY)。すると、再生制御部1
6では、鍵記憶部30から記憶されている暗号鍵が自動
的に読み出され(ステップS30)、鍵判別部22でそ
の暗号鍵が正しいかどうかが判別される(ステップS3
2)。その結果、読み出された暗号鍵が正しくない場合
には(ステップS32のN)、上述したように暗号鍵の
入力が要求される(ステップS18)。例えば、ディス
クが、暗号鍵を記憶したときに再生したディスクと異な
るような場合が該当する。一方、暗号鍵が正しい場合に
は(ステップS32のY)、対応する情報の再生が行わ
れる(ステップS28)。
【0027】このように、本実施例によれば、再生装置
では、ディスクの再生に際して、ディスクの固有情報と
暗号鍵情報の有無や、暗号鍵情報の正否によって再生情
報の範囲が決定される。最初は、適正な暗号鍵が入力さ
れて制限がはずされ、再生動作が行われるとともにその
暗号鍵が記憶される。同じディスクを同じ再生装置で再
生するときは、記録された暗号鍵に基づいて制限がはず
され、再生動作が行われる。すなわち、最初に暗号鍵を
用いて再生動作を行う際に暗号鍵を記憶させておけば、
再びそのディスクを再生するときは、記憶された暗号鍵
を用いて制限が解除されて再生動作が行われる。従っ
て、利用者は、暗号鍵をディスクの再生動作毎に入力す
る手間から開放され、暗号鍵の管理が簡略化されて使い
勝手が向上する。
【0028】
【実施例2】次に、図3を参照しながら実施例2につい
て説明する。この実施例は、一度暗号鍵が入力記憶され
たディスクを再生する場合に、その記憶された暗号鍵を
呼び出すための別の鍵ないしは暗証番号を再生装置側で
設定するようにしたものである。セキュリティを高める
ためには、暗号鍵は複雑なもののほうがよい。しかし、
ディスク再生の度に複雑な暗号鍵を入力するのは、利用
者にとって非常に負担である。しかし、仮に暗号鍵の入
力の負担を軽減する適当な方法があれば、高度なセキュ
リティを持つ複雑な暗号鍵を使用することができるの
で、好都合である。そこで、本実施例では、ソフト供給
者から暗号鍵を受け取って最初に情報再生を行う際には
複雑な暗号鍵の入力が必要であるが、次の再生からは簡
単な暗号(以下「呼出鍵」という)の入力で済むように
なっている。
【0029】図3には実施例2の情報再生方法のフロー
チャートが示されている。本実施例の再生装置のブロッ
ク構成は実施例1に対応しており、各部では暗号鍵の他
に呼出鍵も処理の対象となっている。なお、上述した実
施例1と対応するものには同一の符号を用いる。本実施
例では、再生制御部16の鍵記憶部30に、暗号鍵を記
憶する領域と、それを呼び出すための別の簡略な暗号鍵
である呼出鍵を記憶する領域が設けられている。なお、
呼出鍵としては、簡単に暗証できるような数字,文字,
記号,あるいはそれらの組み合わせが用いられる。呼出
鍵は、どのディスクに対しても共通に設定してよいし、
もちろん異なるものに設定してもよい。
【0030】(1)最初の再生動作 ディスク10のセットから、固有情報の読取り(ステッ
プS10,S14),通常再生(ステップS12),暗
号鍵のチェック(ステップS16),非制限情報の再生
(ステップS17,S21),暗号鍵の入力要求(ステ
ップS18),入力チェック(ステップS20,S2
2),暗号鍵記憶の問合せ(ステップS24)について
は、上述した実施例と同様である。
【0031】本実施例では、暗号鍵記憶時に、それを呼
び出すための呼出鍵の設定の有無が利用者に問われる
(ステップS40)。すなわち、鍵記憶制御部28によ
ってその旨が出力部20に音声あるいは映像として出力
される。利用者が、入力部26により呼出鍵の設定を要
求する旨を通知したときは(ステップS40のY)、鍵
記憶制御部28によって呼出鍵を設定する旨が出力部2
0で出力され、利用者は、入力部26によって呼出鍵を
設定入力する(ステップS42)。そして、設定が終了
した時点で(ステップS44のY)、鍵記憶制御部28
によって、鍵記憶部30にディスク10の固有情報及び
暗号鍵と組み合わせて呼出鍵を記憶する(ステップS4
6)。その後、入力された暗号鍵に対応する主情報が再
生される(ステップS28)。なお、利用者が呼出鍵の
設定を要求しなかったときには(ステップS40の
N)、鍵記憶部30にディスク10の固有情報及び暗号
鍵を組み合わせて記憶し(ステップS41)、その後主
情報が再生される(ステップS28)。
【0032】(2)2回目以降の再生動作 次に、以上のようにして暗号鍵が記憶されるとともに、
その呼出鍵が設定された再生装置で、ディスクを再生す
る場合の動作について説明する。なお、暗号鍵のみが記
憶されており、呼出鍵が設定されなかった場合の動作
は、前記実施例1と同様である(ステップS48の
N)。
【0033】この場合、上述した最初の動作で暗号鍵及
び呼出鍵が記録されている。このため、再生装置では、
鍵判別部22でディスクに対応した暗号鍵が記憶されて
いると判別される(ステップS16のY)。続いて、鍵
判別部22で暗号鍵に対応した呼出鍵が記憶されている
と判別される(ステップS48のY)。すると、再生制
御部16では、鍵記憶部30から記憶されている呼出鍵
が自動的に読み出され(ステップS50)、更に呼出鍵
の入力要求が行われる(ステップS52)。すなわち、
鍵入力要求部24によって、その旨が出力部20に音声
あるいは映像として出力される。
【0034】利用者が、入力要求に基づいて入力部26
により呼出鍵を入力したとすると(ステップS54の
Y)、鍵判定部22でその適否が判定される(ステップ
S56)。その結果、呼出鍵が適切なものであると判定
されたときは(ステップS56のY)、鍵記憶部30か
ら記憶されている暗号鍵が自動的に読み出され(ステッ
プS30)、鍵判別部22でその暗号鍵が正しいかどう
かが判別される(ステップS32)。その結果、読み出
された暗号鍵が正しくない場合には(ステップS32の
N)、上述したように暗号鍵の入力が要求される(ステ
ップS18)。一方、暗号鍵が正しい場合には(ステッ
プS32のY)、対応する情報の再生が行われる(ステ
ップS28)。
【0035】このように、本実施例によれば、最初の再
生時に、利用者によって呼出鍵が設定され、対応する暗
号鍵とともに記憶される。次回の再生時には、呼出鍵が
チェックされ、これが適正に入力されたときは自動的に
暗号鍵情報が呼び出される。そして、この暗号鍵を利用
して制限が解除され、主情報が再生される。このため、
利用者は、最初を除けば、簡単な呼出鍵を管理するのみ
でよく、鍵管理の負担が軽減される。呼出鍵の設定は、
ソフト供給側から提示された暗号鍵を擬似的に利用者側
で再設定することになり、ソフト供給者のシステムに対
する秘匿性の要求と、利用者の簡便性とが両立するよう
になる。
【0036】
【実施例3】次に、図4及び図5を参照しながら実施例
3について説明する。図4は実施例3のフローチャー
ト,図5は実施例3のブロック図である。この実施例
は、暗号鍵そのものを再生装置側で簡略化して簡略鍵を
生成し、これを上述した呼出鍵として使用することで、
鍵入力の負担を軽減するようにしたものである。ソフト
供給者から暗号鍵を受け取って最初の情報再生を行う際
には、複雑な暗号鍵の入力が必要であるが、次の再生か
らは簡単な簡略鍵の入力で済む。再生装置側には、暗号
鍵を簡略化するためのアルゴリズムが用意される。具体
的には、図5にブロック図を示すように、鍵簡略処理部
32によって、暗号鍵を簡略化するためのアルゴリズム
に基づく簡略化の処理が行われる構成となっている。
【0037】(1)最初の再生動作 ディスク10のセットから、固有情報の読取り(ステッ
プS10,S14),通常再生(ステップS12),暗
号鍵のチェック(ステップS16),非制限情報の再生
(ステップS17,S21),暗号鍵の入力要求(ステ
ップS18),入力チェック(ステップS20,S2
2),暗号鍵記憶の問合せ(ステップS24)について
は、上述した実施例と同様である。
【0038】本実施例では、暗号鍵記憶時に、暗号鍵の
簡略化の有無が利用者に問われる(ステップS60)。
すなわち、鍵簡略処理部32によってその旨が出力部2
0に音声あるいは映像として出力される。利用者が、入
力部26により暗号鍵の簡略化を要求する旨を通知した
ときは(ステップS60のY)、鍵簡略処理部32によ
って暗号鍵の簡略化が実行される(ステップS62)。
簡略化は、例えば16桁の暗号鍵のうち下3桁をそのデ
ィスクと再生装置の組み合わせにおける簡略鍵とすると
いうような手法で行われる。これによって生成させた簡
略鍵は、出力部20に出力表示される(ステップS6
4)。ここで、表示された簡略鍵に問題があると判断し
たときは(ステップS66のN)、利用者はその旨を入
力部26によって入力する。すると、鍵簡略処理部32
では、アルゴリズムを若干代えて再び暗号鍵の簡略化が
行われる(ステップS68)。例えば、前回表示した簡
略鍵の下一桁の数字を一つ変えるという具合で、再度簡
略化が行われる。そして、処理後の簡略鍵が表示される
(ステップS64)。
【0039】利用者は、表示された簡略鍵を検討する。
例えば、他のディスクの簡略鍵と異なっているか,ある
いは逆に同じ鍵になっているかなどである。特に問題が
ないと判断したときは(ステップS66のY)、その旨
を入力部26によって入力する。すると、鍵記憶制御部
28によって、鍵記憶部30にディスク10の固有情
報,暗号鍵,及び対応する簡略鍵が記憶される(ステッ
プS70)。その後、入力された暗号鍵に対応する主情
報が再生される(ステップS28)。なお、利用者が暗
号鍵の簡略化を要求しなかったときには(ステップS6
0のN)、鍵記憶部30にディスク10の固有情報及び
暗号鍵を組み合わせて記憶し(ステップS41)、その
後主情報が再生される(ステップS28)。
【0040】(2)2回目以降の再生動作 この場合の動作は、前記実施例2とほぼ同様である(ス
テップS48A〜S56A参照)。ただし、本実施例で
は、呼出鍵の代わりに簡略鍵が用いられる。
【0041】このように、本実施例によれば、最初の再
生時に、利用者によって暗号鍵の簡略化が行われ、簡略
鍵が対応する暗号鍵とともに記憶される。次回の再生時
には、簡略鍵がチェックされ、これが適正に入力された
ときは自動的に暗号鍵情報が呼び出される。そして、こ
の暗号鍵を利用して制限が解除され、主情報が再生され
る。このため、利用者は、最初を除けば簡略鍵を管理す
るのみでよく、鍵管理の負担が軽減される。暗号鍵の簡
略化は、ソフト供給側から提示された暗号鍵を擬似的に
利用者側で再設定することになり、本実施例でも、ソフ
ト供給者のシステムに対する秘匿性の要求と、利用者の
簡便性とが両立するようになる。
【0042】このように、本実施例では、暗号鍵が簡略
化され、簡略鍵が前記実施例の呼出鍵として使用され
る。このため、前記実施例と同様に、暗号鍵自体のセキ
ュリティを低下させることなく、再生時の暗号鍵入力の
手間を大幅に減らすことができる。
【0043】なお、前記実施例1において一度暗号鍵を
再生装置に記憶させてしまうと、それ以降はディスク利
用者以外であっても、そのディスクと再生装置の組み合
わせであれば制限無しで情報再生が可能となってしま
う。しかし、実施例2又は3のように、本来の利用者が
呼出鍵又は簡略鍵を記憶させるようにすれば、その利用
者以外の者の利用は制限できる。
【0044】また、一枚のディスクに複数の暗号鍵が設
定されており、入力される暗号鍵によって再生できる情
報が変わるような場合がある。例えば、複数人がそれぞ
れ異なるゲームプログラムを異なる暗号鍵で再生するよ
うな場合、同一人であっても、異なるゲームプログラム
の再生毎に異なる暗号鍵を設定しているような場合であ
る。このようなときは、実施例1の再生制御方法で暗号
鍵を記憶させると、複数の暗号鍵を設定した意味が無く
なってしまう。そこで、実施例1でも、その都度暗号鍵
を記憶させないようにすればよいが、実施例2や3で示
したような簡単な識別文や暗証番号による呼出鍵や簡略
鍵を利用し、これらと暗号鍵との対応関係を判別するよ
うにすると便利である。
【0045】
【他の実施例】この発明には数多くの実施の形態があ
り、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能で
ある。例えば、次のようなものも含まれる。 (1)暗号鍵,呼出鍵,簡略鍵としては、数字,文字,
記号,文章など、どのようなものでもよい。また、文字
数,桁数も特に限定されるものではない。呼出鍵や簡略
鍵を複数設定できるようにしてもよいが、再生装置側の
記憶容量節約のためには、これを一つ又は少数個に限定
するとよい。 (2)前記実施例では、再生装置側に記憶手段を設け、
これに鍵情報を記憶することとしたが、媒体側に記憶す
るようにしてもよい。 (3)前記実施例で示した暗号鍵,呼出鍵,あるいは簡
略鍵を書換可能にしてもよい。必要に応じて鍵を変更す
ることで、鍵管理に柔軟性が生ずる。 (4)本実施例は、例えばDVDのようなディスク媒体
が好適な適用例であるが、暗号鍵によって再生の制限が
解除されるシステムに対応したものであれば、どのよう
な媒体にも適用可能である。また、DVDの場合は、い
わゆるBCAがディスクIDなどのディスク固有の情報
を記録する領域として好適である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1)暗号鍵を記憶することとしたので、セキュリティ
を高めた複雑な暗号鍵が設定されている場合にも、その
入力の手間を省いて鍵管理が簡略化され、使い勝手が向
上する。 (2)複雑な暗号鍵の代わりに利用者側で都合のよい鍵
を疑似的に呼出鍵として設定でき、鍵入力の負担が低減
される。 (3)暗号鍵を簡略化した簡略鍵を設定でき、鍵入力の
負担が低減される。また、簡略化を再生装置側で行うこ
ととしたので、簡略に手間がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の動作を示すフローチャートである。
【図2】実施例1の再生装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】実施例2の動作を示すフローチャートである。
【図4】実施例3の動作を示すフローチャートである。
【図5】実施例3の再生装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】超流通システムの一例を示す図である。
【符号の説明】
10…ディスク 12…固有情報領域 14…再生部 16…再生制御部 18…記録判別部 20…出力部 22…鍵判定部 24…鍵入力要求部 26…入力部 28…鍵記憶制御部 30…鍵記憶部 32…鍵簡略処理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号鍵が入力されたときに、その暗号鍵
    に基づいて対応する媒体の情報を再生する情報再生方法
    において、 入力された正しい暗号鍵を記憶するステップ;情報再生
    の際に、前記記憶された暗号鍵に基づいて対応する情報
    を再生するステップ;を備えたことを特徴とする情報再
    生方法。
  2. 【請求項2】 暗号鍵が入力されたときに、その暗号鍵
    に基づいて対応する媒体の情報を再生する情報再生方法
    において、 入力された正しい暗号鍵を記憶するステップ;暗号鍵を
    呼び出すための呼出鍵を設定して記憶するステップ;情
    報再生の際に、前記記憶された呼出鍵が入力されたとき
    は、前記記憶されている暗号鍵に基づいて対応する情報
    を再生するステップ;を備えたことを特徴とする情報再
    生方法。
  3. 【請求項3】 暗号鍵が入力されたときに、その暗号鍵
    に基づいて対応する媒体の情報を再生する情報再生方法
    において、 入力された正しい暗号鍵を記憶するステップ;正しい暗
    号鍵を簡略化して簡略鍵を生成し記憶するステップ;情
    報再生の際に、前記記憶された簡略鍵が入力されたとき
    は、前記記憶されている暗号鍵に基づいて対応する情報
    を再生するステップ;を備えたことを特徴とする情報再
    生方法。
  4. 【請求項4】 前記媒体は、ディスクIDが記録された
    ディスク媒体であり、前記暗号鍵は、前記ディスクID
    に対応して設定されたことを特徴とする請求項1,2又
    は3のいずれかに記載の情報再生方法。
  5. 【請求項5】 暗号鍵が入力されたときに、その暗号鍵
    に基づいて対応する媒体の情報を再生する情報再生装置
    において、 鍵情報を入力する入力手段;媒体の情報を再生する再生
    手段;前記入力手段によって入力された正しい暗号鍵を
    記憶する記憶手段;情報再生の際に、前記記憶手段に記
    憶された暗号鍵に基づいて、対応する情報を前記再生手
    段で再生する再生制御手段;を備えたことを特徴とする
    情報再生装置。
  6. 【請求項6】 暗号鍵が入力されたときに、その暗号鍵
    に基づいて対応する媒体の情報を再生する情報再生装置
    において、 鍵情報を入力する入力手段;媒体の情報を再生する再生
    手段;前記入力手段で入力された正しい暗号鍵を記憶す
    る第1の記憶手段;暗号鍵を呼び出すための呼出鍵を設
    定する呼出鍵設定手段;これによって設定された呼出鍵
    を記憶する第2の記憶手段;情報再生の際に、前記第2
    の記憶手段に記憶された呼出鍵が前記入力手段によって
    入力されたときは、前記第1の記憶手段に記憶されてい
    る暗号鍵に基づいて、対応する情報を前記再生手段で再
    生する再生制御手段;を備えたことを特徴とする情報再
    生装置。
  7. 【請求項7】 暗号鍵が入力されたときに、その暗号鍵
    に基づいて対応する媒体の情報を再生する情報再生装置
    において、 鍵情報を入力する入力手段;媒体の情報を再生する再生
    手段;前記入力手段で入力された正しい暗号鍵を記憶す
    る第1の記憶手段;暗号鍵を簡略化して簡略鍵を生成す
    る簡略鍵生成手段;これによって生成された簡略鍵を記
    憶する第2の記憶手段;情報再生の際に、前記第2の記
    憶手段に記憶された簡略鍵が前記入力手段によって入力
    されたときは、前記第1の記憶手段に記憶されている暗
    号鍵に基づいて、対応する情報を前記再生手段で再生す
    る再生制御手段;を備えたことを特徴とする情報再生装
    置。
  8. 【請求項8】 前記媒体は、ディスクIDが記録された
    ディスク媒体であり、前記暗号鍵は、前記ディスクID
    に対応して設定されたことを特徴とする請求項5,6又
    は7のいずれかに記載の情報再生装置。
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