JPH10239031A - 三次元計測装置 - Google Patents

三次元計測装置

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JPH10239031A
JPH10239031A JP9046712A JP4671297A JPH10239031A JP H10239031 A JPH10239031 A JP H10239031A JP 9046712 A JP9046712 A JP 9046712A JP 4671297 A JP4671297 A JP 4671297A JP H10239031 A JPH10239031 A JP H10239031A
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Shinichiro Hattori
眞一郎 服部
Nobuyuki Watanabe
伸之 渡辺
Yoshitaka Miyoshi
義孝 三好
Hideyuki Shoji
秀幸 正治
Katsuya Ono
勝也 小野
Akira Kusumoto
晃 楠元
Akira Murata
晃 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動きのある被写体の場合でも、三次元計測を
精度良く行うことができる三次元計測装置を提供する。 【解決手段】 レーザアレイ33における水平方向に配
列された各レーザは周波数多重変調器35によりそれぞ
れ異なる周波数で多重化されて発光し、AOD36で垂
直方向に走査された後、内視鏡2のイメージガイド3
1、投光レンズ45を介して被写体50面にライン状に
投影され、その反射光は対物レンズ46、イメージガイ
ド32等を経て垂直方向にファイバを重ねてテープ状に
したテープ状ファイバ束48(i)をさらに水平方向に
積層したテープ状ファイバ束アレイ48を用いた測定光
検知手段により高速に検知することにより、三次元形状
を表示する。一度にライン状の測定光を被写体に投影す
るので、二次元的広がりがある被写体に対し、動きがあ
る場合での精度良く計測できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被写体に対する三次
元計測を行う三次元計測装置に係り、更に詳しくは医用
内視鏡に応用した場合には生体内の形状を計測可能で、
あるいは工業用内視鏡に応用した場合には水道管、ガス
管、複雑な機械の内部の形状を計測することができるも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来は計測対象に測定光として、スポッ
ト光或いはスリット光を投影し、測定対象の凹凸によっ
てそれらの光がどのようにずれるかをテレビカメラ等の
撮像手段で検知し、そのずれ量から三次元計測を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法ではテレビカメラの1フレーム或いはフィールド画像
当たり1点のスポット光或いは1本のスリット光の計測
しかできず、リアルタイムで計測対象全面の計測を行う
ことが出来なかった。
【0004】さらに特公平ー16608号公報のごと
く、点滅するライン光を走査しながら測定対象に投影
し、そのずれ量を複数の受光素子で高速に検知する提案
もあるが、この場合でも例えば256本のライン光の分
解能を得るにはスキャンを8回行わなければならず、被
写体に動きがある場合、実用的ではなかった。
【0005】また、アレイ状の光源をそれぞれ独立の変
調信号で変調し、検出系でその変調信号を弁別して、光
源の位置と検出系の画素あるいはラインの位置関係から
三角測量法の原理により、光切断で三次元形状の計測を
行う装置はすでに特開平8−178632で開示されて
いるが、これらの方式だと光源の数と変調信号源の数が
同じでなければならない。
【0006】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、動きのある被写体の場合でも、三
次元計測を精度良く行うことができる三次元計測装置を
提供することを第1の目的とする。
【0007】また、測定の分解能を容易に上げることが
できる三次元計測装置を提供することを第2の目的とす
る。
【0008】さらに、感度を保ったまま、通常の撮像素
子を用いて三次元計測を行うことができる三次元計測装
置を提供することを第3の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】光の波長及び光の強度変
調の少なくとも一方の組み合わせによって空間コーディ
ングされた測定光を被写体に照射する測定光照射手段
と、被写体像から測定光を検知する測定光検知手段と、
該測定光検知手段の出力を用いて被写体の三次元形状を
計算する三次元形状計算手段と、を設けることにより、
被写体像から測定光を検知することによって空間コーデ
ィングされて測定光が照射された部分に対する三次元位
置情報を一度に検出すること等ができ、動きのある被写
体の場合でも三次元計測を精度良く行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1に示すように本発明の第1の
実施の形態の三次元計測内視鏡装置1は、管腔内に挿通
される挿入部6を備えた内視鏡2と、この内視鏡2に可
視光による照明光を供給する光源装置3と、内視鏡2に
計測光を供給すると共に、この計測光の被写体での反射
光を受光して三次元計測を行う三次元計測装置4と、三
次元計測された被写体像を表示するディスプレイ5とを
有する。
【0011】内視鏡2は管腔内に挿通される可撓性を有
する挿入部6と、この挿入部6の後端に設けられた操作
部7と、この操作部7の後端に設けられた接眼部8と、
操作部7から延出されたユニバーサルケーブル9とを有
し、このユニバーサルケーブル9の端部には光源装置3
に着脱自在の第1のコネクタと、三次元計測装置4に着
脱自在の第2のコネクタとが設けてある。
【0012】光源装置3内にはランプ駆動回路13によ
り発光駆動されるランプ14が内蔵され、このランプ1
4で発光された白色光は集光レンズ15で集光されて照
明光伝送用ライトガイド16の光入射端に供給される。
この白色光はユニバーサルケーブル9、操作部7、挿入
部6を挿通された照明光伝送用ライトガイド16により
伝送され、挿入部6の先端部17に固定された先端面か
らさらに観察照明用レンズ18を介して拡開して出射さ
れ、体腔内の患部等の被写体50側を照明する。
【0013】硬質の先端部17には観察照明用レンズ1
8が取り付けられた照明窓に隣接して観察窓が設けら
れ、この観察窓には観察用対物レンズ19が取り付けて
あり、その結像位置に照明された被写体の光学像を結
ぶ。この結像位置には観察用イメージガイド21の先端
面が配置され、この観察用イメージガイド21によって
光学像はその後端面に伝送される。
【0014】この後端面が位置する付近の接眼部8には
前記後端面に対向して接眼レンズ22が設けてあり、こ
の接眼レンズ22を介して観察用イメージガイド21に
よって伝送された光学像を肉眼で観察することができ
る。
【0015】また、この内視鏡2には照明光伝送用ライ
トガイド16と同様に挿入部6、操作部7、ユニバーサ
ルケーブル9内に測定光伝送用イメージガイド31及び
形状測定用イメージガイド32とが挿通され、それぞれ
ユニバーサルケーブル9の端部の光入射端と光出射端と
が三次元計測装置4に接続される。2つの測定光伝送用
イメージガイド31及び形状測定用イメージガイド32
は例えば同じファイバを多数規則的に配列した特性等が
等しいイメージガイドで形成されている。
【0016】三次元計測装置4はレーザ光を走査するレ
ーザ光走査手段30を有し、このレーザ光走査手段30
は複数のレーザ33−i(i=1,2,…,n)を例え
ば水平方向に配置して形成したレーザアレイ33を有す
る。
【0017】このレーザアレイ33のレーザ33−iは
直流電源(DC電源)34と周波数多重変調器35で同
時に発光駆動され、水平方向にライン状のレーザスポッ
ト列となる。なお、測定光となるレーザ33−jは例え
ば非可視光にして、肉眼で観察する場合に影響しないよ
うにしても良い。また、測定光の強度が大きい場合には
接眼レンズ22に測定光をカットするフィルタを設ける
と良い。
【0018】ここで各レーザ33−iをそれぞれ異なる
周波数で変調すると、レーザアレイ33のアレイ数だけ
の多数の発振器が必要となるので、後述するように周波
数多重変調器35は変調周波数を多重化することによ
り、発振器の数を大幅に減らすようにしている。
【0019】各レーザ33−iのレーザ光を音響光学偏
向器(以下、AODと略記)36を通して垂直方向に走
査する垂直走査を行い、レンズ37により測定光伝送用
イメージガイド31の入射端にその端面に垂直に入射さ
せるようにしている。
【0020】つまり、レーザアレイ33からのレーザ光
はレーザ33iの配列方向となる水平方向に垂直な垂直
方向に偏向を行うための手段によって、測定光伝送用イ
メージガイド31への垂直方向の入射位置を走査する。
【0021】偏向手段としては、ポリゴンミラー、ガル
バノスキャンミラーあるいは、PdMo04、LiNb
03、GaP等の音響光学偏向器(AOD)などがあ
る。図1の具体例ではAOD36を用いている。
【0022】この走査手段においてはレーザアレイ33
の光の垂直方向の位置を規定する走査を行うAOD36
とそれを駆動する信号源用となる電圧制御発振器(VC
Oと略記)38から垂直方向の偏向角度の情報を得るこ
とができる。
【0023】ここで、レンズ37をf−θレンズとすれ
ばビームの偏向角度はそのまま結像面の位置情報と線形
に対応するので、VCO38の駆動DC電圧によりスポ
ット光のイメージガイド31の入射端面における垂直方
向の照射位置(入射位置)を与える。このVCO38の
駆動DC電圧はA/D変換するA/D変換器39を介し
て後述するレーザスポットを検出するレーザスポット検
出回路53に入力される。
【0024】測定光伝送用イメージガイド31の先端面
は挿入部6の先端部17に取り付けられ、この先端面に
対向して測定光投光レンズ45が設けてある。そして、
この測定光伝送用イメージガイド31により伝送された
光はこの測定光投光レンズ45を通して被写体に投影さ
れる。
【0025】先端部17にはこの測定光投光レンズ45
に隣接して形状測定用対物レンズ46が設けてあり、こ
の形状測定用対物レンズ46は測定光投光レンズ45に
より被写体面に投影されたレーザスポットの位置をその
結像位置に配置された形状測定用イメージガイド32の
先端面に結像させるものである。
【0026】そして、この形状測定用イメージガイド3
2によりその後端面の光出射端に伝送される。この光出
射端に対向して結像レンズ47が配置され、この結像レ
ンズ47によってその結像位置に配置されたテープ状フ
ァイバ束アレイ48に結像される。
【0027】テープ状ファイバ束アレイ48はテープ状
ファイバ束48(1)〜48(n)で形成され、光入射
端となる一方の端部ではこれらのテープ状ファイバ束4
8(1)〜48(n)は積層に配置した構造で、図2の
ように例えば正方形状の端面となっている。
【0028】また、光出射端となる他端側は図1に概略
で示すように縦列がそれぞれ例えば丸く束ねられて分離
され、各端面に対向して配置された光電変換素子49
(i)(i=1,2,…,n)により、各端面から出射
される光を検出する。
【0029】つまり、テープ状のファイバ束48(i)
の入射端は例えば図2に示すように配列され、各縦方向
の1列で検出された光を他端側に対向して配置した例え
ば同一の点検出型の光電変換素子49(i)で検出する
ようになっている。
【0030】本実施の形態ではレーザアレイ33により
測定光投光レンズ45を介してライン状に投影されるレ
ーザスポット列が例えば水平方向であると、そのレーザ
スポット列を形状測定用イメージガイド32における前
記水平方向と直交する垂直方向のファイバ位置で検出す
るようにしている。
【0031】このため、形状測定用イメージガイド32
の光入射端面と光出射端面とでのファイバの配列が同じ
であるとすると、光出射端面で垂直方向に各テープ状に
ファイバを配列させ、水平方向に積層したテープ状ファ
イバ束アレイ48で検出するようにしている。
【0032】光電変換素子49(i)の出力はそれぞれ
フィルタバンク51(i)を通して多重化した周波数成
分を検出した後、コーディング検出手段52に入力され
る。このコーディング検出手段52で周波数コーディン
グが検出された後、レーザスポット位置検知回路53に
入力される。
【0033】このレーザスポット位置検知回路53には
VCO38の駆動DC電圧がA/D変換器39を介して
入力される。そして、その駆動DC電圧が垂直方向のど
の走査位置に対応するかの情報を参照してレーザスポッ
ト検知回路53はレーザスポット位置を検出する。
【0034】このレーザスポット検知回路53の出力は
高さ情報計算回路54に入力され、高さが算出される。
この高さ計算回路54の出力はフレームメモリ55に一
時記憶される。このフレームメモリ55には接眼部8に
テレビカメラ56が装着された場合には観察画像処理装
置57を介して観察画像信号がフレームメモリ55に入
力される。そして、ビデオ信号生成回路58を経てビデ
オ信号が生成され、ディスプレイ5には観察画像と共
に、三次元形状が左右に隣接する等して表示される。
【0035】本実施の形態における周波数多重変調器3
5は例えば図3に示すようにレーザアレイ33に接続し
ている。ここでは簡単のためにレーザアレイ33を構成
するレーザ素子(単にレーザという)の数を2の4乗−
1(=15)個とし、33ー1〜33ー15で示す。こ
の場合には、周波数多重変調器35は4個の変調器61
ー1,61ー2,61ー3,61ー4を有し、変調周波
数はそれぞれf1,f2,f3,f4である。
【0036】これらは図3に示すとおりに15個の積算
器62ー1〜62ー15と接続しており、その混合信号
は15個のBias−Tに接続する等してDC電源34
のDC信号が重畳されて各レーザ33−j(j=1,
2,…,15)を発光駆動する。
【0037】図3に示した例では例えば1番目のレーザ
33ー1は4個の周波数の全てで変調され、5番目のレ
ーザ33ー5はf1,f3,f4で変調していることに
なる。このようにレーザアレイ33のレーザ33−jの
位置と変調周波数の種類の対応づけをすると図4の様に
なる。
【0038】レーザ33−jをそれぞれ異なる周波数で
変調すると、レーザアレイ33のアレイ数だけの発振器
が必要になるので、本実施の形態では多重化して変調周
波数の組み合わせによる周波数コーディングを行うこと
により、発振器の数を大幅に減らすようにしている。
【0039】ここで、水平方向にレーザアレイ33が配
置されているとして、図4では簡単化のため、一部のレ
ーザのみに符号を付けている。、レーザにある周波数の
変調器が接続していればそれをONで表しバイナリコー
ドでは「1」とする。
【0040】このような規則によれば1番目のレーザ3
3ー1は{1,1,1,1}であり、5番目のレーザ3
3ー5は{1,0,1,1}となる。このようにしてレ
ーザアレイ33の水平方向の位置を規定するこの方式を
以下では変調周波数コーディングを呼ぶことにする。
【0041】また、光電変換素子49(i)の出力信号
が入力されるフィルタバンク51(i)の構成及び変調
周波数コーディング検出手段52の構成を図5に示す。
【0042】フィルタバンク51(i)は前述の変調周
波数,f1,f2,…,に対応する4種類の狭帯域のバ
ンドパスフィルタ65ー1、65ー2、65ー3、65
ー4により構成される。
【0043】コーディング検出手段52はそれぞれの変
調周波数成分の有無を検出するため、各バンドパスフィ
ルタ65−k(k=1,…,4)の出力を比較器66−
kで基準レベルと比較し、バイナリレベルすなわち1,
0のコードとして表して出力する。なお、ここでは2進
法のバイナリコーディングを用いたが、この他の例えば
グレーコード8者2択等のコードを用いても良い。
【0044】レーザスポット検出回路53ではこのバイ
ナリコードが判れば、ある光電変換素子49(i)に入
射した光がライン光のどの位置から照射されたかがわか
るようにしてある。このバイナリコードに対応する投光
光学系の位置情報と、バイナリコードの光が入射した光
電変換素子49(i)の位置情報を高さ情報計算回路5
4に入力し、後述する方式に従って物体表面の高さ情報
を計算する。その結果を各画素位置と高さ情報を対応づ
けてフレームメモリ55に記録する。
【0045】また、三次元の形状計測と同時に、物体表
面の観察像を得る。そのために前述のようにランプ14
の光(白色光)をファイバ12で伝送し物体表面に照射
する。このときランプ14の光は無変調なので、上述の
三次元形状検出系にたいして影響を及ぼさない。
【0046】観察像はイメージガイド21を通して接眼
レンズ22及びTVカメラ56を介して観察画像処理装
置57に導かれる。このようにして得られた観察像とフ
レームメモリ55の内容を対応づけておく。ディスプレ
イ5では三次元の形状情報と観察像の情報を表示する。
【0047】本実施の形態における測定原理は、通常の
光切断法の逆の発想によるものと考えると理解しやす
い。すなわち、物体表面に照射された光はスポット位置
に対応した元の像面での点が分かっていて、撮像系は縦
1ライン毎に単一の撮像素子で撮像しているので水平方
向にのみ分解能を持つものである。図6を参照してその
原理を説明する。
【0048】投光系のファイバの仮想的な像面および、
撮像系のファイバの仮想的な結像面は平行で水平方向を
Ex,垂直方向をEyとし、投光系および撮像系のレン
ズが同一の光軸の向きEzをもっているとする。
【0049】幾何学的な原点を投光用レンズの光学中心
F(0,0,0)とする。いま、投光系はj番目のライ
ンを投光しておりそのなかで左から3番目の点で前述の
変調周波数コーディングの方式を用いて4種類の多重周
波数変調によって(1,1,0,1)に周波数コーディ
ングされたポイントQ(X3,Yj ,Zo)を出射した
光が物体面Iで当たったスポットP(Xp ,Yp ,Zp
)が観察系でi番目のファイバ列に入射した状況を考
える。投光したビームはQとFを結ぶ直線QF上にある
のでその点の満たす条件は x/X3 =y/Yj =z/Zo (n.1) ここで、X3 は変調周波数コーディングの値から知るこ
とができる。Yj の値は投光しているライン光を垂直方
向に走査する手段より得られる。例えば音響光学偏向器
であればそれを駆動するVCOの電圧から得られ、ポリ
ゴンミラーであればエンコーダによって得られ、ガルバ
ノスキャナであればその駆動信号の位相から得られる。
【0050】Zoは投光系の光学中心Fと投光系の像面
の仮想的な距離によって規定されている。ここではZo
は固定と考えて良い。次に、i番目のファイバ列に結像
する光線はそのファイバ列と観察用のレンズの光学中心
M(Xm ,Ym ,Zm )を含む面Sに含まれる。ここで
光軸の向きと面Sのなす角をφとする。面Sの方程式は Xm −x=(Zm −z) tanφ (n.2) となる。ここで角度φは撮像レンズと撮像面の仮想的な
距離と、撮像レンズの主軸の通るファイバ列hとiのず
れより算出することができる。P(Xp ,Yp,Zp )
は直線QF上にありかつ面Sに含まれるため、二つの条
件を満たすことから Xp /X3 =Yp /Yj =Zp /Zo (n.3) Xm−Xp =(Zm−Zp ) tanφ (n.4) となる。これを解くと Xm−(Zp /Zo)X3 =(Zm−Zp ) tanφ (n.5) Zp (tanφ−X3 /Zo)=Zm tanφ−Xm (n.6) Zp =(Zm tanφ−Xm )/( tanφ−X3 /Zo) (n.7) Xp =(Zp /Zo)X3 =(Zm tanφ−Xm / Zotanφ−X3 )X3 =(Zm tan φ−Xm )/((Zo/X3 ) tanφ−1) (n.8) Yp =(Zp /Zo)Yj =(Zm tanφ−Xm )/(Zo tanφ−X3)Yj (n.9) となり点Pの座標を求めることができた。
【0051】すなわち、i番目のファイバ列の光を検出
する受光素子に入射した光の強度変調の変調周波数コー
ディングを前述のフィルタバンクを用いて分析し、その
変調周波数コーディングが(1,1,0,1)であれ
ば、投光光学系で左から3番目のファイバより出射した
スポット光に対応する物体表面の三次元情報は(n7,
n8,n9)で与えられる。
【0052】ここで、計測光は図6のx軸方向にライン
状にならんでそれぞれ異なる周波数コーディングをして
いる光を同時に物体表面に照射している。x軸方向にの
み分解能をもつ三次元形状測定系は各ファイバ列に入射
した光の強度変調の周波数コーディングを検知すること
により、上述と同様の方法でライン光が照射されている
位置の三次元形状を計測することができる。
【0053】本実施の形態は以下の効果を有する。
【0054】本実施の形態によれば、一次元的に配列さ
れたライン状のレーザアレイ33により、水平方向等に
ライン状の測定光を同時に発光し、それらの光をアレイ
の方向と垂直な方向に走査しているので、計測対象とな
る二次元的な領域としての被写体に対しても高速度で走
査でき、かつ前記アレイ方向と垂直な方向を各光検出素
子で検出することにより、位置検出できるようにしてい
るので、位置検出系を簡単な構成にでき、かつ高速で被
写体に対する三次元計測ができる。従って、動きがある
被写体の場合に対しても高い精度で三次元計測ができ、
精度良く被写体の三次元形状を表示できる。
【0055】また、本実施の形態によれば、m個の変調
器をもって最大2のm乗個の変調周波数コーディングを
行うことができ、また検出系においてはm個のバンドパ
スフィルタで2のm乗個の変調周波数コーディングを復
調することができる。
【0056】従って、前出の従来例におけるアレイ状光
源の変調手段およびビームスポットの検出手段において
装置構成を簡略化することができ、またライン状の光を
同時に投光し並列に検出する特徴と利点を保持してい
る。
【0057】即ち、本実施の形態はアレイ状に配列した
光源(SemiconductorLaser,Lum
inescence Diode,Super Lum
inescence Diode)の各々を複数の交流
信号源の組み合わせの変調信号によって独立に変調する
変調手段を有し、このライン光を物体表面にライン光に
対して垂直方向に走査しながら照射する測定投光光学系
を有し、物体面に投影されたビームのスポット位置を画
像の1ラインに対して受光素子が1個対応するようにフ
ァイバで連結するような検出系を有し、交流信号の組み
合わせ(変調周波数コーティング)がアレイ状の光源の
位置を規定し、前述のライン毎の検出系は前述の交流信
号源の周波数に対応するフィルタバンクを備え、フィル
タバンクの各々のバンドパスフィルタの出力信号から前
述の変調周波数コーディングを検出し投光光学系のビー
ムの位置と検出系のラインの位置と対応付け、ライン状
の光を同時に投光し並列に検出する特徴とし、三角測量
の原理に基づく物体の高さ情報の計測を行うことを特徴
とする。
【0058】また、測定光の物体表面への投光と、物体
面のスポット位置の検出を、ファイババンドルのイメー
ジガイドを用いて上述の方式で物体の高さ情報を計測す
ることを特徴としている。
【0059】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図7を参照して説明する。図7に示す第2
の実施の形態の三次元計測内視鏡装置111は内視鏡1
12と、この内視鏡112に通常観察の照明光を供給す
ると共に、計測用照明光を供給する光源ユニット113
と、内視鏡112に装着され、三次元計測の撮像を行う
測定ヘッド114と、この計測ヘッド114の出力に対
する信号処理を行う三次元計測ユニット115と、この
三次元計測ユニット115の映像信号を表示するディス
プレイ116とからなる。
【0060】内視鏡112は細長の挿入部117とその
後端の操作部118と、この操作部118の後端に設け
られた接眼部119と、操作部118から延出されたラ
イトガイドケーブル120とを有し、このライトガイド
ケーブル120の端部を光源ユニット113に着脱自在
で接続することができる。
【0061】内視鏡112の挿入部117内には照明光
伝送用のライトガイド121が挿通され、このライトガ
イド121の後端の入射端はライトガイドケーブル12
0の端部に至る。この入射端には光源ユニット113内
のランプ駆動回路122のランプ駆動信号により発光す
るランプ123の白色光が集光レンズ124を介して入
射される。
【0062】この白色光はライトガイド121で伝送さ
れ、挿入部117の先端部125に取り付けられた先端
面からさらに照明レンズ126を介して前方に照射さ
れ、被写体側を照明する。
【0063】また、この内視鏡112にはライトガイド
121と同様に挿入部117からライトガイドケーブル
120にわたり、測定光伝送用のイメージガイド127
が挿通され、その端部となる入射端には測定光が入射さ
れる。
【0064】つまり、光源ユニット113内には複数
(具体例では5個)のランプ131−1,131−2,
…,131ー5が設けられ、各ランプ131ーk(k=
1,2,…,5)の前方の光路上にはコード板132ー
kが配置され、各ランプ131ーkの光をコーディング
する。
【0065】コード板132−kの具体例を図8(A)
〜(E)に示す。コード板132−1は黒部分で示す遮
光部と白部分で示す透過部とが横等の所定方向に2等分
した形状であり、コード板132−2はコード板132
−1の各遮光部と透過部とを前記所定方向にさらに遮光
部と透過部とに2等分した形状であり、コード板132
−3はコード板132−2の各遮光部と透過部とを前記
所定方向にさらに遮光部と透過部とに2等分した形状で
あり、コード板132−4はコード板132−3の各遮
光部と透過部とを前記所定方向にさらに遮光部と透過部
とに2等分した形状であり、コード板132−5はコー
ド板132−4の各遮光部と透過部とを前記所定方向に
さらに遮光部と透過部とに2等分した形状にしている。
【0066】図示では5ビットまでのライン状パターン
にして、それぞれランプ131−kの光を2値化コーデ
ィングしている。
【0067】各コード板132−kの前方の光路上には
それぞれ45°の角度でダイクロイックミラー133−
kが配置され、各コード板132−kを経た光を反射
し、この反射方向に対向する結像レンズ134等により
イメージガイド127の入射端面に入射させる。
【0068】この場合、結像レンズ134の光軸上にダ
イクロイックミラー133−1〜133ー5が一定間隔
等で重なるように配置されている。なお、各コード板1
32−kは結像レンズ134から等しい距離に設定され
ている。これらのダイクロイックミラー133−1〜1
33ー5の反射特性を図8(F)〜(J)に示す。
【0069】各ダイクロイックミラー133−kは狭帯
域の特定の波長λkの光を強く反射し、他の波長の光を
透過する。
【0070】図8(F)〜(J)の例では測定光は狭帯
域で可視光域より長波長(非可視光)の光、具体的には
赤外、或いは近赤外の光となる。なお、測定光の波長が
可視光域内でも、狭帯域ならば良い場合がある(この場
合には通常観察光側で、その測定光の波長が欠落するよ
うにするダイクロイックミラー142の特性をそのよう
に設定する)。
【0071】従って、具体的には、コード板132ーk
のコード(遮光部と透過部)の像が波長λkの光でそれ
ぞれイメージガイド127の入射端面に結ぶことにな
る。つまり、5個のコード板132−1〜132ー5の
コード模様が重畳或いは多重化されてイメージガイド1
27の入射端面に結ばれる。
【0072】このイメージガイド127の入射端面の像
はそれぞれイメージガイド127を形成するファイバで
先端面に伝送される。このイメージガイド127の先端
面は、先端部125に固定され、この先端面に対向して
配置された測定光投影用レンズ135により、被写体側
に投影される。
【0073】この先端部125には対物レンズ137が
設けてあり、被写体で反射された光により、結像位置に
被写体像を結ぶ。この結像位置には被写体像伝送用のイ
メージガイド138の先端面が配置され、先端面の像を
後端面に伝送する。
【0074】この後端面に対向して接眼部119には接
眼レンズ139が設けてあり、この接眼レンズ139を
介して白色光のもとで照明された被写体を肉眼で拡大し
て観察することができる。
【0075】この接眼部119に着脱自在の測定ヘッド
114には接眼レンズ139に対向してヘッドレンズ1
41が設けてあり、このヘッドレンズ141の光軸上で
後方に配置したダイクロイックミラー142及びこのダ
イクロイックミラー142の反射光軸上の通常観察用結
像レンズ143を介して通常観察用撮像素子144でダ
イクロイックミラー142で反射された像を撮像する。
【0076】また、ヘッドレンズ141の光軸上で、ダ
イクロイックミラー142の後方位置には5個のダイク
ロイックミラー145ー1〜145ー5が順次配置さ
れ、各ダイクロイックミラー145ーkの反射光軸上に
はそれぞれ撮像素子146ーkが配置されている。
【0077】これらダイクロイックミラー145ー1〜
145ー5の反射特性を図8(K)〜(O)に示す。つ
まり、ダイクロイックミラー145ー1〜145ー5の
反射特性は、ダイクロイックミラー133−1〜133
ー5の反射特性と同じである。
【0078】また、ダイクロイックミラー145ー5の
後方位置にはヘッド接眼レンズ147が設けてあり、通
常観察光での照明の下での被写体像を観察者は肉眼で観
察することができるようにしている。
【0079】なお、ダイクロイックミラー142の反射
特性を図8(P)に示す。このダイクロイックミラー1
42は可視光域を選択的に反射する。ヘッド接眼レンズ
147を介して肉眼でも観察可能にしているので、ダイ
クロイックミラー145ーk等の100パーセントに近
い反射率に比べて反射率の値を下げて、一部を透過する
ように設定している。
【0080】なお、ダイクロイックミラー145ー5の
後方位置にダイクロイックミラー142を配置し、その
反射光軸上に通常観察用結像レンズ143、通常観察用
撮像素子144を配置した場合には特定の波長の光を選
択的に反射する特性を有するダイクロイックミラーでな
く、波長依存性を有しない反射特性を有するハーフミラ
ーを用いることができる。
【0081】通常観察用撮像素子144で光電変換され
た撮像信号は通常観察用映像回路151に入力され、映
像信号に変換され、三次元表示回路152を経てモニタ
116に表示される。
【0082】また、各撮像素子146ーkで光電変換さ
れた(各波長λkで撮像された)撮像信号は映像回路1
53ーkにそれぞれ入力され、映像信号に変換された
後、それぞれ比較器154ーkに入力され、各波長λk
成分の有無が検出され、その有無に対応したビットデー
タを出力する。
【0083】そして、比較器154ーkを通した出力信
号はビットデータ合成回路155に入力され、被写体各
部に対してビットデータの合成が行われる。このビット
データは距離算出回路156に入力され、各部の距離が
算出され、三次元形状メモリ157に格納される。
【0084】この三次元形状メモリ157に格納された
距離データは三次元表示回路152に入力され、三次元
形状の画像が生成され、モニタ116に表示される。ま
た、内視鏡112には内視鏡特性記憶手段161が設け
てあり、この内視鏡特性記憶手段161の記憶内容は測
定ヘッド114内の信号線を介して三次元計算ユニット
115の三次元表示回路152に入力され、使用される
内視鏡112の光学系の特性を補正する。
【0085】本実施の形態では被写体にたいし、図8
(A)ないし(E)に示すように透過部及び遮光部によ
り2値化にコード化されたライン状の測定光を内視鏡1
12を介して照射し、照射された被写体像をそれぞれ撮
像素子146ーkで撮像し、該撮像素子146ーkの出
力をそれぞれ比較器154−kで2値化することによ
り、各波長λk成分の有無が検出され、その有無に対応
したビットデータを出力し、ビットデータ合成回路15
5により画像全域に対してそれぞれの波長成分毎に合成
することにより、各波長λkのライン光で被写体に投影
された投影像(ライン状にコード化された像)が生成
(復調)される。
【0086】復調された各波長λkの画像は、コード化
された測定光の投影光学系(例えば投影用レンズ135
など)と結像光学系(対物レンズ137等)の視差、そ
れらの光学系の焦点距離などの光学特性を用いることに
より、距離算出回路156で被写体各部の三次元位置を
算出する。
【0087】そして、三次元位置データは三次元形状メ
モリ157に格納され、三次元表示回路158によって
三次元位置データを用いて通常画像観察用映像回路15
1からの通常画像の映像信号と合成されて三次元形状の
映像信号に変換され、ディスプレイ116に被写体像が
三次元形状で表示される。
【0088】本実施の形態によれば、測定光を走査する
手段を必要としないで、二次元的な広がりを持ち、2値
化された測定光のライン状パターンを複数の波長λkで
多重化して同時に投影しているので、その撮像された像
を復調することにより、被写体全域に対して各波長λk
のライン状パターンの像を得ることができるので、被写
体が動きがある場合でも1フィールド或いは1フレーム
の期間の測定光の投影及び撮像により精度の高い三次元
計測ができる。
【0089】また、本実施の形態によれば、コード化さ
れたライン状パターンのラインのピッチを細かくすれ
ば、容易に三次元計測の分解能を向上できる(但し、内
視鏡112のイメージガイド127及び138等はその
分解能以上であるとする)。
【0090】また、本実施の形態によれば、共通のイメ
ージガイド138により伝送した像を像分割手段により
分割して三次元計測を行うと共に、通常画像(白色光の
照明の下での可視光域の観察画像)を得るようにしてい
るので、両画像各部を1対1に対比した画像データを得
ることができるので、両画像データから三次元的に表示
する画像を生成する処理が容易になると共に、両データ
の対比等も容易となる。また、本実施の形態では通常の
撮像素子を用いて、三次元計測を行うことができる。
【0091】(第3の実施の形態)図9は第3の実施の
形態の三次元計測内視鏡装置201を示す。この装置2
01は内視鏡112と、この内視鏡112に通常観察の
照明光を供給すると共に、計測用照明光を供給する光源
部203Aと信号処理を行う三次元計測部203Bとを
一体化した三次元計測ユニット203と、内視鏡112
に装着され、三次元計測の撮像を行う測定ヘッド204
と、三次元計測ユニット205の映像信号を表示するデ
ィスプレイ206とからなる。
【0092】この内視鏡112は図7と同じ構成であ
る。また、光源部203Aは図7の光源ユニット113
において、ランプ131ーkの代わりに発光素子211
ーk及びその前方の光軸上に配置したコンデンサレンズ
212ーkを用いており、各発光素子211ーkの光を
コンデンサレンズ212ーkを介してその前方のコード
板132ーkに照射するようにしている。
【0093】コード板132−kは図10(A)〜
(E)に示すように図7で採用したコード板132ーk
と同様にコード化された板である。
【0094】また、各発光素子211−kはそれぞれ発
振周波数が異なる発振器(図9ではOSCと略記)21
4ーkの発振出力を発光素子駆動回路215で増幅して
発光駆動される。
【0095】従って、各発光素子211−kの発光出力
の周波数特性は図10(F)〜(J)のようにそれぞれ
異なる周波数fk成分のみを持つ。
【0096】また、コード板132ーkを通した光はそ
れぞれミラー216−kで一部が反射された後、結像レ
ンズ134を介してイメージガイド127の入射端面に
入射される。
【0097】この場合、発光素子211−kの発光波長
をそれぞれ(少しづつ等で)異なる波長に設定し、ミラ
ー216−kとして各発光素子211−kの発光波長を
選択的に反射し、他の波長を透過するダイクロイックミ
ラーにすると、各発光素子211−kの光をより有効に
被写体側に照射することができる。
【0098】本実施の形態の測定ヘッド204は接眼レ
ンズ139に対向するヘッドレンズ221の光軸上にハ
ーフミラー或いはダイクロイックミラー222が配置さ
れ、この反射光軸上の結像位置に通常観察用撮像素子2
23が配置されている。
【0099】このハーフミラー(或いはより有効に測定
光及び観察光を分離するダイクロイックミラー)222
の透過光側の光軸上には補助レンズ224及びプリズム
225が配置され、このプリズム225で反射された結
像位置に測定位置検知用ファイバアレイ226の一方の
端面が支持部材227の上面の水平方向に取り付けられ
ている。この測定位置検知用ファイバアレイ226は例
えばm本のファイバを少なくとも入射端となる一方の端
面を揃えてテープ状に配置したものを接着剤等で支持部
材227に取り付けている。
【0100】この支持部材227の下端はファイバ振動
手段228に取り付けられ、このファイバ振動手段22
8は振動信号発生回路229の振動信号により、前記水
平方向と直交する垂直方向に振動し、矢印で示すように
測定位置検知用ファイバアレイ226を垂直方向に走査
する。
【0101】測定位置検知用ファイバアレイ226の他
端は各ファイバに対向して光検知素子231ーp(p=
1,2,…,m)が配置され、各ファイバで伝送された
光を受光して光電変換する。
【0102】各光検知素子231ーpの出力は増幅器2
32でそれぞれ増幅された後、三次元計測部203を形
成するFFT手段233ーkに入力され、高速に周波数
分析処理を行う。
【0103】これらFFT手段233ー1〜233ーm
の出力は5個のパターンメモリ234ーkにそれぞれ入
力され、周波数分析されたパターンデータが記憶され
る。
【0104】パターンメモリ234ーkのデータは距離
計算回路235に入力され、被写体像の各部に対する距
離計算が行われる。
【0105】この距離計算回路235の出力は三次元形
状メモリ236に一時格納され、三次元表示回路237
を経てディスプレイ206に三次元形状を表示する。そ
の他の構成は図7と同様である。
【0106】第2の実施の形態では測定光の検知手段と
して撮像素子153−1〜153−5を用いたが、本実
施の形態では1つの方向に多数配列したファイバからな
るファイバアレイ226とこのファイバアレイ226の
各ファイバで検知された光を検知する光検知素子231
ーpを用いると共に、ファイバアレイ226の入射端を
ファイバの配列方向と直交する方向に走査させる手段を
用いている。
【0107】本実施の形態では、撮像期間(電荷蓄積期
間)を必要としないで高速な応答が可能な光検知素子2
31ーpを用いているので、図7で撮像素子153−1
〜153−5を用いた場合のように各波長λkの成分に
分けるこのなく、これらが多重化されたままで、光電変
換し、その出力信号に対して周波数分離手段で分離する
ことが可能になる。
【0108】このため、測定光の検知手段の構成が簡単
になる。また、本実施の形態では復調手段としての周波
数分離手段として、FFT手段を用いているが、発振器
214−1〜5の周波数を用いてバンドパスフィルタ又
はAM復調等に用いるヘテロダイン検波等で構成しても
良い。その他は第2の実施の形態とほぼ同様の作用及び
効果を有する。
【0109】(第4の実施の形態)図11は本発明の第
4の実施の形態の三次元計測内視鏡装置301を示す。
この装置301は内視鏡302と、この内視鏡302に
通常観察の照明光を供給すると共に、計測用照明光を供
給する光源部303Aと信号処理を行う三次元計測部3
03Bとを一体化した三次元計測ユニット303と、三
次元計測ユニット303の映像信号を表示するディスプ
レイ306とからなる。
【0110】この装置301は通常観察の照明と測定光
とを時分割で行うものである。このため、この内視鏡3
02は図9の内視鏡112において、照明光を伝送する
ライトガイド120と測定光伝送用イメージガイド12
7との代わりに、両機能を兼ねる、つまり測定光と照明
光の伝送も行うことができる測定光・照明光伝送用のイ
メージガイド307にし、その先端面から(照明レンズ
126及び測定光投影用レンズ135の両機能を兼ね
る)測定光・照明光投影用レンズ308を介して被写体
側に投影するようにしている。
【0111】また、図9のイメージガイド138の後端
を接眼レンズ139に配置しないで、ユニバサルケーブ
ル120側に挿通し、その端部をコネクタ309に配置
している。このため、接眼部119も有しない。
【0112】また、内視鏡特性記憶手段161に接続さ
れた信号線もユニバーサルケーブル120側に挿通さ
れ、その端部はコネクタ309の接点に接続され、この
コネクタ309を三次元計測ユニット303に接続する
ことにより、三次元計測ユニット303の距離算出回路
に接続される。
【0113】また、光源部303Aは図9の光源部20
3Aにおいて、結像レンズ134とイメージガイド30
7の入射端との間の光路上にモータ311で回転される
測定光・照明光切換用の第1の円板312を配置してい
る。この第1の円板312は円板の円周方向を2等分し
てその一方を透明部313、他方を反射部314にして
いる。
【0114】また、反射部314が光路上に配置された
状態の時に、ランプ123の照明光が集光レンズ124
を経て集光され、反射部314で反射されてイメージガ
イド307の入射端に入射されるようにしている。
【0115】さらに、イメージガイド138の端部に対
向して、ミラー315が配置され、このミラー315で
反射された光路上に例えば2つの結像レンズ316、3
17を介して図9と同様にプリズム225側に測定光を
導光している。
【0116】これら2つの結像レンズ316と317の
間の光路上にも通常観察光・測定光切換用の円板318
が配置され、モータ319で回転するようにしている。
このこの第2の円板318は円板の円周方向を2等分し
てその一方を透明部321、他方を反射部322にして
いる。
【0117】また、反射部322が光路上に配置された
状態の時に、イメージガイド138の端面から出射さ
れ、結像レンズ316を介して、反射部322で反射さ
れて結像される位置に通常観察用撮像素子223を配置
している。
【0118】さらにモータ311と319はモータ同期
化制御回路323により、同期して回転するように制御
している。つまり、第1の円板312の透明部313が
光路上にある時には第2の円板318も透明部321が
光路上に存在し、第1の円板312の反射部314が光
路上にある時には第2の円板318も反射部322が光
路上に存在するように制御している。その他の構成は図
9と同様の構成である。
【0119】本実施の形態では通常観察光の照明での撮
像と、測定光の照射での測定光検知とを時分割で行うの
で、一方の光が他方に全く影響しないようにできる。こ
のため、測定光として任意の波長の光を使用することが
できる。例えば、可視領域の波長における3原色と同じ
波長の光を用いても良い。その他は図9の第3の実施の
形態とほぼ同様の作用及び効果を有する。
【0120】(第5の実施の形態)図12は本発明の第
5の実施の形態の三次元計測装置401を示す。この装
置401は内視鏡を用いることなく、測定光を被写体側
に投影し、かつ被写体側で反射された測定光を受光して
三次元計測を行うものである。
【0121】具体的には、図9の三次元計測ユニット2
03と測定ヘッド204とを一体化したものにすると共
に、通常観察の光源部を除去し(つまり、図9のランプ
駆動回路122、ランプ123及び照明レンズ124を
除去)し、結像レンズ134の代わりに測定光投影レン
ズ434を用い、内視鏡112を用いることなく、被写
体403に測定光を投影する。
【0122】また、測定光が投影された被写体403か
らの反射光を対物レンズ404、ミラー405を介して
図9のダイクロイックミラー222側に結像するように
している。その他は図9と同様である。
【0123】本実施の形態は図9において、内視鏡11
2を用いることなく、測定光を投影し、かつ被写体で反
射された測定光を検知することにより、被写体の三次元
計測を行い、その三次元形状を表示する。
【0124】本実施の形態は、内視鏡112のイメージ
ガイド127、138の分解能に左右されることなく、
より容易に分解能を向上できる利点がある。
【0125】また、内視鏡112の場合にくらべ、投影
レンズ434と対物レンズ404とを大きな視差等があ
る状態に設定することができる場合があるので、近接し
た点の分離機能がより大きくでき、精度良く計測ができ
る。或いはその他は図9とほぼ同様の作用及び効果を有
する。
【0126】(第6の実施の形態)図13は本発明の第
6の実施の形態の三次元計測装置501を示す。この装
置501も図12の装置401と同様に内視鏡を用いる
ことなく、測定光を被写体側に投影し、かつ被写体側で
反射された測定光を受光して三次元計測を行うものであ
る。
【0127】具体的には、図7で光源ユニット113と
測定ヘッド114とを一体化したものにおいて、通常観
察の光源部を除去し(つまり、図7のランプ駆動回路1
22、ランプ123及び照明レンズ124を除去)し、
結像レンズ134の代わりに測定光投影レンズ502を
用いて内視鏡112を用いることなく、被写体403に
測定光を投影する。
【0128】また、測定光が投影された被写体からの反
射光を対物レンズ504を介して図7のダイクロイック
ミラー142側に結像するようにしている。
【0129】なお、この場合にはダイクロイックミラー
142としては、(肉眼観察する部分を設けていないの
で)可視光領域の光をほぼ100パーセント反射する特
性のものを使用できる。その他は図7と同様である。
【0130】本実施の形態も、内視鏡112のイメージ
ガイド127、138の分解能に左右されることなく、
より容易に分解能を向上できる利点がある。また、より
大きな視差がある状態に設定できるので、測定精度を向
上できる。その他は図7とほぼ同様の作用及び効果を有
する。
【0131】なお、上述の各実施の形態等を部分的等で
組み合わせて構成される実施の形態等も本発明に属す
る。例えば、図1の第1の実施の形態では周波数で多重
化変調しているが、レーザとして異なる波長のものをさ
らに組み合わせる等しても良い。図7の波長が異なる光
を用いた2値化コーディングと図9の発振周波数とを用
いた2値化コーディングとを組み合わせても良い。
【0132】[付記] 1.光の波長及び光の強度変調の少なくとも一方を用い
てNビットにバイナリ空間に変調された線状の測定光を
被写体に照射する測定光照射手段と、被写体像を撮像す
る撮像手段と、該撮像手段の出力から前記Nビットにバ
イナリ空間に変調された線状の測定光を復調する復調手
段と、前記復調手段の出力から被写体上の線状の測定光
の変形を検知する測定光変形検知手段と、該測定光変形
検知手段の出力と、前記測定光照射手段及び撮像手段と
の視差及び光学特性とから被写体の三次元形状を計算す
る三次元形状計算手段と、を具備した三次元計測装置。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
の波長及び光の強度変調の少なくとも一方の組み合わせ
によって空間コーディングされた測定光を被写体に照射
する測定光照射手段と、被写体像から測定光を検知する
測定光検知手段と、該測定光検知手段の出力を用いて被
写体の三次元形状を計算する三次元形状計算手段と、を
設けているので、被写体像から測定光を検知することに
よって空間コーディングされて測定光が照射された部分
に対する三次元位置情報を一度に検出すること等がで
き、動きのある被写体の場合でも三次元計測を精度良く
行うことができる。
【0134】一度にライン状等の測定光を照射する等す
ることにより、被写体のライン状の各部に対する三次元
位置情報を検出でき、動きのある被写体の場合でも三次
元計測を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の三次元計測内視鏡
装置の全体構成図。
【図2】テープ状ファイバ束アレイの入射側の端面を示
す図。
【図3】周波数多重変調器の構成図。
【図4】周波数多重変調器による周波数多重の説明図。
【図5】コーディング検出手段等の構成を示す図。
【図6】三次元計測の原理説明図。
【図7】本発明の第2の実施の形態の三次元計測内視鏡
装置の全体構成図。
【図8】コード板の構造、ダイクロイックミラーの反射
特性等を示す図。
【図9】本発明の第3の実施の形態の三次元計測内視鏡
装置の全体構成図。
【図10】コード板の構造、発光素子の発光出力の周波
数特性を示す図。
【図11】本発明の第4の実施の形態の三次元計測内視
鏡装置の全体構成図。
【図12】本発明の第5の実施の形態の三次元計測内視
鏡装置の全体構成図。
【図13】本発明の第6の実施の形態の三次元計測内視
鏡装置の全体構成図。
【符号の説明】
1…三次元計測内視鏡装置 2…内視鏡 3…光源装置 4…三次元計測装置 5…ディスプレイ 6…挿入部 14…ランプ 16…照明光伝送用ライトガイド 17…先端部 18…観察照明用レンズ 19…観察用対物レンズ 21…観察用イメージガイド 30…レーザ光走査手段 31…測定光伝送用イメージガイド 32…形状測定用イメージガイド 33−1,…,33−n…レーザ 33…レーザアレイ 34…DC電源 35…周波数多重変調器 36…AOD 38…VCO 45…測定光投光レンズ 46…形状測定用対物レンズ 47…結像レンズ 48…テープ状ファイバ束アレイ 48(1),…,48(n)…テープ状ファイバ束 49(1),…,49(n)…光電変換素子 51(1),…,51(n)…フィルタバンク 52…コーディング検出手段 53…レーザスポット検知回路 54…高さ情報計算回路 55…フレームメモリ 56…テレビカメラ 57…観察画像処理装置 58…ビデオ信号合成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正治 秀幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小野 勝也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 楠元 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 村田 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光の波長及び光の強度変調の少なくとも
    一方の組み合わせによって空間コーディングされた測定
    光を被写体に照射する測定光照射手段と、 被写体像から測定光を検知する測定光検知手段と、 該測定光検知手段の出力を用いて被写体の三次元形状を
    計算する三次元形状計算手段と、 を具備した三次元計測装置。
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