JPH10234111A - 金属閉鎖形スイッチギヤ - Google Patents

金属閉鎖形スイッチギヤ

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JPH10234111A
JPH10234111A JP3450397A JP3450397A JPH10234111A JP H10234111 A JPH10234111 A JP H10234111A JP 3450397 A JP3450397 A JP 3450397A JP 3450397 A JP3450397 A JP 3450397A JP H10234111 A JPH10234111 A JP H10234111A
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JP
Japan
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box
metal
guide rail
wheels
closed switchgear
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JP3450397A
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English (en)
Inventor
Shizuaki Takahashi
静明 高橋
Naoyuki Ishibashi
尚之 石橋
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Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設置面積を減らし、保守・点検スペースの制約
を解消すること。 【解決手段】箱体1の底骨1aの中央部に対して、車輪
を横向きにしてキャスタ3を4個設ける。これらのキャ
スタ3の左側と右側に対して、車輪を前後方向にしたキ
ャスタ2を設ける。これらのキャスタ2,3は、箱体1
の設置面に格子状に設置した案内レール5の上面に形成
された溝部を転動させる。箱体1を固定する場合には、
底骨1aに対して上下動自在に設けたストッパ4の下端
を案内レール5に形成された係合穴に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電鉄用変
電設備などに設置される金属閉鎖形スイッチギヤに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の電鉄用変電所に設置され
た金属閉鎖形スイッチギヤの一例を示す斜視図、図13
は、図12で示した金属閉鎖形スイッチギヤの据付ベース
の部分拡大詳細図である。
【0003】図12及び図13において、変電所の設置面13
には、溝形鋼から額縁状に溶接で製作された据付ベース
12A,12B,12C,12D,12Eが左側から隣接して配置
されている。
【0004】これらの設置面には、各据付ベースの四隅
に対応する位置に対して、図示しないJ形基礎ボルト14
があらかじめ埋設され、各据付ベースは、これらのJ形
基礎ボルト14によって設置面に固定されている。
【0005】これらの据付ベースには、箱体11A,11
B,11C,11D,11Eが左側から順に載置され、これら
の箱体は、これらの箱体の底骨から据付ベースの上部下
面に溶接された図示しないボスに挿入された六角ボルト
によって据付ベースに固定されている。
【0006】各箱体は、隣接部の側骨を介して互に固定
されて、耐震性が強化され、内部には、遮断器が引出機
構を介して収納され、断路器や変流器などが組み込まれ
ている。箱体の前面には、保守・点検のための前面扉1
bが取り付けられ、箱体の後面にも背面扉1cが取り付
けられている。各箱体の外周は、軟鋼板で覆われてい
る。
【0007】図14は、図12の平面図で、保守・点検スペ
ースを含めた図である。図14において、右端の箱体の符
号54FZは、受電遮断器を示し、この左側に対して給電
所遮断器54F1〜54F4が収納されている。各箱体は、
間口幅が0.8 m、奥行き深さが3mで、5面合計の間口
幅は、4mとなる。
【0008】箱体の前方には、 0.8mの保守・点検スペ
ースが設けられ、箱体の後方には、遮断器を引き出すた
めの2mの保守・点検スペースが確保され、前後の保守
・点検スペースの間を結ぶ 0.6m幅の作業用通行スペー
スも両側に形成されている。この結果、点検スペースを
含めた設置床は、間口が 5.2m、奥行きが 5.8mで、面
積は 30.16m2 となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成され設置される金属閉鎖形スイッチギヤにおいて
は、従来の技術の図14で示した設置面と比べて、縦横い
ずれかが不足すると、保守・点検のためのスペースが減
少するので、保守・点検の作業性が低下し、能率も低下
する。
【0010】そのため、設置スペースの条件に合わせ
て、箱体の間口幅や奥行きを変えて、保守・点検スペー
スを確保する方法も考えられるが、すると、収納機器の
配置を含めてその都度箱体を設計し製作しなければなら
ないので、製作期間が長くなり、決められた納期に出荷
できなくなるおそれもある。
【0011】一方、列車の高速化やダイヤの過密化に伴
い、変電所の容量は増える傾向にあり、その結果、遮断
器や変圧器の容量も増える趨勢にある。そこで、本発明
の目的は、設置面積を減らし、保守・点検スペースの制
約を解消することのできる金属閉鎖形スイッチギヤを得
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
の金属閉鎖形スイッチギヤは、設置床に格子状に敷設さ
れた案内レールと、この案内レールに少なくとも4個の
車輪を介して載置され内部に開閉器を収納した複数の箱
体とを備えたことを特徴とする。
【0013】また、請求項2に対応する発明の金属閉鎖
形スイッチギヤは、4個の第1の車輪を案内レールの間
隔で箱体の底部に上下動自在に片側に向けて配置し、第
1の車輪の片側と他側に、第2の車輪を案内レールの間
隔で上下動自在に他方に向けて配置したことを特徴とす
る。
【0014】また、請求項3に対応する発明の金属閉鎖
形スイッチギヤは、車輪が箱体の中心方向に向かって遊
嵌する溝部を案内レールの交点に形成したことを特徴と
する。
【0015】また、請求項4に対応する発明の金属閉鎖
形スイッチギヤは、下端が案内レールに形成された係合
穴に係止されるストッパを箱体の底部に上下動自在に設
けたことを特徴とする。
【0016】また、請求項5に対応する発明の金属閉鎖
形スイッチギヤは、車輪を箱体の底部に縦貫した支軸を
軸に揺動自在としたことを特徴とする。さらに、請求項
6に対応する発明の金属閉鎖形スイッチギヤは、箱体を
案内レールに固定する固定ボルトを箱体の底部に縦貫し
たことを特徴とする。
【0017】このような手段によって、請求項1に対応
する発明においては、保守・点検時には、隣接した箱体
を案内レールを介して移動して点検スペースを確保し、
請求項2に対応する発明では、箱体を片側に移動する場
合には、第2の車輪を上動させ、箱体を他側に移動する
場合には、第1の車輪を上動させる。
【0018】また、請求項3に対応する発明において
は、箱体の中心方向に向いた車輪によって箱体の移動を
防ぎ、請求項4に対応する発明においては、箱体を移動
する場合には、ストッパを持ち上げて案内レールとの係
合を解除する。
【0019】さらに、請求項5に対応する発明において
は、箱体を移動する場合には、支軸を軸に車軸を揺動さ
せて移動方向に向け、請求項6に記載の発明において
は、箱体を移動する場合には、固定ボルトを緩めて案内
レールに対する固定を解除する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の金属閉鎖形スイッ
チギヤの一実施形態を図面を参照して説明する。図1
は、本発明の金属閉鎖形スイッチギヤの第1の実施形態
を示す概略斜視図で、請求項1,2及び請求項4,6に
対応する図、図2は、図1のA−A断面拡大詳細図、図
3は、図1の拡大正面図である。
【0021】図1,図2及び図3において、箱体1の底
骨1aには、車輪の方向を前後方向にしたキャスタ2が
左右の前後に設けられ、これらのキャスタ2の間に対し
て、車輪の方向を左右に向けた一対のキャスタ3が前後
に設けられている。
【0022】これらのキャスタ2,3が設けられた底骨
1aには、U字状のストッパ4が底骨1aに設けられた
図示しない案内部を介して上下動自在に設けられてい
る。なお、右側のストッパ4は、箱体1を後述するよう
に移動する場合に、図示しない治具を介して持ち上げた
状態を示す。
【0023】一方、この金属閉鎖形スイッチギヤが設置
される変電所の設置床には、上面の中央部に溝が形成さ
れて樋状に製作された案内レール5が、各車輪2,3の
間隔で、後述する図4に示すように格子状に設置され、
中間部から下部が設置床に埋め込まれている。
【0024】この案内レール5は、設置床にあらかじめ
埋設されたアンカナットに螺合される複数の皿ボルトで
固定されている。案内レール5の溝には、ストッパ穴が
所定の位置に形成され、各ストッパ4の下端の凸部がこ
のストッパ穴に挿入されることで、箱体1は、案内レー
ル5の所定の位置に停止する。さらに、各ストッパの外
側の位置に対して、固定ボルト6が底骨1aに挿入さ
れ、箱体1は固定ボルト6によって案内レール5に締付
固定されている。
【0025】図4は、変電設備を構成する金属閉鎖形ス
イッチギヤの箱体の配置と、案内レールの配置を示す平
面図で、従来の技術で示した図14に対応する図である。
【0026】図4に示す実施の形態では、変電所の設置
面には、図2及び図3で述べた案内レール5が、前後に
6列、左右に4列に格子状に設置され、皿ボルトで設置
床に固定されている。
【0027】各箱体は、図2,図3で示した車輪2,3
を介してレール5に載置されている。図4において、左
側が後方から1号給電盤,2号給電盤及び3号給電盤で
あり、右側は、後部が4号給電盤で前方は受電盤であ
る。
【0028】このように構成された金属閉鎖形スイッチ
ギヤにおいて、今、例えば、遮断器54F3を箱体から引
き出して、この遮断器や箱体の内部を点検する場合に
は、この箱体を矢印A2に示すように右側に約2m移動
し、左右に保守・点検スペースを確保して行う。
【0029】また、遮断器54FZを引き出して点検する
場合には、まず、遮断器54F3を収納した箱体を矢印A
2に示すように右側に移動し、次に、遮断器54F2を収
納した箱体を前方に移動する。次に、受電盤を左側に約
2m移動することで、この箱体の左右に保守スペースを
確保して内部の遮断器の外部への引き出しを行う。
【0030】このように、案内レール上に箱体を移動自
在に載置することで、各箱体の前後に保守・点検用のス
ペースをあらかじめ設けることなく、共通に使用する広
い保守・点検スペースで作業を行うことができる。
【0031】これらの箱体の移動に当っては、図2及び
図3で示したストッパ4を図示しない治具で持ち上げ、
固定ボルト6も緩め上方に持ち上げた状態で行う。さら
に、移動方向と異る向きのキャスタ2,3も治具で持ち
上げる。この持ち上げられたストッパ4及び固定ボルト
6やキャスタは、治具によってこの治具が取り外される
まで、その位置に保持される。
【0032】なお、上記箱体の移動中において、各キャ
スタの車輪は、U字状の案内レール5の溝に案内されて
溝の底面を転動するので、案内レール5から車輪が脱線
するおそれはない。また、停止状態では、箱体は固定ボ
ルト6によって案内レール5に固定されてるので、たと
え強い地震が発生した場合でも、位置がずれるおそれは
ない。
【0033】したがって、このように案内レールに移動
自在に搭載された金属閉鎖形スイッチギヤにおいては、
図4の平面図に示すように、横幅7.2 m、奥行3mで、
面積21.6m2 の電気室に設置することができるので、占
有床面積は、従来の金属閉鎖形スイッチギヤと比べて、
約70%の面積に減らすことができる。
【0034】図5は、本発明の金属閉鎖形スイッチギヤ
の第2の実施形態を示す流れ図である。この実施形態で
は、図4で説明した箱体の移動の前に、キャスタの車輪
の向きが箱体の移動方向に合っているか否かを検出器で
検出して、4個のキャスタの車輪の向きを確認した後に
移動する。
【0035】そのため、各キャスタの取付部分には、図
示しないリミットスイッチが取り付けられ、各箱体の正
面扉には、各キャスタの向きを表示する信号灯が取り付
けられている。
【0036】図5において、箱体を移動する場合には、
まずステップ8aで移動する方向のキャスタを下ろす。
次のステップ8bでは、4個のキャスタの車輪の向きを
リミットスイッチで検出し、信号灯に表示する。
【0037】次のステップ8cでは、信号灯を見て各キ
ャスタの車輪が移動方向に向いているか否かを判断し、
もし、すべての信号が青の場合には、すべてのストッパ
を持ち上げて、次のステップ8fに進み、箱体を移動し
て点検準備完了とする。
【0038】ステップ8cで、移動方向に向っていない
キャスタがあった場合には、信号灯によってその場所を
認識し、そのキャスタの車輪の方向をステップ8dで移
動方向に変えて、信号灯で確認し、箱体の誤操作に伴う
転倒を防ぐ。
【0039】図6(a)は、本発明の金属閉鎖形スイッ
チギヤの第3の実施形態を示す斜視図で、第1の実施形
態で示した図1に対応する図、図6(b)は、図6
(a)の底面図で、キャスタの軸と車輪を示す。
【0040】この実施形態では、車輪の方向が軸7aを
回転軸として移動して変るキャスタ7を採用した場合を
示す。このように方向転換自在のキャスタ7を組み込ん
だ金属閉鎖形スイッチギヤにおいては、箱体の底部に
は、4個のキャスタ7を設けることで、前後左右に箱体
を移動することができ、キャスタの車輪の向きを確認す
る作業を省くことができるので、保守・点検作業が更に
容易となる利点がある。
【0041】図7は、本発明の金属閉鎖形スイッチギヤ
の第4の実施形態を示す底面図で、第3の実施形態で示
した図6(b)に対応する図、図8は、図7の部分拡大
詳細図で請求項3に対応する図である。
【0042】図7及び図8において、第3の実施形態で
示した図6(a),(b)と異るところは、案内レール
5の交点の形状で、他は、図6(a),(b)と同一で
ある。
【0043】すなわち、案内レール5の交点には、各直
角部に対して弧状の拡張部が形成され、箱体の中心方向
が長辺側となる溝7bが形成され、この溝7bによって
キャスタ7の車輪が遊嵌した状態が示されている。
【0044】このように案内レールが構成された金属閉
鎖形スイッチギヤにおいては、車輪を溝7bに入れて4
個の車輪の向きを強制的に箱体の中心方向に向けること
で、キャスタ7の車輪の脱出を防ぐことができるだけで
なく、箱体の移動も防ぐことができるので、前述した実
施形態で用いたストッパを省くことができる。
【0045】図9は、この第4の実施形態の作用を示す
流れ図で、ステップ8gで移動させる方向の車輪を下ろ
し、次のステップ8hでキャスタの車輪の向きを検出
し、次のステップ8jで移動方向に向いていることを確
認した場合には、次のステップ8kに進むが、移動方向
に向いていなかった場合には、ステップ9dに進んで、
車輪の向きを移動方向に揃える。
【0046】ステップ8kでは、ストッパを持ち上げ、
次のステップ8lでは、箱体の内部の遮断器や断路器を
開放して、次のステップ8mで箱体を移動し、点検準備
完了とする。
【0047】図10は、本発明の金属閉鎖形スイッチギヤ
の第5の実施形態を示す斜視図で、箱体の正面扉に対し
て移動指令スイッチ9が取り付けられている。この実施
形態では、移動指令スイッチ9が操作されると、すべて
の箱体内の遮断器中において、もし、投入状態の遮断器
が残っていた場合には、この遮断器を開放させるととも
に、キャスタの下降を阻止する鎖錠機構が解錠される。
【0048】図11は、この第5の実施形態の作用を示す
流れ図で、まず、操作員がステップ8mで各箱体の遮断
器の開放操作を行った後、ステップ8o で確認のために
移動指令スイッチ9を操作して、次のステップ8p です
べての遮断器が開放される。
【0049】次のステップ8q において、すべての遮断
器が開放されていることを確認すると、次のステプ8r
に進んで、各箱体の内部は、負荷側が電源側から切り離
されるが、もし、開放されていない遮断器が残っていた
場合には、再びステップ8oに戻って移動指令をスイッ
チ9の操作を繰り返す。
【0050】ステップ8r ですべての箱体の負荷側が電
源側から切り離されると、次のステップ8s に進んで、
すべてのストッパの鎖錠機構が解除され、次のステップ
8tに進んで箱体を移動し、保守・点検準備完了とな
る。この実施形態では、保守・点検作業の安全性が更に
上る利点がある。
【0051】
【発明の効果】以上、請求項1に対応する発明によれ
ば、設置床に格子状に敷設された案内レールと、この案
内レールに少なくとも4個の車輪を介して載置され内部
に開閉器を収納した複数の箱体とを備えることで、保守
・点検時には、隣接した箱体を案内レールを介して移動
して点検スペースを確保したので、設置面積を減らし、
保守・点検スペースの制約を解消することのできる金属
閉鎖形スイッチギヤを得ることができる。
【0052】また、請求項2に対応する発明によれば、
4個の第1の車輪を案内レールの間隔で箱体の底部に上
下動自在に片側に向けて配置し、第1の車輪の片側と他
側に、第2の車輪を案内レールの間隔で上下動自在に他
方に向けて配置することで、箱体を片側に移動する場合
には、第2の車輪を上動させ、箱体を他側に移動する場
合には、第1の車輪を上動させたので、設置面積を減ら
し、保守・点検スペースの制約を解消することのできる
金属閉鎖形スイッチギヤを得ることができる。
【0053】また、請求項3に対応する発明によれば、
車輪が箱体の中心方向に向かって遊嵌する溝部を案内レ
ールの交点に形成することで、箱体の中心方向に向いた
車輪によって箱体の移動を防いだので、設置面積を減ら
し、保守・点検スペースの制約を解消することのできる
金属閉鎖形スイッチギヤを得ることができる。
【0054】また、請求項4に対応する発明によれば、
下端が案内レールに形成された係合穴に係止されるスト
ッパを箱体の底部に上下動自在に設けることで、箱体を
移動する場合にストッパを持ち上げて案内レールとの係
合を解除したので、設置面積を減らし、保守・点検スペ
ースの制約を解消することのできる金属閉鎖形スイッチ
ギヤを得ることができる。
【0055】また、請求項5に対応する発明によれば、
車輪を箱体の底部に縦貫した支軸を軸に揺動自在とする
ことで、箱体を移動する場合には、支軸を軸に車軸を揺
動させて移動方向に向けたので、設置面積を減らし、保
守・点検スペースの制約を解消することのできる金属閉
鎖形スイッチギヤを得ることができる。
【0056】さらに、請求項6に対応する発明によれ
ば、箱体を案内レールに固定する固定ボルトを箱体の底
部に縦貫することで、箱体を移動する場合には、固定ボ
ルトを緩めて案内レールに対する固定を解除したので、
設置面積を減らし、保守・点検スペースの制約を解消す
ることのできる金属閉鎖形スイッチギヤを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属閉鎖形スイッチギヤの第1の実施
形態を示す部分概略正面斜視図。
【図2】図1のA−A断面拡大詳細図。
【図3】図1の拡大前面図。
【図4】本発明の金属閉鎖形スイッチギヤの第1の実施
形態を示す平面配列図。
【図5】本発明の金属閉鎖形スイッチギヤの第1の実施
形態の作用を示す流れ図。
【図6】本発明の金属閉鎖形スイッチギヤの第2の実施
形態を示す部分概略正面斜視図。
【図7】本発明の金属閉鎖形スイッチギヤの第3の実施
形態を示す部分平面図。
【図8】図7の部分拡大詳細図。
【図9】本発明の金属閉鎖形スイッチギヤの第3の実施
形態の作用を示す流れ図。
【図10】本発明の金属閉鎖形スイッチギヤの第4の実
施形態を示す斜視図。
【図11】本発明の金属閉鎖形スイッチギヤの第4の実
施形態を示す流れ図。
【図12】従来の金属閉鎖形スイッチギヤの一例を示す
斜視図。
【図13】図12の部分拡大平面図。
【図14】従来の金属閉鎖形スイッチギヤの一例を示す
平面配置図。
【符号の説明】
1…箱体、1a…底骨、2,3,7…キャスタ、4…ス
トッパ、5…案内レール、6…固定ボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 尚之 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設置床に格子状に敷設された案内レール
    と、この案内レールに少なくとも4個の車輪を介して載
    置され内部に開閉器を収納した複数の箱体とを備えた金
    属閉鎖形スイッチギヤ。
  2. 【請求項2】 4個の第1の車輪を前記案内レールの間
    隔で前記箱体の底部に上下動自在に片側に向けて配置
    し、前記第1の車輪の片側と他側に、第2の車輪を前記
    案内レールの間隔で上下動自在に他方に向けて配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の金属閉鎖形スイッチ
    ギヤ。
  3. 【請求項3】 前記車輪が前記箱体の中心方向に向かっ
    て遊嵌する溝部を前記案内レールの交点に形成したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金属閉鎖形
    スイッチギヤ。
  4. 【請求項4】 下端が前記案内レールに形成された係合
    穴に係止されるストッパを前記箱体の底部に上下動自在
    に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れかに記載の金属閉鎖形スイッチギヤ。
  5. 【請求項5】 前記車輪を前記箱体の底部に縦貫した支
    軸を軸に揺動自在としたことを特徴とする金属閉鎖形ス
    イッチギヤ。
  6. 【請求項6】 前記箱体を前記案内レールに固定する固
    定ボルトを前記箱体の底部に縦貫したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の金属閉鎖形ス
    イッチギヤ。
JP3450397A 1997-02-19 1997-02-19 金属閉鎖形スイッチギヤ Pending JPH10234111A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012149421A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Murata Mach Ltd 耐震固定装置
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