JPH10240779A - アナログ・デジタル混在回路の過渡解析方法 - Google Patents

アナログ・デジタル混在回路の過渡解析方法

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JPH10240779A
JPH10240779A JP9044036A JP4403697A JPH10240779A JP H10240779 A JPH10240779 A JP H10240779A JP 9044036 A JP9044036 A JP 9044036A JP 4403697 A JP4403697 A JP 4403697A JP H10240779 A JPH10240779 A JP H10240779A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高精度であり且つ高速にて過渡解析を行うこと
のできるアナログ・デジタル混在回路の過渡解析方法を
提供する。 【解決手段】先ず解析対象のアナログ・デジタル混在回
路の回路図が作成され(ステップ11)、当該アナログ
・デジタル混在回路の伝達関数がネットリストに変換さ
れる(ステップ12)。前記ネットリストを用いて、セ
トリング・タイムの測定が行われ(ステップ13)、ス
テップ13の解析結果を基にして、ダミー・パルスのパ
ラメータが決定されて(ステップ14)、当該ダミー・
パルスのパラメータがアナログ・デジタル混在回路に組
み込まれ、ダミー・パルス発生回路が付加される(ステ
ップ15)。次いで.ステップ15において作成された
回路の伝達関数がネットリストに変換され(ステップ1
6)、当該ネットリストを用いて過渡解析が行われる
(ステップ17)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログ・デジタル
混在回路の過渡解析方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ・デジタル混在回路の過
渡解析方法において、当該アナログ・デジタル混在回路
の過渡解析時間の短縮を目的とした解析方法としては、
例えば、特開平3−269673号公報、または“C.
W.GEAR:THE SPICE BOOK”等に見
られるように、GEARによるVARIABLEーTI
MESTEP法のアルゴリズム等が示されている。図5
は、従来技術のアナログ・デジタル混在回路の過渡解析
方法において、当該過渡解析時間の短縮を目的とした過
渡解析方法の解析手順のフローチャートを示す図であ
る。図5において、本従来例においては、先ずステップ
51において、解析の対象とする図6のアナログ・デジ
タル混在回路61の回路図が作成される。このアナログ
・デジタル混在回路61の具体回路例としては、例え
ば、図10に示されるように、動作クロック信号101
(図11(a)を参照)の入力を受けて、切替信号20
1〜208(図11(b)、(c)、(d)、(e)、
(f)、(g)、(h)および(i)を参照)を出力す
るデジタル回路73と、基準電圧VREF 、接地電位およ
び前記切替信号201〜208の入力に対応する24個
のスイッチと、3個のオペアンプ70と、12個のコン
デンサ71と、4個の抵抗72により構成されており、
デジタル回路73に対する動作クロック信号101の入
力に対応して、終段のオペアンプ70を介して、図12
に示されるような出力信号102を出力するように機能
する16ビットのアナログ・デジタル混在回路が挙げら
れる。次いでステップ52においては、当該アナログ・
デジタル混在回路が、過渡解析のシミュレーション処理
に適合するネットリストに変換される。そして、ステッ
プ53において、図6のシミュレータ62において、前
記ステップ52において作成されたネットリストを用い
て過渡解析が行われる。
【0003】なお、この場合において、過渡解析に使用
されるアナログ回路の解析アルゴリズムとしては、可変
解析ステップ法が用いられている。この可変解析ステッ
プ法は、例えば、図7および図8に示されるように、動
作クロック信号101の入力に対応して出力される、図
6のアナログ・デジタル混在回路61の電位の変化量を
トレースして、当該電位変化量が、急峻なレベル変化状
態となるような動作時においては、時間的に細かいピッ
チのタイムステップ(図7の領域J、および図8の領域
Nを参照)において解析が行われ、逆に電圧変化量の緩
慢な動作時においては、粗いピッチのタイムステップ
(図7の領域K、および図8の領域Oを参照)において
解析が行われるというアルゴリズムである。
【0004】この可変解析ステップ法を用いる過渡解析
方法においては、アナログ回路部における信号レベルの
緩慢な動作時においても、解析ポイント(図8の領域O
を参照)が発生するように、可変解析ステップを細かく
設定して解析を行う場合には、アナログ回路部の急峻な
レベル変化の動作時の信号に対する解析ポイント(図8
の領域Nを参照)の数が増えて、解析時間が増大する結
果となり、また、逆に、解析時間を短縮するために、可
変解析ステップを粗い値に設定して解析を行うと、アナ
ログ回路部の急峻なレベル変化の動作時の信号に対する
解析ポイント(図7の領域Jを参照)数の減少により、
過渡解析時間を減少することはできるものの、アナログ
回路部の変化レベルの緩慢な動作時における信号に対す
る解析ポイント(図7の領域Kを参照)が発生しない状
態となるために、シミュレータ解析信号の値が、真の出
力信号の値に対して誤差が大きくなり、解析精度が著し
く低下するという問題がある。
【0005】1例として、図6の解析対象のアナログ・
デジタル混在回路61が、図10に示されるような、1
6ビットのアナログ・デジタル混在回路61のFFT解
析を行う場合には、高精度の過渡解析を行うためには、
前述のようにアナログ部の緩慢な動作時における信号に
対しても解析ポイント(図8の領域Oを参照)が必要と
なる。このような解析ポイントが得られない場合には、
周波数と振幅値の解析を行う当該FFTの過渡解析によ
り、図7に示されるようなシミュレータ解析信号104
が得られる結果となり、真の出力値に対応する出力信号
102に対しては、誤差が著しく大きい数値となる。従
って、可変解析ステップ法により、高い解析精度が要求
される過渡解析を行う際には、図8に示されるように、
解析ステップを細かく設定することが必要となり、これ
により、解析ポイント数が増え、解析時間が増大するこ
とになる。
【0006】また、もう一つの解析方法として固定解析
ステップ法が用いられているが、これは図9に示される
ように、動作クロック信号101の入力に対応するアナ
ログ回路の出力信号102の電位を、固定されたピッチ
の解析ステップTS により解析を行うものであり、線形
回路素子の検証を行う際においては、比較的に短かい過
渡解析時間において解析を行うことができるという利点
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアナロ
グ・デジタル混在回路過渡解析方法においては、可変解
析ステップ法または固定解析ステップ法のアルゴリズム
を用いて、非線形回路をも含むアナログ・デジタル混在
回路を対象として、過渡解析が行わているが、特に高精
度の解析結果を要するシミュレーションを行う際には、
前述の固定解析ステップ法による場合には、粗い解析ス
テップTS を用いるとシミュレーションによる解析結果
が収束することがなく、また逆に解析ステップTS を細
かくとり過ぎると解析結果としては収束する結果が得ら
れるが、可変解析ステップを用いて行う過渡解析の場合
に対比して、解析時間としては、より多くの時間を要す
るという欠点がある。
【0008】また、他方、従来の可変解析ステップによ
る過渡解析方法を用いて過渡解析を行う場合において
は、複雑なアナログ・デジタル混在回路を対象として、
高精度の過渡解析を行う際には、アナログ回路における
緩慢な動作時においても、解析ポイントが発生するよう
に、可変解析ステップを細かく設定すると、アナログ回
路部の急峻な動作時の解析ポイント数が増えて、解析時
間が増大し、逆に、解析時間を短縮するために可変解析
ステップを粗い値に設定すると、アナログ回路部の急峻
な動作時の解析ポイント数が減少して、過渡解析時間は
減少するものの、アナログ回路部の緩慢な動作時におけ
る解析ポイントが発生しないために、シミュレータ解析
信号の値が、真の出力信号の値に対して誤差が大きくな
り、解析精度が著しく劣化するという欠点がある。
【0009】換言して要約すれば、固定解析ステップ法
による場合には、解析精度を向上させる際に、非線形素
子の解析結果が収束しないという欠点があり、可変解析
ステップ法による場合には、解析精度を向上させるため
の方策と、解析時間の短縮を図るための方策とが両立し
得ないという欠点がある。
【0010】しかも、従来技術による場合には、解析対
象のアナログ・デジタル混在回路に必要な解析精度を満
足する範囲内において、最小の解析時間が得られるよう
な解析ステップを指定することが非常に困難であり、従
って、従来技術においては、過渡解析を行って得られた
結果から、必要な解析精度が得られたか否かを判断し
て、必要な精度が得られていない場合には、所要精度の
解析結果が得られるように、更に目標精度を上げて過渡
解析を繰返して行うことが必要不可欠となり、解析に要
する時間が更に増大するという欠点がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のアナログ・デジ
タル混在回路の過渡解析方法は、過渡解析の対象とする
アナログ・デジタル混在回路の回路図を作成し、当該回
路図に対応する第1のネットリストを作成する第1のス
テップと、前記第1のネットリストを基にして、前記ア
ナログ・デジタル混在回路のアナログ回路部に対応する
セトリング・タイムを測定する第2のステップと、前記
セトリング・タイムの測定結果に基づいて、ダミー・パ
ルス信号のパラメータを決定して、前記セトリング・タ
イムの測定ポイントを設定するためのダミー・パルス発
生回路を、前記アナログ・デジタル混在回路に付加する
第3のステップと、前記ダミー・パルス発生回路に対応
する第2のネットリストを作成するとともに、前記第1
のネットリストに追加する第4のステップと、前記ダミ
ー・パルス発生回路より出力されるダミー・パルス信号
に基づく測定ポイントにおいて過渡解析を行う第5のス
テップとを有するとを特徴としている。
【0012】なお、前記セトリング・タイムの測定方法
としては、過渡解析対象の前記アナログ・デジタル混在
回路に対する動作クロックの変化時点から、当該アナロ
グ・デジタル混在回路の出力信号がセトリングするまで
の時間を測定するステップと、当該測定結果を基にし
て、前記ダミー・パルス発生回路より出力されるダミー
・パルス信号のパルス幅を設定するステップとを有する
ようにしてもよい。
【0013】また、前記セトリング・タイムの測定ポイ
ントを設定する方法としては、タイム・ステップ解析法
により設定される解析ポイントと、前記ダミー・パルス
発生回路により設定される測定ポイントとを加えて測定
ポイントとするようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の1実施形態における過
渡解析手順のフローチャートを示す図である。図1にお
いて、本実施形態においては、先ずステップ11におい
て、解析の対象とする図2(a)のアナログ・デジタル
混在回路21の回路図が作成される。このアナログ・デ
ジタル混在回路21の具体回路例としては、例えば、前
述の場合と同様に、図10に示されるように、基準電圧
REF 、接地電位および複数のデジタル切替信号201
〜208の入力に対応して、24個のスイッチと、2個
のオペアンプ70と、12個のコンデンサ71と4個の
抵抗72により構成され、出力信号102を出力する1
6ビットのアナログ・デジタル混在回路が挙げられる。
次いでステップ12においては、当該アナログ・デジタ
ル混在回路21の伝達関数が、過渡解析のシミュレーシ
ョン処理に適合するネットリストに変換される。そし
て、ステップ13においては、前記ステップ12におい
て作成されたネットリストを用いて、シミュレータ
(1)22により、相対的に短かい周期の信号を用いて
過渡解析に必要とするセトリング・タイム106が測定
される。このストリング・タイム106を測定する際に
は、図3に示されるように、当該セトリング・タイム1
06は、アナログ・デジタル混在回路21に入力される
動作クロック信号101のレベル変化点から、当該アナ
ログ・デジタル混在回路21の出力信号102がセトリ
ングするまでの時間として測定される。なお図3におい
て、出力信号102上においてC、DおよびEとして示
されるのは、それぞれセトリング・ポイントである。
【0015】次いで、ステップ14においては、前記ス
テップ13における解析結果103を基にして、ダミー
・パルス104のパラメータが決定される。即ち、ダミ
ー・パルス104のエッジが発生される時間が決定され
る。図4に示されるように、ダミー・パルス104は、
ステップ13におけるシミュレータ(1)22による解
析信号103を基にして、アナログ回路部のセトリング
・タイム106に対応するセトリング・ポイントCにお
いて立ち上がり、セトリング・ポイントDにおいて立ち
下がり、そしてセトリング・ポイントEにおいて再度立
ち上がる。このように、セトリング・タイム106に対
して解析ポイントを発生させる理由は、アナログ回路部
における緩慢な動作時における電位変化に対応して、高
精度の解析結果を得るためである。このダミー・パルス
104の具体的な決定方法としては、上述のように、ダ
ミー・パルス104の立ち上がり、もしくは立ち下がり
のエッジが、前記セテップ13において測定されたセト
リング・ポイントと一致する解析時間に発生するように
して設定される。ステップ15においては、ステップ1
4において決定されたダミー・パルス104のパラメー
タが、前記評価対象のアナログ・デジタル混在回路21
の回路図に組み込まれ、ダミー・パルス104を生成し
て出力するダミー・パルス発生回路23が、前記アナロ
グ・デジタル混在回路21に対して独立した回路として
付加される。なお、このダミー・パルス104は、シミ
ュレータ(1)22のライブラリーを用いた1個のクロ
ック・ジェネレータのみにより構成される。次いで、ス
テップ16においては、ステップ15において作成され
た回路の伝達関数が、過渡解析のシミュレーション処理
に適合するネットリストに変換される。そして、ステッ
プ17においては、前記ステップ16において作成され
たネットリストを用いて、シミュレータ(2)24にお
いて、可変解析ステップ法により、過渡解析ステップを
粗い値に設定することにより過渡解析が行われ、所望の
シミュレーション解析信号105が生成出力される。
【0016】従って、本発明のアナログ・デジタル混在
回路の解析方法によれば、デジタル・クロックの変化点
におけるアナログ回路部の急峻なレベル変動を伴なう動
作時における信号の冗長的な解析ポイントが減少される
ために、解析時間を短縮することが可能となり、またア
ナログ回路部の緩慢なレベル変動の動作時における信号
に対しては、ダミー・パルスによる解析ポイントが発生
されるために、解析誤差の少ない高精度の解析結果が得
られる。
【0017】なお、本発明による過渡解析適用例とし
て、図10のアナログ・デジタル混在回路を解析対象と
した場合における、当該アナログ・デジタル混在回路の
出力信号およびシミュレータ解析信号の表示例として
は、上記の説明において引用している図3および図4に
示されるとうりである。この場合における解析条件とし
ては、基準電圧VREF を3V、動作クロック信号を13
MHzとして、本発明においては、従来技術に対して可
変解析ステップ法の解析精度を1/1000に設定する
ことにより過渡解析が試行されている。実際の解析精度
の指定方法としては、数値積分アルゴリズムの局所打ち
切り誤差(Truncation error)の許容
誤差範囲内の値を、従来技術の解析方法において行われ
ている1uV以下に対して、本発明においては1000
倍の1mV以下に指定することにより解析が行われてい
る。なお、本発明においては、前述の図4に示されるよ
うに、解析ステップの値が粗く(従来技術を用いた場合
に必要とされる解析精度の1/1000の精度)設定さ
れているので、アナログ回路部の動作の変化が急峻時
(図4の領域Fを参照)における解析ポイント数が少な
くなっており、これにより過渡解析所要時間が有効に短
縮される。しかも、図4の領域Fに対応するダミー・パ
ルス104のエッジにて発生する解析ポイント(図4の
Gを参照)により、真の出力信号102に対して忠実な
解析結果を実現することができる。
【0018】また、本発明と従来技術との機能比較例と
して、16ビットのアナログ・デジタル混在回路を解析
対象とした場合における、過渡解析精度ならびに解析時
間の比較照合結果においては、過渡解析精度を同一とし
た場合に、本発明による解析所要時間は、従来技術の解
析所要時間の10%程度の時間内に収まることが確認さ
れている。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、一般の
シミュレータにおいて使用可能な単純なダミー・パルス
発生回路を使用することにより、当該ダミー・パルス発
生回路より出力されるダミー・パルスにより、アナログ
回路部のの緩慢な動作時における信号に対しても解析ポ
イントが発生されるとともに、デジタル・クロック信号
の変化点における、アナログ回路部の急峻な動作時にお
ける解析ポイントが省略されるために、シミュレータの
計算量を減らすことが可能となり、1度の過渡解析のみ
により、高精度の解析結果が得られるとともに、解析の
時間短縮を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態における過渡解析手順のフ
ローチャートを示す図である。
【図2】本発明の1実施形態における、シミュレーショ
ン・等価ブロック図およびシミュレータ解析信号の1例
を示す図である。
【図3】本発明の1実施形態の適用例における、動作ク
ロック信号と、出力信号に対応するセトリング・タイム
との関係を示す図である。
【図4】本発明の1実施形態の適用例における、動作ク
ロック信号およびダミー・パルスと、出力信号およびシ
ミュレータ解析信号との関係を示す図である。
【図5】従来例における過渡解析手順のフローチャート
を示す図である。
【図6】従来例におけるシミュレーション・ブロック図
である。
【図7】従来例の粗い解析ステップの可変解析ステップ
適用例における、動作クロック信号と、出力信号および
シミュレータ解析信号との関係を示す図である。
【図8】従来例の細かい解析ステップの可変解析ステッ
プ適用例における、動作クロック信号と、出力信号およ
びシミュレータ解析信号との関係を示す図である。
【図9】従来例の細かい解析ステップの固定解析ステッ
プ適用例における、動作クロック信号と、出力信号およ
びシミュレータ解析信号との関係を示す図である。
【図10】前記適用例のアナログ・デジタル混在回路を
示す回路図である。
【図11】前記適用例のアナログ・デジタル混在回路に
おける、動作クロック信号および切替信号を示す動作タ
イミング図である。
【図12】前記適用例のアナログ・デジタル混在回路に
おける、出力信号を示す動作タイミング図である。
【符号の説明】
11〜17、51〜53 ステップ 21、61 アナログ・デジタル混在回路 22 シミュレータ(1) 23 ダミー・パルス発生回路 24 シミュレータ(2) 62 シミュレータ 70 オペアンプ 71 コンデンサ 72 抵抗 101 動作クロック信号 102 出力信号 103 1次解析信号 104 ダミー・パルス 105 シミュレータ解析信号 106 セトリング・タイム 201〜208 切替信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過渡解析の対象とするアナログ・デジタ
    ル混在回路の回路図を作成し、当該回路図に対応する第
    1のネットリストを作成する第1のステップと、 前記第1のネットリストを基にして、前記アナログ・デ
    ジタル混在回路のアナログ回路部に対応するセトリング
    ・タイムを測定する第2のステップと、 前記セトリング・タイムの測定結果に基づいて、ダミー
    ・パルス信号のパラメータを決定して、前記セトリング
    ・タイムの測定ポイントを設定するためのダミー・パル
    ス発生回路を、前記アナログ・デジタル混在回路に付加
    する第3のステップと、 前記ダミー・パルス発生回路に対応する第2のネットリ
    ストを作成するとともに、前記第1のネットリストに追
    加する第4のステップと、 前記ダミー・パルス発生回路より出力されるダミー・パ
    ルス信号に基づく測定ポイントにおいて過渡解析を行う
    第5のステップと、 を有するとを特徴とするアナログ・デジタル混在回路の
    過渡解析方法。
  2. 【請求項2】 前記セトリング・タイムの測定方法とし
    て、過渡解析対象の前記アナログ・デジタル混在回路に
    対する動作クロックの変化時点から、当該アナログ・デ
    ジタル混在回路の出力信号がセトリングするまでの時間
    を測定するステップと、 当該測定結果を基にして、前記ダミー・パルス発生回路
    より出力されるダミー・パルス信号のパルス幅を設定す
    るステップと、 を有することを特徴とする請求項1記載のアナログ・デ
    ジタル混在回路の過渡解析方法。
  3. 【請求項3】 前記セトリング・タイムの測定ポイント
    を設定する方法として、タイム・ステップ解析法により
    設定される解析ポイントと、前記ダミー・パルス発生回
    路により設定される測定ポイントとを加えて測定ポイン
    トとすることを特徴とする請求項1記載のアナログ・デ
    ジタル混在回路の過渡解析方法。
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