JPH10235903A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH10235903A
JPH10235903A JP6223297A JP6223297A JPH10235903A JP H10235903 A JPH10235903 A JP H10235903A JP 6223297 A JP6223297 A JP 6223297A JP 6223297 A JP6223297 A JP 6223297A JP H10235903 A JPH10235903 A JP H10235903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
recording
protection member
ink
recording head
Prior art date
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Pending
Application number
JP6223297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Nagashima
正澄 長島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6223297A priority Critical patent/JPH10235903A/ja
Publication of JPH10235903A publication Critical patent/JPH10235903A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド保護部材の記録ヘッドとの接触面に残
って固着したインクを除去できるインクジェット記録装
置を提供する。 【構成】 ヘッド保護部材のヘッド接触面が、所定時間
以上、記録ヘッドから解除開放された場合には、ヘッド
保護部材のヘッド接触面に対し記録ヘッドによりインク
を吐出した後に回復動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出する
記録ヘッドにより記録媒体に記録を行うインクジェット
記録装置に関し、さらに詳しくは、記録装置に対して着
脱可能に構成した記録ヘッドを有し、また記録ヘッドが
記録装置上からはずされている時間を計数、記憶する計
数、記憶手段を設け、前記記憶手段に記憶された時間情
報に応じて異なる回復動作を行う制御手段を設けたイン
クジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体に対し記録ヘッドからインクを
吐出して記録を行うインクジェット記録方式の記録装置
において、記録ヘッドを記録装置に対し、着脱可能に構
成し、インク種の異なるヘッドあるいは記録ヘッドと同
形状の読み取り装置と交換してさまざまな記録あるいは
読み取り動作を行う方式が広く採用されている。また、
一般にインクジェット方式の記録装置においては、記録
ヘッドのインク吐出口でのインク固着を防止するため
に、記録ヘッドのインク吐出口を密閉保護するためのヘ
ッド保護部材と、これに連結した形で、万一記録ヘッド
のインクが固着し、記録不良が発生した場合に記録ヘッ
ドを回復させる目的で吸引圧を発生する回復部材が設け
られている。
【0003】一般に、上記構成による記録装置において
は、記録待機状態、保管時等の非記録状態においては、
前記ヘッド保護部材を記録ヘッドのインク吐出口面に圧
接装着し、インクの固着を防止する動作を行っている。
また、記録ヘッドの代わりに読み取りヘッドを装着し読
み取り動作を行う場合は、ヘッド保護部材の記録ヘッド
との接触面に残ったインクが付着し読み取り性能を低下
させないように、ヘッド保護部材に接触しないように読
み取りヘッドの形状を変えたり、あるいは読み取りヘッ
ドを認識してヘッド保護部材の圧接動作を行わない方式
が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のごと
く読み取りヘッドを長時間にわたって記録装置上に装着
したり、あるいは記録ヘッドを未装着のまま保管する
と、ヘッド保護部材の記録ヘッドとの接触面に残ったイ
ンクが乾燥固着し、ヘッド保護部材と記録ヘッドとの密
着が不十分になる場合があった。このため、前記ヘッド
回復部材により記録ヘッドの回復動作を行っても、吸引
圧力が十分発生せず、十分な回復動作が行えないことが
あった。
【0005】したがって、本発明の目的は、ヘッド保護
部材の記録ヘッドとの接触面に残って固着したインクを
除去できるインクジェット記録装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、ヘッド保護
部材のヘッド接触面が、所定時間以上、記録ヘッドから
解除開放された場合には、ヘッド保護部材のヘッド接触
面に対し記録ヘッドによりインクを吐出した後に回復動
作を行う。この方式によれば、ヘッド保護部材のヘッド
接触面に固着したインクを除去することが可能であり、
十分な回復性能を発揮することができ、高品位の記録を
確保することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1は、本発明の実施例1の記録装置を示
す斜視図である。1は、複数の記録素子を1列に配した
記録素子配列を有する記録ヘッドであり、その内部に記
録用のインクを内蔵している。記録ヘッド1はキャリア
2上に配置されており、キャリア2はシャーシ4上に設
けられたガイド軸5に軸支され、ガイドレール6に摺動
可能に取付けられており、また、ベルト7を介して駆動
モータ8と駆動連結されている。
【0008】シャーシ4には、記録前の記録媒体9をガ
イドする上ガイド10および下ガイド11が設けられて
おり、上ガイド10には、記録媒体の有無を検出する紙
センサ12が設けてある。シャーシ4には、記録ヘッド
1の対向面に記録媒体9を給送するための給送ローラ1
3およびこれに対向する位置にピンチローラ14がそれ
ぞれ回転可能に設けてある。
【0009】また、記録ヘッド1の記録直後、ガイドレ
ール6上に拍車列15が設けられており、拍車列に対向
する位置で、シャーシ4上に排紙ローラ16が回転可能
に設けれている。ピンチローラ14および排紙ローラ1
6は不図示の弾性部材により、それぞれ、給送ローラ1
3および拍車15に付勢される構造になっている。給送
ローラ13は、同軸上に配置されたギア17を介し駆動
モータ18と駆動連結されており、また排紙ローラ16
は、給送ローラ13の端部に設けたギア19およびシャ
ーシ4上に設けたギア列20を介して給紙ローラ13と
駆動連結されている。
【0010】また、シャーシ4上の記録媒体9を避ける
位置に記録ヘッド1の回復部材21および回復部材に連
結されたヘッド保護部材22が設けてあり、回復部材2
1およびヘッド保護部材22は、カム23のギア部およ
びギア17を介して駆動モータ18と駆動連結されてい
る。
【0011】以下、上記構成における本実施例の動作に
ついて説明する。記録媒体9が図中矢印A方向より上ガ
イド10および下ガイド11の間に挿入されると、紙セ
ンサ12により記録媒体9の有無が検出される。この
後、駆動モータ18の回転がギア17によって給紙ロー
ラ13に伝達され、記録媒体9は給送ローラ13および
ピンチローラ14の押圧により記録ヘッド1に対向する
記録位置へと給送される。
【0012】次に、駆動モータ8の回転によりキャリア
2を記録媒体9上で図中矢印B方向に走査させ、記録ヘ
ッド1に不図示の制御部より記録信号を伝達させて記録
を行って行く。1行分の記録が終了した後、駆動モータ
18の駆動により、記録媒体を矢印A方向に走査する。
この動作を繰り返して、所定の記録を行う。
【0013】記録終了後の記録媒体9はギア19、ギア
列20により駆動伝達された拍車15、排紙ローラ16
により、装置外に排出される。また、記録待機時は、記
録ヘッド1のインク吐出面がヘッド保護部材22に対向
する位置にキャリア2が移動し、駆動モータ18の駆動
が伝達されたヘッド保護部材22が上方に移動し、記録
ヘッド1のインク吐出面に圧接する。
【0014】以下、図2に示すフローチャートに従っ
て、本実施例の詳細を説明する。不図示のキー、スイッ
チ等の入力により、ステップS101でヘッド交換の命
令が来ると、ステップS102に移り、キャリア2を待
機位置(記録ヘッド1がヘッド保護部材22に対向する
位置)から、予め設定されたヘッド交換位置まで移動さ
せる。次に、ステップS103でヘッドが交換される
と、ステップS104にて、キャリア2を再度待機位置
まで移動させる。
【0015】この後、ステップS105にて、不図示の
記憶手段に記憶された、ヘッド保護部材22が記録ヘッ
ド1から開放されていた時間Tが予め設定された時間T
1より大きいかどうかを判定する。T>T1の場合は、
ステップS106に移り、ヘッド保護部材22の記録ヘ
ッド1との接触面に対し、記録ヘッド1によりインクを
吐出させる。また、ステップS105にて、開放時間T
が所定時間T1以下である場合は、直ちにステップS1
07に移行する。
【0016】この後、ステップ107にて、回復部材2
1により記録ヘッド1の回復動作を行う。さらに、ステ
ップS108にて、不図示の記憶手段に記憶されていた
ヘッド保護部材22の開放時間Tをクリアした後、ステ
ップS109にて、記録待機状態に移行する。
【0017】なお、上記説明において、T1を一定値と
してあるが、複数の値を設け、それぞれに対応したイン
ク量をステップS106において、ヘッド保護部材に吐
出することも可能である。
【0018】(実施例2)以下、図3に示すフローチャ
ートを参照しながら、実施例2を説明する。図3におい
て、図2に示す実施例1と同じ制御については、同じ記
号を付してあり、説明は省略する。
【0019】実施例2においては、ステップS106に
て、記録ヘッド1によりヘッド保護部材22のヘッド接
触面に対し、インク吐出した後、ステップS201に移
り、ヘッド保護部材22を記録ヘッド1に対し、圧接、
解除を少なくとも1回以上、N回繰り返す。この後、ス
テップS107に移り、回復部材21により回復動作を
行う。
【0020】(実施例3)以下、図4に示すフローチャ
ートを参照しながら、実施例3を説明する。図4におい
て、図2に示す実施例1と同じ制御については、同じ記
号を付してあり、説明は省略する。
【0021】実施例3においては、ステップS106に
て、記録ヘッド1によりヘッド保護部材22のヘッド接
触面に対し、インクを吐出した後、ステップS301に
移り、ヘッド保護部材22を記録ヘッド1に対し、圧接
させる。この後、ステップS302に移り、キャリア2
を図1に示す矢印Bの往復方向に少なくとも1回以上複
数回、微小量移動させる。この後、ステップS107に
移り、回復部材21により回復動作を行う。
【0022】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、ヘッド保護部材が記録ヘッドから解除されてい
る時間を記憶し、その値が所定値以上の場合は、ヘッド
保護部材の記録ヘッドとの接触面に対しインク吐出をし
た後に回復動作を行うことにより、ヘッド保護部材の記
録ヘッドとの接触面に固着したインクを除去することが
可能になり、所望の回復性能が維持され、高品位の記録
が可能な記録装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例のインクジェット記録
装置の全体の斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施例1の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】図3は、本発明の実施例2の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】図4は、本発明の実施例3の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 キャリア 3 電気接合部 4 シャーシ 5 ガイド軸 6 ガイドレール 7 ベルト 8 駆動モータ 9 記録媒体 10 上ガイド 11 下ガイド 12 紙センサ 13 給送ローラ 14 ピンチローラ 15 拍車 16 排紙ローラ 17 ギア 18 駆動モータ 19 ギア 20 ギア列 21 回復部材 22 ヘッド保護部材 23 カム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対しインクを吐出して記録を
    行うインクジェット記録装置において、 記録装置に着脱可能に構成された記録ヘッドと、 前記記録ヘッドのインク吐出口面に圧接解除可能なヘッ
    ド保護部材と、 前記ヘッド保護部材に連結されたヘッド回復手段と、 前記ヘッド保護部材が前記記録ヘッドのインク吐出口面
    から解除している時間を計数する計数手段と、 前記計数手段が計数した時間を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された時間に応じて異なる回復動作
    を行う制御手段と、を備えたことを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れた時間が所定量を越えた場合は、前記ヘッド保護部材
    の前記ヘッドとの接触面に対し、前記記録ヘッドにより
    インクを吐出した後に、前記回復手段により回復動作を
    行うことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 回復動作を行う前に、前記ヘッド保護部
    材を前記記録ヘッドに対して、少なくとも1回以上の圧
    接、解除を行うことを特徴とする請求項2記載のインク
    ジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れた時間が所定量を越えた場合は、前記ヘッド保護部材
    が前記ヘッドに圧接した状態で、前記ヘッド保護部材の
    圧接解除方向とは異なる方向に前記ヘッドと前記ヘッド
    保護部材の間に相対速度を発生させた後に、前記回復手
    段により回復動作を行うことを特徴とする請求項1記載
    のインクジェット記録装置。
JP6223297A 1997-02-28 1997-02-28 インクジェット記録装置 Pending JPH10235903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6223297A JPH10235903A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 インクジェット記録装置

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JP6223297A JPH10235903A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 インクジェット記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH10235903A true JPH10235903A (ja) 1998-09-08

Family

ID=13194217

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6223297A Pending JPH10235903A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH10235903A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7144096B2 (en) 2002-08-30 2006-12-05 Canon Kabushiki Kaisha Inkjet recording apparatus for controlling recovery operation by managing cap-open state and recovery control method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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