JPH10240334A - プラント運転診断装置 - Google Patents

プラント運転診断装置

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Publication number
JPH10240334A
JPH10240334A JP3721997A JP3721997A JPH10240334A JP H10240334 A JPH10240334 A JP H10240334A JP 3721997 A JP3721997 A JP 3721997A JP 3721997 A JP3721997 A JP 3721997A JP H10240334 A JPH10240334 A JP H10240334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
data
unit
trend
operating condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3721997A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Fujiyoshi
誠 藤吉
Seiji Umezaki
清治 梅崎
Yukio Kawamura
幸生 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP3721997A priority Critical patent/JPH10240334A/ja
Publication of JPH10240334A publication Critical patent/JPH10240334A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転員の支援を可能とするプラント運転診断
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 プラントのトレンドデータを入力するト
レンドデータ入力部11と、この入力部11から入力したト
レンドデータからプラントデータの傾向を判断する傾向
判断部12と、傾向判断部12において判断されたプラント
データの傾向判断データからプラントの運転状況の度合
いを診断する運転診断部13からなる運転診断装置4を備
え、前記運転診断部13にて診断された運転状況の度合い
を表示する表示メータ8を備える。この構成により、表
示メータ8に診断されたプラントの運転状況の度合いが
表示されることによって、プラントの運転員は表示メー
タ8に表示されたプラントの運転状況の度合いを見るだ
けでプラントの安全性を確認でき、各種のプラントデー
タを監視することから開放され、負担が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの運転状
況、特に異常を診断するプラント運転診断装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラントでは、運転員が各種プラ
ントのデータの傾向を常時監視し、運転状況(正常、異
常など)を判断している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近のプラン
トでは運転員の人数が少ないために、ローカル計器の見
回りなどにより監視が中断せざるを得ない場合があり、
プラントの安全性が損なわれる恐れがあった。
【0004】また自動化されているプラントでは、ある
程度自動運転の信頼性が確保されていることから、逆に
極端な状況以外は常時監視する必要がなく、時間的なロ
スがあった。
【0005】そこで、本発明は、運転員の支援を行い、
負担軽減を可能とするプラント運転診断装置を提供する
ことを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、プラント
のトレンドデータを入力する入力部と、この入力部から
入力したトレンドデータからプラントデータの傾向を判
断する傾向判断部と、前記傾向判断部において判断され
たプラントデータの傾向判断データからプラントの運転
状況を診断する診断部と、前記診断部にて診断された運
転状況を表示する表示部と、を備えたことを特徴とする
ものである。
【0007】上記構成により、表示部にプラントの運転
状況が表示される。よって、運転員は表示部に表示され
たプラントの運転状況を見るだけでプラントの安全性を
確認でき、したがって従来のように各種のプラントのデ
ータを監視することから開放され、負担が軽減される。
【0008】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明であって、診断部にて診断された運転状況の
データを送信する送信部と、前記送信部から送信された
運転状況のデータを受信し、表示する携帯端末機とを付
加したことを特徴とするものである。
【0009】上記構成により、携帯端末機にプラントの
運転状況が送信され表示される。よって、運転員がプラ
ントの巡回に携帯端末機を携帯することにより、遠隔に
おいてもプラントの運転状況を確認可能となり、プラン
トの安全性が維持される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
るプラント運転診断装置の構成図である。
【0011】図1において、1はプラントの各データを
検出する複数の検出器であり、これら各検出器1により
検出されたプラントデータはデータベース(DB)2に
入力されて記憶される。このDB2は通信回線(LA
N)3に接続されており、このLAN3にコンピュータ
からなる運転診断装置4が接続されている。また、LA
N3にはプラント運転用のコンピュータ5が接続されて
いる。
【0012】運転診断装置4は、DB2に記憶された所
定のプラントデータのトレンドデータを順にLAN3を
介して入力し、出力するトレンドデータ入力部11と、上
記所定の各プラントデータ毎に設けられ、トレンドデー
タ入力部11から入力したトレンドデータからプラントデ
ータの傾向を判断するニューラルネットからなる傾向判
断部12と、これら傾向判断部12において判断されたプラ
ントデータの傾向判断データからプラントの運転状況を
診断するファジィ運転診断部13と、このファジィ運転診
断部13において診断されたプラントの運転状況の度合い
のデータを移動電話の親機(PHS親機)6へ電話回線
7を介して送信する送信部14から構成されている。
【0013】また前記ファジィ運転診断部13にて診断さ
れた運転状況の度合いのデータは図2に示す表示メータ
8へ出力され表示される。この表示メータ8は、ファジ
ィメータであり、「安全」と「ふつう」と「危険」の運
転状況表示領域とこの領域を指す指針から構成されてい
る。
【0014】また図1において、9は運転員がプラント
巡回時に携帯する情報端末機であり、この情報端末機9
に上記移動電話の親機6からから送信されたプラントの
運転状況の度合いのデータを受信する受信部(PHSカ
ード)21と、このデータを記憶する記憶部22と、記憶部
22から呼び出された運転状況の度合いのデータを表示す
る液晶表示部23と、記憶部22に記憶された運転状況の度
合いのデータが「危険」のときアラームを発生する、ブ
ザーやランプなどからなるアラーム部24が設けられてい
る。
【0015】上記傾向判断部12は、図3に示すように、
正常なトレンドデータのパターンを教師データとして、
入力したトレンドデータからプラントデータの傾向を、
たとえば10段階に判定してその1〜10の傾向判断データ
をファジィ異常診断部13へ出力する。プラントデータが
上昇方向のときに段階の数を増して出力し、下降方向の
ときに段階の数を減して出力している。
【0016】上記ファジィ運転診断部13の入力のメンバ
シップ関数と出力のメンバシップ関数の一例を図4に、
ファジィ推論部14のファジィルールの一例を図5に示
す。以下、上記構成における作用を説明する。
【0017】各検出器1により検出されたプラントデー
タはDB2へ入力されて所定時間毎に記憶される。トレ
ンドデータ入力部11は、予め設定されたプラントデータ
をLAN3を介してDB2から入力し、この設定された
プラントデータ用の傾向判断部12へ出力する。例えばプ
ラントデータAのトレンドデータをDB2Aから入力し
て傾向判断部12Aへ出力し、続いてプラントデータBの
トレンドデータをDB2Bから入力して傾向判断部12B
へ出力する。
【0018】各傾向判断部12は、入力したトレンドデー
タによりその傾向を上記のように10段階に判定してファ
ジィ運転診断部13へ出力する。ファジィ運転診断部13
は、予め指定された2つのプラントデータの傾向判断デ
ータを選択し、選択した2つの傾向判断データからファ
ジィ推論によりプラントの運転状況の具合、「安全」、
「ふつう」、「危険」を判断する。すなわち、2つの傾
向判断データからそれぞれ図4(a)に示す入力のメン
バシップ関数によりそのメンバシップ値が求められ、続
いて図5に示すファジィルールと図4(b)に示す出力
のメンバシップ関数により、各ルール毎に適合値が求め
られ、ファジィ集合が求められ、次にその平均位置(0
〜100%)が求められ、あるいはさらにファジィ推論
され、すなわちプラントの運転状況の具合が求められて
表示メータ8へ出力され、また平均位置が、「安全」、
「ふつう」、「危険」のどのプラントの運転状況の具合
の範囲にあるかが求められ、送信部14へ出力される。
【0019】上記表示メータ8は、入力した平均位置
(0〜100%)により指針を動作させてプラントの運
転状況の具合を表示する。また送信部14は、プラントの
運転状況の度合いのデータを移動電話の親機(PHS親
機)6へ電話回線7を介して送信し、このデータは運転
員がプラント巡回時に携帯する情報端末機9で受信され
て記憶され、呼び出しに応じて液晶表示部23へ表示され
る。また、運転状況が危険と判断されたときはアラーム
部24よりアラームが発せられる。
【0020】このように、プラントの運転状況の具合が
表示メータ8へ表示されることにより、運転員は監視室
において各プラントデータを常時監視してプラントの運
転状況を判断することから開放され、運転員の負担を軽
減することができ、また運転員の削減も可能となる。
【0021】さらにプラントの巡回時に携帯する情報端
末器9にプラントの運転状況の具合が表示されることに
より、巡回時にもプラントの状態を確認でき、プラント
の安全を確保することができる。またプラントが危険の
ときアラームが発せられることにより、プラントの危険
にすぐに対応することができる。
【0022】なお、本実施の形態では、2つのプラント
データの傾向判断データによりプラントの異常の具合を
診断しているが、さらに他のプラントデータを加えて診
断するようにすることもできることはいうまでもない。
【0023】また、ファジィ推論により平均値をとるこ
とにより、あるプロセスデータのみの異常(計器異常な
ど)をプラント異常と判断しないで済む。また本実施の
形態では、情報端末器9の液晶表示部23にプラントデー
タを表示しているが、運転状況「安全」,「ふつう」,
「危険」を表示するランプを独立して設け、入力したプ
ラントの運転状況の具合により点灯することもでき、ま
たこれらランプにより上記アラーム部24に代えてアラー
ムを発することもできる。
【0024】また本実施の形態では、LAN3を介して
プラントデータを入力しているが、検出器1から直接プ
ラントデータを入力し、そのトレンドデータを形成して
プラントの運転状況の具合を診断するようにすることも
できる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、表示部にプラントの運転状況の度合いが表示さ
れることにより、プラントの運転員は表示部に表示され
たプラントの運転状況の度合いを見るだけでプラントの
安全性を確認でき、したがって従来のように各種のプラ
ントデータを監視することから開放され、運転員の負担
を軽減でき、作業性を改善することができる。
【0026】また請求項2記載の発明によれば、携帯情
報端末機にプラントの運転状況の度合いが送信されるこ
とにより、プラントの運転員がプラントの巡回に行くと
きに携帯情報端末機を携帯することにより、遠隔におい
てもプラントの状態を確認でき、プラントの安全を確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプラント運転診断
装置の構成図である。
【図2】同プラント運転診断装置の表示メータの一例を
示す図である。
【図3】同プラント運転診断装置の傾向判断部の説明図
である。
【図4】同プラント運転診断装置のファジィ推論部のメ
ンバーシップ関数を示す図である。
【図5】同プラント運転診断装置のファジィ推論部のフ
ァジィルールを示す図である。
【符号の説明】
1 検出器 2 データベース(DB) 3 LAN 4 運転診断装置 6 移動電話の親機 8 表示メータ 9 情報端末機 11 トレンドデータ入力部 12 傾向判断部 13 運転診断部 14 送信部 21 受信部 22 記憶部 23 液晶表示部 24 アラーム部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントのトレンドデータを入力する入
    力部と、 この入力部から入力したトレンドデータからプラントデ
    ータの傾向を判断する傾向判断部と、 前記傾向判断部において判断されたプラントデータの傾
    向判断データからプラントの運転状況を診断する診断部
    と、 前記診断部にて診断された運転状況を表示する表示部
    と、を備えたことを特徴とするプラント運転診断装置。
  2. 【請求項2】 診断部にて診断された運転状況のデータ
    を送信する送信部と、 前記送信部から送信された運転状況のデータを受信し、
    表示する携帯端末機とを付加したことを特徴とする請求
    項1記載のプラント運転診断装置。
JP3721997A 1997-02-21 1997-02-21 プラント運転診断装置 Pending JPH10240334A (ja)

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Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007199795A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Yokogawa Electric Corp アラーム情報処理装置およびアラーム情報処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007199795A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Yokogawa Electric Corp アラーム情報処理装置およびアラーム情報処理方法
JP4645907B2 (ja) * 2006-01-24 2011-03-09 横河電機株式会社 アラーム情報処理装置およびアラーム情報処理方法

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