JPH10240213A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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Publication number
JPH10240213A
JPH10240213A JP9048208A JP4820897A JPH10240213A JP H10240213 A JPH10240213 A JP H10240213A JP 9048208 A JP9048208 A JP 9048208A JP 4820897 A JP4820897 A JP 4820897A JP H10240213 A JPH10240213 A JP H10240213A
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JP
Japan
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signal
video
display device
personal computer
display
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Application number
JP9048208A
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English (en)
Inventor
Naoto Shimada
直人 島田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10240213A publication Critical patent/JPH10240213A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型モニタでありながらパソコンから出力され
る1又は複数の映像表示用信号を多面的ないし階層的な
態様で的確に表示可能な映像表示装置を提供。 【解決手段】複数のパソコンシステム(11,12…)から供
給される複数系統の表示用映像信号(S11,S12 …)を受
ける入力部と、入力した複数系統の映像信号のうち特定
系統の映像信号を選択する選択手段(20)と、選択された
特定系統の映像信号を適用されたHMD(15)に供給する
出力部とを備えた。又パソコンシステム(10)を操作する
オペレータ(M) の頭部の動きに対応した制御用信号を生
成するHMS(31)の出力を、上記システム(10)の操作を
行なうべく供給する第1の信号伝送系統(71)と、HMD
(15)に上記システム(10)から出力される映像信号(S10)
を供給する第2の信号伝送系統(72)と、HMD(15)にて
階層的な表示を行なう仮想スクリーンを構成する為の信
号を生成する階層表示信号生成手段(84)とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(以下パソコンと略称する)から出力される表示
用映像信号を受け、これを頭部装着型映像表示装置(H
MDと略称する)に供給して表示するようにした映像表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の映像表示装置の一構成例
を示すブロック図である。図12は一人のオペレータM
が複数台(本例では3台)のパソコンシステム1,2,
3を操作する場合の様子を示している。図12に示すよ
うに、各パソコンシステム1,2,3は、それぞれキー
ボードKB,パソコン本体PC,モニタMTとを備えて
おり、各パソコンシステム1,2,3の各動作が、各パ
ソコンシステム1,2,3にそれぞれ備えられている陰
極線管ディスプレイCRTからなるモニタMTに表示さ
れるものとなっている。
【0003】図13は、従来の映像表示装置の他の構成
例を示すブロック図である。図13は一人のオペレータ
Mが一台のパソコンシステム4を操作する場合の様子を
示している。図13に示すように、このパソコンシステ
ム4は、キーボードKBとパソコン本体PCだけを備え
ており、モニタを備えていない。そしてこのパソコンシ
ステム4動作はHMD5からなる外部モニタに表示され
るものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の映像表
示装置には次のような欠点がある。すなわち、図12の
例では、各パソコンシステム1〜3にそれぞれ付設され
ているモニタMTにて表示がなされるものとなってい
る。このため図12に示すように、一人のオペレータM
が複数台のパソコンシステム1〜3を同時に操作する場
合であっても、モニタMTは利用するパソコンの台数だ
け常に存在しており無駄が多い。殊にCRTからなるモ
ニタMTは、パソコン本体PCの高解像度化に伴って大
型化することから、複数台のパソコンシステム1〜3を
同時に操作する場合、大きな設置スペースを必要とす
る。
【0005】図13の例では、パソコンシステム4自体
にはモニタが付設されておらず、しかも比較的小型なH
MD5をモニタとして用いているため、大型な陰極線管
ディスプレイCRTを用いる場合に比べると、その設置
スペースが小さくて済む利点がある。しかしHMD5を
接続できるパソコンシステムが一台に限られてしまい複
数台のパソコンシステムを同時に操作する場合には適さ
ない。
【0006】本発明の目的は、小型なモニタでありなが
ら、パソコンから出力される1又は複数の映像表示用信
号を、多面的ないし階層的な態様で的確に表示すること
が可能な映像表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の映像表示装置は以下に示す如
く構成されている。 (1)本発明の映像表示装置は、複数のパーソナルコン
ピュータから供給される複数系統の表示用映像信号を受
けるようになされた入力部と、上記入力部に入力された
複数系統の表示用映像信号のうちの特定の系統の表示用
映像信号を選択する選択手段と、上記選択手段によって
選択された特定の系統の表示用映像信号を、適用された
頭部装着型映像表示装置に供給するための出力部と、を
備えてなることを特徴としている。 (2)本発明の映像表示装置は、上記(1)に記載した
映像表示装置であって、上記選択手段は、オペレータの
所作に応じた制御用信号を得る制御用信号生成装置の出
力に応動して特定の系統の表示用映像信号を選択する動
作を行なうように構成されたものであることを特徴とし
ている。 (3)本発明の映像表示装置は、上記(1)に記載した
映像表示装置であって、上記制御用信号生成装置として
キーボード又はポインティングディバイスを適用するを
可とするものであることを特徴としている。 (4)本発明の映像表示装置は、上記(1)に記載した
映像表示装置であって、上記制御用信号生成装置として
オペレータの頭部の動きに対応した制御用信号を生成す
るヘッドモーションセンサを適用するを可とするもので
あることを特徴としている。 (5)本発明の映像表示装置は、上記(1)に記載した
映像表示装置であって、上記選択手段により選択された
系統の表示用映像信号を上記適用された頭部装着型映像
表示装置に適合するフォーマットの信号に変換して上記
出力部から出力せしめるための信号変換手段が更に設け
られてなることを特徴としている。 (6)本発明の映像表示装置は、上記(5)に記載した
映像表示装置であって、上記信号変換手段は当該選択さ
れた系統の表示用映像信号のフォーマットを自動的に識
別し、この識別結果に応じて当該映像信号のフォーマッ
ト変換動作を行なうように構成されたものであることを
特徴としている。 (7)本発明の映像表示装置は、上記(4)に記載した
映像表示装置であって、上記ヘッドモーションセンサの
出力である制御用信号を、当該特定の系統の表示用映像
信号を選択するために適用するか、或いは、当該特定の
系統の表示用映像信号を出力するパーソナルコンピュー
タに対する操作を行なうために適用するかを切り換える
切り換え手段を更に備えたことを特徴としている。 (8)本発明の映像表示装置は、上記(7)に記載した
映像表示装置であって、上記切り換え手段は、オペレー
タの瞼の開閉又は眼の動きに係る検出出力に応動するよ
うに構成されたものであることを特徴としている。 (9)本発明の映像表示装置は、パーソナルコンピュー
タのオペレータの頭部の動きに対応した制御用信号を生
成するヘッドモーションセンサの出力である制御用信号
を、該パーソナルコンピュータに対する操作を行なうた
めに適用され得るように同パーソナルコンピュ一夕に供
給するための第1の信号伝送系統と、上記オペレータが
用いる頭部装着型映像表示装置に上記パーソナルコンピ
ュー夕から出力される表示用映像信号を供給するための
第2の信号伝送系統と、上記頭部装着型映像表示装置に
供給される表示用映像信号として該頭部装着型映像表示
装置による表示映像によって階層的な表示を行ない得る
仮想スクリーンが構成されるような信号を生成する階層
表示信号生成手段と、を備えてなることを特徴としてい
る。 (10)本発明の映像表示装置は、上記(9)に記載の
映像表示装置であって、上記ヘッドモーションセンサの
出力に基づく制御用信号を上記頭部装着型映像表示装置
による表示映像に係るアプリケーションの選択操作用信
号として用い、且つ、所定の操作部への操作に応じて形
成される制御用信号を、選択された当該アプリケーショ
ンにおける階層の選択操作用信号として用いるように構
成されてなることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る映
像表示装置の構成を示す図である。本実施形態は、上記
複数台のパソコンシステムから供給される複数系統の表
示用映像信号のうち,特定の系統の表示用映像信号を選
択し、選択された特定の系統の表示用映像信号を単一の
HMDに供給して表示するようにした例である。
【0009】図1は一人のオペレータMが複数台のパソ
コンシステムを操作する場合の様子を示している。図1
において、11,12,13…は、モニタを含まない複
数のパソコンシステムであり、それぞれキーボードKB
とパソコン本体PCとからなっている。各パソコンシス
テム11,12,13…からそれぞれ出力されるモニタ
用の表示用映像信号S11,S12,S13は、制御ユニット
14に供給される。
【0010】キーボードKBの信号は、制御ユニット1
4を経由したのち、各パソコンシステム11,12,1
3のパソコン本体PCに供給されるものとなっている。
制御ユニット14を介して出力される表示用映像信号S
14は、表示手段であるHMD15に供給される。
【0011】図2は制御ユニット14の内部構成を示す
ブロック図である。説明を簡略化するために、ここでは
接続するパソコンシステムの台数を2台としている。各
パソコンシステム11,12のそれぞれのパソコン本体
PC11,PC12から出力される表示用映像信号S11,S
12は、制御ユニット14内の映像信号選択部20に供給
される。オペレータMが操作するキーボードKB11,K
B12からの信号は、制御ユニット14内の信号分岐部2
1,22で二分岐され、各一方はパソコンシステム1
1,12のパソコン本体PC11,PC12へ、各他方は制
御ユニット14内のキーボード検出部23に入力する。
【0012】キーボード検出部23は、キーボードKB
11,KB12からの信号に基づいてオペレータMが操作し
ているパソコンシステムが11であるか12であるかを
判定する。その判定信号は映像信号選択部20に供給さ
れる。この供給された判定信号は、オペレータMが操作
するキーボードに変更がない限り一定となっている。
【0013】上記信号分岐部21,22およびキーボー
ド検出部23は、オペレータMの所作すなわち本実施形
態ではキーボードKB11又はKB12の入力操作に応じた
判定信号S23(制御用信号)を得る制御用信号生成装置
を構成している。
【0014】映像信号を選択する手段である映像信号選
択部20は、前記判定信号S23に応動して、前記各パソ
コンシステム11,12から供給される映像信号S11ま
たはS12のうち特定系統の信号を選択する。選択された
映像信号S11又はS12は、表示用映像信号S14としてH
MD15に供給される。この結果、オペレータMがキー
ボード操作しているパソコンシステム11又は12の動
作を示す映像が自動的に選択され、HMD15にて表示
される。
【0015】かくして本実施形態においては、一つのH
MD15で複数のパソコンシステム11,12,13…
の共通のモニタとして対応可能となる。しかもHMD1
5が有する小型で大画面表示が可能という特徴を活かし
た映像表示を行なうことが可能であり、省スペース化を
図れる利点がある。
【0016】第1実施形態では、オペレータMが操作し
ているパソコンシステムを、キーボード入力で検出した
例を示したがこれに限るものではない。例えば、エリア
センサを用いてオペレータMが操作するキーボード上の
「手」を検出する手段を採用しても良いし、ポインティ
ングディバイスを適用するようにしても良い。
【0017】(第2実施形態)図3は本発明の第2実施
形態に係る映像表示装置の構成を示すブロック図であ
る。この第2実施形態の特徴点は、オペレータMの所作
に応じた制御用信号を得る手段としてHMD15に付設
されているヘッドモーションセンサ(以下HMSと略称
する)31を用いた点である。このHMS31は、オペ
レータMの頭部の各軸方向の回転および平行移動を検出
する装置であり、その検出信号はシステム制御部33に
供給される。
【0018】一方、オペレータMが操作可能な位置に切
換え手段32が設けられている。この切換え手段32は
オペレータMの操作により動作し、システム制御部33
の制御状態を「ユニット選択状態」又は「ユニット固定
状態」の二つに切換える。
【0019】システム制御部33は、「ユニット選択状
態」においては、HMS31の検出信号に基づき映像信
号選択部34に制御信号S33を与えて制御し、パソコン
システム11,12から出力される映像信号S11,S12
のいずれをHMD15に供給するかを指定する。例えば
オペレータMが中央より左を向けばパソコンシステム1
1から出力される映像信号S11を指定し、右を向けばパ
ソコンシステム12から出力される映像信号S12を指定
する。かくしてオペレータMが頭部を左右に振ること
で、HMD15に表示される表示用映像信号を選択する
ことができる。
【0020】システム制御部33が切換え手段32によ
り「ユニット選択状態」から「ユニット固定状態」に切
換えられると、システム制御部33はその直前に表示さ
れているパソコンシステムの選択状態を固定化する。こ
の状態になると、以後はオペレータMが頭部を動かして
も映像の切換えは行なわれない。
【0021】本実施形態においても、第1実施形態と同
様に省スペース化を図れる等の利点を有する。そして特
に本実施形態においては、各パソコンシステム11,1
2の配置と映像信号選択との関連性が特定されない為、
操作の自由度が増す利点を有する。また切換え手段32
によりシステム制御部33が「ユニット固定状態」とな
っている場合において、HMS31の特性を活かし、H
MS31の検出信号をパソコンシステム11,12の表
示映像をスクロールするためのスクロール信号として用
いることができる。すなわち、HMD15に映像信号を
供給するシステムとして選択されたパソコンシステム1
1又は12に対し、システム制御部33を介してHMS
31の検出信号をスクロール信号S321 又はS322 とし
て供給する。選択されたパソコンシステム側において
は、入力した信号を画面のスクロール信号として活用す
る。このようにすれば、オペレータMの頭部の動きによ
りHMD15の表示画面をスクロールすることができ
る。
【0022】切換え手段32の具体例として、オペレー
タMの眼の開閉検出装置を利用することが考えられる。
すなわち両眼を閉じる毎に、「ユニット固定状態」と
「ユニット選択状態」とを切換えるとか、片眼を閉じた
状態ではスクロール信号に切換えるとかすることで利用
可能である。また視線検出装置を用いる方法も可能であ
る。
【0023】(第3実施形態)図4は本発明の第3実施
形態に係る映像表示装置の構成を示すブロック図であ
る。この第3実施形態の特徴点は、HMS31の検出信
号に基づいてHMD15に映像信号を供給するパソコン
システム11,12,13を選択することと、共通のキ
ーボード41からの信号を用いてパソコンシステム1
1,12,13の選択操作を行なうこととを兼ね合わせ
た点である。42は操作用のマウスである。本実施形態
においても、第1実施形態と同様に省スペース化を図れ
る等の利点を有する。
【0024】(第4実施形態)図5は本発明の第4実施
形態に係る映像表示装置の構成を示すブロック図であ
る。この第4実施形態の特徴点は、選択された系統の表
示用映像信号を、HMD15に適合するフォーマットの
信号に変換して出力するための信号変換手段を設けた点
である。即ち、操作される複数のパソコンシステム1
1,12,13…の映像信号のフォーマット(VGA,
XGA,SVGA,etc)が同一になっている保証は
ない。しかも使用されるHMD15に適合するフォーマ
ットにも限りがある。
【0025】そこでこの第4実施形態においては、図5
に示すように、映像選択部44にて選択された映像信号
S11,S12,S13のフォーマットを、フォーマット検出
部45により検出するようにしている。この検出結果を
示す信号は、コンバージョン回路46に供給される。コ
ンバージョン回路46では、供給された信号に基づき映
像選択部44から入力する映像信号のフォーマットを、
HMD15に適合したフォーマットに変換する。かくし
て映像信号フォーマットが異なる複数のパソコンシステ
ム11,12,13…からの映像信号を、一台のHMD
15により支障なく操作することが可能となる。
【0026】(第5実施形態)一つのパソコンにおい
て、同時に複数のアプリケーションソフトを使用するこ
とは可能であるが、図6に示すように、モニタ画面50
の制約により表示映像が重なり合ってしまう場合が多
い。図6において、51は作画ウィンドウ、52は表計
算ウィンドウ、53はワープロウィンドウを示してい
る。
【0027】ここで第2実施形態で示したHMS31を
用いた構成にすると、PCT国際公開の日本語特許出願
(特願平7ー506858号「WO95/05620
号」)に示されているように、一つのパソコンシステム
において、図7に示す如く複数のウィンドウ51〜53
を1枚のスクリーン60上に階層表示した、いわゆる仮
想スクリーンを構築可能である。
【0028】すなわちHMS31の出力信号に基づい
て、HMD15に供給する映像信号を変化させることに
より、HMD15を装着しているオペレータMの眼前に
巨大なスクリーンが存在しているような仮想スクリーン
60を実現することができる。この場合、HMD15に
おいては、図7に示す表示エリア70内に映像が表示さ
れるため、頭部を静止させているオペレータMは仮想ス
クリーン60の一部分のみを観察可能である。しかるに
オペレータMが頭部を上下左右に動かすと、これに伴い
HMS31から頭部の姿勢を示す検出信号が出力され、
HMD15に供給される映像信号を変化させる。これに
より表示エリア70を含む広大な仮想スクリーン60が
眼前に存在している如き感覚をオペレータMに供与し、
仮想空間を実現させ得る。このことは、表示エリア70
が仮想スクリーン60上を頭部の動きに同調して動いて
いる事を示している。
【0029】しかし、この仮想スクリーン60上に開か
れている各アプリケーションソフトのウィンドウ、即ち
作画ウィンドウ51、表計算ウィンドウ52,ワープロ
ウィンドウ53等は、各アプリケーションソフトのワー
クシートの一部分を表示しているに過ぎない。もし各ウ
ィンドウ51〜53で各ワークシート全体を表示しよう
とすると、各ワークシートが縮小されたものとなり見づ
らくなる。また縮小しない場合には、仮想スクリーン6
2が更に広大なものとなり使いづらいものとなる。
【0030】そこで第5実施形態では、各アプリケーシ
ョンソフトのワークシートを第2の仮想空間と位置付け
て個々のアプリケーションソフトを利用可能とした。図
8は本発明の第5実施形態に係る映像表示装置の構成を
示すブロック図である。図8に示す第5実施形態の特徴
点は、パソコンシステム10を操作するオペレータMの
頭部の動きに対応した制御用信号を生成するHMS31
の検出信号すなわち制御用信号S31を、該パソコンシス
テム10に対する操作を行なうために適用され得るよう
に同パソコンシステム10に供給する為の第1の信号伝
送系統71と、上記オペレータMが用いるHMD15に
上記パソコンシステム10から出力される表示用映像信
号S10を供給するための第2の信号伝送系統72と、上
記HMD15に供給される表示用映像信号として該HM
D15による表示映像によって階層的な表示を行ない得
る仮想スクリーンが構成されるような信号を生成する階
層表示信号生成手段(図8ではパソコンシステム10で
構成されている)とを備えた点である。
【0031】図8において、スイッチユニット80は、
2ポジションのオルタネイトスイッチ(各々のポジショ
ンをモード1、モード2とする)81と、モーメンタリ
スイッチ82の二つのスイッチより構成されている。パ
ソコンシステム10は、HMS31よりの制御用信号S
31およびマウス83からの操作情報に基づき、HMD1
5に供給する表示用映像信号S10を変化させる。
【0032】スイッチユニット80のオルタネイトスイ
ッチ81がモード1となっている場合、前記PCT国際
公開の日本語特許出願(特願平7ー506858号「W
O95/05620号」)に示されているように、パソ
コンシステム10に内蔵されている画像メモリ(仮想ス
クリーン60の表示画素相当分の容量を持つメモリ)8
4に記憶されている画像情報の一部分(HMD15に表
示すべき映像情報)が表示用映像信号S10としてHMD
15に供給される。この表示用映像信号S10はHMS3
1からの制御用信号S31に基づいて、上記パソコンシス
テム10内にある画像メモリ84の表示アドレスが変え
られることによって変化する。かくしてHMD15の表
示面上に仮想空間を実現できる。
【0033】スイッチユニット80のオルタネイトスイ
ッチ81をモード1からモード2に切換えると、モード
1の時にオペレータMが使用していたアプリケーション
ソフト(複数のアプリケーションソフトが開かれていて
も、切換え時にアクティブ状態になっているアプリケー
ションソフトは一つである)のウィンドウがHMD15
に表示される。
【0034】ここでは、そのアプリケーションソフトを
作図ソフトであるとして説明する。そのワークシートは
図9に示す如く仮想的に存在している。HMD15に
は、表示エリア70内の表示情報が映像信号S10として
供給され、オペレータMに映像として提示される。そこ
で、HMS31からの制御用信号S31を、使用している
作図ソフトのスクロール信号として用いる。このように
HMS31からの制御用信号S31に同調してHMD15
に表示させる映像を変化させることにより、この作図ソ
フトのワークシートが第2の仮想空間として眼前に現れ
ることになる。
【0035】ところで、ワークシートが非常に大きかっ
たり拡大表示されている場合、オペレータMの頭部の動
きだけでワークシート全体を見渡すには無理が生じる。
このような場合、前記モーメンタリスイッチ82を用い
る。オペレータMがモーメンタリスイッチ82をオン操
作すると、HMD15に表示される映像がロックされ
る。このロック状態では、HMS31からの制御用信号
S31が変化しても表示映像は変わらない。オペレータM
がさらにスクリーンの隅の映像を見たい場合、このモー
メンタリスイッチ82をオン操作しながら正面に向き直
り、しかるのちモーメンタリスイッチ82をオフ操作し
て所定方向へ振り向くことにより所望の映像を見ること
ができる。
【0036】作業する映像がスクリーンの上方に存在す
る場合、そのままの状態で長い時間に亘って作業するの
は作業能率を低下させる。このような場合にもモーメン
タリスイッチ82は有効に働く。すなわち、モーメンタ
リスイッチ82をオン操作しながら正面に向き直ること
で、作業対象映像をスクリーンの正面に移動することが
できる。かくして作業性の向上をはかることができる。
【0037】スイッチユニット80のオルタネイトスイ
ッチ81を、モード2からモード1に切換えた直後にお
けるモード1での表示映像、例えば作図ウィンドウ51
の表示映像は、切換え操作直前にHMD15に表示され
ていた部分となる。
【0038】このように、図8に示す構成の映像表示装
置と前記した制御システムにより、一つの仮想空間だけ
でなく、第1の仮想空間に存在しているアプリケーショ
ンソフトのウィンドウ毎に、第2の仮想空間を実現でき
ることになる。
【0039】図10はそのイメージを示す図である。第
1の仮想空間110に開かれたアプリケーションソフト
のウィンドウ111、112のワークシート121、1
22が,第2の仮想空間120a、120bに、各アプ
リケーションソフト毎に存在するものとなる。図10に
示すMは同一のオペレータである。
【0040】図11は本発明の第6実施形態に係る映像
表示装置の構成を示すブロック図である。この第6実施
形態は、前記第5実施形態における単一のパソコンシス
テム10に代えて、複数台(本例では2台)のパソコン
システム11,12を用いた場合の例である。図11に
示すように2台のパソコンシステム11,12よりの映
像信号を合成するための映像合成部130を設け、これ
をシステム制御部131により制御することにより、前
述同様の仮想空間による映像表示システムを構築してい
る。図11において図8と同一箇所には同一符号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0041】この第6実施形態においては、HMS31
によるオペレータMの頭部姿勢(略視線の方向)に関す
る検出出力に基づくシステム制御部131からの制御用
信号S131cにより映像合成部130が制御され、且つ、
スイッチユニット80又はマウス83の階層選択操作に
応じてシステム制御部131から階層選択のための制御
信号S131a,S131bがパソコンシステム11,12に供
給されることにより、2台のパソコンシステム11,1
2から出力される映像信号S11,S12が合成されてHM
D15に供給され階層表示される。
【0042】(実施形態における映像表示装置の特徴
点)上述した実施形態(変形例を含む)における映像表
示装置の特徴点をまとめると次の通りである。 [1]実施形態に示された映像表示装置は、複数のパソ
コンシステム(11,12,13…)から供給される複
数系統の表示用映像信号(S11,S12,S13…)を受け
るようになされた入力部と、上記入力部に入力された複
数系統の表示用映像信号(S11,S12,S13…)のうち
の特定の系統の表示用映像信号を選択する選択手段(2
0)と、上記選択手段(20)によって選択された特定
の系統の表示用映像信号を、適用されたHMD(15)
に供給するための出力部と、を備えてなることを特徴と
している。
【0043】上記映像表示装置においては、パソコンシ
ステム(11,12,13…)自体にはモニタが付設さ
れておらず、比較的小型なHMD(15)が共通のモニ
タとして用いられ、各パソコンシステム(11,12,
13…)から出力される表示用映像信号(S11,S12,
S13…)のうち、必要な一つが選択されてHMD(1
5)に供給されて表示される。従って複数のパソコンシ
ステム(11,12,13…)を同時に操作する場合に
おいても、設置スペースを取らない単一の小型モニタ
で、しかもモニタリングを大画面上で的確に行なえる利
点がある。 [2]実施形態に示された映像表示装置は、上記[1]
に記載した映像表示装置あって、かつ上記選択手段(2
0)は、オペレータ(M)の所作に応じた制御用信号を
得る制御用信号生成装置(21,22,23)の出力に
応動して特定の系統の表示用映像信号を選択する動作を
行なうように構成されていることを特徴としている。
【0044】上記映像表示装置においては、前記[1]
と同様の作用効果を奏する上、オペレータ(M)の所作
に応じて、操作しているパソコンシステムからの表示用
映像信号(S11,S12,S13…)がHMD(15)に表
示されるので、利便性の向上が図れる。即ちオペレータ
(M)がモニタするのは基本的には操作しているパソコ
ンシステムの表示用映像信号である。本装置ではオペレ
ータ(M)の動きによりHMD(15)に表示される映
像信号が選択され、操作しているパソコンシステムに合
わせて映像が自動的に切換えられるため利便性が向上す
る。 [3]実施形態に示された映像表示装置は、上記[2]
に記載した映像表示装置であって、かつ上記制御用信号
生成装置(21,22,23)としてキーボード(K
B)又はポインティングディバイスを適用するを可とす
るものであることを特徴としている。
【0045】上記映像表示装置においては、前記[2]
と同様の作用効果を奏する上、HMD(15)に表示さ
れる映像信号がオペレータ(M)のキーボード操作又は
ポインティングディバイス操作に応じて選択されるもの
となる。 [4]実施形態に示された映像表示装置は、上記[2]
に記載した映像表示装置であって、かつ上記制御用信号
生成装置(31,32,33)としてオペレータ(M)
の頭部の動きに対応した制御用信号を生成するHMS
(31)を適用するを可とするものであることを特徴と
している。
【0046】上記映像表示装置においては、前記[2]
と同様の作用効果を奏する上、HMD(15)に表示さ
れる映像信号がオペレータ(M)の頭部の動きに応じて
選択されるものとなる。 [5]実施形態に示された映像表示装置は、上記[1]
に記載した映像表示装置であって、かつ上記選択手段
(44)により選択された系統の表示用映像信号を上記
適用されたHMD(15)に適合するフォーマットの信
号に変換して上記出力部から出力せしめるための信号変
換手段(45,46)が更に設けられてなることを特徴
としている。
【0047】上記映像表示装置においては、前記[1]
と同様の作用効果を奏する上、HMD(15)に対応が
とれていない異なったフォーマットの映像信号をも、H
MD(15)に支障なく表示させ得る。すなわちパソコ
ンシステム(11,12,13…)の映像信号フォーマ
ットには、VGA,SVGA等があり、複数のパソコン
システム(11,12,13…)から出力される映像信
号フォーマットが異なる場合がある。現在用いられてい
る一般的なHMD(15)では、一つのフォーマットに
しか対応できない。しかるに本装置においては映像信号
のコンバージョン機能を有しているため、HMD(1
5)に対応がとれていないフォーマットの映像信号が、
対応がとれたフォーマットの映像信号に変換される。か
くしてHMD(15)に対応がとれていない複数の異な
ったフォーマットの映像信号をも何ら支障なく表示する
ことができる。 [6]実施形態に示された映像表示装置は、上記[5]
に記載した映像表示装置であって、かつ上記信号変換手
段(45,46)は当該選択された系統の表示用映像信
号のフォーマットを自動的に識別(45)してこの識別
結果に応じて当該映像信号のフォーマット変換動作を行
なうように構成されたものであることを特徴としてい
る。
【0048】上記映像表示装置においては、前記[5]
と同様の作用効果を奏する上、異なるフォーマットの映
像信号が自動的に検知されるので、パソコンとしてその
ような異なるフォーマットの映像信号を出力するものを
用いた場合であっても、これをオペレータ(M)が予め
確認のうえ、格別の措置を講じなくても不都合を生じる
おそれがない。 [7]実施形態に示された映像表示装置は、上記[4]
に記載した映像表示装置であって、かつ上記HMS(3
1)の出力である制御用信号を、当該特定の系統の表示
用映像信号を選択するために適用するか、或いは、当該
特定の系統の表示用映像信号を出力するパソコンシステ
ム(11,12,13…)に対する操作を行なうために
適用するかを切換える切換え手段(32,33)を更に
備えたことを特徴としている。
【0049】上記映像表示装置においては、前記[4]
と同様の作用効果を奏する上、切換え手段(32,3
3)により、HMS(31)からの制御用信号が表示用
映像信号の選択信号(S33)として、あるいは例えばH
MD(15)の表示画面のスクロール信号として利用可
能となる。つまり、二通りの利用が可能となり、HMD
(15)を用いたことによるメリットが十分に活かされ
る事になる。 [8]実施形態に示された映像表示装置は、上記[7]
に記載した映像表示装置であって、かつ上記切換え手段
(32,33)は、オペレータ(M)の瞼の開閉又は眼
の動きに係る検出出力に応動するように構成されたもの
であることを特徴としている。
【0050】上記映像表示装置においては、前記[7]
と同様の作用効果を奏する上、オペレータ(M)の眼の
動きのみで切換手段における切換え動作が行なわれ、手
動操作を全く必要としないので、HMD(15)を装着
しているオペレータ(M)の負担が軽減される。 [9]実施形態に示された映像表示装置は、パソコンシ
ステム(10)を操作するオペレータ(M)の頭部の動
きに対応した制御用信号を生成するHMS(31)の出
力である制御用信号を、該パソコンシステム(10)に
対する操作を行なうために適用され得るように同パソコ
ンシステム(10)に供給するための第1の信号伝送系
統(71)と、上記オペレータ(M)が用いるHMD
(15)に、上記パソコンシステム(10)から出力さ
れる表示用映像信号(S10)を供給するための第2の信
号伝送系統(72)と、上記HMD(15)に供給され
る表示用映像信号(S10)として該HMD(15)によ
る表示映像によって階層的な表示を行ない得る仮想スク
リーンが構成されるような信号を生成する階層表示信号
生成手段(84)と、を備えてなることを特徴としてい
る。
【0051】上記映像表示装置においては、パソコンシ
ステム(10)とHMD(15)とHMS(31)とを
用いることで実現される仮想スクリーンが階層的に複数
配置されることになり、HMD(15)による情報提供
量が、見かけ上、非常に大きく感じられ、パソコンシス
テム(10)の作業性が従来のモニタを用いた場合より
も格段に向上する。 [10]実施形態に示された映像表示装置は、上記
[9]に記載した映像表示装置であり、且つ上記HMS
(31)の出力である制御用信号を、上記HMD(1
5)による表示映像に係るアプリケーションの選択操作
用信号(S131c)として用い、且つ所定の操作部(8
0,83)への操作に応じて形成される制御用信号を、
選択された当該アプリケーションにおける階層の選択操
作用信号(S131a,S131b)として用いるように構成さ
れてなることを特徴としている。
【0052】上記映像表示装置においては、前記[9]
と同様の作用効果を奏する上、オペレータ(M)の頭部
の動きによる制御用信号が、アプリケーションの選択操
作のために用いられ、且つスイッチユニット(80)そ
の他の所定の操作部への操作に応じて形成される制御用
信号が、選択された当該アプリケーションの階層選択操
作用の信号として用いられるので、複数のパソコンを用
いた仮想スクリーンを構成することができ、より的確な
階層選択を行なえる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、HMDを表示手段とし
て用いたことにより、小型なモニタでありながら、パソ
コンから出力される1又は複数の映像表示用信号を、多
面的ないし階層的な態様で的確に表示することが可能な
映像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る映像表示装置の構
成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る映像表示装置の制
御ユニットの内部構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第2実施形態に係る映像表示装置の構
成を示すブロック図。
【図4】本発明の第3実施形態に係る映像表示装置の構
成を示すブロック図。
【図5】本発明の第4実施形態に係る映像表示装置の構
成を示すブロック図。
【図6】本発明の第5実施形態に係る映像表示装置に関
する背景説明図。
【図7】本発明の第5実施形態に係る映像表示装置に関
する背景説明図。
【図8】本発明の第5実施形態に係る映像表示装置の構
成を示すブロック図。
【図9】本発明の第5実施形態に係る映像表示装置の作
用説明図。
【図10】本発明の第5実施形態に係る映像表示装置の
作用説明図。
【図11】本発明の第6実施形態に係る映像表示装置の
構成を示すブロック図。
【図12】従来の映像表示装置の第1の構成例を示すブ
ロック図。
【図13】従来の映像表示装置の第2の構成例を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
11,12,13…複数のパソコンシステム 14…制御ユニット 15…HMD(頭部装着型映像表示装置) 21,22…信号分岐部 31…HMS(ヘッドモーションセンサ) 32…切換え手段 80…スイッチユニット 81…2ポジションのオルタネイトスイッチ 82…モーメンタリスイッチ 110…第1の仮想空間 111,112…アプリケーションソフトのウィンドウ 121,122…ワークシート 120a,120b…第2の仮想空間 PC…パソコン本体 KB…キーボード M……オペレータ S11, S12, S13, S14…表示用映像信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のパーソナルコンピュータから供給さ
    れる複数系統の表示用映像信号を受けるようになされた
    入力部と、 上記入力部に入力された複数系統の表示用映像信号のう
    ちの特定の系統の表示用映像信号を選択する選択手段
    と、 上記選択手段によって選択された特定の系統の表示用映
    像信号を、適用された頭部装着型映像表示装置に供給す
    るための出力部と、 を備えてなることを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】上記選択手段は、オペレータの所作に応じ
    た制御用信号を得る制御用信号生成装置の出力に応動し
    て特定の系統の表示用映像信号を選択する動作を行なう
    ように構成されたものであることを特徴とする請求項1
    に記載の映像表示装置。
  3. 【請求項3】上記制御用信号生成装置としてキーボード
    又はポインティングディバイスを適用するを可とするも
    のであることを特徴とする請求項2に記載の映像表示装
    置。
  4. 【請求項4】上記制御用信号生成装置としてオペレータ
    の頭部の動きに対応した制御用信号を生成するヘッドモ
    ーションセンサを適用するを可とするものであることを
    特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
  5. 【請求項5】上記選択手段により選択された系統の表示
    用映像信号を上記適用された頭部装着型映像表示装置に
    適合するフォーマットの信号に変換して上記出力部から
    出力せしめるための信号変換手段が更に設けられてなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  6. 【請求項6】上記信号変換手段は当該選択された系統の
    表示用映像信号のフォーマットを自動的に識別し、この
    識別結果に応じて当該映像信号のフォーマット変換動作
    を行なうように構成されたものであることを特徴とする
    請求項5に記載の映像表示装置。
  7. 【請求項7】上記ヘッドモーションセンサの出力である
    制御用信号を、当該特定の系統の表示用映像信号を選択
    するために適用するか、或いは、当該特定の系統の表示
    用映像信号を出力するパーソナルコンピュータに対する
    操作を行なうために適用するかを切り換える切り換え手
    段を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の映像
    表示装置。
  8. 【請求項8】上記切り換え手段は、オペレータの瞼の開
    閉又は眼の動きに係る検出出力に応動するように構成さ
    れたものであることを特徴とする請求項7に記載の映像
    表示装置。
  9. 【請求項9】パーソナルコンピュータのオペレータの頭
    部の動きに対応した制御用信号を生成するヘッドモーシ
    ョンセンサの出力である制御用信号を、該パーソナルコ
    ンピュータに対する操作を行なうために適用され得るよ
    うに同パーソナルコンピュ一夕に供給するための第1の
    信号伝送系統と、 上記オペレータが用いる頭部装着型映像表示装置に上記
    パーソナルコンピュー夕から出力される表示用映像信号
    を供給するための第2の信号伝送系統と、 上記頭部装着型映像表示装置に供給される表示用映像信
    号として該頭部装着型映像表示装置による表示映像によ
    って階層的な表示を行ない得る仮想スクリーンが構成さ
    れるような信号を生成する階層表示信号生成手段と、 を備えてなることを特徴とする映像表示装置。
  10. 【請求項10】上記ヘッドモーションセンサの出力に基
    づく制御用信号を上記頭部装着型映像表示装置による表
    示映像に係るアプリケーションの選択操作用信号として
    用い、且つ、所定の操作部への操作に応じて形成される
    制御用信号を、選択された当該アプリケーションにおけ
    る階層の選択操作用信号として用いるように構成されて
    なることを特徴とする請求項9に記載の映像表示装置。
JP9048208A 1997-03-03 1997-03-03 映像表示装置 Withdrawn JPH10240213A (ja)

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