JPH10236963A - カルシウムチャンネル拮抗剤 - Google Patents
カルシウムチャンネル拮抗剤Info
- Publication number
- JPH10236963A JPH10236963A JP9041787A JP4178797A JPH10236963A JP H10236963 A JPH10236963 A JP H10236963A JP 9041787 A JP9041787 A JP 9041787A JP 4178797 A JP4178797 A JP 4178797A JP H10236963 A JPH10236963 A JP H10236963A
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- JP
- Japan
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- extract
- shrew
- salivary gland
- calcium
- calcium channel
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- Pending
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- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 細胞へのカルシウム流入を阻害する新規なカ
ルシウムチャンネル拮抗剤を提供する。 【解決手段】 トガリネズミの唾液腺の抽出物を有効成
分とするカルシウムチャンネル拮抗剤。 【効果】 上記カルシウムチャンネル拮抗剤は細胞への
カルシウム流入阻害作用を示し、高血圧症等の治療薬ま
たは生化学研究用試薬としての用途を有する。
ルシウムチャンネル拮抗剤を提供する。 【解決手段】 トガリネズミの唾液腺の抽出物を有効成
分とするカルシウムチャンネル拮抗剤。 【効果】 上記カルシウムチャンネル拮抗剤は細胞への
カルシウム流入阻害作用を示し、高血圧症等の治療薬ま
たは生化学研究用試薬としての用途を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なカルシウムチ
ャンネル拮抗剤に関し、高血圧症等の治療薬または生化
学研究用試薬として用いられる。
ャンネル拮抗剤に関し、高血圧症等の治療薬または生化
学研究用試薬として用いられる。
【０００２】
【従来の技術】カルシウムイオン（Ｃａ2+）は神経細胞
の興奮、筋肉の収縮、ホルモンや消化酵素の分泌、ステ
ロイド合成、糖や脂質の代謝、細胞増殖及び分化等、多
くの細胞機能の調節に関与している。従って、細胞内の
Ｃａ2+濃度に異常が起こると種々の疾病を引き起こし、
また疾病の治療には細胞内のＣａ2+濃度を整えることが
有効である。細胞は細胞内のＣａ2+濃度を厳密にコント
ロールするための調節機構を準備している。細胞膜に存
在するカルシウムチャンネルはその１つであり、カルシ
ウムィオンの直接的な細胞内への流入を制御している。
カルシウムチャンネル拮抗剤はカルシウムチャンネルに
よるカルシウムイオン流入を阻害する。
の興奮、筋肉の収縮、ホルモンや消化酵素の分泌、ステ
ロイド合成、糖や脂質の代謝、細胞増殖及び分化等、多
くの細胞機能の調節に関与している。従って、細胞内の
Ｃａ2+濃度に異常が起こると種々の疾病を引き起こし、
また疾病の治療には細胞内のＣａ2+濃度を整えることが
有効である。細胞は細胞内のＣａ2+濃度を厳密にコント
ロールするための調節機構を準備している。細胞膜に存
在するカルシウムチャンネルはその１つであり、カルシ
ウムィオンの直接的な細胞内への流入を制御している。
カルシウムチャンネル拮抗剤はカルシウムチャンネルに
よるカルシウムイオン流入を阻害する。
【０００３】カルシウムチャンネルによるカルシウムイ
オン流入阻害物質は新しいタイプの医薬品、例えば血圧
降下剤等及びそのリード化合物として有用である。また
情報伝達機構の解明のための生化学研究用試薬としての
用途がある。
オン流入阻害物質は新しいタイプの医薬品、例えば血圧
降下剤等及びそのリード化合物として有用である。また
情報伝達機構の解明のための生化学研究用試薬としての
用途がある。
【０００４】トガリネズミは餌とするミミズを噛んで麻
酔をかけ、巣穴に貯蔵する習性を持つことが知られてい
るが、その麻酔作用機序及び作用物質については明らか
にされていない（今泉忠明著、「猛毒動物の百科」、１
７頁、データ・ハウス、１９９４年）。
酔をかけ、巣穴に貯蔵する習性を持つことが知られてい
るが、その麻酔作用機序及び作用物質については明らか
にされていない（今泉忠明著、「猛毒動物の百科」、１
７頁、データ・ハウス、１９９４年）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、細
胞へのカルシウム流入を阻害する新規なカルシウムチャ
ンネル拮抗剤を提供することを目的とする。
胞へのカルシウム流入を阻害する新規なカルシウムチャ
ンネル拮抗剤を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、トガリネ
ズミの唾液腺抽出物が細胞へのカルシウム流入を阻害す
る作用を持つことを見出し、本発明を完成した。
ズミの唾液腺抽出物が細胞へのカルシウム流入を阻害す
る作用を持つことを見出し、本発明を完成した。
【０００７】すなわち本発明は、トガリネズミの唾液腺
の抽出物を有効成分とするカルシウムチャンネル拮抗剤
を提供するものである。
の抽出物を有効成分とするカルシウムチャンネル拮抗剤
を提供するものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の抽出物はＳｏｒｅｘ属に
属するトガリネズミの唾液腺を摘出し、有機溶媒で抽出
することにより得られる。トガリネズミとしては、オオ
アシトガリネズミ、エゾトガリネズミ、ヒメトガリネズ
ミ、ブラリナトガリネズミ等の食虫類が挙げられる。抽
出に用いる有機溶媒としてはエタノール、メタノール等
の低級アルコール、アセトン等のケトン類などが挙げら
れる。
属するトガリネズミの唾液腺を摘出し、有機溶媒で抽出
することにより得られる。トガリネズミとしては、オオ
アシトガリネズミ、エゾトガリネズミ、ヒメトガリネズ
ミ、ブラリナトガリネズミ等の食虫類が挙げられる。抽
出に用いる有機溶媒としてはエタノール、メタノール等
の低級アルコール、アセトン等のケトン類などが挙げら
れる。
【０００９】本発明のトガリネズミの唾液腺の抽出物は
治療のために経口的あるいは非経口的に投与することが
できる。経口投与剤としては散剤、顆粒剤、カプセル
剤、錠剤などの固形製剤あるいはシロップ剤、エリキシ
ル剤などの液状製剤とすることができる。また、非経口
投与剤として注射剤、粘膜投与剤、外用剤とすることが
できる。
治療のために経口的あるいは非経口的に投与することが
できる。経口投与剤としては散剤、顆粒剤、カプセル
剤、錠剤などの固形製剤あるいはシロップ剤、エリキシ
ル剤などの液状製剤とすることができる。また、非経口
投与剤として注射剤、粘膜投与剤、外用剤とすることが
できる。
【００１０】これらの製剤は活性成分に薬理学的、製剤
学的に認容される製造助剤を加えることにより常法に従
って製造される。更に公知の技術により持続性製剤とす
ることも可能である。当該製造助剤を用いる場合は、本
発明のカルシウムチャンネル拮抗剤中のトガリネズミの
唾液腺の抽出物の配合量は通常は０．１〜２０重量％、
好ましくは０．２〜１０重量％である。
学的に認容される製造助剤を加えることにより常法に従
って製造される。更に公知の技術により持続性製剤とす
ることも可能である。当該製造助剤を用いる場合は、本
発明のカルシウムチャンネル拮抗剤中のトガリネズミの
唾液腺の抽出物の配合量は通常は０．１〜２０重量％、
好ましくは０．２〜１０重量％である。
【００１１】上記製造助剤として、内服用製剤（経口
剤）、注射用製剤（注射剤）、粘膜投与剤（バッカル、
トローチ、坐剤等）、外用剤（軟膏、貼付剤等）などの
投与経路に応じた適当な製剤用成分が使用される。例え
ば、経口剤および粘膜投与剤にあっては、賦形剤（例：
澱粉、乳糖、結晶セルロース、乳酸カルシウム、メタケ
イ酸アルミン酸マグネシウム、無水ケイ酸、マンニトー
ル）、結合剤（例えばヒドロキシプロピルセルロース、
ポリビニルピロリドン等）、崩壊剤（例：カルボキシメ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム）、滑沢剤（例：ステアリン酸マグネシム、タル
ク）、コーテング剤（例：ヒドロキシエチルセルロー
ス）、矯味剤などの製剤用成分が、また注射剤にあって
は、水性注射剤を構成し得る溶解剤ないし溶解補助剤
（例：注射用蒸留水、生理食塩水、プロピレングリコー
ル）、懸濁剤（例：ポリソルベート８０などの界面活性
剤）、ｐＨ調整剤（例：有機酸またはその金属塩）、安
定剤などの製剤用成分が、さらに外用剤にあっては、水
性ないし油性の溶解剤ないし溶解補助剤（例：アルコー
ル、脂肪酸エステル類）、粘着剤（例：カルボキシビニ
ルポリマー、多糖類）、乳化剤（例：界面活性剤）、安
定剤などの製剤用成分が使用される。
剤）、注射用製剤（注射剤）、粘膜投与剤（バッカル、
トローチ、坐剤等）、外用剤（軟膏、貼付剤等）などの
投与経路に応じた適当な製剤用成分が使用される。例え
ば、経口剤および粘膜投与剤にあっては、賦形剤（例：
澱粉、乳糖、結晶セルロース、乳酸カルシウム、メタケ
イ酸アルミン酸マグネシウム、無水ケイ酸、マンニトー
ル）、結合剤（例えばヒドロキシプロピルセルロース、
ポリビニルピロリドン等）、崩壊剤（例：カルボキシメ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム）、滑沢剤（例：ステアリン酸マグネシム、タル
ク）、コーテング剤（例：ヒドロキシエチルセルロー
ス）、矯味剤などの製剤用成分が、また注射剤にあって
は、水性注射剤を構成し得る溶解剤ないし溶解補助剤
（例：注射用蒸留水、生理食塩水、プロピレングリコー
ル）、懸濁剤（例：ポリソルベート８０などの界面活性
剤）、ｐＨ調整剤（例：有機酸またはその金属塩）、安
定剤などの製剤用成分が、さらに外用剤にあっては、水
性ないし油性の溶解剤ないし溶解補助剤（例：アルコー
ル、脂肪酸エステル類）、粘着剤（例：カルボキシビニ
ルポリマー、多糖類）、乳化剤（例：界面活性剤）、安
定剤などの製剤用成分が使用される。
【００１２】上記構成を有する本発明の薬剤は、公知の
製造法、例えば日本薬局方第１０版製剤総則記載の方法
ないし適当な改良を加えた方法によって製造することが
できる。
製造法、例えば日本薬局方第１０版製剤総則記載の方法
ないし適当な改良を加えた方法によって製造することが
できる。
【００１３】本発明に係る抽出物の投与量は、濃縮物と
して成人を治療する場合で１〜１０００mgであり、これ
を１日２〜３回に分けて投与することが好ましい。この
投与量は、患者の年齢、体重および症状によって増減す
ることができる。
して成人を治療する場合で１〜１０００mgであり、これ
を１日２〜３回に分けて投与することが好ましい。この
投与量は、患者の年齢、体重および症状によって増減す
ることができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明を実施例及び試験例により詳細
に説明する。
に説明する。
【００１５】実施例１．トガリネズミの唾液腺抽出物の
調整 北海道帯広地方で採集したオオアシトガリネズミ１５頭
を直ちにドライアイスで凍結させ、−２０℃で保存し
た。解凍後唾液腺を摘出し、乳鉢ですりつぶし、７０％
エタノール１０ｍＬと混合して３日間４℃で冷浸した。
上清を減圧下ロータリーエバポレーター（４０℃以下）
で濃縮し、唾液腺抽出物を白色固体として２８ｍｇ得
た。
調整 北海道帯広地方で採集したオオアシトガリネズミ１５頭
を直ちにドライアイスで凍結させ、−２０℃で保存し
た。解凍後唾液腺を摘出し、乳鉢ですりつぶし、７０％
エタノール１０ｍＬと混合して３日間４℃で冷浸した。
上清を減圧下ロータリーエバポレーター（４０℃以下）
で濃縮し、唾液腺抽出物を白色固体として２８ｍｇ得
た。
【００１６】試験例１．カルシウムチャンネル阻害活性
試験 ヒト神経芽細胞腫細胞（ＩＭＲ−３２）を１０％牛胎児
血清含有ＤＭＥＭで培養後、１０％ヌー・セラムＶ含有
ＤＭＥＭにＮ6，Ｏ2−ジブチリルアデノシン３’，５’
−環状一リン酸を１ｍＭ、及びブロモデオキシウリジン
を２．５μＭ添加した培地に移して７日間分化誘導し
た。細胞が付着したフラスコの培地を１０μＭのＦｕｒ
ａ−２ＡＭ（Ｃａ2+感受性蛍光色素であるＦｕｒａ−２
のアセトキシメチルエステル）を含む１０％牛胎児血清
含有ＤＭＥＭに交換し、ＣＯ2培養器（５％ＣＯ2、３７
℃）内に３０分間置いて細胞にＦｕｒａ−２ＡＭを取り
込ませた。続いて培地を１０％牛胎児血清含有ＤＭＥＭ
に交換し、１５から３０分間室温で放置してＦｕｒａ−
２ＡＭをＦｕｒａ−２に代謝させた後、細胞をクレプス
リンガー ヘペス液に１．１×１０6個／ｍＬの濃度
で懸濁し、キュベットに４００μＬづつ分注した。トガ
リネズミ唾液腺抽出物を２．７ｍｇ／２０μＬＤＭＳＯ
溶液として４μＬ添加し、５分間静置後に３４０ｎｍと
３８０ｎｍの励起光を交互に照射して５００ｎｍの蛍光
強度を測定し、その比（ｆ３４０／ｆ３８０）を求め
た。１分後に２Ｍ塩化カリウム水溶液を１５μＬ添加し
て刺激し、直ちにｆ３４０／ｆ３８０を求め、刺激前の
値と比べてその上昇値を細胞内カルシウム流入値とし
た。これを試料無添加群のそれと比較した結果、カルシ
ウムイオン流入阻害率は８０％であった。この時の添加
量は１頭分の抽出物の約１／４であった。
試験 ヒト神経芽細胞腫細胞（ＩＭＲ−３２）を１０％牛胎児
血清含有ＤＭＥＭで培養後、１０％ヌー・セラムＶ含有
ＤＭＥＭにＮ6，Ｏ2−ジブチリルアデノシン３’，５’
−環状一リン酸を１ｍＭ、及びブロモデオキシウリジン
を２．５μＭ添加した培地に移して７日間分化誘導し
た。細胞が付着したフラスコの培地を１０μＭのＦｕｒ
ａ−２ＡＭ（Ｃａ2+感受性蛍光色素であるＦｕｒａ−２
のアセトキシメチルエステル）を含む１０％牛胎児血清
含有ＤＭＥＭに交換し、ＣＯ2培養器（５％ＣＯ2、３７
℃）内に３０分間置いて細胞にＦｕｒａ−２ＡＭを取り
込ませた。続いて培地を１０％牛胎児血清含有ＤＭＥＭ
に交換し、１５から３０分間室温で放置してＦｕｒａ−
２ＡＭをＦｕｒａ−２に代謝させた後、細胞をクレプス
リンガー ヘペス液に１．１×１０6個／ｍＬの濃度
で懸濁し、キュベットに４００μＬづつ分注した。トガ
リネズミ唾液腺抽出物を２．７ｍｇ／２０μＬＤＭＳＯ
溶液として４μＬ添加し、５分間静置後に３４０ｎｍと
３８０ｎｍの励起光を交互に照射して５００ｎｍの蛍光
強度を測定し、その比（ｆ３４０／ｆ３８０）を求め
た。１分後に２Ｍ塩化カリウム水溶液を１５μＬ添加し
て刺激し、直ちにｆ３４０／ｆ３８０を求め、刺激前の
値と比べてその上昇値を細胞内カルシウム流入値とし
た。これを試料無添加群のそれと比較した結果、カルシ
ウムイオン流入阻害率は８０％であった。この時の添加
量は１頭分の抽出物の約１／４であった。
【００１７】
【発明の効果】本発明のカルシウムチャンネル拮抗剤は
細胞へのカルシウム流入阻害作用を示し、高血圧症等の
治療薬または生化学研究用試薬としての用途を有する。
細胞へのカルシウム流入阻害作用を示し、高血圧症等の
治療薬または生化学研究用試薬としての用途を有する。
Claims (1)
- 【請求項１】 トガリネズミの唾液腺の抽出物を有効成
分とするカルシウムチャンネル拮抗剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041787A JPH10236963A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | カルシウムチャンネル拮抗剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9041787A JPH10236963A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | カルシウムチャンネル拮抗剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10236963A true JPH10236963A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=12618070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9041787A Pending JPH10236963A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | カルシウムチャンネル拮抗剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10236963A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004046178A3 (en) * | 2002-11-18 | 2004-07-22 | John M Stewart | Shrew paralytic peptide for use in neuromuscular therapy |
| US7119168B2 (en) | 2002-11-18 | 2006-10-10 | Bioprospecting Nb Inc. | Paralytic peptide for use in neuromuscular therapy |
| US8211857B2 (en) | 2008-03-19 | 2012-07-03 | Soricimed Biopharma Inc. | Peptide composition for cancer treatment by inhibiting TRPV6 calcium channel activity |
| US10064964B2 (en) | 2009-06-26 | 2018-09-04 | Soricimed Biopharma Inc. | Compounds and methods for the detection of TRPV-6 cancers and drug delivery |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP9041787A patent/JPH10236963A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8673858B2 (en) | 2002-11-18 | 2014-03-18 | Soricimed Biopharma Inc. | Method for treating wrinkles using a paralytic peptide from the shrew Blarina brevicauda |
| US8962817B2 (en) | 2002-11-18 | 2015-02-24 | Soricimed Biopharma Inc. | Vectors encoding a paralytic peptide |
| US7273850B2 (en) | 2002-11-18 | 2007-09-25 | Bioprospecting Nb Inc. | Paralytic peptide for use in neuromuscular therapy |
| US7485622B2 (en) | 2002-11-18 | 2009-02-03 | Bioprospecting Nb Inc. | Paralytic peptide for use in neuromuscular therapy |
| US7745588B2 (en) | 2002-11-18 | 2010-06-29 | Bioprospecting Nb Inc. | Antibodies to a paralytic peptide |
| US8003754B2 (en) | 2002-11-18 | 2011-08-23 | Soricimed Biopharma Inc. | Paralytic peptide for use as a insecticide |
| US7119168B2 (en) | 2002-11-18 | 2006-10-10 | Bioprospecting Nb Inc. | Paralytic peptide for use in neuromuscular therapy |
| US8338136B2 (en) | 2002-11-18 | 2012-12-25 | Soricimed Biopharma Inc. | Method of producing a paralytic peptide |
| WO2004046178A3 (en) * | 2002-11-18 | 2004-07-22 | John M Stewart | Shrew paralytic peptide for use in neuromuscular therapy |
| US8211857B2 (en) | 2008-03-19 | 2012-07-03 | Soricimed Biopharma Inc. | Peptide composition for cancer treatment by inhibiting TRPV6 calcium channel activity |
| US8618058B2 (en) | 2008-03-19 | 2013-12-31 | Soricimed Biopharma Inc. | Peptide composition for cancer treatment by inhibiting TRPV6 calcium channel activity |
| US9303077B2 (en) | 2008-03-19 | 2016-04-05 | Soricimed Biopharma Inc. | Peptide composition for cancer treatment by inhibiting TRPV6 calcium channel activity |
| US10058587B2 (en) | 2008-03-19 | 2018-08-28 | Soricimed Biopharma Inc. | Peptide composition for cancer treatment by inhibiting TRPV6 calcium channel activity |
| US10064964B2 (en) | 2009-06-26 | 2018-09-04 | Soricimed Biopharma Inc. | Compounds and methods for the detection of TRPV-6 cancers and drug delivery |
| US11090396B2 (en) | 2009-06-26 | 2021-08-17 | Soricimed Biopharma Inc. | Compounds and methods for the detection of TRPV-6 cancers and drug delivery |
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