JPH1023705A - 誘導電動機 - Google Patents

誘導電動機

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JPH1023705A
JPH1023705A JP17675996A JP17675996A JPH1023705A JP H1023705 A JPH1023705 A JP H1023705A JP 17675996 A JP17675996 A JP 17675996A JP 17675996 A JP17675996 A JP 17675996A JP H1023705 A JPH1023705 A JP H1023705A
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JP
Japan
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housing
stator core
peripheral surface
outer peripheral
induction motor
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Application number
JP17675996A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Suzuki
利文 鈴木
Masaharu Senoo
正治 妹尾
Takeshi Komata
剛 小俣
Akihiro Sekine
昭裕 関根
Eiichiro Sugawa
英一郎 須川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で冷却性能の向上が得られ、且
つ、ハウジングの形成のために複雑な形状の鋳型が不要
で、機械加工や溶接作業を必要とせず、充分にコストの
低減が得られるようにした誘導電動機を提供すること。 【解決手段】 固定子鉄心8の外周面に突起部15を設
けて通風路23が形成されるようにした閉鎖形自己通風
冷却方式の誘導電動機において、この突起部15を、ハ
ウジング1の冷却フィン群X1、X2、Y1、Y2の位置に
一致させたもの。 【効果】 固定子鉄心8からハウジング1に至る熱の伝
達経路が、矢印Bで示すように、各冷却フィン群X1
2、Y1、Y2に向かって直接形成されるので、冷却フ
ィン群X1、X2、Y1、Y2により集中した放熱面による
大きな冷却機能を充分に得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閉鎖形自己通風冷
却方式の誘導電動機に係り、特に中容量の汎用機として
好適な誘導電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】数KWから数十KW程度の中容量の誘導
電動機としては、ハウジング内を閉鎖空間として内ファ
ンにより内気を循環通風させ、外ファンによりハウジン
グの外側を通風することにより、必要とする冷却機能を
得るようにした、いわゆる閉鎖形自己通風冷却方式の誘
導電動機が比較的多く採用されている。
【0003】そこで、このような閉鎖形自己通風冷却方
式の誘導電動機の従来例について、図10(a)に示す一
部断面による側面図と、図10(b)に示す縦断面図によ
り説明する。これらの図10(a)、図10(b)において、
1はハウジングで、このハウジング1の外周面には、軸
方向に沿って配列した条片からなる複数枚の冷却フィン
16が設けてあり、放熱面積の増大が得られるようにな
っている。
【0004】そして、この従来技術では、これらの冷却
フィン16は、上下方向に向かう冷却フィン群X1、X2
と、水平方向に向かう冷却フィン群Y1、Y2に分けて形
成してある。なお、これは、この従来技術では、ダイキ
ャスト工法など、金型を用いてハウジングを製造してお
り、この場合、金型からの製品の抜取りに関して制約が
生じてしまうためである。つまり、回転軸を中心として
放射状に冷却フィン16を設けようとすると、砂型など
の使い捨ての鋳型によるしかなくなってしまうからであ
る。
【0005】このハウジング1の内周部には、電磁鋼板
の積層体からなる固定子鉄心8と、この固定子鉄心8に
施された固定子コイル(図示してない)からなる固定子2
が焼バメ、或いは圧入などの方法で固定され、その内側
には、シャフト5と、このシャフト5に取付けられ、固
定子2の内周部に回転自在に支持れた回転子6とが設け
られており、このシャフト5は、エンドブラケット3
a、3bに夫々取付けられたベアリング4により支承さ
れている。
【0006】そこで、これらのエンドブラケット3a、
3bを、図示のように、ハウジング1の両端面に嵌合さ
せ、図示してないボルトなどの固定具を用いて取付けて
やれば、固定子2の内周面と回転子6の外周面の間にエ
アギャップ11が形成された状態で、誘導電動機が組立
られることになる。
【0007】ここで、図では右側のシャフト5の端部に
は、負荷が結合されるようになっており、従って、エン
ドブラケット3aとコイルエンド10aは負荷側にあ
り、エンドブラケット3bとコイルエンド10bは反負
荷側にあり、この結果、負荷側のコイルエンド10aと
負荷側のエンドブラケット3aの間には負荷側空間9a
が、そして反負荷側のコイルエンド10bと反負荷側の
エンドブラケット3bの間には反負荷側空間9bが、夫
々形成されている。
【0008】また、この従来技術では、回転子鉄心7に
軸方向に貫通する複数個の通風孔12が設けてあり、さ
らに固定子鉄心8の外周面とハウジング1の間には、軸
方向に空気を通風させるための通風路23が形成される
ようにしてある。
【0009】次に、13は外ファン、24は内ファン
で、外ファン13はブラケット3bの外側でシャフト5
に取付けられており、内ファン24は負荷側空間9a内
に位置するようにしてシャフト5に取付けてある。
【0010】そこで、回転子6が回転すると、内ファン
24により、矢印Aで示すように、負荷側空間9a→通
風路23→反負荷側空間9b→エアギャップ11又は通
風孔12→負荷側空間9aの順にハウジング1内を流れ
る空気流が作り出され、これと並行して、外ファン13
により、矢印Bで示すように、ハウジング1の外周面に
形成してある冷却フィン16に沿って流れる冷却空気が
作り出されることになる。
【0011】従って、この従来技術では、運転時に回転
子6とコイルエンド10a、10bから発生した熱は、
内ファン24による循環空気流によりハウジング1に伝
達され、外ファン13による冷却空気流によりハウジン
グ1から大気中に放出されるようになり、必要とする冷
却が得られるようになっている。
【0012】そして、このとき、この従来技術では、通
風路23を形成したので、ハウジング1の内面に沿って
循環する空気流が充分に得られることになり、この結
果、回転子6とコイルエンド10a、10bからハウジ
ング1への熱の伝達効率が向上し、良好な冷却機能が得
られるようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、固定
子で発生した熱の放散についての配慮が充分にされてい
るとは言えず、冷却効率向上の点で問題があり、且つ、
通風路の形成に伴う製造工程の複雑化についての配慮が
されておらず、コスト低減の点で問題があった。
【0014】まず、従来技術では、特に図10(b)から
明らかなように、冷却フィン16がハウジング1の外周
面に、均一に設けられているのではなく、複数の群、つ
まり上下方向に向かう群X1、X2と、水平方向に向かう
群Y1、Y2とに分けられている。なお、これは、ダイキ
ャスト工法などを用いた場合での制約のためであること
は、既に説明した通りである。
【0015】そして、この従来技術では、通風路23の
位置が、冷却フィン16の各群X1、X2、Y1、Y2が存
在する位置に合わせてあり、この結果、固定子鉄心8が
ハウジング1に直接接触している位置では、冷却フィン
16の枚数が少なくなっていたり、存在していなかった
りしている。
【0016】一方、固定子鉄心8からの熱は、主として
固定子鉄心8がハウジング1に直接接触している位置で
ハウジング1に伝達されるので、従来技術では、ハウジ
ング1の冷却フィン16の枚数が少なくなっていたり、
存在していなかったりする部分に固定子鉄心8からの熱
が伝達されることになり、冷却フィンによる放熱が充分
に得られなくなって、冷却効率向上の点で問題があった
のである。
【0017】次に、従来技術では、通風路23の形成の
ため、図11に示すように、固定子鉄心8の外周に突起
部15を設けている。なお、17はスロットである。
【0018】しかして、この図11に示すように、固定
子鉄心8に通風路形成用の突起部15を設けると、電磁
鋼板から固定子鉄板を打抜く際に、突起部15以外の溝
となる部分は不要となり、材料のムダが増えコスト高と
なってしまうのである。
【0019】一方、この図11に示すように、固定子鉄
心8の外周に突起部15を設ける代りに、図12に示す
ように、ハウジング1の内周側軸方向に通風路溝14を
設ける方法が考えられる。
【0020】しかしながら、この図12に示すように、
ハウジング1の内周に通風路溝14を設けるためには、
ハウジング1を鋳物やダイカストにより形成する場合、
予め通風路溝14を設ける必要があり、型構造が複雑に
なる。
【0021】一方、予め通風路23を設けずに、機械加
工により通風路溝14を設ける方法も考えられるが、こ
の場合は、作業工数が増え、削り取る材料も無駄にな
り、何れにしてもコスト高となる。
【0022】また、鋼板によりハウジング1を形成する
場合でも、通風路溝14を形成するためには、別途、突
起部15aを溶接する必要があり、やはり作業工数が増
えるばかりか、溶接によりハウジング1が変形する虞れ
も生じてしまう。
【0023】本発明の目的は、簡単な構成で冷却性能の
向上が得られ、且つ、ハウジングの形成のために複雑な
形状の鋳型が不要で、機械加工や溶接作業を必要とせ
ず、充分にコストの低減が得られるようにした誘導電動
機を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的は、冷却フィン
を複数の群として備えたハウジングと、該ハウジングの
内周面と固定子鉄心の外周面との間に軸方向に貫通する
通風路とを備え、該通風路により内部空気の循環経路が
形成されるようにした閉鎖形自己通風冷却方式の誘導電
動機において、固定子鉄心の外周面に、回転子軸と平行
になった複数の溝部を設け、固定子鉄心を前ハウジング
内に固定したとき、その溝部により前記通風路が形成さ
れるようにし、この溝部により形成された通風路のハウ
ジングに対する位置が、その外周面に設けてある冷却フ
ィン群から円周方向に外れた位置を取るようにして達成
される。
【0025】次に上記目的は、冷却フィンを複数の群と
して備えたハウジングと、該ハウジングの内周面と固定
子鉄心の外周面との間に軸方向に貫通する通風路とを備
え、該通風路により内部空気の循環経路が形成されるよ
うにした閉鎖形自己通風冷却方式の誘導電動機におい
て、固定子鉄心の外周面に、回転子軸と平行になった複
数の溝部を設け、固定子鉄心を前ハウジング内に固定し
たとき、その溝部により前記通風路が形成されるように
し、この溝部により形成された通風路のハウジングに対
する位置が、その外周面に設けてある冷却フィン群から
円周方向に外れた位置を取るようにすると共に、固定子
鉄心として、一方の側端に固定子巻線を収めるスロット
が形成され、他方の側端に前記通風路を形成するための
溝部が形成された帯状鉄板を、該スロットを有する側を
内側にし、スロットが対向するようにして巻き重ねて形
成したものを使用することによっても達成される。
【0026】更に上記目的は、冷却フィンを複数の群と
して備えたハウジングと、該ハウジングの内周面と固定
子鉄心の外周面との間に軸方向に貫通する通風路とを備
え、該通風路により内部空気の循環経路が形成されるよ
うにした閉鎖形自己通風冷却方式の誘導電動機におい
て、固定子鉄心の外周面に、回転子軸と平行になった複
数の溝部を設け、固定子鉄心を前ハウジング内に固定し
たとき、その溝部により前記通風路が形成されるように
し、この溝部により形成された通風路のハウジングに対
する位置が、その外周面に設けてある冷却フィン群から
円周方向に外れた位置を取るようにすると共に、前記固
定子鉄心として、周方向に少なくとも2個の偶数個に分
割された固定子鉄心の組み合わせで形成され、これら分
割された固定子鉄心の外周部までの径方向の寸法を交互
に変えることにより、前記通風路が形成されるようにし
たものを使用することによっても達成される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明による誘導電動機に
ついて、図示の実施形態例により詳細に説明する。図1
は、本発明の一実施形態で、この実施形態が、図10で
説明した従来技術と異なる点は、回転子鉄心8の突起部
15の、ハウジング1の外側に形成してある冷却フィン
群X1、X2、Y1、Y2に対する位置が異なっている点に
あり、その他の構成は、従来技術と同じである。
【0028】すなわち、まず従来技術では、特に図10
(a)から明らかなように、回転子鉄心8は、その突起部
15が夫々ハウジング1の外側に形成してある冷却フィ
ン群X1、X2、Y1、Y2の内側か円周方向に外され、通
風路23が一致するようにして、ハウジング1に固定し
てあるが、この図1の実施形態では、固定子鉄心8の外
周部にある突起部15が夫々冷却フィン群X1、X2、Y
1、Y2の内側に一致するように位置決めされ、これら突
起部15の間に形成される通風路23が、冷却フィン群
1、X2、Y1、Y2の内側から円周方向に外されている
のであり、その他の構成には、基本的には差は無いので
ある。
【0029】次に、図2は、この図1の実施形態による
誘導電動機において、固定子鉄心8からハウジング1へ
の熱の流れを矢印Bで示したもので、この図2から明ら
かなように、固定子コイルや固定子鉄心8で損失のため
に発生した熱は、突起部15からハウジング1に伝達さ
れるが、このとき、突起部15がハウジング1に接触し
ている部分は夫々冷却フィン群X1、X2、Y1、Y2の内
側に一致させてある。
【0030】従って、このときの熱の伝達経路は、矢印
Bに示すように、空気よりも遥かに熱伝達が良好な固定
子鉄心8の突起部(鉄板)15を通り、ここから直接、ハ
ウジング1の冷却フィン16が集中している冷却フィン
群X1、X2、Y1、Y2に至る経路となり、この結果、こ
れら冷却フィン群X1、X2、Y1、Y2による広い放熱面
積による高い放熱機能が充分に活かされ、固定子につい
ても、充分に効率的な冷却を得ることができる。
【0031】次に、本発明による誘導電動機における固
定子鉄心の実施形態について説明する。まず、図3と図
4は、本発明における固定子鉄心8の一実施形態で、こ
の実施形態では、予め図3(a)、(b)に示す形状に、電磁
鋼板から打ち抜いた鉄板21aと鉄板21bを用意す
る。
【0032】そして、これらを積層して分割鉄心22
a、22bとした上で、図4に示すように、これら分割
鉄心22a、22bを円周方向に8個、組み合わせて固
定子鉄心8を構成したものであるが、このとき、図示の
ように、鉄板21aの外周部の径方向寸法Daを、鉄板
21bの外周部の径方向寸法Dbよりも大きくしてお
き、これにより分割鉄心22aの外周部にだけ突起部1
5が形成されるようにしてある。
【0033】そして、これら鉄板21a、21bの夫々
の積層体からなる分割鉄心22a、22bを、図4に示
すように、交互に組み合わせ、図1に示した固定子鉄心
8としてハウジング1に挿入、固定することにより、分
割鉄心22bの外周部が通風路23を形成するようにし
たものである。
【0034】従って、この図3、図4に示した実施形態
によれば、図5(a)、(b)に示すように、鉄板21aにつ
いては、この鉄板21aの外周部の径方向寸法Daを考
慮した幅寸法Waの帯状電磁鋼板25から夫々順次打ち
抜いて作成し、鉄板21bの場合は、この鉄板21bの
外周部の径方向寸法Dbを考慮幅寸法Wbの帯状鋼板2
6から、同じくそれぞれ順次打ち抜いて作成することが
でき、この結果、不要な鉄板残部が殆ど生じないような
材料取りができるので、コストの削減を容易に得ること
ができる。
【0035】次に、図6、図7は、固定子鉄心の他の実
施形態で、この実施形態による固定子鉄心8は、まず図
6に示すように、予め一方の側に固定子スロット17
が、そして他方の側には、通風路形成用の突起部15
が、夫々打抜き形成された帯状固定子鉄板19を用意す
る。
【0036】このとき、図6での寸法Wcは、図3(a)で
の寸法Daにほぼ等しく、同じく図6での寸法Wdは、図
3(b)での寸法Dbにほぼ等しくなる。そして、この帯状
固定子鉄板19を、図7に示すように、所定の径で平に
巻き重ねて積層することにより、外形部に突起部15を
有する固定子鉄心8が得られるようにしたものである。
【0037】従って、この図6、図7の実施形態によれ
ば、図8に示すように、幅寸法Weとして、We=Wc
dの関係にある帯状電磁鋼板26を用意し、各帯状固
定子鉄板19を背中合わせにし、突起部15が入れ違う
ようにして、この帯状電磁鋼板26から2本の帯状固定
子鉄板19を打ち抜いてやれば、極く僅かの鉄板残部2
0が生じるだけで、鉄板残部が殆ど生じないような材料
取りが可能になり、コストの削減を容易に得ることがで
きる。
【0038】なお、この図8では、鉄板残部20が生じ
る場合について示しているが、突起部15の幅寸法を選
ぶことにより、この鉄板残部20についても、殆ど生じ
ないようにすることができるのは、言うまでもない。
【0039】ところで、図1の実施形態では、突起部1
5の個数と冷却フィン16の群数が同一の場合について
示したが、本発明は、例えば、図9に示すように、固定
子鉄心8の外周にある突起部15の個数と、冷却フィン
16の群数とが異なり、突起部15の全てが冷却フィン
群の位置に一致していない場合でも有効である。
【0040】すなわち、本発明の実施形態としては、固
定子鉄心8の外周にある突起部15の少なくとも1個で
も冷却フィン群の位置に一致していればよく、これによ
り充分に冷却性能を向上することができるものであり、
従って、この図9も本発明の実施形態である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、固定子鉄心外周の突起
部とハウジングの冷却フィン群との位置を、少なくとも
1個所、一致させるという簡単な構成により、容易に誘
導電動機の冷却性能を向上することができ、この結果、
誘導電動機の小型化、軽量化を一層進めることができ
る。
【0042】また、本発明によれば、固定子鉄心を、分
割鉄心構成にしたり、巻き鉄心構成にすることにより、
材料のムダを省くことができ、低コストで誘導電動機の
冷却性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による誘導電動機の一実施形態を示す断
面図である。
【図2】本発明による誘導電動機の一実施形態における
熱の伝達経路の説明図である。
【図3】本発明による誘導電動機の分割形固定子鉄心の
一実施形態における鉄板の説明図である。
【図4】本発明による誘導電動機の分割形固定子鉄心の
一実施形態を示す説明図である。
【図5】本発明による誘導電動機の分割形固定子鉄心の
一実施形態における鉄板の打抜き方法の一例を示す説明
図である。
【図6】本発明による誘導電動機の巻き形固定子鉄心の
一実施形態における鉄板の説明図である。
【図7】本発明による誘導電動機の巻き形固定子鉄心の
一実施形態を示す説明図である。
【図8】本発明による誘導電動機の巻き形固定子鉄心の
一実施形態における鉄板の打抜き方法の一例を示す説明
図である。
【図9】本発明による誘導電動機の他の一実施形態を示
す断面図である。
【図10】誘導電動機の従来例を示す説明図である。
【図11】誘導電動機の従来例における固定子鉄心の正
面図である。
【図12】誘導電動機の従来例におけるハウジングの断
面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 固定子 3a 負荷側のエンドブラケット 3b 反負荷側のエンドブラケット 4 ベアリング 5 シャフト 6 回転子 7 回転子鉄心 8 固定子鉄心 9a 負荷側空間 9b 反負荷側空間 10a 負荷側コイルエンド 10b 反負荷側コイルエンド 11 エアギャップ 12 通風孔 13 外ファン 15 突起部 16 冷却フィン 17 固定子スロット 19 帯状固定子鉄板 20 鉄板打抜き残部 21a 鉄板(突起部有り) 21b 鉄板(突起部無し) 22a 分割鉄心(突起部有り) 22b 分割鉄心(突起部無し) 23 通風路 24 内ファン 矢印A 内部空気の流れ 矢印B 熱の流れ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関根 昭裕 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 須川 英一郎 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却フィンを複数の群として備えたハウ
    ジングと、該ハウジングの内周面と固定子鉄心の外周面
    との間に軸方向に貫通する通風路とを備え、該通風路に
    より内部空気の循環経路が形成されるようにした閉鎖形
    自己通風冷却方式の誘導電動機において、 前記固定子鉄心の外周面に、回転子軸と平行になった複
    数の溝部を設け、該固定子鉄心を前ハウジング内に固定
    したとき、前記溝部により前記通風路が形成されると共
    に、 この溝部により形成された通風路の前記ハウジングに対
    する位置が、その外周面に設けてある前記冷却フィン群
    から円周方向に外れた位置を取るように構成したことを
    特徴とする誘導電動機。
  2. 【請求項2】 冷却フィンを複数の群として備えたハウ
    ジングと、該ハウジングの内周面と固定子鉄心の外周面
    との間に軸方向に貫通する通風路とを備え、該通風路に
    より内部空気の循環経路が形成されるようにした閉鎖形
    自己通風冷却方式の誘導電動機において、 前記固定子鉄心の外周面に、回転子軸と平行になった複
    数の溝部を設け、該固定子鉄心を前ハウジング内に固定
    したとき、前記溝部により前記通風路が形成されると共
    に、 この溝部により形成された通風路の前記ハウジングに対
    する位置が、その外周面に設けてある前記冷却フィン群
    から円周方向に外れた位置を取るようにし、 前記固定子鉄心が、一方の側端に固定子巻線を収めるス
    ロットが形成され、他方の側端に前記通風路を形成する
    ための溝部が形成された帯状鉄板を、該スロットを有す
    る側を内側にし、スロットが対向するようにして巻き重
    ねて形成されていることを特徴とする誘導電動機。
  3. 【請求項3】 冷却フィンを複数の群として備えたハウ
    ジングと、該ハウジングの内周面と固定子鉄心の外周面
    との間に軸方向に貫通する通風路とを備え、該通風路に
    より内部空気の循環経路が形成されるようにした閉鎖形
    自己通風冷却方式の誘導電動機において、 前記固定子鉄心の外周面に、回転子軸と平行になった複
    数の溝部を設け、該固定子鉄心を前ハウジング内に固定
    したとき、前記溝部により前記通風路が形成されると共
    に、 この溝部により形成された通風路の前記ハウジングに対
    する位置が、その外周面に設けてある前記冷却フィン群
    から円周方向に外れた位置を取るようにし、 前記固定子鉄心が、周方向に少なくとも2個の偶数個に
    分割された固定子鉄心の組み合わせで形成され、 これら分割された固定子鉄心の外周部までの径方向の寸
    法を交互に変えることにより、前記通風路が形成されて
    いることを特徴とする誘導電動機。
JP17675996A 1996-07-05 1996-07-05 誘導電動機 Pending JPH1023705A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147225A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Yaskawa Electric Corp 回転電機
CN109962557A (zh) * 2017-12-26 2019-07-02 东元电机股份有限公司 具有凸块的马达框架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011147225A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Yaskawa Electric Corp 回転電機
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