JPH10237043A - Rks−1778、その製造方法、細胞周期阻害剤および抗腫瘍剤 - Google Patents

Rks−1778、その製造方法、細胞周期阻害剤および抗腫瘍剤

Info

Publication number
JPH10237043A
JPH10237043A JP9040543A JP4054397A JPH10237043A JP H10237043 A JPH10237043 A JP H10237043A JP 9040543 A JP9040543 A JP 9040543A JP 4054397 A JP4054397 A JP 4054397A JP H10237043 A JPH10237043 A JP H10237043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rks
cell cycle
cell
antitumor agent
cycle inhibitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9040543A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Osada
裕之 長田
Hideaki Kakeya
秀昭 掛谷
Makoto Yoshihama
誠 吉浜
Kenichi Kimura
賢一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd, RIKEN Institute of Physical and Chemical Research filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority to JP9040543A priority Critical patent/JPH10237043A/ja
Publication of JPH10237043A publication Critical patent/JPH10237043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 細胞周期阻害剤、抗腫瘍活性を有する新規物
質を提供する。 【解決手段】 下記の式(I)で表される RKS-1778 を
生産するフォーマ (Phoma)属に属する生産菌 SNF-1778
株を培養し、RKS-1778を生成蓄積せしめ、これを採取す
ることにより得られる RKS-1778 を有効成分とする細胞
周期阻害剤、および抗腫瘍剤。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規物質 RKS-177
8 、その製造方法、それを有効成分とする細胞周期阻害
剤、および抗腫瘍剤に関する。さらに詳しくは、培地中
に RKS-1778 を生産するフォーマ (Phoma)属に属する生
産菌 SNF-1778 株を培養し、RKS-1778を生成蓄積せし
め、これを採取することを特徴とする RKS-1778 の製造
方法、並びにRKS-1778を有効成分とする細胞周期阻害
剤、及び抗腫瘍剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の研究により、高等真核生物におけ
る細胞の分化、癌化、老化などは、いずれも細胞周期制
御におけるイベントの1つと認識されるようになってき
た。細胞周期制御機構の解明は、これら高次の生体制御
を理解する上で非常に重要であり、そのためのアプロー
チとして特異的な細胞周期阻害剤を利用した生物学は、
遺伝的手法と並んで非常に重要な位置を占める。このよ
うな状況のもと、細胞周期の進行や調節に干渉する低分
子化合物は、基礎的な解析試薬として非常に有用であ
る。また、このような低分子化合物は、細胞周期阻害剤
としてのみではなく、抗腫瘍物質としても極めて有望で
あると考えられる。抗腫瘍物質に関しては、既に多数の
化合物が医薬品として実用化されているが、新規な作用
機序を有する抗腫瘍物質の開発には不断の希求があると
いえよう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の希求
に応えるものであり、細胞周期阻害活性、および抗腫瘍
活性を有する新規物質、その製造方法、それを有効成分
とする細胞周期阻害剤、および抗腫瘍剤の提供を目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題の解
決のために鋭意検討した結果、土壌から分離されたフォ
ーマ (Phoma)属に属するカビ SNF-1778 株が細胞周期阻
害活性、および抗腫瘍活性を有する物質を生産すること
を見いだし、本発明を完成するに至った。本発明は、以
下の一般式(I)で表される新規物質 RKS-1778 を提供
するものである。
【0005】
【化2】
【0006】本発明の RKS-1778 は、フォーマ属に属す
るRKS-1778生産菌を培地に培養し、RKS-1778を生成蓄積
せしめ、これを採取することにより製造することができ
る。本発明で使用する RKS-1778 生産菌の好ましい例と
しては、フォーマ属 SNF-1778 株が挙げられる。本発明
はさらに、新規物質 RKS-1778 を有効成分とする細胞周
期阻害剤、および抗腫瘍剤を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明の新規物質 RKS-1778 は以下の式(I)で表され
る。
【0008】
【化3】
【0009】本発明の物質 RKS-1778 は、フォーマ属に
属する微生物により生産可能であるが、その具体例とし
てはフォーマ属 SNF-1778 株が挙げられる。長野県松本
市の土壌より分離した糸状菌 SNF-1778 株を、ポテトキ
ャロット寒天平板培地に接種し、ブラックライト照射
下、25℃で 7-14 日間培養した。培養後、生育した集落
の色調及び組織、分生子形成構造等の観察を行った。SN
F-1778株は、胞子は1細胞であり、コロニー、胞子は暗
色を示した。分生子は、細胞性の壁をそなえた分生子殻
の内壁に形成され、菌糸は隔壁があった。微分干渉顕微
鏡で分生子殻を観察したところ、ふくらんだフラスコ型
として観察された。以上の観察結果から、SNF-1778株
は、不完全菌類の一属のフォーマ (Phoma)属であると判
明した。なお、当該菌株は工業技術院生命工学工業技術
研究所に生命研菌寄第 15994号(FERM P-15994) として
寄託されている。
【0010】本発明の新規物質 RKS-1778 (以下「本発
明化合物」とも記載する) を製造するには、上記糸状菌
フォーマ属 SNF-1778 株を培養し、当該培養物から目的
の本発明化合物を分離採取すればよい。具体的には後述
する製造例に記載するが、糸状菌フォーマ属 SNF-1778
株の培養方法及び培養条件は、概ねフォーマ属に属する
菌の培養方法に従って実施することができる。培養終了
後、培養液から本発明の RKS-1778 を精製、単離するに
は、一般に微生物代謝産物を採取するのに通常用いられ
る手段を適宜利用して行うことができる。例えば、各種
イオン交換樹脂、非イオン性吸着樹脂、ゲル濾過クロマ
トグラフィー、又は活性炭、アルミナ、シリカゲル等の
吸着剤によるクロマトグラフィー及び高速液体クロマト
グラフィー、あるいは結晶化、減圧濃縮、凍結乾燥の手
段をそれぞれ単独又は適宜組み合わせて、あるいは反復
して使用することが可能である。
【0011】以上のようにして製造される新規な RKS-1
778 は、後述の試験例に示すように細胞周期阻害活性、
および抗腫瘍活性を有する。本発明の RKS-1778 を有効
成分とする細胞周期阻害剤、および抗腫瘍剤は、その使
用目的に合わせて、使用方法、剤型、投与量 (使用量)
が適宜決定される。例えば、本発明の RKS-1778 を有効
成分とする細胞周期阻害剤、および抗腫瘍剤の場合、そ
の投与形態は、経口投与でも非経口投与でもよい。剤型
としては、例えば、錠剤、粉剤、カプセル剤、顆粒剤、
エキス剤、シロップ剤等の経口投与剤又は注射剤もしく
は座剤等の非経口投与剤を挙げることができる。これら
の製剤は、賦形剤、結合剤等の製薬上許容される添加剤
を用いて、既知の方法で製造される。また、上記の RKS
-1778 を有効成分として含有する細胞周期阻害剤、およ
び抗腫瘍剤の臨床的投与量は、年齢、体重、患者の感受
性、症状の程度により異なるが、通常効果的な量は、成
人一日 0.1 mg 〜 1g 程度であり、一日一回又は数回に
わけて投与することも可能である。また、必要により上
記の範囲外の量を用いることができる。
【0012】また生化学試験用試薬として使用する場
合、有機溶剤または含水有機溶剤に溶解して各種培養細
胞系へ直接投与すると、細胞周期の進行を M期で成長を
抑制する。使用可能な有機溶剤としては、例えば、メタ
ノールやジメチルスルホキシド等を挙げることができ
る。剤型としては、例えば、粉末または顆粒等の固形剤
もしくは有機溶剤または含水有機溶剤に溶解した液体剤
等を挙げることができる。通常、上記 RKS-1778 を有効
成分とする癌細胞成長抑制の効果的な使用量範囲は1x
10-7〜1x10-5g/mLであるが、適切な使用量は培養細胞
系の種類や使用目的により異なる。また、必要により上
記の範囲外の量を用いることができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例等を記載して本発明を具体的に
記載する。 〔製造例1〕グリセロール 1%、大豆粉 2%、可溶性澱
粉 3%、酵母エキス 0.3%、塩化カリウム 0.3%、リン
酸二水素カリウム 0.05 %、硫酸マグネシウム 0.05
%、炭酸カルシウム 0.2%の組成の培地 (pH 6.0) に、
前記菌株フォーマ属 SNF-1778株を接種して28℃で96時
間振盪培養を行った。培養液 1.0 Lを80%アセトン 1 L
を用いて抽出した。吸引濾過、減圧濃縮後得られた水溶
液をpH 7.0に調整し、 1 Lの酢酸エチルで3回抽出を繰
り返した。抽出後、全ての酢酸エチルを合わせて減圧濃
縮し、褐色のシロップ状物質 828 mgを得た。このシロ
ップ状物質 828mgを少量のメタノールに溶解し、メタノ
ールに浸潤した ODSカラム[Sep-Pak Plus Cartridges
(Waters社) (直径 10 mm、長さ 30 mm) ] にのせ、溶
出溶媒にメタノールを用いて溶出した。溶出したメタノ
ール溶液を減圧濃縮することによって褐色油状物質を得
た。続いて、ODS カラム (直径 10 mm、長さ 250 mm;カ
プセルパック、資生堂社製) と 65 %含水アセトニトリ
ル溶出溶媒を用いて流速 2.3 mL/分と検出波長 215nm
の条件下で分取高速液体クロマトグラフィーにより精製
を行った。この結果、無色粉末として本発明化合物 RKS
-1778 を 6 mg 得た。以下に当該精製標品 RKS-1778 の
物理化学的性質を表1に、NMR スペクトルデータを表2
及び表3に示す。
【0014】
【表1】 RKS-1778 の物理化学的性質 ────────────────────────────────── 性状 白色粉末 融点 117 〜120 ℃ 比旋光度 −20゜(c 0.05, MeOH, 23 ℃) 分子式 C30H39NO4 分子量 FAB-MS m/z 478 (M+H) + 分子量 HR-FAB-MS 計算値 478.2958 (M+H)+ 実測値 478.2920 IRνmax (KBr) cm-1 3425, 2925, 1745, 1695 1630, 1235, 965, 625 UVλmax nm (MeOH) 末端吸収 Rf値 CHCl3-MeOH (10:1) 0.67 (Merck Silica gel 60F254) 溶解性 溶解 CHCl3, MeOH 不溶 H2O, n-ヘキサン
【0015】
【表2】 RKS-1778 の 400 MHz 1H NMR および100 MHz 13C NMR 化学シフト値 (δ(ppm)) a) ─────────────────────────────── 位置 13Cb) 1HC) (J/Hz) 1 175.20 s - 2 - 5.45 br s 3 55.66 d 3.15 m 4 54.00 d 2.17 dd 4.2, 4.3 5 35.17 d 2.45 m 6 137.73 s - 7 127.94 d 5.36 m 8 43.02 d 3.21 m 9 56.04 s - 10 46.00 t 2.58 dd 10.1, 13.4 2.90 dd 4.0, 13.4 11 13.95 q 1.13 d 7.4 12 19.81 q 1.71 s 13 129.08 d 5.82 ddd 1.5, 10.4, 15.3 14 135.38 d 5.23 ddd 4.6, 10.4, 15.3 15 42.66 t 1.76 m 2.00 m
【0016】
【表3】 RKS-1778 の 400 MHz 1H NMR および100 MHz 13C NMR 化学シフト値 (δ(ppm)) a) ─────────────────────────────── 位置 13Cb) 1HC) (J/Hz) 16 28.59 d 1.76 m 17 53.36 t 1.53 m 1.89 m 18 74.43 s - 19 136.94 d 5.51 dd 2.1, 16.5 20 126.49 d 5.91 dd 2.8, 16.5 21 77.07 d 5.65 dd 2.1, 2.5 22 26.40 q 1.03 d 6.4 23 31.46 q 1.34 s 24 170.05 s - 25 20.91 q 2.21 s 26 137.67 s - 27, 31 128.93 d 7.14 d 7.0 28, 30 128.93 d 7.32 dd 7.0, 7.6 29 126.99 d 7.25d 7.6 a)シグナルは、1H-1H COSY、PFG-HMQC、PFG-HMBC、および NOE差スペクトルの結 果に基づいて帰属し、内部標準としてTMS を用いた。 b) 100 MHz. c) 400 MHz.
【0017】本発明化合物の活性は以下の方法に従って
測定した。 〔試験例1〕 RKS-1778 の細胞周期阻害活性 細胞は、M 期、G1期、S 期、G2期という一連の過程から
なる細胞周期を回転することにより分裂・増殖する。こ
の細胞周期の制御機構に異常が生じると恒常性に乱れが
生じ、癌や免疫疾患になる可能性が高まる。tsFT210 細
胞は、細胞周期の調節蛋白質である p34cdc2キナーゼが
温度感受性に変異したマウス乳癌細胞であり、通常、32
℃で 5% 仔牛血清を含む RPMI1640培地にて 5% 炭酸ガ
スと水蒸気を飽和させた培養器内で培養する。tsFT210
細胞を、非許容温度(39 ℃)において培養すると、細胞
周期が G2 期で停止し、これを許容温度(32 ℃)にシフ
トダウンすると細胞は再び細胞分裂を開始して G1 期に
移行する。シフトダウンと同時に一連の希釈系列の RKS
-1778を添加し、18時間後の細胞周期の進行をフローサ
イトメトリーにより解析した。結果を表4に示す。
【0018】
【表4】 RKS-1778 の tsFT210細胞における細胞周期阻害活性 ───────────────────────────── 化合物 濃度 M期停止効果 RKS-1778 0.21 μM − RKS-1778 0.63 μM + RKS-1778 2.1 μM +++ RKS-1778 6.3 μM +++ RKS-1778 21 μM +++ 注)−:阻害効果なし、+:弱く M期で停止(<25%)、++:M 期で停止 (25 〜50%)、+++:強く M期で停止(>50%)
【0019】表4の結果は、本発明の RKS-1778 が細胞
周期阻害剤、および抗腫瘍剤とし有効であることを示し
ている。
【0020】〔試験例2〕 RKS-1778 の細胞増殖抑制効
果 K562及び HL-60細胞を RPMI 1640培地(10%の牛胎仔血清
を含む) で、 WI-38細胞を DMEM 培地(10%の牛胎仔血清
を含む) で、5%炭酸ガスと水蒸気を飽和させた培養器内
で培養した。これに一連の希釈系列のRKS-1778を加え、
24時間培養した後、MTT 試薬を加えて生育を計測した。
その結果を表5に示す。
【0021】
【表5】 RKS-1778の細胞増殖抑制効果 IC50値 [50%増殖抑制濃度 (mM) で示す] ──────────────────── 被検細胞 IC50 K-562 7.0 HL-60 5.6 WI-38 >10 K-562 :ヒト慢性骨髄性白血病細胞 HL-60 :ヒト前骨髄性白血病細胞 WI-38 :ヒト肺線維芽細胞
【0022】表5の結果は、本発明の RKS-1778 が抗腫
瘍剤とし有効であることを示している。
【0023】〔製剤例1〕(注射・点滴剤) RKS-1778 10 mgを含有するように、粉末ブドウ糖 5 gを
加えてバイアルに無菌的に分配し密封し、窒素、ヘリウ
ムなどの不活性ガスを封入して冷暗所に保存した。使用
前にエタノールに溶解し、0.85% 生理的食塩水 100 ml
を添加して静脈内注射剤とし、一日、10-100 ml を症状
に応じて静脈内注射または点滴で投与する。 〔製剤例2〕(顆粒剤) RKS-1778 1 g、乳糖 98 g 及びヒドロキシプロピルセル
ロース 1 gを各々取り、よく混合した後、常法に従って
粒状に形成し、これをよく乾燥して、瓶、ヒートシール
包装などに適した顆粒剤を製造した。一日、100-1000 m
g を症状に応じて経口投与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】RKS-1778の赤外線吸収スペクトル (KBr)を示
す。
【図2】RKS-1778の 1H NMR (CDCl3) スペクトルを示
す。
【図3】RKS-1778の13C NMR (CDCl3) スペクトルを示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12R 1:645) (72)発明者 吉浜 誠 栃木県宇都宮市江曽島町1400−8 (72)発明者 木村 賢一 栃木県宇都宮市平松町878−9

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の式 (I)で表される RKS-1778 。 【化1】
  2. 【請求項2】 培地中に請求項1記載の式(I)で表さ
    れる RKS-1778 を生産するフォーマ (Phoma)属に属する
    生産菌 SNF-1778 株を培養し、RKS-1778を生成蓄積せし
    め、これを採取することを特徴とする、 RKS-1778 の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の式(I)で表されるRKS-
    1778を有効成分とする細胞周期阻害剤。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の式(I)で表されるRKS-
    1778を有効成分とする抗腫瘍剤。
JP9040543A 1997-02-25 1997-02-25 Rks−1778、その製造方法、細胞周期阻害剤および抗腫瘍剤 Pending JPH10237043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9040543A JPH10237043A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 Rks−1778、その製造方法、細胞周期阻害剤および抗腫瘍剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9040543A JPH10237043A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 Rks−1778、その製造方法、細胞周期阻害剤および抗腫瘍剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10237043A true JPH10237043A (ja) 1998-09-08

Family

ID=12583372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9040543A Pending JPH10237043A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 Rks−1778、その製造方法、細胞周期阻害剤および抗腫瘍剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10237043A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6358957B1 (en) Phenylahistin and the phenylahistin analogs, a new class of anti-tumor compounds
CN107298672B (zh) 源于草酸青霉的黑麦酮酸i在制备抗人结肠癌药物的应用
JP3131574B2 (ja) 新規抗腫瘍物質、該物質を製造するための微生物及び方法、並びに該物質を有効成分とする細胞周期阻害剤及び抗腫瘍剤
JPH0320279A (ja) 新規免疫抑制剤
US6087540A (en) Terphenyl compounds and medicines containing the same
CN110218200B (zh) 一种红树内生真菌中环缩肽化合物及其制备方法与应用
CN110407792B (zh) 源于草酸青霉的黑麦酮酸类化合物Secalonic acid J及制备方法
US4831053A (en) Composition for prophylaxis and therapy of hepatitis
JP3719689B2 (ja) 新規物質トリプロスタチン、その製造方法、細胞周期阻害剤および抗腫瘍剤
CN108102933A (zh) 一株白黄黑链霉菌菌株及其应用
JPH10237043A (ja) Rks−1778、その製造方法、細胞周期阻害剤および抗腫瘍剤
CN109134417B (zh) 源于草酸青霉的黑麦酮酸i及抗人子宫颈癌药物的应用
EP0318254B1 (en) Tripeptide derivatives
CN115703788B (zh) 一类肉桂链霉素及其应用
EP0164207A1 (en) Antibiotic crisamicin, its preparation and use and a microorganism capable of producing the same
JP3726980B2 (ja) サイトトリエニン類、その製造方法および抗腫瘍剤
CN108516923B (zh) 一系列烯萜类化合物及其制备方法和应用
JP4022360B2 (ja) 新規生理活性物質
JPH05271215A (ja) 新規なポリエンマクロライド化合物及びそれを有効成分とする抗真菌剤
CN103265522A (zh) 一种源于桔绿木霉的内酯衍生物及其应用
JPH09255680A (ja) スピロトリプロスタチン、その製造法、細胞周期阻害剤および抗腫瘍剤
US7112581B2 (en) Macrocyclic lactams
JP4808853B2 (ja) 新規抗腫瘍剤
CN116173013A (zh) 一种源于桔青霉的青霉烯醇a2的抗长春新碱耐药新用途
CA2036120A1 (en) Antibiotic agent