JPH10198558A - 暗号鍵生成方法、光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置並びに光ディスク再生許可方法 - Google Patents

暗号鍵生成方法、光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置並びに光ディスク再生許可方法

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JPH10198558A
JPH10198558A JP9014752A JP1475297A JPH10198558A JP H10198558 A JPH10198558 A JP H10198558A JP 9014752 A JP9014752 A JP 9014752A JP 1475297 A JP1475297 A JP 1475297A JP H10198558 A JPH10198558 A JP H10198558A
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JP
Japan
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optical disk
recorded
piece
optical disc
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JP9014752A
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Masaki Mochizuki
聖樹 望月
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者に対する情報の対価とディスク自体を
安価にし、また、不正コピーを防止する。 【解決手段】 光ディスク1に対して複数の情報と光デ
ィスクのBCA番号を記録するとともに光ディスク再生
装置2に対してそのドライブ番号を記憶する。光ディス
ク再生装置2のユーザがソフトハウス3に対して光ディ
スク1に記録されている所望の情報の再生に対する対価
を支払う条件で光ディスクのBCA番号と、光ディスク
再生装置2のドライブ番号と、所望の情報の番号を知ら
せると、ソフトハウス3が光ディスク再生装置2やユー
ザに対してその暗号鍵を知らせる。光ディスク再生装置
2では光ディスクのBCA番号と、光ディスク再生装置
1のドライブ番号と暗号鍵に基づいてタイトルキーを算
出して光ディスク1に記録されているユーザの所望の情
報の再生を許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVD(デジタル
ビデオディスク:デジタルバーサタイルディスク)など
の光ディスクに記録されている情報を再生する時点にお
ける再生許可の管理に関し、特に不正使用や不正コピー
(いわゆる海賊版)を防止することができる暗号鍵生成
方法、光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置並び
に光ディスク再生許可方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CDなどのディスクパッケージ
メディアは、ディスクに記録されている情報が全てディ
スク所有者に開示されるので、ディスク所有者はディス
クを入手した時点でディスクに記録されている全ての情
報を利用することができる。したがって、図4(b)に
示すように、ディスクの対価はディスクに記録されてい
る全ての情報に対して設定され、消費者はその対価を支
払ってディスクを購入することによりディスク所有者に
なり、その結果、ディスクに記録されている全ての情報
を利用することができる。
【0003】また、他の流通形態として「超流通システ
ム」が知られている。このシステムはデジタル情報の
「所有」ではなく、「利用」に対して対価を支払う考え
方であり、図4(a)に示すようにDVDに適用した場
合、例えばディスクに記録されている情報(ソフト)を
再生するDVDプレーヤにはICカードのコネクタや通
信ポートが設けられる。ICカードには再生限度額デー
タがあらかじめ記憶され、このデータは情報の再生毎に
減額される。通信ポートは電話回線を介してソフト供給
者のコンピュータに接続され、DVD再生料金の回収と
再生枠の設定を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディスクそ
のものは極めて安価に製造することができるので、上記
の対価の殆どは、ディスクに記録されている全ての情報
の質と量に対するものである。しかしながら、上記のよ
うなシステムでは、利用者にとってディスクに記録され
ている全ての情報ではなく特定の情報のみを再生したい
場合にも、全ての情報に対して対価を支払わなければな
らないという問題点がある。この場合、ディスク自体は
当然に高価となる。
【0005】また、この問題点を解決するためには、特
定の情報毎に多種多様なディスクを製造しなければなら
なくなり、この場合にもディスクが高価となり、また、
流通が複雑化するという問題点がある。ここで、海賊版
は一般に、ディスクが安価な場合には利益がないので横
行しないが、高価になると横行する。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、利用者
に対する情報の対価とディスク自体を安価にし、ひいて
は不正コピーを防止することができる暗号鍵生成方法、
光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置並びに光デ
ィスク再生許可方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、光ディスクを他の光ディスクから識別しう
るID情報と光ディスク再生装置を他の光ディスク再生
装置から識別するドライブIDとの双方又は一方と、光
ディスクに記録されている複数の情報中、再生を希望す
る少なくとも1つの情報を特定する情報に基づいて、再
生を希望する情報毎の暗号鍵、あるいは再生を希望する
複数の情報のグループ毎の暗号鍵を生成し、正しい暗号
鍵が入力された情報の再生を許可するようにしている。
【0008】すなわち本発明によれば、情報が記録され
た記録媒体を他の記録媒体から識別する前記記録媒体固
有の情報を前記記録媒体から読み出すステップと、前記
記録媒体から情報を読み出す装置を他の装置から識別す
る装置固有の情報を前記装置内の記憶手段から読み出す
ステップと、前記記録媒体固有の情報と前記装置固有の
情報と前記記録媒体に記録された少なくとも1つの情報
を特定する情報とを用いて、所定のアルゴリズムにて演
算処理し、前記特定された少なくとも1つの情報を読み
出すための少なくとも1つの暗号鍵を生成するステップ
とを、有する暗号鍵生成方法が提供される。
【0009】また本発明によれば、情報が記録された記
録媒体を他の記録媒体から識別する前記記録媒体固有の
情報を前記記録媒体から読み出すステップと、前記記録
媒体固有の情報と前記記録媒体に記録された少なくとも
1つの情報を特定する情報とを用いて、所定のアルゴリ
ズムにて演算処理し、前記特定された少なくとも1つの
情報を読み出すための少なくとも1つの暗号鍵を生成す
るステップとを、有する暗号鍵生成方法が提供される。
【0010】また本発明によれば、情報が記録された記
録媒体を他の記録媒体から識別する前記記録媒体固有の
情報を前記記録媒体から読み出すステップと、前記記録
媒体固有の情報を用いて、所定のアルゴリズムにて演算
処理し、前記記録媒体に記録された少なくとも1つの情
報を読み出すための暗号鍵を生成するステップとを、有
する暗号鍵生成方法が提供される。
【0011】また本発明によれば、情報が記録された記
録媒体から情報を読み出す装置を他の装置から識別する
装置固有の情報を前記装置内の記憶手段から読み出すス
テップと、前記装置固有の情報と前記記録媒体に記録さ
れた少なくとも1つの情報を特定する情報とを用いて、
所定のアルゴリズムにて演算処理し、前記特定された少
なくとも1つの情報を読み出すための暗号鍵を生成する
ステップとを、有する暗号鍵生成方法が提供される。
【0012】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクから情報を再生装置にて再生する
にあたり、前記光ディスクから前記光ディスクIDを読
み出すステップと、前記再生装置の記憶装置から前記再
生装置固有のドライブIDを読み出すステップと、前記
光ディスクIDと、前記ドライブIDと、前記光ディス
クに記録された再生を希望する少なくとも1つの情報を
特定する情報に基づいて前記再生を希望する少なくとも
1つの情報の少なくとも1つの暗号鍵を生成するステッ
プと、前記少なくとも1つの暗号鍵に基づいて前記光デ
ィスクに記録されている前記再生を希望する少なくとも
1つの情報の再生を許可するステップとを、有する光デ
ィスク再生方法が提供される。
【0013】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクから情報を再生装置にて再生する
にあたり、前記光ディスクから前記光ディスクIDを読
み出すステップと、前記光ディスクIDと、前記光ディ
スクに記録された再生を希望する少なくとも1つの情報
を特定する情報に基づいて前記少なくとも1つの情報の
少なくとも1つの暗号鍵を生成するステップと、前記少
なくとも1つの暗号鍵に基づいて光ディスクに記録され
ている前記再生を希望する少なくとも1つの情報の再生
を許可するステップとを、有する光ディスク再生方法が
提供される。
【0014】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクから情報を再生装置にて再生する
にあたり、前記光ディスクから前記光ディスクIDを読
み出すステップと、前記光ディスクIDに基づいて前記
光ディスクに記録された少なくとも1つの情報の少なく
とも1つの暗号鍵を生成するステップと、前記少なくと
も1つの暗号鍵に基づいて光ディスクに記録されている
前記少なくとも1つの情報の再生を許可するステップと
を、有する光ディスク再生方法が提供される。
【0015】また本発明によれば、あらかじめ情報が記
録された光ディスクから情報を再生装置にて再生するに
あたり、前記再生装置の記憶装置から前記再生装置固有
のドライブIDを読み出すステップと、前記ドライブI
Dと、前記光ディスクに記録された再生を希望する少な
くとも1つの情報を特定する情報に基づいて前記少なく
とも1つの情報の少なくとも1つの暗号鍵を生成するス
テップと、前記少なくとも1つの暗号鍵に基づいて前記
光ディスクに記録されている前記再生を希望する少なく
とも1つの情報の再生を許可するステップとを、有する
光ディスク再生方法が提供される。
【0016】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクからユーザが情報を再生装置にて
再生するにあたり、前記光ディスクの提供者側にて前記
ユーザによる情報の再生を許可するか否かを判断する光
ディスク再生許可方法であって、前記光ディスクから読
み出された前記光ディスクIDと、前記再生装置の記憶
装置から読み出された前記再生装置固有のドライブID
と、前記光ディスクに記録された再生を希望する少なく
とも1つの情報を特定する情報を前記再生装置側から受
信するステップと、前記光ディスクIDと、前記ドライ
ブIDと、前記再生を希望する少なくとも1つの情報を
特定する情報に基づいて前記少なくとも1つの情報の少
なくとも1つの暗号鍵を生成するステップと、前記光デ
ィスクに記録されている前記再生を希望する少なくとも
1つの情報の再生を許可するために前記少なくとも1つ
の暗号鍵を前記再生装置側に送信するステップとを、有
する光ディスク再生許可方法が提供される。
【0017】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクからユーザが情報を再生装置にて
再生するにあたり、前記光ディスクの提供者側にて前記
ユーザによる情報の再生を許可するか否かを判断する光
ディスク再生許可方法であって、前記光ディスクから読
み出された前記光ディスクIDと、前記光ディスクに記
録された再生を希望する少なくとも1つの情報を特定す
る情報を前記再生装置側から受信するステップと、前記
光ディスクIDと、前記光ディスクに記録された再生を
希望する少なくとも1つの情報を特定する情報に基づい
て前記少なくとも1つの情報の少なくとも1つの暗号鍵
を生成するステップと、前記光ディスクに記録されてい
る前記再生を希望する少なくとも1つの情報の再生を許
可するために前記少なくとも1つの暗号鍵を前記再生装
置側に送信するステップとを、有する光ディスク再生許
可方法が提供されるが提供される。
【0018】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクからユーザが情報を再生装置にて
再生するにあたり、前記光ディスクの提供者側にて前記
ユーザによる情報の再生を許可するか否かを判断する光
ディスク再生許可方法であって、前記光ディスクから読
み出された前記光ディスクIDを前記再生装置側から受
信するステップと、前記光ディスクIDに基づいて前記
光ディスクに記録されている少なくとも1つの情報の少
なくとも1つの暗号鍵を生成するステップと、前記光デ
ィスクに記録されている少なくとも1つの情報の再生を
許可するために前記少なくとも1つの暗号鍵を前記再生
装置側に送信するステップとを、有する光ディスク再生
許可方法が提供される。
【0019】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクからユーザが情報を再生装置にて
再生するにあたり、前記光ディスクの提供者側にて前記
ユーザによる情報の再生を許可するか否かを判断する光
ディスク再生許可方法であって、前記再生装置の記憶装
置から読み出された前記再生装置固有のドライブID
と、前記光ディスクに記録された再生を希望する少なく
とも1つの情報を特定する情報を前記再生装置側から受
信するステップと、前記ドライブIDと、前記光ディス
クに記録された再生を希望する少なくとも1つの情報を
特定する情報に基づいて前記少なくとも1つの情報の少
なくとも1つの暗号鍵を生成するステップと、前記光デ
ィスクに記録されている前記再生を希望する少なくとも
1つの情報の再生を許可するために前記少なくとも1つ
の暗号鍵を前記再生装置側に送信するステップとを、有
する光ディスク再生許可方法が提供される。
【0020】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクから情報を再生する再生装置であ
って、前記光ディスクから前記光ディスクIDを読み出
す手段と、前記再生装置固有のドライブIDを記憶して
いる記憶手段と、前記ドライブIDを読み出す手段と、
読み出された前記光ディスクIDと、前記ドライブID
と、前記光ディスクに記録された再生を希望する少なく
とも1つの情報を特定する情報を前記再生装置側から前
記光ディスク提供者側に送信する手段と、前記光ディス
ク提供者側から送信される少なくとも1つの暗号鍵を受
信する手段と、前記少なくとも1つの暗号鍵を用いてタ
イトルキーを演算により算出する手段と、前記タイトル
キーが前記再生を希望する少なくとも1つの情報にあら
かじめ割り当てられたものであるか否かを判断する手段
と、前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも
1つの情報にあらかじめ割り当てられたものであると判
断されたときのみ前記希望する少なくとも1つの情報を
再生可能とする手段とを、有する光ディスク再生装置が
提供される。
【0021】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクから情報を再生する再生装置であ
って、前記光ディスクから前記光ディスクIDを読み出
す手段と、読み出された前記光ディスクIDと、前記光
ディスクに記録された再生を希望する少なくとも1つの
情報を特定する情報を前記再生装置側から前記光ディス
ク提供者側に送信する手段と、前記光ディスク提供者側
から送信される少なくとも1つの暗号鍵を受信する手段
と、前記少なくとも1つの暗号鍵を用いてタイトルキー
を演算により算出する手段と、前記タイトルキーが前記
再生を希望する少なくとも1つの情報にあらかじめ割り
当てられたものであるか否かを判断する手段と、前記タ
イトルキーが前記再生を希望する少なくとも1つの情報
にあらかじめ割り当てられたものであると判断されたと
きのみ前記再生を希望する少なくとも1つの情報を再生
可能とする手段とを、有する光ディスク再生装置が提供
される。
【0022】また本発明によれば、あらかじめ情報と、
他の光ディスクから識別するための光ディスクIDとが
記録された光ディスクから情報を再生する再生装置であ
って、前記光ディスクから前記光ディスクIDを読み出
す手段と、読み出された前記光ディスクIDを前記再生
装置側から前記光ディスク提供者側に送信する手段と、
前記光ディスク提供者側から送信される少なくとも1つ
の暗号鍵を受信する手段と、前記少なくとも1つの暗号
鍵を用いてタイトルキーを演算により算出する手段と、
前記タイトルキーが前記光ディスクに記録された再生を
希望する少なくとも1つの情報にあらかじめ割り当てら
れたものであるか否かを判断する手段と、前記タイトル
キーが前記再生を希望する少なくとも1つの情報にあら
かじめ割り当てられたものであると判断されたときのみ
前記再生を希望する少なくとも1つの情報を再生可能と
する手段とを、有する光ディスク再生装置が提供され
る。
【0023】また本発明によれば、あらかじめ情報が記
録された光ディスクから情報を再生する再生装置であっ
て、前記再生装置固有のドライブIDを記憶している記
憶手段と、前記ドライブIDを読み出す手段と、読み出
された前記ドライブIDと、前記光ディスクに記録され
た再生を希望する少なくとも1つの情報を特定する情報
を前記再生装置側から前記光ディスク提供者側に送信す
る手段と、前記光ディスク提供者側から送信される少な
くとも1つの暗号鍵を受信する手段と、前記少なくとも
1つの暗号鍵を用いてタイトルキーを演算により算出す
る手段と、前記タイトルキーが前記再生を希望する少な
くとも1つの情報にあらかじめ割り当てられたものであ
るか否かを判断する手段と、前記タイトルキーが前記再
生を希望する少なくとも1つの情報にあらかじめ割り当
てられたものであると判断されたときのみ前記希望する
少なくとも1つの情報を再生可能とする手段とを、有す
る光ディスク再生装置が提供される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る暗号鍵生成方
法、光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置並びに
光ディスク再生許可方法の一実施形態を示す説明図、図
2は図1の光ディスク再生装置における処理を説明する
ためのフローチャートであり、図3は図1のソフトハウ
スにおける処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【0025】図1は一例として、ゲームソフトが記録さ
れた光ディスク1をディスク再生装置2により再生し、
また、再生の対価をソフトウエア(以下ソフト)の提供
者であるソフトハウス3がディスク再生装置2のユーザ
から徴収するシステムを示し、このシステムではディス
ク1は例えば雑誌などの付録として無料又はごく安価に
ユーザに提供される(図示 )。ディスク1の情報エ
リアには例えば50個のゲームソフトとディスク1を他
のディスクから識別する固有の情報(以下、ディスクI
D)が記録されている。また、個々のゲームソフトには
固有の情報(以下、タイトルキー)が割り当てられ、こ
の実施形態ではこのタイトルキーとソフトの通し番号が
対応している。なお、代わりにタイトルキーと例えばソ
フトのファイル名などを対応させてもよい。後述するよ
うに、ディスク提供者であるソフトハウス3とユーザ側
であるディスク再生装置は通信回線などを介して相互に
通信可能であり、それぞれ図示省略のCPU(中央演算
処理装置)やインターフェースを有しているものとする
【0026】また、ディスク1の例えばセクタヘッダに
は、暗号鍵が入力されなくても再生を許可するエリア
(例えばソフト毎の第1シーン)のアドレス情報と、暗
号鍵の入力を条件として再生を許可するエリア(ソフト
本体)のアドレス情報が記録されている。そして、ディ
スク再生装置2はディスク1を再生する場合、ソフト毎
に例えばソフトの第1シーンが再生可能であるが、その
ソフトのその後は暗号鍵が入力されないと再生すること
ができないように構成されている。
【0027】また、ディスクIDの記録方法としては、
例えば米国特許5,400,319号に示されるよう
に、ディスク1の表面に記録密度よりはるかに低密度の
情報を記録した後に、ディスクIDを示す2進データ
「1」、「0」に応じて変調された強力なレーザ光を照
射してデータ「1」の位置ではディスク1の反射膜を永
久変形させることにより、「反射有り=1」、「反射無
し=0」のようにバーコードとして記録することができ
る。この実施形態では、ディスクIDの一例としてDV
Dにおいて用いられているBCA番号が記録され、この
BCA番号はディスク再生装置2により読み取られて例
えば10進数字で表示される。なお、BCA番号に限ら
ず、ディスクに磁気記録領域など他の記録方式による部
分を設け、これを専用のヘッドで読み出すようにしても
よい。
【0028】また、ディスク再生装置2にも同様に、電
気的に読み取り可能なように固有のドライブIDが不揮
発性メモリ2a又はROMに記録され、ディスク再生装
置2では電源が立ち上がるとドライブIDを表示し、こ
れによりユーザはドライブIDを知得することができ
る。このドライブIDと、前述したBCA番号と、光デ
ィスク1に記録されている複数の情報の個々の情報ID
が暗号鍵を生成するためのコードとして用いられてい
る。なお、ドライブIDはディスク再生装置のメモリに
ディスク再生装置の製造時にあらかじめ記録しておき、
ソフトハウス3側でどのユーザがどのドライブIDのデ
ィスク再生装置を使用しているかを、後述する情報の授
受と通じて把握、管理している。
【0029】ディスク再生装置2ではディスク1がセッ
トされると、暗号鍵が入力されなくても再生を許可する
エリアのみを再生して表示する。これにより、ユーザは
再生したい所望のソフトの概要あるいは冒頭部分を知る
ことができるが、そのソフトの暗号鍵はユーザにとって
不明である。ここで、一例として所望のソフト番号「0
6」のタイトルキーを「666」とする。
【0030】先ず、ディスク再生装置2やユーザは、ソ
フトハウス3に対して例えばモデムやPB信号と電話回
線やISDN回線を介して ・ディスク1のBCA番号(例えば「00123」)
と、 ・ディスク再生装置2のドライブ番号(例えば「001
22」)と ・対価支払いのためのクレジットカード番号と ・所望のソフトの番号「06」 を知らせる(図示)。この場合、再生を許可する暗号
鍵は例えば、
【0031】
【数1】 暗号鍵=「タイトルキー」−「BCA番号」−「ドライブ番号」 =00666−00123−00122 =00421
【0032】とする。次いで、ソフトハウス3はディス
ク1のソフトの番号「06」を再生する対価を支払う条
件で例えばモデムや音声自動応答装置を用いてこの暗号
鍵をディスク再生装置2やユーザに知らせる(図示
)。
【0033】図2はディスク再生装置2における処理手
順を示したもので、図1のソフトハウス3との通信を介
して暗号鍵が生成され、それを用いてタイトルキーが生
成される様子が示されている。すなわち、ステップS1
とS2でディスクIDとドライブIDがそれぞれ読み出
され、ユーザの再生希望情報番号とクレジットカード番
号の入力を待って(ステップS3)これらの情報をソフ
トハウス3に送信する。図3はソフトハウス3側におけ
る処理手順を示すフローチャートである。ソフトハウス
3ではステップS21でユーザ、すなわちディスク再生
装置2からの情報を受信したことを確認すると、ステッ
プS22で上記手法で暗号鍵を生成し、次いで生成され
た暗号鍵をステップS23でユーザに送信する。送信完
了がステップS24で確認されると、ステップS25で
受信されたユーザのクレジットカード番号により、所定
の課金処理を行い、ソフトハウス3側の処理を終了す
る。
【0034】次に図2に戻り、ディスク再生装置2では
ソフトハウス3からの暗号鍵「421」がモデムを介し
て受信されたり、ユーザが受信された暗号鍵をディスク
再生装置2に入力すると(ステップS6)、ディスク再
生装置2はこの暗号鍵と、ディスク1から読み出したB
CA番号と、自己のメモリ2aから読み出したドライブ
番号に基づいて、
【0035】
【数2】 タイトルキー=「暗号鍵」+「BCA番号」+「ドライブ番号」 =00421+00123+00122 =00666
【0036】を算出する(ステップS7)。次いでタイ
トルキーが正しいか否かをチェックし(ステップS
8)、正しい場合にはタイトルキー「666」に対応す
るディスク1のソフトの番号「06」を再生すべく再生
許可とし(ステップS9)、他方、正しくない場合には
その再生が実行できないよう再生を不許可とする(ステ
ップS10)。
【0037】すなわち、ディスク再生装置2のユーザ
は、ディスク1を保持していてもソフトハウス3に対し
て対価を支払う必要がない情報については自由に再生す
ることができるが、その後の情報については対価をソフ
トハウス3に支払ってソフトハウス3からタイトルキー
を知得しない限り再生することができない。
【0038】ここで、上記の暗号鍵は説明を簡略化する
ためであり、実際にはセキュリティを高めるために複雑
な暗号生成論理(アルゴリズム)に基づいて生成され
る。また、BCA番号とドライブ番号の桁数も一例であ
り、例えばドライブ番号を2桁にしてもよい。なお、ド
ライブ番号の2桁の場合には同一のドライブ番号が複数
のディスク再生装置2に割り当てられることになるが、
同じ番号の確率が1/100であるので不正使用に対し
て十分有効である。
【0039】なお、上記実施例では複数の情報の1つ1
つに対応して異なる暗号鍵を用いる方式であったが、複
数の情報をグループ分けしておき、グループ毎の暗号鍵
を用いる方式としてもよい。また、上記実施形態では、
暗号鍵とタイトルキーを生成するためにBCA番号とド
ライブ番号の両方を用いたが、一方のみを用いるように
してもよい。但し、BCA番号のみを用いた場合には、
一旦暗号鍵が知られると他のディスク再生装置2により
再生可能となるのでセキュリティは余り高いとは言えな
い。しかし、ドライブ番号のみを用いた場合には、他の
ディスク再生装置2により再生できないので、セキュリ
ティが比較的高い。
【0040】また、上記実施の形態ではタイトルキーを
ディスクに記録された複数の情報の1つを特定する情報
として説明しているが、ディスク全体の情報に対する再
生許可情報として扱うこともできる。さらに、タイトル
キーをディスクに記録された複数の情報の組み合わせを
特定する情報として取り扱うこともできる。例えば、タ
イトルキーとして4バイト=32ビットを割り当てる
と、各ビットに対応して32種類の情報を特定すること
ができるので、複数の情報に対する再生許可情報として
タイトルキーを扱うことができる。
【0041】したがって、このような方法によれば、利
用者にとってディスク1に記録されている全ての情報で
はなく特定の情報のみを再生したい場合にその情報に対
してのみ対価を支払えばよいので、対価が安価になると
ともに不正再生を防止することができる。また、これに
より多数の情報が記録されたディスク1を大量生産する
ことができるので、ディスク1を安価にすることがで
き、ディスク1が安価であれば海賊版も横行しない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
ディスクのID情報と光ディスク再生装置のドライブI
Dの双方又は一方と、光ディスクに記録されている複数
の情報の個々の情報IDに基づいて各情報毎の暗号鍵を
生成し、正しい暗号鍵が入力された情報の再生を許可す
るようにしたので、利用者に対する情報の対価とディス
ク自体を安価にし、また、不正コピーを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る暗号鍵生成方法、光ディスク再生
方法及び光ディスク再生装置並びに光ディスク再生許可
方法の一実施形態を示す説明図である。
【図2】図1の光ディスク再生装置における処理を説明
するためのフローチャートである。
【図3】図1のソフトハウスにおける処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】ソフトハウスとユーザ間の従来のソフト提供形
態を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光ディスク再生装置 2a メモリ 3 ソフトハウス

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録された記録媒体を他の記録媒
    体から識別する前記記録媒体固有の情報を前記記録媒体
    から読み出すステップと、 前記記録媒体から情報を読み出す装置を他の装置から識
    別する装置固有の情報を前記装置内の記憶手段から読み
    出すステップと、 前記記録媒体固有の情報と前記装置固有の情報と前記記
    録媒体に記録された少なくとも1つの情報を特定する情
    報とを用いて、所定のアルゴリズムにて演算処理し、前
    記特定された少なくとも1つの情報を読み出すための少
    なくとも1つの暗号鍵を生成するステップとを、 有する暗号鍵生成方法。
  2. 【請求項2】 情報が記録された記録媒体を他の記録媒
    体から識別する前記記録媒体固有の情報を前記記録媒体
    から読み出すステップと、 前記記録媒体固有の情報と前記記録媒体に記録された少
    なくとも1つの情報を特定する情報とを用いて、所定の
    アルゴリズムにて演算処理し、前記特定された少なくと
    も1つの情報を読み出すための少なくとも1つの暗号鍵
    を生成するステップとを、 有する暗号鍵生成方法。
  3. 【請求項3】 情報が記録された記録媒体を他の記録媒
    体から識別する前記記録媒体固有の情報を前記記録媒体
    から読み出すステップと、 前記記録媒体固有の情報を用いて、所定のアルゴリズム
    にて演算処理し、前記記録媒体に記録された少なくとも
    1つの情報を読み出すための暗号鍵を生成するステップ
    とを、 有する暗号鍵生成方法。
  4. 【請求項4】 情報が記録された記録媒体から情報を読
    み出す装置を他の装置から識別する装置固有の情報を前
    記装置内の記憶手段から読み出すステップと、 前記装置固有の情報と前記記録媒体に記録された少なく
    とも1つの情報を特定する情報とを用いて、所定のアル
    ゴリズムにて演算処理し、前記特定された少なくとも1
    つの情報を読み出すための暗号鍵を生成するステップと
    を、 有する暗号鍵生成方法。
  5. 【請求項5】 あらかじめ情報と、他の光ディスクから
    識別するための光ディスクIDとが記録された光ディス
    クから情報を再生装置にて再生するにあたり、 前記光ディスクから前記光ディスクIDを読み出すステ
    ップと、 前記再生装置の記憶装置から前記再生装置固有のドライ
    ブIDを読み出すステップと、 前記光ディスクIDと、前記ドライブIDと、前記光デ
    ィスクに記録された再生を希望する少なくとも1つの情
    報を特定する情報に基づいて前記再生を希望する少なく
    とも1つの情報の少なくとも1つの暗号鍵を生成するス
    テップと、 前記少なくとも1つの暗号鍵に基づいて前記光ディスク
    に記録されている前記再生を希望する少なくとも1つの
    情報の再生を許可するステップとを、 有する光ディスク再生方法。
  6. 【請求項6】 前記再生を許可するステップが、前記少
    なくとも1つの暗号鍵に加えて前記光ディスクIDと、
    前記ドライブIDとの少なくとも一方を用いてタイトル
    キーを演算により算出するものであり、また、前記タイ
    トルキーが前記再生を希望する少なくとも1つの情報に
    あらかじめ割り当てられたものであるか否かを判断する
    ステップを更に有する請求項5記載の光ディスク再生方
    法。
  7. 【請求項7】 あらかじめ情報と、他の光ディスクから
    識別するための光ディスクIDとが記録された光ディス
    クから情報を再生装置にて再生するにあたり、 前記光ディスクから前記光ディスクIDを読み出すステ
    ップと、 前記光ディスクIDと、前記光ディスクに記録された再
    生を希望する少なくとも1つの情報を特定する情報に基
    づいて前記少なくとも1つの情報の少なくとも1つの暗
    号鍵を生成するステップと、 前記少なくとも1つの暗号鍵に基づいて光ディスクに記
    録されている前記再生を希望する少なくとも1つの情報
    の再生を許可するステップとを、 有する光ディスク再生方法。
  8. 【請求項8】 前記再生を許可するステップが、前記少
    なくとも1つの暗号鍵に加えて前記光ディスクIDを用
    いてタイトルキーを演算により算出するものであり、ま
    た、前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも
    1つの情報にあらかじめ割り当てられたものであるか否
    かを判断するステップを更に有する請求項7記載の光デ
    ィスク再生方法。
  9. 【請求項9】 あらかじめ情報と、他の光ディスクから
    識別するための光ディスクIDとが記録された光ディス
    クから情報を再生装置にて再生するにあたり、 前記光ディスクから前記光ディスクIDを読み出すステ
    ップと、 前記光ディスクIDに基づいて前記光ディスクに記録さ
    れた少なくとも1つの情報の少なくとも1つの暗号鍵を
    生成するステップと、 前記少なくとも1つの暗号鍵に基づいて光ディスクに記
    録されている前記少なくとも1つの情報の再生を許可す
    るステップとを、 有する光ディスク再生方法。
  10. 【請求項10】 あらかじめ情報が記録された光ディス
    クから情報を再生装置にて再生するにあたり、 前記再生装置の記憶装置から前記再生装置固有のドライ
    ブIDを読み出すステップと、 前記ドライブIDと、前記光ディスクに記録された再生
    を希望する少なくとも1つの情報を特定する情報に基づ
    いて前記少なくとも1つの情報の少なくとも1つの暗号
    鍵を生成するステップと、 前記少なくとも1つの暗号鍵に基づいて前記光ディスク
    に記録されている前記再生を希望する少なくとも1つの
    情報の再生を許可するステップとを、 有する光ディスク再生方法。
  11. 【請求項11】 前記再生を許可するステップが、前記
    少なくとも1つの暗号鍵に加えて前記ドライブIDを用
    いてタイトルキーを演算により算出するものであり、ま
    た、前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも
    1つの情報にあらかじめ割り当てられたものであるか否
    かを判断するステップを更に有する請求項10記載の光
    ディスク再生方法。
  12. 【請求項12】 あらかじめ情報と、他の光ディスクか
    ら識別するための光ディスクIDとが記録された光ディ
    スクからユーザが情報を再生装置にて再生するにあた
    り、前記光ディスクの提供者側にて前記ユーザによる情
    報の再生を許可するか否かを判断する光ディスク再生許
    可方法であって、 前記光ディスクから読み出された前記光ディスクID
    と、前記再生装置の記憶装置から読み出された前記再生
    装置固有のドライブIDと、前記光ディスクに記録され
    た再生を希望する少なくとも1つの情報を特定する情報
    を前記再生装置側から受信するステップと、 前記光ディスクIDと、前記ドライブIDと、前記再生
    を希望する少なくとも1つの情報を特定する情報に基づ
    いて前記少なくとも1つの情報の少なくとも1つの暗号
    鍵を生成するステップと、 前記光ディスクに記録されている前記再生を希望する少
    なくとも1つの情報の再生を許可するために前記少なく
    とも1つの暗号鍵を前記再生装置側に送信するステップ
    とを、 有する光ディスク再生許可方法。
  13. 【請求項13】 あらかじめ情報と、他の光ディスクか
    ら識別するための光ディスクIDとが記録された光ディ
    スクからユーザが情報を再生装置にて再生するにあた
    り、前記光ディスクの提供者側にて前記ユーザによる情
    報の再生を許可するか否かを判断する光ディスク再生許
    可方法であって、 前記光ディスクから読み出された前記光ディスクID
    と、前記光ディスクに記録された再生を希望する少なく
    とも1つの情報を特定する情報を前記再生装置側から受
    信するステップと、 前記光ディスクIDと、前記光ディスクに記録された再
    生を希望する少なくとも1つの情報を特定する情報に基
    づいて前記少なくとも1つの情報の少なくとも1つの暗
    号鍵を生成するステップと、 前記光ディスクに記録されている前記再生を希望する少
    なくとも1つの情報の再生を許可するために前記少なく
    とも1つの暗号鍵を前記再生装置側に送信するステップ
    とを、 有する光ディスク再生許可方法。
  14. 【請求項14】 あらかじめ情報と、他の光ディスクか
    ら識別するための光ディスクIDとが記録された光ディ
    スクからユーザが情報を再生装置にて再生するにあた
    り、前記光ディスクの提供者側にて前記ユーザによる情
    報の再生を許可するか否かを判断する光ディスク再生許
    可方法であって、 前記光ディスクから読み出された前記光ディスクIDを
    前記再生装置側から受信するステップと、 前記光ディスクIDに基づいて前記光ディスクに記録さ
    れている少なくとも1つの情報の少なくとも1つの暗号
    鍵を生成するステップと、 前記光ディスクに記録されている少なくとも1つの情報
    の再生を許可するために前記少なくとも1つの暗号鍵を
    前記再生装置側に送信するステップとを、有する光ディ
    スク再生許可方法。
  15. 【請求項15】 あらかじめ情報と、他の光ディスクか
    ら識別するための光ディスクIDとが記録された光ディ
    スクからユーザが情報を再生装置にて再生するにあた
    り、前記光ディスクの提供者側にて前記ユーザによる情
    報の再生を許可するか否かを判断する光ディスク再生許
    可方法であって、 前記再生装置の記憶装置から読み出された前記再生装置
    固有のドライブIDと、前記光ディスクに記録された再
    生を希望する少なくとも1つの情報を特定する情報を前
    記再生装置側から受信するステップと、 前記ドライブIDと、前記光ディスクに記録された再生
    を希望する少なくとも1つの情報を特定する情報に基づ
    いて前記少なくとも1つの情報の少なくとも1つの暗号
    鍵を生成するステップと、 前記光ディスクに記録されている前記再生を希望する少
    なくとも1つの情報の再生を許可するために前記少なく
    とも1つの暗号鍵を前記再生装置側に送信するステップ
    とを、 有する光ディスク再生許可方法。
  16. 【請求項16】 あらかじめ情報と、他の光ディスクか
    ら識別するための光ディスクIDとが記録された光ディ
    スクから情報を再生する再生装置であって、 前記光ディスクから前記光ディスクIDを読み出す手段
    と、 前記再生装置固有のドライブIDを記憶している記憶手
    段と、 前記ドライブIDを読み出す手段と、 読み出された前記光ディスクIDと、前記ドライブID
    と、前記光ディスクに記録された再生を希望する少なく
    とも1つの情報を特定する情報を前記再生装置側から前
    記光ディスク提供者側に送信する手段と、 前記光ディスク提供者側から送信される少なくとも1つ
    の暗号鍵を受信する手段と、 前記少なくとも1つの暗号鍵を用いてタイトルキーを演
    算により算出する手段と、 前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも1つ
    の情報にあらかじめ割り当てられたものであるか否かを
    判断する手段と、 前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも1つ
    の情報にあらかじめ割り当てられたものであると判断さ
    れたときのみ前記希望する少なくとも1つの情報を再生
    可能とする手段とを、 有する光ディスク再生装置。
  17. 【請求項17】 あらかじめ情報と、他の光ディスクか
    ら識別するための光ディスクIDとが記録された光ディ
    スクから情報を再生する再生装置であって、 前記光ディスクから前記光ディスクIDを読み出す手段
    と、 読み出された前記光ディスクIDと、前記光ディスクに
    記録された再生を希望する少なくとも1つの情報を特定
    する情報を前記再生装置側から前記光ディスク提供者側
    に送信する手段と、 前記光ディスク提供者側から送信される少なくとも1つ
    の暗号鍵を受信する手段と、 前記少なくとも1つの暗号鍵を用いてタイトルキーを演
    算により算出する手段と、 前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも1つ
    の情報にあらかじめ割り当てられたものであるか否かを
    判断する手段と、 前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも1つ
    の情報にあらかじめ割り当てられたものであると判断さ
    れたときのみ前記再生を希望する少なくとも1つの情報
    を再生可能とする手段とを、 有する光ディスク再生装置。
  18. 【請求項18】 あらかじめ情報と、他の光ディスクか
    ら識別するための光ディスクIDとが記録された光ディ
    スクから情報を再生する再生装置であって、 前記光ディスクから前記光ディスクIDを読み出す手段
    と、 読み出された前記光ディスクIDを前記再生装置側から
    前記光ディスク提供者側に送信する手段と、 前記光ディスク提供者側から送信される少なくとも1つ
    の暗号鍵を受信する手段と、 前記少なくとも1つの暗号鍵を用いてタイトルキーを演
    算により算出する手段と、 前記タイトルキーが前記光ディスクに記録された再生を
    希望する少なくとも1つの情報にあらかじめ割り当てら
    れたものであるか否かを判断する手段と、 前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも1つ
    の情報にあらかじめ割り当てられたものであると判断さ
    れたときのみ前記再生を希望する少なくとも1つの情報
    を再生可能とする手段とを、 有する光ディスク再生装置。
  19. 【請求項19】 あらかじめ情報が記録された光ディス
    クから情報を再生する再生装置であって、 前記再生装置固有のドライブIDを記憶している記憶手
    段と、 前記ドライブIDを読み出す手段と、 読み出された前記ドライブIDと、前記光ディスクに記
    録された再生を希望する少なくとも1つの情報を特定す
    る情報を前記再生装置側から前記光ディスク提供者側に
    送信する手段と、 前記光ディスク提供者側から送信される少なくとも1つ
    の暗号鍵を受信する手段と、 前記少なくとも1つの暗号鍵を用いてタイトルキーを演
    算により算出する手段と、 前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも1つ
    の情報にあらかじめ割り当てられたものであるか否かを
    判断する手段と、 前記タイトルキーが前記再生を希望する少なくとも1つ
    の情報にあらかじめ割り当てられたものであると判断さ
    れたときのみ前記希望する少なくとも1つの情報を再生
    可能とする手段とを、 有する光ディスク再生装置。
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