JPH10239096A - 磁性流体センサー - Google Patents
磁性流体センサーInfo
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- JPH10239096A JPH10239096A JP10046293A JP4629398A JPH10239096A JP H10239096 A JPH10239096 A JP H10239096A JP 10046293 A JP10046293 A JP 10046293A JP 4629398 A JP4629398 A JP 4629398A JP H10239096 A JPH10239096 A JP H10239096A
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- G01C9/10—Measuring inclination, e.g. by clinometers, by levels by using rolling bodies, e.g. spheres, cylinders, mercury droplets
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- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
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- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P15/105—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by magnetically sensitive devices
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 応答期間が短く、かつ、寿命の長い磁性流体
センサーを提供する。 【解決手段】 磁性流体センサー組立品には、磁石の両
端にある磁性流体リングにより気密性のハウジングの中
に支持された永久磁石が含まれている。しかしながら、
このハウジングは、磁石の両端とハウジングの壁との間
が磁性流体リングによりシールされないように大きいサ
イズのものである。ハウジングには磁性流体とは相溶性
のない非磁性の液体が入っている。この非磁性流体によ
りハウジングの壁が濡れることとなり、その結果、磁性
流体がこの非磁性の流体からなる薄い膜の上に乗ること
となる。この非磁性の液体の粘性は低くなるように選択
されているので、この磁石の応答速度は大きい。
センサーを提供する。 【解決手段】 磁性流体センサー組立品には、磁石の両
端にある磁性流体リングにより気密性のハウジングの中
に支持された永久磁石が含まれている。しかしながら、
このハウジングは、磁石の両端とハウジングの壁との間
が磁性流体リングによりシールされないように大きいサ
イズのものである。ハウジングには磁性流体とは相溶性
のない非磁性の液体が入っている。この非磁性流体によ
りハウジングの壁が濡れることとなり、その結果、磁性
流体がこの非磁性の流体からなる薄い膜の上に乗ること
となる。この非磁性の液体の粘性は低くなるように選択
されているので、この磁石の応答速度は大きい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動、加速度、及
び傾斜の検出及び測定に使用することのできる磁性流体
センサー組立品に関するものである。
び傾斜の検出及び測定に使用することのできる磁性流体
センサー組立品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】センサー又は変換器は、例えば、振動、
加速度、及び傾斜等の多様な状態を検出及び測定するた
めに使用することがある。センサーに組み込む組立部品
には機械的なもの、電気的なもの及び磁性流体のもの
等、多種類の形態がある。機械的振動センサー及び機械
的加速度センサーには、振り子部品又は運動部品が使用
される。電気式センサーには、水銀スラグや片持梁が使
用されている。電気的な接触をさせたり、それを切断し
たりするために水銀をベースにしたセンサーにおいて
は、この水銀はガラス容器の中に密閉されている。表面
張力が高いので、この水銀はガラス容器に引っ付かなく
て、僅かな振動にも即座に応答する。しかしながら、水
銀には、それが有害な物質であるという欠点がある。
加速度、及び傾斜等の多様な状態を検出及び測定するた
めに使用することがある。センサーに組み込む組立部品
には機械的なもの、電気的なもの及び磁性流体のもの
等、多種類の形態がある。機械的振動センサー及び機械
的加速度センサーには、振り子部品又は運動部品が使用
される。電気式センサーには、水銀スラグや片持梁が使
用されている。電気的な接触をさせたり、それを切断し
たりするために水銀をベースにしたセンサーにおいて
は、この水銀はガラス容器の中に密閉されている。表面
張力が高いので、この水銀はガラス容器に引っ付かなく
て、僅かな振動にも即座に応答する。しかしながら、水
銀には、それが有害な物質であるという欠点がある。
【0003】従来技術による磁性流体センサーの組立部
品の一つのタイプには、図1に図示され、かつ、米国特
許第4,667,414号に詳細に解説されているよう
に磁性流体が入っていて非磁性のハウジングの中に配置
された軸方向に分極された永久磁石が使用されている。
磁性流体1は、オイル等の液状担体の中に浮遊している
磁性粒子のコロイド状の混合物である。この粒子は表面
活性剤で覆われており、このために、粒子がこの担体に
より濡らされて浮遊状態が維持される。磁性流体1は、
非磁性のハウジング2の中に密閉されており、このハウ
ジング2には、磁性流体が膨張出来るようなメカニズム
(図1には図示されていない)が含まれている。例え
ば、ハウジング2には、フレキシブルな膜が組み込まれ
ていることもある。磁石3は、ハウジング2の内部で自
由に動くことができ、磁性流体1によりハウジング2の
中で浮遊しており、この磁性流体1は磁石3により形成
された磁場の中に捕らえられている。
品の一つのタイプには、図1に図示され、かつ、米国特
許第4,667,414号に詳細に解説されているよう
に磁性流体が入っていて非磁性のハウジングの中に配置
された軸方向に分極された永久磁石が使用されている。
磁性流体1は、オイル等の液状担体の中に浮遊している
磁性粒子のコロイド状の混合物である。この粒子は表面
活性剤で覆われており、このために、粒子がこの担体に
より濡らされて浮遊状態が維持される。磁性流体1は、
非磁性のハウジング2の中に密閉されており、このハウ
ジング2には、磁性流体が膨張出来るようなメカニズム
(図1には図示されていない)が含まれている。例え
ば、ハウジング2には、フレキシブルな膜が組み込まれ
ていることもある。磁石3は、ハウジング2の内部で自
由に動くことができ、磁性流体1によりハウジング2の
中で浮遊しており、この磁性流体1は磁石3により形成
された磁場の中に捕らえられている。
【0004】磁石3の動きは、ハウジング2の周囲に巻
き付けられた誘導コイル(ここには図示されていな
い)、あるいはホール素子(ここには図示されていな
い)により検出することができる。適切な電気シグナル
処理により、磁石3の傾斜あるいは加速度を測定するこ
とが可能である。
き付けられた誘導コイル(ここには図示されていな
い)、あるいはホール素子(ここには図示されていな
い)により検出することができる。適切な電気シグナル
処理により、磁石3の傾斜あるいは加速度を測定するこ
とが可能である。
【0005】このような装置は比較的シンプルで多くの
場合に良好に機能するが、オイル担体が存在することに
より磁性流体1は一般的に相当粘性が高くなる。磁性流
体1の粘性により、磁石3には粘性による抗力が加わ
り、従って、装置の応答速度が小さくなる。磁性流体の
粘性は温度の関数であるので、この応答速度は温度依存
性がある。更に、磁石の表面に磁性流体の粒子が沈積す
ることにより、時間の経過と共に、磁石3の重量が僅か
に大きくなる。このことにより、装置のキャリブレーシ
ョンが影響を受ける。
場合に良好に機能するが、オイル担体が存在することに
より磁性流体1は一般的に相当粘性が高くなる。磁性流
体1の粘性により、磁石3には粘性による抗力が加わ
り、従って、装置の応答速度が小さくなる。磁性流体の
粘性は温度の関数であるので、この応答速度は温度依存
性がある。更に、磁石の表面に磁性流体の粒子が沈積す
ることにより、時間の経過と共に、磁石3の重量が僅か
に大きくなる。このことにより、装置のキャリブレーシ
ョンが影響を受ける。
【0006】このような問題を解決するために、図2に
図示された形状とすることが多い。この形状は米国特許
第5,452,520号に詳細に記載されている。
図示された形状とすることが多い。この形状は米国特許
第5,452,520号に詳細に記載されている。
【0007】この装置の中の磁石3は、磁場により磁石
3の両端に位置して、かつ、磁場により保持された二つ
の磁性流体1及び4によりハウジング、即ち、チューブ
2の中の中心にある。磁石3とハウジング2の間には物
理的な接触はない。磁石3は、磁性流体リング1と4が
ハウジング2の中の摩擦のないベアリングとして作用す
るために自由に滑って移動することができる。磁性流体
リング1と4は、更に、磁石3とハウジング2の壁との
間で低圧力シールをも形成する。従って、磁石3が動く
ことにより圧力の蓄積や空気がある場合にこれを解放す
るためにハウジング2の両端には小さな開口5と6とが
形成されている。
3の両端に位置して、かつ、磁場により保持された二つ
の磁性流体1及び4によりハウジング、即ち、チューブ
2の中の中心にある。磁石3とハウジング2の間には物
理的な接触はない。磁石3は、磁性流体リング1と4が
ハウジング2の中の摩擦のないベアリングとして作用す
るために自由に滑って移動することができる。磁性流体
リング1と4は、更に、磁石3とハウジング2の壁との
間で低圧力シールをも形成する。従って、磁石3が動く
ことにより圧力の蓄積や空気がある場合にこれを解放す
るためにハウジング2の両端には小さな開口5と6とが
形成されている。
【0008】この装置には、上述したような応答時間の
問題やキャリブレーションの問題がない。しかしなが
ら、磁石3が動くと、表面張力によりハウジング2の壁
に付着したq磁性流体の薄い膜が残る。その結果、磁性
流体リング1と4との磁性流体が減少して、磁性流体に
より生じた浮力が減少する。ハウジング2の長さが比較
的大きくて、その結果、磁石3の移動距離が長い場合、
あるいは磁石3の移動速度が大きい場合には、ハウジン
グ2の中を磁石3が移動する毎に、磁性流体リング1と
4とから多量の磁性流体が失われて、その結果、磁性流
体リング1と4とが急速に無くなっていく。リング1と
4との減少量が一定量を超えると、磁石3はそれ以上浮
遊させることができず、その結果、装置が故障する。こ
れに加えて、時間の経過と共に、ハウジングの中のベン
チレーション用の穴5と6を経由して磁性流体が消失す
ることがあり、この結果、製品の寿命が短くなる。
問題やキャリブレーションの問題がない。しかしなが
ら、磁石3が動くと、表面張力によりハウジング2の壁
に付着したq磁性流体の薄い膜が残る。その結果、磁性
流体リング1と4との磁性流体が減少して、磁性流体に
より生じた浮力が減少する。ハウジング2の長さが比較
的大きくて、その結果、磁石3の移動距離が長い場合、
あるいは磁石3の移動速度が大きい場合には、ハウジン
グ2の中を磁石3が移動する毎に、磁性流体リング1と
4とから多量の磁性流体が失われて、その結果、磁性流
体リング1と4とが急速に無くなっていく。リング1と
4との減少量が一定量を超えると、磁石3はそれ以上浮
遊させることができず、その結果、装置が故障する。こ
れに加えて、時間の経過と共に、ハウジングの中のベン
チレーション用の穴5と6を経由して磁性流体が消失す
ることがあり、この結果、製品の寿命が短くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、磁性流体セン
サーの応答時間を短くすると同時にその寿命を長くする
ことを発明の目的とする。
サーの応答時間を短くすると同時にその寿命を長くする
ことを発明の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明の原理に従って
製造された磁性流体センサー組立品には、磁石の両端に
おいて磁性流体リングにより真空密閉されたハウジング
の中に浮遊している永久磁石が含まれている。しかしな
がら、このハウジングは十分大きくて、ハウジングの壁
とこの磁石の端との間が磁性流体リングによりシールさ
れることはない。ハウジングの壁は、非相溶性の液体か
らなる薄い膜で覆われており、この膜の上に磁性流体が
乗っている。
製造された磁性流体センサー組立品には、磁石の両端に
おいて磁性流体リングにより真空密閉されたハウジング
の中に浮遊している永久磁石が含まれている。しかしな
がら、このハウジングは十分大きくて、ハウジングの壁
とこの磁石の端との間が磁性流体リングによりシールさ
れることはない。ハウジングの壁は、非相溶性の液体か
らなる薄い膜で覆われており、この膜の上に磁性流体が
乗っている。
【0011】ハウジングは密閉されているので、磁性流
体が蒸発して消失することはない。磁性流体は選択的に
濡らす液体からなる薄い膜の上に乗っており、ハウジン
グの壁の表面を濡らすことはないので、磁石が動いても
ハウジングの表面に磁性流体の残留膜が残ることはな
い。この磁石は、二つの磁性流体リングにより永久的に
浮遊した状態であり、摩擦なしに滑動するが、時間が経
過しても性能が落ちることがない。
体が蒸発して消失することはない。磁性流体は選択的に
濡らす液体からなる薄い膜の上に乗っており、ハウジン
グの壁の表面を濡らすことはないので、磁石が動いても
ハウジングの表面に磁性流体の残留膜が残ることはな
い。この磁石は、二つの磁性流体リングにより永久的に
浮遊した状態であり、摩擦なしに滑動するが、時間が経
過しても性能が落ちることがない。
【0012】一つの実施態様においては、磁性流体との
相溶性がない非磁性流体がハウジングの中に入ってい
る。この非磁性流体がハウジングの壁を濡らし、表面が
形成されて、非磁性流体からなる薄い膜の上に磁性流体
が乗ることとなる。この非磁性流体は、低い粘性を有す
るように選択されて、その結果、磁性流体の入った従来
技術による装置よりも早い応答速度を磁石が持つことと
なる。
相溶性がない非磁性流体がハウジングの中に入ってい
る。この非磁性流体がハウジングの壁を濡らし、表面が
形成されて、非磁性流体からなる薄い膜の上に磁性流体
が乗ることとなる。この非磁性流体は、低い粘性を有す
るように選択されて、その結果、磁性流体の入った従来
技術による装置よりも早い応答速度を磁石が持つことと
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】図3に図示されているように、気
密性のハウジング2の中に軸方向に分極された永久磁石
3と非磁性の流体7が入っている。磁石3は、この磁石
の両端に形成された磁性流体リング1と4、及び磁性流
体により形成された浮力によりハウジング2の中に浮遊
している。リング1と4は、磁石3により形成された磁
場により磁石3の両端のところで保持されている。しか
しながら、ハウジング2は十分大きくて、磁性流体リン
グ1と4により磁石3の両端と非磁性ハウジング2の壁
との間がシールされることはなく、このハウジング2は
ガラスあるいはプラスチックで作られることもある。従
って、磁石3が動いても、液体7は磁石3の周りを自由
に動くこととなる。
密性のハウジング2の中に軸方向に分極された永久磁石
3と非磁性の流体7が入っている。磁石3は、この磁石
の両端に形成された磁性流体リング1と4、及び磁性流
体により形成された浮力によりハウジング2の中に浮遊
している。リング1と4は、磁石3により形成された磁
場により磁石3の両端のところで保持されている。しか
しながら、ハウジング2は十分大きくて、磁性流体リン
グ1と4により磁石3の両端と非磁性ハウジング2の壁
との間がシールされることはなく、このハウジング2は
ガラスあるいはプラスチックで作られることもある。従
って、磁石3が動いても、液体7は磁石3の周りを自由
に動くこととなる。
【0014】ハウジング2には、磁性流体リング1と4
とは相溶性のない非磁性の液体7が入っている。磁性流
体を取り囲む担体用の液体は、リング1や4のところに
ある磁性流体とは混合することもなく、化学反応を起こ
すこともない。従って、磁性流体のコロイド安定性と物
理特性は、液体7と接触しても変化することがない。こ
の非磁性の液体7は、ハウジング2の内部壁を選択的に
濡らし、その結果、リング1と4とのところにある磁性
流体が非磁性液体7からなる薄い膜の上に乗ることとな
るが、そうでない場合には、薄い膜で覆われていないハ
ウジングの壁に磁性流体が付着することとなる。別の方
法では、濡れることのない別の膜をハウジングの内部壁
の表面に使用することもできる。このような材料には、
例えば、TEFLONやその他適当な潤滑剤がある。
とは相溶性のない非磁性の液体7が入っている。磁性流
体を取り囲む担体用の液体は、リング1や4のところに
ある磁性流体とは混合することもなく、化学反応を起こ
すこともない。従って、磁性流体のコロイド安定性と物
理特性は、液体7と接触しても変化することがない。こ
の非磁性の液体7は、ハウジング2の内部壁を選択的に
濡らし、その結果、リング1と4とのところにある磁性
流体が非磁性液体7からなる薄い膜の上に乗ることとな
るが、そうでない場合には、薄い膜で覆われていないハ
ウジングの壁に磁性流体が付着することとなる。別の方
法では、濡れることのない別の膜をハウジングの内部壁
の表面に使用することもできる。このような材料には、
例えば、TEFLONやその他適当な潤滑剤がある。
【0015】液体7には多様なタイプの非磁性の液体を
使用することが可能である。水は好ましい液体である
が、しかし、水の凍結温度が高い(0℃)ので、凍結温
度が−89℃であるイソプロピルアルコール等のアルコ
ールであればどれでも良いが、このようなアルコールと
水とを混合することが好ましい。センサーの温度範囲を
このようにして実質的により低い温度まで広げることが
可能である。水は、典型的な磁性流体の担体用液体とは
相溶性がない。このような担体用液体は、過フルオロポ
リエーテルとして化学的に知られている低分子量のフル
オロカーボンによる液体であることもある。
使用することが可能である。水は好ましい液体である
が、しかし、水の凍結温度が高い(0℃)ので、凍結温
度が−89℃であるイソプロピルアルコール等のアルコ
ールであればどれでも良いが、このようなアルコールと
水とを混合することが好ましい。センサーの温度範囲を
このようにして実質的により低い温度まで広げることが
可能である。水は、典型的な磁性流体の担体用液体とは
相溶性がない。このような担体用液体は、過フルオロポ
リエーテルとして化学的に知られている低分子量のフル
オロカーボンによる液体であることもある。
【0016】ハウジング2は密閉されているので、磁性
流体の担体が蒸発により消失することはない。更に、磁
石3が動いても、磁性流体リング1や4から磁性流体が
ハウジング1の表面に付いて磁性流体からなる膜が残留
することはない。磁石3は、二つの磁性流体リング1と
4とにより永久的に浮遊しており、時間が経過しても性
能が低下することはない。
流体の担体が蒸発により消失することはない。更に、磁
石3が動いても、磁性流体リング1や4から磁性流体が
ハウジング1の表面に付いて磁性流体からなる膜が残留
することはない。磁石3は、二つの磁性流体リング1と
4とにより永久的に浮遊しており、時間が経過しても性
能が低下することはない。
【0017】図4には、センサー用磁石の位置を感知す
るためのメカニズムが図示されている。磁性流体センサ
ー組立品は、図3に図示されたのと同じように本願発明
の原理に従って製造されており、これには、磁石3の両
端のところにある磁性流体リング1と4とにより、気密
性を維持できるように封止されたハウジング2の中に浮
遊している永久磁石3が含まれている。ハウジング2に
は、リング1と4のところにある磁性流体とは相溶性の
ない非磁性の液体7が入っている。図4には、ハウジン
グ2の周囲に配置された誘導コイル8が図示されてお
り、この誘導コイル8がセンサーの磁石3の位置を感知
する。センサーの組立部品の中にある磁石の位置によ
り、コイル8のインダクタンスが影響され、このことに
より、磁石3の位置に依存する電気シグナルが発生す
る。このシグナルを従来方法で電気的に処理することに
より、ハウジング2の振動レベルや傾斜角度に関する情
報が得られる。
るためのメカニズムが図示されている。磁性流体センサ
ー組立品は、図3に図示されたのと同じように本願発明
の原理に従って製造されており、これには、磁石3の両
端のところにある磁性流体リング1と4とにより、気密
性を維持できるように封止されたハウジング2の中に浮
遊している永久磁石3が含まれている。ハウジング2に
は、リング1と4のところにある磁性流体とは相溶性の
ない非磁性の液体7が入っている。図4には、ハウジン
グ2の周囲に配置された誘導コイル8が図示されてお
り、この誘導コイル8がセンサーの磁石3の位置を感知
する。センサーの組立部品の中にある磁石の位置によ
り、コイル8のインダクタンスが影響され、このことに
より、磁石3の位置に依存する電気シグナルが発生す
る。このシグナルを従来方法で電気的に処理することに
より、ハウジング2の振動レベルや傾斜角度に関する情
報が得られる。
【0018】図5には、ホール効果素子9及び10によ
りセンサーの磁石3の位置を感知する実施態様が図示さ
れている。この場合には、磁石3により磁場に生じた変
化を検出するための従来方法が使用され、これにより磁
石3の位置が決定される。
りセンサーの磁石3の位置を感知する実施態様が図示さ
れている。この場合には、磁石3により磁場に生じた変
化を検出するための従来方法が使用され、これにより磁
石3の位置が決定される。
【0019】実際の組立品のハウジング2として、長さ
が40mm、外径が8mm、内径が6mmのガラス製チ
ューブを使ってテストした。ハウジングのチューブ2の
一端は閉じられていた。非磁性の液体7は、非イオン化
水とイソプロパノールを体積比率50/50で混合した
ものであった。磁石3は、軸方向に分極された棒状のA
lnico 5という磁石で、その長さは11mmで、
直径は2.5mmであった。リング1と4の磁性流体
は、フルオロカーボンをベースにした磁性流体でその磁
化が325ガウスであり、27℃での粘性が5cp未満
の磁性流体であった。
が40mm、外径が8mm、内径が6mmのガラス製チ
ューブを使ってテストした。ハウジングのチューブ2の
一端は閉じられていた。非磁性の液体7は、非イオン化
水とイソプロパノールを体積比率50/50で混合した
ものであった。磁石3は、軸方向に分極された棒状のA
lnico 5という磁石で、その長さは11mmで、
直径は2.5mmであった。リング1と4の磁性流体
は、フルオロカーボンをベースにした磁性流体でその磁
化が325ガウスであり、27℃での粘性が5cp未満
の磁性流体であった。
【0020】ハウジング・チューブ2は、水とイソプロ
パノールを50/50で混合した混合物7で2回最初に
洗浄した後、次に、その中に、水とイソプロパノールを
50/50で混合した混合物7を入れた。磁石3は、こ
の混合物7で洗った。磁石3は、不純物を除去するため
にヘプタンとイソプロパノールで洗浄し、次に、チュー
ブ2の中に入れた。マイクロ・ピペットを使って、約2
5マイクロリットルの磁性流体を磁石のそれぞれの分極
された端に加えた。次に、チューブ2の開放端をプラグ
で塞いだ。しかしながら、混合物7が膨張しても良いよ
うにチューブ2の中には小さな気泡を残した。
パノールを50/50で混合した混合物7で2回最初に
洗浄した後、次に、その中に、水とイソプロパノールを
50/50で混合した混合物7を入れた。磁石3は、こ
の混合物7で洗った。磁石3は、不純物を除去するため
にヘプタンとイソプロパノールで洗浄し、次に、チュー
ブ2の中に入れた。マイクロ・ピペットを使って、約2
5マイクロリットルの磁性流体を磁石のそれぞれの分極
された端に加えた。次に、チューブ2の開放端をプラグ
で塞いだ。しかしながら、混合物7が膨張しても良いよ
うにチューブ2の中には小さな気泡を残した。
【0021】
【発明の効果】上述のようにして組み立てたものを非相
溶性の混合物7により磁性流体のコロイド安定性が影響
を受けるかどうかを判断するために6ヶ月間に亘ってテ
ストした。この組立品は、時間の経過と共に磁性流体と
混合物7とが相互に混合するかどうかを判断するための
観察も行った。更に実験を重ねて、チューブの壁の表面
に磁性流体からなる薄い膜が磁石の動きにより残るかど
うかを評価した。しかしながら、この組立品では、この
ような問題は何も起こらないことが判った。磁石は、こ
のテスト期間の終わりでも、テスト期間の最初の日と全
く同様に振動に対して応答した。
溶性の混合物7により磁性流体のコロイド安定性が影響
を受けるかどうかを判断するために6ヶ月間に亘ってテ
ストした。この組立品は、時間の経過と共に磁性流体と
混合物7とが相互に混合するかどうかを判断するための
観察も行った。更に実験を重ねて、チューブの壁の表面
に磁性流体からなる薄い膜が磁石の動きにより残るかど
うかを評価した。しかしながら、この組立品では、この
ような問題は何も起こらないことが判った。磁石は、こ
のテスト期間の終わりでも、テスト期間の最初の日と全
く同様に振動に対して応答した。
【0022】上記の組立品は、水銀をベースにしたセン
サーを代替する振動センサーとしてもテストしたが、好
ましい代替物であることが判明した。
サーを代替する振動センサーとしてもテストしたが、好
ましい代替物であることが判明した。
【0023】この組立品に組み込まれた磁石は、水銀の
高い導電性と同様に高い導電性を呈するものであり、粘
性が低くて非相溶性の液体が存在する場合に磁石が磁性
流体リングにより浮遊しているので、水銀スラグに見ら
れる低摩擦の動きと同様に磁石も動くこととなる。
高い導電性と同様に高い導電性を呈するものであり、粘
性が低くて非相溶性の液体が存在する場合に磁石が磁性
流体リングにより浮遊しているので、水銀スラグに見ら
れる低摩擦の動きと同様に磁石も動くこととなる。
【0024】本願発明は、数々の好ましい実施態様に関
して上記のように図示され、かつ、記載されているが、
上記の形態及び詳細部分並びにそれらをその他変更した
ものは、本願発明の主旨と範囲を超えることなく当業者
によって成し得るものである。
して上記のように図示され、かつ、記載されているが、
上記の形態及び詳細部分並びにそれらをその他変更した
ものは、本願発明の主旨と範囲を超えることなく当業者
によって成し得るものである。
【0025】例えば、ハウジングと磁石は、円筒形の形
状を有しているとして記載されているが、これらの部品
は断面がその他の形状となることもあり得る。このよう
に変更されたもの及びその他の変更されたことが明らか
なものは以下の特許請求の範囲に含まれるものとする。
状を有しているとして記載されているが、これらの部品
は断面がその他の形状となることもあり得る。このよう
に変更されたもの及びその他の変更されたことが明らか
なものは以下の特許請求の範囲に含まれるものとする。
【図1】センサー用磁石を浮遊させるために磁性流体の
入った従来技術による磁性流体センサー組立品の模式図
である。
入った従来技術による磁性流体センサー組立品の模式図
である。
【図2】センサー用磁石を浮遊させるために磁性流体リ
ングを活用する従来技術による他の一つの磁性流体セン
サー組立品の模式図である。
ングを活用する従来技術による他の一つの磁性流体セン
サー組立品の模式図である。
【図3】粘性の低い液体が入ったハウジングの中にセン
サーの磁石を浮遊させるために磁性流体リングを活用す
る本願発明の原理に従って製造された磁性流体センサー
組立品の模式図である。
サーの磁石を浮遊させるために磁性流体リングを活用す
る本願発明の原理に従って製造された磁性流体センサー
組立品の模式図である。
【図4】本願発明の原理に従って製造された磁性流体セ
ンサー組立品の模式図であり、この模式図には誘導コイ
ルによりセンサー用磁石の位置を感知するところが図示
されている。
ンサー組立品の模式図であり、この模式図には誘導コイ
ルによりセンサー用磁石の位置を感知するところが図示
されている。
【図5】本願発明の原理に従って製造された磁性流体セ
ンサー組立品の模式図であり、この模式図にはホール効
果を使った装置によりセンサーの磁石の位置を感知する
ところが図示されている。
ンサー組立品の模式図であり、この模式図にはホール効
果を使った装置によりセンサーの磁石の位置を感知する
ところが図示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01F 1/44 H01F 1/28
Claims (19)
- 【請求項1】 内側の大きさがある内部壁を有し、前記
内部壁が磁性流体により濡れることのない材料で覆われ
ている気密性ハウジングと;磁場を発生させるための磁
極を有する永久磁石で、前記磁石がハウジングの中で移
動できる永久磁石と;上記磁極のところに配置された磁
性流体リングで、前記磁性流体リングは上記磁場により
一定の箇所に保持された磁性流体を有し、上記内部壁の
内側の大きさよりも小さな外側のサイズを有し、その結
果、上記磁極と上記ハウジングとの間が上記磁性流体リ
ングによりシールされない磁性流体リングと;上記ハウ
ジングの中の上記磁石の位置を検出する検出器;とを有
する磁性流体センサ。 - 【請求項2】 濡れることのない材料でできた上記ハウ
ジングに上記磁性流体とは非相溶性の液体が入っている
ことを特徴とする請求項1記載の磁性流体センサー。 - 【請求項3】 上記の濡れることのない材料が上記ハウ
ジングの内部壁に付着した上記液体の層を有することを
特徴とする請求項2記載の磁性流体センサー。 - 【請求項4】 上記磁性流体が粘性を有する担体用液体
の中に浮遊した磁性粒子から構成されており、かつ、上
記非磁性の液体が上記磁性流体の粘性よりも低い粘性を
有していることを特徴とする請求項2記載の磁性流体セ
ンサー。 - 【請求項5】 上記磁石が二つの磁極を有し、磁性流体
リングが前記二つの磁極のそれぞれの箇所に配置されて
いることを特徴とする請求項1記載の磁性流体センサ
ー。 - 【請求項6】 上記磁石が円形状の断面を有することを
特徴とする請求項1記載の磁性流体センサー。 - 【請求項7】 上記ハウジングが円形状の断面を有する
ことを特徴とする請求項1記載の磁性流体センサー。 - 【請求項8】 上記検出器が上記ハウジングの周囲に誘
導コイルを少なくとも一つ有していることを特徴とする
請求項1記載の磁性流体センサー。 - 【請求項9】 上記検出器がホール効果によるセンサー
を少なくとも一つ有することを特徴とする請求項1記載
の磁性流体センサー。 - 【請求項10】 上記検出器が光学式であることを特徴
とする請求項1記載の磁性流体センサー。 - 【請求項11】 内側の大きさを有する気密性ハウジン
グと;磁場を発生するために両端を有し、かつ、上記ハ
ウジングの中で移動可能な永久磁石と;磁石のそれぞれ
の端の箇所に配置された磁性流体リングで、上記磁性流
体リングのそれぞれが上記磁場により一定の位置に保持
された磁性流体から構成されており、かつ、上記ハウジ
ングの内側の大きさよりも小さなサイズを有することに
より上記磁性流体リングにより上記磁石の両端と上記ハ
ウジングとの間がシールされない磁性流体リングと;上
記磁性流体とは非相溶性の非磁性液体と;上記ハウジン
グの中の上記磁石の位置を検出する検出器;とを有する
磁性流体センサー。 - 【請求項12】 上記磁性流体が粘性を有する担体用液
体の中に浮遊した磁性粒子から構成されており、かつ、
上記非磁性の液体が上記磁性流体の粘性よりも実質的に
低い粘性を有していることを特徴とする請求項11記載
の磁性流体センサー。 - 【請求項13】 担体用液体が低分子量の過フルオロポ
リエーテルから構成されていることを特徴とする請求項
11記載の磁性流体センサー。 - 【請求項14】 上記磁石が好ましくは円形状の断面を
有しているを特徴とする請求項11記載の磁性流体セン
サー。 - 【請求項15】 上記ハウジングが好ましくは円形状の
断面を有していることを特徴とする請求項11記載の磁
性流体センサー。 - 【請求項16】 上記検出器が上記ハウジングの周囲に
誘導コイルを少なくとも一つ有することを特徴とする請
求項11記載の磁性流体センサー。 - 【請求項17】 上記検出器がホール効果によるセンサ
ーを少なくとも一つ有することを特徴とする請求項11
記載の磁性流体センサー。 - 【請求項18】 上記検出器が光学的検出器を有するこ
とを特徴とする請求項11記載の磁性流体センサー。 - 【請求項19】 上記非磁性の液体が水とアルコールと
の混合物であることを特徴とする請求項11記載の磁性
流体センサー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/799,121 | 1997-02-11 | ||
US08/799,121 US5780741A (en) | 1997-02-11 | 1997-02-11 | Sensor employing a sliding magnet suspended on ferrofluid |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10239096A true JPH10239096A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=25175086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10046293A Withdrawn JPH10239096A (ja) | 1997-02-11 | 1998-02-10 | 磁性流体センサー |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5780741A (ja) |
EP (1) | EP0857945B1 (ja) |
JP (1) | JPH10239096A (ja) |
DE (1) | DE69816680T2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008209234A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Nohmi Bosai Ltd | 加速度センサ |
JP2008209235A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Nohmi Bosai Ltd | 加速度センサ |
CN109738051A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-05-10 | 重庆工商大学 | 一种磁流变液自适应超声传感器及检测方法 |
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- 1998-01-26 DE DE69816680T patent/DE69816680T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-02-10 JP JP10046293A patent/JPH10239096A/ja not_active Withdrawn
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